ライプツィヒ級軽巡洋艦 ニュルンベルク
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Königsberg |
国家 | ドイツ | 派生先 | Yorck |
生存性 | 継戦能力 | (A) 23,800 (B) 27,000 | |
装甲 | 13-50mm ・防郭 13-50mm ・艦首/艦尾 13-35mm ・砲郭 20-25mm ・装甲甲板 16-20mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 7% | |
機動性 | 最大速力 | 32.0ノット[kt] | |
旋回半径 | 720m | ||
転舵所要時間 | (A) 10.6秒 (B) 7.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 12.6km | - | - | 0.0km | 6.13 km | |
航空発見距離 | 5.5km | - | 0.0km | 8.5km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
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A-B | mod.1 | 15.0km | ||
mod.2 | 16.5km |
・兵装
主兵装 | 船体 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(火災率) | 装填時間 | 180度旋回 | 最大範囲 |
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A-B | 150mm L/60 , 3基×3門 | HE弾 1700(8%) AP弾 3900 | 6.0秒 | 23.7秒 | 初期 136m 後期 147m |
魚雷 | 船体 | タイプ | 基数×門数(片舷) | 射程 | 雷速 | 最大ダメージ | 装填 | 被発見 |
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A-B | 533mm G7a T1 | 4基×3門(6門) | 6.0km | 64kt | 13700 | 68秒 | 1.3km |
副兵装 | 船体 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(火災率) | 装填時間 | 射程 |
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A-B | 88mm L/76 Dop.L.C/32 , 4基×2門 | HE弾 1000(4%) | 4.0秒 | 4.5km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 7.92mm MG 34 | 6基×1門 | - | 81 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
20mm Flak 38 | 4基×1門 | ||||||||
中 | 37mm Flakzwilling 30 | 4基×2門 | 25 | 90.0% | 0.1-3.5km | ||||
長 | 88mm L/76 Dop.L.C/32 | 4基×2門 | 1 | 1050 | 53 | 90.0% | 0.1-4.6km | ||
B | 短 | 7.92mm MG 34 | 4基×1門 | - | 67 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
20mm Flak 38 | 4基×1門 | ||||||||
中 | 37mm Flakzwilling 30 | 8基×2門 | 49 | 90.0% | 0.1-3.5km | ||||
長 | 88mm L/76 Dop.L.C/32 | 4基×2門 | 1 | 1050 | 53 | 90.0% | 0.1-4.6km |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
A | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
B | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
D | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
E | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% |
・消耗品
ゲーム内説明
ニュルンベルクはケーニヒスベルク級軽巡洋艦の改良型であり、前級に比して大型化され、高性能な主砲を継承しつつ、砲塔装甲が強化されていました。さらに、対空兵装も多数搭載されていました。
解説
ドイツTier6巡洋艦。
前Tierケーニヒスベルクと比較し、発射レートの向上が目立つ。しかし他国の同Tier巡洋艦の性能向上も著しく、油断はできない。
アップデート0.9.6よりC船体が削除された。過去のコメントなどを読む際は注意。
- 主砲
前Tierのケーニヒスベルクに比べ発射速度と旋回速度が向上している。発射速度は対戦する6インチ砲艦中最速であり、AP弾のDPMも同格トップでマッチングする全艦艇で見てもぶっちぎりのMainz、そしてAtlantaとClevelandに次いで4位*1。
対して砲弾は変わっていないためAP弾の相対的な貫通力は下がり、同Tierの6インチ砲では最も低く(距離により多少変化するが、同格の約7~6割程度しか無い)、距離10kmで同格巡洋艦の一部も持つ100mm以上の防郭装甲を貫通できるかどうか怪しい*2。
HE弾は引き続き貫通力のアドバンテージを享受できる。対戦する可能性のあるTier8戦艦もドイツ、ソ連戦艦の艦首艦尾とその他の戦艦の艦首艦尾中央甲板は貫通する。射程を生かして十分な距離を維持しつつ、丁寧に当てていくとよい。
第2砲塔と第3砲塔はケーニヒスベルクと同じく全周砲塔で配置は普通になった*3が、そのせいか後部砲塔の前方射角が非常に悪くなり、全門指向するには40°以上傾斜させなければならない。第1砲塔の後方射角も40°とよろしくない。
前Tierから射程は据え置きであるが、それでもなお同格2位。ただし上述のようにAP弾の貫通力に乏しいので、遠距離にいる腹を見せた同格以上の巡洋艦に対してもHE弾をメインにした運用は考慮に値する。AP弾では防郭以外の装甲を貫通しても信管の作動があまり期待できないため過貫通になりやすい*4。もちろん格下の巡洋艦にはめっぽう強い。発射レートの向上は対駆逐でも特に有効である。
- 魚雷
ケーニヒスベルクと同じ。
- 対空・消耗品
戦闘機と「対空防御砲火」を手に入れ飛躍的に進歩した。対空火力そのものは同格内でもボトムグループ、長距離砲は(高角砲としては小口径の)88mm砲のため非力で射程も4.6kmと短い。
「防御砲火」の射線拡散効果の有益さを考慮しても、ドイツの特徴である優秀な「水中聴音」とどちらを積むかは好みとなる。
- 機動力
最大速力はワースト4位、後続にはエンジンブースト持ちがいるので実質ワースト3位と鈍足。
転舵時間は同格4位で悪くはないが、旋回半径が(曲がることを忘れた)ソ巡ズよりマシという程度のワースト3位で、同格ツリー艦トップ(全体で2位)のPensacolaより100mも大きく、転舵時間以上に舵の重さを感じさせる。
- 隠蔽性
海面被発見距離は同格のだいたい中央値、航空被発見距離はなぜか同格トップと悪くない。
- 継戦能力
装甲は前級から順当に強化されているが、大型化と周囲の攻撃能力向上により相殺され、同Tierワースト2位のHPは戦艦の一斉射で沈む可能性を特にはらんでいる。
主機の脆さ、HE弾への打たれ弱さ、爆沈しやすさも相変わらずである。前級にも増して注意深い操船が求められる。
- 総評
T6トップクラスの攻撃力とT6最低クラスの生存性を合わせた尖った船である。戦艦からいかに目をつけられない位置取りができるか、がこの船で活躍できるかを分けるポイントであり、その操艦は慎重さを求められる。敵の戦艦砲がどこを向いているのか意識するだけでも、生存性はグッと上がるだろう。その攻撃力や砲の弾道から前に出がちではあるが、危ない時は素直に下がることが求められる。
史実
ライプツィヒ級は、ケーニヒスベルク級の改良型として開発された艦級で、ニュルンベルクは二番艦になる。
前級のような無理な設計を取り止めて、堅実な艦型にまとめられた。
当然だが排水量は条約制限を超過したが、「黙っていれば、怖くない」の理論(?)で押し通したのは言うまでもない(どこもやっているし・・・)。
これに伴い(?)、ニュルンベルクはライプツィヒより船体が延長され、排水量も7000t以上になった。
ライプツィヒ、ニュルンベルク共に大戦を生き残ったが、ライプツィヒは1946年7月に海没処分、ニュルンベルクはソ連に引き渡されてアドミラル・マカロフと改名して1961年まで使用された後にスクラップとなった。
小ネタ
編集用コメント
- 水上戦闘機の使用回数を3(4)→2(3)に修正しました。(なんでニュルンだけ1回少ない?) -- 2018-02-03 (土) 20:39:37
- C船体の対空火力の項にて、比較対象であったクリーヴランドが同Tierでなくなったため一部記述を削除しました -- 2018-06-28 (木) 17:21:49
コメント欄
- 戦艦砲は当たるとほぼバイタルだと思っていい甲板がトレントよりも薄いしバイタルの形が斜めのところがあって巡洋艦のAPでもすぐにバイタルに入るあと戦艦HEとSAPも注意が必要ニュルンは一番砲塔直下が50㎜むき出しバイタルだから -- 2023-02-05 (日) 16:06:57
- びっくりするくらいシナリオの適性が低い。どうしても交戦距離短くなること多いし、出てくる敵戦艦が軒並み程よい貫通力持ちばっか。 -- 2023-04-08 (土) 10:52:02
- ヘイト管理ができてないだけ シナリオにおいてニュルはT6巡洋艦の中で最強 -- 2023-04-08 (土) 13:43:53
- ラプターの合流地点にいるペラペラ幽霊船思ったよりこいつだった件について -- 2023-04-08 (土) 11:05:55
- フリー経験値貯まってたので前ティアの艦スキップして導入。装填早く同ティア他艦と比べても扱い易い。この子、軽巡だったのね。 -- 2023-10-05 (木) 10:31:28
- ドイツ艦を必要とするミッションあったので、中ティアで沢山砲が撃てる艦が欲しかったので導入。 -- 2023-10-05 (木) 10:33:49
- 魚雷の配置と軽装甲も相まって本物の「軽巡の皮を被った駆逐艦」。 -- 2023-11-11 (土) 17:32:41
- 別に対空が高いわけではないはずなのに持ってるt6艦の中で一番対空戦闘で活躍してくれる謎の船。何故なんだろうか -- 2023-11-15 (水) 22:44:18
- 味方の煙幕に籠もって乱射するといつもの島裏からのチマチマ遠距離射撃が嘘みたいなDPMが出る。「煙幕を展開してくれ!」 -- 2023-12-20 (水) 18:14:19
- 打たれ弱い印象があったから避けてたけど、ちょっと角度つけるだけでもだいぶ持ち堪えるね。2、3番砲塔が全周なのも嬉しい。ランク戦にもってこい。 -- 2024-01-28 (日) 16:51:50
- この船ほんとに使い方によったらシナリオめっちゃいける。ラプター救出作戦は回復する船のとこに出たり入ったりしてれば1番乗りで目的地つくし、何なら人の撃沈漁夫れる(クズ)。w -- 2024-02-08 (木) 20:46:32