Tier6 イギリス 軽戦車 (配布戦車)
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 580 |
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車体装甲厚(mm) | 32/20/16 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60/20 |
重量(t) | 15.79 |
実用出力重量比(hp/t) | 22.17 |
本体価格 | 3,000G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
OQF 77 mm HV Mk. I | 14.29 | AP APCR HE | 105 138 38 | 105 105 150 | 1,500 | 0.45 | 2 | 785 981 785 | 50 | 95 2,800 60 | 775 | -9°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
A46 | 35/20/20 | 52 | 370 | 2,657 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
GMC 6-71 | 350 | 20 | 265 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
A46 | 17 | 55 | 5,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 19 Mk. II (Aust.) | 450 | 40 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
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拡張パーツ
Class3 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class3 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 17.09% | 4.22% |
移動時 | 17.09% | 4.22% |
車両に関する変更履歴
v1.9.0 | スーパーテスト用に追加 |
v1.9.1 | クライアント内に追加 |
v1.9.1.1 | 隠蔽性を修正 |
v1.10.0.1 | 新規実装 |
解説(v1.10.0.1)
- 概要
v1.10.0.1で追加されたTier6のイギリス配布軽戦車。
大戦後期、ヴィッカース社が設計した新型偵察戦車の計画案である。
『World of Tanks』10周年記念チャプターVにおけるミッションの達成報酬。
また、アニバーサリー・ストアにおいてイベント期間中*1アニバーサリー・コイン1,500枚でも購入可能。
- 火力
俯角は-9°と良好。しかし砲火力自体はTier5軽戦車相当のものしかない。- OQF 77 mm HV Mk. I
口径は76mm。
単発火力は同格の砲と比べてやや低い。貫通力も通常弾、金弾共に低く同格軽戦車の初期砲レベルである。
また、照準時間こそ2sと平均程度には確保されているが、精度が0.45とかなり悪く、弾速も遅いので中・遠距離狙撃は不得手である。
更にDPMがオートローダーを除いた同格中最下位と低い上に、移動時の照準拡散も大きく、後述する耐久値の低さと合わせて接近戦もリスクが大きい。
- OQF 77 mm HV Mk. I
- 装甲
装甲に関しては軽戦車相応で、基本的に被弾=ダメージと考えておいたほうがいい。
それよりも重要なのが耐久値の低さで、Tier1~6戦車のHP強化アップデート前の水準となる値しかない。(他の軽戦車は650~680ほどであるのに対し、この車輌は580。)他の軽戦車以上に被弾に気を付けなければならない。
- 機動性
最高速度は60km/hと最低限の値は確保しているものの、Crusaderと同じく出力重量比がTier6軽戦車の中では低い部類にある為、加速力はあまり良くない。
その代わりとして、砲塔・車体の旋回速度はトップクラスであるため、動かしている間のストレスはあまり感じないだろう。
- その他
視認範囲は370mと平均的だが、隠蔽性能はTier6軽戦車の中では高く、偵察はしっかりこなせる。
ただし、通信範囲が450mと狭く、単独で突出しすぎると通信途絶することもあるので注意。
- 総論
Crusaderやその次のSetterに遠慮してしまったかのような車輌性能であり、誰でも入手しやすいものの、上級者や英国戦車マニア向けの軽戦車となっている。
一応、隠蔽や旋回性能はTier6軽戦車の中でも指折りの性能なのだが、砲性能があまりにお粗末な上に、低耐久ゆえの打たれ弱さが致命的な欠点として圧し掛かる。
良くも悪くもSetter以降のイギリス軽戦車のように、偵察メインの無難な立ち回りで活躍していくしかないだろう。
史実
本車輌は、装甲連隊の偵察ユニットが使用していたアメリカのM3/M5 Stuart(そして後のM24 Chaffee)の後継機として1943年の12月に開発が開始され、約2年後の1945年には量産が開始される予定でした。Vickers社と契約が締結され、開発にはTetrarchやHarry Hopkinsなどの車輌にて試験された新技術が適用されました。木製のプロトライプ*2まで製作されましたが、第二次世界大戦が終結したことで戦術的および技術的に求められる要項が変わりました。その後の開発は、FV300用のプログラムにて継続されました。(ゲーム内説明より)
TetrarchやHarry Hopkinsなどの車輌にて試験され本車に適用された新技術とはおそらくその操向機構のことで、Harry Hopkinsらと同じく自動車のステアリングホイールで操縦を行う方式だった。さらにガーリング社の内部拡張ブレーキを利用したスキッドステアリングによる急旋回も行えるようになっていた*3。この操向機構によりフレームを小型化でき、小型エンジンや軽量のトランスミッションを搭載することができた。これは分解せずに空輸できることが期待されていたため特に重視されていた(長距離空輸用に簡単に分解できるようにもなっていた)。
主砲は既存の装備と共通化させるため、Cometと同じ77mm砲を搭載する予定だった(ゲーム内では名前以外似ているところがまるでないTier不相応なポンコツ砲になっている)。
車体構造はイギリス初のモジュール式設計となっており、将来的にさまざまなバリエーションの開発に再利用できるよう考慮されていた。
開発を行う中で、長時間の偵察活動を搭乗員4名で行うにはこの車体は狭すぎると判断され、77mm砲用の自動装填装置の開発も着手した。これで搭乗員は3名となる予定だった。
なお、本車は開発コード名を「A+番号」で名付けられた最後の車輌である。
A46 Light Tank (Tank Encyclopedia)
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