*バラオ級潜水艦 Balao[#Title]
&attachref(./Balao.jpg);

#region(その他画像)
&attachref(./スクリーンショット (2121).png);
&attachref(./スクリーンショット (2123).png);
&attachref(./スクリーンショット (2126).png);
#endregion

#contents
*性能諸元 [#Ability]

・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|10|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[潜水艦]]|~派生元|''[[Salmon]]''|
|~国家|[[アメリカ]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|20,200|
|~|>|装甲|6-25mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|0%|
|~機動性|>|機関出力|5,480馬力[hp]|
|~|>|最大速力|30.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|510m|
|~|>|転舵所要時間|7.2秒|
|~水中機動性|>|潜行中の最大速力|26.0ノット[kt]|
|~|>|潜航舵の転舵所要時間|20.0秒|
|~|>|潜航/浮上の最高垂直速度|3.3m/秒|


&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~潜行深度・状態|~海面|~火災|~航空機|~煙幕|
|~|水上|5.9km|7.9km|2.2km|2.0km|
|~|潜望鏡深度|2.1km|?|2.2km|?|
|~|最大深度|発見不可|-|-|-|

&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~ソナー|~タイプ|~準備時間|~ピンガーの効果時間|~ピンガー速度|~ピンガー幅|~最大射程|
|~|Mk10 mod.1|9.0秒|25/65秒|600m/秒|18m|12km|
|~|Mk10 mod.2|7.0秒|~|~|~|~|

&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~タイプ|~基数×門数(合計)|~射程|~雷速|~最大ダメージ|~装填|~切替時間|~被発見|~装填手の数|
|~|A-B|標準:Mk29 mod.0|艦首:6基×1門(6門)&br;艦尾:4基×1門(4門)|12.0km|86kt|7833|46秒|9.2秒|2.3km|2/2|
//|~|~|代替:Mk28 MIE|~|9.0km|65kt|13867|~|~|1.6km|~|←ver13.2以前
|~|~|代替:Mk28 MIE|~|9.0km|65kt|15867|~|~|1.6km|~|
|~|~|標準:Mk29|~|12.0km|89kt|7883|40秒|8.0秒|2.4km|~|
//|~|~|代替:Mk29 MIE|~|10.0km|69kt|14967|~|~|1.6km|~|←ver13.2以前
|~|~|代替:Mk29 MIE|~|10.0km|69kt|17133|~|~|1.6km|~|

&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~潜航能力|~潜航能力|~潜航能力消費|~回復レート|
|~|240単位|1.0単位/秒|1.2単位/秒|

&br;
・アップグレード
|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットA|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットB|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットC|BGCOLOR(#aaccaa):スロットD|BGCOLOR(#aaccaa):スロットE|BGCOLOR(#aaccaa):スロットF|h
|○|○|○|○|○|○|

#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):A|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM084_Pinger_Mod_I.png,nolink,70%);|ソナー改良1|ソナーが機能停止する確率 -25%&br;ソナーの修理時間 -25%|
|~|&ref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|消耗品の動作時間 +40%|
///ref(Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,around)
|BGCOLOR(#eeaaaa):B|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM085_Pinger_Mod_II.png,nolink,70%);|ソナー改良2|ソナーピンガーの速度 +10%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM100_DamageControl_Mod_III.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良3|火災によるダメージ -5%&br;浸水によるダメージ -5%|
///
|BGCOLOR(#eeaaaa):C|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|艦載魚雷の雷速((他の補正を考慮しない値)) +5%&br;魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管が機能停止する確率 -40%|
|~|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM082_Autonomy_Mod_I.png,nolink,70%);|潜航能力改良1|秒間の選考能力の回復 +10%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM104_SubmarineLocator_Mod_I.png,nolink,70%);|改良型潜水艦探知機1|「潜水艦探知機」の準備時間 -20%|
///
|BGCOLOR(#aaccaa):D|&ref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|火災消火時間&br; -15%浸水復旧時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|加速時における最大出力までの到達時間 -50%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM090_SteeringGearSubmarine_Mod_II.png,nolink,70%);|潜水艦操舵装置|転舵所要時間 -50%&br;潜航舵の転舵所要時間 -50%|
///
|BGCOLOR(#aaccaa):E|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇消耗品の動作時間 +10%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM101_Torpedo_Mod_V.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良3|魚雷のダメージ +7%|
|~|&ref(アップグレード/icon_modernization_PCM102_DepthChargeResist_Mod_I.png,nolink,70%);|隔壁強化|爆雷による被ダメージ -15%|
|BGCOLOR(#aaccaa):F|&ref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良2|魚雷発射管の装填時間 -15%&br;魚雷発射管が機能停止する確率 &color(red){+50%};|
|~|&ref(アップグレード/Icon_modernization_PCM086_Autonomy_Mod_II.png,nolink,70%);|潜行能力改良2|潜行能力 +15%|
}}

・消耗品
#fold(搭載可能 消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#SSDamageControlParty]]|3|60|15|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/PCY045_HydrophoneNew.png,nolink,70%);|[[受波機>消耗品#Hydrophone]]|∞|60|1|水上、潜望鏡深度、そして視程の外にある敵艦艇および潜水艦の位置をハイライトする。&br;艦艇の位置の判定は、消耗品を使用した際に行われる。&br;艦発見距離:9.0[km]&br;ハイライト持続時間:6 [秒]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY048_SubmarineLocator.png,nolink,70%);|[[潜水艦&br;探知機>消耗品#SubmarineSurveillance]]|∞|330&br;120|60|最大深度と潜望鏡深度の潜水艦を発見する&br;潜水艦捕捉距離:6 [km] 初回準備時間:330[秒]|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY046_FastDeepRudders_0.png);|[[強化型操舵装置>消耗品#EnhancedRudderGears]]|2|120|30|潜行および浮上の速度を高め、潜航舵の転舵所要時間を短縮します。&br;潜航舵の転舵所要時間-20%&br;潜航/浮上の最高垂直速度+20%|
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
バラオ級潜水艦は、二次大戦中に建造されたアメリカ製潜水艦としては最多の建造数を誇りました。魚雷発射管を10門備え、従来の艦級に比して潜行可能な深度が優れていました。

//v12.10
戦間期に開発された潜水艦は、戦艦と連携して行動し、偵察を行い、損傷した敵艦船に止めを刺すように設計されていました。そのために高速かつ重武装であることが求められていました。しかし太平洋戦線での出来事の後、これらの戦術コンセプトは時代遅れになり、新型のバラオ級は長距離襲撃を目的としていました。本級は乗組員が快適に過ごせるように設計されており、大量の燃料と多数の魚雷を搭載することが可能でした。そのネームシップであったバラオは10回の戦闘任務を遂行し、10隻の敵艦船を撃沈しました。


**解説 [#Manual]
Tier10のアメリカ潜水艦。
ver.0.10.7で実装された潜水艦の1隻。

-''抗堪性''
HPは20,200と同格潜水艦の中では平均的な値。
優秀な足回りや機動性を強化できる専用消耗品を持つため攻撃の回避に徹底する事で生存性を高められる。

-''ソナー''
射程が12kmと良好な点以外はあらゆる点で平均的な性能を持ち、癖が無いため扱いやすい。
初期モジュールではソナーのリロード時間が9秒と長くなっているので注意。

-''魚雷''
魚雷発射管は艦首に6門、艦尾に4門と充実しているが、装填員が2名ずつしか配置されていないため全門装填には2分程度を要する。
一方で魚雷の装填時間は40秒と短めであるため、全門斉射後でも短時間で少数を装填し追加発射できるのは強みである。時間あたりの発射レートは同格潜水艦の平均程度である。
--''誘導魚雷''
射程が12kmと良好で雷速も89ktと速いため扱いやすい。一方で威力は低めであり、浸水発生率も低いため複数本を確実に命中させて火力を補う必要がある。
--''代替魚雷''
射程は10kmと少し短いが、雷速は69ktと代替魚雷の中では良好で魚雷の被発見距離も1.6kmと短く敵からすると回避が難しいという強みがある。威力や浸水発生率も同格と比べて高めに設定されているため斉射火力は高い。
~拡散が5°と広くバラけやすいため、射程の短さと合わせて近距離戦向きの調整となっている。

-''機動性''
飛び抜けた性能こそ無いがいずれも平均以上の値を持つため足回りは良好である。
--''水上''
[[前級>Salmon]]から僅かに落ちるがそれでも最高速力は30ktと良好で行動の自由度が高い。加速時間、転舵所要時間、旋回半径など平均的な値をしている。
後述するように潜行能力のコントロールが容易であるため艦長スキルの[[大型プロペラ・シャフト>艦長スキル/潜水艦#Enlarged_Propeller_Shaft]]との相性も良い。
--''水中''
水中速力も26ktと良好で水中行動も支障なくこなすことができる。水中での転舵所要時間や潜行・浮上速度もやはり平均的な値。

-''潜行能力''
前級から40単位増えて240単位となり4分間連続で潜行できるようになった。潜行能力の回復速度も1.2/秒と高いため適宜息継ぎをしておけば試合全体を通して潜行時間を維持できる。

-''隠密性''
海面被発見距離は5.9km、航空被発見距離は2.2kmとこちらも同格潜水艦の平均的な値である。
~本艦に対して先手を取れる潜水艦や駆逐艦は数えるほどであり、その差も僅かであるため隠蔽性で苦労することは殆ど無いだろう。

-''消耗品''
--''[[応急工作班(潜水艦)>消耗品#SSDamageControlParty]]''
一般的な潜水艦用の応急工作班。特別アップグレードである[[応急工作班改良1>アップグレード#DmgCPrt1]]を搭載すると効果時間を延長でき水中戦に強くなるので載せておきたい。
--''[[受波器>消耗品#Hydrophone]]''
有効半径&color(blue){9km};に準備時間&color(blue){60秒};の優遇を受けており強力((同格潜水艦の多くは8kmに80秒でそれ以下の性能の艦も多い。))。発見こそできないものの広範囲を高頻度で索敵できるため敵の動向を常に把握でき先手を取りやすくなる。
--''[[潜水艦探知機>消耗品#SubmarineSurveillance]]''
一般的な性能の潜水艦探知機。敵潜水艦の隠蔽性や機動力を考慮して上手く使用していく必要がある。
--''[[強化型操舵装置>消耗品#EnhancedRudderGears]]''
潜行・浮上速度と潜航中の転舵所要時間を一時的に改善できる特殊な消耗品。特に使用時の浮上・潜行速度に関しては潜水艦の中でもトップクラスの値になるため緊急時の深度変更で役に立つ。潜水艦同士の水中戦においても機動力を底上げできるのは大きい。

-''総評''
アメリカらしいバランス型の優秀な潜水艦である。
ほぼ全ての性能が同格潜水艦の平均かそれ以上であるため弱点らしい弱点がない。そのためあらゆる状況に対処する事ができ、プレイヤーの実力を存分に発揮することができる。
~逆に尖った部分がなく、特定の戦術に特化した潜水艦相手にはその得意分野で遅れを取ってしまう器用貧乏な面もある。そのため敵の苦手な部分を突く戦い方が求められ、他国の潜水艦に関する知識も必要となる。
また、同格潜水艦の多くが誘導魚雷か代替魚雷のどちらかに重点を置き手数や瞬間火力で勝負する中で、本艦はバランス型故に火力面が中途半端になっている点も見落とせない。
~潜水艦の数が少なかった実装当初こそ性能の高さが目立ったが、特化型の潜水艦が増えるにつれ自然と標準的な立ち位置に落ち着いた。本艦と比較すれば新規実装の潜水艦の特徴が分かる程であり、ある意味Tier10潜水艦の性能基準のような艦と言える。
とは言え総合力の高さは相変わらずであり、プレイヤーの努力にしっかりと応えてくれる艦である。癖の少なさから初心者にも扱いやすく、高Tier戦場での潜水艦の動きを学ぶのにも適している。

**史実 [#History]
第二次大戦後期における米海軍の主力潜水艦がこのバラオ級。
前級である[[ガトー級>Gato]]と共に太平洋を駆け回り、帝国海軍と熾烈な戦いを繰り広げ…というよりザルな対潜警戒の穴をついて通商破壊で多大な戦果を上げている。
同時に戦闘艦艇相手にも結構な戦果をだしており、WoWsに登場する艦艇だと[[天龍>Tenryu]]、[[金剛>Kongo]]、[[愛宕>Atago]]、[[翔鶴>Shokaku]]、%%削除された%%[[大鳳>Taiho]]、[[信濃>Shinano]]あたりがガトー/バラオ級によって撃沈されている。((他に有名どころだと沖縄からの学童疎開船「対馬丸」もバラオ級の餌食となっている。))

艦級としては改ガトー級とでも呼ぶべきもので、ガトー級からの変更点は艦体に高張力鋼を使用して潜航可能深度を90mから120mまで下げた程度。
史実におけるスペックは魚雷管10門(艦首6門+艦尾4門)に水上速力20kt、水中速力9kt。水上航続距離11,000海里、潜航能力は2ktで48時間。

戦後にはガトー級・テンチ級とともに、接収した[[UボートⅩⅩⅠ型>U-2501]]を参考にした大水中推力プログラム(GUPPY)による改修が行われ、GUPPY Iで水上17.8kt水中18.2ktとリアルチートに対抗できるスペックになった((U-2501基準の史実準拠で改修前のままだと水中速力は半分、潜航能力は1/3、潜航可能深度も半分という産廃が出来上がる。))。しかし改装予定の艦全てにこれを施すのはコスト面で不可能だったため、一部の艦では艦首や蓄電池などの改修を省いた簡易仕様であるフリート・シュノーケル改装が行われた。
GUPPY Ⅰ~Ⅱ、フリート・シュノーケル、GUPPY Ⅲの各改装は船体形状の違いで識別でき、WoWsにおけるモデリングはこのうちフリート・シュノーケル仕様を再現したもの。

建造数が多く、投入されたのが連合国優勢になった戦争後期ということもあって、損失は101隻の就役に対して9隻(ガトー級は20/77が戦没)にとどまり、戦後は多くの国に供与されている。
海上自衛隊もガトー級「ミンゴ」を「くろしお」と改名して運用していた。
**小ネタ [#Digression]
バラオ級最終艦であるSS-426タスクは戦後の1946年に就役し、GUPPY Ⅱ改装を受けたのち1973年に台湾海軍に売却されて艦名を「海豹(ハイパオ)」に変更されて運用、''2022年現在も現役で運航されている。''ただし老朽化で20mしか潜れない。
ゲーム内モデルはフリート・シュノーケル仕様であり、当のバラオはというと、上記改装のいずれも受けていない。外見としては同型艦[[アーチャーフィッシュ>Archerfish]]のモデリングが近いか((つまりBalao級であってBalaoではなく、フリート・シュノーケル仕様だからか水上速度の方が速い。))。
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