W. Virginia '41

コロラド級戦艦 4番艦 ウェストバージニア（1941年時の状態）

他画像

標準の無期限迷彩

迷彩「West Virginia」

この迷彩は標準的な EXP ボーナスを付与し、艦艇の外観を変更し、特別なカントリースタイルの汽笛を追加します。

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

搭載可能アップグレード

1		主砲兵装改良1	主砲および魚雷発射管の機能停止発生率　-20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性　+50% 主砲および魚雷発射管の修理時間　-20%
		副兵装改良1	副砲の抗堪性　+100% 対空砲座の抗堪性　+100%
		弾薬庫改良1	自艦の弾薬庫誘爆率　-70%
		応急工作班改良1	応急工作班の有効時間　+40%
		着弾観測機改良1	着弾観測機の有効時間　+30%
2		ダメージコントロールシステム改良1	浸水発生率　-3% 火災発生率　-5%
		機関室防御	主機損傷確率　-20% 主機修理時間　-20% 操舵装置損傷確率　-20% 操舵装置修理時間　-20%
3		主砲改良2	主砲装填時間　主砲旋回速度　+15%
		副砲改良1	副砲最大射程　+20% 副砲弾の最大散布界　-20%
		対空砲改良1	優先対空セクターの準備時間　-20%
		射撃システム改良1	主砲弾の最大散布界　-7% 魚雷発射管旋回速度　+20% 副砲最大射程　+5% 副砲弾の最大散布界　-5%
		射撃管制室改良1	主砲最大射程　+16% 副砲最大射程　+5% 副砲弾の最大散布界　-5%
4		ダメージコントロールシステム改良2	浸水復旧時間　-15% 消火時間　-15%
		推力改良1	最大出力への到達時間　-50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上
		操舵装置改良1	転舵所要時間　-20%
		空襲改良１	兵装「空襲」の準備時間　-20% 航空機のHP　+25% 爆雷ダメージ　+15%

･消耗品

搭載可能 消耗品

スロット	消耗品	使用 回数	準備 時間	有効 時間	効果
R		∞	80	20 (28)	火災・浸水・損傷したモジュールの修復
T		4	80	28	自艦のHPを回復する 回復量：最大HPの 0.5 [%/秒]
Y		4	240	100 (130)	主砲の射程を 20 [%]延伸する

注：括弧内は各レアアップグレード搭載時の値

ゲーム内説明

ウェストヴァージニアは、コロラド級戦艦です。低速であり、406 mm 砲を搭載し、重要区画を最大限に防御すべく集中防御方式 (All or nothing) を採用していました。

解説

アメリカTier6プレミアム戦艦。同名の艦としてWest Virginia '44があるがそちらは1944年に魔改造大改装された姿で、こちらは改装前の姿である。
Coloradoの初期船体と最終船体の間を取ったような見た目と性能をしている。
性能は控えめであり、プレミアム艦に「絶対の強さ」を求める艦長たちには合わないかもしれない。
　

• 抗堪性
  HPは50,200でティア6戦艦の値としては控えめ。ver.0.6.14以前のColorado最終船体より100多いけれど
  また他の同ティア米戦艦(New Mexico、Arizona)が軒並み対水雷防御のダメージ軽減率が40%と37%と高めであるのに対し本艦は22%しかない。特殊仕様の修理班を搭載しているわけでもないため、本艦の総合的な抗堪性は極めて低いと言わざるを得ない。
  　
• 主砲
  406mm/45 Mk.5 (45口径 406mm連装砲 4基8門)
  ティア6戦艦としては2隻目となる16インチ砲搭載艦。
  その口径のおかげで同格およびティア7の戦艦の非装甲(25mm)部分を強制貫通できるのは大きなアドバンテージである他、陸奥とは違い旧式砲弾を使用していないので貫通不足に悩まされることは無いと思われる。
  射程は16.1kmで中ティア米戦艦恒例の短かさであるためアップグレードで補おう。σ値は1.8で標準的なもの。
  　
• 対空
  残念ながら大改装前であるため対空性能は期待できない。Arizonaより若干悪いレベルである。
  　
• 機動力
  この時期の米戦艦の宿命、21ノットの鈍足である。機動性はArizonaやNew Mexicoと大差ないが、旋回半径は670mでこちらのほうが30m長い。
  　
• 隠蔽性
  かなり悪い。どれくらい悪いかというと素の射程より長い。仕様変更時に隠蔽性は若干改善され、素の隠蔽が射程を上回ることはなくなった。もっとも差は130mと微々たるものだが。
  15.9kmという数値は扶桑、陸奥、Dunkerqueについで同格ワースト4位である。その鈍足も相まって簡単には逃げられない。
  　
• 総評
  16インチ砲による強制貫通の恩恵と優秀な貫通力以外は同格に完全に負けてしまっている戦艦と言える。しかし、この強み弱みをちゃんと理解してそれを立ち回りに活かせるプレイヤーならその優秀な火力を敵にお見舞いできるだろう。
  　　

史実

West Virginia '44も参照
3隻が建造されたコロラド級戦艦の1隻で、1923年12月1日に就役した。戦間期に何度か近代化は行われたものの、日本の長門級のような艦容を一変させるレベルではなく、かご状マストを前後に備えた竣工時に近い姿を1941年時点も保っていた。
1941年12月8日の真珠湾攻撃で魚雷6発（7発とも）と爆弾2発を受けて大破着底。1942年5月に浮揚され修理に入る。太平洋戦争終盤の1944年に戦線に復帰し、同年10月のレイテ沖海戦では日本艦隊の殲滅に貢献、その後も艦砲射撃任務などを続けた。戦後1947年に予備役となり、1959年に廃艦とされた。
　
なお真珠湾攻撃の時点で同型艦のコロラドは改修のため戦列を離れており、もう1隻の同型艦メリーランドも損傷が軽かったためにコロラドに準じた改修を受けてすぐに戦線復帰した。一方で大破したウェストバージニアは大規模な修繕工事と同時に魔改造近代化改修を受けることになった。これらの経緯から、最終的に同型艦と大きく異なる外見となった。大雑把に言えばCaliforniaの主砲を40.6cm砲に取り換えた感じである。

小ネタ

本艦のモデルはCXAMレーダーを装備した1940年から真珠湾攻撃時の姿と思われる。
コロラドの旧A船体と似通っているがあちらは1920年代の姿。構造物などは作り直されている。
なお大改装後の本艦についても、ユーザーの要望に答え本艦とは全く別の艦艇として新たに製作しようとしているということを公式が発表した。2021年9月時点でのフォーラムの投稿によると、2023年、早ければ2022年末に実装見込とのことであった。そして2023年7月、ついに実装となった。

編集用コメント

コメント欄