*Schlieffen(シュリーフェン) [#Title]
#attachref(./Schlieffen_R.jpg,nolink)
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.0.10.7.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|10|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[戦艦]]|~派生元|''[[Prinz Rupprecht]]''|
|~国家|[[ドイツ]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(-) 76,100|
|~|装甲|全体|19-380mm|
|~|~|艦首甲板|27mm|
|~|~|甲板|50mm|
|~|~|艦尾甲板|27mm|
|~|~|砲郭|150-380mm|
|~|~|底部|27-50mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|(-) 23%|
|~機動性|>|機関出力| 200,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力| 34.1ノット[kt]|
|~|>|旋回半径| 970m|
|~|>|転舵所要時間| 16.1秒|
//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|16.0km|0.0km|15.9km|
|~|航空発見距離|13.0km|0.0km|-|
//副砲がない場合は副砲の箇所に「-」
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|FKS Typ 10 mod.1|19.8km|217m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|-|420mm/50|4基×2門|HE弾 4,600(27%)&br;AP弾 12,950|27.0秒|30.0秒|HE P.Spr.Gr.&br;AP Spr.Gr.|
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|-|150mm/55 SK C/28|8基×2門|HE弾 1,700(8%)|7.5秒|8.3km|
|~|~|105mm/65 SK C/33|12基×2門|HE弾 1,200(5%)|3.35秒|8.3km|
//副砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|-|533mm G7a T1|4基×4門(8門)|16,533|160秒|13.5km|50kt|1.2km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~継続的秒間ダメージ&br;(爆発ダメージ((斉射1回あたりの爆発数×砲弾1発の爆発半径内秒間ダメージ)))|~命中精度|~有効ゾーン&br;0.1km - |
|~|-|短|30mm/45 Flakvierling 103/38|12基×4門| 340 |70.0%|3.0km|
|~|~|中|55mm/77 Gerät 58|3基×2門| 119 |75.0%|4.0km|
|~|~|長|105mm/65 SK C/33|12基×2門| 231&br;(9×1,540)|75.0%|5.2km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
//該当する距離の対空砲を装備していない場合、行ごと削除
//文字数が多くなりがちなので、適宜文字を小さく編集してください
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|○|
#region(搭載可能アップグレード)
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM038_Spotter_Mod_I.png,nolink,70%);|着弾観測機改良1|着弾観測機の有効時間 +30%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM041_SonarSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|水中聴音改良1|水中聴音の有効時間 +20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM040_AirDefenseDisp_Mod_I.png,nolink,70%);|対空防御砲火改良1|対空防御砲火の有効時間 +20%&br;消耗品「対空防御砲火」の準備時間 -10%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png,nolink,70%);|副砲改良1|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM037_SmokeGenerator_Mod_I.png,nolink,70%);|発煙装置改良1|スモークの展張時間 +30%&br;&color(Red){スモークの持続時間 -5%};|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM028_FireControl_Mod_I_US.png,nolink,70%);|射撃管制室改良1|主砲最大射程 +16%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良2|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良3|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良3|魚雷発射管装填時間 -15%&br;魚雷発射管の機能停止発生率 &color(red){+50%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM029_FireControl_Mod_II_US.png,70%);|射撃管制室改良2|主砲弾の最大散布界 -11%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲の装填時間 -20% &br;対空兵装による継続ダメージ +15%&br;対空兵装の砲弾の爆発半径内に対するダメージ +15%&br;消耗品「対空防御砲火」を使用中の対空兵装斉射による爆発数 +2|
//アップグレードのパターン一覧から必要なものをコピーしてください。
#endregion
・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/Consumable_PCY009_CrashCrew_Limited_Premium.png,nolink,70%);|[[高速応急&br;工作班>消耗品#de55938f]]|4|40|10|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|[[修理班>消耗品#yd3903f6]]|3|80|28|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY016_SonarSearchPremium.png,nolink,70%);|[[水中聴音>消耗品#b2ea69cc]]|3|120|110|敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:3.80 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:5.50 [km]&br;最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.00 [km]|
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
シュリーフェンは第一次世界大戦期のドイツ巡洋戦艦の特徴を多数継承した高速戦艦です。本艦は主砲として 420 mm 砲を採用していました。
**解説 [#Manual]
ドイツの戦艦第二ツリーのTier10。アーリーアクセスで入手できるTier10としては初であり、灯台オークションにて落札可能だった(ボーダーラインは約25000ダブロン)。
-''主砲''
短い主砲装填時間と早い弾速、[[シュペー散布>主砲#k6f05cab]]であるなど取り回しの良い主砲であるが、σ値が悪い事と射撃システム改良を搭載しない副砲特化プレイを主とする事からも、特に精度面でTier10戦艦の火力としてはどうしても見劣りする。装填時間と引き換えにDPSは前級から低下しており、DPMも微増にとどまる。特にHE弾は威力と火災誘発率の両方が低下してしまった。
また、素の射程も19.8kmとTier10戦艦としては短く開幕の移動時は相変わらず一方的に砲撃される事が多い。装填の速さから砲撃後の隠蔽に入っている時間も短いなど基本的に遠距離での撃ち合いは苦手なのはこれまで通り。
~4番砲塔が全周砲塔であるため前方へ砲撃はし易い。ただし全門斉射するためには船体を35°ほど傾ける必要があるので注意が必要。
~概して副砲の併用を前提とした性能であるが、同格戦艦、巡洋艦達のバイタルを抜くには十分な性能であるため丁寧にダメージを出していこう。主砲の信頼性は高く継続火力で見れば決して悪いものではない。
#br
-''副砲''
本艦におけるメイン火力でありtier10最強クラスの副砲という名の実質的な主砲である。
''単純な門数では片舷20門、両舷合わせて40門''と他の艦と比べても頭一つ抜けている。''門数の多さに加えて装填時間も短くDPMが高い''。''IFHE取得で32mmを撃ち抜ける事''から同格戦艦相手でもスペック通りの火力を吐き出せる。
精度もマサチューセッツ散布界であり第一ツリーよりも良好な事から、''大型艦から小型艦にまで火力を吐ける本艦最強の浪漫兵装''。''本艦に乗る上で副砲特化は必要''というか義務と言えるだろう。
射角も優秀であり、30°程度で片舷20門の内の16門を敵に向けることができるため主砲の全斉射の角度と相性が良い((20門全てを使おうとすると60°程度傾ける必要があり敵に横腹を晒すことになる。このため前後どちらかの150mm副砲4門を使わないことが多い。))。
~''射程は最大強化で12.5kmと、とても長く最良隠蔽との差は100mしかない''ため副砲運用が非常にやりやすくなっている(後述)。
また、その射程の長さから10kmを超えるような距離ならば低い島の裏に隠れている敵に対しても一方的に副砲を当てる事ができる((副砲の弾道は前半が初速の速い低軌道、後半が減速して落下する高軌道という「へ」の字型である。このため自身が島に近い場合は僅かな高さの地面にも阻まれ副砲が作動しない事がある。遮蔽物越しに副砲を撃ちたい場合は遮蔽物からある程度距離を取る必要があことは覚えておこう。))。
また、副砲の発砲は被発見距離に影響を及ぼさない。これを利用すると味方の展開した煙幕の中から敵に見つかることなく一方的に副砲で攻撃することもできる。
総じて現環境における最強クラスの副砲であり、テスト初期のAgirを彷彿させる性能となっている。
///
#fold(''副砲ビルドに関して''){{
''副砲ビルドに関して''
本艦の醍醐味はなんといっても副砲ビルドである。前級までも副砲は最大の特徴であったが、ここに来て門数が一気に増加したため性質が少し変化した。
~まず副砲の射程であるがこれは副砲運用において最重要であるため艦長スキルとアップグレードで最大限強化したい。先述の通り射程が伸びるほど遮蔽物越しの砲撃もしやすくなる。
~次に副砲の貫通力に関してであるが、艦長スキルの[[榴弾用慣性信管>戦艦#InertiaFuseForHEShells]]の習得は必須といってよいだろう。[[ドイツ艦の副砲は貫通力で優遇されている>副砲#ha3bbf1f]]ため本スキルを習得すれば''32mmの装甲を貫通できる''ようになり、この値は多くの巡洋艦の主装甲と戦艦の弱点部分の装甲厚に等しい。そのため圧倒的に貫通弾が増えダメージが目に見えて増加する。
このスキルの欠点としてHE弾の火災発生率の半減があるが、本艦はその門数の多さからこの影響を受けにくい。というよりも手数が多いためこのスキルをつけていても十分な頻度で火災を誘発できる((火災誘発に特化することもできるが単艦を相手にする場合は過剰になりがちであり、火災自体は対策可能であるため貫通弾に比べてダメージの伸びは理論値ほど高くない))。
~火災誘発率に関しては、手数の多さから艦長スキルの[[爆発物専門家>戦艦#Pyrotechnician]]との相性が非常によい。このスキルは効果量が1%と小さく元から火災誘発率が高い戦艦の主砲HE弾では効果が薄いのだが、本艦の副砲は火災誘発率が5~8%と低く手数で補っていることから相対的に効果量が大きくなる。
しかも前述の通り榴弾用慣性信管を習得している場合はこの火災誘発率が半減した所に1%が加算されるため効果量は実質的に倍になる((5%に対する1%の上昇は2割の増加だが、半減した2.5%に対する1%の上昇は4割の増加である。))。
同様に[[信号旗>信号旗#uf41e837]]を使用すれば更に火災誘発率を1%上げることができ、105mm副砲に至っては榴弾用慣性信管を習得していても4.5%と半減前とほぼ変わらない値を維持することができてしまう。
~副砲の散布界に関しては、''手数の多さからその値が命中率に直結しゆらぎが非常に小さい。つまり強化した分だけ確実に継続火力が上昇''する。
特に艦長スキルの[[副砲の手動照準>艦長スキル/戦艦#ManualSecondaryBatteryAiming]]はただでさえ早い装填速度を上げつつ、条件はあるとはいえ散布界を60%も改善してくれるため是非習得したい。最大限まで散布界を強化すると副砲弾のほとんどが敵船体中央に集中するようになり、自動的に偏差も取ってくれるため駆逐艦相手でも正確に大量の砲弾が降り注ぐことになる。特に船体中央にはモジュールが集中しているため敵艦のモジュールを継続的に破壊することができる。
場合によっては船体中央に集弾しない方が良いこともあり((船体中央ですでに火災が発生している場合や、船体中央の装甲が厚い艦と至近距離で戦う場合など))、その場合は照準を解除して対応できる点も嬉しい。
~最後に副砲の装填時間であるが、この部分が本艦のロマンである。
装填時間の強化要素としては艦長スキルとアップグレード、信号旗が定番であるが、これに加えて[[ドイツのユニーク艦長>ユニーク艦長・コラボ艦長・イベント艦長#s8b43989]]の固有スキルの「副砲専門家」でも短縮することができる。手数の多さからこの固有スキルの発動条件を簡単に満すことができ相性が良いため是非乗せたい。
副砲のDPMに関しては片舷の150mm副砲8門だけで108,800と主砲8門のHE弾DPMの81,778を超える。105mm砲に至っては片舷12門だけでDPMが257,910となり、主砲8門のAP弾の230,222を超える。''両舷40門を合わせればDPMは733,420''となり、主砲のHE弾の約9倍、AP弾の約3.2倍となる。貫通力の差などあるため単純比較はできないが、非常に高い火力であることが分かる。
ちなみに戦艦の副砲は駆逐艦の主砲と同程度の性能であり、105mm副砲は片舷12門で手数型砲駆の[[春雲>Harugumo]]を超えており、150mm副砲は片舷8門で大口径砲駆の[[Elbing]]を超えている。つまり&color(blue){''本艦は両舷合わせてTier10屈指の砲駆を4隻載せているようなものである''};。
そして上記の数値は未強化の状態である。前述の全ての強化要素を足し合わせると理論上では装填時間を最大で-54.7%短縮できる((戦闘前に適用される副砲の手動照準-10%、信号旗-5%、アップグレード-20%の3つを加算、戦闘中に発動するアドレナリンラッシュ-19.8%、ユニーク艦長固有スキル-15%の2つを乗算で計算した場合))。105mm副砲の装填時間は約1.5秒に、150mm副砲の装填時間は約3.4秒に、両舷40門のDPMは約163万と凄まじい値になる(([[アドレナリンラッシュ>艦長スキル/戦艦#AdrenalineRush]]のお陰でこちらも耐久力761以下のミリ残りの上に射角の問題から敵に横腹を見せた状態で両舷を挟まれている事になるが。))。春雲・Elbing換算では片舷4.5隻分、両舷合わせて砲駆9隻分に相当する((しかも射程も強化すれば駆逐艦とほぼ同じになるため本艦の煙幕砲撃がどれだけ凶悪かは想像に難くないだろう))。
これが高精度の自動偏差で飛んでくるのだから至近距離で遭遇した駆逐艦などはあっという間に沈める事ができる。
}}
#br
-''魚雷''
本艦の第三の兵装にして奥の手。瞬間火力が出る貴重な兵装であり、戦艦が持つ魚雷としては最高のものであろう。
前級から魚雷の威力と数は変わらず片舷2基8門ずつ搭載しており合計16門。片舷8門の斉射で10万前後のダメージが出るため戦艦といえどまず耐えられない。副砲の火災&魚雷の浸水コンボもなかなか凶悪である。
射角は25°程度と優秀だが、前後の魚雷発射管でわずかに射界がずれており射角の違いがある点には注意。
射程は13.5kmと非常に長く同格の雷駆にも負けない値となっている。接近戦で回避不能の肉薄雷撃を流すのは勿論のこと、射程を利用した牽制や置き魚雷、撤退時の引き撃ちも可能。ただし雷速は50ktと遅く、13.5km先に到達するまでに100秒かかるため長距離使用はあくまで牽制用。
射程強化の代償か装填時間は160秒に増加しており、残念ながら初動の牽制には使えなくなっている。
~魚雷発射管は露天配置であるため頻繁に機能停止・大破し使えなくなる。アップグレードや艦長スキルで強化も可能だが、確率に依存する部分が大きくどんなに強化しても壊れる時は壊れるのでその時は諦めよう。
#br
-''対空火力''
本艦の弱点。
長距離砲の爆発は9と多いが射程が5.2kmと短く近中距離も含めて全体的に火力が足りず航空機の反復攻撃を許してしまう。
相変わらず対空は弱い部類に入り、その低い生存性や隠蔽保持を考えるなら航空攻撃はもちろん航空発見すら天敵である。
近接戦に必要なHPを中盤まで温存するためにも空母戦では序盤の単独行動は控え素直に味方艦の防空の傘に入って戦おう。
#br
-''抗堪性''
本艦の最大の弱点。
耐久力は76100と[[Bourgogne]]と1400の差しかないTier10戦艦最下位クラス。修理班の個数も通常より一個少ない3個であり、総HPも最低クラス。応急工作班も有限で使用回数が素で4個であり、必須スキルが多く防火取得が難しい事からも火災に非常に弱い。
装甲も貧弱であり、艦首艦尾には27mmが貼られ、流石に縦抜きはそうされないが通常貫通だけでもゴッソリ持って行かれる。ドイツ自慢のタートルバック装甲も持たず、腹を晒せば容易にバイタルを撃ち抜かれてしまう。応急工作班も相変わらず有限の4回であり、火災や浸水への対応も慎重に行う必要がある。水中聴音は艦艇発見距離が5.5km、魚雷発見距離が3.8kmあるため雷撃に対してある程度対処はできるが、水雷防御は23%と戦艦としては相変わらず低め。
&br;
ただし同格戦艦に比べると小柄でスリムな船体を持ち、後述の高い機動性も相まって適切な角度と距離を意識しておけば実際の耐久力以上に耐える事ができる。また応急工作班はCTが40秒と短く、短期決戦では次々とRを切ることが出来る。修理班と応急工作班の個数を一個増やせる艦長スキルの[[緊急修理専門家>艦長スキル/戦艦#ConcealmentExpert]]の優先度は非常に高い。
明確な装甲の弱点としては艦首と艦尾の先端にある27mm厚の部分だが、錨より上部分の細い範囲のみであり、喫水線付近は60mm厚の広い装甲帯となっている。主砲塔が載っている中央部分の甲板は50mm厚。
上部構造物も小さくまとまっており、特に正面からは主砲塔の装甲に大半を隠すことができる。
~このため本艦は適切な距離で正面さえ向けておけばある程度は敵の砲撃を防ぐことができる。射角の優秀な副砲や魚雷の射程内ならば前方2基の主砲でも十分な火力が出るため防御姿勢を優先してよいだろう。
#fold(装甲レイアウト){{
装甲レイアウト
黄色部分が弱点の27mm装甲、喫水線のオレンジの部分が60mm装甲。
#attachref(./SchlieffenLayout.png)
#attachref(./SchlieffenLayout02.png)
}}
#br
-''機動性''
非常に高く、本艦の低い抗堪性を補い強力な副砲を押し付けるために重要となる。素の状態で34.1ktとエンジンブーストを考慮しなければ全戦艦中最速クラスを誇る((実装時点では最速であったが、その後、35ktの[[Daisen]]がテスト実装されたことで最速ではなくなった。しかしツリー戦艦としてはなおも最速の座にある))。また隠蔽時限定ではあるが信号旗と艦長スキルの[[活発>艦長スキル/戦艦#Brisk]]を組み合わせれば39.4knotで戦場を駆け巡ることができる。転舵所要時間もTier10上位の16.1秒と優秀であり、旋回半径も970mと[[Cristoforo Colombo]]と同程度に落ち着いている。
#br
-''隠蔽性''
素の海上発見距離は16km、最良で12.6kmとT10戦艦においてはかなり優秀である。最良距離では最大強化した副砲射程と100m差しかなく、魚雷射程に至っては900mの余裕と絶妙な調整となっており理論上は隠蔽雷撃も可能である((先に敵戦艦を発見して逃げるついでに魚雷を流すといった程度だが))。また航空発見距離も10.6kmまで縮める事ができるため開幕の移動時に発見されにくくなる。
本艦は抗堪性が低いため、この優秀な隠蔽をいかに利用していくかに生存がかかっているといって良い。
#fold(''本艦における隠蔽の重要性''){{
''本艦における隠蔽の重要性''
本艦は他の戦艦に比べても特に隠蔽性が重要である。
思い出していただきたいのは本艦は主砲性能から遠距離戦が苦手であり、抗堪性の低さから近距離戦も苦手であるということである。
ではどの距離が得意かと言うと、''敵の副砲は届かないが、こちらの副砲は届き一方的に叩ける距離''である。微妙な主砲の火力も優秀な副砲と合わされば敵の主砲に対して圧倒的優位を作り出すことができる。こう書くと&color(red){中距離戦が得意のように見えるが実はそうではない};。
~本艦の素の海上発見距離は16kmであり、最大強化した副砲の射程は12.5kmとその差は3.5kmとなる。この3.5kmの範囲は1番危険な戦闘距離であり、被発見状態でありながら副砲が届かず主砲のみで戦うことを強いられ、敵の砲撃を回避するには距離が近すぎるという最悪の条件が揃っている。そして更に悪いことに前線の撃ち合いに使う島の配置などは大抵この範囲内に収まってしまう。
また、副砲が使える距離に敵を捉えるには3.5kmの距離を敵に見つかりながら副砲なしで近づく必要があり、逃走時にもこの3.5kmの区間は副砲なしで逃げることになる。いくら本艦の速力が高いとはいえ、追撃でも撤退でも敵艦との距離変化は相対速度であるためこの3.5kmは実際よりも遥かに長くなる。当然副砲の射程を強化していない場合はこの距離が7.7kmに倍増する。
~この点を踏まえれば副砲の最大射程12.5kmと最良被発見距離の12.6kmの差がわずか100mであるという事実がどれだけ素晴らしいことか分かるだろう。最悪の戦闘距離の範囲がほぼ消滅し、発見されたとしても敵艦がほぼ確実に副砲の射程内に居ることになる。当然敵艦に忍び寄り副砲で襲いかかることもできる。
つまり''&color(blue){本艦における副砲の射程強化と隠蔽強化はほぼ必須の要素};''なのである。副砲の性能が注目されがちであるが、この隠蔽性があるからこそ副砲を活かせるのであって、本艦の副砲ビルドが他の追随を許さない最大の理由である事は覚えておこう。
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-''総評''
取り回しの良い主砲に最高レベルの副砲、優秀な魚雷を搭載した巡洋戦艦である。
特に副砲は強力で圧倒的な弾幕と射程により敵を制圧することができ、その副砲を運用するための機動力と隠蔽性を兼ね備えている。
~一方で戦艦としては抗堪性が低く主砲火力も同格戦艦に一歩劣るため、戦艦としては特殊な運用が求められる艦でもある。
遠距離での撃ち合いでは副砲も魚雷も使えないため不利であり、主砲でこまめにダメージを稼ぐのが関の山であり、敵の手痛い一撃をもらいかねない。ポジション取りや奇襲のために非発見状態を維持する必要があるため不用意な主砲の発砲も禁物である。
近距離戦では副砲と魚雷の火力を発揮できるものの抗堪性の低さから削り合いになるとこちらも無事では済まない((試合中におけるHPの払い出し管理をしっかりしないと、ユトランド沖海戦におけるドイツ巡洋戦艦のようなしぶとい戦い方はできない。))((例外的に水中聴音と魚雷の存在から島を挟んでの睨み合いには強い))。
~本艦が得意とするのはやはりこちらの副砲の射程内かつ敵の副砲が届かない9~12km程度の中距離だろう。この範囲ならば圧倒的な副砲火力で主砲火力を補いつつ、敵に火災とモジュール破壊を強いながら魚雷で牽制することができる。また、近距離戦に比べて命中精度の落ちる中距離において、こちらは精度の良好な主砲と極限まで散布界を縮小した副砲で確実にダメージを稼ぐことができる。本艦の機動力と隠蔽性を持ってすればこの距離を維持すること自体は難しくない。
特に駆逐艦や巡洋艦を短時間で処理することができ、消耗品の水中聴音の存在から雷撃による迎撃や潜水艦に対しても強い。また、ランク戦や闘争などの少数マッチのモードでも自由に動くことができ輝く艦である。
~一方で空母マッチでは自由に動けないため得意の距離に持ち込むことは難しい。
敵も素直に副砲の射程で戦ってくれるはずはなく、ようやく得意の距離に持ち込んだと思ったら別戦線からの砲撃でバイタルを抜かれるといったことも頻繁に起きる。当然マップの構造を無視して前に出れば抗堪性の高くない本艦は囲まれて一瞬で沈んでしまうため、得意距離に固執し過ぎてもいけない。
~とはいえここまでツリーを進めてきたプレイヤーにとってはこれらは既に経験済みのことであろう。
慎重に機会を伺い隙を突いて突撃し、「シュリーフェンプラン」の如く敵を急襲・殲滅していこう((まぁ本艦は両舷に大量の副砲があるため2正面でも戦えてしまうのだが))。
**史実 [#History]
**小ネタ [#Digression]
艦名の由来となった人物名は、Alfred Graf von Schlieffen(アルフレート・フォン・シュリーフェン)。ドイツの陸軍軍人で、第一次、第二次世界大戦でドイツ戦略の基礎となったシュリーフェン・プランの立案者として非常に著名。初めは法律を学んでいた(弁護士か何かにでもなりたかったのだろうか)が、1854年に軍に入隊。65年参謀本部員となり、プロシア=オーストリア戦争、普仏戦争に出征。その後第一次槍騎兵連隊長として名声を博し、84年参謀本部戦史室長、88年参謀次長、91年参謀総長、そして遂に1911年元帥となった。仮想敵国を仏露としたシュリーフェンプランの立案者として著名。
#region(''で、実際はどうだったの?'')
はっきり言って彼が考案したプランは後述する多数の致命的欠陥を孕んだ、ひどくお粗末なものであった。
詳細は東部は東プロイセンを捨てるのもやむ無しという前提で最低限の守備兵力(約12%)、西部戦線はフランスの陽動に約8%、ベルギーを道路にしてフランスに侵攻する本軍(''約80%'')で構成され、ロシアが動員を完了する前にフランスを速攻で片づけるというものである。しかしながら
①軍事面で見ての欠陥・・・フランスに進行する軍は、最も遠回りな大西洋を進む部隊は敵と戦闘しながら1日あたり30~40kmの進軍を求められる非現実的なものであった。また補給の要素は完全に度外視され、進軍する部隊に十分な装備を提供し続けられる可能性はほとんど0だった。
②過度な楽観的予測・・・この計画のキモは、ロシアが動員に6週間もかかるのでその間にフランスを壊滅させる、というものである。が、実際のところロシア軍は半分以下の2週間で動員を完了した。この時点でそもそもこの計画に必要な前提条件が成り立っていないので、必然的にこの計画はハナから破綻しているというべきであろう。
③外交的要素の無視・・・独仏の国境はフランス軍をおびき寄せる囮として、ベルギーとオランダとルクセンブルクの中立を犯して進軍しやすい低地諸国を進むよう計画されたが、結局のところ過去にドイツ自らの約束したベルギーの中立侵犯は、戦わなくて済んだ可能性のあるイギリスの敵国としての参戦を決定的にした。
なお、後年の参謀総長小モルトケにより①と③は部分的に改善されたが、決定的な修正が加えられることはなく第一次世界大戦において運用された。
後の第2次世界大戦でもドイツはシュリーフェン・プランを修正した計画でフランスへの侵攻を企図するが、計画の詳細を記した作戦書を載せた航空機がベルギー領内で不時着する事件が発生した事で計画を大幅に変更。
変更された計画はエーリッヒ・フォン・マンシュタインが中心となって作成した事からマンシュタイン・プランと呼ばれ、この計画によりフランスを短期間で降伏に追い込むのであった。
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