M7

Last-modified: 2020-09-05 (土) 22:54:17

Tier 5 アメリカ 軽戦車

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↑ M47 + 75 mm Gun M2L

M7_1-min.PNG
↑ M47 + 75 mm Gun M3L
M7の史実装備。

M7_2-min.PNG
↑ M47 + QF 6-pdr Mk. III

HD化以前

shot_1091.jpg
可愛いお尻

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値540
車体装甲厚(mm)38/33/32
最高速度(前/後)(km/h)60/20
重量(初期/最終)(t)24.12/24.28
実用出力重量比(hp/t)24.71
本体価格(Cr)355,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
75 mm Gun M2L11.54AP
APCR
HE
90
125
38
110
110
175
1,2690.441.9588
735
588
8556
2,800
56
1,237-8°/+18°
QF 6-pdr Mk. III20AP
APCR
105
170
75
75
1,5000.432.3821
1,026
18545
2,400
450
75 mm Gun M3L12.5AP
APCR
HE
92
127
38
110
110
175
1,3750.381.9619
820
619
8556
2,800
56
1,437
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
M4752/41/41463603,400
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Wright Continental R-975EC2L48020515
Wright Continental R-975C1L60020516
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VVSS T4824.5464,000
VVSS T48A25.5484,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
AN/GRC-3410120
SCR 52874580
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒Class2砲垂直安定装置Class2改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.71%4.12%
移動時14.71%4.12%
 

開発ツリー

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75 mm Gun M2L
(初期/23,000)
QF 6-pdr Mk. III
(1,880/30,500)
M47
(初期/11,500)
75 mm Gun M3L
(2,100/30,000)
AN/GRC-3
(初期/21,600)
SCR 528
(9,000/54,000)
Wright Continental R-975EC2L
(初期/10,500)
Wright Continental R-975C1L
(1,860/21,500)
VVSS T48
(初期/4,450)
VVSS T48A
(1,990/8,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.12HDモデル化
v0.9.18車両タイプを軽戦車に変更
-移動時の隠蔽性を変更
-内張り装甲を中から小へ変更
-改良型換気装置をClass2からClass1へ変更
AN/GRC-3無線機を追加
75 mm Gun M2L、75 mm Gun M3Lを追加
Wright Continental R-975C1L、Wright Continental R-975EC2Lエンジンを追加
M24A1砲塔を削除
SCR 508、SCR 538無線機を削除
37 mm Gun M6、75 mm Gun M2、75 mm Gun M3を削除
Wright Continental R-975C1、Wright Continental R-975C4、Wright Continental R-975EC2エンジンを削除
VVSS T48サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を17%減少
VVSS T48Aサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を18%減少
QF 6-pdr Mk. IIIの装填速度を2.3秒から3秒に変更
QF 6-pdr Mk. IIIの照準時間を2.1秒から2.3秒に変更
耐久値を440から350に変更
搭載可能な拡張パーツに砲垂直安定装置 Mk 1を追加
v1.9.075 mm Gun M2Lの総弾数を71発から85発に変更
75 mm Gun M3Lの総弾数を71発から85発に変更
QF 6-pdr Mk. IIIの総弾数を155発から185発に変更
修理費用を35%ダウン
収益性を4%ダウン
HPを350から540に変更
コレクション車輌に移行

解説

  • 火力
    主砲の選択肢は二つ。
    アメリカ戦車としては若干俯角と仰角が狭い。
    アップデートにより非力だった初期砲は削除されたが、全ての砲の発射速度が低下したため、以前のようなDPMでの勝負ができない事に注意。
    • QF 6-pdr Mk. III
      57mm口径に相当する英国規格の6ポンド砲。課金弾の貫徹力は同格軽戦車1位であり、平均貫徹力170mmと驚異的な伸びで、出費は嵩むものの格上戦車にも十分対応可能。
      75mm砲と比べ軽量なため加速に負担をかけないのも利点。
      難点は低めの単発火力と劣悪な精度で、走行中の射撃や中距離以遠での撃ち合いでは特に精度の悪さを感じることが増えるだろう。
      DPMはM7搭載砲の中では最も高いが、同格や格下と比べて平凡な点には注意。
       
    • 75 mm Gun M3L
      中口径ながら精度と照準時間に優れる主砲。
      M3 Leeとの互換性はなくなり、本車専用装備に変更されている。
      照準周りの性能が良好で扱いやすく、HEも駆使すれば同格軽戦車と殴り合っても引けはとらない。
      しかし発射速度の遅さからDPMで劣り、課金弾APCRの貫通力も伸びが悪いため、重装甲車両を相手取るには厳しいと言わざるを得ない。これらの性能はELCとレオパルドの3cm/90mm砲を除き最下位である。
       
    • 体当たり
      同格軽戦車1位の24tという重量と高いエンジン出力を持つため、同格のライバルであるAMX ELC bisなど10t未満の相手に対しては有効な攻撃手段となる。
      しかし、いくら相手が軽量でも真正面からぶつかればこちらも履帯損傷は免れない。
      自分自身の足が止まってしまうリスクを考慮して判断しよう。
 
  • 装甲
    装甲は同Tierの戦車と比較してやや厚い部類であるが、傾斜分を加味しても心許ない。
    正面傾斜部分なら90mm口径以下のHEの貫通を阻止してくれるが、このTier帯に広く普及する10榴を受けた場合は半々程度の確率で致命傷となる。もちろん側背面なら確実に即死であり、極力被弾しないための位置取りや運用に気を配ろう。
    HDモデル化によって車体の背面と砲塔の側背面が微妙に厚くなったが、大勢に影響は無い。むしろ改良砲塔の防盾面積が狭くなった事と車体の側面が薄くなった事による防御力低下の方が大きい。
     
    車体正面の38mm装甲は避弾経始に優れた形状をしているが、残念ながら素の装甲厚が足りないため昼飯の角度を取っても同格の主砲は防げない。
    車体側面は避弾経始に優れた形状をしており、正面斜め15°程度からのAPは側面の丸みで滑って(跳弾して)くれる事もある。なおHD化以前は32mmだったが、現在は26mm~31mm程度に低下した模様。
 
  • 機動性
    v0.9.18で出力重量比が向上。同格と比べた場合、やや出足が重い代わりに旋回性能で優れている。
    速度を維持したヒット&アウェイの相性が良く、貫通力の高い主砲と合わせれば強襲の適性は高い。
    出足の重さもあくまで同格基準であり、軽戦車全体で見れば鈍重な相手を容易く蹂躙可能なレベルの性能を持っている。
 
  • 偵察性能
    v0.9.18で軽戦車に変更されたのに伴い移動時に隠蔽率が低下しなくなったが、もとの隠蔽率はアップデート以前と変わらず、同格軽戦車の中で最下位の隠蔽率となっている。
    また、視界も380mから360mへ低下しており、これは同格軽戦車としては及第点ではあるものの、M4A1 Shermanといった一部同格中戦車に劣るようになったことから、偵察で貢献するためには隠蔽性と併せてスキルや拡張パーツでの強化が必要になるだろう。幸い無線手は専任であり視界強化スキルを選択しやすい。
     
  • 総論
    v0.9.18アップデートの影響を強く受けた車両であり、視認範囲や攻撃能力の低下が目立つ。
    以前の軽戦車と中戦車の中間のような立ち位置から、良くも悪くも普通の軽戦車に落ち着いた。
    同格軽戦車と比較すると、視界や機動性はほぼ横並びだが、隠蔽性が低い。代わりに6ポンド砲のAPCRはTier5軽戦車としては突き抜けた貫通力を有しているため、格上に対抗しやすい点が長所と言える。
    偵察についても、前述の隠蔽性が若干足を引っ張るものの視認範囲や機動性は同格軽戦車と遜色がないことから、軽戦車の基本に忠実に、味方に視界を提供することを心掛けていきたい。

史実

格納

M7.jpg
1940年後半、生産中のM2A4軽戦車や開発が完了したばかりのM3軽戦車を将来的に代替する軽戦車の構想が生まれ、1941年1月にT7軽戦車としてロック・アイランド工廠で開発がスタートした。
T7のモックアップが完成するとそれをもとに製造方法、エンジンが異なるT7E2からT7E4が製作され(T7E1はリベット構造の試作車だったが、設計中に開発中止となった)、試験の結果、1941年12月にT7E2の採用が決定された。当初は37mm砲が装備される予定だったが、試作車製作中に攻撃力強化のため57mm T2(QF 6 pounder MkIIIのアメリカ版)が装備されることになったが、その後さらに75mm Gun M3を搭載するため砲塔が再設計された。その他装甲も増厚されることとなり、当初は14tだった重量は25tに増加してしまった。そのため軽戦車から中戦車へと分類が変更されて、1942年8月に最終試作車が完成、M7中戦車として制式化された。

 

M7中戦車は鋳造製の砲塔と車体を持ち、車体は良好な避弾経始を持つ。エンジンはR975C1もしくはEC2ガソリンエンジン(350馬力)、のちにコンチネンタルR975EC2/C1空冷星形9気筒ガソリン(350馬力)で、最大速度は時速48.3kmだった。
転輪は4個で、2個1組のサスペンション・ボギーに固定され、前部に起動輪、後部に大型の接地式誘導輪を持ち、上部転輪3個と短いスカートを装備する。この時期の一般的なアメリカ戦車に似た足周りだが、スプリングの配置や上部転輪の設置方法が異なる。
砲塔は高さを抑えてあり、量産車の武装は上述の通り75mm Gun M3であった。副武装として主砲同軸、車体前部、砲塔上部に7.62mm機銃を搭載する。乗員は5名。車長用ハッチは砲塔右、装填手用ハッチは左にあり、両開き式。砲塔両側面にはガンポートも付いている。砲塔は油圧旋回式で、全周旋回にかかる時間は15秒。ベンチレーターは砲塔に1基、車体に4基装備されている。
装甲厚は砲塔前面51mm、防盾63mm、他32-38mmであった。

 

仕様変更を繰り返した結果重量が増加し、中戦車となってしまった本車は、当初から中戦車として開発され、既に量産が開始されていたM4中戦車と比較し装甲が薄く、M3軽戦車と同系統の履帯のため、車重に比べ幅が狭く機動力に欠けていた。この機動力不足を補おうと、フォードのV8エンジンを搭載するM7E1の開発が行われたが、後述するM7の生産キャンセルとともに開発は中止された。
本車は当初インターナショナル・ハーベスター社に対し3000両が発注され、1942年12月から生産が開始されたが、上述したようにM4中戦車と比較して特に優れている点が無く、2種類の中戦車を並行して生産するのは生産・運用の現場を混乱させるだけだとして1943年2月に発注がキャンセルされ、7両(一説には13両)が引き渡されただけで生産は終了した。

 

スペック
全長5.334m
全幅2.845m
全高2.743m
戦闘重量22.7トン
燃料522リットルで航続距離160km。
無線機:SCR 503

 

参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
『M26パーシング M24チャフィー』グランドパワー2010年9月号別冊
http://www.wwiivehicles.com/usa/tanks-medium/m7.asp

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。
アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 開発過程で仕様が変更され、最終的に中戦車となった。