重巡洋艦ドレーク(チャーチルの大型巡洋艦9門案)
性能諸元
・基本性能
Tier | 9 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Albemarle |
国家 | イギリス | 派生先 | Goliath |
生存性 | 継戦能力 | (A) 40,100 (B) 46,800 | |
装甲 | 全体 | 16-229mm | |
艦首甲板 | 25mm | ||
甲板 | 30mm | ||
艦尾甲板 | 25mm | ||
砲郭 | 127-229mm | ||
防郭 | 19-177mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A) 0% (B) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 102,000馬力[hp] | |
最大速力 | 33.3ノット[kt] | ||
旋回半径 | 760m | ||
転舵所要時間 | (A) 15.5秒 (B) 11.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 13.2km | 0.0km | 7.6km | |
航空発見距離 | 8.8km | 0.0km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A | mod.1 | 14.4km | 0m | |
B | mod.2 | 15.9km | 143m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 234mm/50 | 3基×3門 | HE弾 3,850(24%) AP弾 5,700 | 18.5秒 | 18.0秒 | HE 6 CRH AP 6 CRH |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 113mm/45 Mk IV | 6基×2門 | HE弾 1,600(7%) | 5.0秒 | 5.0km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 533mm Mk IXM | 2基×4門(4門) | 16,767(282%) | 96秒 | 10.0km | 62kt | 1.3km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 20mm Oerlikon Mk IV | 12基×1門 | - | 0 | 0.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm Vickers 2-pdr. Mk VIII 40mm/39 QF Mark VII | 4基×8門 4基×4門 | - | 0 | 0.0% | 0.1-2.5km | |||
長 | 113mm/45 Mk IV | 6基×2門 | 5 | 1,540 | 116 | 90.0% | 0.1-5.8km | ||
B | 短 | 20mm Oerlikon Mk V | 12基×2門 | - | 154 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm Bofors Mk VI 40mm STAAG | 4基×6門 4基×2門 | - | 235 | 90.0% | 0.1-3.5km | |||
長 | 113mm/45 Mk IV | 6基×2門 | 5 | 1,540 | 116 | 90.0% | 0.1-5.8km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | ||
着弾観測機改良1 | 着弾観測機の有効時間 +30% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% | |
機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
水中聴音改良1 | 水中聴音の有効時間 +20% | ||
対空防御砲火改良1 | 対空防御砲火の有効時間 +20% 消耗品「対空防御砲火」の準備時間 -10% | ||
3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% | |
副砲改良1 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
対空砲改良1 | 優先対空セクターの準備時間 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
魚雷発射管改良1 | 魚雷発射管の旋回速度 +20% 魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40% 艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5% | ||
4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% | ||
5 | 魚雷発見システム | 魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上 | |
隠蔽システム改良1 | 発見距離 -10% | ||
操舵装置改良3 | 転舵所要時間 -40% 操舵装置修理時間 -80% | ||
艦艇消耗品改良1 | 艦艇の消耗品の動作時間 +10% | ||
6 | 主砲改良3 | 主砲装填時間 -12% 主砲旋回速度 -13% | |
魚雷発射管改良3 | 魚雷発射管装填時間 -15% 魚雷発射管の機能停止発生率 +50% | ||
射撃管制装置改良2 | 主砲最大射程 +16% | ||
対空砲改良3 | 対空砲座の秒間平均ダメージ +20% |
・消耗品
搭載可能 消耗品
注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値
ゲーム内説明
ドレイク級は1930年代の終盤に開発された巡洋艦の設計案であり、ドイツの重巡洋艦に対抗することを目的としていました。本案は234mm砲を採用することで優れた火力を実現していました。
解説
- 主砲
前級のAlbemarleからの大きな違いとして8インチ3連装3基から234mm砲の3連装3基へと変更となった。
234mm砲へと変わったことでDPSは口径が大きくなった分、HEは2割、APは3割ほどダメージ量が増加している。
これにより、同格戦艦のIzumoやMusashiの57mmの甲板装甲も貫通できるようになっており、戦艦に対してのHEのダメージも通りやすくなっている。
火災発生率に関しても24%と同格ツリー艦の中では最も高く、貫通ダメージを与えながら火災ダメージも与えやすい使いやすいHEとなっている。
加えて、主砲の配置は前6門後3門となっているため逃げながらの引き撃ちには適さず、火力を出すにも前方40度、後方35度程度傾けないと全門斉射が出来ないため、火力を出すための立ち回りには工夫が必要となる。 - 魚雷
魚雷の数や装填時間、射程、雷速等は前級から据え置きだが若干ダメージ量が増加している。
ただし、発射角度は悪化しており、特に後方に対してはAlbemarleに比べてかなり角度をつけなければ発射出来なくなっている。
また、前級では有効距離がシビアながら隠蔽魚雷を撃つことが出来ていたが、本級では出来なくなっているため注意が必要。 - 対空
同格の巡洋艦に比べると多少心許ないが、対空防御放火と組み合わせれは中距離以降はそこそこの対空能力は保持している。
T8の艦載機に対してはそれなりに自衛はできるが、T10の艦載機に集中攻撃されると厳しい。 - 抗堪性
HPの46800は同格のツリー艦の中では平均的な数字ではあるが、前級からの英国仕様の修理班のおかげで艦長スキルの管理+有料消耗品を組み合わせた最大回復量を含めるとHPは有に10万を超える。
バイタルパートも前級と比べると耐久力が増しており、遠距離の巡洋艦からは比較的抜かれにくくはなっている。
前級のように中央部に大きく突起した英国特有のよくわからないバイタルパートも本級では無くなっているのもポイントとなる。
ただし、前級同様にバイタルパート自体は喫水線から大きく上に露出していることは変わらないため、戦艦による真横から砲撃を受けた場合は破壊的一撃を覚悟しなければならないのも同様なので注意。 - 機動性
前級と比べると速度は33.3ノットと0.3ノット上がっているが、旋回半径が40m悪化しており、転舵所用時間も0.3秒遅くなっている。
前述の通り集中攻撃には弱く、足も早いわけではないので引くタイミングはきちんと見据えて一歩先の動きを意識するようにしよう。 - 隠蔽性
発見距離はアップグレード+艦長スキル+迷彩の最良隠蔽距離は10.4kmと前級からは悪化している。
主砲のDPSの良さとこの隠蔽の良さを活かし、隠蔽距離ギリギリから敵巡洋艦の横っ腹に対して奇襲し、APを叩き込むことで敵艦に大ダメージを与えることができる。
集弾状況によっては5,6枚バイタルを抜いて破壊的一撃を取ることも可能のため、機会があれば積極的に狙っていくといいだろう。 - 総評
巡洋艦同士の単純な打ち合いは苦手だが、戦艦同士の打ち合いへの火力支援での火災貢献がしやすく、そして強力な砲を持つ一方で隠蔽性はいい。
前級からDPSを強化した一方でDPMは下がり、奇襲能力をより尖らせた側面攻撃が得意な性能となっている。
また、乱戦状態の戦闘状態から上手く抜け出せれば、傷を負っていても持ち前の回復力を使用して再度戦うことができるため、隠蔽に入るためのタイミングを踏まえ、撃つタイミングなどはきちんと見計らう必要がある。
しかし、上手く扱えば敵にとってはしぶとく粘り、時に大ダメージ、時には燃やしてくる非常に厄介な相手になるのは間違いないだろう。
史実
第二次世界大戦初期の1939年~40年、時の海軍卿であったウィンストン・チャーチルは条約型巡洋艦を撃破しうる所謂大型巡洋艦4隻の計画を提案した。これらの巡洋艦は前弩級戦艦の中間砲並の口径である234mm(9.2in)砲を主砲として9門もしくは12門搭載し、対203mm砲弾の防御を施すことになっていた。
しかし、これら4隻の巡洋艦はなんとVanguard級戦艦3隻よりも費用が高いということが判明したため計画は破棄されてしまった。
なお、この一連の計画の図面は残っていないため艦型はWGオリジナルということになる。
小ネタ
名前の元ネタは16世紀後半頃のイングランドのゲール系ウェールズ人航海者、サー・フランシス・ドレーク。
編集用コメント
- 史実追加。 -- 2019-10-16 (水) 19:33:10
- 諸元のわかる範囲で記載しました。随時追加をよろしくお願いします。 -- 2020-01-20 (月) 17:31:43
- Drakeに乗って卒業したので乗っての経験を踏まえて解説を追加しました -- 2020-03-22 (日) 22:46:01
- アプグレと消耗品について、0.9.4.0現在のものに更新した -- 2020-05-15 (金) 10:08:30
コメント欄
- 紅茶決まり過ぎて、使いづらいことこの上ないわ。アルべマールの方が幾分強かった -- 2021-03-21 (日) 18:53:10
- なんかすごく使いにくいし..射程短いし、慣れるまできっと弾当たらんw -- 2021-05-13 (木) 21:58:24
- 射程延長+重榴弾で、航空攻撃含めてバイタルだけは抜かれない。偏差は慣れたら当たる。回復っていう武器を上手いタイミングで使う。がんばれ! -- 2021-05-14 (金) 01:31:04
- 抜かれないってのは抜かれないように、ってことね -- 2021-05-14 (金) 01:32:59
- 煽りではなく!こういう応援コメントもらえるとすごく嬉しい、頑張ってみます。神様ありがとう -- 2021-05-14 (金) 01:39:29
- 射程延長+重榴弾で、航空攻撃含めてバイタルだけは抜かれない。偏差は慣れたら当たる。回復っていう武器を上手いタイミングで使う。がんばれ! -- 2021-05-14 (金) 01:31:04
- ふふふ試行錯誤して立ち回りを変えて行ったら本来の使い方が分かった気がする。 -- 2021-05-30 (日) 15:02:13
- どうしたら燃える?100発あたり火災が1から0くらいで乗り出して絶望してる -- 2021-06-25 (金) 00:34:58
- IFHEを取得してるのを疑うレベルw -- 2021-06-25 (金) 00:38:31
- 育成で乗り出したけどコイツ強ぇね。隠蔽良いしHE刺さるし燃えるし角度付ければ弾けるし超回復有るし。特にネプの後に乗るとすげぇ強く感じる -- 2021-06-25 (金) 10:17:55
- 巡洋艦同士の1vs1ならほぼ負けないよねシルバー1までこれで行った -- 2021-06-30 (水) 21:33:23
- 今のシルバーリーグなら単に相手が弱かっただけじゃない?修理樊あるので負けないだけで、対巡もそこまで強くないはず。射角が悪すぎて火力が活かしにくいのがこの子の弱点だから -- 2021-07-01 (木) 01:25:25
- シルバー初週に2に成ったんだけどね巡洋艦では艦首抜かれないからその辺気を付けながらかなぁ。その後この船飽きて米軽巡ルート進めてた笑 -- 2021-07-01 (木) 10:40:12
- 巡洋艦同士の1vs1ならほぼ負けないよねシルバー1までこれで行った -- 2021-06-30 (水) 21:33:23
- 重巡らしからぬ隠蔽良さで不意に近距離VP抜かれる相手はビビった感じの初動するよな 長距離も熟し近距離初手リーチかけ易いこの船は巡洋初心者にもお勧めできそう。 -- ゆるふわ弾道は慣れっこ!? 2021-08-25 (水) 22:50:08
- こいつの転舵ビルド安定して強いな。赤猿の自分でも勝率58%までになってる。転舵ビルドはHEのみ、隠蔽ビルドは不意打ちでAP混ぜると良い。 -- 2021-10-06 (水) 12:22:19
- 転舵だろうが隠蔽だろうが弾種は使い分けようよ… -- 2021-10-06 (水) 12:43:47
- 確かにHEこそ強力だが、APも中々優れたモノだからどちらにせよ使わないと勿体ないぞよ。 -- 2021-10-06 (水) 16:55:59
- 非常に強いと思うんだけど何故か勝てない。前方射角微妙な引き撃ち艦だからpushの圧力が薄いんかね。ゴライアスは射角どうなんだろ -- 2021-10-11 (月) 13:55:01
- Drake:40/35 Goliath:30/30 -- 2021-10-11 (月) 14:30:55
- マジか、射角かなりいいね。ほなあと6万頑張るか… -- 2021-10-11 (月) 19:16:17
- ゴライアスまでではないけど、「えっこれだけ削られたのにここまで回復するんかい!」っていうのには感動するわ、まだフラットな艦尾を向けての引き撃ちやれてないので -- 2022-03-20 (日) 14:27:49
- Drake:40/35 Goliath:30/30 -- 2021-10-11 (月) 14:30:55
- 小ネタ長すぎせめて畳んでくれやり方は知らん -- 2022-03-24 (木) 20:56:09
- 長らく推力転舵に射程ugが正義だと信じてたけど推力隠蔽+装填ugも普通にやれるね。と言うか比較的楽な立ち回りで生存しつつ火力出せるってのが前者な訳で、これも良いと思うんだが、駆逐艦を撃ったり巡洋艦VPを狙ったりと自分から試合を勝ちに繋げる事を目指すならやはり良隠蔽を活かした立ち回りを意識すべきなのかなと感じる。 -- 2022-05-12 (木) 07:11:22
- 前者の運用ならゴライアスのが良いかも。ドレークは隠蔽良くて観測機あるし取り回し良いから普通に推力隠蔽+装填ugで不都合ない。まぁ俺の場合はゴライアスも推力隠蔽+装填ugの上、最上級砲手で兎に角火力出す調整にしてるのだが -- 2022-05-12 (木) 08:09:25
- 何か戦い方青葉に似てる?青葉より立ち回りはシビアかもしれないけど、青葉みたいな使い方で、勝率57.45%何だけど -- 2022-06-13 (月) 17:52:40
- 後ろが芋戦艦だと苦労するね。芋の側では射程不足でDDの支援が全く出来ないし、なまじ隠蔽いいからDDに付いてくと芋との距離が開きすぎて見つかった瞬間に袋叩きにあう。 -- 2022-09-22 (木) 13:43:13
- 今の長距離砲撃戦メインのランダム戦だと私もどうしていいかわからない。誰か教えて。 -- 2022-10-29 (土) 18:01:09
- なんでだろう。ゴライアスより戦いやすく感じる。観測機のせい? -- 2023-06-06 (火) 14:19:13
- このバイタルでこの射界は結構しんどいな。全問斉射の誘惑で横向けすぎるとやばそう。 -- 2023-08-21 (月) 23:24:14
- 斉射の時だけ傾ければ良いのよ -- 2023-08-21 (月) 23:27:53
- コイツがティア10で実装されてたら、TierのXが名前に見えてX(ディエス)Drakeって読み間違えそうだな(ワンピース並艦) -- 2023-12-14 (木) 17:30:20