Progetto C50 mod. 66

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier9 イタリア 重戦車 / 略称:Progetto 66

Progetto_66_1.jpg
↑Progetto C50 tipo 1 + Cannone da 105/71
初期状態。
Progetto_66_2.jpg
↑Progetto C50 tipo 3 + Cannone da 105/76
改良砲塔+中間砲。105×76≒8.0メートルの超長砲身が特徴
Progetto_66_3.jpg
↑Progetto C50 tipo 3 + Cannone da 120/62
最終状態。

スペック(v1.11.1)

車体

耐久値1,750⇒1,850
車体装甲厚(mm)130/70/40
最高速度(前/後)(km/h)45/12
重量(初期/最終)(t)46.22/50.03
実用出力重量比(hp/t)13.79
本体価格(Cr)3,600,000
修理費(Cr)
超信地旋回
ロール支援型重戦車
 

武装

名称連射間隔(s)各装填時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
残弾数
Cannone da 105/71316/14/12(計:42)⇒
14/13/12(計:39)
AP
APCR
HE
220
242
105
320
320
420
9600.38⇒0.372.41,147
1,386
827
3/39⇒42765
4,800
815
2,177-9°/+20°
0/1/2
Cannone da 105/76314/13/12(計:39)⇒
15/14/13/12(計:54)
AP
APCR
HE
258
281
105
320
320
420
960⇒1,2800.35⇒0.342.4⇒3.11,147
1,386
827
3/39⇒4/42765
4,800
815
2,021
0/1/2⇒0/1/2/3
Cannone da 120/623.516/14/13(計:43)AP
HEAT
HE
242
303
120
400
400
515
1,2000.362.71,075
902
902
3/36970
4,800
1,240
1,925
0/1/2
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Progetto C50 tipo 1210/100/1002537010,500
Progetto C50 tipo 3195/105/1052539014,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
HS-110600122,100
AVDS-1790640122,132
MB 838690101,990
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Progetto C50 tipo A49.752610,000
Progetto C50 tipo B522810,650
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SEM-2471023
Selex STR 7075050
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒×砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時7.13%⇒7.14%1.29%
移動時3.53%⇒3.54%0.64%
 

派生車両

派生元Progetto CC55 mod. 54(HT/150,190)
派生先Rinoceronte(HT/209,860)
 

開発ツリー

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Cannone da 105/71
(初期/125,000)
Cannone da 105/76
(55,000/220,000)
Progetto C50 tipo 1
(初期/41,000)
Progetto C50 tipo 3
(25,000/59,000)
Cannone da 120/62
(62,000/310,000)
Rinoceronte
(209,860/6,100,000)
SEM-24
(初期/50,000)
Selex STR 70
(9,400/54,500)
HS-110
(初期/59,500)
AVDS-1790
(27,300/85,200)
MB 838
(47,000/112,000)
Progetto C50 tipo A
(初期/35,000)
Progetto C50 tipo B
(25,000/62,500)
 

車両に関する変更履歴

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v1.11.1新規実装

解説(v1.11.1)

  • 火力
    引き続き改良型自動再装填砲を備える。俯角は変わらず-9°と地形の利用はしやすい。
    どの砲もHE弾の貫通力が高めである。
    総弾数は少ないが、発射速度の遅さから意外と弾切れには陥りにくいのも前身から変わらない。
    • Cannone da 105/71
      Progetto 54からの引き継ぎ砲。
      装填時間や精度などは向上しているものの、貫通力が低くこのTier帯では完全に力不足である。
      Tierが上がったことで敵の装甲も向上しているので、早急に上位砲を開発しよう。
       
    • Cannone da 105/76
      初期砲から単発火力は変わらないが、貫通力が大幅に向上し通常弾の貫通力ならば最終砲を上回る。
      砲塔を換装すると4発装填・弾倉合計攻撃力1,280となり、精度も向上する(何故か照準時間は大きく悪化するので注意)。
      この主砲はルート上必須の開発パーツではないが、初期の砲塔と履帯のまま搭載できるため優先して開発して損はないだろう。
      通常弾の貫通力は良好だが、金弾の貫通力は低いため、重装甲車輌を相手にする時は弱点を正確に狙う必要がある。
      しかし120mm砲と違い金弾がAPCRであり弾速が速いので、フル金運用でも運用しやすいという利点がある。
       
    • Cannone da 120/62
      単発火力が400に向上し弾倉合計攻撃力も3発で1,200となりかなり扱いやすくなる。
      火力の向上に対する装填時間の低下が控えめなので、オートリローダーとしては比較的良好なDPMを持つ。(それでもType 4 Heavyと同レベルだが)
      貫通力は通常弾・金弾ともに低め。金弾はHEATになるので空間装甲等に注意が必要である。
       
  • 装甲
    傾斜装甲をふんだんに採用しているため、俯角を使ってハルダウンすることによって高い防御力が期待できるが、HE弾への耐性は低く、自走砲の射線には特に注意が必要である。
    耐久値の低さがこのルートの特徴の一つだが、本車は同格重戦車と比べ悪くはない値となっている。
    とはいえ、特別高いわけでもないので引き続き無駄な被弾は避けよう。
    • 初期砲塔
      正面は垂直に近い210mmが大部分を占める。防楯は備えず、主砲周辺の凹んだ正方形部が175mm垂直とかなり薄い。
      このTier帯では頼りない装甲厚でありハルダウンでの撃ち合いをするには力不足である。細かい顔出しなどで補っていきたい。
      車長用キューポラは小さいので気にしなくてもよい。
      後部の鉄板は10mmの空間装甲。背面中央の箱は飾りであり判定は無い。
    • 改良砲塔
      初期砲塔とは打って変わってきつめの傾斜装甲が採用される。
      防楯が275mm垂直、防楯横は195mm+45度°=275mm相当(APで255mm)と十分な装甲を手に入れる。
      とはいえ平地では通常弾で貫通されることもあるため、過信せず敵車輌と対峙するときは俯角を取ってしっかりと傾斜を稼ぎたい。
      左右端の傾斜部分は350mm相当となるため、正面向きであれば抜かれることはほぼない。
      キューポラはIS-7のように完全に埋め込まれており、突出している構造物は全て空間装甲扱いなので目立った弱点となる部位は無い。
       
    • 車体
      車体装甲はProgetto 54からあまり変わらない。
      正面装甲の装甲厚こそ増加したが傾斜はむしろ減少しており、跳弾しにくくなってしまっているのでしっかり車体は隠していこう。
      正面上部は120~130mm厚250mm相当(対APで220mm前後)と、Tier9HTとしては薄め。
      下部は200mm程度しかなく、格下に簡単に抜かれてしまう。
      側面は前身から据え置きの70mm。
       
  • 機動性
    最高速度こそ高いが動き出しは重く加速には時間がかかる。このため短距離よりも長距離移動に適した性能となっている。
    下り坂を利用すると素早く加速できるので地形を常に気にかけておこう。
    旋回速度は重戦車としては一般的な性能。
     
  • 開発
    格納

    初期状態では火力、装甲、機動力のいずれにおいても強みがなく乗り出しは非常に辛い戦いを強いられる。
    開発の初期は105/76砲の開発を優先して火力を確保し、味方との連携を意識してダメージを稼いでいくと良いだろう。
    砲塔を載せ替えた後は装甲で敵弾を弾けるようになるので、ハルダウンによる拠点確保など選択肢は大きく広がる。
     
    エンジンの開発は二段階に別れており必要経験値が多く、火力や装甲の強化も必要となるため乗り出しは足回りで苦労することが多い。
    特に、操縦手やエンジンに損害を受けるとほとんど旋回できなくなってしまう。
    後述する通り拡張パーツでこれら機動力の問題を補うことができるので、在庫やクレジット状況と相談して検討すると良いだろう。
     
    拡張パーツの改良型装甲材を搭載すると履帯を開発せずに積載量の問題をクリアできる。サスペンションや車体の耐久力を上昇させる効果もあるため、一発受けて連射を叩きこむといった戦法との相性も良い。
    また、機動力強化系の拡張パーツを2つ搭載することで履帯とエンジンの開発なしに旋回性能を最終状態並の性能に引き上げることができる。
    開発序盤は積載量と機動力を拡張パーツで補い、開発終盤では拡張パーツを視界系や火力系に置き換えて強化するといったこともできるので在庫やクレジットの状況と相談して活用すると良いだろう。

     
  • 総論
    前身を順当に進化させた車輌であり、運用方法に特段の変化はないと言っていいだろう。
    DPMこそ低いが、優秀な砲塔装甲と瞬間火力という強みを活かせば十分に補うことができ、自身に有利な状況に敵を引き込めばしっかりと実力を発揮してくれる。
    継続火力の低さと車体装甲の薄さから、乱戦や接近戦になると脆い部分を露呈しがちである。敵とはある程度距離を保ったほうが良い。
    超重戦車のように単体で敵を引き付けられる車輌ではないので、常に味方と連携できる位置取りを心がけよう。
    前身と同様に複雑な装填システムから生じる扱いの難しさはあるが、同時に敵から見れば残弾と装填時間の把握が困難な厄介な車輌でもある。
    長い装填時間も、位置変更や味方自走砲のために敵の発見状態を維持するなど有効に活用したい。
     

史実

イタリア軍に配備されたアメリカ車輌M60A1に代わる新たな車輌を独自に開発し、イタリア国内で生産することを目的として、1966年にヴィットリオ・ラ・ローザ将軍によって提唱された計画。後に計画は中止され、試作には至らなかった。(ゲーム内説明より)

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