Tier8 日本 駆逐戦車 (課金戦車) / 略称: Ka-Ri / 日本語表記: 五式砲戦車 カリ
↑ 傾斜した車体正面や戦闘室天板からはドイツ駆逐戦車の風味を、トーションバー式の足回りからはType 61等の戦後戦車の風味を感じ取れる。
車体後部に搭載されているのは九八式二〇粍高射機関砲である。
スペック(v1.20.0.1)
車体
耐久値 | 1,250 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 220/50/50 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40/18 |
重量(初期/最終)(t) | 45.03 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.66 |
主砲旋回速度(°/s) | 22 |
視界範囲(m) | 380 |
本体価格(Cr) | |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可/不可 |
ロール | 万能型駆逐戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
12.7 cm Gun Type 89A | 4.51 | AP AP HE | 252 298 90 | 500 500 630 | 2,256 | 0.34 | 2 | 980 1,150 900 | 40 | 1,160 5,200 1,280 | 4,245 | -7°/+15° |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Ha-9-V | 750 | 20 | 850 |
---|
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Type 5 Ka-Ri | 48.9 | 38 | 12,000 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Type 3 Ko | 750 | 560 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class1 | Class1 | × | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
× | × | Class1 | Class1 | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 14.14% | 2.4% |
移動時 | 8.49% | 1.44% |
射界
射界 | 左12°/右12° |
---|
車両に関する変更履歴
v1.20.0.1 | 新規実装 |
解説(v1.20.0.1)
- 概要
v1.20.0.1で追加されたTier8の日本駆逐戦車。
大戦末期に帝国陸軍によって開発された駆逐戦車、とされる架空戦車である。
日本に初めて実装された駆逐戦車。また、日本では重戦車ツリー以来8年ぶりとなる新車輌である(ASIAではEdelweiss、Nameless以来6年ぶり)。
- 火力
俯角は-7°と日本車輌の中では初期砲塔のChi-ToやChi-Nu Kaiに次いで狭い。
射界は左右ともに12°と悪くはない。- 12.7 cm Gun Type 89A
主砲は日本海軍の八九式十二糎七高角砲。単発火力は500と高く砲性能全般も優秀でありドイツ駆逐戦車の主砲に近い仕上がりとなっている。反面装填時間は僅かに長く、DPMは同格駆逐戦車の中ではやや低い部類に入る。いずれの砲弾も貫通力が高く、標準化の大きいAP弾であることを考えると優秀な値。弾速も悪くないため遠距離からでも十分に戦うことができる。
地味な特徴としてHEの貫通力が90mmあるため、軽装甲車輌を相手にする際の火力の底上げのために数発持っておくのも一考である。特に同格軽戦車ならば2発で仕留める事ができる。
総弾数は40発と単発火力や装填時間を考えるとかなり多く、弾種の配分に余裕がある。
- 12.7 cm Gun Type 89A
- 装甲
ハルダウンでそれなりの防御力は発揮するものの近距離では頼りになるとは言い難く、最前線を張れるほどではない。
弱点の車体がやや大柄なため完璧に隠すのも少し難しく、ある程度距離を取った方が良い。
耐久値は1,250と同格駆逐戦車の中では平均高めの値。装甲自慢の重駆逐程は高くないものの、一般的な駆逐運用であれば十分。
各モジュールの耐久値は低めであり、特に弾薬庫は強化していないと口径149mm以上の砲弾に一撃で破壊されるので注意。- 車体
正面上部は115mm+傾斜で190mm相当とそれなりだが、下部は傾斜込みで90mm前後と上部に比べかなり薄く、高貫通のHE弾が貫通しうる。また最下段は25mm厚しかなく跳弾も期待できないが、こちらは傾斜がきつく対HE弾ならば120mm程度の防御力を発揮する。
正面左右の切り欠きは75mm厚だが傾斜がきつく正面からは跳弾できる。とは言え角度はやや厳しく3度ほどずれると貫通圏内。
側背面は大部分が垂直の50mm厚であり、履帯も15mmの空間装甲扱いと薄いため跳弾以外での防御力は期待できない。昼飯の姿勢などを取ると切り欠き部分の傾斜が減って貫通できる箇所が増えてしまうため、基本的に正面を向けて戦う方が良いだろう。
俯角を取ると薄い履帯の起動輪ごと履帯上部の車体を貫通される可能性があるため、ハルダウン時に車体ごと顔を出すような場面では注意が必要。車体後方の天板は装甲厚が15mmしかないため自走砲の榴弾すら貫通しかねない。
車体正面にエンジン判定があるらしく、耐久力も低いため破損しやすい。
最も硬い車体上部でさえ同格の砲弾だと易々と貫通してくるため、基本的に車体は弱点と考え地形や障害物で隠して戦う方がいいだろう。
車体後方の機銃に当たり判定はなく防御効果などは発揮しない。 - 戦闘室
戦闘室正面は大部分が230mm程度の防御力であり、同格重戦車の通常弾までならばある程度は防いでくれる。左右両端には範囲こそ狭いが角度のきつい傾斜がついており、300mm前後の防御力を持ち跳弾の角度であるため正面からはまず貫通されない。主砲周りも非常に硬く300mm前後の防御力を有している。このため、距離を取ってハルダウンするとそれなりの防御力を発揮する。
砲身付け根の防盾まわりは前方に突き出た形をしており、斜め前方から見ると側面の装甲の薄い部分が露出してしまう。この点でもやはり敵には正面を向けて戦うのが望ましい。側背面は車体と同じく50mm厚。傾斜がついているものの基本的に跳弾以外では防御力を発揮しないと考えて良い。
戦闘室の天板は42mmと厚く自走砲の榴弾などは貫通しないが、前方に向かって僅かに傾斜しており正面からも見えるため口径127mm以上の砲には貫通されかねない。この部分は俯角を取ることで隠すことが出来る。
- 車体
- 機動性
装甲の割には比較的軽量であり見た目に反して機動性は全体的に良好。
前進速度こそ40km/hとやや物足りないが、後退速度は18km/hと高く、出力重量比や車体旋回速度と共に同格駆逐戦車の中では上位に入る。長距離よりも近距離戦闘などで力を発揮する性能となっている。
とはいえ、固定戦闘室であるため格闘戦などを挑まれるとやはり不利になりやすい。また砲身の旋回速度は低めである。
- 偵察性
視界は380mと駆逐戦車としてはかなり優秀であり、スキルなどで強化すれば十分な値になる。
隠蔽率は駆逐戦車の中では低めであり、移動時の隠蔽率は中戦車の下位程度の値。重装甲車輌ほど悪くはないのでスキルなどで強化すればある程度利用することは出来る。
地味な特徴だが無線機の通信範囲は広い。
- 総論
優秀な火力に十分な機動力と防御力を備えたバランスの良い万能型駆逐戦車である。車輌の特性としてはドイツの重駆逐戦車に近い。
火力と性能に優れる主砲は駆逐戦車として重装甲の相手に対処でき、ある程度期待できる戦闘室正面の装甲と機動力を生かせば優位を作ることが出来る。一方でDPMの低さや車体装甲の脆さ、モジュールの弱点などから正面切っての削り合いに持ち込まれると弱い。
このため、基本的には優秀な砲性能や視界を生かして距離を取ってダメージを稼ぎ、タイミングを見て前に出るようなスタイルが適している。この点はやはりドイツの重駆逐戦車的な運用であるが、耐久力はあちらほど極端には高くない点には注意が必要。
単発火力や砲性能、通常弾の貫通力の高さ、視界の広さなどからクレジットの稼ぎ性能は良い。
史実
1942年に入って以降、ドイツの装甲車輌やそのパーツに関心を抱いていた日本軍は、翌1943年までに大量の資源を集め、独自の車輌開発計画に取り組み始めることとなった。そのうちの一つが重駆逐戦車《Type 5 Ka-Ri》である。
その主砲は当時のアメリカ軍のあらゆる装甲車両を撃破するのに十分な性能を備え、分厚い前面装甲は駆逐戦車の砲撃ですらほとんどものともしなかったと考えられる。もしもこうした車輌が完成していれば、日本の防衛能力が大きく向上していたのは疑いない。しかし、日本軍が本車輌の開発に取り掛かったのは戦争がすでに終盤に差し掛かった時期で、完成前に終戦を迎えてしまったがために、設計図としてしか存在していない。(ゲーム内説明より)
本ゲームに実装されている”カリ車”は、大戦末期の幾つかの車輌の要素を複合させた架空戦車である。
全体的な雰囲気はホリ車中央戦闘室型に似ているが、細部を見るとかなり異なる。
後部に搭載された機銃はホリ車では連装式の予定であったが、本車輌では単装になっている。
主砲は海軍の四十口径八九式十二糎七高角砲であり、地上車輌への搭載予定は無かったと思われる。
駐退器カバーはホリに搭載予定だった試製十糎戦車砲(長)の初期型のものに類似している。
車体正面の傾斜装甲は、ホリ車後部戦闘室型のモックアップに似たものになっている。
車体はチト車もしくは四式中型装軌貨車に類似しているが、サスペンションは日本にとってはほぼ戦後技術であるトーションバー式に見えるので、およそ戦前の日本らしくない外見である。
テスト中はType 5 Ho-Toという名前だった(恐らく史実で存在するチリ車体のHo-Riに合わせて、その前段階という設定でHo-Toと名付けたのだろう)が、ホト車は九五式軽戦車に12cm榴弾砲を乗せた自走砲(試製四式十二糎自走砲 ホト)が実在するためか、本実装前にKa-Riに名称変更されている。
本車輌に似た名前を持つ車輌として、チト車ベースの自走砲「試製十糎対戦車自走砲 カト」が存在する。
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
↓アーカイブに重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
アーカイブ1
コメントの際、当該wikiのモラルを尊重した行動をお願いします。
ISUとか仏TD好きからしたら大変満足。
AMXCdaの様な弾速2割り増しで軽やかに地面にブッ刺さる感覚がないので欠点は背が高いことか。
出るまで回しせば必ず出る! -- 2023-03-18 (土) 07:47:24