Pz.Kpfw. IV Ausf. A

Last-modified: 2024-03-09 (土) 17:55:03

Tier3 ドイツ 中戦車 / 略称: Pz. IV A / 日本語表記: IV号戦車A型

Pz IV A_0-min.PNG
↑ Pz.Kpfw. IV Ausf. A + 5 cm Kw.K. 38 L/42
Pz IV A_1-min.PNG
↑ Pz.Kpfw. IV Ausf. B + 7,5 cm Kw.K. 37 L/24

v0.9.17.1まで

pz4a_9.0_resize.jpg
↑ Pz.Kpfw. IV Ausf. A + 7,5 cm Kw.K. 37 L/24

スペック (v1.10.0)

車体

耐久値455⇒480
車体装甲厚(mm)15/15/15
最高速度(前/後)(km/h)42/18
重量(初期/最終)(t)17.92/18.24
実用出力重量比(hp/t)19.19
本体価格(Cr)41,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
5 cm Kw.K. 38 L/4227.27AP
APCR
HE
60
96
25
70
70
90
1,9090.461.9685
856
685
26530
2,000
18
700-10°/+20°
7,5 cm Kw.K. 37 L/2415AP
HEAT
HE
43
87
38
110
110
175
1,6500.51
⇒0.5
1.9385
308
385
21530
2,000
38
780
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Pz.Kpfw. IV Ausf. A16/15/15443201,650
Pz.Kpfw. IV Ausf. B30/15/15443301,800
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 108 TR32020450
Maybach HL 120 TR35020510
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Pz.Kpfw IV Ausf. A18.2357,000
Pz.Kpfw IV Ausf. B22.0407,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 226540
FuG 531050
FuG 741570
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.54%3.78%
移動時10.89%2.83%
 

開発ツリー

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5 cm Kw.K. 38 L/42
(初期/8,570)
7,5 cm Kw.K. 37 L/24
(800/10,450)
Pz.Kpfw. IV Ausf. A
(初期/700)
Pz.Kpfw. IV Ausf. B
(390/2,050)
FuG 2
(初期/0)
FuG 5
(105/630)
FuG 7
(1,360/8,160)
Maybach HL 108 TR
(初期/9,460)
Maybach HL 120 TR
(710/10,430)
Pz.Kpfw. IV Ausf. A
(初期/680)
Pz.Kpfw. IV Ausf. B
(380/2,150)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.0新規実装
v0.9.18HDモデル化
v1.9.05 cm Kw.K. 38 L/42の総弾数を150発から265発に変更
7,5 cm Kw.K. 37 L/24の総弾数を122発から215発に変更
修理費用を44%ダウン
収益性を15%ダウン
Pz.Kpfw. IV Ausf. A砲塔時のHPを250から455に変更
Pz.Kpfw. IV Ausf. B砲塔時のHPを270から480に変更
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解説

  • 火力
    機関砲はなく、5cm砲と短砲身7,5cm砲のみ。
    v0.9.18からは全てのTier3車両がTier5とマッチしなくなり、貫通力が最高でも100mmに届かなかったいずれの砲も貫通しにくい相手と状況が減ったことで間接的に強化されている。
    • 5 cm Kw.K. 38 L/42
      初期砲。
      Pz. III Eより総合的な性能が向上、取り扱いやすくなっている。
      後述の7,5cm砲と比べ、手数で勝負する砲性能ではあるが、時間あたりのダメージ量は大きい。本砲のDPM1,909はTier5もびっくりの数値であり、貫通可能な相手であれば十分な性能。
      ただし、スペック通りの火力を発揮するためには、足を止めて姿をさらしたまま連射する必要があり、防御面が壊滅的なこの戦車では、自分が被弾しない工夫が必要になる。
      精度も少し改善されたとは言え、相変わらず低いので、遠距離狙撃には向かない。
       
    • 7,5 cm Kw.K. 37 L/24
      AP(徹甲弾)よりも、HE(榴弾)での運用に向いた短砲身砲。
      短砲身砲故に精度が劣悪かつ弾速が遅めではあるが、このTierでは大きな火力を持ち、榴弾を直撃させれば貫通しなくとも相当の被害を与えられる*1
      榴弾は非貫通の場合、砲弾が直撃した点の装甲が薄いほどダメージが大きくなるので、極力装甲の薄いところを狙おう。また、空間装甲は榴弾の威力を大きく減じてしまうので注意が必要である*2
      尚、この砲を取り扱う際は、貫通力の関係でAPの出番がほぼ無い(HEと比較して5mm差しかない)為、出撃前に弾種設定でHE(榴弾)多め、かつ順序変更することを忘れないように。
      また、本砲の課金弾はHEATであり、傾斜や空間装甲に弱い一方距離減衰がないなどの特徴がある。HEATの貫通力は87mmと前述の5cm砲のAPCRと大差ない。HEでは貫通しにくいが、HEATなら確実に貫通できる(実装甲厚40~60mm程度の相手)に効果を発揮しやすい。
       
      この砲は弾速が遅く山なりの弾道を描くので、慣れない内は初期砲の方が扱いやすいだろう。弾速はAPとHEが385m/s、HEATは308m/sと、イギリス名物の非常に遅く弾道が山なりな榴弾砲を除けば他国の低Tier榴弾砲とほぼ同じである。
       
      また、この砲は本車の前のPz. III Eから開発できるD.W. 2の初期砲なので、Pz. III EでD.W. 2を開発済みの場合は乗り出しからそのまま使える。
       
  • 装甲
    中戦車にも拘わらず、車体装甲はPz. III Eの半分まで薄くなっている。
    砲塔前面を除く殆どが14.5mmという薄さの為、角度による跳弾もほとんど期待できない。むしろ車高が高くなった分被弾しやすくなっている。相変わらず、Pz. I Cなどの機銃弾に瞬殺されることもある。また、105mm榴弾砲はおろか、自身の7,5cm砲から放たれる榴弾さえ貫通する。
    改良砲塔で砲塔前面30mmにはなるものの、それでも機関砲を防げるかどうかという程度。
    まだ耐える運用が可能な程の耐久力は持ち合わせていないため、極力被弾しない運用を心がけたい。
     
  • 機動性
    初期状態でも最低限の機動力は確保されているが、III号戦車と比較して機動力は低下している。
    また最高速度も下がっている為、速度を生かした軽戦車のような振る舞いは出来なくなっている。
    改良型エンジンを搭載することで、中戦車としては必要十分な機動力を確保出来るようになる。
     
  • 総論
    Pz. III Eに比べると、機動力と車体装甲、隠蔽率を落とした代わりに、攻撃力が強化されている。
    装甲が脆いため、最前線で戦うには不利な要素が多いが、それ以外の要素は無難な性能。
    特に短砲身7,5cm砲の榴弾火力は無視出来ない存在であり、被弾を極力避けつつ後方から前線を支援するのが
    適していると言えるだろう。

史実

(当項目ではA/B/C型のみ取り上げる。D~F型、及びH/J型はそれぞれ(Ausf. DAusf. H)の史実ページにて)
WWI敗戦後の再軍備計画によりグデーリアン中佐が提案した支援戦闘車(ベグライトワーゲン、B.W.)と、対戦車用戦闘車による二種編成計画のうち、前者にあたる車両。7,5cm砲搭載の20t級支援車両として開発された。
ちなみに後者にあたる対戦車用戦闘車が後のIII号戦車である。
なお、派生機を含め本車は生産台数がWW2独戦車内で最も多かったと言われる。

 

1936年4月に7,5cm Kw.K. 37 L/24を装備した先行量産型であるA型が完成。ただし装甲が薄く、7.92mm弾を弾くのがやっとであった。最後期車両はB型車体を流用したためその分装甲は厚くなっており、その後A型全車に増加装甲が施された。なお、慢性的な戦車不足によって、バルバロッサ作戦時においても少数が部隊に配備されていたという。生産台数35両。

 

続くB/C型では装甲が強化され、前方機銃に代わってピストルポートが設置されている。また、C型中期生産型からエンジンがHL120TRMに変更されるなど地道に改良が加えられている。
B/C型はWW2後期においてもある程度の数が稼動状態にあったようで、2線級の部隊に配備されることが多く、編成表ではIV号戦車クルツと呼称されていた。またB型に至ってはノルマンディー上陸作戦時にフランスに配備されていたことも確認されている。生産台数はB型42両、C型134両(うち6両が架橋戦車に改装)。

(参考:AchtungPanzerwikipedia)

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※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 純粋なダメージのみならず敵搭乗員やモジュールへのダメージもある
*2 特に履帯は空間装甲として機能する上にすべての車両が持ち側面を大きくカバーしている為に注意。ただし敵の履帯を切ることはメリットにもなるので時と場合にもよるが。