ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦 モンカルム

性能諸元
・基本性能
| Tier | 6 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
| 国家 | フランス | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | 27,300 | |
| 装甲 | 艦首艦尾 | 16mm | |
| 中央甲板 | 25mm | ||
| 中央側面 | 16-105mm | ||
| 上部構造物 | 10-95mm | ||
| 砲塔 | 50mm | ||
| 防郭 | 20-105mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | 10% | |
| 機動性 | 機関出力 | 84,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 31.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 650m | ||
| 転舵所要時間 | 7.7秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | |
|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 12.9km | 14.9km | 6.7km | |
| 航空発見距離 | 5.7km | 8.7km | - |
| 射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 18.0km | 157m |
| 主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 152mm/55 | 3基×3門 | HE弾 2200(12%) AP弾 3200 | 8.6秒 | 15.0秒 | HE AP |
| 副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 90mm/50 | 4基×2門 | HE弾 1300(5%) | 4.0秒 | 5.6km |
| 魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 550mm 23DT | 2基×2門(門) | 14833 | 60秒 | 6.0km | 60kt | 1.3km |
| 空襲 | 船体 | 機体 | 小隊数 | 出撃機数(HP) | 搭載量 | 射程 | 最大ダメージ | 準備時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | Br.521 Bizerte | 1 | 1(2,000) | 1 | 6.0km | 2,900 | 30秒 |
| 対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 短 | 20mm Oerliokon(Mk.4 砲座) | 16基×1門 | 137 | 85.0% | 2.0km | |
| 中 | 40mm Bofors(Mk2砲座) | 6基×4門 | 189 | 90.0% | 3.5km | ||
| 長 | 90mm/50 Mle 1926(Mle1930砲座) | 4基×2門 | 21 (1×980) | 90.0% | 4.6km |
・アップグレード
| スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
・消耗品
ゲーム内説明
全6隻のラ・ガリソニエール級軽巡洋艦のうちの1隻であるモンカルムは、第二次世界大戦勃発時のフランス海軍における最も近代的な軽巡洋艦の1隻でした。戦争の最初の数か月間には本艦は北太平洋で活動し、ノルウェー戦線に参加しました。本艦は1943年にアメリカで近代化改修を受け、対空兵装と無線設備が強化されました。1944年6月、モンカルムはオマハ地区で連合軍のノルマンディー上陸作戦を支援しました。戦争後半には、南フランスの解放に参加しました。
解説
初心者で購入を検討されている方へ
「Dデイコンテナ」とともに実装された、フランスTier6プレミアム巡洋艦。
La Galissonniereの同型艦。Tierが変わらないこともあって大部分は変わらないが、射程が18kmという特徴を持つ。
- 抗堪性
La Galissonniereと同じ性能を持つ。
船体の大半が16mm装甲であり、上部構造物も大きいためほとんどの主砲弾がダメージになり得る。
舷側に105mm装甲があるにはあるが、ごく狭い範囲にとどまり、艦首まで伸びていないため、有効活用するのは難しいだろう。
VPが水面から出ているため、耐えるよりも当たらない立ち回りが求められる。
- 主砲
Tier6最高の18kmという射程を誇るほか、La Galissonniereよりも装填が0.4秒早くなった。
これにより、DPMがわずかに増えている。
砲旋回は据え置きの15秒であり、艦長スキルの自由度は変わらない。
火災率も据え置きであり、早くなった装填時間を加味すれば、より火災を引き起こしやすく強化されたと言える。
主砲装填ブースターが同様に搭載されており、ここぞという場面では大火力を発揮できるだろう。
- 魚雷
なんと射程が3km減って6kmになってしまっている。
その他の諸元は同じなので、純粋に弱体化している。
門数の少なさも相まって、魚雷を軸に添えるのは難しいだろう。
- 対空火力
La Galissonniereと全く同じ性能をしている
- 機動性
なんとエンジンブーストがなくなっている。
ポケット戦艦のAdmiral Graf Speeを除けば、実質ワースト1位の機動性である。
緊急時には35.8knot出すことができた機動性が本艦には無いため、
立回りにはより慎重を期す必要があるだろう。
- 隠蔽性
La Galissonniereと全く同じ性能をしている。
- 総評
端的に言えば、魚雷と機動性を犠牲に射程18kmを得たLa Galissonniereである。
そのため、射程を活かす立回りを心がけないとLa Galissonniereと大差ない、もしくは少し小さい活躍になるだろう。
この艦において強く意識しなければならないのは味方の位置や状況である。
エンジンブーストがなくなったことで31knotで落伍しないようにどう立ち回るかが求められる。
低い抗堪性も相まって、孤立すれば厳しい状況に置かれるのは避けられないだろう。
また、長射程の砲を生かすにも味方の状況が重要である。
18kmという距離はTier6のほとんどの艦に対してアウトレンジできるが、誰かの視界が必要になる。
視界を取ってくれているのは誰なのか、支援が必要なのはどの艦なのかを的確に判断して火力を提供しよう。
本艦は戦場の状況を把握し、味方の位置を把握し、自艦が何をすべきか判断するという熟練者向けの性能となっている。
史実
F C de la Méditerranée社ラ・セーヌ造船所にて1933年11月15日に起工、1935年10月26日進水、1937年11月に竣工した。
就役後はブレストの第4巡洋艦戦隊に所属。フランス領インドシナに派遣されてサイゴン方面の哨戒任務に就いた。
1938年1月よりフランス大西洋艦隊に所属し、第二次世界大戦時には大西洋での船団護衛やドイツ海軍の「シャルンホルスト」と「グナイゼナウ」に備えての哨戒任務に従事した。
フランスの降伏後の1940年4月にはメルセルケビル港に移動し、現地でヴィシー政権に属し、フランス領北アフリカのアルジェ港に留まった。
連合軍のメルセルケビル海戦以降は北アフリカよりツーロンに移動した。
ヴィシー政権は1940年9月9日に植民地の支配維持のため「モンカルム」の姉妹艦「ジョルジュ・レイグ」「グロワール」と大型駆逐艦「ル・マラン」、「ル・ファンタスク」、「ローダシュー」を出撃させた。
この艦隊は9月11日に妨害を受けることなくジブラルタル海峡を通過し、9月12日にカサブランカに到着した。
9月18日、3隻のフランス巡洋艦はダカールを出航しガボンへ向かったが、オーストラリア海軍の重巡洋艦「オーストラリア」とイギリス海軍の重巡洋艦「カンバーランド」に発見された。
リーブルヴィル沖で追跡してきた二隻と戦闘になり、「モンカルム」は「オーストラリア」を退けたが、機関の故障で僚艦より離れてしまった「グロワール」は「オーストラリア」に捕捉され、カサブランカに送られた。「モンカルム」と「ジョルジュ・レイグ」はダカールへと帰還した。(ダカール沖海戦)
1943年のトーチ作戦により北アフリカ行政の最高責任者であったダルラン大将は連合軍への停戦を受諾したことにより「モンカルム」は連合軍側に所属する事となった。
4月より自由フランス海軍の艦艇として再就役してダカールを母港にして大西洋方面の哨戒任務に就いた。
アメリカのフィラデルフィアで2月から8月にかけて近代化改装を受け、艦橋の背後に四脚型のマストを新設して各種レーダーの装備と対空機関砲の更新が行われた。
1944年1月までダカール沖から南大西洋で任務に就いた。
その後、ラ・セーヌ造船所で1946年1月まで整備に入った。
インドシナ戦争時には艦砲射撃に就いた。(第一次インドシナ戦争)
1957年にチュニジアで予備役になりハルクとなった。
1959年に除籍後、1969年に廃棄船「Q457」に対別されて1970年に解体処分となった。
小ネタ
編集用コメント
- ページ作成。諸元表のテンプレも張り付けときました。 -- 2024-02-01 (木) 12:41:56
- 諸元とゲーム内解説を記載 -- 2024-06-06 (木) 15:04:14
- 解説の追加 -- 2024-06-06 (木) 18:09:20
- 史実欄を追加 -- 2024-06-06 (木) 18:30:09
コメント欄
- これパッと見て、De Grasseにくらべてステータスがすべて劣化で弱すぎて、何の意味があるのかと。T5とかじゃないよね・・・。 -- 2024-05-12 (日) 02:20:38
- 主砲の射程が18kmあるのかな? -- 2024-05-22 (水) 10:27:11
- 射程が18kmということしか明確な長所はないな しかし18kmの目標にHEを撃っても弾着まで13.5秒かかるからそこまで当てやすいわけではないっていう……
RodneyもOrionもしっかり強みがあるのにこいつは何のために生まれたんだ……? -- 2024-06-04 (火) 10:29:40- サンタコンテナの増量用でしょ。 -- 2024-06-04 (火) 20:35:22
- 流通量が少ないと後々どんなバフが来るかわかんないから、ワンチャン狙いでの買いはありかもだけど。 -- 2024-06-04 (火) 22:10:24
- ガリソニとグラースで有意差があるステータスを比較してみた(表) -- 2024-06-05 (水) 01:04:27
- 石炭で来たら買うけど表で見る限りガリソニでいいな
ピカルディも弱かったし近年のフランス艦ナーフされすぎでしょ… -- 2024-06-05 (水) 12:35:18
- 石炭で来たら買うけど表で見る限りガリソニでいいな
- 戦えなくはないかな。18kmも慣れれば当てられる。隠蔽取らずに裸一貫。これが最適解。ただし、スポットしてくれないカスい味方引くとさよならする -- 2024-06-05 (水) 21:13:01
- 31knotの鈍足で紙装甲で長射程となると引き籠るしかなくなるから立回りが戦艦に似るようになって面白いと言えば面白い、活躍できるかっていうとアレだけど…… -- 2024-06-06 (木) 11:13:32
- Ddayコンテナでネルソン取るための枠潰しで購入する人しかいないよね。 -- 2024-06-18 (火) 21:09:45
- こいつが欲しくて買ったぞ。T6環境で18kmの遠距離から高発火率のHEの雨を降らせるのは楽しいし、火災を嫌う相手なら戦局もも左右できる。ガリソニとそう変わらない弾速はなんとかしてくれ -- 2024-06-22 (土) 03:23:35
- サンタコンテナで出て初めて存在を知った。このティアだから対して期待は出来ないと思ったが、使い勝手は悪くないな。 -- Co-op専用艦 2024-12-01 (日) 13:53:18
- 開催中の造船イベント中間報酬なのにサンタコンテナから出てきてマジWG -- 2025-12-05 (金) 00:25:08
- 大丈夫、石炭補填されるから -- 2025-12-05 (金) 08:28:31