Object 252U

Last-modified: 2020-07-10 (金) 17:20:04

Tier8 ソ連 重戦車

  • Object 252U(略称:Obj. 252U)
    Objcet 252U-min.PNG

    Obj. 252U専用スタイル「地形改変」

    Demob.jpg

     
  • Object 252U Defender(略称:Defender)
    Defender-min.PNG
    ↑車体と砲塔にはソ連の国章と赤旗が描かれている。
    「Defender」とは、その名の通り「擁護者」「防衛者」を意味する。
    通常版との差異として履帯上のフェンダーが無いのが特徴である。ただし、通常版にあるフェンダーも空間装甲として扱われておらず、防御力に差はない。

    ちなみに

    モバイル版World of TanksことWoT BlitzではIS-3をモデルとしたIS-3 Defenderなるオートローダー車両がある。
    こちらも本車両と同様に履帯上のフェンダーが外されている事から、Defender(ディフェンダー)とDe(ディ)*1+Fender(フェンダー)を掛けているのだと思われる。

    砲身に書かれている「Враг не пройдёт」は「敵は通さぬ」という意味であり、元々は1937年のスペイン内戦時の歌である。*2

スペック(v1.0.1)

車体

耐久値1,500
車体装甲厚(mm)130/100/90
最高速度(前/後)(km/h)35/14
重量(t)51.5
実用出力重量比(hp/t)13.59
本体価格(Cr)10,950G相当
修理費(Cr)約10,000
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
122 mm BL-134AP
APCR
HE
225
265
68
440
440
530
1,7600.443.2301,025
4,800
608
2,790-6°/+20°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Object 252U250/150/1002435012,000
Object 252U Defender
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-12CN70015750
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Object 252U583011,000
Object 252U Defender
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
10RKM730100
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

Vertical StabilizerMk2Improved VentilationClass3"Cyclone" FilterFill Tanks with CO2RammerLarge Tank
Spall LinerHeavy"Wet" Ammo RackClass2Additional Grousers×Enhanced SuspensionTorsion Bars 5+ t Class
 

隠蔽性

Obj. 252U
(無塗装)
Defender*3
非発砲発砲時非発砲発砲時
静止時6.95%1.25%8.95%1.61%
移動時3.48%0.63%5.48%0.99%
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.17.1新規実装
v1.0.1Defenderの隠蔽性を修正

解説(v0.9.17.1)

  • 火力
    • 122 mm BL-13
      440というTier8の122mm砲としては高い単発火力を誇る。DPMはIS-3のBL-9と同じく同格HTの中ではやや低めであり、また精度・照準拡散も劣悪だが、それでも一発一発を確実に貫通させることができれば敵にとって大きな脅威となるだろう。幸いにして貫通力は通常弾のAPが225mm、課金弾のAPCRが265mmと十分な性能を持っている。
      なお、アメリカの同格課金重戦車T34と比較した場合、貫通力は劣るものの、単発火力で勝っている。
       
  • 装甲
    Tier8重戦車として優秀な防御力を有する。対Tier10車輌であっても場合によっては相手を苦戦させ、そのまま完封できる場合がある。ただし心得のある相手は比較的薄くまた面積の大きい車体下部を抜いてくるため、撃ちあいの際は極力ここを隠すように立ち回ろう。ハルダウン、豚飯が有効である。

    格納

    252U.PNG

    • 砲塔
      砲垂直部分で250mmとかなりの防御力を誇るが、キューポラは150mmと明確な弱点となっている。
      しかし天板は55mmあり、IS-3等のような3倍ルールで貫通されやすい所謂"デコハゲ"は無い。
      防盾の向かって右側(2つの穴がある方)は240mm微傾斜+全域裏装甲0mmのため、課金弾や上位砲ならば貫通できる可能性がある。キューポラが狙い辛ければ面積が広いこちらを狙うのもアリ。
      側面は150mm+傾斜で200mm相当のため、側面を見せていても迂闊に撃つと安定しない。
      背面は100mmしかないためTier6でも貫通可能である。
      尚、砲塔が若干後ろよりに配置されているため、昼飯の形で飛び出し撃ちをする際は気を付けよう。IS-3と似たような感覚で使おうとすると若干出過ぎてしまい、最悪履帯ごと車体を撃ち抜かれてしまう。
    • 車体
      ソ連お馴染の楔形装甲。
      車体装甲上部は正面向き時に70°の跳弾角度を超える強烈な傾斜が掛かっており、APで350mm相当、HEATで450mm相当に達する。車高が高い車両からのAP弾に対しても300mm相当とかなりの装甲を維持できる。
      楔形装甲では仇となる昼飯の角度を取った場合であっても、250mmほどの装甲厚を維持する。
      車体下部は220mm前後であり、上部と比べれば薄いが、それでも並の同格重戦車の車体上部装甲に匹敵する装甲厚を持つ。
      操縦手ハッチやターレットリングの垂直部分も250mm厚なので弱点とは言いがたい。
      同じ楔形車体を持つIS-3同様に正面を向いている時に最も装甲が厚くなるが、上部の装甲厚に余裕があるため、下部を隠せない場合は20°ほどの昼飯の角度を取って下部の増厚を優先させた方が良い。
       
      側面・背面上部も90~100mm+傾斜で140~180mm相当となり格下を寄せ付けない。ただし共に下部は垂直に近いので過信は禁物。
      側面の空間装甲(30mm)の裏装甲は45mm。14センチ以上の口径から3倍ルールが適用されるが横向きに甘い角度を取ってない限りは命中し辛い。
       
      車体の天板は30mmで、自走砲の榴弾が貫通する可能性がある。底板はたった15mmしかないため、至近弾の爆風で大きなダメージが入りやすい。
       
    • 本車への対処法
      正面から相対した場合、貫通力が220以下であると車体下部でも安定して貫通しない本車は、格下車輌や貫通力不足の小口径砲では非常に厄介極まりない相手と言える。
      まずはまともに相手せず引くことを最優先にすると良い。貫通可能な砲か大口径榴弾砲を搭載した車輌の前までどうにか引きずり出して、攻撃性能に優れた味方との撃ち合いを履帯切りなどで援護しつつ戦うと、対処しやすくなる。
      またキューポラが飛び出ているので高精度の砲なら狙うのもいいだろう。密着された場合もここを狙うとダメージを入れやすい。当然ながら至近距離で弱点を狙撃しなければダメージが通らない関係上非常に不利な撃ち合いとなる。
      IS等の大口径砲車両ならば、HEで履帯や主砲などに攻撃を行い、損傷を期待しながらチマチマHPを削るのも有力な選択肢になるだろう。
      つまり正面を向けた252Uと言うのはそのくらい厄介な装甲を持っており、貫通力に乏しい小口径砲などでまともに相手をする事を考えてはいけない。
       
      側面から攻撃する際は車体上部や砲塔側面ではなく履帯裏を狙うと良い。そこは垂直な100mm装甲なので、唯一格下の通常弾でも高い貫通率を見込める。
      旋回性能が若干低めなのもこの車輌の欠点で、NDKができる車両だったら機を見て試すのもアリ。
      ただし前述の通り、側面・背面からまっすぐ車体を撃っても上部はAPで140~180mm相当。軽戦車の通常弾で抜くのは容易では無く、さらに斜めに撃ってしまえば軽く200mmオーバー、角度によってはそもそも強制跳弾となるため、倒すまで何周も回る破目に陥りやすい。
      ちなみにAPCRやHEATだと標準化角度の差でさらに分厚くなるうえ、HEATは車体側面下部の空間装甲と履帯に吸われる関係で、金弾を使っても貫通率はさほど改善されない。
       
      同格以下には完全無欠に近い装甲であり、対処可能な車両が落ち着いてしっかりダメージを入れないとひたすら無双されてしまう。耐久が低い分上手くいけば楽に撃破できるため、隙を見せた時には多少無理をしてでもダメージをとっておきたい。
       
  • 機動性
    最高速度、出力重量比、履帯性能と全てにおいてIS-3に劣るが、重戦車としては高水準で陣地転換には困らないだけの十分な機動性を有している。
     
  • 総論
    走攻守が高い水準でまとまった戦車であり、Tier8課金重戦車では最強格と言える。
    特に守備、装甲面では正面ならば多くの格下の攻撃をほぼ受け付けず、ハルダウンを行った場合にはTier9駆逐戦車ですら確実な貫通を望むことは難しくなる。
    加えて単発火力も高いため、ターン制バトルに持ち込めば本車の有利は揺らがない。
    あえて弱点を上げるならIS-3に比べると多少キューポラが飛び出ているということだろうか。
    ソ連戦車らしく低めの砲精度から狙撃は不向きであり、重戦車らしく最前線での運用を心掛けよう。
     

史実

257-1.jpg
↑1944年11月末に再設計されたIS-6(Object 252U)

 

1944年6月初旬にコーチン技師から提案されたIS-6は、2つのバリエーションがあった。
機械駆動式のObject 252、電気駆動式のObject 253の2種類が試作された。
試験の結果、この2つの重戦車はサスペンションや駆動装置に問題*4があり、最高速度も競合する他車両よりも低く、特に優れた部分が無かったのが致命的だった。
コーチン技師はObject 701(IS-4)と一緒にデモンストレーションの為に残存の試作車両をモスクワへ送ったが、IS-6の運命には影響しなかった。
同年11月にObject 252は再設計され、これがObject 252Uと呼ばれたが採用されなかった。
しかし、それを元にしたObject 257およびObject 260を経て、有名なIS-7へと至ったのであった。

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1,アーカイブ2,アーカイブ3

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。
追記:上記外部掲示板(の後継の外部掲示板)には、この車両専用のスレッドがありますので、探して下さい。


*1 英語の接頭辞"De"には「分離」「降下」「悪化」「否定」の意味がある
*2 ソ連がスペイン政府の人民戦線側、ナチスドイツがフランコ将軍のクーデター側を支援した内戦の事。ピカソの「ゲルニカ」のモチーフである、ゲルニカ空爆などで有名
*3 塗装済の値
*4 片方のIS-6(電気駆動式のObject 253)は試験中に爆発事故を起こして失われた