*アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦[#l89c2c66]

&attachref(./Hipper_Fjold.jpg,40%);
#region(改装後のB船体)
A船体
#attachref(./Admiral Hipper(A) 1.jpg,nolink)

B船体
&attachref(./hipperB.jpg,50%);
手前がA船体、奥がB船体。
艦首が鋭角になり、艦橋構造物もB砲塔のすぐ後ろには遮風板がつき、司令塔には窓がついたり最上部にレーダーがついている。
ゲーム内性能的にもB船体で砲弾の更新に体力や転舵時間が改善されるため、早めに研究、購入しよう。
&attachref(./hipperAB.jpg,40%);
#endregion
#region(無期限迷彩)
&attachref(./ヒッパーC無期限迷彩.JPG,45%);
#endregion

#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.4.0};

・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|8|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|''[[Yorck]]''|
|~国家|[[ドイツ]]|~派生先|''[[Roon]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(A) 37,300&br;(B) 43,800|
|~|>|装甲|20mm-80mm&br;・防郭 20mm-80mm&br;・艦首/艦尾 25mm-70mm&br;・砲郭 25mm&br;・装甲甲板 25mm-30mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|10%|
|~機動性|>|機関出力|110,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|32.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|740m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 15.0秒&br;(B) 9.2秒|

//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|14.2km|-|-|0.0km|8.5km|
|~|航空発見距離|7.2km|-|0.0km|10.2km|-|

//副砲がない場合は副砲の箇所に「-」
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|A-B|FKS Typ 8 Mod.1|16.1km|144m|
|~|~|FKS Typ 8 Mod.2|17.7km|155m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|A-B|203mm/60|4基×2門|HE弾 2300(11%)&br;AP弾 5900|11.0秒|22.5秒|HE Spr.Gr. L/4.7 Bdz.&br;AP P.Spr.Gr. L/4.4|
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|A-B|105mm L/65 Dop. L. C/31|6基×2門|HE弾 1200(5%)|3.4秒|5.0km|
//副砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|A-B|533mm G7a T1|4基×3門(6門)|13700|68.0秒|6.0km|64kt|1.3km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|A| 短|20mm Flak 38|6基×1門|>| -| 116|85.0%|0.1-2.0km|
|~|~|~|20mm Flakzwilling 38|8基×2門|~|~|~|~|~|
|~|~| 中|37mm Flakzwilling 30|4基×2門|>|~| 105|90.0%|0.1-3.5km|
|~|~|~|40mm L/56 Flak 28|6基×1門|~|~|~|~|~|
|~|~| 長|105mm L/65 Dop. L. C/31|6基×2門| 6| 1400| 123|90.0%|0.1-5.2km|
|~|B| 短|20mm Flakzwilling 38|4基×2門|>| -|112|85.0%|0.1-2.0km|
|~|~|~|20mm Flakvierling 38|6基×4門|~|~|~|~|~|
|~|~| 中|40mm L/56 Flak 28|18基×1門|>|~| 238|90.0%|0.1-3.5km|
|~|~| 長|105mm L/65 Dop. L. C/31|6基×2門| 6| 1400| 123|90.0%|0.1-5.2km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;

・アップグレード
|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットA|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットB|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットC|BGCOLOR(#aaccaa):スロットD|BGCOLOR(#aaccaa):スロットE|BGCOLOR(#aaccaa):スロットF|h
|○|○||○|○|○|
#region(搭載可能アップグレード)
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):A|&attachref(アップグレード/MainWeapon1.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryWeapon1.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/PowderMagazine1.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):B|&attachref(アップグレード/MainGun2.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 &color(red){+5%};&br;主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryGun2.png,nolink,70%);|副砲改良2|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Guidance1.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense2.png,nolink,70%);|対空砲改良2|対空砲座の最大射程 +20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):D|&attachref(アップグレード/DamageControl1.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;対水雷防御ダメージ軽減率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Engine1.png,nolink,70%);|推力改良1|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear1.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):E|&attachref(アップグレード/DamageControl2.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Engine2.png,nolink,70%);|推力改良2|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear2.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):F|&attachref(アップグレード/ConcealmentMeasures_1.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%|
|~|&attachref(アップグレード/LookoutStation_1.png,nolink,70%);|目標測距装置改良1|敵艦艇の強制捕捉範囲 +50%&br;最大目視範囲 +20%&br;魚雷捕捉範囲 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear3.png,nolink,70%);|操舵装置改良3|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
#endregion

・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#b9a2217d]]|∞|60|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY011_AirDefenseDispPremium.png,nolink,70%);|[[対空防御砲火>消耗品#ha0a8983]]|3|80|40|継続ダメージ +50%&br;砲弾の爆発によるダメージ+300%|
|~|&attachref(消耗品/Consumable_PCY016_SonarSearchPremium.png,nolink,70%);|[[水中聴音>消耗品#b2ea69cc]]|3|120|120|敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:4.0 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:6.0 [km]&br;最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.0 [km]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY012_FighterPremium.png,nolink,70%);|[[戦闘機>消耗品#d1ef9c7b]]|3|90|60|自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する&br;戦闘機数 2機|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|[[修理班>消耗品#yd3903f6]]|2|80|28|自艦のHPを回復する&br;回復量:+219 [HP/秒]|
}}

**ゲーム内説明 [#od68751a]


アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦は、列強の各種重巡洋艦と同等の速力と砲力を備え、そして先進的な射撃管制装置や高い抗堪性など、ドイツ海軍の艦艇として典型的な、大きな優位性を有していました。これは、強固な装甲防御、頑丈な構造、入念な区画分割によって実現されていました。

//v13.11
1934年に、新たな重巡洋艦の設計草案に関する技術設計仕様がまとめられました。ドイッチュラント級で得られた教訓を活かし、技師陣はディーゼル·パワープラントを使用するという考えを捨て、高い蒸気パラメーターを有するタービンとボイラーを選択しました。本級のリードシップであったアドミラル·ヒッパーは第二次世界大戦中にデンマークとノルウェーへの侵攻に参加し、大西洋で複数回の通商破壊任務に従事しました。そして1942年12月31日、アドミラル·ヒッパーはJW-51B 船団に対する攻撃作戦であったバレンツ海海戦に参加し、この交戦で損傷を受けました。
**解説 [#jb4c77cf]
優秀な砲旋回と射程に優れるTier8巡洋艦。同型艦の[[Prinz Eugen]]はプレミアム艦艇として実装されている。
ver0.5.5よりゲーム中表記の一部でHipperと略されるようになった。
Ver0.9.8よりA船体が削除され、B、C船体がそれぞれA、B船体となった。過去のコメント見る際注意。
 
-''生存性''
HPは[[Prinz Eugen]]や[[Tallin]]に次いで同格2位タイ。
カタログスペック上は装甲厚が足りないように見えるが、80mm+30mmの傾斜装甲があるので防郭は抜かれにくい。
艦首に40mm、艦尾に70~80mmの装甲帯があるので、460mm砲でも艦を縦にしていれば跳弾の可能性がある((艦尾最後端にはないのでまっすぐお尻を向けてはいけない))。
ちなみに英戦HE弾や米空母HE爆弾を受けると機関が機能停止することがあるため注意。
 
-''主砲''
20.3cm砲8門を11.0秒毎に17.7kmの距離まで撃てる。射程は同格3位タイ。
砲旋回が軽巡並み(22.5秒)に速いうえ、弾速も速く集弾性も良好で狙いやすい。
AP弾は5900と単発火力では同格[[Cherbourg]]に次いで高く、同格巡洋艦の中でも高貫通だが、HE弾は2500と低威力かつ発火率も劣るため、Admiral HipperではAP弾を積極的に使っていくことになるだろう。ただしHE弾の貫通力が優遇されて51mmとなっており、ほかの203mm砲持ちに比べて厚い甲板を持つ一部の戦艦にも有効打を出していけるメリットはあるということも頭に入れておこう。
AP弾のDPMは同格重巡では2位だが、HE弾のDPMはワースト2位((ワーストは姉妹艦の[[Prinz Eugen]]))。
 
-''魚雷''
片舷3x2射線ずつ。射角は優秀であるが、射程が6kmなので使い道は限られる。
 
-''対空砲''
同Tier帯最高クラスの対空能力を持つ。が、後に数多く実装された高対空艦には一歩劣らず、平均以上程に落ち着く。
優秀な水中聴音と択一にはなるが、対空防御砲火を使えば同格以下の攻撃中隊に往復ビンタされる危険性はかなり減る。
 
-''機動性''
排水量で約18,000トンを超えるという条約に反した大型巡洋艦並の図体が不幸し、最大速力は同格最低。
旋回性は特に良くも悪くもなく、転舵所要時間・旋回半径ともに同格内ではほぼ中央値。ただし大柄な艦影は戦艦に狙われやすいので回避行動は早めに行う必要がある。
所要時間はアップグレードの操舵装置改良3によって劇的に改善するが、その場合隠蔽は諦めることになる。プレイスタイルに合わせて取捨選択しよう。
操舵装置改良2だけで7.4秒、操舵装置改良3だけで5.5秒、両方合わせて4.4秒。
 
-''隠蔽性''
海面発見距離は14.2kmと悪めな方なのでスキルかアップグレードで補正したい。隠蔽処理専門家+迷彩で12.4km、さらに隠蔽システム改良1を装備すると11.2km。航空発見距離 7.2kmは&color(Silver){ここだけなぜか};同格トップタイ((ただし同Tier巡洋艦の半数以上が同じ値))。
 
-''総評''
前級[[Yorck]]より砲性能やネックであった体力が大きく向上したおかげでTierの上昇に似合った優秀な性能を持つ。
特に攻撃性能に関しては本級以降の艦がすべて同じ砲弾を持つため、弾道やAP弾の貫通力などといった手触りに馴染むことができればこの先苦労しないだろう。[[Hindenburg]]に至っては主砲配置どころか艦のシルエットまで同じである。
隠蔽が悪くあまり前に出れないこと、主砲発射レートの割にHE弾ダメージが低めで着火しにくいことから駆逐艦処理と戦艦への火災による嫌がらせはやや不得意なので、腹を見せた敵巡洋艦の防郭にAPを刺すことを意識して立ち回ることを推奨するが、この高Tiar帯は戦艦に匹敵する生存性とAP弾を誇る大型巡洋艦とのマッチングが増えるため、単純な力比べでは分が悪いことも多い。
**史実 [#lf38235f]
アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦。
全長202.8m、基準排水量14,050トン、20.3cm連装砲4基8門、10.5cm連装高角砲6基12門、533mm3連装魚雷を片舷2基ずつ計4基12門と大型巡洋艦である。
設計思想としては、仮想敵としてフランス海軍の条約型重巡洋艦「アルジェリー」に対抗可能な砲威力と新戦艦「ダンケルク級戦艦」からは離脱できる高速性能、大西洋での作戦に参加可能な長大な航続力を念頭に置いて設計され、当初、排水量を条約の制限下にまとめることを前提に研究が進められた。
主砲としては、英仏の重巡洋艦と同クラスのSKC/34 20.3cm連装砲4基8門が選択された。
1934年8月にまとめられた研究では、速力32ノットで80mm程度の装甲を持つ基準排水量10,700トン程度の設計で条約制限を700トン超過していたが、更にエーリヒ・レーダー元帥の指摘で「攻撃力・防御力ともに不足している」とされ、対空火器と魚雷兵装の強化を踏まえて、砲塔防御と弾火薬庫部分の防御の強化案にまとめた結果、最終的に基準排水量は条約制限を大幅に上回る14,050トンとなり、満載排水量では約18,000トンを超えてしまった。(条約とはいったい何だったのか)((ドイツに限らず、日米の巡洋艦も軒並み排水量が条約制限を越えてしまっており、律儀に守ったのはイギリスだけだった。&color(Silver){そして、制限を守ろうと無理をして英国面な艦が出来上がる。};))
対外的には新型重巡洋艦の排水量はワシントン海軍軍縮条約に準じた10,000トンと発表した。(4000トンのサバ読みである)
その後、英独海軍協定によりドイツ海軍では大型艦の建造が可能となり、この設計を元にした2隻が建造を開始した。
それがこのアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦である。
重巡洋艦としては他国の同等の艦に比肩する有力艦であったが、ドイツ海軍が必要とした対地支援及び通商破壊には向いていなかった。
対地支援においては、有力ではあったが代償が大きく、1940年の北欧侵攻時にドローバックにおいてブリュッヒャーが撃沈され、1944年にはプリンツ・オイゲンが衝突事故を起こしている。
通商破壊戦においては、シャルンホルスト級戦艦やドイッチュラント級装甲艦に随伴可能な航続力を持たず、機関も信頼にかけていた為、不充分な戦果に留まった。
ハンブルクのブローム・ウント・フォス造船所で1935年7月6日起工、1937年2月6日に進水、1939年4月29日に就役。
1945年5月3日、キールでの乾ドックで着底、終戦を迎えた。
同型艦である3番艦のプリンツ・オイゲンは終戦まで生き残った強運艦として有名。
**小ネタ [#z19cdc41]
WoWsのヒッパー級たち
1番艦 Admiral Hipper
2番艦 [[&color(ORANGE){''Blücher''};>Blucher]]
3番艦 [[&color(ORANGE){''Prinz Eugen''};>Prinz Eugen]]
4番艦 [[Weser]] ザイドリッツ建造途中に空母へ改装されるも未完
5番艦 [[Tallin]] リュッツオウがソ連へ売却されるも未完、もしもソ連砲180mmが載っていたら
4・5番艦 [[&color(ORANGE){''Mainz''};>Mainz]]  軽巡砲150mmを搭載する計画案

#br
「アドミラル・ヒッパー」の発音は英語読みであり、ドイツ語の発音では「アトミラール・ヒッパー」が近い。
また、英国からはアドミラルの部分を略してヒッパー級と呼ばれる事が多かった。
ティルピッツの陰に隠れがちだが、北極海を進む援ソ輸送船団にとってはティルピッツと並ぶ脅威であり、
しかも出撃してくる事が度々あったので、死神の如く恐れられた。
小説「女王陛下のユリシーズ号」では、終盤に冷酷な死刑執行人として登場し、容赦なく物語の幕引きを行っている((日本語版の表紙で、突撃するユリシーズ号に砲撃を加えているのがヒッパーである))。
・・・・・・が、1942年12月のバレンツ海海戦で輸送船団を無傷で取り逃がした事でヒトラーの怒りを買ってしまい、一時的に退役。
この事件の影響は大きく、水上艦艇の将兵達の士気はがた落ちとなってしまう。
修理を受けた後はゴーテンハーフェン(現在のグディニャ)に移され、そこで係留される。
1945年1月に開始されたハンニバル作戦では、難民の移送に八面六臂の活躍。
あの[[ヴィルヘルム・グストロフ号>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95_(%E5%AE%A2%E8%88%B9)]]の護衛も要請されたらしい。
&color(Silver){護衛を受けていれば、あの大惨事は防げたかもしれなかったが・・・};
最後はキール港で空襲を受けて大破・着底。戦後に解体された。
#br
五番艦「リュッツオウ」は、独ソ不可侵条約もあり1940年末にソ連へ売却されている。レニングラードに曳航されたのち、翌年にはドイツ派遣技師団の指導の下、建造作業が再開され、9月には「ペトロパヴロフスク」と改名された。
独ソ戦では完成度70%の状態で実戦配備され、レニングラード包囲戦中に砲爆撃を受け沈没するも、1942年9月に浮揚され部分的修理を受け戦線に復帰。1944年1月、レニングラードの包囲を解くために攻勢を開始した赤軍への火力支援を行った。
その後、名前を「タリン」に改称され戦後は「ドニエプル」と改名され、練習艦となった。
1956年には海上兵舎へと改修され、1958年4月に除籍され解体された。


*編集用コメント [#b74e8720]
#region(''編集用のコメントはこちら'')
#pcomment(./編集用,reply,15)
#endregion

*コメント欄 [#p191e040]
#pcomment(./コメント,reply,15)