Annapolis

改デモイン級 超巡洋艦 アナポリス

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

･消耗品

搭載可能消耗品

搭載可能消耗品

スロ ット	消耗品	名称	使用 回数	準備 時間	有効 時間	効果
R		応急 工作班	∞	60	5	火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。
T		水中聴音	3	120	100	敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる 魚雷強制捕捉距離：3.50 [km] 敵艦強制捕捉距離：5.00 [km] 最大潜航深度の潜水艦補足距離：2.00 [km]
		対空防御砲火	4	80	40	継続ダメージ +50% 砲弾の爆発によるダメージ+300%
Y		警戒 レーダー	3	120	35	一定範囲内のすべての敵艦を探知する 敵艦捕捉距離(水上)：10.00 [km]
U		修理班	3	80	28	自艦のHPを回復する 回復量：最大HPの 0.5 [%/秒]

ゲーム内説明

Des Moines(デモイン)級重巡洋艦の発展型の計画案です。原型となった艦級に比して大型化され、主砲塔を1基増設することで火力が強化されています。

解説

v0.10.10で登場した超巡洋艦(Super-Cruiser)の一つ。
同様の超巡洋艦のライバルとしてもう1隻フランスのCondéが登場した。
　

• 主砲
  デモイン最大の特徴であった8インチ砲を贅沢にも4基12門搭載。
  この艦の最大の特徴である自動装填装置を備えた8インチ自動砲は前級の装填時間5.5秒のままなので投射量が増加している。
  砲弾はデモインのページを参照のこと。砲弾はボルチモアのものと同じだが、ご存知の通りAP弾は米軍謹製SHSを使用しているためAPを刺し易く*2、HEも投射量を生かし相手をゴリゴリと削っていける。
  砲配置は前後に2基の4基12門とバッファローと同じであり、バッファローと同じく、デモインの様に島に張り付くと前級と同じ火力しか出せない。如何に後部砲塔で火力を出すかが本艦に乗る上でキモになってくる。
  デモインを使用していた艦長は本艦の弾道に慣れているとは思われるが、対巡洋艦において距離を取られるほど実質DPMは低下してしまう。
  また、超艦艇の特徴として代替射撃モードが追加され、Fキーを押すことでモード変更を行うことができる。
  射撃モードは主砲射撃直後にバースト射撃を行い、その後40秒の装填時間が必要なバーストモードと従来の単射モードの2つ。
  精度向上によってエイムさえ合えば敵艦により命中弾を与えられ、また狙った所への命中弾を増やせる。特に対巡洋艦での転舵狩り、駆逐艦への多数ヒット狙いにおいて非常に有効。
  バースト射撃後に40秒の装填時間が必要なため、「ミリ残り処理」「レーダー効果時間ギリギリに駆逐に射撃」「腹見せ艦にAPを流し込む」といった瞬発火力が欲しい時、島陰に入るといった「射撃不能になる直前」といったタイミングに使用するものだろう。

• 副砲
  Austinの主砲として搭載されているものをデモイン同様の配置で置き換えている。
  弾種はHE弾のみとなっているが、装填時間が前級の6秒から本級の4秒と高速化されているためDPMが少し向上している、が特筆するほどの強さは無く、接近戦時に火災リボンを稼いでくれる、かもしれない。
  この副砲が後述の対空性能に貢献している。
• 対空火力
  Austinと同様の最新の兵装を搭載した巡洋艦なだけあって対空火力は極めて高く、中距離の継続ダメージは驚異の560でありこれを上回るのは同国のMidwayくらいである。
  加えて長距離については同格でも下の方であったデモインから大幅強化され、継続ダメージもさることながら、爆発数が10個と巡洋艦最多。艦長スキルで対空能力を嵩上げする事も検討に値する。
  仮に艦長スキルとアップグレードを適用し防御砲火を起動すれば継続ダメージを751、長距離対空の爆発数13となり、単艦でも強力なT11に渡り合えるポテンシャルがある。格下ならかすり傷を付けるにも苦労するだろう。
  とは言っても航空隠蔽は7.8と悪く一方的なスポットを受け易く、また艦載機も損失を嫌がりあまり寄ってこないだろう。
  ここまで強力であれば対空にスキルアプグレを回すよりも他に回す方が得策かもしれない。
  強化無しでも巡洋艦中最高クラスに強力なため、米巡洋艦らしく味方艦に防空の傘を提供してあげよう。
  　
• 抗堪性
  大幅に向上している。
  デモインの50,600から56,000になったのはもちろん、そのバイタル形状から敵のAP弾に対し他の巡洋艦よりも耐性を持っている。
  艦種艦尾の27mm、甲板30mmは変化はないため戦艦AP及び軽巡以上のHE弾に対しては依然として弱い。水雷防御は16％と多少は硬くなったが船体の大型化もあり魚雷も要警戒。
  しかし舷側装甲帯は170mmとあのスターリングラードに比肩する装甲圧を持ち、角度さえつければ戦艦砲でもある程度耐える事ができる。
  そしてバイタル形状はほとんどの艦が弦から弦までバイタル判定で埋まる中、この艦のバイタルは中空形状となっている。
  つまり「早発信管の場合バイタルに届く前に爆発し通常貫通」「通常信管の場合バイタルを貫通し反対側で爆発し通常貫通」といった現象が起こりえる''''。
  さらに正面からAPを受けた際のバイタル面積も小さいため、その点でもデモインより耐性は高い。
  しかし艦尾からAPを受けた際のバイタル面積は大きいため、引き撃ちの際は慎重な操艦を心掛けたい。
  装甲配置

  

  

  

• 機動性
  速度は33knotとデモインと変わらず。
  旋回半径は860m、転舵所要時間は8.8秒と小回りの利いたデモインに対しかなり重い挙動となる。
  しかし前部砲塔の数は変わらないため後部砲塔を使えない状況での火力はデモインと同じであり、後部砲塔を生かすためには機動戦をこなしていくことも大事。
  バイタル自体は先述の通り堅牢ではあるが、判断を見誤ると普通に即沈するので転舵の判断は慎重に。
  　
• 隠蔽性
  なんと攻撃性能、防御性能がデモインより大幅に向上しているにもかかわらず、海面発見距離は特化した場合で11.0km。0.1kmしか増加していない。他の性能向上の対価と見れば破格である。
  レーダーとの隠蔽差は1kmとなるが誤差だろう。
  しかし航空発見距離は7.8kmとかなり大きい。航空機のスポットを受け易くなっている事には注意しよう。
  　
• 総評
  デモインから機動性と隠蔽性以外の性能をすべて向上させた超艦艇。
  弱点であったバイタルの抜かれやすさもかなり改善されている。
  圧倒的な投射量からくるDPM、バースト射撃による一瞬の圧倒的DPSはあらゆる状況に対応できるために動きの幅は非常に広く、限定的な場面では正に破壊的な壊滅をすることができる。
  米巡洋艦らしく駆逐艦を粉砕しながら巡洋艦をAPで腹パンし、戦艦等を強力なDPMで殴りながら味方に対空の傘をかけよう。

史実

小ネタ

ゲーム内では艦名の下にLong-Range Shipbuilding Plan 1950のSuper cruiserと表記されている。

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