Sturer Emil

Last-modified: 2020-07-12 (日) 16:21:19

Tier 7 ドイツ 駆逐戦車 / 略称:St. Emil / 日本語表記:シュタール・エミール

Sturer Emil_0-min.PNG
↑ 10,5 cm Kanone 18
初期状態。まるで榴弾砲のような見た目がどうにも頼りない。フリー経験値を使わない場合は長い間お世話になる。
Sturer Emil_1-min.PNG
↑ 12,8 cm Kanone 40
最終状態。Sturer Emilの史実装備。
因みに本車もオープントップの車両である。
v0.9.17のHD化により史実の写真でも特徴的であった戦闘室前面の履帯がなくなってしまった。

v0.9.16まで

10.5cm Kanone 18.jpg
12.8cm Kanone 40.jpg

スペック (v0.9.8)

車体

耐久値850
車体装甲厚(mm)50/30/30
最高速度(前/後)(km/h)25/12
重量(初期/最終)(t)33.48/36.5
実用出力重量比(hp/t)8.49
主砲旋回速度(°/s)28
視界範囲(m)370
本体価格(Cr)1,300,000
修理費(Cr)5,950
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
10,5 cm Kanone 187.69AP
APCR
HE
169
227
53
300
300
380
2,3070.362.360600
4,400
650
1,890-15°/+10°
12,8 cm Kanone 404.35AP
HE
231
65
490
630
2,1310.362.515920
760
4,800
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 11630020750
Maybach HL 116 S31015750
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Schwere Betonknacker36.53217,000
Pz.Sfl. für 12.8 cm K. 4038.53617,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 226540
FuG 531050
Fu.Spr.Ger."a"700150
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

Vertical Stabilizer×Improved Ventilation×"Cyclone" Filter×Fill Tanks with CO2RammerLarge Tank
Spall LinerHeavy"Wet" Ammo RackClass1Additional Grousers×Enhanced SuspensionTorsion Bars 5+ t Class
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時11.29%1.73%
移動時6.78%1.04%
 

派生車両

派生元Nashorn(TD/43,400)
派生先Rhm.-Borsig Waffenträger(TD/71,000)
 

射界

射界左5°/右7°
 

開発ツリー

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10,5 cm Kanone 18
(初期/116,490)
12,8 cm Kanone 40
(58,500/235,000)
Rhm.-Borsig Waffenträger
(71,000/2,400,000)
FuG 2
(初期/0)
FuG 5
(105/630)
Fu.Spr.Ger."a"
(4,500/27,000)
Maybach HL 116
(初期/9,300)
Maybach HL 116 S
(1,200/15,200)
Schwere Betonknacker
(初期/15,000)
Pz.Sfl. für 12,8 cm Kanone 40
(8,200/18,500)
 

車両に関する変更履歴

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v0.8.9新規実装
v0.9.3名称変更 「Pz.Sfl. V」から「Sturer Emil」
v0.9.6視界が400mから370mに変更
v0.9.8Schwere Betonknacker suspension の旋回速度を 30 から 32 に向上
Schwere Betonknacker suspension の地面(硬地)での走破性を 8% 向上
Schwere Betonknacker suspension の地面(普通)での走破性を 14% 向上
Schwere Betonknacker suspension の地面(軟地)での走破性を 8% 向上
Pz.Sfl. fur 12.8 cm K. 40 の旋回速度を 34 から 36 に向上
Pz.Sfl. fur 12.8 cm K. 40 suspension の地面(硬地)での走破性を 9% 向上
Pz.Sfl. fur 12.8 cm K. 40 suspension の地面(普通)での走破性を 15% 向上
Pz.Sfl. fur 12.8 cm K. 40 suspension の地面(軟地)での走破性を 9% 向上
Pz.Sfl. V 用の 10,5 cm Kanone 18 gun の装填時間を 8 s から 7.8 s に短縮
Pz.Sfl. V turret の旋回速度を 26 deg/s から 28 deg/s に変更
v0.9.17HDモデル化
v0.9.18マッチメーカーの仕様変更に伴う戦力値+20%(HT扱い)の形骸化

解説

  • 概要
    v0.8.9で追加されたTier7のドイツ駆逐戦車
    大戦中期、VK 30.01 (H)の車体をベースに開発された試作対戦車自走砲である。
     
  • 火力
    本車両に至るまでの駆逐戦車と同様、紙装甲と引き換えに高火力を誇る。
    俯角は-15°と非常に優秀であり、地形を活かしたハルダウンを駆使していきたい。
    一方、仰角は+10°と劣悪であり、撃ち上げがしづらいという欠点がある。加えて射界は左5°/右7°と非常に狭く、総じて主砲の取り回しに問題を抱えている。
    • 10,5 cm Kanone 18
      発射速度が強化された点を除くと、Dicker Maxの主砲と全く同じ性能である。Nashornの最終砲よりもAP貫通力が30mm以上低く、精度も落ち、弾速も遅い。平均攻撃力はTier相応に上がっているとはいえ、貫通しなければ意味が無いのであるから、上位も平気で貫通し放題だったNashornよりも見劣りは否めない。
      課金弾は貫通力が高く、同格以上にも十分に貫通が見込めるため多めに持ち歩くといくらか楽になるだろう。とはいえ、本車はTier7TDとしての性能のほとんどを最終砲につぎ込んでいる性能バランスであるため、最終砲の搭載を最優先で行いたい。6万近い経験値を貯めるのは簡単ではないが、最終砲の性能はそれに見合うだけの価値はあるため、フリー経験値も積極的に使うことを推奨する。残念ながら、最終砲は本車両専用なので、他の車両で前もって開発できない。
       
    • 12,8 cm Kanone 40
      Sturer Emilの史実砲。
      この最終砲の搭載により、本車は一気に貫通・精度・攻撃力の三拍子そろった恐るべき戦車に変貌する。装甲にも視界にも隠蔽率も機動性も頼れず、安全に射撃できる機会の少ない本車にとって、単発火力が高いのは非常にありがたい。最終砲を搭載するには履帯の開発は必要ないが拡張パーツは何も載せられなくなるので注意。
      490という破格の攻撃力を持ち、自身さえ二撃で葬り去り、同格重戦車も三発で沈む。貫通力もTier7最高クラス(231mm)で上位の戦車にも十分通用するが、Tierがあがり重戦車もいっそう硬さを増している。持ち前の精度を活かし遠方からでも弱点を狙おう。
      なお、この砲にはAPCRやHEAT、強化APといった課金弾が存在しない。そのため、通常のAP弾で貫通が見込めない相手に対して課金弾で貫通力を上乗せする、といったことができない。もっとも、仮に存在したとしても後述する搭載弾数の少なさから多くを搭載する余裕はないだろうが…。
       
  • 装甲
    例によって装甲はやはり無いものと思ったほうが良い。Tier5車輌の通常弾や大口径榴弾にすら簡単に貫通されるため、最前線はご法度である。一見分厚そうな防盾も厚さはたったの50mmで、裏の装甲と合わせても100mmしかなく、格下にも簡単に貫通できるほど見掛け倒しである。
    ただし、砲身付け根部分への当たり方によっては稀に防ぐことがある。
     
  • 機動性
    機動性は劣悪の一言に尽きる。Nashornは陣地転換に困らない程度には動くことが可能であったが、本車ではかなり厳しい。馬力が不足しているので、勾配がそこそこの登り坂ですら微速になり、操縦手が負傷するかエンジンが損傷すると登れなくなる。修理キットと救急キットは忘れずに積んでおくこと。
    本車までほとんどフリー経験値を投入せずプレイしてきたのならば、これまでの車輌で幾つかの狙撃ポイントを開発しているはずだ。培ってきたリアル経験値をフルに活用し、狙撃ポイントへ直行しよう。ただし遅すぎるので、遠い狙撃ポイントには間に合わない恐れがあるため注意されたし。
    なおエンジン研究コストはたったの1,200だが、向上する馬力はたったの10馬力(+3%)でしかない。ほかの変更点は、火災発生率の減少(20%→15%)とエンジンモジュールの耐久力増加だ。火災判定のあるエンジンは砲尾の真下で抜かれにくく、火災率に関しては実感しづらい。
     
  • その他
    Nashornからさらに隠蔽率が悪化。そのため、隠蔽率を利用して茂みに隠れるよりも、相手の視界外からの射撃に徹するか、優秀な俯角によるハルダウンを駆使して被弾しないようにすることの方が大切である。
    また、視認範囲はTier7駆逐戦車としては十分で、茂みで静止+カニ眼鏡装備であれば先手を取ることもできるが、隠蔽の低さも考慮すると単独行動は厳禁である。
     
    本車最大の弱点は、12,8cm砲の砲弾をわずか15発しか搭載できないということだ。連射できるほど装填時間が短くないとはいえ、無駄弾を打つとすぐに弾切れしてしまう。できるだけ照準を絞り一撃必殺を心がけよう。
    榴弾の搭載も大きな悩みどころだ。貫通しなくても「最大で」300程度のダメージは期待できるし、紙装甲相手なら平均630のダメージが出せるので、好みにあわせて少量持っていくと良い。
     
  • 総論
    超強力な主砲を搭載するために、他の全てを犠牲にした駆逐戦車であると言える。けっして慢心せず、なるべく撃たれにくい位置取りを意識して存分に砲の性能を発揮させることが活躍の秘訣となるだろう。
    防御を地形に依存しているが、足回りが登りに弱いというジレンマは無視できない。装甲の無さと左右の可動範囲の狭さ、後退の遅さから、角を挟んだ撃ち合いはかなり苦手としている。
     

史実

詳細

emil-mit-31-Abschussmarkierungen2.jpeg

Pz.Sfl. V ことVK.30.01(H) 12.8cm対戦車自走砲は、ヘンシェル社においてVK 30.01 (H)試作戦車をもとに作られた自走砲である。
トーチカや将来出現すると考えられた敵重戦車を破壊するため、ラインメタル・ボルジッヒ社のK40 12.8cm砲を搭載するものとして開発された。

車体はすでに完成していたVK.30.01(H)を改造して使用したとされているが、61口径という長砲身の12.8cm砲を搭載するために車体は延長され後部形状も変更されており、機関部の配置も違うので、実際は新規に製作されたのではないかと思われる。
基礎となったVK.30.01(H)がIV号中戦車の後継戦車として開発されていたためか、この12.8cm対戦車自走砲には「12.8cm砲搭載V号装甲自走車台(Pz.Sfl. V)」という正式名称が与えられている。
そして、デュッセルドルフのラインメタル社で最終組み立てが行われ1941年8月に早くも2両が完成したが、これ以上の量産はされずに終わっている。

本車は「Der Sturer Emil」(きかん坊のエーミール)という俗称で呼ばれていたとされるが、どの車両がそう呼ばれていたかといった詳細は不明である。どうやら完成した2両はそれぞれマックスとモーリッツと呼ばれていたようで、「シュタール・エミール(シュトゥーラ・エミール)」というのはこの車輌自体の愛称のようだ。
ちなみに、ヘルマン・ヘッセ作の『少年の日の思い出』という本に「エーミール」という主人公の友達(?)が出てくる。その性格は↑の「きかん坊」と良く似ている。ヘルマン・ヘッセはドイツで生まれ、第二次世界大戦中にも生きていたことから、もしかしてこの本から「エーミール」という名前をとったのかもしれない。また、マックスとモーリッツも1865年にヴィルヘルム・ブッシュによって発表された絵本『マックスとモーリッツ-7つのいたずらの話』からきているとされており、何かと文学に深い関わりがあるようだ。

本車は2両共に、第3機甲師団傘下の第521戦車駆逐大隊第3中隊に配備された。
その後、少なくとも1両はソ連軍に捕獲され、調査を行った後にモスクワの捕獲兵器展示会で展示された。
この捕獲されたVK.30.01(H) 12.8cm対戦車自走砲は、現在もクビンカの兵器試験所博物館に保管されている。

 

外部サイト
外部サイト(英語)

 

実車解説動画
「Inside the Chieftain's Hatch Sturer Emil [World of Tanks] 」

 

情報提供

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使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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