AMX AC Mle.1948

Last-modified: 2012-11-29 (木) 02:31:03

画像

Mle.1948-stock.png
↑初期装備の90mm canon DCA 45 ACを搭載した状態。
AMX AC Mle.1946に比べ車高が低いが、前後に長い。
引き続き前部機銃塔とステレオレンジファインダが弱点。
後部連装砲塔は頼もしげだがやはり飾り。

 

Mle.1948-top.png
↑最上位の120mm SA 46 ACを搭載した状態。
車体も砲身も異常に長い。

スペック

車体

耐久値1,000
最高速(km/h)50
車体装甲厚(mm)150/40/40
砲塔旋回速度(deg/sec)26
視界範囲(m)370
修理費(cr)9550
本体価格2,570,000
初期重量(t)49.72
実用出力重量比(hp/t)16.62
 

主砲

名称発射速度(round/min)平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM100mでの精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費重量(kg)俯仰角
90mm canon DCA 45 AC9.52212/259/45240/240/32022840.341.780255/10G/2552,750-6°/18°
100mm SA 47 AC7.5232/308/50300/300/40022500.342.3721,030/10G/6503,000
120mm SA 46 AC5.77267/351/65400/400/51523080.332.9641,060/12G/9003,580
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 23057520700
Maybach HL 230P45F75020750
Maybach HL 29585020750
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(deg/sec)重量(kg)
Suspension Mle. 194856.92611,000
Suspension Mle. 194959.32811,000
 

無線

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 508400100
SCR 528F75080
 

クルー

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Gunner4Driver5Loader
 

拡張パーツ

Vertical Stabilizer×Improved VentilationClass3"Cyclone" Filter×Fill Tanks with CO2RammerLarge Tank
Spall LinerLarge"Wet" Ammo RackClass2Additional Grousers×Enhanced SuspensionTortion Bars 5+t Class
 

隠蔽率

固有隠蔽率静止時0.320
移動時0.205
発砲補正0.300
 

派生車両

派生元AMX AC Mle.1946
派生先AMX 50 Foch
 

射界

射界左10°/右10°

1948-shakai.jpg

解説

v7.4で追加されたフランスのTier8駆逐戦車。

 

Tier8TD中ではトップクラスの機動力を誇る。
その上AMX AC Mle.1946から正面装甲を30mm増圧され、傾斜角度が増したため防御面でも期待出来る。
ただし側背面の装甲はそのままであるため、不注意に晒さないよう気をつけよう。
攻撃面でも120mm SA 46 ACが追加され、威力と照準時間に若干の不満は残るが精度・貫通・発射速度は優秀であり、使い勝手は悪くない。

 

問題は弱点の多さである。
前部機銃塔とステレオレンジファインダ、後部連装砲塔と、車体上部に弱点が3つもある。
遠距離ならば当たりにくいのだが、近距離だと狙われやすい。
特に後部連装砲塔には2人のGunnerの内、1人が配置されているようであり、ここを撃たれるとGunnnerが行動不能に陥ってしまう(要検証)。
近接戦闘は状況を見て仕掛けるかどうかを考えよう。

 

持ち前の機動力を生かして、柔軟な運用をしていきたいTDである。

史実

本車はAMX社内で研究されていた120mm砲を搭載する駆逐戦車の設計案である。
1946年から1947年にかけてはヤークトパンターに似た車体形状の設計案が作成されていたが、1947年末ごろに大きく設計が変更され、IV号駆逐戦車のような段差のない平坦な車体形状へと改められた。
また、それと前後してベースとなる車両がM4からAMX50へと変更されている。

 

本設計案の最大の特徴は、車体後部エンジンルーム後上方に連装式の回転銃塔が設置されていることである。
前の設計案から引き続き設置されている車体前面の単装銃塔と合わせて、計3門も15~20mm機銃を装備するという重武装ぶりであり、設計案が幾度か改定される中でも(もう一つの特徴である車体上面の測距儀でさえ一度は搭載されない案が出たにもかかわらず)一貫してこの重武装は維持され続けた。

 

本設計案は1948年から1950年ごろにかけて研究が続けられ、この研究結果を基にフォッシュ自走砲が製造された。

 

amx_ac48_1.jpg
↑初期の図面。後部銃塔の搭載は既に確定している。

 

amx_ac48_2.jpg
↑少し後の図面。測距儀が外され単なるキューポラになっているが、相変わらず後部銃塔は鎮座している。

 

amx_ac48_3.jpg
↑さらに後の図面。細部のデザインまで固まってきていることが良くわかる。多分これを3Dモデル化したのがゲームに登場する本車だろう。

 

amx_ac48_4.jpg
↑ちなみに、図面の上では後部銃塔に「中の人」がいることになっている。ゲームにこれが反映されているとすれば、二人いるGunnerのうち一人がそれに該当するのではないだろうか。
 ……アレ撃ったら(撃たれたら)Gunner一人死ぬってことだよね。おっかないね。

 

・参考資料
WoT公式webジャーナル:http://forum.worldoftanks.ru/index.php?/topic/402450-%D0%B6%D1%83%D1%80%D0%BD%D0%B0%D0%BB-%D1%81%D1%82%D0%B2%D0%BE%D0%BB/

コメント

  • 敵に回した感じでだけどいいとこ取りしたTD 火力ある足ある正面弾く -- 2012-06-24 (日) 07:22:09
    • 火力自体はTier8TDでは単発火力/DPMともに控えめな方。 -- 2012-06-24 (日) 22:35:23
  • ガンナー二人ってそういうことなのかー。おっかねー -- 2012-06-27 (水) 20:39:27
  • グラフィックの角度通りなら正面装甲はおおよそ212mm相当。砲性能が同じ120mm砲というのも含めて脚の早くなったT28という感じ。T28は泣いていい。 -- 2012-07-16 (月) 19:17:22
  • 防盾は硬く、抜かれることは少ないが、砲は結構壊れる。 -- 2012-07-18 (水) 01:12:35
  • 1946に比べて、正面装甲の頼もしさが全然違う。かなり弾く。 -- 2012-07-26 (木) 01:07:59
  • 今のバージョンだとfochよりこっちのほうが稼げる気がする。fochだと高確率でtier10MT&TDと対戦だからなぁ・・・ -- 2012-08-04 (土) 14:43:31
    • しかもfochは貫通297mmの威力850の弾を三連射するから、非常に脅威度が高くていると優先的に狙われるんだよね、強戦車ゆえの悩みってやつか。 -- 2012-08-04 (土) 15:09:13
      • 無印の話も155にすり替える…これが強戦車ゆえの悩みってやつかw -- 2012-08-04 (土) 16:10:09
      • ごめんごめん、次から気をつけるよ。 -- 2012-08-04 (土) 18:43:45
  • 後部副砲への被弾でガンナーの死亡を確認 -- 2012-08-16 (木) 18:06:43
  • VK3601でISU152の周りを回って初めて仕留めたのに味を占めて、こいつも狙ってみたけどすごい速さで回転されて瞬殺されてしまった。 -- 2012-08-20 (月) 15:33:12
    • こいつは機動力はTier8TDの中でも随一だと思うから3601の機動力じゃ旋回が追いついちゃうね。 -- 2012-08-20 (月) 16:54:26
  • 長くないけど解説書いた。修正とかあったらお願い -- 2012-11-15 (木) 20:17:01
  • 某サイトで確認した所、後部銃塔の中にガンナー居ます -- 2012-11-29 (木) 02:31:03