ラングレー級航空母艦
ちなみに、飛行甲板下の骨組みの部分には当たり判定がないため、砲弾がすり抜ける
性能諸元
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 空母 | 派生元 | Clemson |
国家 | アメリカ | 派生先 | Ranger |
生存性 | 継戦能力 | (A) 33,300 (B) 33,700 | |
装甲 | 10-20mm ・防郭 20mm ・艦首/艦尾 13mm ・砲郭 10mm ・装甲甲板 10-20mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A) 0% (B) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 8,000馬力[hp] | |
最大速力 | 15.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 730m | ||
転舵所要時間 | (A) 12.9秒 (B) 9.2秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 10.1km | 0.0km | - | 0.0km | 0.0km | |
航空発見距離 | 5.9km | - | 0.0km | 8.9km | - |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装甲貫通力 | 装填 | 射程 | 初速 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 127mm/51 | 4基×1門 | HE弾 1,800(6.0%) | 20mm | 7.0秒 | 3.5km | 960.0m/s |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | - | - | -基×-門 | - | - | -% | -km | ||
B | 短 | 12.7mm Browning M2 mod. 1 | 16基×1門 | - | 0 | 0.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 76.2mm/50 Mk22 mod. 2 | 4基×1門 | 0 | 0.0% | 0.1-3.5km |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊機数 | 最大ダメージ(火災) | 貫通 | ペイロード | 発見距離 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
攻撃機 | F3F Gulfhawk | 5-inch FFAR | 1,210 | 121kt(161kt) | 3/6 | 1,900(7.0%) | 27mm | 4 | 10.0km |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊機数 | 最大ダメージ(浸水) | 射程 | ペイロード | 発見距離 |
雷撃機 | T4M | Torpedo Mk.7D | 1,550 | 88kt(123kt) | 2/6 | 4,233 (0.0%) | 3.0km | 1 | 10.0km |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊機数 | 最大ダメージ(火災) | 貫通 | ペイロード | 発見距離 |
爆撃機 | SBU Corsair | HE AN-M64 | 1,800 | 99kt(134kt) | 2/6 | 7,300 (41.0%) | 42mm | 1 | 10.0km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ |
1 | 飛行機隊改良1 | 航空母艦へ帰還中の航空機の速力 +20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
航空機エンジン改良1 | エンジンブースト時間 +10% |
・消耗品
搭載可能 消耗品
・母艦搭載消耗品
・航空機搭載消耗品
ゲーム内説明
ラングレーは、アメリカ海軍初の航空母艦であり、ノーフォーク海軍造船所において
1922年に炭給艦ジュピターから改装されました。
1924年に太平洋艦隊に加わり、以後12年間に渡り海軍パイロットの訓練用として運用
された後、1937年に航空機輸送用空母に改装されました。1942年、P-40E戦闘機32機の
輸送任務中に日本軍機の攻撃を受け、爆弾5発を被弾して大破し、乗組員の退艦後、味
方駆逐艦の攻撃により撃沈処分されました。
解説
説明通りアメリカ初の空母。元は旧式輸送船からの改装空母。
- 母艦
まず空母は艦載機が命であり、たとえ高い母艦性能を持っていてもそれを活かせる場面は少ない。
そして同格の鳳翔、Hermes、Rheinが最初から空母として設計されているのに対し、本艦はもともと給炭艦である。更に建造時期も第一次世界大戦前であるため*1か、船としての性能は他三隻よりかなり低い。
防郭は大部分が喫水線下に隠れているが、後方の一部が水面上に飛び出している、いわばくるぶしソックスのような形状。装甲は水上部分20mm、水中部分15mm、甲板6mmと頼りにはならない。
基本装甲厚は飛行甲板、艦首・艦尾、船体上部すべて10-13mmと、防郭以外は同郷同格駆逐艦Clemsonとほぼ同じ薄さ。
一方ページ冒頭でも触れられているが、無理やり取り付けたのか飛行甲板と船体の間にかなり広い隙間がある。これが空間装甲として機能し、甲板を狙っての攻撃は過貫通となりやすい。また、水平方向からの砲撃はこの隙間をすり抜けノーダメージとなりうる。
速力は空母どころか実装全艦艇中でも最低クラスの15ノット。艦種を問わず一度捕捉されてしまうと離脱は絶望的なため、配置転換や撤退は早めの判断が求められる。
副砲、対空砲は自衛用程度。離脱の難しさも合わせて、母艦による対艦戦闘は極めて困難である。
一方で、後ろに下がりすぎると主戦場に艦載機が到達するまで時間がかかるため、回転率が落ちてしまう。このTierだと艦載機も遅めなので、生存が第一ではあるものの、火力投射能力とのバランスを取った位置取りを心がけよう。
- 艦載機全般
速度、耐久力、攻撃性能のどれも他国空母のような尖った部分はない。
高威力魚雷や絨毯爆撃、APロケットのような派手さはないが、攻撃自体はどれも当てやすく、安定してダメージを稼ぐことができる。
- 戦闘機について
詳しくは空母や航空戦(ver.0.8.0以降)のページで述べられている通り、現在Tier4空母は哨戒戦闘機を持たない。そのため、味方直上に護衛機を派遣して敵航空機を迎撃、というような形での対空支援は残念ながらできない。
代わりに敵艦のスポットや攻撃隊による的確なダメージ取りでチームに貢献しよう。
- 攻撃機
HEロケットを装備している。このロケット弾は威力・火災発生率とも良好で、1回の攻撃で12発をばらまくことができる。散布界も少し広めであり、多少の回避運動を物ともせずに駆逐艦に手痛い一撃を与えるのに向く。
また、速度も艦載機3種の中で最も早いため、開幕に攻撃機隊を発艦させての偵察もおすすめ。ついでに先頭の駆逐艦を攻撃して序盤の駆逐艦同士の小競り合いを優位に運ぶことも可能。
反面耐久は3種の中で最も低く、密集陣形の敵部隊に突っ込んでしまうと、対空砲火に手も足も出なくなる。ドイツ艦やアメリカ巡洋艦など強対空艦の防空圏にうっかり入らないように、敵戦隊との位置関係には気を配ろう。
- 雷撃機
複葉機であり、速度は遅め。魚雷は速度、威力こそ平凡だが、鳳翔雷撃機隊と並んで3.0kmの長射程を持つ。また旋回後の収束は良く、浸水率も悪くない。1発あたりの威力は日英より低め。
- 爆撃機
HE爆弾による急降下爆撃を行う。日本爆撃機と並んで、攻撃態勢への移行前に高度を上げ、敵艦に斜め上から突っ込むようにしての爆撃動作である。
照準は少し太めの縦長であるため、敵艦の前方あるいは後方から突入すると命中させやすい。
駆逐艦や巡洋艦のような細い船体には太めの照準円のため当たりにくく、比較的対戦艦向きといえる。
- 総論
どの機体も特に癖がなく、扱いやすい性能。強いて言うなら母艦の速度が遅いため、戦場が自艦から離れた場所に移った場合には回転率が落ちるのがネックか。
また、他国空母のような一発逆転しうる秘密兵器を持たないため、決定力不足を感じる場面もあるだろう。
ちなみに本解説では全体を通して、母艦の性能の低さを短所として扱った。しかし、史実欄にもある通り、本艦は艦載機運用と航空兵装の実験を行う試験艦、搭乗員の訓練艦としての性格が強い艦艇であった。そのため、この作戦能力の低さは本艦を忠実に再現している証拠でもあるといえる。
初めて米空母に乗る諸氏は、練習空母たる本艦で力をつけ、RangerやLexington、Midwayといった新鋭空母の艦長へと成長していってほしい。
- 艦載機
航空管制は戦1・雷1・爆1の3中隊。- 戦闘機
Tierこそ鳳翔のTier5より低いものの、機数が多いのでドッグファイトになれば100%勝てる。
だが、速度が鳳翔の戦闘機より遅いため、少しうまくなったプレイヤーは戦闘機を見た瞬間逃げてしまう。 - 雷撃機
間隔が狭く、1本の威力も高めで強力である。戦艦に対する非常に強力なダメージ供給源となるため、なるべくたくさん当てたい。ただ、調整にこだわりすぎるあまり対空砲火で蒸発しないよう注意。 - 爆撃機
投下範囲が大きいため、なるべく戦艦を狙った方がよい。
そのままでは大したダメージは出ない。が、火災を複数引き起こせるため、雷撃機で浸水→修理班使用→爆撃機で火災発生とすると、かなり効果的である。
雷撃機と爆撃機が逆のほうがいいような気もするが、火災2か所程度では修理班を使わない可能性がある。
また、敵艦の真上に行くため、対空が強い艦に蒸発されられる可能性があることに注意。
- 戦闘機
- 母艦
装甲や耐久性は勿論、速度や舵も劣悪。また、Tier4でプレイヤーが初めて操作する(日本の同格の鳳翔とともに)空母でもあるため、味方や岸に衝突するラングレーが後を絶たない…
空母ではあるが副砲塔を片舷2基計4門装備しており、無いよりマシというレベルで自衛能力を備えている。
初期状態では対空砲を持たず、劣悪な航行性能も相まって雷撃機から一方的に攻撃されてしまう。最優先で船体の改造を目指そう。改造をすると大量の機銃(片舷8基計16門)と高射砲(片舷2基計4門)が飛行甲板横に追加され、ある程度の対空能力を持つようになる。
とは言え、射程が短くあまり頼りになる性能ではないので、できれば雷撃機には戦闘機で対抗できる状況を維持したい。
史実
ラングレーはアメリカ初の航空母艦となるため1920年に「プロテウス級給炭艦ジュピター 」から改修された。
2年後進水を無事遂げた本艦はその後14年間「航空母艦」という新構想の実験艦として実験、パイロット訓練、艦隊演習などに従事した。
その後「水上機母艦」として改修され太平洋戦争へ参入、オーストラリア空軍の対潜哨戒に協力する。
1942年2月22日ラングレーはカーチスP-40戦闘機の輸送任務のため、オーストラリアからジャワ島へ向け出港する。しかし、2月27日に日本の一式陸上攻撃機9機から攻撃を受け大破。搭載していたP-40は次々と炎上、機関室にまで浸水し、操舵困難に陥った。さらに一式陸攻のあとにやってきた零戦の機銃による追い打ちを喰らい、艦の放棄・処分が決定され沈没した。
- 艦名について
天文学者であり航空学のパイオニアであるサミュエル・ラングレーに因む。バージニア州ラングレーではない。
命名当時、スミソニアン協会および合衆国政府は「初めて飛べる飛行機を作ったのはラングレーである」としており、アメリカ海軍初の航空母艦がラングレーと命名されたのは、オーヴィル・ライト(ライト兄弟の弟の方)と合衆国政府の対立の一端が現れたものであった。
スミソニアン協会がライト兄弟の偉業を認める声明を発表するのは、奇しくも空母ラングレーが沈没した1942年のことである。
小ネタ
元になったプロテウス級はジュピターも含めて4隻の同型艦が存在したが、ジュピター以外の3隻は全てバミューダ・トライアングルで消息を断つという非常に不運な艦級であった。
編集用コメント
- ページ名がカタカナでリンクが張れなかった点を修正、航空管制と船体の艦載数を調整 -- 2015-03-18 (水) 11:04:45
- 艦載機の名前が間違っていた点を修正、基本性能の表を見やすいよう修正 -- 2015-03-18 (水) 20:50:24
- アップデートで中隊数が減少し、編成が変更となったので編集 -- 2015-05-16 (土) 21:11:15
- 解説の航空管制を更新 -- 2016-04-11 (月) 18:36:48
- 一部を本家wikiから引き写した。 -- 2020-09-29 (火) 09:50:33
- 解説をざっくり作ってみた。間違えて下のコメント欄に書いてしまってたので、こちらにも記載しておきます -- 2020-11-10 (火) 14:28:27
- ゲーム内ツリーを見たところIndependenceはRangerから分岐するようなので訂正しました。アーリーアクセス中なのでもしかしたらまた訂正されるかも? -- 2024-01-11 (木) 10:56:15
コメント欄
- 空母がもはや別ゲーになってて草 -- 2019-03-28 (木) 22:41:21
- 0.8.7で雷撃機中隊3→6、小隊1→2に倍増 -- 2019-08-23 (金) 16:22:11
- とにかく爆撃が当たらない 攻撃機と雷撃機はいい -- 2019-09-24 (火) 03:12:12
- レンジャーまでの経験値半分貯めたけど魚雷よけられる爆撃ダメ不安定攻撃ダメ少ないで -- 2019-09-30 (月) 11:03:24
- なかなかうまくいかなくてしんどい。今からでも鳳翔研究した方がええんやろうか… -- 2019-09-30 (月) 11:05:29
- 鳳翔使ってて飽きたから使ってみようと思うのですがどのように使えばいいですか? -- 2019-11-03 (日) 16:09:45
- 爆撃メインで当てれる腕あるなら雷撃 駆逐を攻撃機で確実に殺す これ当たり前 -- 2019-11-03 (日) 21:34:36
- 雷撃は駆逐相手なら十字雷撃がおすすめ -- 2019-11-03 (日) 21:43:08
- こいつたまにHE弾で防核ぬけるんだよな~ -- 2020-02-17 (月) 18:09:14
- 龍驤もいけますぜ、艦長。 -- 2020-02-17 (月) 18:21:02
- このボロ船に乗るのがつらい。河内のほうが10倍マシだ。ていうか、クソゲーうんざり -- 2020-02-27 (木) 04:32:55
- 他のに乗るか辞め時ですな -- 2020-05-06 (水) 21:45:35
- Ranger手にするまでというか米空母ツリーの苦行はこれのせい -- 2020-05-26 (火) 21:23:50
- こいつ骨組みすり抜けるのかよ・・・。 -- 2020-09-23 (水) 15:07:55
- ツリーの最初の空母な訳だし新システム後の詳細な解説があると助かるな。 -- 2020-09-29 (火) 05:27:39
- 他の艦種とは明確に異なるとはいえ、触りならともかく詳細な解説なら空母の項がありますし -- 2020-09-29 (火) 10:50:03
- 空母の乗り方云々を教えてくれってわけではなく、性能に関しての解説がしっかり書かれていてほしいということです。鳳翔のページと比較して「説明通りアメリカ初の空母。」で済ませちゃいけないでしょうと感じましたので。 -- 2020-09-30 (水) 15:48:18
- wikiなんだから必要と思ったら君が書けばええんやで? -- 2020-09-30 (水) 15:56:11
- 空母に乗りなれた人、他国のツリー空母との比較が出来る人が適任かと思いますが。書く権利を持っているだけで実際に編集するほどの知識はないので。 -- 2020-10-02 (金) 02:38:45
- 他の艦種とは明確に異なるとはいえ、触りならともかく詳細な解説なら空母の項がありますし -- 2020-09-29 (火) 10:50:03
- 空母修行始めて乗ってるけど攻撃機が便利すぎるのと駆逐狩りしてるだけでほぼ試合が決してしまって雷爆の練習ができぬ -- 2020-11-04 (水) 11:07:36
- 駆逐艦を爆撃してみよう -- 2021-07-04 (日) 07:48:11
- 解説、雛形を作ってみた。加筆修正あればお願いします -- 2020-11-08 (日) 15:02:11
- 駆逐にも巡洋にも戦艦にも効果的な攻撃機君好き -- 2021-03-15 (月) 16:46:02
- 駆逐艦に攻撃機で攻撃できない(´;ω;`)。めちゃくちゃ避けられるし、仮に当たっても200~800ダメージとかいうカスダメが多い。どうしたらうまく当てられますか? -- 2021-04-08 (木) 17:44:19
- しっかり偏差して攻撃準備、少し待っていると照準がまとまるので今だ!と思ったときに攻撃。巡洋艦で感覚の練習もいいかも。ダメージは1発はそんぐらいなので数で稼ぐしかない。まぁ慣れですな。 -- とか言っときながら鳳翔で駆逐に苦労する人? 2021-05-14 (金) 04:56:23
- 2022年7月15日現在 空母乗りたてなんですが、これ飛ばしてもいい船ですか?艦長は12スキルのはあります -- 2022-07-15 (金) 18:33:54
- 米空が初めてなのなら、レンジャーまで飛ばしてどうぞだけど、空母自体初めてなら最低でも十戦は乗って艦載機操作の感覚を養ったほうがいい。あんま乗り過ぎると次ティアからの艦載機性能とシステムの差についていけなくかもしれん。自分は低ティアよも高ティアで活躍したいんだってなら、軽く動き知ったらとっとと次に行ったほうがいいかも。 -- 2022-07-15 (金) 19:32:16
- 駆逐艦に安定して爆撃を当てるor挟叉出来るようになったら次でok、ロケットもですね、初心者はまず思い通りに攻撃を当てられる事が大切ですね -- 2022-07-15 (金) 20:09:52
- コメントありがとうございます。 ある程度魚雷とロケットは当てれるんですが駆逐には魚雷くらいしか当てれないですね。 とりあえず飛ばしても良さそうな感じなので、今日1回載ってボーナスもらったらフリーで飛ばします -- 2022-07-16 (土) 10:29:52