Tier9 チェコスロバキア 中戦車 / 日本語表記:シュコダ T 50
↑ Škoda T 50 (1949) + 100 mm A20
初期状態。史実欄のイラストと同じ状態。
↑ Škoda T 50 (1950) + 100 mm AK1
最終状態。重戦車並みに大きな車体とソ連の影響を受けたと思われる御椀型砲塔が特徴。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,550⇒1,650 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 65/40/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/20 |
重量(初期/最終)(t) | 38.12/38.4 |
実用出力重量比(hp/t) | 26.04 |
本体価格(Cr) | 3,460,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 支援型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
100 mm A20 | 7.69⇒8 | AP APCR HE | 205 240 50 | 320 320 420 | 2,462 ⇒2,560 | 0.36 | 2.5 | 940 1,062 900 | 50 ⇒45 | 890 4,800 455 | 3,000 | -8°/+20° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 mm R11 | 7.32⇒7.5 | AP APCR HE | 230 269 50 | 320 320 420 | 2,341 ⇒2,400 | 0.36 | 2.3 | 1,050 1,187 1,000 | 50 ⇒45 | 890 4,800 455 | 3,800 | ||
名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | |
100 mm AK1 | 1.8 | 22 | APCR HEAT HE | 248 310 50 | 320 320 420 | 960 | 0.35 | 2.2 | 1,400 900 900 | 3/45 | 1,110 4,800 620 | 2,600 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Škoda T 50 (1949) | 100/100/100 | 38 | 380 | 8,600 |
---|---|---|---|---|
Škoda T 50 (1950) | 120/80/60 | 42 | 400 | 9,000 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Škoda 16 AH 145 | 750 | 12 | 1,400 |
---|---|---|---|
Škoda AHK | 1,000 | 10 | 1,700 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Škoda T 50 (1949) | 38.5 | 38 | 12,000 |
---|---|---|---|
Škoda T 50 (1950) | 43 | 42 | 12,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Radiostaince R-113 | 730 | 80 |
---|---|---|
Radiostaince RM-31T | 850 | 62 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | × | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
× | × | Class1 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 10.77%⇒11.85% | 2.48% |
移動時 | 8.09%⇒8.9% | 1.86% |
派生車両
派生元 | TVP VTU Koncept(MT/156,150) |
---|---|
派生先 | TVP T 50/51(MT/208,000) |
開発ツリー
100 mm A20 (初期/205,000) | ━ | 100 mm R11 (48,500/224,000) | ||||
Škoda T 50 (1949) (初期/32,700) | ━ | Škoda T 50 (1950S (24,400/58,000) | ━ | 100 mm AK1 (61,100/275,000) | ━ | TVP T 50/51 (208,000/6,100,000) |
Radiostaince R-113 (初期/52,200) | ━ | Radiostaince RM-31T (9,500/57,500) | ||||
Škoda 16 AH 145 (初期/82,000) | ━ | Škoda AHK (41,500/110,000) | ||||
Škoda T 50 (1949) (初期/32,000) | ━ | Škoda T 50 (1950) (23,500/62,700) |
車両に関する変更履歴
v0.9.13 | 実装 |
解説(v0.9.13)
- 概要
v0.9.13で実装されたTier9のチェコスロバキア中戦車。
戦後、シュコダ社がT 40に続いて設計した新型汎用戦車の改良案である。 - 火力
俯角は-8°とまずまずの数値であり、薄い装甲を補うために地形を活かして戦っていきたい。- 100 mm A20/100 mm R11
新規開発の100mm通常戦車砲。
単発火力320、通常弾のAPは205/230mm、課金弾のAPCRは貫通力240/269mm。前者のA20は論外であり、後者のR11もTier9中戦車としては頼りない。
DPMは一見高めに見えるが、ラマーが搭載できないので実際にはかなり物足りない。
精度・照準時間も後述のAK1に劣っており、敢えて通常砲を使うメリットは無いだろう。 - 100 mm AK1
1セット3発の自動装填砲。
弾倉火力は960と低いものの、オートローダーとしては最高レベルの照準時間・連射間隔を有しており、弾倉交換時間も22秒と短い。
連射間隔1.8秒は1セット3発を撃ちきるまで4秒以下という圧倒的なスピードであり、相手が1発撃つ間に3発全てを叩き込む事も可能だ。
通常弾のAPCRは貫通力248mm、課金弾のHEATは貫通力310mmと平均的な数値である。弾倉交換時間が短いとはいえ、HEATの空間装甲に弱い特性や弾速の差を考慮し、適切な弾種を選んでいきたい。
なお、弾倉火力が低いという事は確殺可能ラインも低いという事であり、他のオートローダー戦車以上に味方との連携を意識して立ち回っていこう。
- 100 mm A20/100 mm R11
- 装甲
攻撃面と機動力が優れている反面、防御力はTier9中戦車では最低レベルである。
装甲が薄いことに加え、車体がかなり大きく被弾しやすい。- 砲塔
初期砲塔では傾斜込み110~150mm程度、改良砲塔でも130~160mm程度しかない。
防楯外縁の二重装甲部分だけは200mm以上あるが、範囲が狭いので頼れるものではない。 - 車体
正面上部は傾斜がきつく、予備履帯部分は+15mmとなっている。急角度であれば跳弾できなくもないが、基本的に防御はあてにしない方が良いだろう。
面積の広い正面下部は65mmしかない弱点である。
履帯上部の側面装甲は40mmに加え、IS-3に似た形状の+3mmの空間装甲が存在する。
HEATは空間装甲に吸われやすい為、対峙して狙う際は注意しよう。
側面の青部分は空間装甲。
画像はTanks.ggより
- 砲塔
- 機動性
初期状態でも十分速いが、1,000馬力の最終エンジンを搭載すれば非常に優れた瞬発力を発揮する。
最高速度は50km/hと平均的だが、Tier9中戦車中1位となる高い出力重量比が特徴である。
旋回も並以上はあるので中戦車としては十分な機動力である。
重量は中戦車としては標準レベルなので、軽量な相手であれば体当たりもなかなかの威力となる。
- その他
視認範囲は改良砲塔で400mと十分な数値である。
一方で車体が大きいためか、中戦車としては隠蔽がやや低い部類。
- 総論
扱いやすいオートローダー砲を備えた優秀な中戦車である。
中戦車としては隠蔽率や車体の大きさが少々気になるが、火力を発揮しやすい優れた主砲と機動力がそれを補って余りある。
装甲が薄いこと、貫通力がやや低いことから正面戦闘は苦手である。これまで培った知識を以て防御面の欠点を補い、僅かなチャンスを逃さず大火力を発揮する運用となるだろう。
史実
戦後のチェコスロバキア汎用戦車コンセプトを発展させた計画案であり、1947年にシュコダ社によって開発されました。1948年には、本計画に大幅な変更が加えられました。100mm砲を搭載する計画があったものの、フルサイズの木製プロトタイプが1両製造された後に、計画は中止されました。
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