画像
スペック(v0.8.1test)
車体
耐久値 | 150⇒170 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 10/10/10 |
最高速(km/h) | 40 |
修理費(credit) | |
本体価格 | 3,000 |
初期重量(t) | 12.75 |
実用出力重量比(hp/t) | 11.49 |
武装
名称 | 発射速度(round/min) | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 100mでの精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費 | 重量(kg) | 俯仰角 |
Gun 2 pdr Gun Mk. IX | 24 | 64/121/23 | 45/45/60 | 0.4 | 2.3⇒1.9 | 100 | 35/2G/19 | 130 | -15°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Gun 40 mm Pom Pom | 22.86 | 49/71/23 | 45/45/60 | 0.48 | 2.3⇒1.9 | 160 | 35/2G/19 | 160 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(deg/sec) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Cruiser Mk.I | 14/12/14 | 44 | 300 | 2,000 |
---|---|---|---|---|
Cruiser Mk.III | 14/14/14 | 46 | 320 | 2,250 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Rolls-Royce Phantom | 120 | 20 | 340 |
---|---|---|---|
AEC Type 179 | 150 | 20 | 360 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(deg/sec) | 重量(kg) |
A9 Mk. I | 13 | 30 | 3,000 |
---|---|---|---|
A9 Mk. II | 14.1 | 32 | 3,000 |
無線
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 14 | 250 | 40 |
---|---|---|
WS No. 11 | 350 | 40 |
WS No. 9 | 375 | 40 |
クルー
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Gunner | 4 | Driver | 5 | Radio Operator | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | |
---|---|---|
移動時 | ||
発砲補正 |
派生車両
派生元 | Medium Mk I |
---|---|
派生先 | Cruiser Mk.II |
解説
v8.1アップデートで追加されたTier2のイギリス軽戦車。
車体前面に機銃塔を2基も一丁前に付けたおしゃれなCruiser、すなわち巡航戦車なのだが、最高速度が40キロどまりであまり機敏とは言い難いが、ゲーム内ではあくまで軽戦車の扱いである。しかも装甲が全体的に薄いうえに主砲は車体の中央にあり、飛出し撃ちといった小技も使いづらい。史実通りにモデリングしたらゲーム的には残念な出来栄えになってしまった哀れな英国戦車である。
ただし、火力面では40mmポムポム砲が絶大な火力を提供してくれる。カタログスペックとしては初期砲と大差なさそうだが、4発が一セットになっており、短い装填時間で連続して4発を発砲できるようになっている。全部貫通すれば同Tier の戦車をたやすく葬ってしまえる。いったん発砲すると命中精度はガクンと落ちてしまうので、なるべく敵に近づこう。機動性や装甲に難がある本車の場合、自分から仕掛けに行くよりは待ち受ける戦い方が望ましい。
ポムポム砲は履帯を交換しないでも搭載できるため、真っ先に開発したうえでこれを足掛かりに他のパーツを開発していけば、すぐに次のTierへすすめるだろう。
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史実
イギリス陸軍は1920年代、当時としては機動性の高いヴィッカース中戦車Mk.I、Mk.IIを開発・装備していた。その後継として、中戦車Mk.IIIやA6(16トン戦車)が開発されたが、これらは世界恐慌のあおりで採用は見送られた。
A9は当初、中戦車Mk.IIIやA6を補佐する近接支援車両として1934年初めに企画されたが、Mk.IIIとA6の採用が見送られた後、それらに代わる廉価版の中戦車として、本命の後継車両となった。近接支援車両としては3.7インチ榴弾砲の搭載が予定されていたが、1934年11月、主力戦車として最新の2ポンド(40mm)戦車砲搭載が決定された。ただし、3.7インチ榴弾砲搭載の支援型も並行して少数が作られることとなった。
A9は、これに先立つ中戦車Mk.IIIに比べ軽量・安価で、エンジンも既存の市販モデルが使用されることとなっていた。ヴィッカースでは当初、ロールス・ロイス「ファントムII」エンジン(120馬力)を搭載するつもりであったが、開発中に車重が約10トンから12トン以上へと増加したため、ロンドンの2階建てバスに使用されていたAECエンジン(150馬力)へと変更された。
試作車は1936年春に完成したが、この車両は、当時としては画期的ないくつかの特徴を持っていた。車体は地雷の爆発に対して耐性の高い船底型の底面を持ち、砲塔は、同じくヴィッカース社が手がけていた爆撃機用動力銃座の技術を応用し、世界初の動力旋回装置を備えていた。ただしこの旋回装置は油圧式で、後のイギリス戦車はより安全性の高い電動式に改められた。
サスペンションはヴィッカース「スローモーション」タイプと呼ばれるもので、これ以前に開発者のサー・ジョン・カーデンが手掛けたヴィッカース軽戦車系列、キャリア系列に用いられていたものの強化型であった。軽戦車系列では2輪1組であったボギーは3輪1組となり、24インチの大型転輪1つと、より小径の19.5インチの転輪2つが組になるという独特のスタイルで、このボギーが片側2組ずつ装着された。この形式は、後の発展形バレンタイン歩兵戦車でも用いられた。
一方で、いくつかの技術的問題も指摘された。ブレーキドラムの欠陥、サスペンションのピッチング、履帯の脱落しやすさなどである。これらは生産開始までにある程度改善されたが、いくつかは解決されずに残った。また、主砲塔に加え、車体前部の操縦席左右には、開発者サー・ジョン・カーデンのたっての主張により、ヴィッカース.303機銃装備の銃塔が1つずつ搭載されたが、もともと小柄な車体にそれぞれ選任の銃手を配置したため、乗員は6名と多く居住性は悪化、また給弾ベルトのために銃塔の旋回は限定された。
こうしてA9の開発が進められていた1936年、イギリス陸軍は、主力となる中戦車を軽装甲・高速の巡航戦車、重装甲・低速の歩兵戦車の2種に分けて開発を行うとの決定を下した。この新方針に基づき、A9は巡航戦車に分類されることになり、巡航戦車 Mk.Iとして制式採用された。ただし、これはあくまでA9が単に軽装甲であったためで、先述の「スローモーション」サスペンションは安定性は高いものの高速走行には不向きであり、エンジンも非力であった。したがって、A9を採用する一方で、より「本格的」な巡航戦車として、アメリカのクリスティー式戦車をもとにしたA13(後の巡航戦車 Mk.III)が新たに開発されることとなった。
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コメント
- 10mmってひどいな、セガールなら素手で壊せちゃうじゃないか -- 2012-10-13 (土) 17:16:40
- 自動小銃ですら防げるかどうか不安になる装甲厚だな。 -- 2012-10-13 (土) 17:18:35
- 副砲のほうがでかい・・・ -- 2012-10-13 (土) 17:20:49
- あれはバレルジャケットですよ -- 2012-10-15 (月) 07:39:43
- ポンポン砲は1カートリッジ5発。連射は速いけど撃つごとにレティクルがかなり開くので、距離があると収束待ちが必要 -- 2012-10-13 (土) 18:28:46
- なるほど、アメリカの37mmSemiautomaticGunみたいなやつか~ -- 2012-10-13 (土) 19:07:47
- ソ連じゃなくて・・・? -- 2012-10-14 (日) 10:04:21
- カニンガムちゃんの主砲か・・・変なこと言ってすまぬ -- 2012-10-14 (日) 10:05:47
- なるほど、アメリカの37mmSemiautomaticGunみたいなやつか~ -- 2012-10-13 (土) 19:07:47
- おっぱいがある^^ -- 2012-10-15 (月) 11:59:00
- ( ゚∀゚)o彡゜ -- 2012-10-15 (月) 12:27:01
- ポンポン砲持ちと接近戦するとなすすべなく死んでしまう。 -- 2012-11-01 (木) 23:59:36
- なんで砲の先端ににラッパついてんだ?紙吹雪でもでてくんのか -- 2012-11-02 (金) 09:34:39
- よく見るとFT-17の25mmにもついてるよね -- 2012-11-04 (日) 17:29:04
- ラッパみたいなものは、フラッシュハイダー(消炎器)だって -- 2012-11-08 (木) 03:58:21