球磨型軽巡洋艦 1番艦 球磨
主砲片側6門艦世代の始まり
v0.4.0から最終船体で水上機が使用可能になった。前Tierの天龍に比べ、より近代的な巡洋艦らしい見栄えとなっている。
v0.6.12にて艦橋及び見張り所の窓が透明化。
A4N2-N、中島製九五式艦上戦闘機の水上戦闘機化版。
恐らくMade by WGの魔機体。E8N 九五式水上偵察機とかあったろうに...
性能諸元
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Tenryu |
国家 | 日本 | 派生先 | Furutaka/Agano |
生存性 | 継戦能力 | (A) 23,000 (B) 24,200 | |
装甲 | 艦首艦尾 | 13mm | |
中央甲板 | 30mm ※防郭 | ||
中央側面 | -- | ||
上部構造物 | 10-51mm | ||
砲塔 | 25mm | ||
防郭 | 25-60mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 90,000馬力[hp] | |
最大速力 | 34.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 640m | ||
転舵所要時間 | (A) 6.9秒 (B) 5.4秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | 最良 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 11.00km | 13.0km | 5.06km | 9.90km | |
航空発見距離 | 5.23km | 8.23km | - | 4.71km |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | Type4 mod.1 | 11.67km | 114m | |
Type4 mod.2 | 12.84km | 122m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 140mm/50 | 7基×1門 | HE弾 2,400(10%) AP弾 2,700 | 6.0秒 | 21.2秒 | HE Type0 Capped Common Shell |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 533mm Type6 | 4基×2門(4門) | 10,833 | 42秒 | 7.0km | 57kt | 1.2km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 短 | 6.5mm/115 3rd Year Type 単装 | 2基×1門 | 7 | 85.0% | 1.5km | |
中 | 76mm/40 3rd Year Type 単装 | 2基×1門 | 7 | 90.0% | 3.0km | ||
B | 短 | 13mm/76 Type93 単装 | 2基×1門 | 74 | 85.0% | 2.5km | |
25mm/60 Type96 連装 | 6基×2門 |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% | |
機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
水中聴音改良1 | 水中聴音の有効時間 +20% |
・消耗品
搭載可能消耗品
スロ ット | 消耗品 | 名称 | 使用 回数 | 準備 時間 | 有効 時間 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|---|
R | 応急 工作班 | ∞ | 60 | 5 | 火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。 | |
T | 水中聴音 | 3 | 120 | 100 | 敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる 魚雷強制捕捉距離:3.00 [km] 敵艦強制捕捉距離:4.00 [km] 最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.00 [km] | |
Y | 戦闘機 | 3 | 90 | 60 | 自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する 戦闘機数 3機 |
ゲーム内説明
アメリカのオマハ級軽巡洋艦の諸元について知った日本の技師陣は、戦闘能力を向上させた大型の巡洋艦の計画案を設計しました。本級は、水雷戦隊の旗艦と偵察艦としての任務に使用することが予定されていました。排水量が増えたことで、推進力が強化され、主砲の門数を7門に増えています。1番艦球磨は、第二次世界大戦中にフィリピン上陸作戦とニューギニアでの戦いに参加し、オランダ領東インドの海域を哨戒しました。しかし 1944年1月11日、本艦はマラッカ海峡においてイギリス潜水艦タリホーの雷撃を受け、火災が発生した後、沈没しました。
解説
駆逐艦にも追随可能な速度と、それなりに優秀な旋回性能を持つ軽巡洋艦。特性としてはアメリカのPhoenixに似ている。その弱点である生存性の悪さなども同じである
ざっくり言うと、天龍から雷撃能力を若干落とした代わりに砲性能を上げたような艦。何かと癖の多い日本艦の中では砲雷撃共に癖がないバランス艦で、中々の使いやすさである。
- 主砲
主砲自体は天龍のものと同じだが砲門数が7門に、射程が12.8kmにそれぞれ増加している。
天龍型と発射レートも同じであり、天龍型の4門から片舷指向可能砲門数が6門に増えているので、火力面は単純に1.5倍。
更に片舷6門の主砲は射角が広く、前方や後方へも比較的浅い船体角度で火力を集中でき、砲塔旋回速度も悪くないため駆逐艦の撃退やHEによる着火が非常にやりやすくなっている。格上戦艦をもHEの連続射撃で火だるまにすることさえ可能。理論上の手数は同TierのPhoenixに劣るが、一度に斉射できるのは6門までなので、1対1ならば球磨の方が手数では有利。
なお球磨対球磨のミラーマッチの時などは、適切にAP弾を使用すれば一斉射で複数弾が防郭を打ち抜くという芸当も可能。再装填時間が短いので、状況に応じて適切に弾種を切り替えよう。腹をさらしていれば8kmくらいから命中が見込める。(ただし自分が相手の防郭を撃ち抜ける距離ということは、相手も自分の防郭を撃ち抜けるということである)
- 魚雷
魚雷発射管そのものは連装雷管4基8門に増加しているものの、片舷に同時に指向出来るのは4門までなので瞬間的な雷撃火力は天龍に劣る。
敵がこちらを狙っていない状況なら両舷8射線を集中投下などという事も不可能ではないが、駆逐に比べればはるかに劣る旋回性能で無理に魚雷の射線を確保しようとすると容易に敵の砲火に捕まるため無理は禁物。
- 機動性
天龍と速度はほぼ同じだが。旋回性が悪化しているため注意が必要である。
- 装甲
本艦の明確な弱点である。被弾→轟沈 という流れも少なくない脆さ。
何よりの苦行はそのVPの配置で、船体中央喫水線以下から甲板に至るまで全てVPという驚きの広さである。戦艦砲が直撃すればほぼ即死する。*2
更に装甲が中途半端に厚く、戦艦などの大口径砲弾は過貫通を起こさず最大限のダメージを発揮してしまう。戦艦のおやつとされている原因
とは言え角度さえきちんと付ければ弾けないわけでは無いので、持ち前の良主砲射角を活かして防御態勢を維持しつつ、確実にダメージを与えていくと良い。
しかし戦艦が相手では話は別である。戦艦砲では正面からでも容赦無くVPを貫通してくる事があるため、回避行動は必ず取るよう心掛けよう。当然だが戦艦相手でなくても回避運動はすること
敵の戦艦に接近しすぎると何をどうやっても回避できずに大ダメージを受けることになるので、どうしても必要がある場合以外は無暗に戦艦に接近しないこと。
- 消耗品
本艦から水上戦闘機と水中聴音が積めるようになる。
アメリカやドイツの巡洋艦ではTier5になるまで水上機は積めないため、他国籍艦に対する一つのアドバンテージであると言えるだろう。使用回数は1回のみだが、敵艦載機の迎撃や島向こうの偵察などに使える為、ここぞという時に確実に活用しよう。
水中聴音は魚雷の早期発見や煙幕に隠れた駆逐艦の発見に役立つ。本艦の強みである速射力とあわせて有効に使っていきたい。
史実
天龍型軽巡洋艦を完成させ、軽巡洋艦を運用し始めた日本海軍は本格的軽巡洋艦の建造に着手し始めた。第一次世界大戦当時は世界水準を超えていた天龍型も、大戦後にはすでに時代遅れとなっていた。
1918年ごろにアメリカ海軍で建造されたオマハ級軽巡洋艦を意識して艦形を大型化して強力な打撃力を求め、付随艦である駆逐艦に合わせた高速力を目指して改設計されたのが本型である。なお、排水量の「5,000t」は当時、各国で軽巡洋艦の標準クラスとされた。第一次世界大戦当時で世界水準を超えていた天龍型が「3,948t」であることを考えると、当時の世界の軍艦の進歩のほどが伺える。艦形が大型化した事により天龍型で問題とされた低居住性と凌波性は一応の解決を見た。
球磨型は一番艦球磨、二番艦多摩、三番艦大井、四番艦北上、五番艦木曽の5隻がつくられ、このうち北上以外の全てが第二次世界大戦で沈没している。北上も着底はしなかったが空襲で大破し、以降修理されることは無かった。
球磨は1922年のシベリア撤兵で、多摩と木曽はアリューシャン攻略作戦で北方海域と縁がある。
また、大井と北上に関しては主砲を減らして魚雷マシマシの「重雷装巡洋艦」として改装を受けている。
小ネタ
- 何気に帝国海軍で初の水上機射出機搭載巡洋艦だったりする。5番艦の木曾にテストケースとして設置され、後に長良型、川内型にも搭載された(球磨型のうち、実戦で搭載していたのは球磨、多摩だけ)。
- 沈没した球磨は2004年、ダイバーにより発見されている。
水深46mと浅い場所にあり漁礁として使われていたが、2014年頃には違法サルベージの被害に遭った。数百トンの部品を略奪された可能性がある。
- これ以降の艦は重巡洋艦であり、これまでとは違ったプレイが求められる。
一応日本にも軽巡ツリーの実装が予定されているがはっきり言って中途半端である。
編集用コメント
- 4.0パッチノートに水偵使用可能にとの記述があったため追加。ソース -- 2015-06-26 (金) 18:32:48
- また、何かと癖の多い日本艦の中では砲雷撃共に癖がなく使いやすい。 以外に優秀な球磨ちゃんってよく言われるクマを追加 -- 2016-01-05 (火) 10:38:08
- いや、要らなくね?絶対いつか荒れるゾ -- 2016-01-05 (火) 10:44:26
- 過去の事例を基に荒れそうだったのでコメントアウトしました -- 2016-01-05 (火) 20:56:53
- 君は危ない橋を渡ろうとするねえ。 -- 2016-01-05 (火) 21:14:49
- 確かに片舷6門指向だが、古鷹以降とひとくくりで良いんだろうか? -- 2016-01-16 (土) 22:42:58
- 解説に消耗品の項を追加 -- 2016-07-30 (土) 21:00:08
- より分かりやすく文章を細かく修正しました。 -- 2017-03-26 (日) 22:43:42
- 初期船体と最終船体の画像の順番を入れ替えました。 -- 2017-08-15 (火) 12:56:33
- 追記:文章を一部修正 -- 2017-08-15 (火) 13:15:24
- 水戦はB船体に改良しないと使えないとの記載をお願いします。 -- 2018-02-10 (土) 03:33:15
- 小ネタの項目を一部編集しました。 -- 2018-03-07 (水) 00:02:51
- 魚雷の旋回時間は全艦共通なので削除 代わりに魚雷の被発見距離を追加 -- 2018-10-24 (水) 17:40:58
- 木曽から木曾に変更 -- 2019-01-10 (木) 20:45:28
- ゲーム内説明追記(v12.10) -- 2023-11-17 (金) 13:26:37
- 北上と比較したくて性能諸元を綺麗にしてみた。 -- 2023-12-27 (水) 00:16:28
コメント欄
- オマハとか、フェニックスとかはハカイチ献上艦とか言われるけど、こいつはそんな聞かないな。 -- 2022-05-30 (月) 20:33:48
- 16万ダメクラーケン頂きましたw -- 2022-06-08 (水) 19:16:09
- マジか! -- 2022-06-08 (水) 20:36:10
- 凄‼︎ -- 2023-01-02 (月) 14:25:53
- マーブルヘッド一斉射でVP5枚抜けた -- 2022-07-19 (火) 18:39:36
- 久しぶりに乗ったらクソ強くてつよ -- 2022-08-05 (金) 21:23:31
- 日本版オマハ。オマハと同じ手数はいいが、もろい。 -- 2022-08-11 (木) 15:54:37
- HEは良いが、ハカイチされやすい気がする... -- 2022-10-01 (土) 21:19:04
- 戦艦作るより先にこっち進めるべきだった。 -- 2022-10-10 (月) 20:28:51
- 消耗品の欄で「使用できるのは1回のみ」とあるが聴音も戦闘機も両方3回使えるので未使用の人は安心して使おう。 -- 2022-10-16 (日) 17:06:46
- DPMお化けすぎる。マッチング帯で球磨より高いのオマハとマーブルヘッドだけってヤバすぎない? -- 2022-12-03 (土) 01:39:33
- こいつに打つと過貫通しまくる -- 2023-02-17 (金) 21:07:23
- 古鷹に移乗したけどこの子はこの子で強かったんだなって。装甲以外はほぼ高水準で使いやすかった。 -- 2023-04-10 (月) 18:44:56
- 球磨型じゃなくて長良型だけど防空軽巡改造後の五十鈴を実装してほしい。14cm砲53cm魚雷全降ろしの12.7cm連装両用砲x3、61cm4連装魚雷発射管x2だからTier5相当かな -- 2023-06-27 (火) 12:47:14
- WG「ティア9駆逐艦にします」 -- 2023-06-27 (火) 12:51:48
- 球磨で戦艦の間無双した思い出。 -- 2023-09-01 (金) 11:43:07
- この艦強い 結構前だけど19.5万ダメ9キルしたったww -- 2023-10-05 (木) 07:06:15
- 強いよねー早いよねーでもすぐ壊れるよねーメリット多いからいいか -- 2024-03-12 (火) 12:42:45
- Co-op戦しかやっていないけど、搭載している水上戦闘機、発進すると1機くらいは落としてくれるけど、案外弱くてよく返り討ちにあって落とされる。ゲタ履き(フロートつき)だから、こんなもんかな -- 2024-04-05 (金) 11:01:31
- このwikiの消耗品のとことかに書いてあるけど、戦闘機が迎撃する時は1:1交換で互いに減る仕様になってる。 -- 2024-04-05 (金) 13:12:29
- まあ、それならなんとなく納得できるかな -- 2024-04-13 (土) 22:07:28
- このwikiの消耗品のとことかに書いてあるけど、戦闘機が迎撃する時は1:1交換で互いに減る仕様になってる。 -- 2024-04-05 (金) 13:12:29