Tier9 日本 駆逐戦車 / 日本語表記: 試製五式砲戦車 ホリI
↑ 12.7 cm Gun Type 89
初期状態。主砲は史実的にはKa-Riと同じものだが、性能は異なる。
スペック(v1.20.1)
耐久値 | 1,800 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 245/50/50 |
最高速度(前/後)(km/h) | 32/16 |
重量(初期/最終)(t) | 56.16/60.08 |
実用出力重量比(hp/t) | 14.98 |
主砲旋回速度(°/s) | 28 |
視界範囲(m) | 390 |
本体価格(Cr) | 3,650,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可/不可 |
ロール | 万能型駆逐戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
12.7 cm Gun Type 89 | 4.44 | AP AP HE | 265 305 80 | 500 500 600 | 2,222 | 0.35 | 2.3 | 930 1,100 900 | 50 | 1,220 4,800 885 | 3,600 | -7°/+15° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14.9 cm Gun Type 96 | 3.87 | AP AP HE | 290 325 90 | 650 650 840 | 2,516 | 0.34 | 2.6 | 950 1,150 900 | 40 | 1,885 5,600 1,510 | 4,200 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Kawasaki Type 98 V-12-R1 | 850 | 20 | 1,020 |
---|---|---|---|
Daimler-Benz DB-601-AA | 900 | 20 | 1,020 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Type 5 Ho-Ri Plan 1 | 61 | 30 | 12,500 |
---|---|---|---|
Type 5 Ho-Ri Plan 2 | 67 | 32 | 15,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Type 3 Otsu | 550 | 240 |
---|---|---|
Type 3 Ko | 750 | 560 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 15.05% | 2.56⇒2.26% |
移動時 | 9.06% | 1.54⇒1.36% |
派生車両
射界
射界 | 左10°/右10° |
---|
開発ツリー
12.7 cm Gum Type 89 (初期/210,000) | ━ | 14.9 cm Gum Type 96 (64,000/330,000) | ━ | Ho-Ri 3 (218,700/6,100,000) |
Type 3 Otsu (初期/22,000) | ━ | Type 3 Ko (9,300/54,000) | ||
Kawasaki Type 98 V-12-R1 (初期/84,000) | ━ | Daimler-Benz DB-601-AA (51,000/110,000) | ||
Type 5 Ho-Ri Plan 1 (初期/33,000) | ━ | Type 5 Ho-Ri Plan 2 (24,900/64,100) |
車両に関する変更履歴
v1.20.1 | 新規実装 |
v1.21.1 | 12.7 cm Gun Type 89の対モジュールダメージを150から180に変更 14.9 cm Gun Type 96の対モジュールダメージを150から203に変更 |
解説(v1.20.1)
- 火力
前身から火力が大きく向上した半面、照準拡散や俯角、左右の射界がやや悪化している。
相変わらず精度に優れているが、咄嗟撃ちは苦手な部類。他の駆逐戦車同様に待ち構えて撃つ方が向いているといえる。
俯角は-7°と前身からわずかに減少。加えて、戦闘室が大型化したことや後部に移ったこともあってやや扱いづらくなっている。射界は左右10°とこちらも微減。- 12.7 cm Gun Type 89
初期砲。
Tier8駆逐戦車の最終砲程度のスペックを持ち、初期砲ながら悪くない性能を有する。
前身から単発火力と貫通力が上昇しているためこのTierでも十分戦える性能となっている。
ただし装填速度がやや遅く、DPMの低さは改善されてないことには注意が要る。 - 14.9 cm Gun Type 96
最終砲。
ここに来て単発火力は650へと大幅に上昇し、貫通力も高く駆逐戦車らしい火力を手に入れる。
初期砲から口径が増したにも関わらず精度が改善した反面、照準時間は僅かに増加している。
日本駆逐戦車らしく口径の割に精度が非常に良く、平均程度ではあるがDPMも初期砲から大幅に強化され、単発火力の高さを考えるとこちらも優秀。
通常弾と課金弾は傾斜に強いAP弾であり貫通力は数値以上に高いが、(通常弾のAPは特にそうだが)貫通力の距離減衰が大きいため、遠距離狙撃では金弾を多用した方が良いだろう。
HE弾の貫通力も90mmと優秀なため、軽装甲車両用に数発搭載することも考えておきたい。
一方、先述の通り前身と比べて照準拡散や射界が軒並み悪化し、後部戦闘室化した事が明確な足枷となっている。駆逐戦車らしく照準を置いて出待ちしている分には問題になりづらいが、車体を頻繁に旋回させる近距離戦や偏差射撃では途端に空振りする可能性が高まる点には注意。
- 12.7 cm Gun Type 89
- 装甲
前面装甲は前身より概ね順当に増厚されており、戦闘室上部の弱点もなくなったためハルダウンが大変有効。
とはいえ垂直装甲が殆どのため一定以上貫通力の高い砲弾には貫通されやすく、過信は禁物。
また、側背面の装甲は据え置きであり、周囲の火力や口径が上がっている分、心もとない値となっている。
耐久値は1,800と同格駆逐戦車内では上位の値であり優秀といえる。- 戦闘室
戦闘室正面の大部分が300mm、上部の傾斜部は270mm、主砲周りのみ350mmの装甲を有する。
全体的に300mm程度の防御力が期待でき、非常に強力。また傾斜の付いた箇所はハルダウンの際にはさらなる防御力の向上が見込める。
反面、大半が垂直装甲で構成されているため、装甲厚の増加はさほど期待できない。そのため日本重戦車らと同様に、一定以上の貫通力を有する砲弾には無力という難点を抱えてしまっている。側面は50mmと前身から据え置き。跳弾できないこともないが元が薄いため狙ってやるものではない。
背面は35~50mm。天板は30mmと車体に比べて薄い。 - 車体
正面は前身同様に上下に分かれており、上段の垂直部は245mm、下段が120mm。上段はType 4 Heavyに匹敵する装甲厚を有するが、下段は数値通り防御力しか見込めない弱点でありエンジン判定も健在。また上段にも範囲こそ狭いが弱点と呼べる箇所があり、向かって左側の操縦手用の覗き穴は空間装甲0mm+装甲50mmしかないため要注意である。
切り欠き部分は170mm+傾斜装甲で、正面からは230~240mm相当の防御力。前身から防御力が向上してはいるものの、tierが上がったことにより相対的に抜かれやすくなっている。
傾斜部は45mm厚。正面からでも跳弾を誘いやすい箇所ではあるが、撃ち下ろしや大口径砲には弱い。
正面下部は前身と同じく50mm+傾斜。こちらも大口径砲には弱いものの、平地では撃ち下ろしであるためそれなりに跳弾が期待できる。車体側面は戦闘室と同様ほぼ垂直の50mm厚。後部戦闘室という点を活用して防御姿勢で跳弾を誘うにしても、射界の狭さや元の装甲が薄すぎるため実用的ではない。
また周囲の口径の向上から3倍ルールにも引っ掛かりやすいため、比較的装甲が厚い正面を向けた方が良いだろう。
車体背面は装甲厚35~50mm。車体天板は他の車両に比べ比較的厚く、装甲厚は45mm。
- 戦闘室
- 機動性
前身から20トンも重量が増えたもののエンジン出力も強化されており、使用感はあまり変わらず足回りはそこそこ優秀。
前進速度は32km/h、後退速度は16km/hに微増しており、特に後退速度は野戦改修で更に伸ばせるため後退は今まで以上にスムーズになっている。
出力重量比は前身から僅かに低下しているが同格駆逐戦車の中では平均的な値であり、特に弱点というものでもない。車体旋回速度も低下しているが、車重や装甲を考えると優秀な値。一方で、エンジンの火災発生率は20%と前身から悪化しており、前方にエンジンが移ってることもあって発火しやすくなっている。拡張パーツの改良型モジュール構造や操縦手スキルであるこまめな手入れを採用するのも一考だろう。
- 偵察性
隠蔽率は前身から低下してはいるが、Obj. 704に次ぐ数値であり、大口径砲を搭載した車両の中では良好な部類。
とはいえ、回りの車輌の視認範囲が向上していることを考慮すると少し心もとない。
視認範囲は390mと相変わらず優秀で、全駆逐戦車の中でもトップクラスであるためこの強みはぜひ活かしたい。
- 総論
Ho-Ri 2から走攻守が順当に強化されており、相変わらずのバランスが取れた万能型駆逐戦車である。
特に火力面の強化は大きく、Ho-Ri 2の問題点であった単発火力と貫通力が改善され、重戦車に対して優位を作れるようになった。生存性も全体的に強化されており、戦闘室正面の安定感はかなり向上している。機動力に関しては僅かに低下しているが速度の強化で相殺されており、火力や装甲に対して十分な値を維持している。一方、前身と比べて明らかに弱体化した部分も存在する。特に問題になるのが俯角・射界・照準拡散の悪化であり、後部戦闘室化した事も相俟って主砲の扱いづらさに拍車をかけている。駆逐戦車らしく攻だけを駆使する待ち伏せではさほど問題にならないが、走攻守をフル活用するために豚飯を駆使した正面戦闘や機動的な攻勢に用いると、狭い射界と後部戦闘室が車体旋回(照準拡散)を多発させ、結果的に暴投が多くなって使い手のストレスを溜めるという負の相乗効果を抱えている。数値上では精度・照準時間が良好な大口径砲というイメージがあるだけに、扱いづらい実態を知ってしまうとスペック詐欺のような印象を抱くかもしれない。
また、装甲に関しても大きく強化されたとはいえ、正面下部や切り欠き等の車体の弱点を隠せる場所でなければ十分な防御力を発揮できない。それでいて貫通力300mm超の金弾が飛び交う高Tier帯では、最硬部の戦闘室正面が垂直で額面通りしかない本車輌は普通に撃ち抜かれてしまう可能性が高い。先述の照準拡散の悪さも相俟って正面切っての撃ち合いは立ち回りの難易度が高く、矢面に立つ場合は相手や地形を慎重に選びつつ、適切なヘイトコントロールが欠かせないだろう。どちらかと言えば狙撃型駆逐戦車に向いた味付けの本車だが、ツリーの特徴である万能性が失われたわけではなく、むしろ火力の強化によりストッピングパワーは飛躍的に高まっている。中々骨が折れる曲者駆逐戦車だが、戦況に合わせた柔軟な判断と弱点を意識した戦い方を心掛ければ、おのずと応えてくれるだろう。
史実
本ゲームに実装されているHo-Ri 1は、ホリ車後部戦闘室案(ホリI)の想像図のうちの一つを基にしている。
設計図は現存するとされるものの公開されておらず、正確な姿は分かっていない。
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