|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
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*Tier 9 [[アメリカ]] [[重戦車]] [#f00fb329]
&attachref(./M103_1.jpg,100%);
↑ T43 + 120 mm Gun T122
初期状態。今までのT1 HeavyからT32までとは一線を画す、キュッと絞り込まれた砲塔が印象的。
[[M46 Patton]]の改良砲塔を大型化したような容姿だ。

&attachref(./M103_2.jpg,100%);
↑ M103 + 120 mm Gun M58 (M103)
機銃が装備された他、v0.9.15.1より防盾周りに幌が追加され、一気に近現代的な風貌になった。
#region(v0.9.15まで)
&attachref(./M103_stockHD.jpg,70%);
↑M89砲塔&105 mm Gun T5E1
&attachref(./M103_improvedHD.jpg,70%);
↑T140砲塔&120 mm Gun M58
砲塔の形状は機銃の有無で確認でき、主砲がより近代的な見た目になっている。
v0.9.15までは幌が付いていなかった。

#region(その他比較画像)
&attachref(./M103_M89Turret.jpg,80%);
初期砲塔M103
#br
&attachref(./M103_T140Turret.jpg,80%);
改良砲塔M103
初期砲塔の方が若干キューポラが大きい事が見て取れる
#br
&attachref(./M103_side2.jpg,40%);
(クリックで画像拡大)
T140砲塔搭載型M103と[[T29]]。前身の[[M6]]より巨大化した砲塔を持つ[[T29]]よりさらに大きくなった砲塔がわかる。
車体自体は意外なほど小さく、[[T29]]より短くなっている。長さだけならM6とおなじくらい。
#br
&attachref(./M103_front2.jpg,60%);
車体上部60度、下部50度の傾斜で殆ど隙のない車体正面と砲塔正面の傾斜装甲。
250mm以上あると言われる防楯もかなりの傾斜を持っている。
スペック上は127mmしか装甲がない砲塔も、正面から貫通力175前後の砲で射貫出来る場所は、視認装置や防楯周りの限られた場所しかない。
#br
&attachref(./M103_back.jpg,60%);
後ろから見ると大きな砲塔が目立つ。しかもショットトラップのおまけ付き。
#endregion
#endregion

#region(HD化前)
&attachref(./M103_stock.jpg,75%);
&attachref(./M103_improved.jpg,75%);
#endregion

*スペック(v2.0.0) [#z690bf9c]
''車体''
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~耐久値|1,860⇒1,950|
|~車体装甲厚(mm)|229/45/45|
|~最高速度(前/後)(km/h)|34/12|
|~重量(初期/最終)(t)|54.39/56.69|
|~実用出力重量比(hp/t)|16.23|
|~本体価格(Cr)|3,640,000|
|~修理費(Cr)|16,878~|
|~超信地旋回|可|
|~ロール|万能型重戦車|
#br
''武装''
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|c
|名称|発射速度(rpm)|弾種|平均貫通力(mm)|平均攻撃力|AP弾DPM|精度(m)|照準時間(s)|弾速(m/s)|総弾数|弾薬費(Cr)|重量(kg)|俯仰角|h
//|~105 mm Gun T5E1/45|6.67|AP&br;APCR&br;HE|218&br;252&br;53|320&br;320&br;420|2,133|0.38|1.9|945&br;1,181&br;945|60|1,000&br;4,800&br;680|2,400|-8°/+15°|
|~120 mm Gun T122|5.45|AP&br;HEAT&br;HE|242&br;340&br;60|400&br;400&br;515|2,182|0.38|2.5|945&br;1,067&br;945|45|1,060&br;4,400&br;900|2,790|-8°/+15°|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~120 mm Gun M58 (M103)|6|AP&br;HEAT&br;HE|258&br;340&br;60|400&br;400&br;515|2,400|0.37|2.3|1,067&br;1,067&br;1,067|45|1,060&br;4,400&br;900|3,100|~|
#br
''砲塔''
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|c
|名称|装甲厚(mm)|旋回速度(°/s)|視界範囲(m)|重量(kg)|h
|~T43|254/86/53|26|380|12,000|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~M103|254/99/53|26|390|13,600|
#br
''エンジン''
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|c
|名称|馬力(hp)|引火確率(%)|重量(kg)|h
|~Continental AV-1790-5B (M103)|870|20|569|
|~Continental AV-1790-7C|920|20|569|
#br
''履帯''
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|c
|名称|旋回速度(°/s)|重量(kg)|h
|~T43|25|8,000|
|~M103|27|8,000|
#br
''無線機''
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|c
|名称|通信範囲(m)|重量(kg)|h
//|~AN/GRC-3|410|120|
|~AN/GRC-7|745|120|
#br
''乗員''
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|c
|~1|Commander(Radio Operator)|~2|Gunner|~3|Driver|~4|Loader|~5|Loader|
#br
''拡張パーツ''
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~&ref(拡張パーツ/Ventilation.png,nolink,改良型換気装置);|Class1|~&ref(拡張パーツ/Rammer.png,nolink,装填棒);|Class1|~&ref(拡張パーツ/Stabilizer.png,nolink,砲垂直安定装置);|Class1|~&ref(拡張パーツ/improved_rotation_mechanism.png,nolink,改良型旋回機構);|Class1|~&ref(拡張パーツ/improved_aiming.png,nolink,改良型照準器);|Class1|~&ref(拡張パーツ/Grousers.png,nolink,追加グローサー);|Class1|
|~&ref(拡張パーツ/improved_radio_set.png,nolink,改良型無線機);|SIZE(18):×|~&ref(拡張パーツ/comanders_vision_system.png,nolink,車長用視覚システム);|SIZE(18):×|~&ref(拡張パーツ/improvedConfiguration.png,nolink,改良型モジュール構造);|Class1|~&ref(拡張パーツ/Improved_hardening.png,nolink,改良型装甲材);|Class1|~&ref(拡張パーツ/Spallliner.png,nolink,内張り装甲);|>|>|Heavy|
#br
''隠蔽性''
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|c
|~ |~非発砲|~発砲時|
|SIZE(11):|SIZE(11):RIGHT:|SIZE(11):RIGHT:|c
|~静止時|4.62%|0.83%|
|~移動時|2.34%|0.42%|
#br
''派生車両''
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~派生元|''[[T32]]''(HT/168,500)|
|~派生先|''[[T110E5]]''(HT/185,000)|
#br
''開発ツリー''
#region(クリックで表示)
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(13):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(13):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(13):|CENTER:SIZE(11):|c
|BGCOLOR(#FFDDDD):105 mm Gun T5E1/45&br;(初期/118,000)|━|BGCOLOR(#FFDDDD):120 mm Gun T122&br;(25,000/230,000)|━|BGCOLOR(#EEDDFF):T140&br;(23,000/55,000)|━|BGCOLOR(#FFDDDD):120 mm Gun M58&br;(60,000/310,000)|
|>|>|>|>|>|>||
|BGCOLOR(#EEDDFF):M89&br;(初期/43,500)|>|>|>|>|>||
|>|>|>|>|>|>||
|BGCOLOR(#DDEEFF):AN/GRC-3&br;(初期/21,600)|━|BGCOLOR(#DDEEFF):AN/GRC-7&br;(9,000/54,000)|>|>|>||
|>|>|>|>|>|>||
|BGCOLOR(#FFDDBB):Continental AV-1790-5B&br;(初期/80,000)|━|BGCOLOR(#FFDDBB):Continental AV-1790-7C&br;(45,000/100,000)|━|BGCOLOR(#DDDDDD):T110E5&br;(185,000/6,100,000)|>||
|>|>|>|>|>|>||
|BGCOLOR(#DDF8DD):T97E1&br;(初期/31,500)|━|BGCOLOR(#DDF8DD):T97E2&br;(24,300/61,500)|>|>|>||
#endregion
#br
''車両に関する変更履歴''
#region(クリックで表示)
|SIZE(11):|SIZE(11):|c
|BGCOLOR(#DDEEFF):v0.9.0|HDモデル化|
|BGCOLOR(#DDEEFF):v0.9.15.1|HDモデルに変更を適用|
|BGCOLOR(#DDEEFF):v1.10.0|105 mm Gun T5E1(貫通力: 198/245/53mm)を105 mm Gun T5E1/45に換装:&br;-貫通力: 208/245/53mm&br;-T140砲塔の着弾分布: 0.39m&br;-M89砲塔の装填時間: 9.4秒&br;-T140砲塔の装填時間: 9.3秒&br;-両砲塔の照準時間: 2.1秒&br;初期履帯の移動/車体旋回に伴う照準拡散を9%減少&br;改良履帯の移動/車体旋回に伴う照準拡散を10%減少&br;120 mm Gun T122(T140砲塔)の装填時間を11.4秒から11秒に変更&br;120 mm Gun T122(T140砲塔)の照準時間を2.6秒から2.5秒に変更&br;120 mm Gun M58(T140砲塔)の装填時間を11.2秒から10秒に変更&br;T140砲塔の装甲を強化&br;車体装甲を強化|
|BGCOLOR(#DDEEFF):v1.18.0|砲塔「T140」の装甲を改善&br;サスペンション「T97E1」搭載時の移動と車体旋回に伴う散布界の拡大を 10% 減少&br;サスペンション「T97E2」搭載時の移動と車体旋回に伴う散布界の拡大を 11% 減少&br;サスペンション「T97E1」搭載時の旋回速度を 26度/秒 から 25度/秒 へ変更&br;サスペンション「T97E2」搭載時の旋回速度を 28度/秒 から 27度/秒 へ変更&br;砲塔「M89」と主砲「105 mm Gun T5E1/45」搭載時の100mでの散布界を 0.4m から 0.38m へ変更&br;砲塔「T140」と主砲「105 mm Gun T5E1/45」搭載時の100mでの散布界を 0.39m から 0.38m へ変更&br;主砲「120 mm Gun M58」の砲塔旋回に伴う散布界の拡大を 40% 減少&br;砲塔「M89」と主砲「105 mm Gun T5E1/45」搭載時の装填時間を 9.4秒 から 9秒 へ変更&br;砲塔「T140」と主砲「105 mm Gun T5E1/45」搭載時の装填時間を 9.3秒 から 9秒 へ変更&br;主砲「105 mm Gun T5E1/45」搭載時の照準時間を 2.1秒 から 1.9秒へ変更&br;砲塔「M89」搭載時の旋回速度を 32度/秒 から 24度/秒 へ変更&br;砲塔「T140 」搭載時の旋回速度を 32度/秒 から 26度/秒 へ変更&br;主砲「105 mm Gun T5E1/45」の砲弾「APCR T29E3」の貫通力を 245mm から 252 mm へ変更&br;主砲「105 mm Gun T5E1/45」の砲弾「AP T32」の貫通力を 208mm から 218 mm へ変更&br;主砲「120 mm Gun T122」搭載時の弾薬庫への搭載可能弾数を33個から45個 へ変更&br;主砲「120 mm Gun M58」搭載時の弾薬庫への搭載可能弾数を 33個 から 45個 へ変更&br;砲塔「M89」搭載時の耐久性を 1,750HP から 1,910HP へ変更&br;砲塔「T140」搭載時の耐久性を 1,850HP から 1,950HP へ変更|
|BGCOLOR(#DDEEFF):v2.0.0|[[詳細>https://worldoftanks.asia/ja/news/general-news/update-2-0-rebalance/]]|
#endregion

*解説(v2.0.0) [#zd54d2ad]
-''概要''
v0.7.2で[[T34]]との置き換えで追加されたTier9の[[アメリカ]][[重戦車]]。
戦後、ソ連の[[IS-3]]に対抗してクライスラー社が開発・量産した重戦車である。
日本では「Fighting Monster(ファイティングモンスター)」の愛称で知られている。((ただし、外国人には通用しないので注意。詳しくは史実を参照))
#br

-''火力''
口径が120mmに拡大され、[[T32]]から攻撃性能が強化された。ただし同格内では火力は控えめである一方、装填速度が速く、手数で勝負する砲となっている。
俯角は-8°とそこそこあるが、従来のアメリカ重戦車に比べるとやや劣化している点には注意したい。
//--''105 mm Gun T5E1/45''
//T32からの引継ぎ砲。火力・貫通力共にTier9重戦車としては心許ない。
//#br
--''120 mm Gun T122''
//初期砲塔&初期履帯でも搭載可能。
//105 mm Gun T5E1から精度・照準時間が劣化するが、単発火力・貫通力が実用的な域に達する。
//M58の下位互換に過ぎないものの、乗り出し用の主砲としては悪くない性能だ。
//フリー経験値を用いて最低でもこの砲は開発しておきたい。
初期砲。単発火力と通常弾の貫通力は実用的な水準で、プレミアム弾も貫通力340mmと最終砲と同じ値を持ち、頼りになる。
総じて乗り出し用の主砲として十分な性能を有するが、本車の個性である装填速度を最大限活かすため、最終砲への換装は早めに行いたい。
#br
--''120 mm Gun M58''
M103の史実砲で、改良砲塔への換装が必須。初期砲T122と単発火力は変わらないが、通常弾の貫通力や発射速度など各性能が順当に強化されている。
精度は平均的だが、照準速度や砲塔旋回時の照準拡散に優れており、取り回しは非常に良い。
他国Tier9重戦車と比べて単発火力はやや劣るものの、発射速度が高くDPMに優れている。HEAT弾の貫通力340mmを活かすことで、格上相手にも十分対応できる。
#br

-''装甲''
車体の防御力は平凡であり同格には通用しづらいが、砲塔は強固である。積極的にハルダウンしていこう。
車体、砲塔共に真正面を向いた際にもっとも防御力が高まる形状をしている上、側面装甲がかなり薄いことに留意されたい。
耐久値は改良砲塔で1,950と十分な値である。
--''砲塔''
v1.10.0にて弱点であった防楯上の装甲が強化され、キューポラ以外の全域が300mm超相当となった。天板は傾斜の緩い部分が50~60mmに増厚され、以前のように平地からでも3倍ルールで簡単に貫通されることはなくなった。
ただし天板の傾斜のきつい部分とキューポラは相変わらず(キューポラはv1.18.0で正面中央が102mmから190mmに増厚されたが)弱点なので、上から撃ち下ろされることだけはないように気を配ろう。最大俯角でハルダウンを行えばこれらの弱点は全て隠すことが出来る。
上記の解説はすべて正面向きであることが前提である。敵に対して少しでも横を向くとあっさりと貫通されるので注意が必要だ。
初期砲塔は正面向きでも大半の部位が200~240mm相当とかなり脆いため、早急に換装してしまいたい。
#br
--''車体''
正面上部や先端部分は丸みを帯びたきつい傾斜があり、230mm~300mm超の防御力を発揮する。ただし最も防御力を発揮するのは外縁部のみであり、大部分は250mm前後である。
正面下部は114.3mm+傾斜で160~200mm程度の防御力しかなく、格下にも容易く抜かれてしまう弱点だ。
側背面装甲は前身から劣化しており、側面は上部支持転輪より上が''44.5mm''、中部~下部が59.7mmと重戦車らしからぬ装甲厚となっている。背面に至っては大部分が27.9mmしかない。
v1.10.0にて誘導輪裏装甲が厚くなり、斜め前から誘導輪を撃たれた際に弾きやすくなった。
#br

-''機動性''
最高速度は34km/hとそれなりだが、加速力はT32から順当に強化されてる。
一方で後退は12km/hとやや劣化しており、飛び出し撃ちをした際に後退がもたつく事もあるだろう。
十分な砲塔旋回速度を有しているため、野戦改修の後退速度上昇を優先的に取得したい。
#br

-''総論''
ハルダウンを戦術を主軸に据えたバランス型の重戦車である。T32より仰角・俯角は悪化したものの、同程度の機動力を保持しており、粘り強く戦うことができる。
運用方法が近い[[Conqueror]]と比べると、精度、照準時間、照準拡散、俯角では劣るが、装填速度、総弾数で優れている。また、装甲、機動性に関しても大きな不利はなく、対等に戦えるだけの性能を備えている。
最大の長所であるDPMを活かせるかどうかは使い手次第であり、臨機応変な立ち回りが勝利に直結する車両である。
#br
*史実 [#l754affa]
#region(詳細)
&attachref(./img_1294471_22221309_0.jpg);
第2次世界大戦終了直後の1945年9月7日に、ドイツの首都ベルリンにおいて行われた連合軍代表部隊の合同記念軍事パレードに参加した、ソ連軍の[[IS-3]]重戦車に強い衝撃を受けた西側はこの戦車に対抗するための新型重戦車の開発に狂奔することになる。
#br
そしてアメリカ陸軍は1948年8月に、新たなコンセプトに基づいた軽、中、重各種戦車の開発計画をスタートさせたが、新型重戦車については、この[[IS-3]]重戦車を遠距離から撃破できる性能を持つことが求められた。
当初のプランは、当時デトロイト戦車工廠の手で開発が進められていた[[T34]]重戦車をベースとしながら、車体長の短縮を図り、各部に増加装甲を装着して新型の軽量型120mm戦車砲を装備するというものであり、試算では戦闘重量58tとなるとされていた。
1948年12月1日、この新型重戦車はT43の呼称で開発が決まり、基本仕様がまとめられた。
#br
そして1950年6月25日に朝鮮戦争が勃発したことに伴い、T43戦車は早急な実戦化が求められ、同年12月にはクライスラー社に対して80両のT43戦車の製作が発注された。
その後、発注数は300両に増えたが、この中には試作車6両も含まれていた。
1953年5月には、T43E1戦車の第6号車と生産型である第8号車が試験のために朝鮮に送られ、1954年10月までに2両合わせて7,030kmを走破し、主砲弾を176発射撃している。
この際に提出された報告書では、砲塔と主砲、弾薬、FCSなどの問題が指摘され、CONARC(Continental Army Command:大陸陸軍)の標準装備としては不適切とされてしまった。
この結果、CONARCはT43E1戦車の配備を取り止め、1955年8月には保管状態とすることが決定された。
#br
しかし検討の結果、1955年11月に資材資格報告局は、CONARCが問題としている98カ所の改良を提案する運びとなった。
この中には、砲塔操作装置やFCSの換装が含まれる大掛かりな改修であったが、1956年2月に承認され、保管状態にあった74両のT43E1戦車が改修を受けてM103戦車に変身し、6両は改修を受けないまま様々な試験に供された。そして4月26日「120 mm Gun Combat Tank M103」として制式化されることとなる。
なお、一般的に言われる「Fighting Monster(ファイティングモンスター)」という愛称は公式ではなく、アメリカなどでは知られていない名称である。
書籍((「写真で見る世界シリーズ・世界の戦車」(秋田書店:1975年)が初出だとされる))で勝手に付けられたものが半ば公式のように日本で広まってしまった事が原因のようだ。
#br
1958年1月には、西ドイツに展開する第899戦車大隊にM103戦車が配備され、同隊は1958年5月に第2重戦車大隊と改称された。これは、通常の中戦車装備の戦車大隊と区別するものといわれ、6個小隊から成る中隊4個で編制されていた。
各小隊はM103戦車を3両、ジープ1両を装備し、大隊としてのM103戦車の配備数は72両となっていた。
つまり、M103戦車のほとんどを同隊が受領したことになる。
その後、海兵隊などにも再生産され配備されるが、その重量故に運用上の制約が大きく現場では不評であり、結局ベトナム戦争などにも投入されることもなく「M103戦車」は一度も実戦を経験しないまま退役し、アメリカの重戦車の歴史に終止符を打つこととなる。
#br
実車解説動画(英語) Part 1
http://youtu.be/kmUQ4uiWoT8
#endregion

*情報提供 [#ze5af3a4]

''&color(Red){愚痴や日記など生産性のない話題};は[[外部総合掲示板>雑談用]]をご利用ください。''
''&color(Red){マスター(M)バッジ報告};''は[[''専用スレ''>雑談用#f3d606e4]]ができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、&color(Red){アーカイブ};、&color(Red){スペック};、&color(Red){解説};に表記されています。

↓&color(Red){アーカイブ};に''重複内容''が無いか確認し、''考えて''から書き込みをしましょう。
[[アーカイブ1>./コメント]]

#br
#region(上記を理解した上でコメントを書き込みます)
#pcomment(./コメント,reply,10)
#endregion

//※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は[[外部掲示板>雑談用]]を利用してください。