マッケンゼン級巡洋戦艦 1番艦 マッケンゼン

性能諸元
・基本性能
| Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | 派生元 | Derfflinger |
| 国家 | ドイツ | 派生先 | Prinz Heinrich |
| 生存性 | 継戦能力 | (-) 52,300 | |
| 装甲 | 全体 | 6-300mm | |
| 艦首甲板 | 26-50mm | ||
| 甲板 | 25mm | ||
| 艦尾甲板 | 25mm | ||
| 砲郭 | 26-270mm | ||
| 底部 | 40mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | (-) 22% | |
| 機動性 | 機関出力 | 90,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 28.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 780m | ||
| 転舵所要時間 | (-) 14.0秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | |
|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 13.2km | 15.2km | 11.3km | |
| 航空発見距離 | 10.3km | 13.3km | - |
| 射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | FKS Typ 6 mod.1 | 15.1km | 175m | |
| FKS Typ 6 mod.2 | 16.6km | 187m |
| 主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 350mm/45 | 4基×2門 | HE弾 4,500(27%) AP弾 10,500 | 28.0秒 | 30.0秒 | HE Spr.Gr. L/4.2 Bdz AP P.Spr.Gr. L/3.6 |
| 副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 150mm/45 SK L/45 88mm/45 Flak | 14基×1門 8基×1門 | HE弾 1,800(10%) HE弾 1,000(4%) | 8.57秒 3.6秒 | 5.6km |
| 対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 短 | 7.92mm MG 08 machine gun | 20基×1門 | 130 | 75% | 1.5km | |
| 長 | 88mm/45 Flak | 8基×1門 | 32 (1×840) | 75% | 4.6km |
・アップグレード
| スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
| 1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
| 副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
| 弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
| 応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | ||
| 2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% | |
| 機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
| 水中聴音改良1 | 水中聴音の有効時間 +20% | ||
| 3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% | |
| 副砲改良1 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
| 対空砲改良1 | 優先対空セクターの準備時間 -20% | ||
| 射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
| 4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
| 推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
| 操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% |
・消耗品
ゲーム内説明
マッケンゼン級巡洋戦艦は第一次世界大戦中に建造されました。前級に比べ最も強化されたのが主砲で、強力な火力を誇る 350 mm 砲を搭載していました。
新たな巡洋戦艦を設計する際には、主砲の問題が最も重要でした。新型艦の兵装としては、3基の砲塔に6門の380mm砲を搭載する案や、10門の305mm砲を搭載する代替案など、様々な選択肢が提案されました。最終的には、妥協策として8門の350mm砲を搭載することが決定され、マッケンゼン級巡洋戦艦としてまとめられました。しかし竣工まで僅か15カ月という時点で、戦争の終結に伴い建造は中止されました。
解説
ドイツの第2ツリーTier6戦艦。姉より優秀な妹が存在するともっぱらの噂。
- 消耗品
短期決戦仕様。
ツリー共通の水中聴音(独巡仕様)と使用回数制限ありの高速応急工作班、そして回数が通常より1回少ない修理班を備える。連続して火災を入れられる展開ではその度に修理が間に合ってしまうが、そもそも回数制限があるため使い所を誤ると一番使いたい場面で使い切ってしまっている事も。ツリー共通であるが、いつ応急工作班を使うかは慎重に考えていかなくてはいけない。
- 抗堪性
少し悪い。
艦首・艦尾ともに25mmと、同格巡洋艦のHEは勿論のこと、戦艦からは口径380以上のAPで強制貫通される。同格ではバイエルンがそれに当たる。しかもタートルバック装甲では無いため、角度をある程度つけないと致命傷になりかねない。ヘイト管理には注意。角度をつければダメージは抑えられるため側面を見せない基本を守りたい。
船体が細いおかげで雷撃を回避しやすいのは数少ない長所である。
- 主砲
悪くはない。
主砲の素の装填速度は同格戦艦だとDunkerqueを除き最速である。また、散布界もシュペーと同じものになっているため、巡洋艦にとっての脅威となる。精度にやや難がある(副砲アプグレを採用すると尚更)事には注意。また本艦から4番砲塔(T8は3番砲塔)が全周砲塔になり、常に6門の砲を指向できるようになる。180度旋回も早く(30秒)のため、機動戦でも困る事はないだろう。
- 副砲
最良クラス。本艦から副砲精度が高精度副砲の代名詞であるマサチューセッツと同等になっている。
片舷あたり150mm砲(38mm貫通)7門と88mm砲(22mm貫通)4門を備える。最大射程は8.5km。
88ミリ砲は駆逐船体、大型艦の上部構造物を貫通できる。IFHEを取得する事で26ミリ装甲を貫通できT7までの戦艦の船体装甲を貫通できるようになるが、88ミリ砲の門数の少なさと火災率半減の効果を考えると取得するメリットはまだ小さいだろう。
- 魚雷
無い。次級のtier7プリンツ・ハインリヒから。
- 対空火力
ドイツ戦艦らしく強力な両用砲により強力な長距離対空を持つ‥‥のかと思いきや、同格最悪クラスの対空。つまり極めて悪い。
両用砲であるのは4機の88ミリ砲のみ、長距離対空の継続ダメージはあるだけマシの32である。
短距離はまだ130と「無くは無い」が1.5キロとあまりにも射程が短いため、敵機が攻撃してからやっと対空砲が攻撃するなんてこともある。同格空母の艦載機耐久がスキル等込みで1000近いことを考えると攻撃前はおろか1waveで1,2機落とせるのかも怪しいレベルであり、空母からすれば浮かぶ経験値ボックスである。P.E.F.から明確に差別化されている点である。
クロスを取る、接近戦をするといった本艦の基本的な運用方法では孤立を避けられず、弱対空である本艦にとって「ドイツ戦艦」らしい立ち回りが命取りとなる。劣悪な航空隠蔽により空母からは狙い易く、また孤立や突出でもしていれば無いに等しい対空と合わさり必ずと言って良いほど粘着をされるだろう。対空の高い味方艦にできるだけ寄り添うと共にベアルンのような制空空母と分隊を組む事が望ましく、それでも航空機に粘着されたらF6を連打しながら高回転の応急工作班で粘る必要がある。
- 機動性
悪くはない。
このツリーの特性上最高速度はそこそこあり、tier6内の戦艦でも屈指のスピードを誇る。
一方、旋回半径が780mでありこれはtier6戦艦の中でも劣悪の一言に尽きる。舵も重いため被雷しやすい上、機関が弱いのか被雷すると高確率で機関停止に陥る。加えて、停船状態からの加速はデチューンされているらしく「島影に隠れて飛び出す」ような動きには向かない。しかし水中聴音を使用すると魚雷の回避ができないほうが難しくなる。
- 隠蔽性
特殊。
T6BB最良の海上隠蔽と最悪の航空隠蔽を併せ持つ。海上隠蔽は最良11.5kmであり、重巡並み。副砲射程との差は3kmであり相手に接近戦を強要しやすい。13km代の妹と比して明確な長所である。姉より優れた妹など存在しねえ!
一方航空隠蔽は扶桑(の9.7km)すら下回る驚異の10.28kmでありtier6戦艦の中で最悪。いくら海上隠蔽が優れていても空母に見つかったら台無しになる 。空母戦ではF6を連打しつつ高対空の味方巡洋艦をストーキングして機をうかがうのがオススメである。
- 総評
チグハグな性能を持つ不幸艦。
巡洋戦艦らしくその足と隠蔽を生かしてクロスを取る、接近戦に持ち込む等動き回りたいが、空母劣悪な対空性能ゆえにそれらの動きが大きく制限されている。
兎に角空母に粘着されない事が重要であり、その事がこの船を難しくしていると言っても過言では無い。
また魚雷がないことから瞬発火力が低く単純な撃ち合いや接近戦では副砲のアドバンテージがあっても手痛い損傷を受けてしまう。しかし副砲のパワーアップも合わせ打撃力は向上しているため扱い次第では敵を次々と破壊し全線を崩壊させられる。黙っていても殺されるなら死ぬ前により多くの敵を殺せば良いのであり、それをするに十分なポテンシャルは備わっている。
また消耗品にバイエルンにはないソナーを持っており、潜水艦が徘徊する海域でも強気にプッシュをかけたり、例え駆逐のような魚雷持ち艦艇であっても魚雷をダイナミックに避けながら返り討ちにできるのが本艦である。
味方巡洋の対空の傘をうまく利用(寄生)しつつ機をうかがい、隠蔽と速力を活かして敵を粉砕する。これが出来れば、例えその後空母に粘着され沈んだとしても結果がついてくるだろう。
史実
マッケンゼン級巡洋戦艦 (Große Kreuzer der Mackensen-Klasse) は
ドイツ帝国海軍が計画した巡洋戦艦。同型艦は4隻である。全艦未成。
マッケンゼン級巡洋戦艦 - Wikipedia
小ネタ
編集用コメント
- 消耗品を現行フォーマットで更新 -- 2024-07-07 (日) 23:30:23
- 装甲レイアウト追記 -- 2024-09-23 (月) 13:11:01
- ゲーム内説明(v13.8版)追記 -- 2024-09-23 (月) 13:11:30
- 悪意のある編集及び、編集報告がないため差し戻ししております。 -- 管理人 2024-12-03 (火) 16:01:40
- region→fold置き換え -- 2024-12-07 (土) 17:11:18
コメント欄
- 常にボトムでCV戦場なら活躍の場はほぼゼロなので護衛艦として囮に。 -- 2022-09-04 (日) 07:33:21
- 弱すぎる… -- 2022-09-10 (土) 16:51:00
- 訂正 この後解説読んで10戦ほど乗ったけど、味方と連携取れれば空母もそこまで怖くないし、主砲も当たる&機動性も良いから割と強いな笑 -- 2022-09-13 (火) 23:26:52
- 航空発見距離がね・・・。空母への対処が上手くできれば、そこそこ強い艦かなと思う。 -- 2022-09-13 (火) 23:36:29
- 訂正 この後解説読んで10戦ほど乗ったけど、味方と連携取れれば空母もそこまで怖くないし、主砲も当たる&機動性も良いから割と強いな笑 -- 2022-09-13 (火) 23:26:52
- バイエルンより実質的な火力高いは無いわ tier6で38cm積んでる優位性がデカすぎる -- 2022-12-07 (水) 09:15:25
- 低ティア独巡戦の低火力高生存性から高火力低生存性に性格が変わって近接仕様の英巡戦みたいな -- 2022-12-16 (金) 12:58:15
- ランダムオペレーションのCPUの艦爆にフルボッコでわろた。 -- 2023-01-13 (金) 11:37:00
- 紙ペラ装甲で縦でも直ぐ抜かれる一方、AP弾はちょっとでも角度あると不貫通だし、HE弾でなかなか燃えないし、良いとされる散布界で全弾スカ連発するんだが・・・。乗っててストレスがたまる。 -- 2023-01-30 (月) 23:44:13
- ばらけちゃって全然当たらない…なんでだろ -- 2023-02-13 (月) 22:26:24
- 日頃の行いのせい -- 2023-05-11 (木) 00:54:14
- 修理班の使用回数はまじクソ。開発は糞やろう!!潜水艦に航空機に駆逐にと足りるわけがない。ロシアに核でも落としとけ -- 2023-07-09 (日) 15:04:14
- 弾の出るゴミ -- 2023-08-13 (日) 18:13:45
- この船ネガティブなコメ多いなぁ。何故そう思うんだい? -- 2023-08-13 (日) 20:28:01
- 対空弱いってのと応急工作班のせいで上手くプッシュしても一瞬でフォーカスされると死ぬから尚更動かし難い気がする。前も空母に粘着され何も出来なかった。まぁ所詮6なんだから文句あるならフリーで飛ばせって話だからあんま自分は言わないで置いてる。 -- 2023-08-13 (日) 20:51:18
- 航空隠蔽悪いのと対空弱いのは明確な弱点だね。だから周りの巡洋艦の近くから離れない事は必要。でも応急工作班は準備時間短い高速タイプなんで瞬間のフォーカスには強い筈だよ。島とか利用して接近戦でタイマンに持ち込めばかなり強い船なんで立ち回りを工夫して頑張れ~。 -- 2023-08-13 (日) 20:58:38
- この船ネガティブなコメ多いなぁ。何故そう思うんだい? -- 2023-08-13 (日) 20:28:01
- ボトム空母ありで味方が防空意識無い時は他の戦艦より2回りくらい地獄。射程、対空、航空隠蔽どれか一つでいいからくれ -- 2024-03-09 (土) 18:37:36
- 副砲火力は負っけんぜん -- 2024-03-09 (土) 21:36:21
- やっぱ闘争だと副砲が輝くね -- 2024-07-23 (火) 15:34:44
- プリンツエーテルフリードリヒ「やぁ、兄弟」 -- 2024-07-23 (火) 17:18:05
- T5では? -- 2024-12-03 (火) 15:00:04
- いくら影が薄いとはいえ忘れないであげてください… -- 2024-12-03 (火) 15:06:09
- 流石にオペレーションは厳しいね -- 2025-02-01 (土) 19:44:10
- tier6なら最優秀、何ならボトムでトップ取れるくらいには強いと思うよ(自分はランダムのほうがきつい)。同格の巡洋艦は火力出せても抗堪性足らないし、コイツは収束する副砲とソナーもある。対空もシナリオだとほぼ気にならないけど、唯一エルメスのAP爆撃だけは注意。リアルに破壊一される。 -- 2025-02-02 (日) 02:11:17
- 個人的には今回の2対2の闘争では主砲が(特に対巡洋艦においては)非常に使いやすかった印象。ただし、他では運用していないから強い弱いは判断しにくいです… -- 2025-05-29 (木) 16:51:07
- おーい88mm副砲の貫通力15mmだぞ。IFHEで18mmなんで修正お願います。 -- 2025-10-08 (水) 02:33:18
- あれ?と思ったら88mm砲の方はドイツ優遇(1/4)じゃないのか -- 2025-10-08 (水) 02:45:31

