*島風型駆逐艦 1番艦 島風[#Title]
#attachref(./Shimakaze_20190930_001.jpg,60%)
#fold(他画像){{
&attachref("./Shimakaze 2.jpg",nolink,35%);
・テスト時代
&attachref(./Shimakaze panorama.JPG,nolink);
WoWsファンキット内のスクリーンショットより
}}
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.6.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|10|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[駆逐艦]]|~派生元|''[[Yugumo]]''|
|~国家|[[日本]]|~派生先|''[[Yamagiri]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(-) 17,900|
|~|装甲|艦首艦尾|19mm|
|~|~|中央甲板|19mm|
|~|~|中央側面|19mm|
|~|~|上部構造物|13-20mm|
|~|~|砲塔|20mm|
|~|~|防郭|--|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|(-) 0%|
|~機動性|>|機関出力|75,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|39.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|690m|
|~|>|転舵所要時間|(-) 3.0秒|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~火災|~煙幕|~最良|
|~|海面発見距離|6.90km|8.90km|2.65km|5.59km|
|~|航空発見距離|3.38km|6.38km|-|2.74km|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|Type10 mod.1|11.37km|100m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|-|127mm/50|3基×2門|HE弾 2,150(9%)&br;AP弾 2,200|5.7秒|22.8秒|HE Type1&br;AP Type0|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|-|610mm Type93|3基×5門(15門)|20,967|150秒|20.0km|62kt|2.5km|
|~|~|610mm Type93 mod.3|3基×5門(15門)|23,767|153秒|12.0km|67kt|1.7km|
|~|~|610mm Type F3|3基×5門(15門)|21,367|131秒|8.0km|76kt|1.8km|
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~爆雷|~船体|~最大ダメージ|~グループ数|~投下数|~装填時間|
|~|-|4,600|2|16|40秒|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~継続的秒間ダメージ&br;(爆発ダメージ((斉射1回あたりの爆発数×砲弾1発の爆発半径内秒間ダメージ)))|~命中精度|~有効ゾーン&br;0.1km - |
|~|-|短|25mm/60 Type96 単装|14基×1門| 98|95.0%|2.5km|
|~|~|~|25mm/60 Type96 連装|1基×2門|~|~|~|
|~|~|~|25mm/60 Type96 3連装|2基×3門|~|~|~|
|~|~|長|127mm/50 3rd Year Type|3基×2門| 49&br;(2×1,610)|100.0%|5.8km|
&br;
・アップグレード
|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|CENTER:70|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|○|
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM037_SmokeGenerator_Mod_I.png,nolink,70%);|発煙装置改良1|スモークの展張時間 +20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/爆雷改良1.png,nolink,70%);|爆雷改良1|爆雷数 +2|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;空母中隊の発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良2|魚雷発射管装填時間 -15%&br;魚雷発射管の機能停止発生率 &color(red){+50%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲装填時間 -20%&br;対空継続ダメージ +15%&br;対空砲弾の爆発によるダメージ +15%&br;消耗品「対空防御放火」を発動中に対空兵装の斉射によって生成される爆発数 +2|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM057_Special_Mod_I_Shimakaze.png,nolink,70%);|魚雷高速装填システム(固有)|魚雷発射管の装填時間 -25%&br;&color(Red){魚雷発射管の旋回速度 -70%};&br;&color(Red){魚雷発射管の機能停止の発生率 +50%};&br;|
}}
・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#b9a2217d]]|∞|40|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/SmokeGenerator2.png,nolink,70%);|[[発煙装置>消耗品#he28a71e]]|3|160|20|自艦を中心に半径 0.45 [km]の視界を遮る煙幕を展開する&br;煙幕持続時間:97 [秒]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png,nolink,70%);|[[エンジン&br;ブースト>消耗品#ia76b51d]]|3|120|120|艦艇の最大速度を一時的に向上させる&br;最大速度の上昇率:8 [%]|
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
大型かつ高速の試作駆逐艦であり、極めて強力な推進機関を備え、対空兵装が強化され、強力な雷装を誇っていました。この高い性能は、新型のボイラーの採用により実現されていました。島風は1941年8月に起工され、1943年5月に就役しました。本級は当初は全16隻の建造が予定されていましたが、竣工に至った姉妹艦は1隻もありませんでした。本艦はアリューシャン列島からの撤退作戦に参加し、1943年から1944年にかけて船団護衛に従事し、レイテ沖海戦と多号作戦(オルモック輸送作戦)に参加しました。
**解説 [#Manual]
日本駆逐艦(雷駆)ツリーの最終地点。
駆逐艦における艦隊決戦思想の結実とも言うべき艦であり、個艦戦闘能力では議論の余地なく帝国海軍水雷戦隊の最高峰である。
Tier10艦艇だが、エリート艦にするにはさらに魚雷の開発に約6万経験値が必要となる。3種類の魚雷を選択できるため、プレイヤーごとに多様な戦法やビルドが存在する。これといった決定的な最終選択がないため、コメントを読む際には好みの違いに注意したい。
-''抗堪性''
低い。
HP 17,900は同格の駆逐艦の中でも低く、一部の格下艦艇にも劣るほど打たれ弱い。本艦まで開発した艦長には釈迦に説法だが、生存性の観点から、HPが上昇する艦長スキル「[[抗堪専門家>駆逐艦#SurvivabilityExpert]]」と「[[Charlie Kilo信号旗>信号旗#uf41e837]]」を使用して抗堪性を補強しておきたい。先の信号旗と抗堪専門家の強化スキルを持つ艦長の場合、HPが23,000まで上昇する。HPが低い本艦にとって、この恩恵は非常に大きい。
なお、艦長スキル「抗堪専門家」の採用の有無については[[小ネタ>#Digression]]を参照のこと。
-''主砲''
--''主砲配置''
127mm連装砲を艦首側に1基、艦尾側に2基配置している。[[暁>Akatsuki]]から続く背負い式のままであり、引き撃ち戦法が得意な点は変わらない。砲塔旋回性能も前級の[[夕雲>Yugumo]]から変わっておらず、機動戦や引き撃ちの際に砲塔旋回が追いつかないという弱点もそのまま残っている。そのため、砲撃ビルドにする場合はアップグレードやスキルなどで改善する必要がある。
--''DPM''
装填時間は前級の[[夕雲>Yugumo]]と変わっておらず、同格の他の駆逐艦と比較するとDPMは低い。これまで開発してきた日本駆逐艦(雷駆)のセオリー通り、敵駆逐艦との正面切った砲戦は控え、一撃離脱を基本に、弱っている敵にトドメを刺すのがメインとなる。
-''魚雷''
本艦の主兵装。
5連装魚雷発射管を3基、計15門という重武装を誇る。加えて、3種類の魚雷を選択できる高い柔軟性も持つ。これにより、扱うプレイヤーによって戦法や戦術が大きく異なるため、これといった絶対的なビルドを定義するのが難しい。本項では各魚雷の長所と短所を解説するので、自分に見合った魚雷と戦い方を見つけてほしい([[小ネタ>#Digression]]を参照するのもオススメ)。
--''Type93 (初期魚雷)''
---''&color(blue){長所};''
射程が20kmと長いのが特徴。他の魚雷よりも遠距離から攻撃できるため、敵に接近するリスクを負わず、安全な位置や味方の対空援護の下から絶えず魚雷をばら撒くことができる。射程内であれば、戦艦や後衛の陣形を崩す(回避運動を強いる)、あるいは視界外の敵に対する置き魚雷として機能する。
---''&color(red){短所};''
最大の欠点は、発見距離が非常に長く雷速も遅いことである。
長射程の魚雷は確かに強力だが、20km先に到達するまでに約2分もかかるため、狙って当てるのは不可能に近い。また、前線にいる敵駆逐艦や敵潜水艦に早々に魚雷を発見されてしまい、下手をすると味方の進路を妨害するだけになりかねない点も挙げられる。
リアクションタイムが''&color(red){約15秒};''と恐ろしく悪い点も痛い。機動性の悪いTier10戦艦であっても、真横から流された魚雷なら転舵で容易に回避されてしまう可能性が高い。終盤の駆逐艦処理や確実なキル(破壊的一撃)を取るのが困難になり、味方への負担やプレッシャーになりやすい。
&br;
--''Type93 mod.3 (中期魚雷)''
---''&color(blue){長所};''
前級の[[夕雲>Yugumo]]と同性能の魚雷。
3種類の魚雷の中で威力と浸水発生率が最も高く、投下本数も多いため瞬間火力がずば抜けている。また、射程が12kmあるため、米英巡洋艦などの警戒レーダーの射程外から雷撃を行うことができる。
この魚雷が最も癖が少なく、扱いやすいとされている。
---''&color(red){短所};''
雷速は67ktと少し遅い。リアクションタイムは9.4秒と日本駆逐艦としては標準的だが、他国艦と比較するとやや悪い。アップグレードや艦長スキルなどで補強するのも一考。
装填時間が''&color(red){153秒};''と、本艦の3種類の魚雷の中で最も長い。魚雷が15門あるため分間投射量自体は良好だが、射撃チャンスの頻度を考えると装填時間短縮の検討が必要。
&br;
--''Type F3 (後期魚雷)''
---''&color(blue){長所};''
雷速が76ktと速く、リアクションタイムも約8.8秒と3種類の中で最も短い。さらに、雷速を最高84ktまで強化した場合は約8秒まで短縮される。
装填時間も131秒と他の選択肢より約15%程度短いため、発射管(魚雷の門数)の多さと相まって時間当たりの投射量はかなり多い。
---''&color(red){短所};''
最大の欠点は、射程が''&color(red){8km};''と非常に短い点である。射程の短さから大型艦を狙う場合は敵陣に深く踏み込む必要があるが、警戒レーダー持ちの艦艇や敵空母、潜水艦がいる戦場では、そうしたリスクの高い動きを簡単には許してもらえない。
この魚雷を使いこなすためには、敵駆逐艦を掃討できる戦術眼や、敵艦艇の消耗品(警戒レーダーや水中聴音)の使用状況を把握し、それらを掻い潜って魚雷を命中させる並外れたスキルが問われる''玄人向けの魚雷''と言える。ランク戦や闘争など、少数戦かつ接近戦が多いモードとの相性は良好である。
-''爆雷''
爆雷は高威力で投下数も多く優秀だが、そもそも索敵系の消耗品を持たないため、対潜能力はそこまで高くない。高隠蔽を活かして敵潜水艦を奇襲しに行くことも可能だが、隠蔽状態を維持して立ち回るのがメインの本艦にとってはリスクの高い行動である。基本的には対潜戦闘は味方潜水艦に任せ、本艦はサポートに徹したほうが無難だろう。
-''隠蔽性''
優秀。
雷撃がメインの本艦において&color(blue){''隠蔽の強化は必須''};であるため、最優先でビルドを組んでおこう。
~海面被発見距離は最大強化で&color(blue){5.6km};と同格駆逐艦の中でもトップクラスであり、索敵や位置取りで優位を取りやすい。ただし、格下の駆逐艦や一部の潜水艦は本艦より優れた隠蔽性を持つため油断はできない。固有アップグレードを搭載した[[Gearing]]にも隠蔽距離で並ばれるので注意が必要である。
~航空被発見距離も最大強化で2.7kmと短く、航空機には発見されにくい。ただし、潜望鏡深度の潜水艦には隠蔽性で劣るため、一方的に視認される可能性がある((潜望鏡深度の潜水艦の隠蔽は航空被発見距離と同じになる。低隠蔽の潜水艦でも航空被発見距離は2.6km程度であるため、基本的に駆逐艦が先に発見されてしまう。))。潜水艦を狩りに行く場面で、潜望鏡深度で逃げられた挙句に長時間一方的にスポットされ続ける事態には注意したい。
-''機動性''
最大速度39ktと快速であり、機動力で困ることは少ない。ただし、仏駆やソ連駆といった超高速艦には速力で劣るため注意が必要である。
最大強化すれば一時的に47ktを出すこともでき、特に艦長スキルの[[素早く静かに>艦長スキル/駆逐艦#Cautious]]は隠蔽行動の多い本艦と非常に相性が良い。
-''対空火力''
&color(Red){貧弱である。};
対空能力はないに等しい。試合開始時には必ず[[対空兵装の無効化>操作説明#vd778ef3]]の設定を確認しよう。敵航空機に見つかった場合でも、焦って対空兵装を有効化してはならない。本艦の貧弱な対空兵装では航空機を撃墜するのは難しく、むしろ航空被発見距離が対空射程の5.8kmまで拡大してしまうため、敵空母からの反復攻撃を容易にするだけになってしまう。空母マッチでは、味方の防空圏にいつでも避難できる位置取りを心がけよう。
-''総評''
高隠蔽と高威力魚雷を併せ持った雷撃特化の駆逐艦である。
魚雷の投射量は抜きん出ており、隠蔽性の高さを活かして、有効な対抗策を持たない敵艦にとっては突然現れる大きな脅威となる。
~一方で、主砲火力の低さや抗堪性の脆さから正面切っての削り合いは極めて苦手であり、隠蔽や雷撃を活かせない状況では何もできずに終わってしまうことも多い。また、艦載機やレーダーを搭載した艦艇、高隠蔽艦の増加など、隠蔽と雷撃だけで戦い抜くには厳しいゲーム環境でもある。
肝心の魚雷も、高威力と引き換えに劣悪なリアクションタイムや長い装填時間といった弱点を抱えており決して万能ではなく、確実に命中させるには高いプレイヤースキルが要求される。
~その艦艇としての人気の高さからTier10駆逐艦の戦闘数の2割程度を本艦が占めているが、同格と比較して平均ダメージや勝率が出にくく、扱いの難しさは各種統計データが物語っている。まずは駆逐艦の基本である偵察で味方を支援し、ここぞという要所で雷撃を叩き込んで戦局を優勢に導こう。
**史実 [#History]
島風型駆逐艦は、次世代艦隊型駆逐艦として建造された大日本帝国海軍の駆逐艦。高速、重雷装であり、艦隊戦では帝国海軍最強の能力を誇ったものの、機関が量産に向かないことや戦局の悪化、更には水雷戦の生起する確率の低さなどによって1番艦の島風以外は全てキャンセルされた。
因みに島風の機関は[[陽炎型>Kagero]]の天津風に搭載されてテストされていた。&br;
起工は1941年8月8日、舞鶴海軍工廠にて。開戦目前となった太平洋戦域の仮想敵であるアメリカが、従来の35ktから38kt前後への駆逐艦の速度向上を意図しているという情報と、ノースカロライナ級以降の高速戦艦群を速度面で凌駕する必要性により、設計段階から40kt級の速度を目指して建造が行われた。
竣工は1943年5月10日。その直前の4月7日に行われた過負荷全力公試にて40.90ktを記録。各国で公試の要件が異なるために一概には言えないが、公式記録が存在する艦艇では最速記録である。
もう一つの特徴である雷装については陽炎型に倍する5連装3基15射線を誇り、同時に一度の雷撃で15本を投射可能であるため次発装填装置は不要とされ搭載されていない。&br;
しかし島風の就役時すでに海戦は航空兵力が主体となっており、また太平洋戦域の一大転機となったミッドウェー海戦も日本軍の敗北で終了。戦局は徐々に悪化していた。&br;
初陣は1943年7月29日、北方アリューシャン諸島のキスカ島撤退作戦である。
霧中作戦が予定される中、最新鋭艦として就役していた島風に搭載されていた当時としては貴重な逆探を買われ、作戦司令である木村昌福少将に特に請われての参加であった。
作戦自体は濃霧の中での衝突事故などを起こしつつも様々な要素が噛み合った末にキスカ島将兵・海兵を含めた完全無血撤退という形で完遂され、のちに「奇跡の作戦」と称賛される。
この作戦中、島風はキスカ島周辺に存在した岩礁を敵艦と誤認。軽巡阿武隈とともに魚雷を投射し、全弾命中を確認している。
皮肉なことにこの魚雷発射が島風の長くない艦歴を通して唯一の重雷装の戦果である。&br;
その後の島風は主に南方にて輸送作戦に従事することになる。
同型艦がなく歩調を合わせづらい島風は駆逐隊に組み込むには難があり、低速の輸送船が速度基準となる護送を主任務とせざるをえなかったのである。&br;
太平洋最後の大規模海戦であるレイテ沖海戦においては、島風は二隻の[[大和型戦艦>Yamato]]および[[長門>Nagato]]を含む主力部隊の護衛として参加する。
しかし赤城以下南雲機動部隊をミッドウェーに失い、マリアナ沖で[[大鳳>Taiho]]・[[翔鶴>Shokaku]]が沈んでいた当時、日本軍に残されていたのは新米搭乗員と100機前後の航空機のみであり、すでに制空権はアメリカ軍のものであった。
計7波累計250機に及ぶ猛烈な航空攻撃により武蔵は撃沈。同時に重巡4隻を喪失し、島風はこれらの傷病者を乗せつつ撤退することになる。&br;
島風の艦歴の最期は南方フィリピン、レイテ島のオルモック湾である。
レイテで戦没した軽巡能代に代わって第二水雷戦隊旗艦となっていた島風はレイテ島への増援輸送である多号作戦に参加。
正午を予定していたレイテ到着直前にアメリカ軍艦載機約350機による襲撃を受け、湾内への突入を意図したものの果たせず、4隻の輸送艦と僚艦4隻を湾口にて喪失。オルモック湾内に取り残されることになる。
最期の対空戦闘に際し二水戦司令早川少将は誘爆を避けるため魚雷を投棄させている。
狭い湾内での戦闘でありながら島風はその速力と的確な操艦でもって雷爆撃のことごとくを回避。一発の直撃弾も受けることはなかったが至近弾と機銃掃射による損壊だけは免れず、徐々に浸水。機関部も損傷を負い航行不能となってしまう。
唯一無事であった僚艦の朝霜は救助を企図したものの接近が不可能なほどの反復攻撃と島風からの「帰れ」の打電で断念。唯一の生存艦となって帰還している。
単独で取り残された島風の沈没は1944年11月11日午後5時30分。
乗員退避後、船体後部の爆発により爆沈する。主機を空焚きしたなどの説もあるが、いずれにせよ退避後であることから意図的なものであったと思われる。&br;
1945年1月10日付で帝国海軍駆逐艦籍より抹消。&br;
2017年12月15日、ポール・アレン氏率いる調査チームがオルモック湾の海底に眠る島風を発見した。
**小ネタ [#Digression]
#fold(''「抗堪専門家」の採用の是非について''){{
艦艇のHPが増強される艦長スキル「[[抗堪専門家>艦長スキル/駆逐艦#SurvivabilityExpert]]」を島風で採用するかどうかは長年議論されてきた話題です。この項では島風における抗堪専門家の採用について、コメント欄を分析し、''スキルを取得した場合としない場合、それぞれの肯定的な意見と否定的な意見をまとめた''ものを掲載しています。
なお、スキルの取得はプレイヤーの自由な意思で行うものであり、スキルの有無で善悪を語るものではありません。解説内容や他プレイヤーの意見を参考に、自身のプレイスタイルに合わせて判断しましょう。
#br
-''抗堪専門家を採用する場合''
--''&color(blue){肯定的意見};''
主な理由として、生存力の向上と終盤への影響力が挙げられています。
---''増加したHP差で生き残る可能性''
「なんだかんだHP数百とか抗堪差分で生き残ったおかげで勝てた展開多い」と、わずかなHP差によって生存し勝利に繋がったケースが挙げられています。
また、HPが僅かに残ることで終盤のスポットや占領、魚雷による逆転の可能性を残せるという考えも見られます。
---''現在の航空機・爆撃環境ではHP増加が重要''
空母による爆撃で数発かすめただけでも優位が覆されやすい現環境では、「付けないとやってられん感ある」と必須級のスキルとして評価する声があります。
---''初心者~一般プレイヤー向けの安定スキル''
島風の基本ビルドとして「予防整備」「最後の抵抗」「抗堪専門家」「隠蔽処理専門家」などの基本スキルを組み合わせる構成が、最も安定して運用できるという意見があります。
---''HPが増えることで選択肢が増える''
ギリギリの撃ち合いだけでなく、HPに余裕があることでCAP争いや前線維持、偵察、撤退判断など、より積極的な選択肢を取りやすくなるという考えもあります。
&br;
--''&color(red){否定的意見};''
否定的な意見としては、恩恵を実感できる場面はそれほど多くなく、3スキルポイントを攻撃性能へ回した方が勝率向上に繋がるという考え方です。
---''抗堪が勝敗を左右する試合は少ないという見方''
「抗堪分のHPに余裕があることで取れる選択肢が増える状況は、実際の試合数に対して1%程度しかなかった」という体験談があります。
HPを残したまま戦闘を終える場合、抗堪専門家の恩恵を十分に活かせなかったと考え、保険的な要素に留まるのであれば他のスキルへ回した方が良いという意見があります。一方で、「HPを使い切らなかった=無駄」とは一概には言えず、HPに余裕があったからこそ積極的な判断が取れた可能性もあるという反論も見られます。
---''3スキルポイント分をARや魚雷装填に回した方が強い''
「抗堪専門家」の代わりに「魚雷装填手」や「アドレナリン・ラッシュ」を取得し、1試合あたりの魚雷期待値を増やした方が勝率は上がるという意見があります。
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-''抗堪専門家を採用しない場合''
--''&color(blue){肯定的意見};''
こちらは主に上級者向けビルドとして語られています。
---''実力者であれば十分実用的''
技量がユニカム以上であることを前提に、抗堪専門家を外して攻撃特化ビルドとすることで、高い攻撃性能を発揮できるという意見があります。
---''実際に抗堪なし島風も一定数存在''
アジアサーバーでは10~30%程度が抗堪未取得との報告もあります。また、「隠蔽・最後の抵抗・雷速向上(又はアドレナ)などがあれば十分戦える」として、様々なビルドを試した結果、抗堪なしでも十分実用的という意見も見られます。
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--''&color(red){否定的意見};''
こちらは一般プレイヤーにはあまり推奨できないという意見が目立ちます。
---''現環境ではかなり厳しい''
敵空母による攻撃で削られやすく、生存率が低下し、終盤で試合へ関与しづらくなるという意見があります。
---''HP管理の重要性を理解していないと思われやすい''
「17900HP島風を見ると抗堪未取得と判断されやすく、プレイヤーの技量を疑われることがある」という意見も見られます。
後年のコメントでも「無抗堪島風」が話題となることがあり、初心者向けビルドではないかという認識が見受けられます。
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-''最後のまとめ''
コメント欄全体を見る限り、総じて、議論の中心は「抗堪は弱いから不要」ではなく、「抗堪は有力な選択肢である一方、より攻撃性能を重視した方が結果を出せるプレイヤーも存在する」という点に集約されています。
一般的には抗堪専門家を採用する意見が多く、「まず抗堪を取る」という考え方が基本とされています。一方で、ユニカムと呼ばれるような高い技量を持つプレイヤーの中には、抗堪を切って攻撃性能へ振るビルドも十分成立すると考える人もいます。ただし、そのようなビルドはプレイヤー自身の技量が前提であるという意見がほとんどでした。
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#fold(''20km魚雷採用の是非''){{
''20km魚雷採用の是非''
島風の20km魚雷はその圧倒的な射程が大きな魅力である一方、艦自体の優れた隠蔽性を活かすには被発見距離が長すぎ、実質的な用途は牽制にとどまるのが実情です。単独での運用には極めて不向きであり、分隊を組んで高度な連携により敵を強制転舵させ、味方に処理してもらうプレイスタイルも、毎度実行するのは現実的にほぼ不可能といえます。また、ビルド面においても魚雷にそこまでリソースを割かなくてよくなる分、「砲戦ビルド」か「生存特化ビルド」の選択になりますが、砲戦ビルドは他に適した艦が存在し、特化しても他駆逐艦にようやく競り勝てる程度で非推奨です。生存特化ビルドも自身で戦果を上げにくく、味方への貢献度が低くなりがちです。
~一方で、昨今の戦場における航空母艦の存在を踏まえ、見直す声も挙がっています。空母の基本的な戦術として、戦闘序盤は対空兵装が無傷の艦が密集している関係で攻撃が通りづらく、対空性能が低い駆逐艦を真っ先に狙うのがセオリーとなっています。そのため、危険な前線に赴くと敵艦載機に執拗に狙われ、まともな動けない状況に陥りやすい傾向があります。こうなると、敵艦載機の視界共有による集中砲火を避けるために後退せざるを得なくなり、8kmや12km魚雷では射程が届かなくなるケースが生じます。その点、後方からでも魚雷を当てる可能性がある20km魚雷があえて採用されるケースもあります。
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