Sekiryu

Last-modified: 2025-12-24 (水) 00:23:53

超空母 赤龍

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性能諸元

&color(DarkGray)

・基本性能

Tier種別超艦艇
艦種空母派生元Hakuryu
国家日本派生先-
生存性継戦能力71,300
装甲19-mm
・防郭 ?mm
・艦首・艦尾 ?mm
・装甲甲板 ?mm
対水雷防御ダメージ低減25%
機動性機関出力264,480馬力[hp]
最大速力35.0ノット[kt]
旋回半径1360m
転舵所要時間17.5秒


隠蔽性 通常火災
海面発見距離15.5km17.5km
航空発見距離10.0km12.0km


種別機体兵装生存性巡行速度/最速小/中隊/甲板機数最大ダメージ(火災)貫通ペイロード発見距離復旧速度
攻撃機A8M 陸風Type 5 No.6 Mk.91510165kt/205kt3/9/143150 (14.0%)30mm610.0km82s
九州 J7W3Type 5 No.6 Mk.111450173kt/346kt3/3/32850 (12.0%)30mm815.0km175s
種別機体兵装生存性巡行速度/最速小/中隊/甲板機数最大ダメージ(雷速)射程/信管ペイロード発見距離復旧速度
雷撃機J5N 天雷Type 91 mod.71820145kt/185kt2/12/249333 (50kt)6.0km/671m110.0km78s
横須賀 R2Y2Type 91 mod.82260148kt/296kt2/2/27500 (50kt)6.0km/671m215.0km275s
種別機体兵装生存性巡行速度/最速小/中隊/甲板機数最大ダメージ貫通ペイロード発見距離復旧速度
爆撃機J5N 天雷Type 99 No.80 Mk.51790152kt/192kt3/12/186800AP351mm110.0km76s


副砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程(手動)
-100mm/65 Type 9814基×2門HE弾 1700(6%)3.0秒5.0km(9.0km)


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
0.1km-
爆発半径内継続的
-40mm/60 Type 530基×2門-522100.0%3.5km
100mm/65 Type 9814基×2門121540322100.0%5.8km



・アップグレード

スロット1スロット2スロット3スロット4スロット5スロット6

ゲーム内説明

赤龍は強力な攻撃型航空母艦であり、大鳳型の発展型を具現化したものです。サイズ、格納庫の収容能力、対空兵装において前級を大幅に上回っていました。

赤龍は、大鳳型および改大鳳型航空母艦の開発をさらに進展させた架空の設計案です。大型化した格納庫、巡航用ディーゼルエンジンを搭載した強化型推進機関、そして秋月型駆逐艦と同じ100mm高角砲を特徴としています。

解説

アップデート0.11.10において追加された日本空母ツリーの終着点であるTier11超艦艇空母。同じく超艦艇のAdmiral Ushakovと共にオークション景品として登場し、その後技術ツリーから購入できるようになった。*1

 
  • 抗堪性
    空母としてはかなり優秀。
    継戦能力は71,300と高く同格巡洋艦に勝り、格下の戦艦に迫る値。

    艦首と艦尾の甲板こそ装甲圧40mmと前級よりも薄くなっているが、広い甲板中央は95mmと相変わらず厚い。艦首艦尾や側面の装甲厚も変わらず19mmだが側面喫水線近くの装甲帯は150mmに強化されており、バイタルに関しても前級と比べて水上の露出部分が減少している*2
    薄い装甲の同格空母に比べ装甲で優れており、艦を立てていればAP弾による防郭貫通をある程度防ぐことができ高い生存性を発揮する。

    また、対水雷防御が前級の16%から25%に向上しているのも嬉しい点。

    装甲レイアウト

    甲板中央の赤い部分が装甲圧95mm、オレンジの部分が40mm。
    側面黄色部分が19mm、赤部分が防郭を保護する150mm装甲帯で喫水線近くまで下がっていることが分かる。

    SekiryuLayout.png
    SekiryuLayout02.png
     
  • 航空機
    通常の航空機は前級から変化はなく同じ性能の機体を使用する。耐久力の低さなどの弱点も変わっておらず、Tierが上がり周囲の対空能力が向上しているためこれまで以上に慎重な運用が求められる。
    • 攻撃機
      前級から引き続き9機3小隊で良好な機動力を持つ一方、他国に比べて耐久力が低く繊細な機体である。航空機の準備時間は82秒と変わらず優秀であるが甲板待機数も14機と変化がなく、無策で敵艦に突っ込めばあっという間に枯渇してしまう。狙う目標は慎重に選ぼう。

      白龍から引き続き攻撃態勢に入ってからは殆ど曲がらないという特徴を持ちつため対駆逐艦性能は低く、攻撃を当てるには敵の進路が限定されるところを狙うなど工夫が必要になる。前級同様に駆逐を発見した際には好条件が揃うまで照らしながらチャンスを伺おう。攻撃時の機銃掃射も4秒と変化はない。

      散布界の参考画像

      散布界の参考画像

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    • 雷撃機
      前級から引き続き圧倒的な数の暴力を可能にする12機6小隊の大編隊に、24機の充実した甲板機数を持ち準備時間も78秒と短い本艦のメイン兵装。雷撃機として良好な機動力を持ち、あらゆる水上艦に対して有効打を出せるため使い勝手が良い。
      最大6回の反復攻撃が可能であるため、孤立した低対空艦や試合終盤で対空砲の壊れた艦などに対して一度の反復攻撃で耐久力の大半を奪うということも珍しくない。
      特に攻撃機で火災による工作班の消費や対空砲の破壊を狙い、続けざまに雷撃機での反復攻撃で沈めるというコンボは強力である。
      雷撃機性能詳細。少々長いので格納

      搭載する魚雷は高威力かつ雷足が速いが、安全距離もかなり長いため偏差は大きめに取る必要がある。一方で射程は6kmと航空機の搭載する魚雷の中では長射程であり、遠くから雷撃出来るため航空機の生存性を上げたり逃げる敵艦に対しても命中させることが出来る。
      攻撃時の照準の収束には時間がかかり、少しでも左右に動かそうものなら照準が広がってしまうため艦長スキルの照準安定化の習得も検討に値するだろう。
      投下本数は一回2本と少なく、最大限収束させたとしても隙間を戦艦が通り抜けられるほど間隔が広い。そのため敵艦に対して縦方向から侵入した場合は命中率が大きく低下する。縦方向から攻撃を仕掛ける場合は左右の魚雷の片方を当てるつもりで一つ分ずらして投げることで、敵艦に転舵を強いた結果2本命中も狙えるようになる。
      魚雷の威力は高いのだが浸水発生率は低く、投下本数も少ないため戦艦などの大型目標に対してはなかなか浸水を出すことができない。

      小隊が2機と少ないため航空機の準備時間の短さと相まって短時間で攻撃可能な小隊を用意することができ、航空機用の修理班を使って小隊のみで攻撃を通すことが出来るのは一つの強みである。
      一機ずつの耐久力は決して高くないが、機数が多いため中隊単位で見た場合の耐久力の合計値は同格空母の他の中隊と変わらない。特に艦長スキルの抗堪専門家は各機の耐久力を固定値で上昇させるため、元の耐久力の低さから恩恵が大きい上に中隊の機数の多さから合計量も高いと良いこと尽くしであるためぜひ習得しよう。
      メインの火力であり試合開始時の機数の多さや航空機の準備時間の短さなどの利点と、大編隊故に対空砲の爆風や敵戦闘機に引っかかった場合に大損害を受ける可能性から、航空機の生存性強化は雷撃機に優先して回すと良いだろう*3*4

      本機の被発見距離は通常の航空機よりも短い7.5kmと隠密行動が可能であり、敵の戦艦などを一方的に発見できるため接近の発覚を遅らせる事で敵の回避行動の為の時間を奪うことが出来る*5。逆に被発見情報を利用して敵の潜水艦や駆逐艦の位置を割り出す場合は不利になりやすい。

       
    • 爆撃機
      前級と同じ12機4小隊に18機の甲板機数を備えており、航空機の準備時間も76秒とかなり短い。
      性能や散布界も変わらず、しっかり絞り切れば戦艦相手に1~2万ダメージを安定して与えることが出来る。
      前級と同様に耐久性には難を抱えるため序盤から積極的に使用するのはなるべく控え、終盤に敵艦が孤立してきたタイミングで他艦載機と共に一気に追い詰めるように運用しよう。
       
  • 戦術飛行中隊
    本艦は通常の中隊とは別に2つの戦術飛行中隊を持つ。
    戦術飛行中隊は1小隊のみで構成され一度発艦すると帰還しない使い捨てである。試合開始から航空機の準備時間が経過すると使用できるようになり、以降は準備完了毎に発艦できるようになる。
    戦術飛行中隊はジェット機であり非常に高い機動力をもつ。エンジンブーストも使用可能であるが、一度消費したエンジンブーストのメーターは回復しないため辻斬りのような運用が主になるだろう。
     
    • 戦術攻撃機
      戦術攻撃機は3機1小隊で構成されており、一機あたり8発のHEロケットを合計24発発射する。合計攻撃力や火災の期待値は通常の攻撃機の1.2倍程度であるが、照準が僅かに広いため広範囲を攻撃出来る一方でロケットが分散してしまい一回のダメージ量は微増といったところ。敵の対空砲の破壊には有用なので、雷撃機での反復攻撃前の下準備として意識するとよいだろう。
      攻撃前の機銃掃射が1.5秒と短く駆逐艦相手でも容易に命中させることが出来る。
      高い速力から戦場のどの地点にもすぐに到達でき、時には他の機体では近寄れない防空圏に無理やり攻撃を通すということも出来るため通常機よりも臨機応変な運用が可能である。戦術攻撃機の準備時間は3機で175秒と通常攻撃機と比べても短く、比較的頻繁に発艦できるため本機を上手く活用して行動の基盤を作りたい。
      また、本機は消耗品として哨戒戦闘機(後述)を持つ。
      戦術攻撃機詳細。少々長いので格納

      戦術攻撃機の飛行速度は通常時で173ktと少し速い程度だが、エンジンブーストでの加速時には最大速度が345ktに達するため長距離を短時間で移動することが出来る*6。加速の開始から最大速度への到達までは5秒程度と短く、回復こそできないがエンジンブーストの使用時間は30秒と通常の攻撃機よりも長く設定されている。
      敵の対空砲火の爆風は航空機の移動方向に偏差を取って展開するため、エンジンブーストの最大速度で接近すると、敵艦の長距離対空砲の射程に入った時点でかなり遠くに爆風が展開され、その爆風に到達する前に敵艦を射程に捉える事ができるためそのまま攻撃モーションに入り爆風を完全に無視してあらゆる艦艇に対して攻撃を通すことが出来る。
      ただし速度が上がるほど旋回性能が低下し、最大速度では殆ど方向を変えることができなくなる。そのため最大速度で攻撃を仕掛けるには加速の開始地点やコース選びは慎重に行う必要がある。
      ちなみに被発見距離は15kmと広く、基本的に敵には遠距離から移動方向がばれてしまう。
      前述の耐久力が問題になるのは進路上に目標以外の艦艇が居る場合であり、目標に向かって加速していたら島影に高対空艦が潜んでおり旋回できずに対空砲に引っかかり小隊が壊滅するという事がある。また、開けた場所でも未発見の高対空駆逐艦が潜んでおり手痛い対空砲撃に引っかかるということもある*7
      このことから攻撃時よりも移動時の進路選びに気を配らなくてはならない。

       
    • 戦術雷撃機
      戦術雷撃機は2機小隊で構成され、その魚雷は夢の、或いは懐かしの4本投下が可能となる*8
      魚雷の一本の威力は通常の雷撃機よりも下がっているが、全弾命中した場合の合計威力は30,000と本艦で最大の瞬間攻撃力を誇る。また、浸水発生率も41%に微増しており、単純に本数が増えたため命中させやすく浸水も出しやすくなっている。

      移動速度は戦術攻撃機には及ばないものの、通常時で148ktと良好な速度、最高速度では296ktと十分な速度が出る。当然、戦術攻撃機と同様に対空砲の爆風を無視して一直線に高威力の攻撃を通せるため敵の大型艦からするとかなりの脅威である。ただし被発見距離は15kmとこちらも広く敵に攻撃進入路が簡単にバレてしまう。可能ならば敵から見つからない位置から加速して一気に距離を詰めたい。
      高速時の旋回性が低下するのも戦術攻撃機と同様であるが、エンジンブーストで最高速度に到達するまでには10秒程度と長い時間を要する*9

      耐久力は使用可能な航空機の中で最も高いが、小隊が2機と少ないため敵の対空砲火に晒されると簡単に撃墜され攻撃力が半減してしまう。
      進路上に潜む高対空艦に引っかかる問題も戦術攻撃機と同様であるため、細心の注意を払うとともに航空機の抗堪性は強化しておきたい。
      準備時間は2機で275秒と長く、試合中に3,4回発艦するのがやっとである。本艦の最大火力であるため無駄なく活用し、効果的に投入することで戦況をコントロールしたい。

       
  • 哨戒戦闘機
    超艦艇の空母の哨戒戦闘機は特別仕様であり、動作時間が20秒と短い代わりに準備時間も5秒と短く、発動から到着までが1秒程度、敵航空機への反応が5秒程度となっている。このため偵察よりは敵航空機の撃墜を目的とした防空用である。機数は7機とTier10空母と変化はないが、耐久力は上昇しており哨戒半径も4kmと拡大している。
    特に艦長スキルの強化型反応速度を習得すると到着時間が1.5秒程度に微増するだけで反応速度が1秒に短縮されるため、展開から2.5秒程度で敵航空機を追撃してくれるため、敵航空機の眼の前に展開するだけで高い撃墜率を誇るようになる。同時に動作時間も25秒に延長されるため偵察能力が向上し、元の動作時間が短いことから爆雷空襲などによる解除もあまり痛手にならない。

    本艦が特殊なのは通常の航空機に戦術攻撃機を加えた4中隊が哨戒戦闘機を持つ点である。アップグレードの飛行中隊消耗品改良1や、艦長スキルの偵察リーダー哨戒戦闘機の使用回数を増やせば最大で合計で20回の展開が可能となる。
    超空母同士の戦いでは哨戒戦闘機の性質から敵航空機の眼の前に展開して撃墜を狙うことが多く、試合の前半で哨戒戦闘機が尽きることも珍しくない。しかし本艦は哨戒戦闘機の使用回数が多いため、敵の哨戒戦闘機が尽きたあとも一方的に防空や偵察を展開して優位を取ることが可能となる。

     
  • 機動性
    良好。
    最高速度は35ktと加速時間と合わせて同格巡洋艦と同程度であり移動には困ることはない。
    一方で転舵所要時間は長く、旋回半径も1,360mと同格最低クラスであるため細かい機動は苦手である。進退や転身の判断はかなり早めに行う必要がある。
     
  • 対空性能
    前級から対空砲の威力が更に向上しており、対空砲のDPSは目を疑うほど高く爆風の生成個数も12個と多い。
    特に爆風に関しては航空機の進路を埋め尽くすほど生成されるため、仮にすべてを回避したとしても旋回を繰り返し滞空時間が伸びるほど対空砲の継続ダメージが増えるため敵航空機はただでは済まない。
    超空母は高い攻撃力を持つため空母同士での削り合いとなると危険であるが、本艦は哨戒戦闘機を含めその高い対空能力で敵空母を牽制し優位を得ることが出来る*10
    ただし同格の超空母もジェット仕様の戦術中隊を持ち高速で攻撃してくる上に、高耐久の通常中隊などで強引に攻撃を通される可能性もあるため無敵というわけではない。
    可能ならば対空セクターを利用したり回避行動を取るなどこまめに対処しよう。
     
  • 副砲
    空母内では最強クラス。
    空母としては規格外の副砲を持つあのドイツ空母と同等の副砲火力を持つ。
    副砲は対空砲と兼用の14門の100mm砲で装填時間は3秒と口径相応に短いのに対して、威力1700、貫通力30mm、火災誘発率6%は口径の割にかなり高く、また正面17°という僅かな角度で片舷14門を投射することが出来る。射程5kmに手動で9kmで、最大強化すれば7.2kmに13kmと広範囲をカバーできるようになる。
    本艦は抗堪性が高いため、敵艦に接近されたとしても島影で艦を立てながら副砲で反撃しつつ航空機を発艦して返り討ちにするといったことも十分可能である。
    副砲ビルドにするほど強化する余裕はないが、アップグレード3にあまり有用なものがない*11ので副砲改良1くらいは搭載しておけば、試合終盤に母艦を前に押し出すような場面で役に立つこともあるだろう。
     
  • 隠蔽性
    かなり悪い。
    元々隠蔽性の悪い超空母であるが、本艦の素の海上被発見距離は15.5km、航空機発見距離も10.0kmと戦艦並に悪い*12
    幸い本艦は抗堪性が高いため開幕発見されて撃沈されるといったことはなく、また艦載機の速力が高いため無理に母艦を前に押し出す必要もないので神経質にならなくて良いだろう。
    とはいえ試合終盤では敵艦との距離が縮まる場面も多いため、隠蔽性の悪さが不利であることには変わりない。
     
  • 総論
    本艦は白龍の性能を純粋強化した完全上位互換にして日本空母ツリーの終着点である。

    前級から引き継ぐ大編隊の雷撃機を始め、高速で飛び回る戦術飛行中隊、優れた母艦の抗堪性、優秀な機動力、高い副砲性能に最強クラスの対空能力とバランスが良く隙がない。悪い隠蔽性も先述の通りあまり問題にならないため、明確な弱点は無いと言ってよいだろう。
    戦術飛行中隊の存在から航空機の耐久力の低さもカバーされており、同一目標に対して短時間で航空機を繰り返し送り込むことができるため災害コンボを狙ったり修理される前にとどめを刺しに行くなど前級では難しかった点が克服されている。

    しかし本艦にも大きな欠点があり、それは同格の超空母と比較して航空機の瞬間火力で劣る点である。
    同格の超空母は一撃離脱で大ダメージを出す事ができるのだが、本艦の航空機は反復攻撃によって高いダメージを出す設計であり時間を要する。
    特に航空機毎に攻撃対象が限定される上に、周囲の対空能力が上がっており航空機の耐久力は低いためそもそも反復攻撃が難しいという問題が有る。
    当然、超空母にも偵察などのサポート役は求められるのだが、現環境では如何に火力を発揮し敵艦を減らして優位を作るかという傾向が強く純粋なダメージレースとなると本艦は不利になりやすい。

    本艦が有利を得るためにはやはり高い総合性を活かすことだろう。
    特に哨戒機の優位で制空権を取れば敵空母の行動を阻害することで相対的に敵の火力を下げることが出来るため、大火力に狙われる味方艦艇からすると非常に有り難い。また、抗堪性や機動力の高さから取れる選択肢が多いのも本艦の強みである。
    このことから、火力競争になりがちな超艦艇戦場においても従来の空母同様に搦め手を仕掛ける事ができ、これまで通りの感覚で戦う事ができる。
    日本空母の基本に基づいて序盤は堅実に立ち回りつつ、中盤以降は疲弊した敵艦に対し米英の追随を許さないその圧倒的な大編隊による反復攻撃をもって大胆に敵を粉砕、この手に勝利を手繰り寄せよう。

史実

大鳳の発展型を想定したWGの創作艦。一応改大鳳型を名乗っている白龍とはまた違った風貌をしており、更に伸びた全長はミッドウェイを上回って合衆国に比肩する。デカ過ぎんだろ・・・
大鳳由来のハリケーンバウのおかげで飛行甲板が長い。一方、幅は行儀よく中心線に対称なので見た目より狭く、カウンターウェイトとして左舷側に広い白龍とそう変わらない。それでも40mを越えてそうだが
艦橋は白龍と同じく五層式。羅針艦橋は前に張り出したぶん広くその下には二層の装甲室がある。防空指揮所のフチに無線アンテナが6基もあり、指揮通信能力には万全を期しているのかもしれない。また敷島と同じレーダー付きの高射装置を装備していたり、赤外線通信機があったりと充実した電子装置類がハイテク感を際立たせている。
兵装は40mm機関砲を豊富に搭載。長10cm高角砲は中央寄りに陳列しミッドウェイを彷彿させるが、図面供与でもされたのか想像が膨らむ部分だ。

小ネタ

予告画像からはジェット化された震電および景雲(景雲改)らしき機体の姿が確認できる。同じジェット機でも海軍が構想していた橘花による反跳爆撃や、名前が近縁種っぽい陸軍の火龍は採用されなかった模様。残念。
またこれまでの日本空母には、グラフィック品質を「高」以上にした時に、甲板脇などに設置されているスポンソン上のどこかしらにベンチらしきオブジェクトが配置されているが、本艦にはそれが無くなってしまった。
艦橋左舷側には小物が賑やかしに置かれている。そこに紛れた黒板には何か書かれているようだが潰れていて全て読めない。かろうじて分かる「針路360 速力25」の文字から、1944年の映画「雷撃隊出動」のイースターと思われる。

白龍と赤龍の簡単な違い

「赤龍」は「紅龍」ともいい、太陽から生まれ出たもので、全身が真っ赤な鱗(うろこ)でおおわれている。ムフェトかな?怒ると口から炎を吐き出すらしい。まるでモンスターをハントするゲームのあいつみたいに。 陰陽五行説では赤色は「南」を指すので、赤龍は南方を護る龍とされている。正式名は 四海龍王「南海龍王・敖欽(ごうきん)」という名前。 一方白龍は、天上界で天帝(誰かな)に仕えている美しい龍で、 全身は白い鱗(うろこ)でおおわれており、他の龍よりも空を飛ぶ速度が速いと言われいる。正式名は四海龍王「西海白龍王・敖閏(ごうじゅん)」のと言われている。 陰陽五行説では白色は「西」を指すので、白龍は西方を護る龍とされている。

ジェット機の機体画像

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ジェット攻撃機。まあどこからどう見ても震電である。急旋回で分解しそうなどと言ってはいけない
俗称ではだめなのか?.webp
ジェット雷撃機。よく見ると橘花のようにも見える…がこれは景雲である。
橘花はコックピットが主翼の付け根近くにあるが景雲は前側にある。何としても日本に反跳爆撃を入れたくないのかWG

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • ジェット機搭載がもはやスタンダードではないかと思ってきた今日この頃 -- 作成者? 2022-08-04 (木) 18:21:21
    • 解説書いておきました。 -- 2023-01-13 (金) 08:17:28
  • 解説がかなり私的かつ余り空母に精通していないような内容になっていたので改訂。 -- 2023-01-15 (日) 00:15:04
  • 解説全体をまとめ直し加筆しました。 -- 2024-07-17 (水) 10:54:46
  • 流石に長すぎるように見えたので白龍と被るような表記は削減、長い場所は格納しました。 -- 2024-10-10 (木) 00:49:31
  • 小ネタ編集 -- 2025-02-01 (土) 23:09:33
  • v14.7の仕様変更に合わせて隠蔽性と副砲の解説を修正 -- 2025-08-26 (火) 20:57:00

コメント欄

  • こいつの火力は異常。相手駆逐見えてる状況で戦術機突っ込ませると万持ってく決戦兵器。ナーフされないことを祈るばかりだよなぁ。 -- 2023-10-18 (水) 10:44:17
    • こいつのジェットロケットで万持っていかれる駆逐は普通に目立ちすぎな気がする -- 2024-10-22 (火) 07:27:02
  • 与ダメ10万程度なら「上手く活躍出来なかった」レベルやな。超空母ほんとやばいわ -- 2023-10-20 (金) 00:14:55
  • 赤龍の赤はクレジット赤字の赤 黒龍が欲しいですか?白龍で我慢してください -- 2024-01-05 (金) 01:56:39
  • 「最強の拒絶タイプ」ってゼルエルかな? -- 2024-01-21 (日) 19:53:51
    • 実際そんな感じの性質ですし -- 2024-01-21 (日) 22:05:10
  • こいつ対空高すぎだろ! -- 2024-01-22 (月) 12:29:07
  • こいつの40mmって爆発すんの? -- 2024-01-31 (水) 13:47:07
  • 名前の書き込めないあの方になってしまったん? -- 2024-05-03 (金) 18:26:25
    • まさか名前がNGワードにされてしまうとは…… -- 2024-05-05 (日) 06:04:34
      • ゲーム内で伏字にされる船もあるしから多少はね... -- 2024-05-05 (日) 19:56:05
      • なつかしのA〇〇〇〇aka... -- 2024-05-11 (土) 18:27:36
  • 解説の母艦の項目で戦闘機に言及してるこの部分はどういう意味なのでしょうか?↓
    「また戦闘機が超空母仕様となっているため、その高速性を活かし、対面の艦載機のみを戦闘機にひっかけるといった芸当が可能なためそこも意識するとなおよいだろう。」 -- 2024-07-15 (月) 02:22:06
    • T10空母の戦闘機にデフォルトで4Pスキル「強化型反応速度」がついてる。敵の航空機が哨戒範囲に入ってから迎撃をするのがめちゃくちゃ速いってこと。 -- 2024-07-17 (水) 16:03:40
      • 後半の内容は普通の戦闘機なら「敵航空機が哨戒範囲に入るように戦闘機を召喚」→「敵がカウンターで戦闘機召喚」→「召喚中に敵航空機に哨戒範囲を抜けられ敵がカウンターで召喚した戦闘機とドックファイト」になるところを超空母の戦闘機なら「哨戒範囲を抜けられる前に敵の飛行中隊の迎撃を開始することができる」ってことじゃないかな。わかりづらかったり、違ったりしたらスマソ。 -- 2024-07-17 (水) 16:11:22
      • 超空母の戦闘機は当着までが速くて反応速度は通常と同じなので強化型反応速度とは真逆では? -- 2024-07-17 (水) 18:17:57
      • 「特に艦長スキルの強化型反応速度を習得すると到着時間が1.5秒程度に微増するだけで反応速度が1秒に短縮されるため、展開から2.5秒程度で敵航空機を追撃してくれるため、敵航空機の眼の前に展開するだけで高い撃墜率を誇るようになる。同時に動作時間も25秒に延長されるため偵察能力が向上し、元の動作時間が短いことから爆雷空襲などによる解除もあまり痛手にならない。」解説の哨戒戦闘機より抜粋。2葉の言う感じだね -- 2024-07-17 (水) 18:35:47
      • 逆だったかもしれねぇ…。という冗談は置いておいて、普通に間違えました。すみませんでした。 -- 2024-07-19 (金) 12:02:52
  • 正直微妙じゃね?USに比べて対駆逐攻撃の難易度の差で味方駆逐だけ溶ける試合展開多いし、対大型艦攻撃力も敵が孤立してない限りべつに…ってかんじだし。 -- 2024-08-23 (金) 16:11:40
    • こいつの主食は後ろで芋って孤立してる艦だから米空と同じ運用してたらそりゃ負ける.いかに終盤に暴れるかが大事 -- 2024-08-25 (日) 20:27:39
      • いまどき超空母マッチで孤立するような戦艦乗り0ではないけど少ないんよな。簡単なようで勝率出すの難しい船だと思うわ -- 2024-08-26 (月) 04:09:27
    • まぁ器用貧乏気味ですし、味方依存度はもちろん敵が迂闊に孤立してくれないとダメージも出しにくいですらね。駆逐に対しては使用回数の多い哨戒機などの偵察で妨害をメインにしたほうが良いかと。 -- 2024-08-26 (月) 01:05:53
  • 開幕に敵の戦艦やら巡洋艦の移動ルートに雷撃機で対空砲の射程外から魚雷流しまくるのが意外と良い戦術かもしれませんね。相手からすると射程内か分からない大量の魚雷が時間差で流れて来るので回避するしかありませんし、到達時間を計算して進路上に流しておけば航空機の損害なしに数発稼げたりします。何より前線に向かう敵集団が大混乱しているところに味方の砲撃が刺さる光景が素敵。 -- 2024-08-26 (月) 01:12:46
  • ゲーム内説明の「赤龍は、大風型および改大風型航空母艦の開発をさらに進展させた架空の設計案です。大型化した格納庫、巡航用ディーゼルエンジンを搭載した強化型推進機関、そして秋月型駆逐艦と同じ100mm高角砲を特徴としています。」の「大風」を「大鳳」に直した方が良いかも。 -- 2024-09-11 (水) 09:29:05
  • UG3スロを副砲か、目から鱗だわ -- 2024-10-24 (木) 21:30:40
  • デカすぎて海軍基地のドックから追い出される可哀そうなやつ -- 2024-12-18 (水) 20:00:37
    • 超空母(潜水艦)は全員追い出されてるんやで -- 2024-12-18 (水) 20:28:11
  • ガチでどうでもいい話ちゃけど、適当に名前付けるくらいならもう少しセンスある名前にして欲しかった。白龍の次やから海龍とかでよくね…(某アニメ) -- 2025-05-08 (木) 19:09:27
    • 白の次だから赤!縁起がいいねぇ… -- 2025-11-27 (木) 23:32:44
    • 瑞祥動物で名付けるなら、朱雀とかがカッコ良いのになあ -- 2025-12-12 (金) 19:18:27
  • これ乗ると必ず赤字になるのは諦めればいいのか……?それはさておき戦略の立て方ムズすぎ!自分みたいな脳筋突撃野郎には向かないね(でもロマンに負けて乗っちゃう)。あと自分なりに乗り方マニュアル作ったから赤龍初心者向けがてら簡単にまとめると「雷撃機主体で爆撃機は補助程度、開幕は攻撃機で様子見して主力温存、ジェット攻撃機は駆逐ないし味方の残飯漁り、ジェット雷撃機は戦艦オンリー。位置取りは島裏でマップをこまめに見つつ敵が押し上げてきたら早めに退避、良さげな島がなければマップ端で芋」。今のところはこんなんでいいんじゃないでしょーか。 もっと良い戦略あるなら是非教えて下さい(切実) -- 2025-12-23 (火) 20:49:25
    • 赤字なのは超艦艇だから諦めて。向いてないと言いつつマニュアル?作った意図は分からないけど勝ててるのなら良いのでは -- 2025-12-24 (水) 00:23:52

*1 実装テスト時の開発ブログ記事
*2 強化され過ぎでは...?
*3 後述する戦術雷撃機の存在も理由の一つである。
*4 最大限に強化すると雷撃機の一機あたりの耐久力は2,378と元の値の1.3倍になり、中隊全体では28,536とかなりの量になる。これは敵艦の真上で対空砲火に耐えながら旋回した場合、戦艦や巡洋艦相手ならば全機撃墜されるまでに1分程度、駆逐艦相手には2分程度粘ることが出来るほどである。特に対空能力の低い日本艦艇などに対しては長時間張り付く事ができ、島風で中隊12機を撃墜するのには5分近くを要するほどである。当然、中隊による反復攻撃時には攻撃回数を増やすことが出来る
*5 アップグレード5の隠蔽システム改良1を乗せれば6.7kmまで縮めることができ、魚雷の射程が6kmあるため、敵の進路上に魚雷を流せば隠蔽雷撃も可能となる
*6 もちろん強化すれば更に速度を出すことが出来る
*7 逆に高対空艦でマッチした時はわざとジェット機の航路に割り込むと良い
*8 かつて前級の白龍は4本投下可能な雷撃機を持っていた
*9 同時にブーストを切って通常速度まで減速するのにも時間を要する
*10 抗堪性も合わせ空母界の最強の拒絶タイプとして堂々と敵艦載機を迎え撃とう
*11 航空機の性質から攻撃時間の延長は効果が薄く、雷速の向上を選択するとただでさえ長い安全距離が更に伸びてしまい大きく偏差を取る必要が出てくる。
*12 v14.7のシステム変更で航空機発見距離の上限が10kmになったため14.5kmから大きく減少し航空機には見つかりにくくなった。