Tier7 イタリア 重戦車 / 略称:Carro P.88 / 日本語表記: カルロ・ダサルト・ペサンテオッタントット
↑P.88 prima variante + Cannone da 88/47
初期状態。P26/40などのイタリア低中Tier車輌に通ずる雰囲気がある。
↑P.88 seconda variante + Cannone da 90/62
最終状態。車体も主砲も細長い。
スペック(v1.11.1)
車体
耐久値 | 1,150⇒1,250 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 100/60/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35/12 |
重量(初期/最終)(t) | 45.7/45.2 |
実用出力重量比(hp/t) | 14.38 |
本体価格(Cr) | 1,480,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 突破型重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
Cannone da 88/47 | 7.32⇒8.33 | AP APCR HE | 164 198 44 | 240 240 320 | 1,756⇒2,000 | 0.43⇒0.4 | 2.6⇒2.2 | 774 1,056 774 | 40⇒45 | 305 3,600 220 | 1,350 | -8°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Cannone da 90/62 | 6.67 | AP APCR HE | 202 220 45 | 240 240 320 | 1,600 | 0.42 | 2.5 | 1,050 1,100 1,000 | 45 | 435 4,400 305 | 1,550 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
P.88 prima variante | 100/70/70 | 28 | 340 | 8,000 |
---|---|---|---|---|
P.88 seconda variante | 100/70/70 | 31 | 350 | 7,500 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
SPA 343/4 | 560 | 15 | 1,500 |
---|---|---|---|
Alfa RA1000 41 | 650 | 15 | 1,200 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
P.88 mod. 42 | 46.9 | 20 | 14,000 |
---|---|---|---|
P.88 mod. 43 | 47.9 | 25 | 14,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
R.F. 2 C.A. | 415 | 35 |
---|---|---|
R.F. 3 M. 2 | 525 | 136 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 8.49% | 1.91% |
移動時 | 4.28% | 0.96% |
派生車両
派生元 | P.43 bis(MT/57,750) |
---|---|
派生先 | Progetto CC55 mod. 54(HT/87,200) |
開発ツリー
Cannone da 88/47 (初期/85,000) | ||||||
P.88 prima variante (初期/17,500) | ━ | P.88 seconda variante (12,500/24,000) | ━ | Cannone da 90/62 (20,000/120,000) | ━ | Progetto CC55 mod. 54 (87,200/2,600,000) |
R.F. 2 C.A. (初期/8,200) | ━ | R.F. 3 M. 2 (4,080/23,400) | ||||
SPA 343/4 (初期/27,000) | ━ | Alfa RA1000 41 (12,000/38,000) | ||||
P.88 mod. 42 (初期/14,500) | ━ | P.88 mod. 43 (9,500/19,500) |
車両に関する変更履歴
v1.11.1 | 新規実装 |
解説(v1.11.1)
- 火力
仰俯角はどの組み合わせでも-8°/+20°と良好。- Cannone da 88/47
初期砲。初期状態でのスペックはかなり貧相だが、改良砲塔に搭載すると発射速度・照準時間が大幅に強化されて扱いやすくなるという特徴がある。
ただし通常弾の貫通力が低いので課金弾は多めに必要になる。 - Cannone da 90/62
改良砲塔専用の長砲身90mm砲。初期砲から通常弾貫通力と弾速が一気に向上するが、発射速度・精度・照準時間が低下してしまう。
単発火力はこのTierとしては平均程度であり、取り回しの悪さの割には物足りないと言わざるを得ない。
APCRの貫通力は低めで、APから標準化量が減少することを考慮すると有効な場面は限定的である。
- Cannone da 88/47
- 装甲
正面装甲は比較的バランス良く配置されており、Tier7HTとしては良好な部類。ただし、側面装甲はあまり厚くない。
耐久値はT29と同じ値で低め。- 砲塔
カマボコ型の部分のみ、初期砲塔で210mm、改良砲塔で230mmと十分な装甲厚を有する。しかしそれ以外は70mmまたは100mm厚しかなく、貫通されやすい。
一応、改良砲塔では側面の傾斜・装甲厚が強化され投影面積も削減される。
投影面積が小さく、またキューポラなどの出っ張った弱点もないので、ハルダウンで出来るだけ弱点を隠そう。 - 車体
正面上部は100mm+60°強の傾斜で170~190mm程度の装甲厚となる。ジェリカンやハッチに当たり判定は無く一枚板。
プレートやフックのある中段は120mmの垂直装甲であり弱点。ただし最下部は傾斜がきつく、弱点ではない。
側面は60mmと薄め。ヘッドライトのある三角形の切り欠きもわずか65mmしかなく、昼飯の角度を取ると弱点になる。
背面や後部天板は傾斜がきつく一見弾きそうに見えるが、20~25mmしかないので多くの場合3倍ルールで貫通されてしまう。
- 砲塔
- 機動性
重戦車としては良好な足回りを備える。砲性能があまり高くないので、この機動力を活用して補っていこう。
- その他
視認範囲は350mとTier7HTとしては物足りない。
隠蔽性は重戦車としては高く、静止時はExcelsiorと並び全重戦車中1位。カモスキルまで手が回るようなら通行料を取られにくくなる、かもしれない。
- 総論
頭の硬さと若干の脚の速さ以外に目立った取柄は少なく、貫通や精度の低さから対格上の戦闘能力はパッとしない。
同格内で見ても、同等に近い貫通力かつ本車より単発・DPM・機動力などに優れた万能型の45TP Habichaなど、ライバルは多い。
とはいえ同格以下であれば多少強気に出られる砲塔装甲を持っているため、重戦車らしい攻防を丁寧に行っていけば戦果を挙げるのも難しくないだろう。
史実
Carro d'assalto P.88は、イタリア重突撃戦車の計画として1942年に開発が進められた。しかし、より先進的な他の計画が優先されたため、設計段階で中止され、試作には至らなかった。(ゲーム内説明より)
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