戦艦 モナーク (キング・ジョージⅤ世級戦艦設計案 15C?)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・艦長スキル・信号旗の補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
・基本性能
Tier | 8 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | King George V |
国家 | イギリス | 派生先 | Lion |
生存性 | 継戦能力 | (A) 53,900 (B) 60,500 | |
装甲 | 艦首艦尾 | 32-325mm | |
中央甲板 | 32mm | ||
中央側面 | 32-381mm | ||
上部構造物 | 19-114mm | ||
砲塔 | 51-457mm | ||
防郭 | 32-381mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 22% | |
機動性 | 機関出力 | 前期 100,000馬力[hp] 後期 111,700馬力[hp] | |
最大速力 | 前期 26.6ノット[kt] 後期 28.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 790m | ||
転舵所要時間 | (A) 21.0秒 (B) 15.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | 最良 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 14.14km | 16.14km | 13.35km | 11.45km | |
航空発見距離 | 10.01km | 13.01km | - | 8.11km |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | Mk Ⅷ mod.1 | 17.85km | 239m | |
Mk Ⅷ mod.2 | 19.64km | 256m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 381mm/45 | 3基×3門 | HE弾 6,300(35%) AP弾 11,900 | 25.0秒 | 45.0秒 | HE Mk VIIIb AP Mk XIIIa |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 133mm/50 QF Mk.Ⅰ | 8基×2門 | HE弾 1,900(8%) | 6.7秒 | 6.6km |
空襲 | 船体 | 機体 | 小隊数 | 出撃機数(HP) | 搭載量 | 射程 | 最大ダメージ | 準備時間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | Handley Page Halifax GR | 2 | 1(2,000) | 2 | 10.0km | 4,200 | 30秒 |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 短 | 20mm Oerlikon Mk.Ⅰ | 22基×1門 | 175 | 70.0% | 2.0km | |
中 | 40mm/39 Vickers QF Mk.Ⅷ | 4基×4門 6基×8門 | 312 | 75.0% | 2.5km | ||
長 | 133mm/50 QF Mk.Ⅰ | 8基×2門 | 84 (4×1,470) | 75.0% | 5.2km | ||
B | 短 | 20mm Oerlikon Mk.Ⅰ 20mm Oerlikon Mk.Ⅱ | 22基×1門 8基×2門 | 263 | 70.0% | 2.0km | |
中 | 40mm/56 OQF Mk.Ⅺ 40mm/56 OQF Mk.Ⅸ | 8基×2門 4基×6門 | 375 | 75.0% | 2.5km | ||
長 | 133mm/50 QF Mk.Ⅰ | 8基×2門 | 77 (4×1,470) | 75.0% | 5.2km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | ![]() | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% |
![]() | 副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | |
![]() | 弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | |
![]() | 応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | |
![]() | 着弾観測機改良1 | 着弾観測機の有効時間 +30% | |
2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% |
![]() | 機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | |
3 | ![]() | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% |
![]() | 副砲改良1 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | |
![]() | 対空砲改良1 | 優先対空セクターの準備時間 -20% | |
![]() | 射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | |
4 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% |
![]() | 推力改良1 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | |
![]() | 操舵装置改良1 | 転舵所要時間 -20% | |
![]() | 空襲改良1 | 兵装「空襲」の準備時間 -20% 航空機のHP +25% 爆雷ダメージ +15% | |
5 | ![]() | 魚雷発見システム | 魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上 |
![]() | 隠蔽システム改良1 | 発見距離 -10% 空母中隊の発見距離 -10% 自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5% | |
![]() | 艦艇消耗品改良1 | 艦艇の消耗品の動作時間 +10% |
・消耗品
ゲーム内説明
日本が新型戦艦の口径制限を撤廃するという情報を入手したイギリスの造船技師たちは、新計画案である14O戦艦の建造に対して変更を加えました。兵装の選択肢のひとつとなったのが、三連装砲塔3基に381mm砲を搭載する案でした。これにより、装甲の強化によって増加した重量を相殺できると考えられました。この構想をゲーム内で再現したのが、戦艦モナークです。
旧ゲーム内説明
戦艦モナークは、キング・ジョージ 5 世級戦艦 (381 mm 砲搭載) の暫定版のひとつであり、比較的高速で、分厚い水平装甲を備え、両用砲を採用しているなど、次世代戦艦としての特徴を有していました。
解説
イギリスTier8戦艦。前TierのKing George Vの設計案の一つで、15インチ砲を搭載している。
Tier8相応に非装甲区画の板厚が増し、スロット5が導入され、他にも対空砲が増設された。
しかし船体設計が同一のためか、他の装甲配置は前Tierから変化していない。
なお本艦は度々アップデートを受けており、登場時にはなかった特徴(超回復)を2024年になって獲得した。
よって過去コメントを参照するときは注意してほしい。
- 主砲
前方2基、後方1基の3連装砲3基という常識的な配置となり、KGV級の14インチ砲10門から15インチ砲9門に換装されている。
3番砲塔の3連装砲化によって砲塔が縮小されており、これによってKGVの悩みであった3番砲塔の射角は前方37度と若干良くなっている。これは天城と同じ角度だが、Tier8戦艦としては悪い数値であることには変わりない。斉射するタイミングは吟味しよう。正面に6門向けられるのは優秀な部類なので、被弾面積を減らすためにも適宜正面向きで戦闘すると良い。
この15インチ砲は独戦艦の380mm砲に相当する性能をしており弾道、貫通力、装填速度がほぼ同等である。
AP弾は大口径化によって25mm艦首の強制貫通が可能になり、格下戦艦及びTier8以上の巡洋艦の処理が格段に楽になっている。弾道も改善し、過貫通し辛い信管のお陰でもある。
HE弾はダメージ量こそ他国の16インチクラスに引けを取らないが、門数が減った上に火災確率が大幅に低下しているため前級に慣れていると物足りなく感じるかもしれない。KGVではある程度可能であったHE主体の戦い方では確実にダメージ負けするため戦艦の基本に立ち返りAP主体で戦おう。
登場時は最大射程が18.1kmとローマ並の短射程だったが、バフが繰り返し行われ現在は19.6kmと同格では真ん中程度。σ値も1.85と悪くはない。なお主砲旋回時間が45秒と他の16インチ砲搭載艦並に遅いが、上述の通り相手に正対することを心掛ければ弱点にはならないだろう。
- 対空
B船体にする事で40mm機関砲が大量に増設され3.5kmまでの中距離対空が大幅に上昇する。長距離対空砲はやや貧弱。Tier8では抜きん出た対空を持つノースカロライナやもう一つの戦艦ツリーにこそ劣るが優秀な部類であり、総じてそこそこの自衛能力を期待できる。しかしながら同格と比較すれば優秀な対空も艦載機の波状攻撃には無力であり、また対空機銃はHE弾からの攻撃に弱いことから試合中盤以降では対空能力が激減している事が多い。その状態では格下空母の迎撃すらままならない可能性があるため油断しないようにしよう。
- 機動力
基本的にKGV級から全く変化していない*2。ただTier8戦艦から高速化する艦が多いため、Tier7では快速であった28ktは相対的に遅いほうになっている。
しかし転舵時間や旋回半径も据え置きのため、Tier8戦艦の中では小回りの効く戦艦であると言える。
- 生存性
HPは前級から変わらず60,500と同格ツリー戦艦で最低、プレミアム艦含めても低い方である。装甲も装甲帯の厚さやバイタルパートの高さ等は同じだが、Tier8以降の戦艦の特権である非装甲部32ミリを獲得している。そのため16インチAPと軽巡のHEへの耐性が最低限強化された。
そして、ver.13.4.0にてついに高Tier英国艦お馴染みの超回復を手に入れた。2.0%/秒の圧倒的回復量は複数火災を帳消しにできるほどであり、並の火力の巡洋艦では本艦を撃沈するのはかなり難しくなるだろう。後述する隠蔽性も含めて巡洋艦との殴り合いにはめっぽう強くなった。
但し、この修理班は使用回数がデフォルト3回で、バイタルダメージの回復量は変わらず10%でCTへの優遇も無い。そのため無理な位置取りをして集中砲火を浴びれば6万ちょっとのHPなどCTが終わる間も無く消し飛んでしまう。特に大口径砲にバイタルを抜かれてしまってはせっかくの修理班を腐らせてしまうため、ヘイト管理は隠蔽を活かしつつ上手く行おう。ver.13.4.0以前の解説
目に付くのが低いHPプールである。船体が同じ事を反映してかKGVから変化しておらず、他のTier8戦艦と比較すると明確に差を付けられている。ver,0.8.6にて本艦の重要区画に変更が加えられ今まで水面下に存在したバイタルパートが水面上に露出する形となった。さらに、従来の装甲帯の一部もバイタルパート扱いになったため、バイタルパートが従来に比べて格段に貫通されやすくなった。本艦の低いHPもあってバイタルパートを抜かれない運用が今まで以上に重視されることとなる。特に大和や武蔵の搭載する460mm砲は本艦の32mm装甲を強制貫通するため非常に危険である。この二隻を見かけたら戦闘は極力避けることをおススメする。
また防郭の甲板装甲が32mmしかないため艦載機の爆撃にも要注意である。一方で同バージョンより、本艦の修理班が特別仕様となり、通常被弾時の回復率が75%となっており、普通の修理班よりも25%多めに被弾ダメージを回復プールに送ることができるようになった。さらに一回の回復量も毎秒自艦HPの0.6%と、ノースカロライナの修理班ほどではないがほかの艦より多めに回復できる。さらにクールタイムが60秒とこちらもいわゆるガスコーニュ修理班ほどではないがかなりの回転率を誇る。以上の修理班の特性から、今までIFHEを取得して本艦にダメージを与えていた軽巡洋艦群に対して以前よりも強気に出れるようになった。後述する高い隠蔽性を生かしてヘイト管理を適切に行えば、かなりしぶとく戦うことができるだろう。 - 隠蔽性
この艦の最大の強みが隠蔽である。隠蔽性能そのものはKGVから据え置きであるが、Tier8になった事でスロット5アップグレードへのアクセスが可能となっている。艦長スキル/隠蔽UGで隠蔽特化させると海面発見距離11.5kmという戦艦としてはもはや異常とも言える値となり、一部の巡洋艦を凌ぐほどである。この高隠蔽を生かす事によって自由自在なヘイト管理、隠蔽状態からの奇襲攻撃、はたまた緊急時のCAP奪取といった他の戦艦では不可能な戦術や位置取りが可能となる。
もちろんタイミングを間違えると集中砲火を浴びる事になるため位置取りに注意する必要がある。また、隠蔽値を最良にしても航空発見距離は8.1kmあるので、艦船に見つかる前に水上機や空母艦載機に見つかることもあり、過信は禁物。
- 総評
Tier8屈指の巡洋艦キラーである。巡洋艦に匹敵する隠蔽を活かし、ほかの戦艦より一歩前に出て味方の支援が可能であり、信管特性は近距離でも過貫通バリアを許さず敵巡洋艦を粉砕することを可能にしている。
対戦艦についてもDPM自体は高く、貫通力も前級までと違い同格と遜色ないものを与えられているため、特殊修理班を駆使すれば対等に渡り合うことが可能になっている。
前級までのようにHE主体の戦いではなく、AP主体に刺さる相手を選びながら隠蔽を活かし、ここぞと言う時に叩き込むような運用が望ましい。次級以降で再びHE性能が強化されるものの、APによる隠蔽状態からの奇襲の有効性は次級以降も変わらないため、本艦で立ち回りをマスターしよう。
実装当初より前後の影に埋もれ、時には巻き添えnerfを喰らった不遇っぷりだったが、度重なるバージョンアップに伴い少しづつ強化が与えられ、かつてのモナークからは想像もつかない強艦へと進化を遂げている。本艦で学んだことをこの先の2隻でも活かしていけば、きっと君も一流の英国戦艦乗りになれるはずだ。
史実
本艦はキング・ジョージV世級戦艦の設計案の一つで、15inch Mark IIを9門装備した「15C」案がベースとなっている。しかしながら「15C」とMonarchにはいくつかの差異がある。
最も大きな違いは副砲である。Monarchは副砲として134mm/45 QF Mk.Iを連装8基16門搭載しているが、「15C」では114mm砲を連装10基20門の計画であった。
また、艦の全長はMonarchはKGVと同じ227.2mであるが、「15C」は225.6mであった。
小ネタ
艦の変更履歴
戦闘に影響する変更のみ記載している点に注意。
なおv0.6.12、v0.8.6は共通のアップデートを受けたものである。
- v0.6.12: 煙幕内射撃時の被発見距離が13.35kmへ変更
- v0.8.6: VPにデバフ(海面上に露出)、および修理班強化
- ver0.10.8: 初期FCSの射程距離が16.5kmから17.0kmへ増加
- ver0.10.10: 初期FCSの射程距離が17.0kmから17.5km、開発FCSの射程が18.7kmから19.2kmへ増加
- ver0.11.10: 開発後FCSの射程距離が19.1kmから19.6kmへ増加。σ値が1.80から1.85へ向上。
- ver13.4: 修理班が特殊修理班に変更(超回復を獲得)
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