サウスダコタ級戦艦 4番艦 アラバマ


スーパーテスター用に配布された特殊迷彩の〝Alabama ST〟
性能諸元
・基本性能
Tier | 8 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
国家 | アメリカ | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 63,300 | |
装甲 | 16-310mm ・防郭 184-310mm ・艦首・艦尾 32mm ・砲郭 32mm ・装甲甲板 16-154mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 49% | |
機動性 | 最大速力 | 27.5ノット[kt] | |
旋回半径 | 710m | ||
転舵所要時間 | 15.3秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 16.2km | 16.2km | 21.1km | 18.2km | 15.64 km | |
航空発見距離 | 9.7km | - | 0.0km | 12.7km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 21.1km | 271m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 406mm/45 | 3基×3門 | HE弾 5700(36%) AP弾 13100 | 30.0秒 | 40.0秒 | HE Mk13 AP Mk8 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 127mm/38 | 10基×2門 | HE弾 1800(5%) | 6.0秒 | 5.0km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
- | 短 | 20mm Oerlikon Mk4 | 52基×1門 | - | 368 | 70.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm Bofors Mk2 | 12基×4門 | - | 312 | 75.0% | 0.1-3.5km | |||
長 | 127mm/38 Mk32 | 10基×2門 | 8 | 1540 | 175 | 75.0% | 3.5-5.8km |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
A | ![]() | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% |
![]() | 副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | |
![]() | 弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | |
B | ![]() | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% |
![]() | 副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | |
![]() | 射撃管制室改良1 | 主砲最大射程 +16% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | |
![]() | 対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | |
D | ![]() | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% |
![]() | 推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | |
![]() | 操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | |
E | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% |
![]() | 推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | |
![]() | 操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% | |
F | ![]() | 隠蔽システム改良1 | 発見距離 -10% |
![]() | 目標測距装置改良1 | 敵艦艇の強制捕捉範囲 +50% 最大目視範囲 +20% 魚雷捕捉範囲 +20% |
・消耗品
ゲーム内説明
アラバマは、サウスダコタ級戦艦の 1 隻であり、強力な対空兵装と洗練された警戒システムを誇りました。装甲レイアウトも合理的であり、内部主装甲帯と堅牢な水平防御を備えていました。
サウスダコタ級戦艦4番艦アラバマは、1940年2月に起工され、1942年8月に就役しました。戦艦アラバマは、北極輸送船団を護衛するために一時的にイギリス海軍に転属されましたが、後には日本に対する作戦に参加するために太平洋に派遣されました。アラバマは、マリアナ諸島の戦いとフィリピンの戦いに参加し、1945年には沖縄の強襲作戦も支援しました。戦艦アラバマは、現在モービル湾で博物館船として利用されています。
解説
初心者で購入を検討されている方へ
アメリカTier8プレミアム戦艦。ASIAでは2017/4/7にプレミアムショップにて販売開始。
同格ツリー戦艦North Carolinaと似通った点が多い。またほぼ同性能のMassachusettsというプレ艦もある。
なお戦場でタコ色赤く塗装されたAlabamaを見かけることがあるかもしれないが、それはスーパーテスター用に配布された特殊なものであり、一般ユーザーに配布される予定はない。なお効果は経験値増と出撃コスト低下なので、基本性能は同じである。
以下の解説ではNorth CarolinaとMassachusetts双方の違いに触れながら解説を行う。
- 主砲
上記二隻の持っている主砲と基本性能は同じであり、独特の偏差と弾道特性もそのままである。この弾道特性のおかげでTier10にも引けを取らない強さを誇る。
威力に関しては申し分なく、同格どころか格上に対しても十分に打ち勝てるほどの性能である。
ただし気を付けて欲しいのは、North Carolinaと比べて主砲精度が悪化しているという点である。散布界は同じだが、内部パラメータであるシグマ値が1.9となっており0.1悪い。Massachusettsは1.7であるためそれよりは勝る。
また第三砲塔の射角がNorth Carolinaより悪い点(NCが32度に対しAlabamaは35度)にも注意。後述の機動性を生かして撃つ直前に転舵するのか、思い切って前部2基だけで戦うかを考えて行動しよう。
- 対空
North Carolinaに劣る。唯一短距離対空の継続ダメージで両艦に勝るものの、中距離遠距離では大きく離されている。特に防空の要となる中距離対空を担うボフォースの基数が少なく、中距離だけで見ればMassachusettsにも劣るどころか、同格ソ連戦艦に並ばれる程度に弱体化している。一応長距離対空ではMassachusettsに僅かに勝るが、総合的な対空能力は実際のところではMassachusettsにも僅かに劣ると言って良い。但し、これはあくまで米戦艦内での比較であり、他国戦艦と比べた場合は十分強力な対空火力を持つ。空母とマッチングする機会も多いため、対空特化にしてもいいだろう。
- 機動力
最高速度はNorth Carolinaと同じ27.5ktであり不自由はしない。また加減速や旋回はNorth Carolinaを上回っている。具体的には加速で0-10knotの加速で約2秒程度本艦の方が早く到達する。(人力での検証のため詳しい検証を行った方がいれば加筆、修正求む)。Massachusettsとはこの差はなく転舵所要時間が僅かに早い程度である。僅差ではあるが一応本艦が唯一両艦に勝る要素である。
- 生存性
HPは63300と何故か同型艦のMassachusettsにすら劣る。さらにNorth Carolinaには回復量の多い修理班、Massachusettsには回転率の良い修理班が与えられているところ、本艦は一般戦艦の持つ通常修理班となっている。なお側面装甲はNorth Carolina以上でMassachusettsと同等である。但し、艦尾バイタルの横隔壁が16mmしかないため、中途半端な姿勢で引き撃ちを行うと思わぬ大ダメージをもらうほか、大和型相手には問答無用で抜かれるため、引き撃ちの場合は真横をさらさない程度に側面装甲で受けるか、きちんと回避しきるかしよう。これはMassachusettsも同様の弱点を持つ。
HPも含めた総合的な生存性では両艦に遅れを取ると言って良い。同格全体を見れば中の下と言ったところか。
- 対水雷防御
Alabamaの特筆すべき性能が、この対水雷防御である。なんと驚異の49%であり、数値だけ見れば、Tier10のYamatoを含む大和型3隻に次いで全艦中2(4)位である。そのため艦載魚雷が一発、二発当たっても戦闘行動にはさしたる支障は発生しないし、場合によっては四発以上の魚雷にも耐えられる。特に対空能力の高さも相まって、威力の弱い航空魚雷を武器とする雷撃機に対しては堅牢無比な戦艦と言える。無論、何発も当たれば沈むため過信は禁物だが、先述の機動性を以ってしっかり回避行動を取れば魚雷など怖くはない。特に戦艦ながら魚雷を持つTirpitz、Gneisenau、Scharnhorstとの接近戦では大いに役立つだろう。
なお、Massachusettsも同等の水雷防御を持っている。
- 隠蔽性
North Carolinaに劣りMassachusettsに勝る。迷彩+隠蔽UG+隠蔽スキルを装備すると12.7kmとなりT8戦艦としては中間に位置する程度の隠蔽。
- 総評
総じてNorth CarolinaとMassachusettsの双方の強みと弱味を打ち消した性能を持つと言って良い。悪く言ってしまえば没個性的ではあるが、逆に言えば個性がないことが個性である。元々バランスを重視したアメリカツリーのコンセプトから言わせれば、本艦は誰よりもアメリカらしい戦艦と言える。
開けた場所ではある程度良い隠蔽や硬い船首を駆使しつつ進撃、
小島などがあるポイントでは、持ち前の旋回性能を発揮して島裏からの射撃等、敵の不意を突いた攻撃も可能である。
また、敵戦闘機が向かいたいであろう主要ポイントで待ち構えることで、敵空母の動きを封じるテクニックも駆使し味方の援護もできる。
上記のように様々な立ち回りを可能とし、また、万能性故にスキル構成の自由度も高いが、逆に言えばプレイヤーのセンスと腕がこの船の活躍度に直結すると言って良い。戦艦の腕前に自信ありと思う人なら、試しに購入してみてはいかがだろうか。
史実
WoWS公式動画:Naval Legends - Battleship USS Alabama(英語版)
小ネタ
スティーブン・セガール主演 1992年「沈黙の戦艦』(英:Under Siege 包囲戦)では、撮影はミズーリでなく博物館になっていたアラバマで行われた。
また、2016年に公開されたニコラス・ケイジ主演の映画「パシフィック・ウォー」では、重巡「インディアナポリス」役として登場している。大きさや艦形が全然違うと突っ込んではいけない。
艦名はオハイオ級原子力潜水艦に受け継がれたが、こちらも映画「クリムゾンタイド」の舞台になるなど、映画と縁が深い艦名である。
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