*白露型駆逐艦 4番艦 夕立[#Title]
#attachref(./ソロモンの悪夢っぽい!.jpg,80%)
#attachref(./Yudachi_20190921_001.jpg,80%)
#fold(他画像){{
▼永久迷彩(迷彩カラースキーム緑)
#attachref(./夕立_永久迷彩_迷彩カラースキーム緑.jpg,37.5%)
▼永久迷彩(迷彩カラースキーム青)
#attachref(./夕立_永久迷彩_迷彩カラースキーム青.jpg,40%)
▼公式画像
#attachref(./yuudachi.jpg,65%)
#attachref(./49092819_2259162534410081_833611920467558400_n.jpg,70%)
}}
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.0.12.11.1};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|7|~種別|&color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[駆逐艦]]|~派生元|-|
|~国家|[[日本]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(-) 13,200|
|~|装甲|艦首艦尾|16mm|
|~|~|中央甲板|16mm|
|~|~|中央側面|16mm|
|~|~|上部構造物|10mm|
|~|~|砲塔|20mm|
|~|~|防郭|--|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|(-) 0%|
|~機動性|>|機関出力|42,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|34.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|570m|
|~|>|転舵所要時間|(-) 3.2秒|
//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~火災|~煙幕|~最良|
|~|海面発見距離|6.79km|8.79km|2.61km|6.11km|
|~|航空発見距離|3.01km|6.01km|-|2.71km|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|Type7 mod.1|11.81km|104m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|-|127mm/50|1基×1門|HE弾 2,150(9%)&br;AP弾 2,200|9.0秒|30.0秒|HE Type1&br;AP Type0|
|~|~|~|2基×2門|~|~|~|~|
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|-|610mm Type90|2基×4門(8門)|15,633|100秒|15.0km|64kt|1.9km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~爆雷|~船体|~最大ダメージ|~グループ数|~投下数|~装填時間|
|~|-|4,600|2|8|40秒|
//爆雷を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~継続的秒間ダメージ&br;(爆発ダメージ((斉射1回あたりの爆発数×砲弾1発の爆発半径内秒間ダメージ)))|~命中精度|~有効ゾーン&br;0.1km - |
|~|A|中|40mm/62 "HI" Type91|2基×1門| 21|100.0%|2.5km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
//該当する距離の対空砲を装備していない場合、行ごと削除
//文字数が多くなりがちなので、適宜文字を小さく編集してください
&br;
・アップグレード
|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|||
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM037_SmokeGenerator_Mod_I.png,nolink,70%);|発煙装置改良1|スモークの展張時間 +20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/爆雷改良1.png,nolink,70%);|爆雷改良1|爆雷数 +2|
}}
・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|応急&br;工作班|∞|5|40|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/SmokeGenerator2.png,nolink,70%);|発煙装置|3|160|20|自艦を中心に半径 0.45 [km]の視界を遮る煙幕を展開する&br;煙幕持続時間:85 [秒]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png,nolink,70%);|エンジン&br;ブースト|3|120|120|艦艇の最大速度を一時的に向上させる&br;最大速度の上昇率:8 [%]|
|~U|&attachref(消耗品/TorpedoReloader1.png,nolink,70%);|魚雷装填&br;ブースター|3|240|1|魚雷発射管の装填時間を短縮する&br;装填時間:8 [秒]|
//艦によってキー割り振りが違うのでこのページのみスロット枠は空白化
//消耗品戦闘機とTRB等一部のアイコンがゲーム内とWG公式wikiのアイコンとで一致しない為wikiに合わせてます。
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
白露型駆逐艦夕立は、1934年10月に起工され、1937年1月に就役しました。本艦は第二次世界大戦中にフィリピンおよびオランダ領東インドへの侵攻作戦において兵員輸送船団を護衛し、スラバヤ沖海戦と南太平洋海戦に参加しました。1942年には、太平洋における各種作戦中に増援を届けました。そして第三次ソロモン海戦においてアメリカ駆逐艦ステレットの攻撃を受けて大破し、乗組員は艦を放棄して脱出しました。その後、夕立の残骸はアメリカ巡洋艦ポートランドによる砲撃で沈められました。
**解説 [#Manual]
''[[初心者で購入を検討されている方へ>プレミアム艦#ub90aa72]]''
日本のTier7駆逐艦、プレミアム艦艇。実装時はプレミアムショップや武器庫から購入する事が可能だったが、現在は販売停止中である。
邀撃漸減作戦のために建造された日本の駆逐艦らしい性能を有している。同格にはネームシップである白露型の[[白露>Shiratsuyu]]が実装されており、本項では先の艦と比較して解説する。
-''抗堪性''
--''HP''
HP13,200は[[白露>Shiratsuyu]]より高いが、他国の同格駆逐艦と比較するとHPは下位グループに分類される。艦長スキル「抗堪専門家」を取得して少しでも生存性高めるべきだろう。
-''主砲''
--''砲配置''
[[白露>Shiratsuyu]]と同じくに12.7cm連装砲を2基と単装砲を1基の計5門を搭載している。第二砲塔である単装砲は第三砲塔と背中合わせの形で配置されている。[[暁>Akatsuki]]のような背負い式ではないため射角が非常に悪く引き撃ちが出来ないのが欠点。戦闘で扱えるのは艦首と艦尾にある連装砲2基だけと考えて良い。全門で射撃しようとすると船体をかなり傾けなければならず、機動性の低下で被弾しやすくなる事から無理な射撃は禁物。
--''主砲性能''
同艦級の[[白露>Shiratsuyu]]との相違点として射程と装填時間が異なる。射程は11.8kmと[[白露>Shiratsuyu]]の0.8kmより少し長い。装填時間は[[白露>Shiratsuyu]]が7.5秒なのに対して本艦は9秒に悪化している。瀕死の敵艦がいない限りは撃つのは得策ではないだろう。
本艦のHE弾は日駆の12.7cm砲らしく高いDPS(一斉射の威力)を誇るが、先に述べた通り門数と再装填時間の長さからDPM(分間投射量)は同格で最底辺クラスになっている。単純な敵艦との砲戦は極力避け、砲撃を受ける危険性が薄い状況や瀕死の敵を処理する等、余程本艦に有利な状況の場合のみ射撃しよう。
-''魚雷''
本艦のメインウェポンであり、癖が強いが高性能な魚雷を搭載している。
--''長所''
本艦の魚雷は15kmという長大な射程を誇る。Tier7の駆逐艦の魚雷は平均約8km、良くて約10kmまでのため夕立の魚雷射程は破格と言える。レーダー射程外から攻撃出来るどころか狭いマップなら全域を射程に収める事が出来る。これに加えて本艦は&color(Red){発煙装置とエンジンブーストとは別枠で「魚雷装填ブースター(TRB)」を搭載出来る};というおまけ付きである。いざとなれば疑似的に最大16射線で雷撃する事が可能であり、面制圧力は他の駆逐艦の追随を許さないほど強いと言える。
--''欠点''
非常に高い魚雷性能を有する代償か、魚雷の&color(Red){発見距離が凄まじく悪い};という欠点を抱える。
まず、魚雷の雷速が64knotに対して魚雷発見距離が1.9kmと長いため、魚雷発見から命中まで''11.42秒''もかかってしまう((これでも本艦が実装された時よりもバフ(強化)されており、バフ前は雷速57knotで魚雷発見から命中まで13秒以上かかっていた。))。これがどれくらい悪いか解説すると同じ日本の駆逐艦は約10秒前後で他国は8~10秒である。敵艦への侵入角度が甘いと大型艦でも容易く回避されてしまうだろう。
少しでも命中確率を上げたいのであれば魚雷が回避しづらいよう真横からの雷撃や隙間のない魚雷の連射、艦長スキルとUGで魚雷の雷速を上げるなどの対策が必要となる。また、射角が狭く片側で60度、前後で30度ずつしかないため、射撃する際はかなり艦を傾けなければならないため、周辺の島や島伝いに移動中の不意の遭遇戦には十分注意する必要がある。
-''対空性''
有って無いようなもの。((それでもあの[[朝潮>Asashio]]の2倍の対空能力を有する))
隠蔽特化時でも対空射程が航空被発見距離を下回ってるので対空をオンオフにする必要性はない。
-''機動性''
速力は[[白露>Shiratsuyu]]と同じ34ノットと鈍足である。本艦より足が遅い艦はマッチング帯で[[秋月>Akizuki]]か巡洋艦くらいなもの。少しでも改善させるためにも艦長スキル「素早く静かに」の取得や速度旗を掲げて補強しよう。転舵時間は白露より0.1秒劣る程度で米駆と白露に次ぐ速さを持つ。旋回半径は白露より20m小さくこちらは米駆に次いで優秀な性能。
-''隠蔽性''
発見距離は[[白露>Shiratsuyu]]と[[暁>Akatsuki]]の間の6.8km、最良隠蔽で6.11kmに短縮する。同格内では優秀だが同じ速力の[[白露>Shiratsuyu]]よりも隠蔽が悪い。最も警戒すべき艦としてプレミアム艦艇の[[Haida]]が挙げられる。この艦は本艦より主砲DPMや隠蔽に勝り、ソナーまで搭載しているため天敵とも言える存在である。他にも警戒すべき駆逐艦は多数いるため、[[マッチング時には敵駆逐艦の隠蔽距離を確認しておこう>駆逐艦の発見距離(一覧表)#HideDistance]]。
-''消耗品''
上述した通り、本艦は発煙装置とエンジンブースト以外に独立スロットで魚雷装填ブースター(TRB)を搭載している。この魚雷装填ブースターは[[白露>Shiratsuyu]]が搭載出来る物と異なり、[[陽炎>Kagero]]や[[夕雲>Yugumo]]が搭載している準備時間が長いタイプである。あまり砲が頼りにならない以上、魚雷への依存度が高い本艦にとって準備時間の短縮という補強は必須レベル。
-''総評''
[[白露>Shiratsuyu]]以上に雷撃に特化した昔ながらの日本駆逐艦らしい性能をしている。一部の性能が[[白露>Shiratsuyu]]に劣ってはいるが、その代わりに長い射程と瞬間火力の高さを持つ日本の雷駆らしい尖った性能に仕上がっている。
一方で上述したように魚雷の発見距離が非常に悪い事を忘れてはいけない。魚雷を撃つ時は進入角度に気を付けないと余裕で回避されてしまう。それを見越した上で回避が難しい位置に魚雷を撒くか、命中を狙うのではなく進路妨害を目的で"置く"ように使うなどの工夫が必要。島伝いに敵艦に接近してどうやっても回避出来ない超近距離から雷撃をかまして煙幕で離脱するという手もある。
本艦は適当に魚雷を投げても当たるような甘い艦ではないが、使いこなせれば史実の夕立がそうであったように戦場を混沌の渦に巻き込む事も出来るだろう。
**史実 [#History]
#fold(''建造から開戦まで''){{
-''建造の背景と起工(昭和9年~昭和11年)''
白露型駆逐艦は、初春型駆逐艦の復元性不足が露呈した友鶴事件を受け、設計を抜本的に見直して生まれた改良型である。マル1計画で予定された初春型(1,400トン型)の後半6隻を、安定性向上と武装強化を図って再設計したのが本型である。夕立は佐世保海軍工廠で昭和9年(1934年)10月16日に起工された。佐世保工廠は当時、駆逐艦以下の建造を主力としており、白露型のうち「白露」と「夕立」の2隻を担当した。建造中に発生した第四艦隊事件の教訓も取り入れ、船体強度の補強が行われている。昭和11年(1936年)6月21日に進水。進水後、艤装工事へと移行し、7月15日付で中原義一郎少佐(のちの重巡「青葉」艦長)が艤装員長に任命された。工廠内に設置された艤装員事務所を中心に仕上げ作業が進められ、翌年1月に竣工を迎えることとなる。
-''初期任務と日中戦争(昭和12年~昭和13年)''
竣工直後の昭和12年8月、第二次上海事変が勃発。夕立は横須賀鎮守府籍の最新鋭艦として第一水雷戦隊・第2駆逐隊に所属して出撃した。長江遡上作戦や杭州湾上陸作戦に参加し、艦砲射撃による陸戦隊支援や輸送船団の護衛に従事。この実戦経験を通じて、後のソロモン海戦で発揮される高い練度の基礎が築かれた。
-''開戦への備え(昭和15年~16年)''
昭和15年(1940年)11月15日、艦隊再編に伴い第2駆逐隊は第四水雷戦隊の指揮下へと移った。太平洋戦争開戦時、夕立は姉妹艦の村雨、春雨、五月雨とともに、南方進攻作戦の主力水雷戦隊としてフィリピン方面への待機を命じられた。
-''開戦から第三次ソロモン海戦直前まで(昭和16年12月~昭和17年11月上旬)''
夕立は太平洋戦争開戦時、第四水雷戦隊第二駆逐隊(村雨、春雨、五月雨とともに)に属していた。南方作戦の主力として最前線に投入された。昭和16年末にはフィリピン攻略作戦に参加。ビガン上陸、リンガエン湾上陸を援護した。翌年にはボルネオ方面へ進出。タラカン攻略、バリクパパン攻略に従事した。2月には東部ジャワ進攻部隊に編入され、スラバヤ沖海戦に参加。連合軍巡洋艦部隊との交戦で日本側水雷戦隊の勝利に貢献した。その後、フィリピン保定作戦やマニラ湾封鎖作戦、インド洋通商破壊作戦(B作戦)に参加。メルギー方面へ展開し、商船攻撃を試みた。8月になると戦局がソロモン方面へ移ると、ガダルカナル島(ガ島)攻防戦に投入された。ショートランド泊地を拠点に「鼠輸送」を繰り返した。空襲と魚雷艇の脅威を潜り抜け、ガ島守備隊への兵員・弾薬・食糧補給を6回にわたって成功させた。9月4日未明、ルンガ泊地への夜間殴り込み作戦で、僚艦とともに米高速輸送艦リトルおよびグレゴリーを砲雷撃で撃沈した。この戦闘で夕立はガダルカナル近海の夜戦に完全に熟練し、果敢な接近戦闘を得意とする一艦となっていた。
}}
#fold(''運命の第三次ソロモン海戦''){{
-''運命の第三次ソロモン海戦''
運命の戦いが訪れた。夕立は阿部弘毅少将率いる挺身艦隊(戦艦比叡・霧島を中心とする)の先頭警戒隊として出撃した。任務はガダルカナル島ヘンダーソン飛行場への艦砲射撃援護だった。
日本時間23時40分頃、米第67任務部隊(キャラハン少将指揮の重巡・軽巡・駆逐艦群)と遭遇した。夕立(駆逐艦長・吉川潔中佐)は敵影を確認すると即座に「敵見ユ」の警報を発し、春雨とともに米艦隊の先頭を横断する大胆な機動に出た。この機動により米軍は回避運動を余儀なくされて単縦陣は大きく乱れ、用意していた迎撃態勢は崩壊。海戦は敵味方が入り乱れる空前の大乱戦へと突入した。さらに夕立は単艦で米艦隊中央へ突入した。至近距離から酸素魚雷を発射し、米軽巡アトランタに魚雷を命中させて大破(のち沈没)させたほか、重巡サンフランシスコやポートランド、駆逐艦アーロン・ワードなどに対しても砲雷撃を加え、甚大な損害を与えたとされる。乱戦の中で縦横無尽に駆け巡り、砲撃を加え続けたその奮戦ぶりは、戦史に「ソロモンの鬼神」と称えられるほどの評価を受けた。
しかし、激闘の中で集中砲火を浴びた夕立(味方からの誤射説もあり)は、ついに航行不能に陥り火災を発生させた。しかし、吉川艦長はなおも闘志を失わず、「白布を集めて帆を張れ! まだ戦えるぞ!」と叫んだという。実際にハンモックや防水布をマストに掲げ、微風を利用してでも敵に肉薄しようとしていた。翌13日未明、僚艦五月雨が救援に駆けつけたが、乗員移乗後に雷撃処分を試みた魚雷は不発に終わった。漂流を続ける夕立は、最終的に米重巡ポートランドの砲撃を受けて鉄底海峡へと没した。
~第三次ソロモン海戦における夕立の単独突撃は、日本海軍駆逐艦戦史上に残る壮烈な1ページとなった。夕立自身はこの海戦で失われ、12月15日付で除籍されたが、吉川艦長の果敢な指揮と乗員の奮戦は、今なお色褪せることなく語り継がれている。
}}
-''公式の紹介''
#youtube(Z0oldFmKJr8,320,180)
公式の紹介ページ「[[無敵艦隊: 夕立>https://worldofwarships.asia/ja/news/history/armada-yudachi/]]」を参照
**小ネタ [#Digression]
-モデリング
船体は白露の色違い。機銃などは調節され、艦首楼の機銃台も削除されている。後部煙突の機銃は毘式40mm機銃。前檣と信号所は新規モデリング。艦橋も色違いだが天蓋の手摺りと90式無線電話機の位置は白露と少し異なっている。ちなみに夕立は白露型で唯一B型主砲塔を装備した艦であるが、WoWsでは[[夕雲>Yugumo]]や[[島風>Shimakaze]]と共通のモデルで見た目に違いはない。
-POI
時々、戦闘開始時のプレイヤー間のチャットで使われる謎の用語。これは軍艦を擬人化したキャラクターを育成するシミュレーションゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」が元ネタ。同ゲームが非常に人気を博した事とゲーム内に登場する駆逐艦"夕立"をモデルにしたキャラクターが独特なセリフ回しをする事から一時期wowsのゲーム内チャットで使用するプレイヤーが多くサーバーを越えてミーム的な広がりを見せた。公式もこの出来事を熟知していたのか2019年に入ると(夕立実装に合わせてか)公式Twitterアカウントがネタにするようになった。
#fold(最初は公式Twitter){{
#attachref(./D8o-Z7hWwAET_qn.jpg,30%)
「誰かが"POI"って言うとチャットがトチ狂うよね」とのこと。%%ていうかこのキャラ、服装も元ネタに似てるんだが?%%
[[上記画像の元ツイート>https://twitter.com/WorldofWarships/status/1137790476759851009]]
[[それでは飽き足らず動画でも>https://twitter.com/WorldofWarships/status/1172603936601182208]]
}}
#fold(ついにはGemeCenterでも…){{
#attachref(./GET_YUDACHI!_POI?.jpg,80%)
#attachref(./DESTROYER-YUDACHI-POIS-AND-FINESSE.jpg,70%)
この始末である。%%もはや楽しんでるとしか思えない。%%
}}
#fold(さらにはYouTubeに投稿されていた、上記キャラのpoiシーンまとめ動画にも…){{
#attachref(./PoiAtYoutube.png,100%)
なぜそこにいる(([[動画はこちら>https://www.youtube.com/watch?v=a5_Pc1ZK7aw]]))
}}
*編集用コメント [#EditorialComment]
#region(''編集用のコメントはこちら'')
#pcomment(./編集用,reply,5)
#endregion
*コメント欄 [#Comment]
#pcomment(./コメント,reply,15)