Tier 7 イギリス 駆逐戦車 (課金戦車)
スペック(v1.10.0)
車体
| 耐久値 | 1,050 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 229/152/102 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 20/10 |
| 初期重量(t) | 65 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 10 |
| 主砲旋回速度(°/s) | 26 |
| 視界範囲(m) | 350 |
| 本体価格 | 5,800G |
| 修理費(Cr) | |
| 超信地旋回 | 可 |
| ロール | 攻撃的駆逐戦車 |
武装
| 名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
| OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII | 13.95 | AP APCR HE | 171 239 38 | 150 150 190 | 2,093 | 0.32 | 1.9 | 884 1,105 884 | 70 | 175 3,200 75 | 826 | -10°/+10° |
|---|
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| Rolls-Royce Meteor Mk. IVB | 650 | 20 | 744 |
|---|
履帯
| 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| AT 15A | 68 | 24 | 12,000 |
|---|
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| WS No. 19 Special | 570 | 40 |
|---|
乗員
| 1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
|---|
拡張パーツ
| Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
| × | × | Class2 | Class2 | Medium | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 12.65% | 4.28% |
| 移動時 | 7.58% | 2.56% |
射界
| 射界 | 左25°/右25° |
|---|
車両に関する変更履歴
| v0.8.2 | 新規実装 |
| v0.9.4 | HPが850から1,050に増加 マッチング優遇設定 |
| v0.9.13 | HDモデルに変更 |
| v0.9.18 | マッチメーカーの仕様変更に伴う戦力値+20%(HT扱い)の形骸化 |
解説
- 火力
- OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
お馴染みの17ポンド砲。
貫通力171mm攻撃力150の主砲を約4秒に1回ずつの高速射撃ができる。乗員を100%に育成し、ラマーや換気扇などで強化すれば3.6秒程となる。
Tier7駆逐戦車としては貫通力にやや難があるものの、マッチング優遇のおかげで実際には困ることはさほど多くない。
DPMはそれなりの値だが、Tier7の駆逐戦車としてはダントツに低い単発火力がネックとなる。低い機動力を引っ張ってどれだけ射撃機会を得られるかが鍵である。
精度が高いため遠距離戦でも活躍できるが、拡散がやや大きいので絞る時間は確保したい。
また、俯角が広くハルダウンや地形を利用しやすいのも特徴。さらにAT 15同様、射界が広いので敵を狙いつつある程度車体に角度を付けることができる。
- OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
- 装甲
Tierが一つ上のAT 15と同レベルの防御力を持ち、Tier7としては非常に頑丈。
正面の垂直部分は228mm、防楯は203.2mm、キューポラも152.4mmと厚い。
戦闘室側面も152.4mm~167.4mmとかなり硬い。側面下部は101.6mmだが、空間装甲*1に覆われているため数値よりも強靭。さらに背面ですら100mmを超える装甲を持つ。耐久力はAT 7には劣るものの、それでも十分高い。主な弱点は2つあるキューポラと、天板の段差。いずれも150mm以上の防御力を持ち、弱点とはいえ同格の砲撃を防ぐ可能性もある。
車体正面の傾斜部は角度や弾種にもよるがおよそ160~190mm相当となる。もっともここを撃ち抜ける砲ならキューポラをより安定して貫通できるため、わざわざ狙う機会はあまりない。
防楯中央に裏装甲の無い部分があるが、防楯自体が分厚いため弱点とは言いがたい。さすがに格上戦車の課金弾などには228mmの重装甲も抜かれてしまうが、同格以下との戦闘においてはTier7屈指のしぶとさを発揮する。
同格重戦車ですら、1対1での正面対決で撃ち破るのは簡単ではない。側面に回られても、前述のとおり側面装甲も厚いため、同格中戦車の貫通150mm程度の通常弾では垂直に撃っても貫通されないことが多い。相手取る場合には背面にまで回りこむか、惜しまず金弾を用意すべき。
本車はこれらの要素に加えてマッチング優遇があるため、「Tierに対する相対的な防御力」ではこのルートの車両の中でも特に優れている。キューポラが車体右側に偏っているため、障害物に隠しつつ射撃を行う体勢をとりやすく、防御力も更に高まる。この体勢さえ取れるならば前線を担うことも十分に可能であるが、擬似ターン制や大口径榴弾に弱いので場所と状況を選ぶ。膠着した戦線よりも、本車を先頭に据えての大攻勢か、本車を最終防衛ラインとする防衛戦といった両極端な戦況の方が本車の特性が生きるだろう。
戦況をよく観察しつつ、然るべき時を見計らい、本車の装甲を存分に発揮する機会を逃さないようにすれば、自ずと戦果はついてくるだろう。一方で天板は戦闘室後部や車体後部が25.4mmとツリーATシリーズと比べてもかなり薄くされており、格下自走砲でも容易に貫通されてしまう。
- 機動性
かなり劣悪。
最高速度は20km/hと遅く、車体重量が65tに達しながらエンジンは650馬力しかなく加速力も悪い。
旋回速度はAT 7や本家AT 15よりも速いとはいえ、中戦車や軽戦車に回り込まれないよう細心の注意を払う必要がある。
- その他
乗員構成はAT 8~FV217 BadgerのATシリーズと共通であり、同ルートの搭乗員育成には最適である。
- 総論
鈍足だがDPMと装甲は優秀と、ATシリーズのご多分に漏れない「いつもの」性能。
本車ならではの特徴として、上記のとおりTier的に絶妙な防御力をそこそこ簡単に発揮できる上にマッチング優遇まであるため、ATシリーズの中でも装甲圧殺プレイがしやすい部類に入る。・・・あくまでしやすい部類なだけで、基本は他のATシリーズと同様の立ち回りをすべきではあるが。
もっとも火力の低さは如何ともし難いので、他のATシリーズよりも積極的にダメージを取りに行くプレイングは模索すべきである。多少無茶をしても跳ね除けてくれるだけの防御力はある。
MatildaやAT 2で「目覚めた」紳士諸兄には是非ともオススメしたい車両である。
マッチング優遇はあるものの、課金弾の出番はそれなりにあるのでクレジット稼ぎにはぼちぼちといったところ。余談だが、ゲーム的にほぼ同じ車両であるAT 15の初期状態と比べて5tも重い。なぜだ。紹介動画http://www.youtube.com/watch?v=uiof3e-71q0
史実
AT 15Aはジークフリート線を破るために設計された戦車である。
1943年10月5日より設計が完了したが、試作車両は一両も製造されなかった。
しかしながら、本車はA39トータス重駆逐戦車の基礎となった。
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