Tier 10 イギリス 重戦車 (配布戦車) / 略称: T95/FV4201
Chieftain/T95の逆バージョンである。
一般的なChieftainと比べると砲塔がすっきりしており、試作戦車感を漂わせている。
スペック(v1.22.0)
車体
耐久値 | 2,200 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 127/89/48 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40/15 |
重量(t) | 60 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.67 |
本体価格 | 22,500G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
120 mm Tank Gun L11 | 5 | APCR APCR HESH | 270 311 140 | 440 440 530 | 2,200 | 0.35 | 2.1 | 1,150 1,334 1,067 | 40 | 1,050 4,800 950 | 1,808 | -10°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T95/FV4201 Chieftain prototype | 350/175/35 | 30 | 410 | 18,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Continental AOI-1195-5A | 1,000 | 15 | 998 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T95/FV4201 Chieftain prototype | 65 | 28 | 15,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
C42/B47 AFV stations complete | 750 | 80 |
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乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader(Radio Operator) |
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拡張パーツ
Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
× | × | Class1 | Class1 | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 6.84% | 1.3% |
移動時 | 3.42% | 0.65% |
車両に関する変更履歴
v1.4.0 | 新規実装 |
v1.22.0 | 車体の旋回速度を33度/秒から28度/秒に低下 装填時間を10.5秒から12秒に延長 APDS L15A1弾の貫通力を322 mmから311 mmに低下 最大速度を46 km/hから40km/hに低下 |
解説(v1.4.0)
- 概要
v1.4.0で追加されたTier10のイギリス配布重戦車。CWイベント「戦場の虎」の報酬車輌。
アメリカ・イギリスが開発中だった主力戦車T95およびFV4201のモジュールを共有化する計画案である。
同国Tier10HTには似たような車両がクライアントに存在しているが*1、それらとは別車輌。
- 火力
仰俯角は+20/-10°と広く、砲塔装甲の割に砲塔旋回速度も高い。- 120 mm Tank Gun L11
120mm砲*2でありながら122mm砲と同等の440ダメージを持つ。
砲性能はSuper Conquerorにこそやや劣るが重戦車としては全体的に良好であり、短所は照準拡散が平均より僅かに大きい程度。
ただし装填時間は単発火力の割に長めでありDPMは控えめである。良好な砲性能と砲塔装甲を生かして丁寧にダメージを取っていく必要があるだろう。貫通力は通常弾が270mmとかなり高いが、課金弾は311mmと平均的。弾速は何れも優秀。
HE弾は140mmと貫通力が高く*3軽装甲の相手にはかなり効果的。重戦車相手でも背面装甲ならば十分に貫通が見込める。
- 120 mm Tank Gun L11
- 装甲
砲塔正面装甲が異常に硬いため、ハルダウンが極めて効果的である。
耐久値は英国車輌としては珍しく低め。
上段:対通常弾(120 mm Tank Gun L11)
中段:対395HEAT(Obj. 268、WZ-113G FT、Foch 155)
下段:豚飯(対通常弾)
装甲モデルはtanks.ggより- 砲塔
正面全域が平地で傾斜込み350mm超の防御力でありかなりの防御力を発揮する。
唯一キューポラは200mm程度の明確な弱点であるが、かなり小さいため平地であっても狙いにくく俯角を取ると簡単に隠すことができる。ハルダウン状態で俯角を取ると傾斜が増し、対AP弾で400mmを超える防御力を発揮するためまず貫通されることはない。
実装甲厚にはムラがあり向かって左側の傾斜部分が装甲厚175mmと僅かに薄いため平地では高貫通の課金弾に貫通されうる。それ以外の場所は最低でも215mmあるためHE弾の爆風ダメージも十分に低減してくれる。砲身付け根の「く」の字型になっている装甲部分は、撃ち上げられると下半分の傾斜が相殺され310mm程度と貫通されうる。俯角を取った場合にこの部分の傾斜が減少し弱点となるため、ハルダウンで顔を出す場合は最小限に止めよう。
砲塔側面は後ろに行くほど装甲が薄くなるが、20度ほどまでのよそ見なら防御力が損なわれる事は無い。
砲塔背面や天板は装甲厚35mmとかなり薄い。 - 車体
車体正面装甲上部は127mmの装甲に傾斜が65°ついており実質290mm、5°の標準化と撃ち下ろしを加味すると平地で245mm程度の防御力と同格重戦車以下の通常弾は防ぐことがある。操縦手ハッチのある最上部は50.8mmだが傾斜がきつく、撃ち下ろされない限りは跳弾角度となる。
車体正面下部は傾斜45度152mmで220mm相当。上部と合わせて角度をつければそれなりの防御力になるため、角からきつい角度をつけて車体正面だけを出し跳弾を誘うということは可能。車体側面は89mmの垂直装甲と薄めで跳弾以外ではほぼ防御力を発揮しない。サイドスカートは5mmの空間装甲扱い。
豚飯の姿勢は車体正面の切り欠きの傾斜が減ってしまうため一時凌ぎ程度と考えておこう。ただし一見すると傾斜部分がわかりにくい上に、車体下部を晒すよりは遥かに弱点部分は狭くなるのでハルダウンが出来ない市街地などでは積極的に利用したい。
- 砲塔
- 機動性
最高速度は40km/hと平均程度であるものの、良好な出力重量比と履帯性能によりかなり軽快に動く事ができる。
特に近距離のポジション変更などではまず困らない。
配置の振り直しも比較的しやすいので臨機応変に自分に有利な場所に移動しよう。
- 偵察性
視界が410mと他の重戦車に比べると僅かに長いという特徴を持ち、なおかつ隠蔽率がObject 277と同値で高めであるため重戦車同士ならば偵察性で負けることはない。
- 総論
走攻守を兼ね備えた強力な万能型重戦車である。
長年Tier10の中でも最強格のひとつとして君臨していたが、流石に性能が突出し過ぎていたため取得難度の高い報酬車輌としては例外的に弱体化された。調整前と比べ機動力と装填時間、貫通力を大きく落とされたことで以前のように無茶苦茶な戦い方はできなくなった*4。一方で強みである石頭は健在で、ハルダウン姿勢が完全に決まると同格駆逐戦車の課金弾ですら貫通は不可能であり、自走砲以外で崩す手段はほぼなくなってしまう。
弱体化されたとはいえ火力と機動力も重戦車としては十分良好であり、最強格とはいかないまでも依然として統計においてあらゆる項目でTier10内の上位を維持している。ロールは万能型重戦車であるが、頭の硬さと機動力の高さから万能型重戦車の様な動きが可能である。最高速度でこそ劣るものの一度前線に到着すれば砲塔の防御力や砲性能で優位を得ることができる。
弱点としては車体装甲の薄さと耐久力の低さがあり、DPMが低下したこともあり車体を晒しての削り合いに持ち込まれると脆い。
あらゆる状況に対応できる性能を持っており、存分にその性能を引き出せるかは駆け引きを含めプレイヤーの腕の見せどころである。
史実
この新型重戦車の開発は、イギリスで 1951 年に開始されました。本計画においては、FV4201 チーフテン (Chieftain) とアメリカの T95 戦車に兵装の互換性 (砲塔を含む) を持たせることが検討されていました。しかしこの案を採用した場合、その搭乗員が 2 種類の砲制御システムの操作を習得する必要が生じることから、訓練が困難となるため、計画は中止されました。(ゲーム内説明より)
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戦績全体が数%落ちているようなので火力と足回りのナーフはかなり痛かったみたいですね。 -- 2024-01-08 (月) 07:34:51