*改鈴谷型重巡洋艦 1番艦 伊吹[#Title]
&attachref(./IBUKI.jpg,nolink,30%);
#fold(他画像){{
#attachref(./スクリーンショット (10).png,nolink,80%)
迷彩つき
&attachref(./ibuki_uncamo1.jpg,nolink,35%);
}}
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.4.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|9|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|''[[Mogami]]''|
|~国家|[[日本]]|~派生先|''[[Zao]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(A) 35,100&br;(B) 39,000|
|~|装甲|艦首艦尾|25-100mm|
|~|~|中央甲板|27-32mm|
|~|~|中央側面|27-30mm|
|~|~|上部構造物|16-100mm|
|~|~|砲塔|25-100mm|
|~|~|防郭|30-140mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|(A-B) 16%|
|~機動性|>|機関出力|152,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|35.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|770m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 9.5秒&br;(B) 7.3秒|
//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~火災|~煙幕|~最良|
|~|海面発見距離|12.22km|14.22km|7.18km|9.90km|
|~|航空発見距離|7.16km|10.16km|-|5.80km|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|A-B|Type9 mod.1|15.04km|128m|
|~|~|Type9 mod.2|16.54km|139m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|A-B|203mm/50|5基×2門|HE弾 3,300(17%)&br;AP弾 4,700|13.0秒|30.0秒|HE Type0&br;AP Type91|
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|A-B|100mm/65 Type 98|4基×2門|HE弾 1,700(6%)|2.9秒|7.0km|
//副砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|A-B|610mm Type90 mod.1|4基×4門(8門)|17,233|101秒|10.0km|62kt|1.6km|
|~|~|610mm Type93 mod.2|4基×4門(8門)|20,967|112秒|10.0km|67kt|1.7km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~空襲|~船体|~機体|~小隊数|~出撃機数(HP)|~搭載量|~射程|~最大ダメージ|~準備時間|
|~|A-B|川西 H6K|2|1(2,000)|2|7.0km|4,200|30秒|
&br;
//空襲を装備していない場合、枠ごと削除
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~継続的秒間ダメージ&br;(爆発ダメージ((斉射1回あたりの爆発数×砲弾1発の爆発半径内秒間ダメージ)))|~命中精度|~有効ゾーン&br;0.1km - |
|~|A|短|25mm/60 Type96 単装&br;25mm/60 Type96 3連装|28基×1門&br;12基×3門|207|85.0%|2.5km|
|~|~|長|100mm/65 Type98|4基×2門|112&br;(5×1,470)|90.0%|5.8km|
|~|B|短|25mm/60 Type96 単装&br;25mm/60 Type96 3連装|28基×1門&br;6基×3門|154|85.0%|2.5km|
|~|~|中|40mm/60 Type5|6基×2門|119|90.0%|3.5km|
|~|~|長|100mm/65 Type98|4基×2門|105&br;(5×1,470)|90.0%|5.8km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
//該当する距離の対空砲を装備していない場合、行ごと削除
//文字数が多くなりがちなので、適宜文字を小さく編集してください
&br;
・アップグレード
|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|○|
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM038_Spotter_Mod_I.png,nolink,70%);|着弾観測機改良1|着弾観測機の有効時間 +30%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM041_SonarSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|水中聴音改良1|水中聴音の有効時間 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM040_AirDefenseDisp_Mod_I.png,nolink,70%);|対空防御砲火改良1|対空防御砲火の有効時間 +20%&br;消耗品「対空防御砲火」の準備時間 -10%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png,nolink,70%);|副砲改良1|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|~|&attachref(アップグレード/icon_modernization_PCM104_SubmarineLocator_Mod_I.png,nolink,70%);|改良型潜水艦探知機1|潜水艦探知機の準備時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM087_AirSupport_Mod_I.png,nolink,70%);|空襲改良1|兵装「空襲」の準備時間 -20%&br;航空機のHP +25%&br;爆雷ダメージ +15%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;空母中隊の発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM029_FireControl_Mod_II_US.png,nolink,70%);|射撃管制室改良2|主砲弾の最大散布界 -11%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良2|魚雷発射管装填時間 -15%&br;魚雷発射管の機能停止発生率 &color(red){+50%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲装填時間 -20%&br;対空継続ダメージ +15%&br;対空砲弾の爆発によるダメージ +15%&br;消耗品「対空防御放火」を発動中に対空兵装の斉射によって生成される爆発数 +2|
}}
・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#b9a2217d]]|∞|60|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY016_SonarSearchPremium.png,nolink,70%);|[[水中聴音>消耗品#b2ea69cc]]|3|120|100|敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:3.50 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:5.00 [km]&br;最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.00 [km]|
|~|&attachref(消耗品/Consumable_PCY011_AirDefenseDispPremium.png,nolink,70%);|[[対空防御砲火>消耗品#ha0a8983]]|3|80|40|継続ダメージ +50%&br;砲弾の爆発によるダメージ+300%|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY012_FighterPremium.png,nolink,70%);|[[戦闘機>消耗品#d1ef9c7b]]|3|90|60|自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する&br;戦闘機数 4機|
|~|&attachref(消耗品/Consumable_PCY005_Spotter.png,nolink,70%);|[[着弾&br;観測機>消耗品#p4a44272]]|4|240|100|主砲の射程を 20 [%]延伸する|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY048_SubmarineLocator.png,nolink,70%);|[[潜水艦&br;探知機>消耗品#SubmarineSurveillance]]|3|120|20|最大深度と潜望鏡深度の潜水艦を発見する&br;潜水艦捕捉距離:7 [km] 初回準備時間:--- [秒]|
|~I|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|[[修理班>消耗品#yd3903f6]]|3|80|28|自艦のHPを回復する&br;回復量:+175 [HP/秒]|
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
//伊吹型重巡洋艦は、最上型の発展型であり、前型の強力な主砲と雷装を継承しつつ、装甲および対空能力の強化が図られていました。
最上型巡洋艦をベースとして改良を加えた重巡洋艦です。巡洋艦伊吹は1942年4月に起工され、1943年5月に進水しました。しかし8月に、本艦を軽空母に改装することが決定されました。同年中に改装作業が始まったものの、約80%完成した時点で建造作業が中止されました。
**解説 [#Manual]
史実では未成艦に終わった改鈴谷型重巡「伊吹」である。
前級[[最上>Mogami]]から順当に性能進化しているが、あくまで改良の域を出ず不足に感じることだろう。
目覚ましい性能向上を果たした敵艦と苛烈なT10戦場で渡り合うには、他の艦艇でできる仕事を如何に手放し、諦められるかにかかっている。
-''抗堪性''
甲板装甲こそ32mmに増厚され、457mm以下であれば跳弾の望みがある。しかし艦首艦尾は25mm、側面は27~30mmのまま。同格巡洋と比較すれば極端に脆いということもないが、後述の砲弾特性の悪さもあり化け物揃いのT10戦場においては一回の位置取りミス、一回の対面戦力の読み違いですぐに海底へのご招待となる。
煙幕もエンジンブーストもない本艦の操艦と位置取りには一切の甘えが許されず、それが本艦の評価を低くしている。
#fold(参考:ではどう立ち回るか。){{
・複数の敵戦艦や大型巡洋艦から狙われる場所で戦うことを諦める。
・敵の駆逐や前後運動している巡洋艦、ミリ残りを逃してしまうくらいなら、自分がダメージを負っても価値のある仕事だと考えて砲撃する。
・撃つのであれば引き撃ちをしていった先に島があって隠れられるなど、斜線を切れる導線を確保しておく。
・本艦を良い標的と考えるプレイヤーも多い。逆説的におとり性能は優秀。失ってはいけない味方が前線でジリ貧の時にあえて発砲し、味方を生き残らせる、敵の気を散らせる等できれば、数字には現れないが大きな貢献である。
}}
-''主砲''
古鷹からお馴染み20.3cm砲。前級から装填時間と射程が向上しており、HEのDPMは152,000と継続火力は同格では実は高い部類。しかし肝心の抗堪性が環境に追いついておらず、被発見時間は短くしなければ自分の身が保たないというジレンマ。射程延長UG等で安全距離を保つことはできるが、およそ17km以上の長距離戦は弾道特性が噛み合っておらず当てづらい。逆に敵熟練艦長の高速低弾道の戦艦たちにとり、20km前後にいる伊吹の狙撃など容易い。前述の抗堪性の問題もあり、開けた場所で長い時間撃ち合う性能は完全に持ち合わせていないと割り切ることをおすすめする。
#fold(参考:ではどう立ち回るか。){{
・序盤は火災からの回復が容易な戦艦を撃つ事を諦める。
・もし撃つなら敵戦艦が他艦への砲撃をしたのを見てから。
・本艦は補助艦艇だという意識を持ち、敵駆逐、潜水艦、レーダー巡洋艦など序盤は価値の高い敵にのみ攻撃を限定する。
・諸々の前提条件はあれど、敵駆逐にしてみれば高威力、高精度のHE弾がいきなり10発現れるのは如何に格下といえど脅威である。隠蔽はその砲撃機会を生み出すためにあると言っていい。敵の油断を誘うべし。
・以上をまとめると伊吹操艦の要は、''如何に短い被発見時間で敵への影響力を極限まで高められるか''に帰結する。これを踏まえると遠距離砲戦主体の戦い方は選択肢から消え、リスクを取って前線に赴き、高隠蔽を脱ぐに相応しいタイミングでのみ砲撃すること=つまりは小型艦艇などの重要目標に絞った戦い方を最上よりも先鋭化させることとなる。
}}
-''魚雷''
67ノットの高雷速、20,000以上の高威力を持つ九三式魚雷はかなり強力。ただし射程は最良隠蔽との差が0.1kmであり、基本的な用途は向かってくる敵艦に対しての置き魚雷、煙幕の中への牽制となる。砲火力より期待値は高いことから眠らせておくのはもったいない。魚雷投下→砲撃(被発見)して注意を引く→敵艦の転舵タイミングで魚雷を踏む、という流れは狙う価値がある他、隠蔽状態をしばらく続けて発射点を敵の想定とずらして油断を誘うことも一考に値する。
-''対空''
最上に比べれば大幅に強化されているとはいえ、当然格上の艦載機を完封などできない。かといって何の強化もしないとハイブリッド戦艦にも粘着される時代のため、強化を強く推奨する。
-''機動力''
最上と比較すると、速力は少し上がり、旋回半径と転舵所要時間はそれぞれわずかに悪化。
-''隠蔽''
[[最上>Mogami]]より悪化した最良値9.9kmという数値はマッチング帯では優秀。しかしながら現環境においては潜水艦、ハイブリッド戦艦の艦載機、本艦を上回る高隠蔽軽巡の登場など、被発見リスクは非常に多岐に渡る。つまりは煙幕や装甲という逃げ場が無い以上、他艦艇よりも敵艦の特性と狙いを把握しておかなければ活躍が難しい。
-''消耗品''
[[最上>Mogami]]から着弾観測機が搭載可能となった他、潜水艦探知機の補足距離も7kmに延伸。単独では十分な性能とは言えずとも味方からすれば貴重な対潜水艦戦力である。島で隠蔽差を潰せれば確実に補足ができるため、仕事は非常に多い。
-''総評''
万能型巡洋艦と評される日巡だが、伊吹が立ち向かう戦場にあってはその全てのパラメータが不足していると言っていい。
とはいえ伊吹の仕事がない戦場などなく、対駆、対潜、対空、着火、それぞれのパフォーマンスがオール65点だとしても、必ず必要とされる場面がある。本艦最大の強みは敵がこちらを大したことない格下だと思って不用意に近づいて来ること、そしてその油断故にどんな相手にも想定外の痛打となる点である。
当艦の脆さを認識し、相手にしてはいけない敵を学び、他艦艇でできる事を手放し、如何に「戦う土俵を小さく保てるか」という戦略が組み立てられれば大きな貢献ができる。撃たないことが貢献ということもある。もちろん制圧力は無いため無力感が残る試合もあるだろうが、本艦でその戦略眼が培われれば他でも再現性が高く、プレイヤーを大きく成長させてくれる点が本艦の良さであろう。
**史実 [#History]
#fold(長いため格納){{
本艦は[[最上型>Mogami]](鈴谷型)の改良型として建造された”重巡洋艦”である。
最上型が条約失効後主砲を15.5cmから20.3cmへと換装し、実質重巡洋艦となったことにより米国との差は縮まったが決して余裕があるわけではなく、出師準備にあたり計画されたマル急計画で重巡洋艦の新造が決定する。だが、急速建造には一から図面を引いていては時間が足りなかったため鈴谷型巡洋艦の線図を利用した改鈴谷型巡洋艦として計画されることとなる。
そのため高射装置の更新や水雷兵装が3連装4基から4連装4基に強化された以外、殆どは最上型と同様の兵装であった。建造の進んでいた300号艦(伊吹)では航空兵装を全廃し発射管を5連装5基に変更させる予定だったとされるが、「4連装4基でその中央に5連装装填装置を配置」という説もあり[[重雷装艦>Kitakami]]が失敗していることを踏まえるとこちらの説が自然だろう。
本艦型は1942年の4月に300号艦が呉で、6月に2番艦の301号艦が長崎で起工したが、ミッドウェーの敗北により301号艦はただちに解体された。建造が進んでいた300号艦は進水させて速やかに船台を空けることとし船体工事を続けた。空母として想定した場合、重巡船体は小型であり航空機運用困難と考えられていたため後の空母改造については当初消極的だったという。翌年伊吹と命名、5月に進水。しばらく経ち空母転用が決まり11月に佐世保へと移動、改造工事を開始するも主要造船所は損傷艦の修理にリソースの多くを使っており佐世保も伊吹の改装がままならない状況だった。さらにマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦の敗北によって日本海軍機動部隊は壊滅し、載せる航空機も無くなったことで空母建造の必要性はもはや失われ1945年3月に進捗率80%で工事は停止、以降佐世保工廠は小型潜水艦の建造に全力を尽した。終戦後、伊吹は映像と多数の写真を残し1947年に解体処分された。
未完成を含めるなら日本海軍最後の重巡洋艦であったが、性能については計画要領書、図面では正面線図が知られているくらいで残された資料は少ない。防空指揮所の設置や、特に後部マストの移動は大きな変更であり、最上型と微妙に違う見た目になっていただろうが詳細図面が見つかっていないので想像するしかない。2番砲塔が仰角を取らず旋回出来るように主砲位置を修正したとする考察もあるが、これも真相不明である。
空母改造案は1943年11月頃に作図された一般艤装図を、戦後になって写した(?)という略図が有名である。ただし実際の写真と比較すると異なる点が多い。
ちなみに、伊吹は突貫工事だったのだろうか起工から進水まで最上型の半分程の期間で進めており重巡として造り続けていた場合マリアナ沖海戦までに完成していた可能性がある。
余談
改鈴谷型であるため本艦型の機関は大型缶8基だが、WoWsでは(最上・三隈の)艦橋前トランクと(鈴谷・熊野の)艦橋脇給気口が混在しており合計で缶10基分の吸気口が存在する不思議仕様となっている。
}}
**小ネタ [#Digression]
-モデル関係
[[青葉>Aoba]]以降の日巡に共通する、艦橋後部のY字型のマストであるが、本艦のそれは他のどの艦のものより大きい。前級[[最上>Mogami]]と比べれば歴然であろう。また、相当数の空中線が張られていることも確認できる。そもそも後檣の移動自体が空中線の延長による通信能力強化と思われるので、おそらく艦隊旗艦ないし戦隊旗艦を想定したIfモデルであろう。
水線より高さ3m以内にある巡洋艦の舷窓は訓令により1942年から43年頃以降塞がれるようになったが、このモデル(テクスチャ)では下甲板の舷窓も表現されている。ミスというより「早い時期に完成していたら」というこちらもIf設定なのかもしれない。
4番主砲塔位置から航空機、さらに後部構造物近辺の搭載艇を揚収するため後檣のクレーンは非常に大きい。約20mの射出機を上回りその長さは[[大和型>Yamato]]のデリックに匹敵し、長さだけなら実装日本艦の中では最大レベル。図面通りなら航空機と搭載艇の位置が逆なのでもう少し短かっただろうが、[[利根型>Tone]]と同じ大型デリックポストが採用されていた可能性も考えられる。
-その他
アップデート 0.10.6 にてメインマストに21号電探が搭載された。
不具合とされるが、wiki内のCBTの画像の時から存在せず、確認出来る範囲内において最低でも6年以上は経っている。
艦名の元ネタとなったのは日本百名山の1座をなす滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山(1,377m)。山頂直下まで車で行くことができ、アクセスが容易な百名山として知られている。
また、伊吹山は山岳観測の積雪量でギネス認定されており、その記録は現在も破られていない。
*編集用コメント [#EditorialComment]
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*コメント欄 [#Comment]
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*過去ログ [#Oldlog]
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|''Ibukiログ一覧''|
#ls2
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