Tier 7 イギリス 駆逐戦車
↑ QF 6-pdr AT Gun Mk. V
初期状態。まるで主砲が2連装になっているかのような外観。
↑ OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel
最終状態。主砲が長砲身になった事でアンバランスに。
AT 8から戦闘室の形状が変わり、ランスを構えた英国騎士にも見える。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,250 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 203/102/102 |
最高速度(前/後)(km/h) | 20/10 |
重量(初期/最終)(t) | 43.5/44.62 |
実用出力重量比(hp/t) | 11.21 |
主砲旋回速度(°/s) | 26 |
視界範囲(m) | 350 |
本体価格(Cr) | 1,400,000 |
修理費(Cr) | 約9,500 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 攻撃的駆逐戦車 |
武装
名称(通常砲) | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
OQF 77 mm AT Gun Mk. II | 18.18 | AP APCR HE | 148 208 38 | 140 140 190 | 2,545 | 0.32 | 1.7 | 785 981 785 | 84 | 150 2,800 75 | 681 | -5°/+7.5° | |
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OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII | 15.79 | AP APCR HE | 171 239 38 | 150 150 190 | 2,368 | 0.32 | 1.7 | 884 1,105 884 | 70 | 175 3,200 75 | 826 | ||
OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel | 9.68 | AP APCR HE | 226 258 42 | 230 230 280 | 2,226 | 0.31 | 2.3 | 1,020 1,275 1,020 | 50 | 680 4,400 170 | 1,242 | ||
名称(自動装填砲) | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | |
QF 6-pdr AT Gun Mk. V | 1.09 | 12 | AP APCR HE | 110 180 30 | 75 75 100 | 750 | 0.37 | 1.7 | 892 1,115 892 | 10/150 | 45 2,400 32 | 450 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Nuffield Liberty Mk. III | 395 | 20 | 383 |
---|---|---|---|
Nuffield Liberty Mk. V | 410 | 20 | 383 |
Ford GAA | 500 | 20 | 708 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
AT 7 | 44 | 20 | 11,000 |
---|---|---|---|
AT 7 Mk. II | 48 | 22 | 11,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 19 Mk. II | 450 | 40 |
---|---|---|
WS No. 19 Mk. III | 550 | 40 |
WS No. 22 | 700 | 40 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 17.21% | 4.1% |
移動時 | 10.32% | 2.46% |
射界
射界 | 左7.5°/右7.5° |
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派生車両
開発ツリー
QF 6-pdr AT Gun Mk. V (初期/35,000) | ━ | OQF 77 mm AT Gun Mk. II (14,500/62,000) | ━ | OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII (15,000/65,000) | ┳ ┃ | OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel (16,400/120,000) |
WS No. 19 Mk. I (初期/15,000) | ━ | WS No. 19 Mk. II (3,600/21,000) | ━ | WS No. 19 Mk. III (4,000/22,000) | ┃ ┗ | AT 15 (92,000/2,650,000) |
Nuffield Liberty Mk. III (初期/11,500) | ━ | Nuffield Liberty Mk. V (1,000/12,500) | ━ | Ford GAA (1,400/13,000) | ||
AT 7 (初期/8,600) | ━ | AT 7 Mk. II (8,800/19,000) |
車両に関する変更履歴
v0.9.8 | OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel gunの照準時間を2.1sから2.3sに変更 OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel gunの再装填時間を5.8sから6.2sに変更 |
v0.9.17.1 | HDモデル化 |
v0.9.21 | 装甲を強化 |
v1.9.0 | OQF 17-pdr AT Gun Mk. VIIの総弾数を60発から70発に変更 QF 6-pdr AT Gun Mk. Vの総弾数を120発から150発に変更 派生元車輌を変更 |
解説
- 火力
相変わらず仰俯角が-5°/+7.5°と極めて狭い。機動性の低さと相まって、起伏の多いマップでは不自由を感じやすい。
射界も変わらず左右7.5°ずつ。砲の取り付け位置が変わったことでより扱いを難しくしている。- QF 6-pdr AT Gun Mk. V
初期砲でありAT 2、AT 8から引き継いだ手数型の砲を1秒置きに1発×10発という凄まじい連射可能な自動装填装置にしたものであり、全弾貫通すれば約10秒で平均750ダメージという高威力を叩き出す。
…と ここまで聞くと強く感じるかもしれないが、貫通力と単発の威力がTier5であるAT2から変化していないという点に注意が必要。貫通力110という数値はTier7TDとしては最低ランクであり同格HTどころが下手すればMTにも弾かれてしまう。幸い金弾のAPCRの貫通力はなんとか実用可能な180であるが、それでも十分とは言えない。それにフルAPCRで戦おうものなら、決して安くないものを10発ごとに使用するため確実に赤字と言える。もちろんTier9相手にはAPCRでもドアノッカーなため、AT 8で次砲を開発しているはずなので速やかに換装しよう。 - OQF 77 mm AT Gun Mk. II
AT 8から来た人は開発済みである。初期砲よりはマシであるが、それでもTierが一つ下のChurchill VIIや、中戦車のCometが使う主砲であり、貫通力は不安でしかない。幸いDPMは最も高いので、貫通力のやや高いAPCRを上手く使えばダメージを与えられなくもない。 - OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
AT 8及び第2TDルートのArcherやAchillesで開発可能。
AT 15Aと同じ砲であり、20-pdrまでの繋ぎとしてはギリギリ耐えうる性能を持つ。AT 8での開発は必須ではないが、さすがに77mm砲では苦しいので必ず開発しておきたい。 - OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel
高い貫通力と精度を誇る20ポンド砲。口径は83.4mmであり、相変らず一撃の威力はTDとしては微妙な水準だが、中間砲に比べても大きく向上しており、次第に頼りなくなってきた装甲を補う立ち回りや位置取りの幅を広げてくれるだろう。
Charioteerの初期砲と互換性があり、先にChallengerをエリート化していれば開発済みになる。重量過多の問題はあるが開発は楽になり、経験値も節約できる。
- QF 6-pdr AT Gun Mk. V
- 装甲
正面装甲は203.2mm厚で前身から据え置きであり、今までとは違い同格車輌にも貫通されてしまうことがある。また側面装甲も101.6mmでこちらも変化なし。装甲に関しては前身から進歩がないと考えてよい。
車体前面中央の傾斜部(牽引フックがある箇所)は装甲76.2mmしかなく大口径榴弾を正面に受けると思わぬ大ダメージを負う可能性がある。また傾斜込みでも170mm程度の実装甲厚しかないので平地や見下ろされる状況では同格HTのAP弾でも容易に貫通されてしまう。俯角が-5°と狭い為に状況は限定されるが、角度をつけて見下ろす形で射撃姿勢を取れば跳弾を期待出来る。待ち伏せ狙撃のポジション取りの時には緩やかな丘陵等を意識して活用したい。
v0.9.21にて装甲配置が変化し、キューポラ正面は152.4mm、機銃塔正面と副砲部分は203.2mmにまで強化され、これまでよりも格下に抜かれにくくなった。
しかしAT 8の主砲がキューポラより左側に装備されていたのが、今度はキューポラより右側になっているため今まで使えた場所がすべて使えない。移動ルートの見直しが必要になる。また上述したように車体正面中央に脆弱部が存在する為、可能であればキューポラだけでなく車体左側7割を隠し、出来る限り主砲のみを露出させるよう心がけたい。
どうしてもキューポラを隠して戦うことができないマップなら、弱点部が狭くなったことを活かし、敵がキューポラを狙うのが困難な程度の距離を取ってTDらしく狙撃に徹するのも一つの手である。 - 機動性
高出力エンジンの追加で加速性能が改善され、車体旋回速度も上昇している。依然最高速度は頭打ちで、陣地転換にもSPGの砲撃回避にも苦労するレベルだが、視認範囲と通信範囲も強化され、遠距離砲撃能力と味方との連携もTier7相当の性能を手に入れた。 - 総論
重装甲と高耐久を誇るATシリーズの一角ではあるが、装甲はAT 8からほとんど進化しておらず、壁を使った防御や、高いHPの活用といった工夫が必要になっている。
高い精度で遠距離から着実にダメージを与え、かつ打たれ強く排除しにくいという性能は、主要ポイントの後方に構えるだけで中々のプレッシャーを与えることができる。
機動性が悪いため接近戦は苦手だが、高い体力と性能の良い砲のおかげで、正面での殴り合いでは重戦車にも負けないポテンシャルを秘めている事は間違いない。
史実
AT7は突撃突破戦車の計画案である。
1943年6月10日に設計が完了しており、試作車が完成する事はなかったものの、AT7の一部パーツやコンポーネントがA39トータス重駆逐戦車に用いられた。
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