Konštrukta T-34/100

Last-modified: 2025-11-21 (金) 13:22:54

Tier 7 チェコスロバキア 中戦車 (読み方: コンシュトゥルクタ / 略称: T-34/100)

T-34-100_Early.jpg
↑ Konštrukta T-34/100 varianta II + 85 mm vz. 44S
初期状態。Konštrukta T-34/100の第2案。
ソ連版のライセンス生産であるため見た目はそのままT-34-85である。

T-34-100_Late.jpg
↑ Konštrukta T-34/100 varianta I + 100 mm vz. 44S
最終状態。Konštrukta T-34/100の第1案。
砲塔の前半部分を切り取りつぎはぎした見た目が特徴的。

スペック(v2.0.0)

車体

耐久値1,140⇒1,200
車体装甲厚(mm)45/45/45
最高速度(前/後)(km/h)54/20
重量(初期/最終)(t)32.71/34
実用出力重量比(hp/t)17.65
本体価格(Cr)1,430,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
ロール万能型中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
85 mm vz. 44S8⇒8.33AP
APCR
HE
150
205
43
220
220
300
1,760⇒1,8330.37⇒0.362.3⇒2.2792
990
792
56130
2,800
120
1,550-5°/+25°
100 mm vz. 44S6.67⇒7.06AP
HEAT
HE
175
250
50
250
250
330
1,667⇒1,7650.39⇒0.382.4⇒2.3959
950
900
40305
4,800
215
2,257-5°/+20°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Konštrukta T-34/100 varianta II90/75/52363607,200
Konštrukta T-34/100 varianta I90/75/52403707,800
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-2-3455015750
V-2-34M60015750
 

履帯

名称旋回速度(°/s)重量(kg)
T-34/85397,800
Konštrukta T-34/100427,800
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
Radiostaince RM-31T85062
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時13.97%⇒13.7%2.86%
移動時10.49%⇒10.29%2.15%
 

派生車両

派生元Škoda T 25(MT/57,950)
派生先TVP VTU Koncept(MT/106,300)
 

開発ツリー

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85 mm vz. 44S
(初期/62,500)
100 mm vz. 44S
(16,550/79,200)

TVP VTU Koncept
(106,300/2,410,000)
Konštrukta T-34/100 varianta II
(初期/14,000)

Konštrukta T-34/100 varianta I
(7,900/16,300)
Radiostaince 9R
(初期/1,980)
Radiostaince 9RM
(4,040/24,240)
Radiostaince RM-31T
(9,500/57,500)
V-2-34
(初期/27,860)
V-2-34M
(6,200/29,500)
T-34/85
(初期/12,000)
Konštrukta T-34/100
(8,100/19,200)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.13実装
v2.0.0詳細

解説(v1.29.1以前)

  • 火力
    仰俯角が広い戦車の多いチェコ中戦車ルートにおいて、ソ連系の本車両のみがいずれの砲でも俯角が-5度しか取れない。(本家T-34-85は俯角-7度なのでそれよりも劣悪。)一方の仰角は+20度取ることができるので十分。
    幸い、T-34-85と同様、砲塔が前寄りにあるため、飛び出し撃ちはやりやすい。
    • 85 mm vz. 44S
      T-34-85の85 mm S-53に似た性能の初期砲。
      本家よりも精度は優れるが、DPMや俯角が大幅に劣化している。
      Tier7中戦車の主砲としては貧弱極まりないので、できる限りフリー経験値16,550を用意して下記の100mm砲を搭載して乗り出そう。
       
    • 100 mm vz. 44S
      火力と貫通力に優れた100mm砲でTier7中戦車の砲としてはかなり強力。特に課金弾のHEATは貫通力250mmとPantherのAPCRをも上回り同格MT最高を誇る。が、HEATは空間装甲に弱く傾斜の標準化も無いため、一概にこちらの貫通力が高いとは言えない。
      また、ソ連系戦車ゆえの俯角の無さが大きな欠点であり、地形の起伏にはかなり気を使う必要がある。
      加えて総弾数が30発と少ない部類に入り、無駄撃ちで浪費すると弾切れを起こしやすい。
      なお、100mm砲だけなら初期履帯でもぎりぎり搭載可能だが、改良砲塔を含めての搭載は不可能。
      攻撃力の充実を優先するなら改良型装甲材で履帯を後回しにしてもよい。
       
  • 装甲
    車体装甲はソ連Tier5中戦車のT-34から進歩しておらず、このTierでは無いも同然。
    大口径榴弾が容易に致命傷となるため、可能な限り車体を隠して行動したい。
    だがそうなると必然的に地形を使う事になり、俯角の無さが大きく響いてしまう。
    砲塔は車体よりもマシだが、こちらも格下軽戦車の砲弾をかろうじて防げるかどうかといったレベル。
    基本的にHP頼みとなるが、モジュール耐久が脆弱*1。コンパクトな車体にモジュール満載ということもあり、大口径砲によってモジュールが纏めて撃ちぬかれやすい。
    損傷による戦闘能力の低下や誘爆等を避けるためにも極力被弾しないように立ち回りたい。
     
  • 機動性
    初期状態から中戦車としてなんとか及第点と言える程度の機動性は持っている。
    しかし、最終状態になってもŠkoda T 24Škoda T 25とは比べるまでもなく遅い。
    また、加速・旋回ともにやや遅いため、接近戦での回避にはあまり期待できない。
    基本的に陣地変換用の脚と割り切ろう。
     
  • その他
    Škoda T 25とは完全に開発系統が異なり、引き継げるモジュールが一切ないため、乗り出しから活躍するには膨大なフリー経験値が必要となる。
    なお、最終無線機は850mという全車両中最高の無線範囲を持ち、この無線機はTier9まで互換性がある。
     
  • 総論
    一言で言えば俯角と引き換えに優秀な砲を乗せたT-34-85である。
    同格MTと比べても優秀と言えるのは主砲性能のみで、機動力、装甲は上述の通りTier6と大差ないレベルと微妙な性能である。
    かといって頼みの主砲も遠距離戦では砲精度がやや不足気味であり、課金弾も貫通力は高いがHEATなので不安が残る。そして、接近戦は装甲・モジュールの脆弱さから不得手。
    これらの事から、パッとしない足ではあるが可能な限り被弾を避け、強みの火力を生かす臨機応変な運用が求められる難度の高い車両となっている。戦場全体の動きを読んで柔軟かつ慎重に立ち回り、その高めの単発火力を活かしていこう。
    単独戦闘で戦っていけるほどの性能はないので、基本的に味方との集団行動をもって戦うのが良いだろう。
    総合すると能力が低めで要求される立ち回りのレベルの高い、苦しい立ち位置の車両だが、本車で培われるそれらの技術は次のTVP VTU Konceptにおいて必須のものである。本車でそのノウハウをしっかり学んで頂きたい。

史実

詳細

T-34-100_history.jpg
T-34-100_history2.jpg
T-34-100_history3.JPG
※上から三番目の画像はチェコスロヴァキア製T-34-85(通称:T-34-85CZ)
シリア軍が中東戦争で使用したT-34-85の殆どがチェコ製であり、ポーランド製ともども本家より品質が優れている*2と評された。
また、本家とは微妙に砲塔の外観が異なった他、砲塔表面の鋳造肌も滑らかになっていた。

 
 

1954年4月に提案された、ソ連製のT-34-85戦車の改良計画です。
このチェコスロバキアによる改良型では、砲塔を大型化した上で100mm砲を搭載する計画であり、1955年からの生産開始を目指していましたが、実際に作業が開始されることはありませんでした。

上の図から分かるように、砲塔の構造は2つの案が考えられていた。製造が中止された理由は知られていないが、いずれも計画の域を出ることはなかった。

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  • DPMと通常弾の貫通以外T20の劣化にしか見えないからな~ -- 2016-02-01 (月) 00:07:41
    • まあT20よりは弱いね。でもあいつは同格最強だから -- 2016-02-01 (月) 03:19:08
  • この戦車の砲塔て中華版T-34-85みたいに防盾裏の隙間が少ないタイプなのかそれとも元のソ連の隙間が多いタイプなのかどっちなんだろう? -- 2016-02-08 (月) 08:53:40
    • 防盾80mmで裏無し、スッカスカだなKV-2の榴弾が貫通するかもしれん -- 2016-02-08 (月) 10:03:27
      • そうか、じゃあ中華版T-34-85みたいな頑丈さはないのか...中華版は最大で合計165㎜ぐらいあるらしいから期待しとったけど残念や...ティアも上がって敵の貫通力も多かれ少なかれ増えとるからやっぱり被弾しないように心がけやなあかんな。 -- 2016-02-08 (月) 10:45:55
      • 実車見たら分かるけど100mm砲運用の為に砲塔内部スッカスカなんよ -- 2016-02-15 (月) 09:46:32
    • 今の中華34-85は本家と同じ防楯に弱体化されてるぞ、知らない人が見たら勘違いするような情報は書き込まないほうが良いと思う -- 2016-02-20 (土) 17:55:25
      • そうなのか...僕の確認不足だったすまん。 -- 2016-02-24 (水) 22:08:50
      • T-34-85の砲身根元は30mmの装甲が付いてるけど、type58はそういうのが一切付いてない模様。今は本家T-34-85の方が頭は硬いみたい -- 2016-02-24 (水) 23:36:02
  • 弾薬庫保護系何もつけてない時にT29のワンパンで弾薬庫吹っ飛んだ事が1度だけあるんだけどこいつそこまで脆いのか・・・? -- 2016-02-08 (月) 15:24:12
    • 榴弾が抜けたんじゃないか? -- 2016-02-08 (月) 16:56:52
  • 120戦乗って勝率58%。コメント欄で叩かれてるけど、そんなに酷い戦車じゃないと思う。登場から日がたつけど、サーバー勝率も高値を維持してるし、Tier7 MTの中では強い部類でしょう。T-20と較べて対応できる状況の幅の広さで劣るかもしれないけど、得意な仕事の質が全然違うからそもそも劣化という表現は適切じゃない。劣化T-20とか言ってる人は性能の数値の大小でしか戦車の性能を測れないか、T20みたいなMTの使い方しかできない人じゃないか。隠蔽と俯角がない戦車ならではの撃ち方と撃つ場所を覚えて、相手視界の見極めと、戦況に応じたリポジを丁寧にやれば負けが先行することはないはず。 -- 2016-02-20 (土) 13:29:35
    • 単純に7・8MTが不遇なだけだからね -- 2016-02-20 (土) 18:12:56
    • 尖ってる車両と丸い車両の違いだしな -- 2016-02-20 (土) 19:12:19
    • 俯角の取れない車両と後部砲塔の車両って稜線の使い方が他と違うから、使い方を知らないやつがゴミ扱いするのよね。地形を使って車体をうまく隠す、よそ見している相手を狙う、孤立しない、基本に忠実に動いていればこれだけ火力のある車両が弱いわけないのに。 -- 2016-02-20 (土) 22:26:19
    • いやT20に出来ない仕事をこの戦車が出来るなら、それを具体的に書いてほしいな。劣化と書かれてムキになってるようにしか見えないんだけど。別にT20は7MT最強だから劣化と言われても仕方ないと思うんだけど。 -- 2016-02-24 (水) 14:33:25
      • T20ほどの汎用性がないのは事実だろうな。というより、T20が汎用性がありすぎるだけで、こっちがTier7MT一般として劣っているとは思えないのに劣化とかゴミとか言う奴がいるのには呆れるが。DPM低めなのはT20の玉に瑕な部分なわけで、DPMと貫通で勝っているこれに劣化という言い方をするのは、両方乗った人間としては違和感あるわ。削り合いが避けられない場面はどうしても出てくるので。 -- 木主じゃないよ? 2016-02-24 (水) 17:37:20
      • 俺も劣化は違うと思うわ。同じ特性を持ってるものを比較したならともかく、運用がまるで違う車両にそれはない -- 2016-02-24 (水) 18:39:43
      • 私も違うという意見に同感。俯角は劣っても、Tier7MTとしては高い攻撃力という優れた特徴がある以上劣化ではない。汎用性に優れたT20 と汎用性で比較して劣っているというのはどうかと思う。火力で比較したら、T20 は劣化T-34/100になるわけだし。 -- 2016-02-24 (水) 23:42:09
      • コメありがとうございます。私としては木主さんの「。劣化T-20とか言ってる人は性能の数値の大小でしか戦車の性能を測れないか、T20みたいなMTの使い方しかできない」というコメが気になったので質問させていただきました。 -- ? 2016-02-25 (木) 00:59:06
      • 正直T20は他を完全に食ってる感すらあるので他ができることは全部できてしまうからね。「T20みたいな」ってのは多分車両特性考えずにやりたいことだけやっていられる、ってことじゃないかな? -- 2016-02-25 (木) 07:50:57
  • 今90戦消化して68% 経験値上位で終えること多いがこの車両なんだろうなぁ・・・足も俯角も劣る部分があるから最初から無理しないように使ってる気がする。撃たれたら配置転換・前面へ出ない・無理しないって感じで強烈な一撃を撃ってると本当に役に立ててる。 -- 2016-03-02 (水) 01:01:09
  • 今日購入し、フリーを投入してフル装備で数十戦やったんだが、微妙な足回りと頼れるとは言いがたい精度。思ったより扱いにくさを感じた。トップの時は積極的に動いたりしたいけど榴弾すら貫通しかねない装甲に前述の微妙な足回りで大胆に動けない -- 2016-04-20 (水) 19:53:11
    • あでも0.38って他国と比べてもそんな変わらんのか、なんでだ…100%乗員なのに -- 2016-04-20 (水) 19:57:50
      • 拡散が大きいからなんじゃないかな 後はT20とか乗ってたらスタビつめるし余計にそう感じるのかも -- 2016-04-20 (水) 20:23:09
    • 薄いけど傾斜があるし頭はある程度硬いから、数字の割には弾く印象だけどな(安定して弾くとは言ってない)。8・9ばっかのところにおまけで入れられるとつらいけど、トップならHPとDPMでごり押しすることもあるよ。 -- 2016-04-21 (木) 23:33:38
  • 微妙戦車って言うからどんなもんかと思ったら、ソ連戦車と思えば使いやすい。ただし味方がゴミだとどうしようもならんな。T20は足というチートがあるからそこそこできるんだけどな -- 2016-04-21 (木) 00:13:19
  • ここを目指してるですが そんなに初期砲使い物にならないですか? -- 2016-05-01 (日) 09:40:23
    • 初期砲が使い物になる戦車のほうが珍しいと思うが、通常弾の平均貫通126っていったらTier5中戦車とどっこいだからなぁ。フル金でもかなり厳しいと思うけど。 -- 2016-05-01 (日) 11:04:37
    • 初期砲塔+初期砲だと俯角と隠蔽と貫通とDPMと足回りが良い分T-34-85の方が強いレベルだから砲くらいは変えないとつらいと思う -- 2016-05-01 (日) 13:41:18
  • 装甲を薄くして精度を高めたT-34-1みたい。正直、ゴミではないよ -- 2016-05-20 (金) 12:19:35
  • なんやかんや、DPM・精度・照準が良い分、初期砲の方がストレスなく使える。立ち回りにもよるけど、250㎜貫通HEATじゃないといけないような場面そんなに多くないから、初期砲の方が分がある。ほぼ誤差だけど、軽くなって出力比もよくなる。 -- 2025-11-21 (金) 13:22:54

*1 特に弾薬庫とエンジンが同格中戦車に比べて弱い
*2 ソ連は第二次大戦中の粗製濫造品を大量輸出していた一方、チェコスロヴァキアやポーランドは本来のスペックを再現した戦後生産型を輸出していた