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前哨地

Last-modified: 2019-03-11 (月) 19:28:03
収録拡張コストカード種別効果
海辺5アクション-持続あなたは、このターンのクリーンアップフェイズに、カードを(5枚ではなく)3枚しか引くことができない。
このターンの後に、追加の1ターンを得る。
この効果で、あなたは追加ターンを、1ターンまでしか得ることができない。

概要 Edit

追加ターンを得る持続カード。自分だけもう一度アクションや購入を行えるが、手札が3枚になるので何もできないことも多い。コンボデッキ向けのカードと言えるだろう。

利用法 Edit

  • 村系から書庫のような手札を一定枚数まで補充するアクションカードを使用できれば、通常のターン同様に動くことができる。
  • 手札3枚ゆえに移動動物園で3枚引くことに成功しやすい。
  • 前哨地の追加ターンに策士を使用できれば、最小限のデメリットで次のターンに手札10枚からスタートできる。毎ターン、追加ターンを得てこれをすることでいわゆる策士ループの変則版ができ上がる。
    • 中庭などのデッキの調整能力によって手札3枚を操作することで、このようなコンボも簡単になるだろう。
  • 多少無理があるが、見方を変えれば+3カード、+1アクション、+1購入を得るカードである。策士と同様、デッキの回転自体は速くなるので、強引にでも使いたいカードがある場合は一考の価値がある。例えば、トラベラーカードを早く出世させるのにはそれなりに適している。出世が完了してからも追加ターンが役立つことも多い。
  • 宝物庫錬金術師画策のように、デッキの上に戻せるカード、雇人王子などターン開始時に何かをするカードとの組み合わせは良好。
  • 自分のターンが増えるので、浴場など早い者勝ちのランドマークがある場合そこからVPを貰える機会が増える。Millなどデッキを邪魔しない勝利点があれば、増えたターンを利用して戦場からも序盤から積極的にVPを持っていける。
  • 単純に、隊商停泊所などの持続カードや探検でデメリットを補うのも手である。

詳細なルール Edit

  • ゲームの終了条件のチェックは追加ターンを得るより前に行う。ゲームの終了条件を満たしていると追加ターンは得られない。
  • ゲームの勝敗を決めるとき、追加ターンは経過ターン数に含めない。

日本語版は誤訳であり、第3文は正確には「このカードで、あなたは2回より多くの連続するターンを得ることはできない。*1」である。以下の記述はこれに基づく。

前哨地を使用すると、2つの効果を予約する。

  1. 使用したターンの後、すなわちターンとターンの間において誘発し、解決を始めると条件を判定して、満たした場合に追加ターンを得る効果。
    • 成否にかかわらず予約されることに注意。成否は実際に得ようとするまで分からない。
  2. 使用したターンのクリーンアップフェイズに次の手札を引こうとするとき誘発し、5枚の代わりに3枚だけ引く効果。
    • 使用したターンに引く分だけを3枚にし、他のターンに引く分は制限しない。
  • 使用したターンの終わった後に発生する効果1を予約しているので、前哨地は使用したターンに即座に捨て札にされることはなく、追加ターンのクリーンアップフェイズに捨て札にされる。
    • 追加ターンを得ることに失敗した場合、直後のターン(普通は他に追加ターンを与える効果がないので左隣のプレイヤーのターン)のクリーンアップフェイズに捨て札にされる。

【例1】前哨地Aを使用し、その追加ターン中に前哨地Bを使用した。効果1b、2bが予約される。

  1. クリーンアップフェイズに、する事柄のなくなった前哨地Aを捨て札にする。次の手札を引こうとするとき効果2bが誘発し、3枚だけ引く。ターンを終了する。
  2. ターンとターンの間に戻り、効果1bが誘発する。解決を始めて条件を判定し、すでに連続して2ターン得ているため追加ターンを得ることに失敗する。
  3. 左隣のプレイヤーのターンが始まり、そのクリーンアップフェイズに前哨地Bを捨て札にする。
  • 複数の前哨地によって一人のプレイヤーに複数の追加ターンが予約されている場合、ターンとターンの間において、そのプレイヤーが解決順を選択する。

【例2】前哨地AとBを使用した。効果1a、2a、1b、2bの4つが予約される。

  1. クリーンアップフェイズで前哨地A、Bは予約した事柄があるため捨て札にされない。次の手札を引こうとするとき効果2a、2bが誘発し、3枚だけを引く。ターンを終了する。
  2. ターンとターンの間に効果1a、1bが誘発する。1aを選び解決を始める。条件を判定し、まだ1ターンしか得ていないので追加ターンを得ることに成功する。
  3. クリーンアップフェイズに、前哨地Aを捨て札にする。次の手札を5枚引く。追加ターンを終了する。
  4. ターンとターンの間に戻り、効果1bが誘発し解決を始める。条件を判定し、既に連続して2ターン得ているため追加ターンを得ることに失敗する。
  5. 左隣のプレイヤーのターンが始まり、そのクリーンアップフェイズに前哨地Bを捨て札にする。
  • 玉座の間で2回前哨地を使用した場合、【例2】と同じく効果1、2、1'、2'が予約され、結果的に得られる追加ターンは1つだけである。
    • 前哨地が追加ターンを得ることに失敗して捨て札にされるまで、玉座の間も一緒に場に残る。
      • 冒険以前の玉座の間・持続旧ルールでも、玉座の間は前哨地の予約を増やしているので先に捨て札にされることはなかった。
  • 前哨地を使用したターンに探検を購入した場合、前哨地による手札3枚に追加して2枚カードを引く。
  • 寄付は文章上誘発するタイミングの違いが見られないものの、追加ターンを得るより前に処理することになっている。

他の追加ターンを与える効果との相互作用 Edit

それぞれの追加ターンを得るための条件・判定タイミングに加えて*2、以下の3つの原則によってゲームが機能する。

  1. 追加ターンを得る効果はどれも「このターンの後」すなわちターンとターンの間において誘発する効果である。
    • 誘発する効果であるとは、追加ターンが通常のゲーム進行に割り込み優先して処理されることを意味する。つまり、通常のターンと同時に発生するわけではない。追加ターンの予約全てを解決するまで全プレイヤーの通常のターンは先送りされ、ターンとターンの間に戻り続ける。
    • 追加ターン中にさらにこれらの効果を得ると、誘発待ち予約が増え、通常のターンはますます先送りされる。
      • 増えた予約もそれ以前からの予約と同時に誘発する。先に予約されていた効果が優先されるということはない。
  2. 一人のプレイヤーに同時に複数の追加ターンが誘発した場合、そのプレイヤーが解決順を選択する。
    • ターンとターンの間の選択に支配の効果は及ばない*3
  3. 異なるプレイヤーに同時に追加ターンが誘発した場合、ターンプレイヤーからターン進行順に追加ターンを解決する。
    • ターンとターンの間において、ターンプレイヤーとは直前のターンを得ていたプレイヤーである*4

簡単には以下のように効果を組み合わせることになるが、複雑な場合は原則に立ち返るとよい。なお、前哨地を場から捨て札にするタイミングや引くべき次の手札の枚数については、前節で説明されている。

  • 右隣のプレイヤーの支配による追加ターン中に前哨地を使用すると、通常のターンより前に追加ターンを得ようとする*5
    • こうして追加ターンを得ることに成功しても、前哨地の追加ターンに支配の効果は及ばず、自身で決定を行う。
      • 連続するターン数によっては支配中の前哨地が単に被支配者の利益になりうる。
  • 右隣のプレイヤーの支配による追加ターンの直後に迎えた通常のターンに前哨地を使用しても、既に連続して2ターン得ているためさらなる追加ターンは得られない*6
  • 支配と前哨地を同じターンに使用した場合、まず前哨地の追加ターンを得て、次に左隣のプレイヤーが支配による追加ターンを得る。
  • 使節団の追加ターン中に前哨地を使用して追加ターンを得られる状況はない。
  • 前哨地の追加ターン中に使節団を購入して追加ターンを得られる状況はない。
  • 前哨地を使用したターンに使節団を購入すると、ターンとターンの間において両方の予約した効果が誘発し、解決順を選ぶので次のどちらかになる。
    1. まず使節団の追加ターンを手札3枚で得て、次に前哨地の追加ターンを得ようとして失敗する。
    2. まず前哨地の追加ターンを手札3枚で得て、次に使節団の追加ターンを手札5枚で得る。

英語版新版 Edit

英語版新版では能力が変更されている。訳は「これが、このターン最初に使用した前哨地であり、1つ前のターンがあなたのターンでない場合、このターンの後に追加の1ターンを得て、あなたの次の手札としてカード3枚だけを引く。*7」である。

  • 日本語環境ではどの版を使用するかプレイヤー間で合意を得たほうがよいだろう。

従来版との違いは主に3点で、総じて処理が簡単になっている。

  1. 追加ターンを得られるかどうかの判定を前哨地を使用したとき行なっている。条件も一新されており、次の2つである。
    1. 「前哨地」という名前のカードを、このターン中に初めて使用する*8
      • 前哨地を相続した屋敷では満たせない。
      • 2枚目や玉座の間による2回目の使用では満たせない。
    2. 1つ前のターンがあなたのターンではない。
  2. したがって、一度条件を満たして追加ターンを予約した場合、ターンとターンの間において同時に誘発した他の追加ターンを先に解決したとしても、その後に前哨地の追加ターンを得る。
    • この前哨地は自身が予約した追加ターンのクリーンアップフェイズまで持続する。
  3. 条件を満たさない場合、追加ターンを得ることも手札5枚の代わりに3枚だけ引くことも予約しない。
    • この前哨地はする事柄がもうないので、使用したターンのクリーンアップフェイズに捨て札にされる。

以下に、前2節で示した事例と比べたときの差異をいくつか並べる。

  • 玉座の間で前哨地を使用したとき予約される効果の数は4つでなく2つである。玉座の間はやはり前哨地が捨て札になるまで場に残る。
  • 前哨地を使用したターンに使節団を購入した場合に、どちらを先に解決しても前哨地の追加ターンを得ることができる。1回目の追加ターンの手札は3枚、2回目の追加ターンの手札は5枚である。

関連カード Edit

拡張名前関連
錬金術支配左隣に追加ターンを与え、その全ての決定とカードの獲得を自分が行うアクションカード。
冒険使節団追加ターンが得られるイベント。こちらは追加ターンにカードの購入ができない。

コメント Edit

  • ゲーム終了条件を満たしたターンに前哨地をプレイし使節団とFleetを購入した場合、同一プレイヤーが3連続で追加ターンを行う事は理論上可能ですか? -- 2019-03-11 (月) 19:28:03

URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White







*1 This can't cause you to take more than two consecutive turns.
*2 支配の追加ターンに条件はない。使節団は購入したとき直前のターンがあなたのターンではないことをチェックし、満たしていると追加ターンを予約する。
*3 帝国でターンとターンの間にできる事柄が増えるまでは支配者が選択していた。
*4 直前のターンを得ていたプレイヤーは直前の通常のターンを得たプレイヤーとは限らない。また、支配による追加ターンはあくまでも支配者ではなく被支配者の得るターンであることに注意が必要である。
*5 右隣のプレイヤーが複数回支配を使用していたために、自身に前哨地の予約と支配の予約が同時に誘発した場合、どちらから解決するか自身の決定で選ぶ。前哨地の追加ターンの成否はターンとターンの間にその追加ターンを得ようとするとき判定することに注意。
*6 支配による自身の追加ターンと自身の通常のターンの間に支配による他人の追加ターンが挟まって前哨地の追加ターンを得られる場合もあるため、注意が必要である。
*7 If this is the first time you played an Outpost this turn, and the previous turn wasn't yours, then take an extra turn after this one, and you only draw 3 cards for your next hand.
*8 岐路愚者の黄金と同様の条件である。