画像
スペック(v0.7.3)
車体
耐久値 | 140 |
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最高速(km/h) | 64 |
車体装甲厚(mm) | 16/14/10 |
修理費(Cr) | 500 |
本体価格 | Gift Tank |
初期重量(t) | 7.25 |
実用出力重量比(hp/t) | 24.83 |
武装
名称 | 発射速度(round/min) | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 100mでの精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費 | 重量(kg) | 俯仰角 |
QFSA | 21 | 64/121/23 | 45/45/60 | 0.4 | 2.3 | 50 | 35/2G/19 | 83 | -10°/+25° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(deg/sec) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Tetrarch | 16/14/10 | 41 | 262 | 1,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Medous MAT | 180 | 20 | 362 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(deg/sec) | 重量(kg) |
Tetrarch | 7.9 | 47 | 1,000 |
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無線
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Type 9 | 545 | 100 |
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クルー
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
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拡張パーツ
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.320 |
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移動時 | 0.280 | |
発砲補正 | 0.259 |
解説
v7.1アップデートのイベントで配布されたTier2のソ連軽戦車。
元々イギリスの戦車だがレンドリース法(武器貸与法)に従ってソ連に供与された車両
スペック表のとおりTierIIにして40mm2ポンド砲を21RPMで発射可能。
さらに最高時速加速力共に申し分なしの超優良戦車。
走攻守のうち『走』『攻』に重点を置いた戦車と言える。
ただし防御力は『紙装甲』の一言に尽き正面でも16mmしかない装甲板ではM2軽戦車の初期主砲にすら
(.50ブローニングM2『重機関銃』にすら、つまりこのゲームのあらゆる全ての砲に)貫徹されうる薄さ
II号戦車の機関砲を食らった日にはHPが亜音速で削り取られるなど日常茶飯事なので、立ち回りには慎重に慎重を重ねる必要がある。
ただし前述のように攻撃能力と速力は優秀の一言なので、その二要素を生かせばスカウトにもトップガンにもなりうるポテンシャルを秘めている。
史実
(ハミルカーグライダーから発進するテトラーク)
1937年、イギリスのヴィッカース社は同社が開発しイギリス軍に採用されていたMk.4軽戦車の後継となる戦車の開発を開始した。イギリス軍はMk.4軽戦車に満足していたため当初は採用に乗り気ではなかったが、国際情勢の雲行きが怪しくなった1938年の終わりにはA17軽戦車「Mk.7」として120両が発注された。
それまでの軽戦車シリーズはカーデン・ロイド豆戦車を大型化したものがベースだったが、本車はそれらとは一線を画す車両であった。これまでの軽戦車や本車の計画段階では重機関銃程度だった武装は口径40㎜の2ポンド砲へと大幅に強化された。また足回りにはクリスティー式の大径転輪が採用され、起動輪と誘導輪を含む転輪4枚すべてが接地していた。
特に特徴的なのはその操向機構で、他の戦車のように左右の履帯の回転速度を変えて操向するのは本車においては一般的な方法ではなく、誘導輪と転輪をハンドルによって操向し、フレキシブル履帯がそれに追随して方向転換するという特殊な方法をとっていた。
一方で、装甲は最大14㎜とMk.4軽戦車と同等程度しか確保されていなかった。
本車は正式採用されたものの、イギリス軍はダンケルクからの撤退による重装備喪失や工場の爆撃などによって生産する兵器を絞らなければならなかったため生産は後回しにされ、最初の量産車が軍に納入されたのは1940年11月だった。
本車はマダガスカル侵攻作戦に参加したほか、レンドリースによりソ連に送られたものの目覚ましい成果を上げることはなく、冷却能力の不足から北アフリカ戦線にも参加することはなかった。イギリス軍が偵察任務には軽戦車ではなく装輪装甲車が望ましいと考えるようになっていたことも影響している。
一方で、空挺部隊が7.62tと軽量な割に高い攻撃力を持つ本車に目をつけ1943年に取得、ハミルカーグライダーに搭載して空挺作戦に投入することになった。「テトラーク」という名称は空挺部隊への移管の際につけられたものである。
空挺部隊としては1944年6月のノルマンディー上陸作戦のほか、1945年のライン川渡河作戦にも少数が参加したが、数が少なすぎ目立った活躍はできなかったようだ。
戦後もイギリス軍で配備されていたが、ハミルカーグライダーの退役に伴って1949年に全車が退役した。本車は最終的に177両が生産された。
派生型としては3インチ榴弾砲を搭載するCS型のほか、2ポンド砲の貫通力を高めるリトルジョン・アダプターを搭載した車両が存在した。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://combat1.sakura.ne.jp/Mk7.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mk.VIII_%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%BB%BD%E6%88%A6%E8%BB%8A
コメント
- この戦車で平原マップが楽しすぎる。高Tierで疲れたときの気分転換に最適。 -- 2012-01-29 (日) 16:17:30
- 連射砲的なのが苦手。それを除けば相当強い。 -- 2012-01-31 (火) 16:03:23
- 換気扇、カニ眼鏡、カモネットを装備し茂みに潜めば貫通力の高い砲も相まってTOPGUNを量産できる強車両。 -- 2012-02-01 (水) 02:09:31
- で、トップガン取れるけどなぜか負けまくりで「味方noob」とか文句垂れまくるんですね、分かります。ある程度スキルある人なら、快足を活かして序盤で有利なポジションを確保して、進撃の足掛かりを作って欲しい。そのほうが全体に貢献できると思う。 -- 2012-02-01 (水) 11:45:56
- このTier帯はほぼnoobしかいないので文句垂れる必要すらないかと。もちまえの機動力と遠距離狙撃で戦局をひっくり返すのも普通にできてしまう。 -- 2012-02-01 (水) 20:32:25
- noobじゃなくてNewbeeだろ -- 2012-06-14 (木) 11:39:54
- で、トップガン取れるけどなぜか負けまくりで「味方noob」とか文句垂れまくるんですね、分かります。ある程度スキルある人なら、快足を活かして序盤で有利なポジションを確保して、進撃の足掛かりを作って欲しい。そのほうが全体に貢献できると思う。 -- 2012-02-01 (水) 11:45:56
- オチキスキラー -- 2012-02-12 (日) 06:19:17
- それを考えるとTDに見えてくる不思議 -- 2012-03-31 (土) 07:33:00
- 低ティアのヘルキャットみたいな感じではあるな -- 2012-04-01 (日) 06:00:28
- それを考えるとTDに見えてくる不思議 -- 2012-03-31 (土) 07:33:00
- 低Tierの初心者狩り御用達の車両。まじでぶっ壊れ性能すぎる。 -- 2012-04-17 (火) 03:15:50
- 確かに恐ろしく強い。打ち合ったら駆逐戦車で5発近くはじかれて打ち負けた -- 2012-05-01 (火) 04:19:30
- こいつは弾く戦車じゃない -- 2012-05-01 (火) 11:01:28
- スペックで見ればね。実際は相手も低tierなので足を止めても十分打ち合えてしまう所がバランス崩れてる理由だと思う。 -- 2012-05-01 (火) 17:07:55
- こいつは弾く戦車じゃない -- 2012-05-01 (火) 11:01:28
- ごく稀にマウスや書記長のお部屋に放り込まれるのはMMの暴走か・・・? -- 2012-06-14 (木) 11:20:50
- 何でこいつnerfされないんだ? -- 2012-07-12 (木) 06:45:36
- 強いと言えば強いけど、かなり撃たれ弱いしイベント配布品だから38Hのような脅威でもないしね。視界範囲もtier2の中では狭いほうだし -- 2012-07-12 (木) 09:32:33
- カスタム内容としては100%乗員に各種スキルを合わせて、尚且つ換気扇を積めば完了。 -- 2012-08-04 (土) 13:39:24
- 至近から機関砲を食らうと一斉射で昇天する -- 2012-08-13 (月) 03:53:44