陽炎型駆逐艦 1番艦 陽炎
ver0.8.0でモデルが見直された。詳細は小ネタに記す。
性能諸元
・基本性能
Tier | 8 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | Akatsuki |
国家 | 日本 | 派生先 | Yugumo |
生存性 | 継戦能力 | (A) 13,300 (B) 15,100 | |
装甲 | 艦首艦尾 | 19mm | |
中央甲板 | 19mm | ||
中央側面 | 19mm | ||
上部構造物 | 13mm | ||
砲塔 | 20mm | ||
防郭 | -- | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 52,000馬力[hp] | |
最大速力 | 35.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 640m | ||
転舵所要時間 | (A) 4.0秒 (B) 2.7秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | 最良 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 6.63km | 8.63km | 2.55km | 5.37km | |
航空発見距離 | 3.07km | 6.07km | - | 2.49km |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | Type8 mod.1 | 8.55km | 79m | |
Type8 mod.2 | 9.41km | 86m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 127mm/50 | 3基×2門 | HE弾 2,150(9%) AP弾 2,200 | 7.1秒 | 26.1秒 | HE Type1 AP Type0 |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 610mm Type90 mod.1 | 2基×4門(8門) | 17,233 | 101秒 | 10.0km | 62kt | 1.6km | |
610mm Type93 mod.2 | 2基×4門(8門) | 20,967 | 112秒 | 10.0km | 67kt | 1.7km |
爆雷 | 船体 | 最大ダメージ | グループ数 | 投下数 | 装填時間 |
---|---|---|---|---|---|
A-B | 4,600 | 2 | 8 | 40秒 |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 短 | 25mm/60 Type 96 単装 | 4基×1門 | 56 | 95.0% | 2.5km | |
25mm/60 Type 96 3連装 | 3基×3門 | ||||||
B | 短 | 25mm/60 Type 96 単装 | 10基×1門 | 98 | 95.0% | 2.5km | |
25mm/60 Type 96 3連装 | 3基×3門 |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | ![]() | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% |
![]() | 副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | |
![]() | 応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | |
2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% |
![]() | 機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | |
![]() | エンジンブースト改良1 | エンジンブーストの有効時間 +30% | |
3 | ![]() | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% |
![]() | 対空砲改良1 | 優先対空セクターの準備時間 -20% | |
![]() | 射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | |
![]() | 魚雷発射管改良1 | 魚雷発射管の旋回速度 +20% 魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40% 艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5% | |
![]() | 発煙装置改良1 | スモークの展張時間 +20% | |
4 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% |
![]() | 推力改良1 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | |
![]() | 操舵装置改良1 | 転舵所要時間 -20% | |
![]() | 爆雷改良1 | 爆雷数 +2 | |
5 | ![]() | 魚雷発見システム | 魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上 |
![]() | 隠蔽システム改良1 | 発見距離 -10% 空母中隊の発見距離 -10% 自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5% | |
![]() | 操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -40% 操舵装置修理時間 -80% | |
![]() | 艦艇消耗品改良1 | 艦艇の消耗品の動作時間 +10% |
・消耗品
ゲーム内説明
日本は第二次ロンドン海軍軍縮条約への署名を拒否することで、艦艇トン数の制限を回避しました。その結果、大型の駆逐艦について、「特型」の兵装を維持しつつ、安定性と航続力を重視した新たな基準が策定されました。1937年に起工された陽炎は、第二次世界大戦で活躍し、ソロモン諸島東部とサンタクルーズ諸島の付近で戦闘に加わり、ガダルカナル島の戦いとルンガ沖夜戦に参加しました。
解説
(2016年12月01日 日本駆逐艦サブブランチ追加に伴う艦艇刷新)
Tier8日本駆逐艦。
Tier9時代に比べると、比較対象がBensonになったこともあって相対的に強化されたと言える。
- 抗堪性
後期船体で15,100と少々心もとない数値である。この数値は巡洋艦の斉射をまともに喰らえば1,2撃で沈みかねない。特にレーダー持ちの米軽巡ツリーや強力SAPのイタリア巡洋艦ツリー、また特殊APのイギリス軽巡ツリーに目をつけられるととんでもないことになる。少しでも生き残るために艦長スキル「抗堪専門家」は取得推奨。慣れてくれば15,100という数値でも戦えなくはないが、中上級者でもない限り取るべきである。
- 主砲
前ティアの暁より少しだけ主砲レートが上がってリロードは7.1秒となっている。
HE弾の単発ダメージは2,150と高火力であり、火災発生率も9%と良好。DPSはCossackに次ぐ同格2位*2のため、瞬間火力はかなり良いと言っていい。しかし装填時間が7.1秒もあるためDPMは他の砲駆に突き放される形となっている。
射程はお世辞にも良いとは言えずTier帯最低クラスである一方で、弾道と最大散布界には優れているため偏差は取りやすく戦艦の上部構造を狙い撃ちが出来るほか駆逐艦相手も重い一撃を狙いやすい。しかし主砲旋回速度が26.1秒と、これまた最低クラスである。機動性や抗堪性も考慮すると、総じて駆逐艦同士の機動戦には向いていないが戦艦などのモク撃ちなどで有効打を出しやすい主砲と言える。
数的有利がある、最後の一削りなど、使いどころがないわけではないが、基本的には撃たずに隠蔽状態を保っていたほうが相手にとってプレッシャーとなるだろう。
天敵とも言える同格米駆Bensonは概ね8km以上の砲戦ではその弾道特性から殆ど命中が望めないのに対し、陽炎はその距離でも弾道が真っ直ぐなためかなり命中が期待できる。また後方4門というのも強みであるので、状況次第ではBenson相手に砲戦で勝ち得る。使いどころが難しいのは確かだが、主砲はただの飾りではないので有利な状況ではドンドン撃って欲しい。
- 魚雷
基本は後期型魚雷一択。ただしリロードが112秒と他国のTier10艦艇並みに伸びてしまう。煙幕との択一だが消耗品「魚雷装填ブースター」を装備でき、使用すると8秒でリロードできる。
後期魚雷は射程、威力、雷速、被発見距離いずれも優秀な魚雷である。射程ギリギリから撃ち続けるなどをしなければ当てることには困らないはずである。
ただし、3×3斉射出来た暁および吹雪に比べて、4×2斉射と、門数も斉射数も減少。門数は1つ減っただけなのだが、斉射数が2/3になったのは辛く、ばらまける範囲は有意に低下し、柔軟な発射もできない。感覚に慣れるまでは、高い隠蔽性能を生かして一歩踏み込んで発射してみるのもいいだろう。
また後期魚雷はアップグレード「魚雷発射管改良1」と艦長スキル「高速魚雷」を取得することで73.9ノットと素のF3魚雷に迫る雷速を発揮することもできる。旧艦長スキルの「雷速向上」と違いデメリットもないので検討の余地は十分にあるだろう。
- 爆雷
投射数は8と据え置きだが、投下パターンが後方⇒右舷⇒左舷⇒後方を2セット繰り返す形に変更になった。
恐るべきことにマッチ帯全ての水上航行状態の潜水艦に隠蔽で打ち勝てるが、隠蔽差はかなりシビアである。
後述の通り速力が最低クラスであり、逆に潜望鏡深度に入った潜水艦に隠蔽を割られては目も当てられない。
相手に対して優位性を保った状態でないと、対潜のために前に出るのはお勧めしない。
- 対空
弱い。
陽炎型より127mm連装砲が平射専用のC型になった?ことで、前級にあった長距離対空が削除されてしまった。
そのため対空火力は25mm機銃の短距離のみ、秒間ダメージは98で吹雪の6割以下の能力しかなく、戦闘機を撃墜するのも手こずる。
対空火力が無いに等しい艦(神風、東雲、夕立、朝潮など)よりはマシだが、魚雷装填ブースター選択時は煙幕を持てないので隠れることができない。味方艦の防空が可能な範囲を把握し、操艦によって敵艦上機の照準をずらすことに努めよう。セクター強化で即時ダメージを与えることも忘れないこと。
- 機動性
遅い。35ktしか出ない。格下にさえ抜かれる速度である。とはいえ、各地を転々とするのに必要な速度はあるといえよう。転舵半径や時間は悪くないので、魚雷はよほど体勢が悪くない限り避けられる。
なお本Tier以降後述する隠蔽性の良さから、艦長スキル「素早く静かに」と相性が良い。
- 隠蔽性
陽炎最大の特長であり、マッチング帯最高クラスの隠蔽を持っている。UGとスキル、そして迷彩を使用することで5.37kmまで縮めることが可能。これは前級の暁より1.0kmも低下している。島風系統の日本駆逐艦ツリーを進めるにあたって、本艦以降は隠蔽特化にすることが推奨というより必須である。艦長のスキルポイントが10ポイントに満たない艦長諸兄はまず艦長の育成に尽力しよう。
ただし、Lightningと夕雲は5.52、島風は5.59、固有アプグレ付きGearingは5.61まで縮めることができるので安心はできない。なお、プレ艦まで含めるなら晴風、朝潮、AL雪風は同じ5.37、Tier10潜水艦U-4501は5.40、Jagerは5.42、Cossackは5.48と、艦艇刷新時に比べ隠蔽の優位性は絶対でないことを覚えておこう。
駆逐艦の発見距離(一覧表)はこちら。
- 消耗品
発煙装置との択一で魚雷装填ブースターを積む事ができる。
Ver0.6.8より陽炎の魚雷装填ブースターは使用時の魚雷リロードが8秒と大幅に短縮された*3。白露のリロード時間より3秒遅いが、それでも擬似的に16射線の魚雷を放てるという特色を手に入れた。
発煙装置(煙幕)とのトレードオフなのは相変わらずだが、Tier8のマッチング帯になるとレーダー艦が当然のように現れるため煙幕に頼り切っているとうっかり沈められる危険がある。陽炎は艦自体の隠蔽性能が非常に高く、慎重に行動すれば煙幕に頼らずとも前線での生存もそれほど難しくはないため、危機管理や状況判断に自信のある人は魚雷装填ブースターを試してみてもいいだろう。空襲には要注意。
なお装填ブースターを使うとしても無理に16本分を全部まとめて放出する必要はない。一度に発射することによる密度は非常に心強いが、実際のところ警戒態勢の敵へは本数をいくら増やしてもあまり効果は変わらない事が多い。確実な命中を狙える時以外は一基ずつ大切に発射し、好機にはリロードの残り時間に関わらずブースターを切っていくという方が使い勝手は良い。
- 総評
主砲は正直に言ってしまうと弱い。日駆の定めだと割り切ろう。ただし飾りではない。単発火力はそこそこ強力なので、数的優勢時など有利な状況ではガンガン撃っていこう。
一方、隠蔽・魚雷はマッチング帯でも強力なものを持っている。ひたすらに隠れ続け、ここぞというときに魚雷を流し、敵艦艇を沈めるプレイが合っている。
ただ、魚雷を垂れ流すプレイは推奨されない。というのも、魚雷は撃てばいることがばれるからだ。ある意味忍耐が要求される船とも言える。敵を見続け、時に姿を晒してヘイトを集めるなど、地味な役に徹することで味方を勝利へ導こう。
当艦最大の武器は「隠蔽」であることを忘れないように。それを最大限に利用すれば、当艦より隠蔽の悪い艦にとっては悪夢以外他になく、十分勝利に貢献できる艦となろう。
バージョン0.5.14以前(Tier9時)の解説はこちら
Tier9日本駆逐艦。
- 主砲
Fubukiのものと装填時間は同じだが、B型砲塔(最終砲)と比較すると旋回速度ではかなり劣っており、両用砲としての運用もできなくなってしまっている。本艦は隠蔽がTier帯で最も優れており、弾道も素直なため隠蔽射撃の適性が高い。魚雷を命中させた後に火災を狙いダメージソースとして有効活用しよう。
- 魚雷
初期の魚雷は吹雪から同じでありながら、吹雪より1門少なく、それでいて装填速度は吹雪より遅い。アップグレード「魚雷発射管改良3」をつける事で装填速度の遅さを補うことが出来る。
魚雷を開発すると20kmの長距離魚雷を使えるようになるが、雷速・発見距離があまりよろしくないので「雷速向上」スキルを取る手もある。
ver0.5.5で蔵王のType F3魚雷が追加された。しかしながら射程8kmのため目標まで距離をかなり詰める必要があり、レーダーの影響も相まって活躍のハードルは高い。F3魚雷を使いたい者は艦長スキル「隠蔽専門家」取得と隠蔽アップグレードが必須だろう。
消耗品で次発装填装置を搭載可能。装填時間を1分以上短縮できるが、煙幕との交換なのでプレイヤースキルが重要になる。
- 機動性
吹雪と同程度。高Tier駆逐艦としては劣速。
- 隠蔽
吹雪より素の隠蔽性能が高い上に隠蔽システム改良のアップグレードが使用可能なので、マッチング対象の中では頭一つ抜けている。
継戦能力こそ多少高くなったものの、駆逐艦同士の砲撃戦でもない限り常に一撃で撃沈される危険があるため、敵に肉薄するより、比較的遠距離からの雷撃がメインになるだろう。
陽炎の戦い方が分からない方へ
苦行と言われている陽炎を少しでも楽しんでもらいたいのでここに記す。
陽炎は他国の同格駆逐艦に比べて砲力が非常に低い。しかし、マッチング帯最高の隠蔽を持っている。故に独特の戦い方を覚える必要がある。それは敵DDを一方的にスポットし、味方にkillを取ってもらうというスタイルである。
肝は如何に見つからないようにするか、そして如何に相手を見続けるか。
要するに、如何に被ダメを抑えつつ相手をスポットするかという一点に集約される。勘違いされがちだが、永遠に見続けろということは誰も要求しない。できるだけ長くスポットすることが重要である。
同格のベンソン、そして格上のフレッチャーに対して0.4の隠蔽優位がある。たった0.4しかないが、されど0.4なのである。
制圧戦を前提として話を進めるが、capの際、頭を敵スポーン側へ向けてcapをしてる人は多いのではないだろうか。
陽炎で頭を敵スポーン側へ向けてcapするのは自殺行為である。サークルに入ったのち、すぐに艦尾を敵側へ向けよう。しばらく待って敵が突っ込んでこないようなら、バックで敵スポーン側へ少しずつ移動していこう。停止しているフレッチャーやベンソンが見えたら直ぐに停止。相手が突っ込んで来るようであれば逃げ、逃げるようであればそのままバックしてできるだけ長くスポットするようにしよう。煙幕を張るようであれば魚雷を流してやればよい。
当たり前のことだが、船は後進よりも前進するほうが速く移動できる。ベンソンやフレッチャーが突っ込んできたとき、船体が逃げる方向に向いているか、逆方向に向いているかで一方的にスポット出来る距離は大きく変わる。
一方的なスポットが続けば敵DDは煙幕を切ってくるだろう。そこに魚雷を流してやる、ということをひたすらに繰り返すだけでも戦績は変わってくるだろう。
以上のプレイが要求されるため、サークルに余裕がないエリアはcapしてはならない。また、巡洋艦や砲駆逐がついてきていないようなら無理はしないようにしなければならない。
また、島の多いエリアをcapするのも以上の性質的に向かない。開けたエリアをcapするのが得意であることを覚えておこう。島の多いエリアをcapするとどうしても遭遇戦になる可能性が高まる。2kmほどの距離なら魚雷でkillも狙えるが、4km以上だと魚雷はほぼ当たらない。砲戦となるので結果不利を被るのである。
繰り返す。この船で重要なことは以下の三つである。
1.見つからない
2.見続ける
3.無理はしない
そのプレイングができるようになれば、少なくともアメリカ駆逐に好きなようにされることは減るはずである。
またレーダー持ちの船には当然気をつけねばならない。特にレーダー持ちの艦艇と分艦隊を組んでいるDDがいた場合は警戒を大にし、決して無理はしてはならない。以下がレーダー持ちの艦艇である。
Tier7巡洋艦:Atlanta、Indianapolis、Belfast
Tier8駆逐艦:Hsienyang、Orkan、Split
Tier8巡洋艦:Cleveland、Baltimore、Wichita、AL Montpelier、Congress、Edinburgh、Belfast '43、Tiger '59、Chapayev、Tallin、Ochakov、I. Allende
Tier8戦艦:Constellation、Borodino
Tier9駆逐艦:Chung Mu、Black、L. Katsonis
Tier9巡艦:Seattle、Buffalo、Alaska、Tulsa、Neptune、Riga、DM Donskoi、Kronshtadt、Santander
Tier9戦艦:Missouri
Tier10駆逐艦:Yueyang、Småland、Ragnar、Gdańsk
Tier10巡洋艦:Worcester、Des Moines、Salem、Puerto Rico、Minotaur、Plymouth、Petropavlovsk、A Nevsky、Moskva、Stalingrad、San Martin、Brisbane
Tier10戦艦:Rhode Island
ただ、夕雲と島風は本当にどうしようもないので、同じエリアをcapしないことをひたすらに祈ろう。特に島風相手は速度で完敗を喫しているために0.2kmの隠蔽優位など無いに等しい。
陽炎の真の敵はどちらかというと陽炎と夕雲、そして島風である。
慣れてくるとあえて砲撃をし、敵駆逐の砲撃を促し、発見するといったことをしてもいいだろう。砲撃は死ぬ気で回避するべし。
陽炎砲駆教に入信しませんか
陽炎での戦い方に迷っているそこのあなた、陽炎砲駆教を共に信仰しませんか?TRBで火力増強はしたいが回避手段を捨てるのは怖い、煙幕はほしいが火力が出せない。このようなお悩みをお抱えの方にこそ、陽炎砲駆教は存在するのです。
入信されるには、二つ条件があります。まず、マッチングする駆逐艦の隠蔽距離をすべて覚えましょう。加えて、どのような特徴があるのかも把握しましょう。私たちはこれから敵駆逐艦の相手を主にしていくことになります。敵を知るのは当然のことといえます。
次に、マッチング帯のレーダー艦と、そのレーダー時間と距離を大まかに覚えましょう。レーダー艦は上のたたまれた解説にすべて記してあります。陽炎砲駆教を信仰する以上、砲弾を躱しながらレーダーもいなす必要があります。
上の二つを無事にクリアされたあなた、ようこそ陽炎砲駆教へ。陽炎砲駆教とは、魚雷の装填中、暇すぎるのでついでに敵駆逐艦の相手をしようという考えの中で生まれた信仰です。陽炎の主砲はDPMが低いので巡洋艦、戦艦の相手をするのは困難ですが、駆逐艦にはそのDPSと隠蔽性能で十分に相手ができます。また、陽炎が砲戦を仕掛けてきたという、相手の虚を突く大きな効果もあります。前置きはこれくらいにして、どのような戦い方をするかを述べていきましょう。ただし、執筆者は開祖でもなければ教祖でもないただの一信者なのであしからず。
まずは、UGとスキルの話から始めましょう。UG3,4は砲旋回と推力にしましょう。全力転舵に砲が追いつかないと話になりません。スキルは、敵弾接近、砲旋回、最後の抵抗、抗堪、隠蔽、無線を例として挙げておきましょう。砲旋回、最後の抵抗、抗堪隠蔽は言わずもがな、無線は接敵のタイミングを管理したり不意打ちを防ぐのに有効です。敵弾接近は趣味ですが、対駆逐をしているときに敵大型艦からの砲撃がわかるのは重要です。また、幻惑があるとさらに良いでしょう。
では戦い方です。無線を有効に使いたいのでキャプエリア付近で砲戦を展開しましょう。エリア付近では、敵の位置がつかみやすいので距離を管理しやすいです。接敵時ですが、大事なことが5つあります。
1.必ず横向きまたは少しお尻を向けた状態で被発見される
2.敵が視界を切ると同時に被発見が切れるようにする
3.敵の本隊とは距離をとっておく
4.初撃を必ず当てる
5.敵駆逐2隻以上とは交戦しない
1は引き撃ちに移行するために必要な動きです。これは必ず守りましょう。ヘッドオンなど決してしてはいけません。2は煙幕の温存と無駄な体力を払わないためです。敵が見えなくなると同時にこちらも隠蔽には入れれば、モク撃ちされることも、それによって煙幕を使う必要もなくなります。3は大ダメージをもらわないためです。砲戦をする場合、体力は最重要なリソースなので使う場所を絞ることが重要です。射線が通っていても距離が離れていれば砲戦中引き撃ちなら回避ができるので距離をとりましょう。4はDPMの低さを少しでも補うためです。陽炎はマッチング帯最良隠蔽なので多くの場合、先手を取ることができます。初撃は必中させましょう。5は例え陽炎2隻だとしてもDPMに倍以上の差が出るためです。敬虔なの信徒ならば不利と悟った時点で逃げましょう。
引き撃ちの状況をもう少し詳しく説明していきます。砲撃するときは望遠鏡をのぞきますが、それ以外の時は回避に専念しましょう。DPMの差を押し付けられると負けてしまうので、砲撃→回避→砲撃を繰り返します。煙幕、島を利用して撃たれてない時間を作ることも重要です。その間は回避がなくなるので無駄な体力を使わなくて済みます。引き撃ち中の回避方法としては、常に最大船速ではなく後進や1/4速、停止なども使いましょう。敵に対してまっすぐ逃げるのではなく30度ほど傾けて逃げ、敵が打つ瞬間に減速転舵をすると効率的に回避できます。幻惑を取得している場合、煙幕で隠れる、加速して撃ち合う、展開中の煙幕に隠れる、加速して撃ち合う、展開した煙幕を盾に、敵が出てきたところで砲戦、などすると30秒から45秒間幻惑を発動させ続けることができるので被弾を減らすことができます。
長くなりましたが、これが陽炎砲駆教の戦い方です。陽炎砲駆教信者が相手をしていい駆逐艦はコサック以外の同格以下と夕雲、島風、欧駆、米駆、パン亜駆です。これら以外はDPMが違うので相手にはできません。また、最大限注意を払う対象として、ライトニング、朝潮、雪風、晴風がいます。特に朝潮と陽炎型は同じ戦い方が予想されるので気を付けなければなりません。とにかく引き撃ちと、不利になったら煙幕で消えるようにしましょう。ここまで読んだならお気づきかもしれませんが、そうです、朝潮でも同じ戦い方ができます。私は朝潮砲駆教です。
史実
ロンドン海軍軍縮会議*4から脱退した後、条約の縛りを受ける事無く設計・建造された艦隊型駆逐艦。
先に建造された朝潮型駆逐艦の発展系として船体の延長・兵装配置の最適化・機関部の強化・船体強度と軽量化を考慮した設計など海軍の様々な要求が盛り込まれ大量に(計19隻)建造された。
ただ、艦隊決戦に特化しすぎた設計は結果として太平洋戦争での主要な戦闘で必要となった対空・対潜能力に欠けており、兵装搭載に余裕がない船体から改装するのも難しい艦になってしまった。
開戦後は新鋭駆逐艦として前線に投入され続けた。防御能力の問題もあいまって被害が多く、終戦まで生き残ったのは雪風1隻であった。
終戦後に雪風は戦時賠償艦として中華民国に引き渡され、名を丹陽(タンヤン)と改め中華民国海軍旗艦として1970年まで運用、翌年の1971年に解体された。
同型艦には、前述の大戦を生き残った「雪風」、武勲艦「磯風」、駆逐艦島風の機関のテストベッドとして高温高圧缶を搭載した「天津風」などが居る。
・陽炎(かげろう/かげろふ)
1939年11月6日、舞鶴海軍工廠で竣工。南雲機動部隊の護衛として真珠湾攻撃、ラバウル攻略作戦、セイロン島機動作戦、第二次ソロモン海戦、ヘンダーソン基地艦砲射撃、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦、ルンガ沖夜戦などに参加。1943年5月8日、輸送作戦中ソロモン諸島クラ湾にて機雷に触雷し損傷、航行不能となったところをアメリカ軍機の攻撃を受け戦没。
・不知火(しらぬい/しらぬひ)
1939年12月20日、浦賀船渠で竣工。開戦後は南雲機動部隊直衛に従事し、真珠湾攻撃、ラバウル攻略、セイロン島機動作戦などに参加。1944年10月27日、レイテ沖海戦で損傷した軽巡鬼怒の救助に向かい、米空母艦載機の攻撃によりフィリピン諸島シブヤン海にて戦没。
・黒潮(くろしお/くろしほ)
1940年1月27日、藤永田船渠で竣工。南方作戦、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦、ルンガ沖夜戦などに参加。1943年5月8日、陽炎・親潮と共にコロンバンガラ島沖にて触雷して戦没。
・親潮(おやしお/おやしほ)
1940年8月20日、舞鶴海軍工廠で竣工。南方作戦、第三次ソロモン海戦、ルンガ沖夜戦などに参加。1943年5月8日、陽炎・黒潮と共に輸送任務中ソロモン諸島方面で触雷損傷したのち、アメリカ軍機の攻撃により戦没。
・早潮(はやしお/はやしほ)
1940年8月31日、浦賀船渠で竣工。南方作戦、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦などに参加。1942年11月24日、ラエ増援作戦に従事中、米陸軍機の攻撃を受けニューギニア島東方沖にて戦没。
・夏潮(なつしお/なつしほ)
1940年8月31日、藤永田造船所で竣工。ダバオ攻略作戦などに参加。1942年2月6日、米潜水艦の雷撃で損傷。同月9日、黒潮による曳航中に浸水が拡大して沈没。
・初風(はつかぜ)
1940年2月15日、神戸川崎造船所で竣工。南方作戦、スラバヤ沖海戦、南太平洋海戦などに参加。1943年11月1日、ブーゲンビル島沖海戦で重巡洋艦妙高と衝突損傷、翌2日、戦線を離脱し退避中に米水上部隊の攻撃を受け戦没。
・雪風(ゆきかぜ)
1940年1月20日、佐世保海軍工廠で竣工。太平洋戦争中の主要海戦に参加(南方作戦、スラバヤ沖海戦、ミッドウェー海戦《輸送船団護衛》、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦、ケ号作戦、ビスマルク海海戦、コロンバンガラ島沖海戦、マリアナ沖海戦《補給部隊護衛》、レイテ沖海戦、坊ノ岬沖海戦等)。唯一、ほぼ無傷で終戦まで生き残った。終戦後は復員輸送に従事していたが1947年7月6日、賠償艦として中華民国海軍へ引き渡され丹陽(DD-12)となった。中華民国海軍の艦隊旗艦を務め、実戦にも参加した。1966年、台風による損傷及び老朽化により解体された。
・天津風(あまつかぜ)
1940年10月26日、舞鶴海軍工廠で竣工。南方作戦、スラバヤ沖海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦などに参加。1944年1月16日、輸送作戦に従事中、米潜水艦の雷撃で艦首が切断、航行不能となり漂流、その後サイゴンへ曳航、仮艦首を装着し、1945年3月に戦線復帰する。日本本土へ帰投中の4月6日、米陸軍機の攻撃を受け厦門湾にて擱座、自沈。この艦のみ、島風の機関のテストベッドとして高温、高圧缶を採用した。
・時津風(ときつかぜ)
1940年10月26日、浦賀船渠で竣工。南方作戦、スラバヤ沖海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、ケ号作戦などに参加。1943年3月3日、輸送船団護衛中に米陸軍機およびオーストラリア軍機の攻撃を受けビスマルク海にて大破、放棄されて漂流したのち3月4日に沈没した(ビスマルク海海戦)。
・浦風(うらかぜ)
1940年12月15日、藤永田造船所で竣工。太平洋戦争中の主要作戦に参加。レイテ沖海戦後、日本本土へ帰投中の1944年11月21日に米潜水艦の雷撃で戦艦金剛と共に台湾海峡にて戦没。
・磯風(いそかぜ)
1940年11月30日、佐世保海軍工廠で竣工。真珠湾攻撃以降、太平洋戦争中の主要作戦に参加(真珠湾攻撃、セイロン沖海戦、ミッドウェー海戦、第二次ソロモン海戦、ラビの戦い、南太平洋海戦、ケ号作戦、第一次ベララベラ海戦、第二次ベララベラ海戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦等)。1945年4月7日、沖縄水上特攻作戦で戦艦大和以下第二水雷戦隊各艦とともに出撃するが、被弾した軽巡矢矧の救援中に至近弾を受け航行不能となり、乗員移送後に雪風の砲撃により海没処分された。
・浜風(はまかぜ)
1941年6月30日、浦賀船渠で竣工。真珠湾攻撃以降、太平洋戦争中の主要作戦に参加(真珠湾攻撃、セイロン沖海戦、ミッドウェー海戦、ラビの戦い、南太平洋海戦、ケ号作戦、クラ湾夜戦、コロンバンガラ島沖海戦、第一次ベララベラ海戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦等)。物資輸送、護衛任務、人員救助に於いても活躍した。1945年4月7日、沖縄水上特攻作戦で大和以下第二水雷戦隊各艦と出撃、米空母艦載機の攻撃を受け被弾し航行不能になったところを雷撃され、艦体が2つに折れて轟沈した。
・谷風(たにかぜ)
1941年4月25日、藤永田造船所で竣工。真珠湾攻撃以降、太平洋戦争中の主要作戦に参加。1944年6月9日、米潜水艦の雷撃でタウイタウイ島にて戦没。
・野分(のわき)
1941年4月28日、舞鶴海軍工廠で竣工。南方作戦、ミッドウェー海戦、南太平洋海戦、マリアナ沖海戦などに参加。1944年10月25日、レイテ沖海戦で米水上部隊の攻撃によりフィリピン南部のサンベルナルジノ海峡にて戦没。
・嵐(あらし)
1941年1月27日、舞鶴海軍工廠で竣工。南方作戦、ミッドウェー海戦、南太平洋海戦などに参加。1943年8月6日、ベラ湾夜戦で米水上部隊と交戦しソロモン諸島コロンバンガラ島沖にて戦没。
・萩風(はぎかぜ)
1941年3月31日、浦賀船渠で竣工。南方作戦、セイロン島沖海戦、ミッドウェー海戦などに参加。1943年8月6日、ベラ湾夜戦で米水上部隊と交戦しコロンバンガラ島沖にて戦没。
・舞風(まいかぜ/まひかぜ)
1941年7月15日、藤永田造船所で竣工。南方作戦、セイロン沖海戦、ミッドウェー海戦、南太平洋海戦などに参加。1944年2月17日、米空母艦載機の攻撃を受けたのちに米水上部隊と交戦し、カロリン諸島トラック島沖にて戦没(トラック島空襲)。
・秋雲(あきぐも)
戦後長らく夕雲型駆逐艦と思われていた艦。1941年9月27日、浦賀船渠で竣工。1944年4月11日、米潜水艦の雷撃でインドネシアザンボアンガ近海にて戦没。
小ネタ
Ver0.8.0のモデリング変更
艦橋や一部のブラッシュアップではなく雪風用に作られた新モデル。晴風の流用ではない。細部まで史実的に再現されている。というか初期モデルが酷すぎた。
船体は竣工時から大戦中期頃にかけての陽炎型。艦橋は戦後*5の雪風と完全に一致している。誤魔化されることが多いWoWsでは珍しく羅針艦橋は内部まで史実再現されているので必見。
主砲は夕雲・島風と共用になったが、このたびテクスチャを改めた。底部全周に角度を示す目盛りがペイントされている。
他、魚雷発射管も新しくなった。架台が歯車状になっていて正面から覗けば左舷側に旋回用のギアボックスが見える。
ちなみに史実の陽炎・夕雲型が搭載していた魚雷発射管は360度の旋回できた。ゲーム内では新モデルになった今でも誤差があるのか構造物と接触してしまい一回転できない。
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