FV4005 Stage II

Last-modified: 2021-01-21 (木) 21:20:37

Tier 10 イギリス 駆逐戦車 (略称: FV4005)


重厚な見た目に反して、防御面は絶望的。

この特徴的な見た目と性能から一部のプレイヤーにはアルティメット仮設トイレ等と呼ばれる始末だった。
しかし本車はv0.9.20.1でかなりの強化を受けたためそう呼ぶ人も着々と減ってきている。...と思いたいがWoT日本運営からトイレの日として画像をあげられる始末

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,850
車体装甲厚(mm)76/51/38
最高速度(前/後)(km/h)32/8
初期重量(t)51.01
実用出力重量比(hp/t)18.62
本体価格(Cr)6,100,000
修理費(Cr)
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
183 mm L42AP
HESH
HE
310
230
92
1,150
1,750
1,750
2,300
3,500(HESH)
0.423.7830
830
830
202,250
8,000
1,900
5,400-10°/+8°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
FV4005 Stage II14/14/14163904,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Rolls-Royce Griffon95020952
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
FV4005 Stage II542611,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SR C4575040
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader5Loader
 

拡張パーツ

Class1Class1×Class1Class1Class1
××Class1Class1Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時1.37%0.16%
移動時0.86%0.1%
 

派生車両

派生元FV4004 Conway(TD/195,000)
派生先なし
 

射界

射界左90°/右90°
 

開発ツリー

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183 mm L4
(初期/335,000)
FV4005 Stage II
(初期/100)
SR C45
(初期/45,600)
Rolls-Royce Griffon
(初期/100,000)
FV4005 Stage II
(初期/82,500)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.5新規実装
v0.9.12車体上部の傾斜を 57 度に減少
v0.9.20.1Rolls-Royce Griffonエンジンを追加
Rolls-Royce Meteor Mk. IVBエンジンを削除
183 mm L4の砲塔旋回時の散布界を12%削減
砲塔旋回速度を12°/sから 16°/sに変更
俯角を-5°から-10°に変更
射界を45°/45°から90°/90°に変更
総弾数を12発から20発に変更
v1.5.0精度を0.38mから0.42mに変更
照準時間を3秒から3.7秒に変更
最高速度(前/後)(km/h)を35/12から32/8に変更
履帯の旋回速度を30°/sから 26°/sに変更

解説

  • 概要
    v0.9.5で追加されたTier10のイギリス駆逐戦車
    Centurionの車体に183mm砲と大型砲塔を搭載した試作対戦車自走砲である。
    ここまで順当に少しずつ火力をあげてきた車両達から凄まじいほどの向上(特にHESH)ぶりを見せたが、装甲・隠蔽性に関してはTier10最低レベルにまで落ち込んでしまっている。
     
  • 火力
    俯角-10°と優秀。車高が高い上に紙装甲なので防御力の上昇は期待できないが、それでも起伏の影響を受けにくいのは利点と言える。
    逆に仰角は+8°と劣悪となっており、撃ち上げがし辛いどころかちょっと斜めになるだけで前が撃てなくなるという点には注意が必要だ。
    射界は左右90°の限定旋回となっている。
    • 183 mm L4
      FV4005 Stage I / IIの史実砲。FV215b (183)と同じ砲であり、発射速度は同等。
      使える弾種はAP・HESH・HEの三種。APCRやHEATといった高貫通弾は用意されておらず、最高貫通力は一部格下中戦車にも劣っているという事を念頭に置いておこう。
      砲弾ごとに性能が大きく異なるため、単発火力・貫通力は後述。
      精度はObj. 268 4と並びTier10駆逐戦車の中で最低であり、細かい弱点に当てるというような芸当は難易度が高い。また照準時間・照準拡散も劣悪であり、場合によってはある程度距離を詰めて撃つ方が良いこともある。
      FV215b (183)と比較すると俯角・射界でこちらが優れているが、v1.5.0のアップデートにより大幅な弱体化が行われ、精度・照準時間がFV215b (183)より更に低い数値になってしまった。(特に照準時間は全駆逐戦車の中で最低のところまで落ち込んでいる)
      発射速度は非常に遅く、30秒(装填棒込みで約26秒、最大まで早めても22秒)に1発しか撃てない。1発のミスがかなり響いてしまうため、確実に命中させていきたい。また、無傷の敵を削るor瀕死の敵にトドメを刺す、といった状況に出くわした際にどちらを撃つかは今まで以上によく吟味する必要がある。
      • AP
        通常弾。ゲーム中のAP弾としては最大の単発火力と貫通力を持つ。
        大口径APゆえに標準化の恩恵を受けやすく、特に約60mm以下の装甲に対しては跳弾されなくなる。
        貫通力310mmは通常弾としては十分な数値だが、課金弾を含めるとTier10駆逐戦車としては物足りない。しかし多くの重戦車の正面装甲に対してはHESHより有効となる。ある程度乗員が育っているのなら、HESHオンリーを卒業してもいいかもしれない。
        またHESHとは違い空間装甲を貫けるので、側面を撃つ際にも有利となる。下記説明を見ても上手く行かない場合はこちらを使おう。
      • HESH
        課金弾。貫通力は230mmとAPよりも80mm低いが、貫通時のダメージは1,750と圧巻であり、堂々の全車輌中第1位である。
        よく狙ってなるべく貫通を狙いたいのはAPと同じだが、非貫通時も600前後のダメージは出るので貫通できないと分かっている相手に対して撃つという選択肢も生まれてくる。残りHPの少ない相手には、確実にトドメを刺すことができる。
        また、当たれば複数の搭乗員やモジュールを負傷・破壊しやすいといった利点もある。
        HEの特性上、空間装甲や傾斜装甲に対しては弱いので、敵車輌の装甲配置は入念に把握しておこう。

        HESH使用時のヒント+α

        上記の通り、HESHはあくまでHEであるが故に空間装甲を貫通できない。
        そのため、撃つ相手がどんなに装甲の薄い車両であっても自動照準を使用するべきではない。たとえ紙装甲車輌あっても弱点に当たるようにしっかり狙うべきだ。
        113等と言った弱点が極端に薄い車両に対しては、ダメージ交換する気持ちで一発もらった後でも下部をじっくり狙うことで貫通確率が上がる。本砲の特性上、しっかり絞り切らなければせっかくの火力を生かせない。

         

        そして一番重要なのが側面を撃つときだ。自動照準を使用して敵の側面に放った場合、車種問わず大抵の相手には履帯吸収されてしまう。理由は当然、履帯や履帯カバーなどの空間装甲に阻まれているからである。
        側面を撃つときは必ず、側面に存在する車体がむき出しな部分を狙うことが重要だ。当然、砲塔の側面が見えている場合はそちらを撃つ方が早い。しかし砲塔が抜ける状態(相手)ではない場合はやはり車体を狙うべきなのだ。
        例えばIS-7。あの車両は側面上部に空間装甲、下部に履帯があるため貫通しにくい。しかしその間にある狭い垂直部分がわずかだが見えるはずだ。可能な範囲でじっくりその中央付近を狙うことで貫通する確率はぐっと上がる。同じ系統の車両全体に試してみてほしい。
        Mausルートの車両は車体上部を狙うと貫通しやすい。
        ただし、E 100に関しては車体側面からのHESH貫通はほぼ不可能だ。この場合もそうだが貫通が不可能だと判断した相手には履帯に放ちアシスト狙いに変更しよう。
        多くの車輌が装備している履帯上の雑具やフェンダーは一見空間装甲のように見えるが、多くの場合当たり判定はない。見た目に惑わされないようにしよう。

         

        最後に、本車両は当たらずに外すことが一番あってはいけないので履帯が切れている相手であっても超近距離以外はキューポラ等を狙わず素直に車体を撃とう。ヘイトの高さによって敵は自身がダメージを受けるとわかっていてもこちらの装填中の隙を使って撃破しにかかってくるのだ。時には早い判断で背面を見せて逃げ、ただ生き残ることに全力を注ぐことも重要。敵にとって本車は、最後まで残られることがもっとも怖いことなのだ。ワンパン可能である車両であることを生かそう。どうしても倒されてしまう場合は小隊を組んで固い重戦車と共に行動し、盾になってもらおう。

      • HE
        貫通力92mmの通常の榴弾も用意されている。
        総弾数を考えるとHEを積むという選択肢は考えづらく、更にHESHを使っていれば貫通が望めたという状況が生まれることもあるため、こちらを使用するくらいならHESHを使った方が明らかに良いだろう。
         
  • 装甲
    装甲は非常に頼りなく、特に砲塔は極めて脆い。
    HPもTier10駆逐戦車で二番目に低く、非常に打たれ弱い。
    圧倒的な単発火力からヘイトが大変高く、見つかれば優先的に攻撃を受やすい。特に自走砲からの直撃に要注意。
    • 砲塔
      KV-2を彷彿とさせる重厚な形状をしているが、装甲厚はたった14mmとTier1もビックリの極薄である。
      小口径のHEでさえ余裕で貫通してしまうレベルであり、特に自走砲のHEが直撃するともれなく大ダメージを受けてしまう。
      正面・側面共に投影面積がかなり大きく、遠距離からでもかなり被弾しやすい点に注意。
      遮蔽物で隠れたつもりで一部が見えていたり、旋回させたことで遮蔽物からはみ出てしまう事もあるだろう。
      攻撃時には必ず晒す部位である為、致命的な弱点であるのは言うまでもない。
      また全体的に乗員やモジュールがゴテゴテと詰め込まれており、特に榴弾の貫通によって複数のモジュール・乗員をやられたり、弾薬庫大破によるワンパンもあり得るため、出来る限り射撃時以外は隠すことを徹底する必要がある。
       
    • 車体
      Centurion Mk. Iとほぼ同一。
      砲塔よりはマシとはいえ、このTierでは被弾=ダメージとなるのは言うまでもない。
      一応豚飯の角度で履帯カバー等による防御は可能であるが、そもそも巨大で薄すぎる砲塔を狙われる以上、基本は飛び出し撃ちとなる。ただし始めから非貫通前提で榴弾を放つ時などには豚飯をする方がリスクが低い。
       
  • 機動性
    加速力や旋回速度は遅めの中戦車と同程度で駆逐戦車としてはそこそこ。最高速度には容易に達するため陣地転換は十分可能である。後述の通り隠蔽性が壊滅的なので、出来る限り遠回りなルートを選んで移動しよう。
    注意したいのが後退速度であり、全車両中最低レベルの-8km/hに制限されている。飛び出し撃ちをはじめとした"撃ってすぐ下がる"場面で逃げ切れないことが多くなっており、紙装甲かつ限定旋回砲塔である本車にとっては非常に痛い。
    砲塔旋回速度は16°/sと非常に遅いため、近接戦に持ち込まれると非常に不利。
     
  • 隠蔽率
    装甲と並ぶ本車輌の一番の弱点が、0に等しい隠蔽性である。
    Maus並の劣悪な隠蔽率のため、車輌の隠蔽率に乗算する搭乗員スキルは意味をなさない。ヘイトの高い本車にとってこれは致命的な欠点で、低い隠蔽率でも発見されないポジションか、自走砲を含めた敵の射線から退避できるポジションを心掛けよう。
    固定値で強化される迷彩・カモネットは駆逐戦車の特性として効果が大きいが、元が劣悪なために駆逐戦車らしい隠蔽率を手に入れることはできない。拡張パーツにカモネットを装備するくらいなら砲性能を高めるものを優先したい。
    カモネットを装備しない場合、静止時・移動時の隠蔽率に違いはないに等しいので、他の駆逐戦車で培った"動くと見つかる"という基本は忘れて行動しよう。
    また、相手に見つからないようにするために初めから15mルールを活用した位置で構えることも選択肢に入る。狙いづらくはなるが、本車が遮蔽物のない場所で自分で見て撃つのは避けるべきであるため、運用方法の一つとして頭に入れておきたい。
     
  • 総論
    防御力を皆無にして火力以外の性能を捨て去った駆逐戦車である。
    本車輌のHESH弾による大ダメージはいかなる重装甲車輌であっても防ぐことが出来ないため、本車輌が要所に陣取ればそれだけで強力な抑止力を発揮できる。
    一方約23~30秒の長い装填の間、いかにして脆弱な巨体を隠すかが大きな課題となる。
    特に自走砲にとっては数少ない貫通弾を期待できる車輛であり、火力の高さから発見次第優先的に狙われる的であるため、とにかく予測できない動きと遮蔽物を挟んだ立ち回りで被弾を回避したい。
    やや前方に砲塔がある上にv0.9.20.1で射界が180°に強化されたため、後部砲塔のFV215b (183)に比べると飛び出し撃ちのリスクが低いと言える。が、前述のとおりv1.5.0で後退速度が極めて遅くなったため、とても常用は出来ない。しっかり状況を見極めて可能か判断しよう。
     
    強力な戦車が跋扈する現状では厳しい戦いを強いられるが、味方と上手く連携し、大火力を押し付けていきたい。
    v0.9.20.1で強化されてから前に進むことに多少抵抗が減ったと思われるが、それでもあくまで低HP紙装甲の駆逐戦車であることを絶対に忘れてはいけない。状況をよく見て慎重に扱おう。
     

史実

詳細

 

Centurion Mk.3からの部材を利用し、1950年代早期に開発が始まった対重戦車自走砲である。
当初は自動装填装置を搭載し試験が行われたが、装置が砲塔に収まらなかったことから搭載は諦められた。
試作車が1両制作され、試験に供されたが、大量生産に移ることはなかった。

 

FV4004の結果を受けてセンチュリオンに120mm砲の搭載は取り止められたものの、イギリス軍はセンチュリオンをベースに大口径砲を搭載すること自体を諦めたわけではなかった。
更なる火力向上を目的として、L4 183mm砲の搭載へと目標が変更されたのである(1952年頃)。
新たにFV4005として登場した本車両には、やはりFV4004の最初の状態と同じく限定旋回の砲が取り付けられていたが、大重量の砲弾に対応すべく、機力装填装置が追加されていた(単純な比較はできないが、同口径の7.2インチ榴弾砲の榴弾は202ポンド(約92kg)の重量があった。
どのような弾種が用意されていたか不明だが、183mm砲の砲弾も相当な重量があったと推測される)。当時の写真でも、砲の後ろに装備された装填装置らしきものが確認できる。こちらの車両も後に軽装甲で砲の全周が囲われた。

 

FV4005も試作車が一両だけ完成したが、計画は1957年に中止されたため、183mm砲搭載車両の実戦配備は実現しなかった。
数年後にはL7 105mm砲が実用化され、お手軽にセンチュリオンが強化できるようになるので、わざわざキワモノ的駆逐戦車を配備しなくてよい、という判断だったのだろうか?大艦巨砲主義的なロマンの観点からは非常に残念なことである。
ちなみにFV4005は現在でもボービントンに実車が保管されており、その姿を見ることができる(ただし、砲の旋回能力は失われているとのこと)。

 

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。