*シュルクーフ級巡洋潜水艦 シュルクーフ [#Title]
#attachref(./topimage_Surcouf.jpg,nolink,30%)
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.0.0};
LEFT:・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|10|~種別|&color(Red){特別艦艇};|
|~艦種|[[潜水艦]]|~派生元|-|
|~国家|[[フランス]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|31,600|
|~|>|装甲|16-25mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|0%|
|~機動性|>|機関出力|0,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|32.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|610m|
|~|>|転舵所要時間|9.7秒|
|~水中機動性|>|潜行中の最大速力|18.0ノット[kt]|
|~|>|潜航舵の転舵所要時間|15.3秒|
|~|>|潜航/浮上の最高垂直速度|2.9m/秒|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~潜行深度・状態|~海面|~航空機|~煙幕|
|~|水上|5.7km|2.2km|2.0km|
|~|潜望鏡深度|2.1km|2.2km|2.0km|
|~|最大深度|発見不可|-|-|
&br;
|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~主砲|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~射程|~装甲貫通力|
|~|203 mm/50 Mle 1924|1基×2門|HE弾 2,900(15%)&br;AP弾 5,000|7.0秒|10.0秒|13.5km|34mm|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~空襲|~機体|~小隊数|~出撃機数(HP)|~搭載量|~射程|~最大ダメージ(火災)|~再出撃|
|~|-|1|1(2,000)|2|6.0km|3,400(0.0%)|45.0秒|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(11):|c
|~魚雷|~タイプ|~基数×門数(合計)|~射程|~雷速|~最大ダメージ|~装填|~被発見|~装填手の数|~射撃可能深度|
|~|400mm/550mm&br;tube lance-torpilles|艦首:1基×4門(4門)|12.0km|69kt|16,333|70秒|1.4km|4/2|''&color(red){水上/潜望鏡深度};''|
|~|~|艦尾:3基×2門(6門)|~|~|~|~|~|~|''&color(red){水上};''|
※音響魚雷とソナー(ピンガー)は非搭載
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~潜航能力|~潜航能力|~潜航能力消費|~回復レート|
|~|260単位|1.0単位/秒|1.0単位/秒|
&br;
・アップグレード
|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットA|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットB|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットC|BGCOLOR(#aaccaa):スロットD|BGCOLOR(#aaccaa):スロットE|BGCOLOR(#aaccaa):スロットF|h
|○|○|○|○|○|○|
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):A|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM084_Pinger_Mod_I.png,nolink,70%);|ソナー改良1|ソナーが機能停止する確率 -25%&br;ソナーの修理時間 -25%|
|~|&ref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|消耗品の動作時間 +40%|
///ref(Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,around)
|BGCOLOR(#eeaaaa):B|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM085_Pinger_Mod_II.png,nolink,70%);|ソナー改良2|ソナーピンガーの速度 +10%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM100_DamageControl_Mod_III.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良3|火災によるダメージ -5%&br;浸水によるダメージ -5%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM103_SubsEnergyFreeze_Mod_I.png,nolink,70%);|改良予備バッテリーユニット1|「予備バッテリーユニット」の動作時間 +20%|
///
|BGCOLOR(#eeaaaa):C|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|艦載魚雷の雷速((他の補正を考慮しない値)) +5%&br;魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管が機能停止する確率 -40%|
|~|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM082_Autonomy_Mod_I.png,nolink,70%);|潜航能力改良1|秒間の選考能力の回復 +10%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM104_SubmarineLocator_Mod_I.png,nolink,70%);|改良型潜水艦探知機1|「潜水艦探知機」の準備時間 -20%|
///
|BGCOLOR(#aaccaa):D|&ref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|火災消火時間&br; -15%浸水復旧時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|加速時における最大出力までの到達時間 -50%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM090_SteeringGearSubmarine_Mod_II.png,nolink,70%);|潜水艦操舵装置|転舵所要時間 -50%&br;潜航舵の転舵所要時間 -50%|
///
|BGCOLOR(#aaccaa):E|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇消耗品の動作時間 +10%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM101_Torpedo_Mod_V.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良3|魚雷のダメージ +7%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM102_DepthChargeResist_Mod_I.png,nolink,70%);|隔壁強化|爆雷による被ダメージ -15%|
|BGCOLOR(#aaccaa):F|&ref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良2|魚雷発射管の装填時間 -15%&br;魚雷発射管が機能停止する確率 &color(red){+50%};|
|~|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM086_Autonomy_Mod_II.png,nolink,70%);|潜行能力改良2|潜行能力 +15%|
}}
&br;
・消耗品
#fold(搭載可能 消耗品){{
搭載可能 消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#SSDamageControlParty]]|4|45|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY048_SubmarineLocator.png,nolink,70%);|[[潜水艦&br;探知機>消耗品#SubmarineSurveillance]]|2|120|60|最大深度と潜望鏡深度の潜水艦を発見する&br;潜水艦捕捉距離:6 [km] 初回準備時間:330[秒]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY022_ArtilleryBoosterPremium.png,nolink,70%);|[[主砲装填&br;ブースター>消耗品#MainGunReloadBooster]]|4|100|10|主砲の装填時間を一時的に-75%にする|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png,nolink,70%);|[[エンジン&br;ブースト>消耗品#ia76b51d]]|3|90|180|艦艇の最大速度を一時的に向上させる&br;最大速度の上昇率:20 [%]|
|~G|&attachref(消耗品/Consumable_PCY005_Spotter.png,nolink,70%);|[[着弾&br;観測機>消耗品#p4a44272]]|合計使用時間式|40|240&br;(合計使用時間)|主砲の射程を 20 [%]延伸する|
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
スルクフは、2門の203mm砲を搭載した独特な潜水艦であり、重巡洋艦の一種の類似型ともいえる存在でした。本艦は、敵水上艦への攻撃と通商破壊作戦の両方を目的として設計されていました。就役当時に世界最大の潜水艦であったことに加え、特徴的な雷装の配置や、偵察機を1機搭載していたことも、本艦の特筆すべき点です。第二次世界大戦中、自由フランス軍の一員として大西洋での船団護衛やサン=ピエール島およびミクロン島の攻略に参加しました。しかし1942年2月、太平洋への移動中に乗員とともに消息を絶ちました。
**解説 [#Manual]
''[[初心者で購入を検討されている方へ>プレミアム艦#ub90aa72]]''
ver.15.0から実装されたフランスのTier10潜水艦。同国初の潜水艦。「[[勝利へのサルベージ>https://worldofwarships.asia/ja/news/sales-and-events/salvage-for-victory-surcouf/]]」[[イベント>武器庫#Salvage_for_Victory]]から多額のリソースを支払って入手する事が出来る。取得に必要なリソースに関しては小ネタを参照。レアリティーは当然のレジェンド。
その特徴的な武装で一部では有名だった潜水艦が満を持して実装された。その性能はwowsの艦種の中で変わり種と言われる潜水艦の中でも更に奇抜な性能に仕立てられている。
-''抗堪性''
--''HP''
HPは脅威の3万越える。あの[[伊56(44年式)>I-56 '44]]を超えるどころか、[[Alberico da Barbiano]]を除く全駆逐艦よりも高い。潜水艦相手に激突も手段に入る。潜水艦からの近距離雷撃や駆逐の砲撃には多少耐えられるが油断は禁物。水上艦から砲撃を受ければあっという間に沈められるのは変わらない。
--''装甲''
装甲は25mmと厚く、英駆のような小口径砲やIFHEを持たない120~128mm砲の砲弾が直撃してもダメージを受けない堅牢さを誇る。しかし、潜水艦のため至近弾による爆風ダメージは受けてしまう。
-''主砲''
''&color(red){203mm連装砲を搭載している};''。
装填時間7秒とそこらの巡洋艦より早い。また、仏艦お得意の消耗品「主砲装填ブースター」も搭載しており装填時間が''&color(red){1.75秒};''にまで短縮する。AP弾まで使用可能であり10km先にいる[[吉野>Yoshino]]のVPを貫く事も容易い。ブースターを活用し巡洋艦のVPをしっかり狙えば残HP1~2万程度なら沈める事が可能。射程が長いので敵の航空爆雷の範囲外から砲撃するような芸当もできる。
欠点としては思っているほど火力は高くないため、浮上による奇襲攻撃はロマンに過ぎない。水上艦相手なら残HPが5000以下であれば倒せる可能性が高いが、それでも潜水艦の特性上反撃などを考慮すると生き残るのは困難である。加えて潜水艦相手には思ったほど火力は出ず、1回の砲撃で約450~950程度しか与えられないため致命傷を与えるのも難しい。航空爆雷と合わせて相手のオイル漏れを誘発させるような使い方がベストだろう。
--''注意点''
本艦の主砲を使用する場合は2点に気を付ける必要がある。
まず主砲射程が13.5kmと潜水艦の常識外の長射程を誇る。他の潜水艦のような短射程の主砲で構えると手痛い攻撃を受けるだろう。一見すると発砲ペナルティの危険性が増したように見えるが、潜望鏡深度に潜ってしまえば水上発見距離が縮まるため''&color(red){発砲ペナルティを強制的に解除出来る};''。任意で発砲ペナルティを抑えられるため、これを活用して島裏攻撃や奇襲攻撃を仕掛けるのも面白いだろう。
2つ目の注意点として潜水艦が潜望鏡深度より下まで潜ると主砲(と魚雷発射管)の向きが戦闘開始前と同じ位置に戻る仕組みになっている。一度潜れば主砲は真正面に砲を向けるので急浮上から砲撃による奇襲攻撃を敢行する場合は砲の向きを考慮する必要がある。巡洋艦砲でありながら旋回速度は悪くないが、真横に砲を向けようとしたら約5秒ほどかかる事は覚えておこう。
-''魚雷''
--''注意点''
事前にアナウンスされていたように本艦は''&color(red){誘導魚雷(とピンガー)を搭載していない};''。そのため対潜水艦戦において水中に潜った敵潜水艦を"誘導魚雷で仕留める"事が出来ない。代わりとして航空爆雷が使用可能なため、これを用いて水中の敵潜水艦を攻撃するしかない。
加えて本艦に搭載されている3つの魚雷発射管は深度によって射撃の可否が異なる点に注意する必要がある。艦首側は魚雷発射管は無誘導魚雷と同じで水上と潜望鏡深度で雷撃可能だが、''&color(red){艦尾の2基は水上でしか射撃出来ない};''。おまけに第二魚雷発射管は船体に格納されたような配置がされているため、射角が左右にしか取れないという仕様になっている。つまり、最大深度に潜ってしまうと一切の魚雷攻撃が出来ないのである。後述する航空爆雷すら使えないため、水中は完全な無防備になってしまう。
--''艦首側の魚雷''
基本的に扱いは誘導をしない代替魚雷と同じ仕様。最大4門の魚雷発射管から1発づつ射撃出来るようになっており、各門毎に再装填が開始するようになっている。射角がものすごく悪いのでピンポイント雷撃は苦手。
--''艦尾側の魚雷''
艦尾に搭載されている2基6門の魚雷発射管。潜水艦の魚雷発射管は通常船体内に格納されているが、本艦の場合は''&color(red){船外};''に設置されている。そのためか魚雷を撃つには水上に出ないと撃てないようになっている。魚雷発射管の扱いは水上艦と全く同じで射撃すると1基3発同時に魚雷が発射される。射撃するとリロードが始まり、リロードが完了すると再度1基3発分の魚雷が撃てるようになっている。
&attachref(./Surcouf_img001_r.jpg,30%);
上図のように、ほぼ全方位をカバーするほど射角が広いが、上述したように第二魚雷発射管だけは船体に格納されている関係で真後ろに射撃出来ない。また、第二と第三の魚雷発射管は360度旋回ができない上に元の向いている方角がそれぞれ逆のため砲塔の向きが追いつかない場合があるので注意。
--''魚雷性能''
魚雷の威力は[[Balao]]に匹敵する高さであり、雷速もリアクションタイムもTier10潜水艦としては申し分ない。再装填時間は70秒と潜水艦としては少々長めだが、単純な魚雷投射量は[[伊56(44年式)>I-56 '44]]に匹敵している。
先述したように艦首と艦尾で魚雷発射管の性質が異なるが、使用する魚雷は全く同じ魚雷を使うため威力や雷速に変わりない((なんなら諸元とモデリングを見ると艦尾魚雷は''400mmと550mmの混載''であるが、同じ性能である。))。発射位置から3kmまでは威力が大幅に低下する仕様も健在である。
-''空襲(航空爆雷)''
潜水艦としては初めて航空爆雷を使用可能。
上述したように誘導魚雷を持たない本艦にとって、水中に潜る敵潜水艦を攻撃できる唯一の攻撃手段である。射程が僅か6kmしかないが、水上被発見距離をカバーしているため敵潜と不意の遭遇でも対処できるだろう。ただし、アナウンスされたように水中では使用不可能。航空爆雷を使う場合は潜望鏡深度よりも上に浮上しておかなければならない。
-''潜行能力''
潜行能力は260単位と悪くない。消費も回復も1単位なので管理しやすい。上述したように特異な性能をしているため、艦長スキルやUGを潜行能力強化にするかどうかは艦長の戦い方次第で変わる。裏取り狙いであれば潜行能力強化、堅実に戦い火力を上げたいなら魚雷や生存性の強化と好みで分かれるだろう。
-''対空火力''
無い。
甲板上に2基の機銃が設置されているが、完全なハリボテである。
-''機動性''
水上の速力はデフォルトで32knotと良好。消耗品のエンジンブーストも搭載しており、旗や艦長スキルの「[[大型プロペラ・シャフト>艦長スキル/潜水艦#Enlarged_Propeller_Shaft]]」でブーストすれば最大''&color(red){46knot};''以上でかっ飛ばせる。潜望鏡深度の発見距離が2.1kmの状態でこの速力で移動するのは脅威だろう。
水中に潜ると18knotまで低下する。一応、水中でもエンジンブーストの効果は乗るので21.6knot(旗、スキル無)で潜航する事が可能。
-''隠蔽性''
デカい図体の割に水上発見距離が5.7kmと非常に良好。本艦より隠蔽性で優れているのは独潜くらいであり、水上艦を含めても対抗馬が数えるほどしかいない。先に発見される可能性が低い事から敵艦の索敵や偵察、艦尾の魚雷を撃ちやすいのは長所と言える。
-''消耗品''
本艦は多種多様なの消耗品を搭載しているが通常と異なる部分もあるので要確認。
--''潜水艦探知機''
本艦が搭載している潜水艦探知機は補足距離が6kmと英潜並に短い。また、使用回数が無制限ではなくデフォルト2回しかないため気軽に使えないのが難点。自慢の良好な隠蔽距離で敵潜水艦を見つけ出し、ここぞという場面で敵潜を照らすといった使用するタイミングが重要となってくるだろう。
--''主砲装填ブースター''
仏艦お得意の消耗品。主砲の項でも触れたように効果量が「再装填時間-75%」と非常に高い。砲撃を主体とした運用を想定しているなら効果時間を延ばすようなカスタマイズが望ましい。
--''エンジンブースト''
仏駆と同じ有効時間が180秒あるタイプのエンジンブースト。
--''着弾観測機''
主砲の射程が20%増加する消耗品。デフォルトの13.5kmから16.2kmまで延長される。従来の潜水艦と異なり射程が水上艦並に長いので島裏からの攻撃や陣地占領の妨害などがやりやすい。使用回数制ではなく、合計使用時間式になっているので手動によるオンオフ切替が必要。
問題として他の観測機と同様に"自艦の半径3kmを周回飛行する"ため、位置が特定されてしまう事である。使用機会はそう多くないものの、位置を特定されては困る状況下では使用しない方がいいだろう。
-''総評''
大型潜水艦にありがちな所謂「潜れる駆逐艦」を通り越し、「潜れる軽巡洋艦」とでもいうべき異質のフランス潜水艦である。
~まず目を引くのはその兵装で、横方向に投射可能な艦載魚雷にAP弾とHE弾を使用できる203mm砲、爆雷空襲に着弾観測機と完全に巡洋艦の装備である。
更には潜水艦の中でも上位の隠蔽を誇りながら駆逐艦を超える耐久力持ち、優秀な足回りを強化して高速で戦場を駆け回るというとんでもない性能をしている。
~しかしその代償も大きく、水中での攻撃手段を持たず完全に無防備になってしまう。
多彩な消耗品も回数制限が厳しいため消耗品を使い切ってしまうと途端に立ち回りが制限される。特に受波器を持っていないため、敵潜水艦から一方的に位置を把握され常に後手に回るのは本艦の最大の弱点だろう。
~主砲は強力ではあるが常用するには明らかに過剰な性能であり、隠密行動を旨とする潜水艦にとっては発砲による位置の露呈のデメリットが上回り多用できるものではない。
魚雷に関しては誘導こそできないものの時間あたりの投射量はかなり優秀で、艦尾側の魚雷も前方に投射できるため高速で敵艦を追いかけながら最大火力を発揮できるのは本艦の隠れた魅力である。
~本艦の立ち回りとしてはやはり「潜れる駆逐艦」を基本にしつつ、機会を見て主砲火力も上手く発揮していく必要がある。
前述の通り対潜索敵は苦手であるが、魚雷威力が減衰する近距離戦に持ち込んでしまえば持ち前の兵装で潜水艦同士の殴り合いに負けることはまずないだろう。そもそも敵潜水艦からすれば超隠蔽の高速軽巡洋艦を対面に引くようなものでありなかなかのプレッシャーである。
駆逐艦からしても本艦の火力は警戒対象であり隠蔽の高さと高速性から非常に厄介な相手である。大型艦にとっては語るまでもなく単独での対処は不可能である。
~弱点を乗り手の技量でカバーする典型的な高難易度艦艇ではあるが、相応の強力な性能を持っているため是非乗りこなしたい。
**史実 [#History]
-''史実''
#fold(''解説を開く''){{
フランス北西部のシェルブール造船所で竣工された。艦名は19世紀の私掠船((16~19世紀のヨーロッパを中心に、国家から特別許可(私掠免許状)を受け、敵国の商船を襲撃・略奪した民間船のこと))の船長であったロベール・スルクフにちなんでいる。ブレストを母港に据え、第二水雷戦隊に所属したスルクフは、早い時期からモロッコの港からダカール、さらには仏領ギアナまで、アフリカ大陸の植民地を巡る長大な試験航海と完熟訓練を行った。
やがて1939年、戦争の火蓋が切られた。スルクフは西インド諸島のマルティニークに駐屯し、ジャマイカから本国を経由してイギリスへ向かう輸送船団の護衛に就いた。長大な行動半径を生かし、広大な海域を監視する役割を担ったが、潜水艦というよりは浮遊する要塞のような姿で、敵味方双方から奇異の目で見つめられた。
1940年6月、フランス本土が陥落した。ブレストで修理中だったスルクフは、ドイツ軍の手に渡るのを避けるため、片肺運転で英仏海峡を渡り、プリマスに逃げ込んだ。しかし7月3日、英国海軍による「カタパルト作戦」の一環で、武装解除を拒んだ乗員と英軍の間で銃撃戦が起き、数名の死者を出した末に接収された。自由フランス海軍に編入されたスルクフは、乗員の多くが祖国への忠誠を捨てて去った後も、再び海へ出た。
新しい指揮官の下、1941年には大西洋を横断し、アメリカ東海岸のニューロンドンに寄港。あまりの巨体に港の桟橋が収まらず、特別な係留を強いられたその姿は、現地の海軍関係者たちの間で長い間語り草となった。修理と改装を重ね、バミューダ諸島やハリファックスを拠点に船団護衛任務を続けたスルクフだったが、艦載偵察機は1941年のドイツ空襲で損傷し、二度と搭載されることはなかった。機関の不調やバッテリーのトラブル、塩素ガスの発生など、トラブルは絶えなかったが、乗員たちは懸命に艦を維持した。
1942年2月、運命の時が訪れた。パナマ運河を経由し、タヒチを経てシドニーへ向かう長い航海が命じられた。2月2日にハリファックスを出港、12日にはバミューダを発ち、クリストバルを目指した。2月18日から19日にかけての夜、カリブ海の暗闇の中、クリストバル北北東約70海里の海域で、スルクフは忽然と消息を絶った。同時刻、同海域を航行していたアメリカ商船トムソン・ライクスは、暗黒の中で何かに激突したと報告した。船体に沿って巨大な物体が擦れ、船底を叩く衝撃。海面に浮かぶ叫び声が聞こえたが、Uボートと誤認した船長は停止せず、そのまま航行を続けた。救助信号が発せられたが、夜の海は静寂に包まれた。艦長ブレゾン中佐以下130名の乗員は、誰一人として帰還しなかった。残骸は発見されず、ドイツ側からも日本側からも撃沈の記録はない。
公式には商船との衝突事故とされているが、一部の戦史研究家や陰謀論者の間では「米軍機による誤爆説」や「米哨戒艇との交戦説」などが語られている。しかし、これらはあくまで推測の域を出ないため、「公式には衝突事故」「真相は闇の中」とする記述が歴史解説として最も誠実で正確であろう。
}}
-''主砲について''
#fold(''解説を開く''){{
フランス海軍の巡洋潜水艦スルクフの主砲は、艦の象徴でありながら、最も議論を呼んだ部分でもあった。
艦橋の前方にそびえ立つ巨大な旋回式砲塔には、203mm Modèle 1924型の連装砲が収められていた。この砲は、本来フランスの重巡洋艦であるデュケーヌ級やシュフラン級のために設計されたもので、ワシントン海軍軍縮条約が定めた最大砲径をギリギリまで活用したフランスの野心の産物だった。砲塔自体はModèle 1929と呼ばれる特別仕様で、重量185トンに達する圧力密閉型構造を採用。潜航時に海水が砲身内部に侵入しないよう、機械式のタンピオンが自動で砲口を塞ぐ仕組みが備わっていた。表面上は重巡洋艦の主砲塔をそのまま縮小したように見えるが、実際には潜水艦の制約を強く受けていた。砲身は個別にスリーブ化されておらず、仰角は揃って-5度から+30度までしか動かせず、左右への旋回も艦中心線から±90度に限られていた。潜航前に必ず中心に戻さねばならず、戦闘中は常に上部構造の一部として回転する砲塔の重さが艦の安定性を脅かした。
弾薬はAPC(徹甲弾)M1927型のみを搭載し、砲1門あたり150発、合計300発。設計上の最大射程は30度仰角で約28kmに達するが、現実の運用では測距儀の高さが極めて低かったため、実効射程は12,000m(約13,000ヤード)程度に制限された。5m測距儀を頼りにしても、波の影響で正確な射撃は難しく、穏やかな海況でなければまともに狙いを定めることすらままならなかった。発射速度も巡洋艦の4~5発/分に対して、潜水艦では3発/分が限界だった。表面浮上から2分30秒で射撃可能という設計思想は、通商破壊の理想を体現していた。
敵商船を発見すれば、速やかに浮上し、203mm砲で威嚇・撃破し、護衛艦が接近すれば即座に潜航して逃げる…それがスルクフの夢見た戦い方だった。しかし実際には、この巨大な砲塔は艦のシルエットを際立たせ、敵に発見されやすい存在となり、安定性や速力の低下を招いた。1941年のアメリカ寄港時でさえ、乗員たちは「この砲は我々の誇りだが、同時に呪いでもある」と漏らしたという。結局、スルクフの203mm主砲は一度も実戦で火を噴くことはなかった。設計者の意図を超えて、時代遅れの怪物として、ただ静かに海を眺めていた。カリブ海の闇に消えた夜、その砲塔は最後の威容を保ったまま、永遠の沈黙に沈んだ。
}}
**小ネタ [#Digression]
-[[勝利へのサルベージ>https://worldofwarships.asia/ja/news/sales-and-events/salvage-for-victory-surcouf/]]での交換
#fold(必要リソース){{
必要リソース
[[開発ブログ>https://blog.worldofwarships.com/blog/salvage-for-victory-surcouf-resources-breakdown]]より、「勝利のサルベージ」イベントで本艦を入手するために必要なリソースが公開された。入手までに進める必要があるステージと1ステージ毎に必要となるリソースは以下の通りとなる。
また、イベント開催時には期間限定で鋼鉄100を石炭1000に交換する事ができる。
勝利のためのサルベージの仕組みや交換方法については[[こちらの解説>武器庫#Salvage_for_Victory]]を参照
--ステージ毎の報酬
|CENTER:|>|LEFT:SIZE(12):|c
|~ステージ|CENTER:~報酬|CENTER:~備考|
|2|ボーナス・パッケージ|Tier8用|
|12|[[Marcantonio Colonna]]|イタリア&br;Tier8プレミアム戦艦|
|24|[[Narai]]|パンアジア&br;Tier8プレミアム巡洋艦|
|45|[[Zarya Svobody]]|ソ連&br;Tier9プレミアム戦艦|
|&color(red){''95''};|''&color(red){Surcouf};''|フランス&br;Tier10プレミアム潜水艦|
|100|記念旗|上記4隻の記念旗|
1ステージ進めるには下記のリソースを消費する必要がある。
&br;
--1ステージ毎のリソース量
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~各リソース|~石炭|~レア(青)&br;エコノミー|~エピック(赤)&br;エコノミー|
|1ステージ|16,000|72|12|
|95ステージ|1,520,000|3,600+α&br;&color(red){(※1)};|1,140|
''&color(red){※1};'' 青エコノミーは50ステージまでしか進められないため、他のリソースを足す必要がある
}}
-映画『ローレライ』
2005年公開の映画『ローレライ』((原作は2002年の小説『終戦のローレライ』で後にコミカライズも果たした))を観たことがある方であれば、その主役潜水艦・伊号第五〇七とよく似ている点に気付いただろう。それもそのはず、伊号第五〇七は、漂流中だったこのスルクフをドイツ軍が拿捕し、ドイツ軍によって修理・魔改造された後、ドイツの降伏に伴い日本海軍が接収した、という設定の艦である。
-[[公式メイキング映像>https://www.youtube.com/watch?v=gaWg4VlYJ0E]]
動画内に「5人の3Dアーティストが半年を費やしてゲーム内に蘇らせた」とあるように大変な労力である。
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