Tier3 ドイツ 中戦車 / 略称: Pz. IV A / 日本語表記: IV号戦車A型
↑ Pz.Kpfw. IV Ausf. A + 5 cm Kw.K. 38 L/42
↑ Pz.Kpfw. IV Ausf. B + 7,5 cm Kw.K. 37 L/24
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 455⇒480 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 15/15/15 |
最高速度(前/後)(km/h) | 42/18 |
重量(初期/最終)(t) | 17.92/18.24 |
実用出力重量比(hp/t) | 19.19 |
本体価格(Cr) | 41,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
5 cm Kw.K. 38 L/42 | 27.27 | AP APCR HE | 60 96 25 | 70 70 90 | 1,909 | 0.46 | 1.9 | 685 856 685 | 265 | 30 2,000 18 | 700 | -10°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7,5 cm Kw.K. 37 L/24 | 15 | AP HEAT HE | 43 87 38 | 110 110 175 | 1,650 | 0.51 ⇒0.5 | 1.9 | 385 308 385 | 215 | 30 2,000 38 | 780 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw. IV Ausf. A | 16/15/15 | 44 | 320 | 1,650 |
---|---|---|---|---|
Pz.Kpfw. IV Ausf. B | 30/15/15 | 44 | 330 | 1,800 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 108 TR | 320 | 20 | 450 |
---|---|---|---|
Maybach HL 120 TR | 350 | 20 | 510 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw IV Ausf. A | 18.2 | 35 | 7,000 |
---|---|---|---|
Pz.Kpfw IV Ausf. B | 22.0 | 40 | 7,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 2 | 265 | 40 |
---|---|---|
FuG 5 | 310 | 50 |
FuG 7 | 415 | 70 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 14.54% | 3.78% |
移動時 | 10.89% | 2.83% |
開発ツリー
5 cm Kw.K. 38 L/42 (初期/8,570) | ━ | 7,5 cm Kw.K. 37 L/24 (800/10,450) | ||
Pz.Kpfw. IV Ausf. A (初期/700) | ━ | Pz.Kpfw. IV Ausf. B (390/2,050) | ||
FuG 2 (初期/0) | ━ | FuG 5 (105/630) | ━ | FuG 7 (1,360/8,160) |
Maybach HL 108 TR (初期/9,460) | ━ | Maybach HL 120 TR (710/10,430) | ||
Pz.Kpfw. IV Ausf. A (初期/680) | ━ | Pz.Kpfw. IV Ausf. B (380/2,150) |
車両に関する変更履歴
v0.9.0 | 新規実装 |
v0.9.18 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 5 cm Kw.K. 38 L/42の総弾数を150発から265発に変更 7,5 cm Kw.K. 37 L/24の総弾数を122発から215発に変更 修理費用を44%ダウン 収益性を15%ダウン Pz.Kpfw. IV Ausf. A砲塔時のHPを250から455に変更 Pz.Kpfw. IV Ausf. B砲塔時のHPを270から480に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 概要
v0.9.0にてPz.Kpfw. IVの細分化によって追加されたTier3のドイツ中戦車。(コレクション車輌)
大戦中のドイツ陸軍の主力であったPz.Kpfw. IVの初期生産型である。
- 火力
機関砲はなく、5cm砲と短砲身7,5cm砲のみ。
v0.9.18からは全てのTier3車両がTier5とマッチしなくなり、貫通力が最高でも100mmに届かなかったいずれの砲も貫通しにくい相手と状況が減ったことで間接的に強化されている。- 5 cm Kw.K. 38 L/42
初期砲。
Pz. III Eより総合的な性能が向上、取り扱いやすくなっている。
後述の7,5cm砲と比べ、手数で勝負する砲性能ではあるが、時間あたりのダメージ量は大きい。本砲のDPM1,909はTier5もびっくりの数値であり、貫通可能な相手であれば十分な性能。
ただし、スペック通りの火力を発揮するためには、足を止めて姿をさらしたまま連射する必要があり、防御面が壊滅的なこの戦車では、自分が被弾しない工夫が必要になる。
精度も少し改善されたとは言え、相変わらず低いので、遠距離狙撃には向かない。 - 7,5 cm Kw.K. 37 L/24
AP(徹甲弾)よりも、HE(榴弾)での運用に向いた短砲身砲。
短砲身砲故に精度が劣悪かつ弾速が遅めではあるが、このTierでは大きな火力を持ち、榴弾を直撃させれば貫通しなくとも相当の被害を与えられる*1。
榴弾は非貫通の場合、砲弾が直撃した点の装甲が薄いほどダメージが大きくなるので、極力装甲の薄いところを狙おう。また、空間装甲は榴弾の威力を大きく減じてしまうので注意が必要である*2。
尚、この砲を取り扱う際は、貫通力の関係でAPの出番がほぼ無い(HEと比較して5mm差しかない)為、出撃前に弾種設定でHE(榴弾)多め、かつ順序変更することを忘れないように。
また、本砲の課金弾はHEATであり、傾斜や空間装甲に弱い一方距離減衰がないなどの特徴がある。HEATの貫通力は87mmと前述の5cm砲のAPCRと大差ない。HEでは貫通しにくいが、HEATなら確実に貫通できる(実装甲厚40~60mm程度の相手)に効果を発揮しやすい。
- 5 cm Kw.K. 38 L/42
- 装甲
中戦車にも拘わらず、車体装甲はPz. III Eの半分まで薄くなっている。
砲塔前面を除く殆どが14.5mmという薄さの為、角度による跳弾もほとんど期待できない。むしろ車高が高くなった分被弾しやすくなっている。相変わらず、Pz. I Cなどの機銃弾に瞬殺されることもある。また、105mm榴弾砲はおろか、自身の7,5cm砲から放たれる榴弾さえ貫通する。
改良砲塔で砲塔前面30mmにはなるものの、それでも機関砲を防げるかどうかという程度。
まだ耐える運用が可能な程の耐久力は持ち合わせていないため、極力被弾しない運用を心がけたい。
- 機動性
初期状態でも最低限の機動力は確保されているが、III号戦車と比較して機動力は低下している。
また最高速度も下がっている為、速度を生かした軽戦車のような振る舞いは出来なくなっている。
改良型エンジンを搭載することで、中戦車としては必要十分な機動力を確保出来るようになる。
- 総論
Pz. III Eに比べると、機動力と車体装甲、隠蔽率を落とした代わりに、攻撃力が強化されている。
装甲が脆いため、最前線で戦うには不利な要素が多いが、それ以外の要素は無難な性能。
特に短砲身7,5cm砲の榴弾火力は無視出来ない存在であり、被弾を極力避けつつ後方から前線を支援するのが
適していると言えるだろう。
史実
(当項目ではA/B/C型のみ取り上げる。D~F型、及びH/J型はそれぞれ(Ausf. D、Ausf. H)の史実ページにて)
WWI敗戦後の再軍備計画によりグデーリアン中佐が提案した支援戦闘車(ベグライトワーゲン、B.W.)と、対戦車用戦闘車による二種編成計画のうち、前者にあたる車両。7,5cm砲搭載の20t級支援車両として開発された。
ちなみに後者にあたる対戦車用戦闘車が後のIII号戦車である。
なお、派生機を含め本車は生産台数がWW2独戦車内で最も多かったと言われる。
1936年4月に7,5cm Kw.K. 37 L/24を装備した先行量産型であるA型が完成。ただし装甲が薄く、7.92mm弾を弾くのがやっとであった。最後期車両はB型車体を流用したためその分装甲は厚くなっており、その後A型全車に増加装甲が施された。なお、慢性的な戦車不足によって、バルバロッサ作戦時においても少数が部隊に配備されていたという。生産台数35両。
続くB/C型では装甲が強化され、前方機銃に代わってピストルポートが設置されている。また、C型中期生産型からエンジンがHL120TRMに変更されるなど地道に改良が加えられている。
B/C型はWW2後期においてもある程度の数が稼動状態にあったようで、2線級の部隊に配備されることが多く、編成表ではIV号戦車クルツと呼称されていた。またB型に至ってはノルマンディー上陸作戦時にフランスに配備されていたことも確認されている。生産台数はB型42両、C型134両(うち6両が架橋戦車に改装)。
(参考:AchtungPanzer、wikipedia)
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