シアトル級軽巡洋艦(1941年試作設計案A型)
性能諸元
・基本性能
Tier | 9 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Cleveland |
国家 | アメリカ | 派生先 | Worcester |
生存性 | 継戦能力 | (A) 41,800 (B) 43,600 | |
装甲 | 16-178mm ・防郭 25-102mm ・艦首・艦尾 25mm ・砲郭 16-25mm ・装甲甲板 25-51mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 4% | |
機動性 | 機関出力 | 125,000馬力[hp] | |
最大速力 | 33.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 750m | ||
転舵所要時間 | (A) 12.1秒 (B) 8.7秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 12.2km | - | - | 14.2km | 5.9km | |
航空発見距離 | 7.0km | - | 0.0km | 10.0km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | Mk9 mod.1 | 14.3km | 132m | |
Mk9 mod.2 | 15.7km | 141m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 152mm/47 | 4基×3門 | HE弾 2200(12%) AP弾 3200 | 6.5秒 | 22.5秒 | HE/HC Mk34 AP Mk35 |
空襲 | 船体 | 機体 | 小隊数 | 出撃機数(HP) | 搭載量 | 射程 | 最大ダメージ | 準備時間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | Consolidated PBY-2 Privateer | 2 | 1(2,000) | 2 | 7.0km | 4,200 | 30秒 |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 20mm Oerlikon Mk4 | 18基×1門 | - | 137 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm Bofors Mk1 | 12基×2門 | - | 235 | 90.0% | 0.1-3.5km | |||
長 | 152mm/47 D.P. Mk17 | 4基×3門 | 5 | 1820 | 109 | 90.0% | 0.1-6.9km | ||
B | 短 | 20mm Oerlikon Mk4 | 24基×1門 | - | 175 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm Bofors Mk2 | 12基×4門 | - | 322 | 90.0% | 0.1-3.5km | |||
長 | 152mm/47 D.P. Mk17 | 4基×3門 | 5 | 1820 | 105 | 90.0% | 0.1-6.9km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% | ||
5 | 隠蔽システム改良1 | 発見距離 -10% | |
目標測距装置改良1 | 敵艦艇の強制捕捉範囲 +50% 最大目視範囲 +20% 魚雷捕捉範囲 +20% | ||
操舵装置改良3 | 転舵所要時間 -40% 操舵装置修理時間 -80% | ||
6 | 主砲改良3 | 主砲装填時間 -12% 主砲旋回速度 -13% | |
射撃管制装置改良2 | 主砲最大射程 +16% | ||
対空砲改良3 | 対空砲座の秒間平均ダメージ +20% |
・消耗品
注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値
ゲーム内説明
シアトル級軽巡洋艦は、主砲として 152 mm 両用砲を採用した軽巡洋艦としては、アメリカ海軍において最初期の設計案のひとつでした。本案の発展型が、ウースター級軽巡洋艦です。
1940年代初頭、アメリカは防空任務を遂行するために特別に設計された新たな巡洋艦の開発を積極的に進めていました。本案は152mm両用砲を12門搭載し、速力は33ノットで、航空爆弾に対して防御するための厚い装甲甲板を備えることになっていました。これを具現化したのがこのシアトルです。第二次世界大戦の勃発後、本案の大きさは軽巡洋艦の制限内に留まることになったものの、技術者はもはや海軍軍縮条約の制約に拘束されなくなりました。本案は実際には建造に至りませんでしたが、その基礎となるコンセプトは、その後のウースター級軽巡洋艦の設計のベースとなりました。
解説
- 主砲
良くはない。一隻で敵を沈めるような攻撃力は基本的に無いが、敵に嫌がらせをするには十分。下手に撃たないことも重要。- 砲弾性能はT6から変更なし。但しスロットFが解禁されたため、最長射程は18.2km。T10戦場でもやっていけるレベルになった。射程限界付近を撃てばこれまでより高い山を越えて戦艦をバーベーキューできる。マップで狙いをつけるスキルが欲しいところ。
- 全門射角はA船体で前方35度後方35-48度、B船体で前方40度後方50度とよろしくない。全門での戦闘を欲張らずに前後の砲だけで戦う事も必要である。船体を更新すると悪化するため、A船体のままで戦うことも考慮に。
- 砲塔の旋回時間はClevelandより延びたが、全力転舵以外には追いつく。
- 攻撃能力も悪くないが、前級と決定的に異なるのはそのバカでかい防盾がもたらす抗堪性であろう。
- 副砲
地味にこいつとWorcesterは副砲が無い。とはいえTier9帯で巡洋艦の副砲が有効活用されることはまずないので気にすることはないだろう。
- 生存性
悪くはない。「軽巡にしては」という前提で言えば非常にタフ。隠蔽入りまでの18秒間を生き残るには十分な装甲を備えている。- HPはA船体で41800であり前級から1割ほど上昇しているが、並居る重巡大巡達には遠く及ばない。
しかし修理班が使用可能になっており、火災への耐性は増した。バイタルさえ貰わなければそれなりにタフ。 - 装甲配置は極めて優秀で、前級はもちろんT10のWorcesterより硬いと言える。真正面~傾き15°程度の防御姿勢であれば戦艦砲すら弾き得る。艦首装甲厚は25mmと据え置きだが、船幅の半分以上を占めるようになったクソデカ砲塔の防盾(178mm~51mm厚)およびバーベット(127mm厚)がダメージを吸収、あわよくば跳弾してくれる。後部甲板は51mmと巡洋艦屈指の厚さで大和砲すら弾き得る。ただし後方から当てられると艦尾形状のせいか広い船幅のせいかあっさり痛打を貰う。選べる状況であれば艦尾でなく艦首を向けておきたい。
- 偵察の片手間に適宜ちょっかいを出してヘイトを引き受けよう。砲塔が一基大破してからが本番である。
- HPはA船体で41800であり前級から1割ほど上昇しているが、並居る重巡大巡達には遠く及ばない。
- 隠蔽性
非常に良い。
最良隠蔽は9.6km。前級から悪化したがT9巡洋としては最良Tulsaに次いで最良クラス。マッチング帯を見回しても本艦より隠蔽が良いのはCleveland等の低Tier艦かAustin、Plymouth等一部の突き抜けた艦のみ。被発見時にレーダーを使用しても必ずしも敵を炙り出せるとは限らない。が、まだ可能な範囲。味方駆逐がカバーできない範囲では偵察、CAPも仕事のうちに入る。
- 対空
非常に良い。
引き続き独立スロットでAADFを使用可能。主砲が両用砲となり、射程が1kmも広がって全艦艇の中でも最良クラスとなった。敵CVの行動をよく読んで艦隊防空に寄与したい。受動的に撃退するのみならず、積極的に前進して敵戦闘機を撃墜、強引にCAPする運用も視野に入る。レーダーと併用できるのは英軽巡にない強み。奇数ティアであり空母戦の確率は低めだが、スロットBCと2ptスキルを対空に振るだけでも強い。
- 機動力
平均的。
前級から旋回半径と転舵時間は悪化している。が、Tier全体で見れば飛び抜けて良くも悪くもない。すぐに止まれないので、前後運動する際は注意しないと頭やお尻が丸出しになるぞ。
- 総評
単艦で戦況を変えるような攻撃力は無いが、単なる撃ち合い以外にも偵察、CAP、防空、タゲ取りと仕事は多い。どんな味方と組み合わせても何かしらの役割を持てる筋金入りのサポーターと言えるだろう。適当に撃ち合っているだけでは唯の経験値BOXだが、味方艦(と敵艦)の能力を詳しく知り、味方の苦手を支え、敵の苦手を突くように行動し続ければこの艦は必ず応えてくれるだろう。
史実
1941年7月に提出された次期軽巡洋艦設計案のひとつ「6" A.A. Cruiser Scheme "A"」が元ネタ。
従来の軽巡と同様のMk16 6inch三連装砲を4基搭載したもので、前級ファーゴ級やクリーブランド級をそのまま拡大させたような保守的な設計案である。ファーゴ級に比べて装甲を減らした代わりに主砲装填速度は向上しているのが特徴。
引用元
小ネタ
編集用コメント
コメント欄
- 思ってたより百倍頑丈で笑った。普通の軽巡運用だともったいないから、射程延ばして味方が危なくなったらヘイト買って引き撃ちしてる。無視されたら真横向いて撃てるから嬉しいねヤッター! -- 2022-09-19 (月) 07:51:59
- 俺はこの文章を見て笑った -- 2022-09-19 (月) 08:37:11
- 主砲2基で絶対に欲張らない動きすれば軽巡で1番堅いのは間違いない。主砲2こしかないしよく壊れてつらいから俺は射程じゃなくて発射速度上げてるよ。近くで撃てるから無視されることはまずないよ堅くて嬉しいねヤッター! -- 2022-09-19 (月) 09:53:51
- 50mmキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! -- 2022-10-17 (月) 15:53:00
- 横を向ければ浮かぶ鉄屑 -- 2022-10-17 (月) 16:19:41
- g -- 2022-12-13 (火) 11:40:28
- ダメージ稼がなくても防空しとけばクレジットも結構稼げますね。4万ダメで航空機もあんま墜とさなくてもチーム内順位4位とか取れるし -- 2022-12-13 (火) 11:41:41
- やっと慣れてきました -- 2022-12-13 (火) 11:42:00
- 島影に向かう以外のムーブが考えられないし、地点防空・防御以外にチームに貢献できるイメージがない鉄くず。これの楽しみ方は? -- 2022-12-31 (土) 11:33:36
- 軽巡のくせに縦向いてればめっちゃ耐えるから撃たれるのが次第に楽しくなってくるドM御用達の船だぞ -- 2022-12-31 (土) 12:34:31
- そうか、乗り手に足りないのはMの能力開発だったのか -- 2022-12-31 (土) 13:17:04
- ヴァレーホ「クソデカ砲盾が甲板38mmに化けてより耐えられるのがここに」 -- 2022-12-31 (土) 15:01:17
- 偵察警戒と駆逐サポートと戦艦サポートにかけずり回ってたら島に籠もってる暇なんてほぼ無いぞ -- 2023-01-01 (日) 02:23:00
- 軽巡のくせに縦向いてればめっちゃ耐えるから撃たれるのが次第に楽しくなってくるドM御用達の船だぞ -- 2022-12-31 (土) 12:34:31
- 闘争でコイツ育成に出したらなんか知らんが勝てて草生えた。クソデカ主砲がいい感じに防御してくれてるのか結構弾いたりモジュール吸収してダメ抑えてくれとる(大破するけど)。あ、アラスカパイセンはかなりきついんでやめてもろていいですか…… -- 2023-01-01 (日) 12:55:42
- ヤバい……心折れそう……。クリーブは射角よくてtier的に装填が相対的に早かったからやりやすかったけど、こいつは射角悪い癖に攻撃性能の上昇が小さすぎて、舵も重くなってるのが辛い。そりゃまあ、島影から打てばいいやんって言われればそうなんだけど、それが毎回、敵の駆逐の位置とか艦載機が飛んでくるせいで、上手くいくもんではないからさぁ。甲板の硬さを信じてケツフリしながら機動戦展開するしかないのかな……。 -- 2023-03-12 (日) 18:58:49
- これよく島陰から少し飛び出てるのよく見かける。ペテロ目線だとAPがよく刺さる。 -- 2023-03-12 (日) 19:04:50
- 島裏射撃にレーダー待機と基本は当然押さえる。そこからもう一手は味方と一緒に打たれることだな機動戦は向いてない。駆逐が見られて撃たれるとき、シアトルもまたケツから発砲発見されてる。戦艦が数的劣勢で燃えている時、3キロ前でケツから発砲発見されるシアトルがでてくる、みたいな感じ。味方と被ダメを分け合う動きはクリーブにできない特徴。 -- 2023-03-12 (日) 20:11:18
- ↑ほぼ同意。付け足すとすれば、隠蔽入り出来る確信があれば艦首を向けて受けるのも有りっていうくらいかな -- 2023-04-20 (木) 11:16:01
- ネプチューンの方が明らかに強い -- 2023-05-11 (木) 02:19:39
- 後ろ向いて前後運動してるとお前軽巡か?って言いたくなるくらい耐えるんだけど。蔵王やデモインと装甲間違えてない? -- 2023-06-11 (日) 21:21:45
- この子でイモるのはもったいない。俺は射程延ばして遠距離で囮になれるようにしてるよ -- 2023-06-12 (月) 01:16:28
- そりゃお前50ミリの鉄板が激しく前後してたら簡単にダメージ入らんよ。相手が後進読み違えると2番砲塔が大破するのほんと笑える。 -- 2023-06-12 (月) 09:29:14
- ソナー併用してると少し後ろの戦艦が元気になって戦線が維持される事が多い -- 2023-06-12 (月) 12:37:28
- こいつにはまった。大量の消耗品持ってる上に驚きの硬さ。ほかの軽重に乗れなくなちまった。 -- 2023-06-20 (火) 23:26:50
- (そうだ…アンタもハマれ!) -- 2023-06-21 (水) 01:32:19
- 色々ツリーで苦難の道を歩み、結局ソナーADDF同時持ち以外は重巡ルートで良くねになってしまった。ごめんな、シアトル‥ -- 2023-06-21 (水) 22:09:28
- ぶっちゃけこいついらないからな...使うならまだバッファローの方がマシ...。 -- 2023-06-22 (木) 23:03:57
- おたく、大和や薩摩の砲弾はじけるの? -- 2023-06-23 (金) 00:16:40
- 46cm砲弾く弾けないの前につらい....。 -- 2023-06-23 (金) 00:28:55
- ソナーADDF同時持ちっていったら米軽巡ツリーしか無くないか -- 2023-06-27 (火) 22:39:36
- ぶっちゃけこいついらないからな...使うならまだバッファローの方がマシ...。 -- 2023-06-22 (木) 23:03:57
- クリーブランドからずっと悩んでるんだけど、無理にレーダー照らしに行かない方が良い? -- 2023-11-07 (火) 23:49:22
- レーダーの為に島を離れるくらいなら止めた方がいいかもね。拠点になるだけ近い島に張り付いてレーダー・ソナー・爆雷空襲で駆逐をを交互に牽制していくのオススメだよ。 -- 2024-02-07 (水) 08:47:21
- それプラス味方戦艦のちょい前でヘイト分散と魚雷警戒しないと勝てないよ。 -- 2024-02-07 (水) 13:00:32
- レーダーの為に島を離れるくらいなら止めた方がいいかもね。拠点になるだけ近い島に張り付いてレーダー・ソナー・爆雷空襲で駆逐をを交互に牽制していくのオススメだよ。 -- 2024-02-07 (水) 08:47:21
- 怒涛の4連敗、、、難しいからこそ逆に使いこなしたくなるんだけど、習得するのと心が折れるのどっちが先になるか -- 2023-11-08 (水) 12:46:01
- 生存性の解説に、「隠蔽に入るまでの18秒」と書いてあるけど、発報ペナルティは20秒だよね。最初の2秒は相手のエイムが合わないから弾は来ないってこと? -- 2024-02-23 (金) 22:26:41
- なんなら消えた直後もまだ撃たれ得る -- 2024-02-23 (金) 22:56:52
以上から少し書き換えました。 -- 2018-07-16 (月) 07:31:26