*大和型戦艦 1番艦 大和[#jab7a5cd]

#attachref(./YAMATO_ZIPANGU2.jpg,30.35%)
#attachref(./Yamato_20191004_002_0.jpg,37.5%)
モデルは舷側の2基の15.5cm副砲を撤去して高角砲を増設し、対空兵装を強化した最終決戦時(天一号作戦)の大和。
0.7.0の武蔵販売開始に伴って主砲・副砲・高角砲・射撃指揮所が武蔵同様の新モデルへと置き換わり、
0.8.3で完全に刷新された。詳細は[[小ネタ>#Digression]]に記す。

#fold(ver.0.8.3 永久迷彩:(青)){{
#attachref(./yamato-Zipangu.jpg,32%)
}}

#fold(コレクション「ハイスクール・フリート」コンプリート報酬迷彩 『K117-Yamato』){{
#attachref(./YAMATO K117.jpg,30%)
}}

#fold(他画像){{
&ref(IMG_0496.jpeg);
#attachref(./New Yamato.jpg,32%)
#attachref(./yamatoK117 2.jpg,32%)
#attachref(./46cm砲を発射する大和.jpg,32%)
}}

#fold(旧大和){{
昔の姿
#attachref(./Yamato(a)2.png,108%)
#attachref(./yamato.jpg,48%)
}}

#fold(公式ファンキットYamato 1944 1のレンダリング画像){{
#attachref(./Yamato(1944.1).JPG,76%)
開発段階の画像で確認できる2番、3番主砲天蓋上の25mm機銃はゲーム内では長らく存在しなかった。
0.7.9で2番砲塔の機銃を追加。
0.8.3で作り直し・全再現。
}}

#contents
*性能諸元 [#b417073f]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.0.9.3.1};

・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|10|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[戦艦]]|~派生元|''[[Izumo]]''|
|~国家|[[日本]]|~派生先|''[[Satsuma]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|97,200|
|~|>|装甲|19mm-410mm&br;・防郭 50mm-410mm&br;・艦首/艦尾 32mm&br;・砲郭 135-650mm&br;・装甲甲板 57mm-230mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|55%|
|~機動性|>|機関出力|150,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|27.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|900m|
|~|>|転舵所要時間|22.1秒|
//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|17.5km|-|-|19.5km|19.3km|
|~|航空発見距離|12.8km|-|22km|15.8km|9.2km|
//副砲がない場合は副砲の箇所に「-」
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|type10 mod.1|26.6km|276m|
&br;

・兵装
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|LEFT:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~主砲|~船体|~口径|~搭載基数×門数|~最大ダメージ(火災率)|~装填|~180度旋回|~最大範囲|
|~|-|460mm/45|3基×3門|HE弾 7,300(35%)&br;AP弾 14,800|30秒|60.0秒|276m|
&br;
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~副砲|~船体|~口径|~搭載基数×門数|~最大ダメージ(火災率)|~装填|~射程|
|~|-|127mm/40 Type89 Model A1 mod.3 連装砲座|6基×2門|HE弾 2,100(8%)|6.0秒|7.0km|
|~|~|127mm/40 Type89 Model A1 連装砲座|6基×2門|HE弾 2,100(8%)|5.0秒|7.0km|
|~|~|155mm/60 3rd Year Type 三連装砲塔|2基×3門|HE弾 2,600(10%)|12.0秒|7.0km|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~空襲|~船体|~機体|~小隊数|~出撃機数(HP)|~搭載量|~射程|~最大ダメージ|~準備時間|
|~|-|川西H6K|2|1(2,000)|2|11.0km|4,900|30秒|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|-|短|13mm/76 type93 連装銃座|2基×2門|>|-|389|85.0%|0.1-2.5km|
|~|~|~|25mm/60 type96 単装砲座|6基×1門|>|~|~|~|~|
|~|~|~|25mm/60 Type96 3連装砲座|52基×3門|>|~|~|~|~|
|~|~|長|127mm/40 Type89 Model A1 mod.3 連装砲座|6基×2門|6|1,610|147|75.0%|0.1-5.8km|
|~|~|~|127mm/40 Type89 Model A1 連装砲座|6基×2門|~|~|~|~|~|
&br;

・アップグレード
|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|○|

#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM038_Spotter_Mod_I.png,nolink,70%);|着弾観測機改良1|着弾観測機の有効時間 +30%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png,nolink,70%);|副砲改良1|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM087_AirSupport_Mod_I.png,nolink,70%);|空襲改良1|兵装「空襲」の準備時間 -20%&br;航空機のHP +25%&br;爆雷ダメージ +15%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;空母中隊の発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲装填時間 -20%&br;対空継続ダメージ +15%&br;対空砲弾の爆発によるダメージ +15%&br;消耗品「対空防御放火」を発動中に対空兵装の斉射によって生成される爆発数 +2|
|~|&attachref(固有アップグレード/Special_Mod_I_Yamato.png,nolink,70%);|主砲射撃指揮システム(固有)|主砲弾の最大散布界 -7%&br;主砲の旋回速度 &color(Red){-13%};|
}}

・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#b9a2217d]]|∞|80|10|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|[[修理班>消耗品#yd3903f6]]|4|80|28|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY005_Spotter.png,nolink,70%);|[[着弾&br;観測機>消耗品#p4a44272]]|4|240|100|主砲の射程を 20 [%]延伸する|
|~|&attachref(消耗品/Consumable_PCY012_FighterPremium.png,nolink,70%);|[[戦闘機>消耗品#d1ef9c7b]]|3|90|60|自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する&br;戦闘機数 4機|
}}
**ゲーム内説明 [#a8a2b783]
就役:1941 同型艦数:4
//大和は、二次大戦中における最大の軍艦であり、そして史上最大の戦艦です。本艦は、個艦戦闘能力においてあらゆる敵戦艦を凌駕する戦艦として設計され、その主砲は圧倒的な火力を誇ります。堅牢な装甲と対水雷防御が施されており、極めて高いレベルの抗堪性を実現していました。無数の対空兵装が搭載されており、対空能力も優秀でした。

1930年代半ばのワシントン海軍軍縮条約の破棄を経て、日本では多様な戦艦の予備設計案が検討されました。条約による規制がなくなったため、その性能も排水量49,000~69,500トン、速力24~31ノット、そして主砲口径は410~460mmと様々でした。その中で最終的な設計案として選ばれたのが、世界最大の戦艦である大和です。ミッドウェー海戦では、山本五十六提督が大和の艦橋から日本艦隊を指揮しました。1945年4月7日、大和は天号作戦中にアメリカ海軍の航空機の攻撃により、九州沖で撃沈されました。
**解説 [#a8a2b784]
[[日本]]の戦艦ツリーの最後を飾るに相応しい戦艦大和。史実で就役したtier10戦艦[[2>Yamato]][[隻>Wisconsin]]のうちの1隻。世界最大の戦艦であり、戦艦に詳しくなくとも大和の名前だけは知っている人も多いのではないだろうか。
 

-''主砲''
--口径と貫通力について
大和の代名詞とも言える460mm三連装砲を3基備えている。wowsにおける避弾経始システムの関係で大和の砲弾は32mm以下の装甲なら角度に関係なく強制的に貫通させる事が出来る((wows世界における避弾経始の仕様は「主砲口径÷14.3mm」で計算されている。この計算で算出された数値以下の装甲は強制貫通する仕組みになっている。大和の場合は「460÷14.3=約32.16」となるため、32.16mm以下の装甲は強制貫通する事になる。))。マッチングする艦艇の大半が艦首艦尾は32mm以下の装甲の場合が多いため、相手が防御姿勢をとっても跳弾する事なく強制貫通させてVPを貫く利点を持つ。
ただし、昨今の同格戦艦群には艦首艦尾が33mm以上の装甲で覆われた艦が多数実装されているため注意が必要。装甲が厚い艦が防御姿勢をとれば例え460mm砲弾であっても跳弾してしまうだろう。その場合は船体ではなく構造物を狙い甲板から貫くか横からぶち抜くか考えて射撃しよう(出来れば各艦の装甲厚を覚えておき、どこを狙って射撃すれば良いか考えて行動したいところ)。
--射撃精度と射角
日本戦艦特有の優秀な射撃精度を誇る。射角も良好で艦尾にある三番砲塔は前方に約30度近くまで指向する事が出来る。僅かな傾斜で全門斉射が気兼ねなく行えるのも大和の利点であると言える((ちなみにゲームでは再現されていないが、大和坂の底にある1番砲塔は、実物では仰角0度での水平射撃は不可である))。
一方で弾速は同格戦艦と比べて遅め([[Montana]]よりは弾速は速いが[[Kremlin]]、[[Großer Kurfürst>Grosser Kurfuerst]]、[[République>Republique]]などには劣る)である。偏差射撃にはある程度の慣れが必要である。特に20kmを超えるような長距離射撃ともなるとそう簡単に当てられなくなる。本艦を入手したばかりの艦長はランダム戦に出る前にcoopなどで練習を重ねよう。
--砲塔旋回
主砲のもう1つの欠点として砲塔旋回の劣悪さが挙げられる。どれほど悪いかと言うと全力で転舵すると主砲の旋回が照準に追い付かなくなるほどである。敵弾を避けながら戦う機動戦を展開する場合はこの欠点が非常にネックになる。射撃機会が減る事を意味するため出来れば艦長スキルやUGで補強するのがオススメ。山本五十六艦長を使用すれば熟練砲手スキルにボーナスが付くため運用しやすくなる。
--主砲の総評
優秀な貫通力と散布界を持つが、砲塔旋回能力と後述する機動性が悪い艦でもある。砲の向き次第では敵艦に照準しようとする頃には敵艦が隠蔽に入りロストしやすい。これまで以上に通るルートを考えて予め砲塔を回すなど工夫が必要となる。また、接近戦が苦手な部類に入るのは確かで不用意に挑むべきではない。特に近距離を得意とするドイツ、ソ連戦艦との接近戦は危険である。
 

-''副砲''
127mm砲と155mm砲を計30門搭載している((155mm砲は両舷を向けることが出来るため片舷18門を展開できる))。
発射速度と発火率もそれなりに優秀なので接近してくる駆逐艦への牽制や接近戦で敵艦に対してある程度のダメージは与えられる。副砲の射程は最大で11.0kmまで強化が可能だが、艦長スキル「榴弾用慣性信管」をつけないと20mm装甲までしか貫通出来ず駆逐艦以外は上部構造物しかダメージが与えられない。「榴弾用慣性信管」つけてたとしても26mm装甲貫通止まりで副砲装填速度もやや長めで実用性も難しい。
艦長スキルと旗のみの場合9.7km…対駆逐艦への自衛手段目的ならその3PでHE弾高速切り替えの「装填主」(1P)でや魚雷警戒の「警戒」(2P)へ振った方が堅実である。

-''機動力''
速力27ktは同格の中では遅い部類に入る。転舵所要時間が22秒と非常に遅く咄嗟の魚雷回避は困難を極めるため、艦長スキル「警戒」などを取得したり魚雷射撃を予想した移動を心がけるべきだろう。一方で旋回半径は前級の[[出雲>Izumo]]より悪化しているものの同格戦艦の中では優秀な部類である。
 

-''対空''
残念ながら同格戦艦の中では貧弱な部類に入る。
日本の戦艦群の中で最も多くの対空砲を備えてはいるが、長距離と短距離対空兵装の2種しかないため同格戦艦と比較すると性能に大きな開きがある。この貧弱な対空兵装では同格Tier10空母の艦載機が相手だと迎撃は不可能に近い。また、対空砲が脆く中央に集中配備されてる影響で英戦などのHE弾による斉射で破壊されやすく、ただでさえ低い対空性能が更に下がってしまう。気になるようであれば副砲、対空兵装の耐久性を補強する必要があるだろう。
爆撃機に対しては、対空兵装は貧弱ではあるが砲塔天蓋や甲板装甲が非常に分厚く格下である[[翔鶴>Shokaku]]や[[Enterprise]]のAP爆弾ではVPまで届かない((砲塔に至っては史実よろしく不貫通になる))ので強気で戦う事が出来る。しかし、同格の空母が搭載しているAP弾は非常に辛い。特に[[白龍>Hakuryu]]や[[Manfred Richthofen]]のAP爆弾は大和の装甲をもってしても容易に抜いてくる上に広いVPが祟って適当に投下されてもVPを複数を抜かれてしまう事がある。雷撃機が相手の場合は、もし単独で行動していたら一度の空襲でTier8の相手なら4~6発、Tier10の相手には6~10発程度の魚雷をもらうことを覚悟せねばならない。Tier10空母が居る戦場では艦隊行動で味方と共に防空圏を築こう。
 

-''抗堪性''
--VP(防郭)
VPは全方位に強烈な傾斜が作られているが、水面から高い位置にあるので不用意に腹を晒せば格下戦艦や大型巡洋艦であっても容易に抜かれてしまう可能性がある。上述した砲塔旋回の遅さと鈍い転舵性能も合わせて考えると無理に全門斉射を試みて腹を晒すような真似はするべきでない。基本的な(防御姿勢を意識した)戦い方を忠実に守ってこその重装甲であると言えよう。
#fold(更に詳しい解説){{
このゲームにおける大和型最大の弱点であるVPについてだが、&color(Red){防郭正面にあたる中央防郭装甲甲板スロープと呼ばれる部分が左右約45度方向に対して直角に張られている。};このため正面からの攻撃ならバイタルをよく守るが、&color(Red){半端な傾け方ではむしろバイタル貫通のいい的};である。これを考慮して&color(Red){完全に艦首を向けるか、40度程度まで傾けて艦首から防郭中央まで弾が侵入しないようにする事が重要};だろう。もちろん接近戦は御法度。運用前によく装甲レイアウトを確認しておくべきである。
なお、この特徴的な装甲レイアウトは実艦の設計を再現したものであり、水面上に大きくはみ出したバイタルパートと併せ、ゲームで実艦を再現した事により割を食ったケースの最たるものだろう。
 
#attachref(./yamato_zyakuten1.jpg,32%)
#attachref(./yamato_zyakuten2.jpg,32%)
#attachref(./YamotoLayout.png,32%)
#attachref(./YamatoLayout02.png,32%)

}}
尚、中央部の最上甲板が57mmあり、大型巡洋艦やIFHEを搭載した[[Henri IV]]のHE弾を貫通させず、煙突も含め甲板に50mm部分も多い上に艦上構造物が短く収まっているぶん中口径までのHE弾に対する耐性は高い方である。ただし、戦艦全般に言えることだが装甲と高いHPに慢心していると景気よく燃やされる。被ダメージのほとんどが火災だったなんてことも珍しくないので注意。
--水雷防御
水雷防御能力が55%と全戦艦トップクラスである。しかし、実際には&color(Red){水雷防御区域は全長の1/3程度};しかないため、狙って軽減させることは難しいだろう。((実は区画HPや修理班の回復の都合上、艦首や艦尾で受けたほうがいい場合の方が多い。本艦の水雷防御は修理班が残っていないときや艦首艦尾で受けることができなくてもなんとかなるためにあると考えていいだろう。))
 
-''隠蔽''
アップグレードのみの場合15.7km、最良で14.1km、あまり良いとは言えずT10の砲駆逐艦や巡洋艦達の射程圏内である。そして主砲改良3と460mm三連装砲の射撃に酔いしれ常に隠蔽が剥がれて撃ち続ける大和も散見する。

-''総評''
戦艦としては最高の射撃精度と32mm装甲を強制貫通する460mm砲の恩恵により、中~遠距離戦において多大な攻撃力を発揮する艦である。防御姿勢を取っても痛打を撃ち込める主砲を持つ本艦は他艦に対して大きなアドバンテージを持つ頼れる戦艦である。
その反面、艦首艦尾のVPの欠点や戦艦最遅の砲塔旋回速度も相まって非常に隙が大きい。機動性も高いとは言えないため慎重な操艦が求められる戦艦でもある。また、同格と比べ鈍足かつ弾速が遅く正確なエイムとポジショニングが必須。これまでと違って乗りづらく感じるかもしれない。出雲までと異なった大和専用の立ち回りを求められる艦であり、限定的な重装甲と主砲特性を理解しなければ活躍は難しい艦である((特にここが重要でそれまで培ってきた日本戦艦ツリーの経験とは全く異なった操作感であり、coopなどでちゃんと下積み練習をしていないと勝率にモロに響いてくるだろう))。しかしながら使いこなせた時の潜在能力は高く、大和でしかできない事も多い。これまでの日本戦艦を乗りこなし、研鑽を積み続けた提督諸君には、必ずや大和は応えてくれるであろう。

#fold(ボロボロの手記(大和の戦場における役割と有利不利な相手の話)){{
wows開始初期から大和を900戦以上乗っていたとある艦長の手記

大和は最初期に実装された艦であるが細かい修正と環境の変化による相対的な強化弱体化を繰り返しつつもその役割は大きく変わらず、50-57mm甲板で敵の攻撃を弾き敵戦艦の32mm装甲に痛打を与え、ダメージレースで有利に立つことで相手を威圧し前線を引き上げる事が仕事である。

そこでこれからこの船に着任するであろう艦長たちに大和の特徴と有利不利な相手、自分の経験などを手記として記し、遺しておく。

大和の長所
-32mm装甲を強制貫通できる特性、大威力、強貫通、良精度、長射程を備えた460mm主砲
--言うまでもない事だが大和に乗る以上とにかくAP弾をどれだけ相手に命中させられるかが戦果に直結する。32mm強制貫通の恩恵により防郭を抜けずとも貫通弾だけで十分なダメージが出るので、盤面が不利に傾く前は撃ち続けたい。また、AP弾の貫通ダメージは修理班による回復が効きづらい為、強化修理班を持つ敵のHP上限を減らし一気に攻め立てるきっかけを作る手段として大変有効である。

-艦首艦尾方向に広く伸びた50-57mm甲板、抗堪性
--大和は最古に実装されたT10戦艦であり、度重なるアップデートで装甲やHPに脆さを抱える代わりに特殊能力を備える戦艦が多く実装された結果、「遠距離においては」相対的に硬い戦艦となった。砲塔を超え艦首艦尾方向に大きく伸びた50mm甲板のおかげで適切な距離で防御姿勢を取っていれば敵のAPやHEを弾くのに利用することができるからである。

大和の短所
-装甲配置の悪さによる弱点
--装甲レイアウトが実装されてから認知された弱点だが、大和は第一砲塔と第三砲塔直下の防郭の張り方が悪く、そこを撃ちぬかれると防御姿勢を取っていても防郭を抜かれてしまう。有名な弱点なので既に敵にバレているつもりで立ち回ろう。特に大和同士の撃ち合いではここをどれだけ狙えるかで有利不利が決まる。腕の見せ所なので加減速転舵を駆使し、50mm甲板をなるべく利用するためにも接近戦では艦首を敵戦艦に向けよう。

-船足の鈍足さ、舵の応答の悪さ
--場面転換や不利になった時に逃げる時の生存率に関わる為、一度押され始めると大和は脆いと言わざるをえない。逆に追撃戦になった場合も相手に追いつけない事がある。しかし幸い射程と精度は良い為全く戦闘に加われないという事はあまりない。

-対空兵装の弱さ
--空母が居る戦場において孤立した大和は無力と化すので可能な限り味方艦の周りを離れないように。ただし足が遅い分味方の艦隊についていけない事も多いので、立ち回りはより計画的に。


次に対面で有利不利な相手とその対策を記しておく。
&br;
&size(15){有利な相手};
「''Conqueror(コンカラー)、Thunderer(サンダラー)、St.Vincent(セントヴィンセント)などの英戦''」
相手は強化修理班を備え、巡洋艦のHEや火災などの半端な火力だとほとんど回復されてしまうが、大和のAP弾による強制貫通に弱く、装甲の大部分を占める32mm帯を狙って撃てばダメージレースで大幅に有利となれる。ただしセントヴィンセントについてはこちらの防郭を17kmから貫通出来るAPを持ち、40mm甲板を持つ為注意が必要。

「''Großer Kurfürst(グローサークルフュルスト)、Preussen(プロイセン)、Schlieffen(シュリーフェン)などの独戦''」
射程が短く、貫通力や火力も低い為、開幕初期はこちらに被害は出づらい。艦上構造物などのモジュールHPが多い為、APで抜ける箇所を把握しておけば有利を取れる。ただし接近されると不利になる為、接近される前にいかにHPを削っておくかの勝負になる。もし万が一接近を許してしまった場合、敵の砲塔を撃ちぬいて機能停止を狙うのも一考に値する。独戦の砲塔は大和の貫通力の前ではとても薄い物だからだ。

「''République(レピュブリク)''」
フランスの戦艦で、全身32mmなので有利に立てる。艦が大きく、ブルゴーニュほど早くないので慣れれば当てるのに苦労をすることは無い筈だ。

&br;
&size(15){不利な相手};
「''Henri IV(アンリ4世)、Marseille(マルセイユ)、Bourgogne(ブルゴーニュ)、Hindenburg(ヒンデンブルク)''」
ヒンデン以外は理不尽なほど速力が早い。ヒンデン自体も推力舵特化されてる可能性が高い。大和は弾速が遅く、18Km以上の遠距離からでは弾の行方を見てから回避される為不利である。しかも相手は大和の50mm甲板をHEで貫通できる手段を持っている為大和の長所が全て殺されてしまう。天敵なので対面に引いた場合気を付けるべし。
対策としては前後加減速を使って回避してくる相手に対しては順次射撃を駆使する方法がある。まず一発撃ってから相手の移動先を見極め、後退や前進してる方向に一基ずつ撃ち、回避狩りを行う戦法がある。
もしくは隠蔽を活かしてこっそり近付き、敵が隙を見せた瞬間を狙って斉射で一撃必殺を狙う方法もある。一撃でも防郭に入れば相手は慌てて逃げに入る可能性が高い。それができない状況の場合、諦めて別の艦を狙う事も考えよう。

「''Petropavlovsk(ペトロパブロフスク)、Moskva(モスクワ)、Stalingrad(スターリングラード)などのソ巡''」
艦首や船体に大和のAPをもってしても強制貫通不能な40mm以上の装甲帯が実装されており、しかも船体が細く有効打が出しづらい((過去モスクワがツリー艦であった時代、50mm帯が実装された時にトレモで18km先に縦に不動で設置してひたすらAPで撃ってみたが、沈めるのに10分以上掛かった。))。諦めてHEで撃つか味方と連携しよう。横を取れればこっちのものである。ちなみにクレムリンのようなソ連戦艦は被弾面積が広い為固有UGを装備していればそこまで不利になることはない筈だ。

この手記が大和艦長達の助力になれば幸いである。
}}

***ARP Yamato [#q8b90bb2]
#fold(詳細){{{
#attachref(./ARP YamatoTOP1.jpg,33%)

#fold(公式予告画像){{
#attachref(./ARP Yamato render.jpeg,31%)
}}
#fold(ver.13.6で実装された永久迷彩「海のハーモニー」){{
#attachref(./ARP Iona&Yamato.jpg,33%)

''ARP Yamato専用迷彩''で1クレジットで購入可能。
見た目はそのままだが艦首甲板にメンタルモデルのイオナとヤマトが立っていると言う違いがある。
なんと戦闘中も登場したままでさながら原作そのままの雰囲気を味わうことが可能、撃沈されると緑色のエフェクトとともに消失する。
}}
各諸元はYamatoのままだがツリー艦艇から特別艦艇に類別が変更された為その恩恵にあずかることが出来る。ネックであった弾薬費や修理費の割引の他艦長の兼任が可能となったのは嬉しい。
#attachref(./ARP Yamato UniqueUG.png,30%)
また高いグレードのパックには&color(red){ARP Yamato専用の固有UG};((大和の固有UGと全く同一性能だが注意点として後発のKleber CLRやAL Shimakazeの様な固有UGの使い回しや兼用が出来ない事に注意。))が付属しており、買い逃がすと次の復刻まで入手手段は存在しない。
因みにこのパックを買えば(同一性能なので)Yamatoの固有UGを買う必要が無くなると言う副次的な効果がある。当然敵として対面した時に固有UG無しYamatoと同じと舐めてかかると手酷い一発を貰う可能性がある事を忘れないように。

2020年の[[アルペジオコラボ>霧の艦隊]]にて実装された。現金及びダブロンでのみコラボイベント期間中限定で購入可能。
}}}
***大和 魁 [#x0e85349]
#fold(詳細){{{
詳細
[[公式告知と再現映像>https://worldofwarships.asia/ja/news/general-news/naval-legacy-yamato-kai/]]
#attachref(./魁は”さきがけ”とも読む.jpg)
Ver14.8のサービス開始10周年を記念して開催されたイベント「願いの埠頭」にて入手できた艦艇((排出率は0.05%でドロップ保証は500回である。500回試行した場合の入手確率は22%程度と極めて低いため入手するには上限まで回す可能性が高い。50トークンで1回トライできるが、50トークンが500ダブロン、2500トークンが20,000ダブロンで販売されており、上限まで回すとなると25万ダブロン必要になるため通常時の日本円換算で12万円程度と非常にお高い。))。史実で大和が最期の闘いで負った損傷を再現した特別モデルで、性能はツリーの大和と同一である。英字表記は「YAMATO KAI」で「魁(さきがけ)」は先陣を切るという意味がある。
~この艦艇の[[レアリティー>レアリティー#ShipRarity]]はエピックに設定されており再入手はかなり困難だと思われる。後で後悔しそうな人は今すぐガチャを回しに行こう。
#fold(付属の旗について){{
付属の旗について
&attachref(./スクリーンショット 2025-09-24 162056.png);
ゴシック体である。海外の人にとっては漢字はゴシック体の方がカッコよく見えるのかもしれない。
}}
}}}
**史実 [#a8a2b785]

大和型戦艦は、日本海軍が建造した史上最大の、また日本海軍が最後に建造した戦艦である。
#br
艦艇の数で優位に立っていた英米を質で凌ぐため、日本の技術の粋を結集して建造された大和型戦艦は全長263m、満載排水量72000トン、18インチ砲装備という史上類を見ない戦艦として建造された。海軍休日の終焉後、当時英米が建造を進めていた戦艦がおよそ35000トン級前後であったことから、この戦艦の規格外の巨大さがわかるだろう。ちなみに、大和型の次に排水量の大きい戦艦であるアイオワ級の満載排水量でも60000トンに届かない(大戦時)。((そもそもここまで大型化した理由は工業力で雲泥の差があったアメリカに対して、「絶対に沈まないような強力な戦艦」を保有することで何隻も戦艦を建造することなく戦力的に追随するため。米戦艦Vermont級の元ネタであるティルマン設計案の「世界最大最強の戦艦を作っちゃえばそれ以上作らなくてイイ」という思想を現実に表したような艦であったわけだ。))
なお面白い事に、技術者達の多くが誇りにしていたのは、巨大さではなく「小ささ」である。排水量こそは史上最大であるが、その船体サイズは主兵装の規模の割に非常にコンパクトに纏め上げられている(「小さく纏め過ぎた」と回想している関係者もいたようだ。ちなみに、防御装甲の関係でこれでも必要以上に大きいという話も。但し、戦艦の本分である砲撃時の安定化や、抗堪性・速力向上のためなどによる、兵装・目的に応じた規模の船体の大きさは必要である。)。艦種の戦艦ページのリンクの大きさ比較を見てみると、実際に建造された艦に限った中でも非常識に巨大でもない事がわかる(日本艦の中では、並んだ他の戦艦達が皆巡洋艦に間違われたと言う逸話がある程には大きいが)。
四隻の建造が計画され一番艦「大和」、二番艦「[[武蔵>Musashi]]」が就役、三番艦、四番艦は戦艦としての建造は中止されたものの三番艦はミッドウェー海戦での航空戦力喪失、また46cm砲の砲身等のパーツを輸送する専用の給兵艦「樫野」喪失に伴い空母「[[信濃>Shinano]]」として竣工したが就役前に[[米潜水艦>Archerfish]]に撃沈された。四番艦の建造中止後に残った船体は、伊勢、日向の航空戦艦化改装の資材として利用された。
太平洋戦争には聯合艦隊の中心の存在として参戦。しかし戦争中期までは「大和」、「武蔵」共に聯合艦隊旗艦の任務に就いていたため、砲火を交えるような海戦に参加する機会は与えられなかった。大和型戦艦が始めて実戦で主砲を発射したのは1944年、マリアナ沖海戦での対空砲撃であり、このクラスによる水上艦に対しての砲撃は1944年10月25日に「大和」が行ったサマール沖海戦での米護衛空母群に対する発砲が最初で最後のものとなった。「武蔵」は同年同月24日のシブヤン海海戦で主砲を斉射したと言われているが、戦闘記録が紛失しており記憶に基づくものであるため不明瞭な点も多い。一度も主砲を撃たなかったともいわれている。
「大和」らが戦闘に参加し始めた頃には既に日本の敗色は日に日に濃くなっていく一方であった。「武蔵」は1944年10月24日、レイテ沖シブヤン海海戦にて、「大和」は1945年4月7日、坊ノ岬沖海戦にて共に膨大な数の米軍艦載機による猛攻を受け沈没した。正にこれが戦艦時代の終焉を表していたのである。
#attachref(./yamato_20190731_002.jpg,30%)
**小ネタ [#Digression]

***大和と武蔵 [#j1842c4d]
2番艦の武蔵は「''軍艦の被弾炸薬量世界最高''」と「''総員退艦後軍艦史上最長の浮遊時間''」が記録されている(軍艦の被弾炸薬量世界2位は大和)。特に被弾炸薬量については普通の戦艦ですら十数回撃沈できるレベルであり、重装甲艦自体が作られなくなって久しい今日では物理的に更新不可能な記録と言えるだろう(実はイージス艦は紙装甲である)。
1位は武蔵である。あれ、大和じゃないのか・・・?
ということは、武蔵のほうが沈めるのに使った爆薬が多いなら、武蔵のほうが防御力高かったのではないのか?と思った読者の方もいるだろう。
しかし実際は、武蔵が左右両舷に攻撃を受けたのに対して、大和は左舷に攻撃が集中していた事が原因である。
これは大和型戦艦が搭載した世界初の「注排水システム」によりダメージコントロール能力が高まっており、一方向への集中攻撃を受けなければ魚雷による被害を大きく減じることができたためである。
ほかにも、アメリカ軍の兵器の威力及び兵士の練度の向上など、撃沈にかかる時間に与える要素は多いので、実際のところ、大和と武蔵の優劣は不明。
いずれにせよ、並大抵の戦艦よりもはるかに多くの被弾に耐えたことは確かだ。
さすが、大日本帝国海軍が誇った不沈艦「''大和''」、「''武蔵''」である。

***大和の関係者たち [#c9d4ad2c]

#fold(伊藤整一){{
伊藤整一
実は、坊ノ岬沖海戦においては第1遊撃部隊の司令長官だった伊藤整一中将と攻撃を打電したレイモンド・スプルーアンスとは親交が深く友人ともいうべき関係だったといわれている。
 
日米開戦後、日米交換船で帰国した海軍の駐米大使館武官・横山一郎に対して、軍令部次長に就任したばかりの伊藤整一がアメリカの最新動向に関する質問を行っている。伊藤は最初、アメリカの太平洋方面の日本への反攻経路を横山に質問し、横山はサイパン・硫黄島等と回答した。そして伊藤は、この戦争がどのように終結するかを検討するように横山に依頼した。横山はじっくり検討した末「どのようにしても日本の敗戦は避けられず、上手くいっても日清戦争以前に日本の状況は戻る」と、伊藤に報告した。この報告を聞いても伊藤は何も怒らなかったので、横山は伊藤の人格に感心したという。
 
1927年(昭和2年)8月24日、美保関事件で軽巡洋艦「神通」艦長・水城圭次が自決した際、当時駐米武官だった伊藤整一が「死んでは意味がない」と述べたところ、山本五十六は「死を以て責に任ずるという事は、我が武士道の根本である。その考えが腹の底にあればこそ、人の長としても御勤めができる。そういう人が艦長に居ればこそ、日本海軍は大磐石なのだ。水城大佐の自決は立派とも言えるし、自分としては当然の事をやったとも考えて居る。君の様な唯物的考えは、今時流行るのかも知れぬが、それでは海軍の軍人として、マサカの時に役に立たぬぞ」と叱りつけている。
}}

#fold(松田千秋){{
松田千秋
大和の3代目艦長(1942年12月17日 - 1943年9月)だった松田千秋は大和の下船について、佐藤和正著「艦長たちの太平洋戦争」のなかで『私は「日向」の艦長を一年たらずつとめて、17年12月に「大和」の艦長をやり、翌年9月に「大和」を下りて軍令部に呼ばれたんです。そのとき第1部長(作戦部長)の中沢佑さんが、オレ一人ではこの戦さはやれないから、松田くん来てオレを助けてくれ、と言ったわけだ。私は第1部長付ということで、中沢さんとさし向かいの机で、毎日作戦を考えていたけれど、とても勝ち目はないと判断せざるを得ないんだ。そこで、どうせ負ける戦さなら、私を第一線部隊の艦長にしてくれとムリに頼んだわけ。しかし、艦長の配置はもう卒業しているもんだから、それじゃ、司令官になってくれと言われてね。ちょうど航空戦艦というものができたばかりだったので、それで4航戦の司令官になっていったわけです。』と語っている。大和の4代目艦長には大野竹二が着任した。その後、松田は第四航空戦隊の司令官として、「完部隊」をもって北号作戦を完遂する。
戦後、松田千秋は海軍反省会に出席している。1981年(昭和56年)4月7日の第14回で「真珠湾攻撃で、日本はアメリカに航空戦力でも戦艦を撃沈できることを教えてしまった」と批判的に回想した。
}}

#fold(有賀幸作){{
有賀幸作
坊ノ岬沖海戦時の大和艦長は伊藤整一と勘違いされがちだが、有賀幸作である。
1944年(昭和19年)11月6日、戦艦「大和」の第5代の艦長を命じられた有賀(実際に着任したのは12月10日)は、久しぶりの海上勤務であった上に、帝国海軍の象徴・宝刀とも言える大和の艦長に補されたのが非常に嬉しい事であったらしく、海兵団にいた長男の有賀正幸宛に秘匿艦であり、本来ならば「ウ五五六」と暗号で記述するべきであるにもかかわらず「大和艦長 有賀幸作」と堂々と艦名を書いた手紙を送っている。手紙には『大和艦長拝命す。死に場所を得て男子の本懐これに勝るものなし』と書いてあり、これを読んだ正幸は、有賀が死を覚悟したことを悟ったという。
 
有賀の豪放磊落な性格は大和乗組員に好意を持って受け入れられた。連日の訓練で常に先頭に立ち、防寒コートも手袋も着用せずに艦橋に立つ有賀の姿は畏敬の念で見られた。一方で海軍兵学校同期生の古村啓蔵(第二水雷戦隊司令官)は、有賀が「燃料不足で主砲の訓練さえできない」と弱音を吐くのを見て驚いたという。

第四駆逐隊で有賀の部下だった者は、戦友会で「戦があれほど上手い人はいなかった」「絶対にやられることないと思った」「困った顔を見たことがない。安心できた」「部下を可愛がり、怒ったことはなかった」「部下がタバコをかすめたことに気付いても何もいわなかった」「戦闘中でも決して慌てなかった」「笑っているが、締めるところは締める人」などと、戦争が終わってからも高く評価している。元「鳥海」高射長は、爆弾・魚雷に対する回避運動に優れ、臨機応変に対応する実戦型指揮官だったと回想し、忍耐力と決断力がある点でキスカ島撤退作戦で名を馳せた木村昌福少将と似ていると評した。また有賀があまりにも前線に出るため、心配した山本五十六が「有賀を殺すな」と言ったという。
 
有賀は、見事な禿頭の上に大変なヘビースモーカーだったので部下から「エントツ男」とあだ名されていた。また、極度の水虫にかかっており、艦内でも草履を履いていたという。
 
駆逐艦「電」艦長だった時、山本啓志郎(後の自衛艦隊司令官)が通信士少尉として着任した。有賀は本来大尉がやるべき当直将校と哨戒長をまかせ、操艦もまかせた。事故が起きれば艦長の責任になるのだが、有賀は教育を優先した。さらに上級司令部からの通達、戦策を片端から読ませ、山本を鍛えた。山本は有賀に仕えたことを神に感謝したという。
 
菊水作戦出撃前の夜(能村副長の記憶では4月5日夜)、連合艦隊最後の出撃に未練が無い様にと将兵を気遣い『無礼講の宴会』を許可した。宴もたけなわの時、青年海軍士官達が飲んでいる所へ訪れ、その際酩酊した1人の士官に「木魚が来た!」と頭をペチペチと叩かれたと云う。有賀は青年士官の無礼な行為を許し、高笑いをしてされるに任せていたという。なお、このエピソードは、1981年に劇場公開された東宝映画『連合艦隊』(監督:松林宗恵。特技監督:中野昭慶)でも、形を少し変えた上で描かれた。

菊水作戦が発令された際、大和やその他の艦に乗艦していた傷病者と古参兵、兵学校卒業直後の少尉候補生計53名が第二艦隊司令長官伊藤整一中将の命令により退艦命令が出された。しかし、自称『戦艦大和の主』、奥田少佐(第二主砲砲塔長)は激しく退艦を拒否する。奥田少佐は「大和が死にに行くのなら、ワシが付いて行って最後を見てやらねばならぬ」と激怒し、艦橋に居た有賀の所に怒鳴り込んで行ったと云う。有賀は怒り狂う奥田少佐に対し軍人勅諭を例に出しながら説得し、奥田少佐も折れ退艦命令を受け入れた。2人は涙を流し、その姿に艦橋に居た将校・兵士も思わずもらい泣きをしたという。
 
有賀は大和での勤務が短く操艦に慣れていなかった為、多数の魚雷を被雷したという評がある。これに対し、航海士の山森は「あの状況では森下参謀長(レイテ海戦で巧みな操艦を行い、大和の被害を抑えた)でも同じだっただろう」と述べている
 
有賀幸作は大和と運命を共にし戦死したが、戦死時の状況には諸説がある。
最も有名なのは、有賀が羅針儀に自身を縛り付けて大和と共に死を迎えたというものである。この説の出典は、大和の生還者でもある吉田満著のベストセラー『戦艦大和ノ最期』からである。しかし出典の著者である吉田満は現場を直接見ていない。この本は吉田が様々な生存者から聞いた話と吉田自身の体験をベースとしているが、噂や未確認情報なども記載され、それらに対する追求取材、改訂がなされることはなかった。
 
現在では有賀は大和の対空指揮所にあった羅針儀にしがみ付き、そのまま沈んだとする説が有力になっている。(2005年に公開された東映映画『男たちの大和』でも、有賀の最後をこの説に従った描写にしている)
防空指揮所で有賀と共にいた塚本高夫二等兵曹(艦長付伝令)や、江本義男大尉(測的分隊長)が「鉄兜を被ったまま指揮用の白軍手で羅針儀をぐっと握りしめていた」と証言している。中尾大三中尉(防空指揮所高射砲長付)によれば、有賀は第一艦橋に下りていき、姿を消したという。
 
父の作太郎は旅順攻囲戦に参加して二〇三高地戦で殊勲をあげ、功六級金鵄勲章と多額の年金を授かるにいたった勇士だったが、息子の軍人志願には反対したという。
}}

***最後の戦闘 [#b0e343b5]

坊ノ岬沖海戦におけるアメリカ軍の航空戦力は空母12隻、総艦載機894機にものぼる。うち、出撃したのは386機である。
被害は喪失13機、被弾52機、戦死・行方不明13名である。失われた内の1機はベニントン隊の撮影機だった。この機体が生還していたら大和を写した記録は今よりも多かっただろうし、或いは映像も存在していたかもしれない。

***戦後の大和 [#m06659c3]
現代日本において「戦艦」の代名詞的存在として認知されており様々なアニメ、漫画、ゲーム、映画の題材となっている「大和」と大和型戦艦であるが、この艦は終戦まで艦のスペックはおろか存在そのものが機密事項となっていた。戦時中、日本国民にとって聯合艦隊の象徴といえば長門型戦艦である「長門」と「陸奥」であり国民に「大和」「武蔵」の名が広く知れ渡るようになったのは終戦後、情報規制が解除されてからである。
また、主砲砲身を製作する際に使用された旋盤が現存しており、現役を退いたため2021年に大和ミュージアムへの寄贈の話が持ち上がった。この際に輸送費や展示施設整備のためのクラウドファンディングが実施されたが、開始1日で目標額の1億円を達成し、最終的には2億円を大きく超える額が集まったことからも、未だに高い注目度を持っていることがうかがえる。この旋盤は2022年11月に呉に里帰りを果たし、翌年3月5日から大和ミュージアムにて一般公開されている。
当wikiの記事の充実ぶりからも人気の度合いが知れるだろう。
その他、巨大な15メートル測距儀は日本光学製である。海軍艦艇に広く普及していた大型双眼鏡も殆ど日本光学が生産しており、戦後ニコンとして発展する礎となった。

***WoWsの大和 [#vc444868]
本ゲームで最初にモデリングされた艦である。
最初期のモデリングとしては扶桑が有名だが、大和のほうが早かったらしい。
参考:[[週刊「ぷかぷか艦隊 -Season 2-」 Vol.54>https://worldofwarships.asia/ja/news/pukapuka-fleet/pukapuka_fleet_vol54/]]
#br
ちなみに東京ゲームショウ2014では、大和のモデリングに”高角砲1基で1200ポリゴン、全体に至っては12万ポリゴンを使っている”ことが明かされている。初期艦の中では良質な船であった。
一方、艦橋窓((当初は負担が掛かるため「艦橋内は作り込まない」としていた))や梯子などをテクスチャとして表現しているところなど残念な点も指摘されていた。
また、モデリングの問題ではないが、オープニングムービーで艦橋トップに載っている15m測距儀上の21号電探のアンテナ(魚の焼き網のようなアレ)が回転しているという考証ミスがある(本来、アンテナは15m測距儀に固定されており、単独では動かない。動かしたいときは測距儀を動かす必要があった)。

#fold(0.8.3でのモデリング刷新){{
0.8.3でのモデリング刷新
#youtube(Yy98fOPhM4E,608,342)
公式インタビュー
 
[[海の英雄 in World of Warships: Yamato>https://worldofwarships.asia/ja/news/game-updates/yamato-in-wows/]]
新装艦と比べ明らかに見劣りする様になってきたため0.8.3で刷新された。
更新が望まれる船は多いが、その中でも大和はWoWsを代表する船であったため優先されたらしい。
全体的な品質が格段に向上しより精密に、より歴史的な姿となった。
ただし全てが高品質になったわけではない。機銃指揮装置の張りぼて化と楯付き高角砲の内部が一部削除された点は逆に劣化したと言える。高角砲は態々手を加えていることから意図的であり、これらは軽量化のための調節(妥協)と推測できる。
 
その他モデリングのあれこれ
・錨鎖とストッパー。頑張って再現したが、レイテ時の航空写真でのみ確認できるもので最期の姿としては不正確。
・武蔵をベースにした名残で艦尾のリノリウム帯が不一致。後に修正。
・内部の砲尾を削除したシールド付き高角砲はそのまま武蔵にも適用された。
・新規モデルの3連機銃は''全ての日艦''に適用。
・同じく新規モデルの探照灯管制器も出雲・武蔵に共用。大和の更新は他艦にも影響を与えた。
 
その後の変更点
0.8.6?にて測距儀室の開口部に双眼鏡を追加。専用に用意された改良型22号電探を[[陽炎>Kagero]]と同じ物に変更((その代わり回転するようになった))。伝令所の窓を正方形に改悪。
}}

[[2024年のコラボイベントで公開された公式の紹介動画>https://youtu.be/hh_-QsjjnzQ?si=O5OB1wYDEz3NfJnd]]

***Tier10戦艦としての大和 [#h1077692]
ver.0.9.11現在、全長が[[今なおTier10戦艦最小であり(フォーラム記事)>https://forum.worldofwarships.asia/topic/47524-t10-tech-tree-battleship-size-comparison-with-ccolombo/]]、史実において「コンパクトに作られた戦艦」である事がうかがえる。
*公式動画[#youtube]
//#youtube(WTeEd-4Gl7E,640,360)
//#youtube(zYrj3gzXgeA,640,360)


*編集用コメント [#fab54ba9]

#fold(''編集用のコメントはこちら''){{
#pcomment(./編集用,reply,15)
}}

*コメント欄 [#v16d04bb]
#pcomment(./コメント11,reply,15)

*過去ログ[#s84c50a9]
#fold(''Yamato過去ログ一覧''){{
|140|c
|''Yamato過去ログ一覧''|
#ls2
}}