ダンケルク級戦艦 1番艦 ダンケルク
性能諸元
・基本性能
| Tier | 6 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
| 国家 | フランス | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | 52600 | |
| 装甲 | 16-225mm ・防郭 40-225mm ・艦首/艦尾 26mm ・砲郭 26-225mm ・装甲甲板 26-150mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | 25% | |
| 機動性 | 最大速力 | 29.5ノット[kt] | |
| 旋回半径 | 730m | ||
| 転舵所要時間 | 14.0秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 17.0km | - | - | 18.9km | 14.2 km | |
| 航空発見距離 | 9.6km | - | 0.0km | 12.6km | - |
| 射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 18.2km | 244m |
| 主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 330mm/52 | 2基×4門 | HE弾 4800(35%) AP弾 9700 | 26.0秒 | 36.0秒 | HE OEA Mle 1935 AP OPfK Mle 1935 |
| 副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 130mm/45 Mle 1932 130mm/45 Mle 1932 | 2基×2門 3基×4門 | HE弾 1900(9%) HE弾 1900(9%) | 5.0秒 5.0秒 | 5.6km 5.6km |
| 対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
| - | 短 | 13.2 mm/76 Mle 1929 | 8基×4門 | - | 148 | 63.0% | 0.1-0.9km | ||
| 中 | 37 mm/50 Mle 1933 | 5基×2門 | 1 | 350 | 24 | 68.0% | 0.9-3.0km | ||
| 長 | 130 mm/45 Mle 1932 | 2基×2門 | 3 | 840 | 86 | 68.0% | 3.0-6.0km | ||
| 130 mm/45 Mle 1932 | 3基×4門 | ||||||||
・アップグレード
| スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
| A | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
| 副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
| 弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
| B | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
| 副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
| 射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
| 対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
| D | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
| 推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
| 操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
| E | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
| 推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
| 操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% |
・消耗品
ゲーム内説明
高速のダンケルク級巡洋戦艦は、ドイツの重巡洋艦に対抗するために設計され、良好な対水雷防御、多数の両用砲、強力な水平装甲を備えていました。主砲塔は船首側に集中配置されていたため、後方に対する射撃は不可能でした。
ワシントン海軍軍縮条約の調印後、新級戦艦の設計が開始されました。1930年代前半には、330mm砲8門を四連装砲塔2基に搭載した排水量26,500トン級の計画案が完成しました。第二次世界大戦初頭、ダンケルクは哨戒および護衛作戦に従事した後、地中海に移送されました。メルセルケビール海戦の結果、この巡洋戦艦は大破着底しました。
解説
フランスのTier6プレミアム戦艦。フランス艦実装第1号である。
扶桑、ニューメキシコ、アリゾナ、クイーン・エリザベス級、バイエルン、陸奥と砲火力自慢のTier6戦艦群に対し、ダンケルクは軽量の高速艦であり運用方法は自然と異なるものになる。
330mmという史実でも稀な口径、4連装砲塔2基、前方集中配置と実にフランス的である。
そして2020年、年末年始のキャンペーン褒賞として2番艦のStrasbourgも実装された。
- 抗堪性
Tier6戦艦としてはHP、装甲ともに控えめである。
主砲配置の関係もあり、相手に艦首をむけて被弾面積を減らし、艦体で砲弾を弾くのが基本となる、言うなれば「正面番長」というタイプの艦。
25mm艦首装甲は14インチ砲、及び同じダンケルクの砲は防げるが、15インチ以上の砲は姿勢によらず貫通してしまうため非常に危険。正面から狙われた場合は艦を少し斜めにして舷で受けると良い。最悪真正面を向いていても真横を向いているよりははるかに耐える。
正面に敵を捉えれば前線を押し上げる際に被弾を受け持てる耐久力はきちんとある。
しかし、周囲の同格戦艦に比べ圧倒的に快速で軽快に動く上、敵に正面を向けて攻撃するので回避、攻撃の度についつい前に出てしまい孤立して集中砲火を浴び、あっという間に溶けてしまうという事がないようにミニマップはよく見るように心がけよう。
一応後方警戒用の副砲が複数あるが、威力、命中精度ともにアレなので抑止力としてはあまり当てにはしないように。
旋回ができないような狭い水路でケツに張り付かれると詰むので注意 - 主砲
330mm砲4連装2基を前方集中配置という特徴的な装備である。
決して弱いわけではないが非常にクセが強く、玄人向けである。
強みとしては高速低弾道、高い貫通力、短い装填時間、が挙げられる。
ダンケルクの330mm砲は17.5kmに9秒で届くという極めて高速な砲弾であり、マッチングするTier帯では最速の砲弾の一つである*1。腹を見せた敵艦の隙を痛打しやすく、また遠くの艦を狙う際にも偏差が少なくてすむため重宝する。もちろん駆逐を削るのにも適している。
貫通力では13インチながら同格競合の14インチ砲を上回り、Tier7以降の独仏15インチ砲に迫る。Tier6でダンケルクを上回るのは16インチのW. Virginia '41だけであり、陸奥さえ凌駕している。最大射程付近でも十分すぎる貫通力があり、あわよくば格上戦艦のバイタルを抜くことができる。
装填時間26秒は実装されている戦艦砲の中では最短クラスであり*2、投射量の少なさを補うだけではなく、射撃機会とチャンスが重なりやすいという大きなメリットがある。
弱みは乏しい強制貫通厚、過貫通の多さ、そしてガバガバ散布界である。
ダンケルクの330mm砲は口径が小さいため、扶桑など14インチ砲と同様ではあるが、T6以上の戦艦およびT8巡洋艦の艦首、そしてすべての日本重巡の舷側に採用されている25mm装甲に角度次第で弾かれてしまう。弾道が低いために甲板や構造物経由で刺さることも期待できない。
またこのティア帯で破格の高速低弾道であることが仇となって、戦艦相手にさえ信管の作動が間に合わず過貫通が多発する。他の戦艦砲であれば近距離であっても多少なりとも落下角度がつくのだが、ダンケルク砲は全くと行ってよいほどつかないため、敵船体を最短距離で過貫通してしまう。浅い角度で着水するため有効な水中弾も起きにくく、目の前の敵艦のバイタルさえ抜けない(素通りで過貫通orバイタル上面で弾かれて通常貫通)といったことが当たり前のように起きる。
水平散布界は遠距離ほど悪化する独仏戦艦共通のものだが、低弾道であるがゆえに奥行き方向へも大きく散らばってしまう。大量の砲門を抱えていたり、良好な集弾性をもっていたりする同格と比べるとガバガバ感を感じやすい。
これらを総合するとダンケルクのAP弾が大きなジレンマを抱えていることがわかる。一つは垂直に撃ち抜けば過貫通し斜めに撃てば跳弾されるジレンマ、もう一つは近距離ではバイタル貫通が難しく、遠距離ではばらけてしまうジレンマである。なお砲塔としての性能はなかなか優秀で、前方集中配置の欠点をある程度打ち消している。一考察: ではどう運用すればいいのだろうか?
結論から言うと、状況に応じてなにか一つ大事なものを諦める必要がある。
身も蓋もない一番安易な運用方法は、専らHEを撃つというもの。
火災率はそこそこあるため、敵戦艦に着火していれば一定のダメージを稼ぐことができる。しかしHE弾のダメージは口径相応で同格より劣り、着火の期待率も門数で勝る同格に対して劣勢。下位互換に近い。それでも頭をむけた戦艦や格上重巡など、これしか攻撃方法がない相手というのは確実に存在する。またバラける高速弾や頭を向けた被雷リスク低減など対駆逐の適正があるため、対面に敵駆逐がいる状況では積極的なHE運用もアリ。
AP弾を活かす方法としては、10km以遠でオーソドックスに敵の側面を取ることができるように立ち回るのがよい。
当然命中はかなり運に左右される。しかし中~遠距離であれば角度と減衰がつくため「比較的」有効打が出やすい。幸い高速低弾道であるため、偏差を合わせるのは難しくない。距離をとってもやはり巡洋艦よりは戦艦の方が刺さりやすい。散布界の悪さもあり、APではとにかく側面を向けている艦だけを狙いたい。狙い目は速力を活かし、島影やマップの外周を上がって速攻でクロスを仕掛けること。
接近戦にもつれ込んだ場合、ラムアタックを辞さない姿勢でヘッドオンを狙うとよい。
8門を前方に向けられるのはフランス戦艦だけなので、頭を向けている限り理論上は優位に立つことができる...>15インチ砲艦除く。衝突を嫌って相手が転舵すれば敵の腹に8発のAP弾を撃ち込んであげよう。先述の通りバイタル貫通できないことが多々あるのだが、通常貫通だけでも10000以上のダメージは入る。もし2回斉射する機会があった場合は、部位ダメージが払底しているため同じ場所を2度撃たないように注意。
禁忌は引き撃ちする巡洋艦との戦闘。追いつけない・こちらのAPは刺さらない・相手のHEは刺さる、ほぼ勝ち目はないので離脱が吉。格上戦艦のような大物には強く、巡洋艦相手には格下であっても劣勢になる。なんとも奇妙な巡洋戦艦である。
具体的にはUターンしたときに問題になる後方の斉射角は33度、一番砲塔のみなら30度あり、引き撃ちが可能。
旋回速度は戦艦としてはトップクラスの5度/秒であり、60秒あれば左舷の最大射角から右舷の最大射角へ回すことができる。
また、散布界の悪さは裏を返せば「多少狙いが甘くても一発くらいは当たってくれる」、「攻撃が分散して満遍なくダメージを奪える」という制圧範囲の広さという利点ともとれる。
特に制圧範囲が広い攻撃は相手からしても攻撃範囲が広すぎて完全に回避するのが難しいため地味に刺さる。(逆に正確な狙いの攻撃程ちょっと軸をずらすだけで意外とあっさり躱せてしまう)
- 副砲
副砲まで4連装砲である。艦橋真後ろの副砲は前方43度まで発砲する、他の副砲も見た目より射角がある。
通常の射程は5kmで、Tier6の戦艦としては長射程の部類となる。スキルやアップグレードにより延長すると7.6kmまでが射程内となる。口径130mmと比較的大口径で弾道も良好かつ、片舷10門で手数もあるため、思いの外火災を引き起こしてくれる。とは言うものの、後方火力が0でなくなるという程度である。
- 対空
Tier6としては良好な対空能力がある。
特筆すべきは両用砲の副砲による6.0kmという長射程。多くの同格が5km前後に留まるところ、なんとTier10戦艦並である。
爆発数・ダメージ量はティア相応だが、このティア帯ではまだおとなしい同格の米国戦艦と同等の数値。フランス戦艦としては珍しく水上戦闘機が使えるため、総合的にもなかなかの能力がある。
なおアップグレードで対空砲改良2をつければT6にして艦隊防空ができる防空戦艦が爆誕するが、劣悪な散布界を逆手にとる等特に理由が無ければ射撃システム改良1でフランス戦艦の劣悪な散布界を改善するほうが優先だろう。
ただしTier6で飛び抜けた対空性能を誇るBayernとPrinz Eitel Friedrichにはかなり差をつけられている。
またマッチングしうるTier8空母に対しては決定的に力不足であり、特にボトムマッチとなったときに強みは全くない。
- 機動力
最高速度が29.5ktで、Tier6随一の高速戦艦である。(1位タイはNormandie、2位は28.0ktのPrinz Eitel Friedrich)
とはいえTier7には同等の速度をもつ強力な戦艦もあり、また殆どの巡洋艦には追いつけない。引き撃ちに釣られないように。
アップグレードで「推力改良2」「操舵装置改良2」「ダメージコントロールシステム改良2」のどれを選ぶかは悩みどころ。
敵を正面に見据えることが多いため、推力には一定の魅力がある。しかし空母マッチで前後運動のみで戦うことは現実的ではない。
クロスを取るために飛び出しすぎたりすることが多い関係上、舵にも魅力がある。
もちろん戦艦の常、何かと燃やされがちであるためダメコンを選ぶのもアリ。プレイスタイル次第である。
- 隠蔽性
扶桑に次いで悪い。もともと扶桑以外のTier6戦艦が前後Tierと比較して隠蔽に優れているのだが、ダンケルクはそうはならなかった。
扶桑と異なり装甲が薄いため、特にダンケルクが軽装甲と知っている中~上級者からかなり狙われやすい。
序盤よりは中~終盤で活躍する船なので快速を利用して生き残りたい。
- 総評
人によって運用方法は分かれるが、大雑把に大別すると遠距離から制圧射撃を仕掛けて相手を威圧する支援砲艦として運用するか、近中距離で衝突、轟沈覚悟で殴り合う突撃艦として運用するかの二択になるだろう。
色々とジレンマや悲しみを背負ってこそいるが、発想次第では色々な運用方法ができる。
Tier6では高水準な対空能力をさらに伸ばして防空の鬼として運用しても良し、広い散布界を逆手にとった制圧射撃で相手をおちょくることで味方の支援に徹しても良し、Tier6最速戦艦という健脚を活かして電撃戦、奇襲戦を仕掛けても良し。
貴方のオーダーに応じてダンケルクは如何様にも働いてくれるだろう。
尤も、正面番長の宿命として正面装甲以外が全体的に脆く、後ろに対する攻撃オプションも貧弱なので取り囲まれたらもうどうしようもない。迂闊な真似をして孤立したり、駆逐艦に張り付かれてNDKされたりしては目も当てられないので出しゃばり過ぎないように丁寧に動くようにするとよい。
史実
ダンケルク (Dunkerque) は、フランス海軍の戦艦。ダンケルク級戦艦の1番艦。艦名は同国の港湾都市ダンケルクに因む。フランス海軍初の「高速戦艦」であった。
ダンケルクは、第一次世界大戦後に初めて、フランスが竣工させた戦艦である。中型戦艦と呼ばれることもあるが、それは各国の新戦艦(長門やネルソン級など)と比較しての話であり、竣工時はフランス海軍最大の戦艦だった。対ドイッチュラント級を念頭に、高速性とそこそこの防御力を与えられている。
最大の特徴である、52口径33cm四連装砲塔の前方集中配置は、計画のみに終わったノルマンディー級やリヨン級をベースとして設計された。四連装砲塔の実態は「二連連装砲塔」とも言うべき、幅の狭い連装砲を束ねた構造である。内部の隔壁でそれぞれが独立しており、被弾時に四門一挙に使用不能になる可能性を低減する事ができた。 その威力は日本製の36cm砲を上回るほどであり、口径のわりには極めて高い貫通力と40kmを上回る射程を誇った。
前方に主砲を集中させた結果バイタルパートは小型化しており、排水量の割には装甲厚が厚い。
また艦尾方向に存在する45口径13cm副砲も四連装となっている。世界初の対空・対艦両用砲でもあるこの副砲は、メルセルケビール海戦で軽微ではあるが巡洋戦艦フッドを損傷させている。
実験艦的な性格ももつ戦艦であるが、本艦が周辺海軍に与えた影響は大きく、ドイツでは本艦に対抗してシャルンホルスト級戦艦が建造され、イタリアではコンテ・ディ・カブール級が戦艦史上稀に見る大改装を受け、イギリスでは巡洋戦艦の近代化改装が実施されている。
間違いなくフランス海軍史に残る最高の戦艦の1つと言っても過言ではない。惜しむべくは陸軍が速攻でへたれたことである。
第二次世界大戦当初はイギリス海軍と共にナチスドイツに対する船団護衛などに従事していたが、フランス降伏後は北アフリカのメルセルケビール港に留置される。フランス艦隊がナチスドイツの軍事力に組み込まれることを恐れたイギリス軍は、フランス艦隊を無力化するべく同港に艦隊を派遣することとなった(メルセルビケール海戦)。
ダンケルクは、イギリス海軍H部隊と交戦するも港湾の形状上、艦首を陸上側に向けた格好で停泊してたために後部副砲のみで応戦するしかなかった。この海戦では姉妹艦「ストラスブール」が港から脱出に成功するも、旧式戦艦の「ブルターニュ」が沈没、「ダンケルク」はH部隊旗艦「フッド」の15インチ主砲弾を近距離から4発受け、水線下と二番主砲塔に被害を受けたのち、電力系に損傷を受け砲撃不能となった。その後、沈没を防ぐために故意に浅瀬に座礁せざるをえなくなった。「ダンケルク」では210名が死亡した。
その後、「ダンケルク」は浸水を排水し応急修理後、南フランスのトゥーロン軍港へ向かい、乾ドックで修復された。修復されたダンケルクは、フランスに新たに成立した親ドイツのヴィシー・フランス政権の艦艇として、一応はドイツ海軍と独立して運用されることになった。しかし1942年末、ヴィシー軍がドイツに無断で連合国と休戦協定を結ぼうとしたことなどから、ドイツはヴィシー軍の装備を接収することを決定。1942年11月27日、第2SS装甲師団ダス・ライヒの部隊がフランス艦隊接収のために来襲すると、旗艦「ストラスブール」より号令が下り、トゥーロン軍港のヴィシー・フランス海軍艦艇は一斉に自沈した。これによりヴィシー・フランス海軍は戦艦3隻、巡洋艦7隻、駆逐艦32隻、潜水艦16隻、水上機母艦1隻、小艦艇18隻が無力化し、枢軸側にわたるのを防いだ。
小ネタ
主砲の前方集中配備はイギリスのネルソン級に倣ったもので、次級のリシュリュー級も同様の構造となっている。
ネルソン級と比較すると、カタログスペックではネルソン級を上回っていたと言われる。
しかし、失敗作と呼ばれたネルソン級が戦艦に相応しい堂々たる武勲を残したのに対し、ダンケルク級の2隻は運が悪かったこともあってか戦果を挙げる機会に恵まれず、大して武勲を立てられないまま自沈の憂き目に逢ってしまう。
陸軍やトップが早々にヘタレたのが悔やまれる。
時代にIfは無いが、もし活躍の機会が与えられていれば、堂々たる武勲を立てることも可能だったかもしれない。
公式動画
編集用コメント
- コメントする場所間違えたので、削除しました。ごめんなさい。 -- 2016-09-03 (土) 02:35:18
- 史実におけるダンケルクの最期までを追加。ちょっと長くなったから推敲してくれたりすると助かります。 -- 2016-09-05 (月) 13:43:30
- 射界と貫通力の記述を追加。 -- 2016-09-06 (火) 00:22:39
- ミッション報酬の特別迷彩、画像のみ追加しました。 -- 2017-07-21 (金) 02:25:32
- 0.6.1現在唯一実装されているフランス戦艦である。を削除 理由:フラ戦ツリー実装 -- 2018-03-17 (土) 10:37:27
- 機動力の項にて、比較対象にノルマンディーを追加しました -- 2018-06-28 (木) 22:36:17
- まだ実装されたわけでもないのに「0.8.0でDPSが向上した」とか書かれてるところを元に戻し -- 2019-01-19 (土) 10:00:05
- 主砲と対空を改訂。その他箇所に微加筆。 -- 2019-05-20 (月) 14:15:26
- 魚雷の項目を削除 -- 2020-02-24 (月) 06:45:51
- ストラスブールへのリンクを追加 -- 2020-12-23 (水) 20:57:57
- 消耗品を現行フォーマットで更新。あとシルバーのグレーの対処、殆どは文面に放り込んだ -- 2024-08-05 (月) 01:00:38
- コメントオーバー対処。旧コメントが切り取り保存できないのでちょっと相談する -- 2024-09-05 (木) 16:44:44
- ゲーム内説明(v13.8版)追記 -- 2024-09-23 (月) 20:39:13
- 装甲レイアウト追記 -- 2024-09-23 (月) 20:46:41
- region→fold置き換え -- 2024-12-07 (土) 22:32:51
コメント欄
- フランスの金塊の褒賞配布の迷彩カッコイイなー今は入手する方法は無いのでしょうか? -- 2024-11-14 (木) 18:36:52
- ミッション消化のために3戦ほど使ったけど相変わらず近距離腹見せ巡洋艦には過貫通、とはいえ3戦とも10万ダメは出てたので使いやすい艦なのかも -- 2024-11-17 (日) 13:08:38
- 10km以内で腹見せ戦艦にAP撃つとカスダメの連打になるんですけど、どこ狙って撃つべきなんですか? -- 2024-11-19 (火) 14:41:13
- それはバイタルに入ってないってことかな? 大体は煙突や砲塔直下がバイタルだけれど、貫通力・狙う箇所云々の前に近距離だと大体の艦のバイタルが水面下にあるから抜けないよ。 装甲レイアウトをみてみよう。 -- 2024-11-19 (火) 14:52:08
- バイタルでなくても通常貫通させたいのです(斉射しても970ダメとかでてしまうので)。今は主砲下とかのなるべく傷ついてないところみたいな感じで狙ってるんですが、狙い所が間違ってるんでしょうか? -- 2024-11-19 (火) 20:46:42
- 主砲の下にバイタルあるとは限らないよ。あと、何度もここで言われてるけど、この艦の弾速と相手の艦の船腹の幅の関係で過貫通しやすいのはある -- 2024-11-19 (火) 21:14:58
- それはバイタルに入ってないってことかな? 大体は煙突や砲塔直下がバイタルだけれど、貫通力・狙う箇所云々の前に近距離だと大体の艦のバイタルが水面下にあるから抜けないよ。 装甲レイアウトをみてみよう。 -- 2024-11-19 (火) 14:52:08
- B手に入れたけど主砲これブレスト砲?ブースターないけどこのティア帯ならそら強いわな -- 2024-11-22 (金) 22:52:08
- 散布界もシグマも劣化してるけど、他は一緒だね -- 2025-03-12 (水) 11:00:16
- B手やBで入手とはなんでしょうか? -- 2025-03-11 (火) 19:09:13
- 他の艦でもBとだけあった場合はまずブラック艦艇のこと -- 2025-03-11 (火) 20:34:45
- ブラックフライデーのコンテナから入手した という意味ですよ。 -- 2025-03-11 (火) 23:48:38
- てすㇳ -- 2025-03-29 (土) 19:10:20
- 初心者を招待する奴で、初心者側が貰えるT6艦がレパルスから本艦に変更になった模様。ウォースパイトやレパルスより設定価格が安いからちょっぴり損したような気にならないでもない。これ自体は悪くはないんだけど、初心者に渡すにはレパルスとどっこいレベルで癖が強い気はする。 -- 2025-04-06 (日) 10:40:12
- HE弾の火災確率が35%と高いですが、APよりもHEを使うほうがいいでしょうか? -- 2025-04-06 (日) 18:34:30
- 装甲薄い奴が横を向いてるとかだと過貫通起こしやすいから、そういう意味でならHEはあり。戦艦が真横見せてるならAPで。 -- 2025-04-07 (月) 00:42:40
- どうもです。難しいです。横向いるとこに撃ち込んでも全然削れません。相手が巡洋艦でもです。こつがイマイチわかりません。 -- 2025-04-13 (日) 17:55:30
- ↑真横を取れてるならできるだけ「喫水線ギリギリをAPで狙う」。自艦で装甲配置を見ればわかるけどバイタルパートは多くの場合、水面からほんの少し上部が出ている感じなので、そこを貫く必要がある。ただ細かい事を言うと自艦の砲口径や弾道特性、敵との距離、敵艦の装甲配置や装甲厚によって、必ずしも喫水線ギリギリをAPで狙うのがベストではないケースもある。たとえば枝の人も言ってるとおり敵艦の装甲がペラペラで接近戦の場合は過貫通を起こしやすいのでHEのほうがダメージが安定する場合がある…とか、敵艦が遠くて砲弾の入射角がかなり斜め上からになるなら側面装甲より上から甲板を貫く形に近いイメージのほうが効果的なケースもある…など。あと敵艦の中央装甲やバルジ(魚雷防御のための側面装甲)が厚くて効果的に抜けない場合は、艦首側面や艦尾側面を狙うなどもある。逆に過貫通起こしやすいペラペラが相手なら一番硬い砲塔直下のバーベットを狙ったりもする。まあ細かいこというとキリないけど、そういう工夫は彼我の艦の個性をちゃんと知ってないと逆効果になるから、そのへんパッと判断できないなら基本に忠実に「喫水線ギリギリ狙い」でいいよ。 -- 2025-04-14 (月) 10:08:30
- 詳しい解説感謝です。結局どれだけ敵艦艇のことを知ってるかにかかってくるわけですね… とりあえず、喫水線ギリギリを狙ってみます! -- 2025-04-14 (月) 18:08:42
- 装甲薄い奴が横を向いてるとかだと過貫通起こしやすいから、そういう意味でならHEはあり。戦艦が真横見せてるならAPで。 -- 2025-04-07 (月) 00:42:40
- こいつは過貫通起こしまくって接近戦で腹見せ巡洋どころか戦艦相手でも起こすw近い程起こすからマジきついわ -- 2025-05-06 (火) 02:55:15
- 本来は過貫通でも相手の艦にはそれなりの損傷があるのだけれど、WOWSではそれが反映されないからね。こいつだけでは無く戦艦そのものが不遇だと思うよ -- 2025-05-06 (火) 06:07:10
- 昔より集弾するけど変更ないよね? -- 2025-05-25 (日) 12:39:19
- 射撃がかなりバラけるんですが、何かのアイテムで集弾できるものでしょうか? -- 2025-08-13 (水) 17:50:37
- そんなものはない(関羽) で艦首を斜めに向けながら撃つか引き撃ちすればそれなりに集弾するかな -- 2025-08-13 (水) 18:51:45
- 「艦首を斜めに向けながら撃つ」はどういう原理で集弾するようになるのですか? -- 2025-08-16 (土) 17:59:09
- 例えば3基3門ある自艦が真横に向けて撃ったら弾が自艦氵敵みたいに隙間が空いて飛んでいくけど、斜めにすると自艦ミ敵って主観視点では纏まって飛んでるように見える。多分こういう話で自分は散布界にほぼ影響は無いと思ってる -- 2025-08-16 (土) 19:26:49
- ABXY配置だと真横に向けて1枝が説明してるように中央を狙うことで前後の砲とも直角より少し内角に向かい、撃つときの視点を砲塔ごとにずらさないと斉射で前後にズレが起こる。ダルケルクの場合は前方集中配置だからあまり関係ない話だし、散布界が広い艦や遠距離を狙うほど実感しにくいと思う -- 2025-08-16 (土) 22:22:07
- お二方?、どうもです。なかなか難しい話ですね。奥が深いw -- 2025-08-18 (月) 18:24:14
- 巡洋艦にもHP半分ズコッと抜かれます。気に入ってる艦ですが、最近?弱くなった気がします・・・(泣) -- 2025-09-20 (土) 16:01:45
- おれも好きでリリース時に買ってしばらく乗ってるが主戦場のTier 5-8帯もリリース時から環境もだいぶ様変わりして相対的に苦しくなっているのはある -- 2025-09-22 (月) 15:14:14
- 同格以上が相手だと防御姿勢でも尚きついよね・・・。 -- 2025-12-25 (木) 17:49:56
- ハカイチチャンスで過貫通多発するし、かといってHEじゃ巡洋相手でも時間掛かる。その間燃やされる -- 2025-09-22 (月) 03:08:30
- このwikiを読み込むような熱心な艦長なら今更だろうけど、癖強だけど非対称戦にかなり向いてる艦艇の気がする。「前方集中配置で全火力を防御姿勢で発揮出来る」「相手の艦の砲口径も精度も必然で低下するから、装甲の薄い本艦でも防御姿勢が有効に機能する」「島を横にする等で敵の射線を限定しつつ自分は撃てる」「敵巡洋艦の装甲も薄いので他で困難なバイタル縦抜きを狙える」「足がそこそこあるので移動は不自由しにくく、対空もまあまあ良好」「多数方向に敵が出るオペレーションとすると敵の方向が決まっているので防御姿勢を取りやすい」 -- 2025-12-25 (木) 17:49:08
過去ログ
Dunkerqueログ一覧




