画像
↑初期砲塔&初期砲
小さい砲塔に長い主砲と前のめりの車体というアンバランスさ
↑改良砲塔&QF 2-pdr Mk. IX
スペック(v0.8.1テスト)
車体
耐久値 | 250⇒280 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 14/9/9 |
最高速(km/h) | 48 |
修理費(cr) | |
本体価格(cr) | 40,000 |
初期重量(t) | 17.5 |
実用出力重量比(hp/t) |
武装
名称 | 発射速度(round/min) | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 100mでの精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費 | 重量(kg) | 俯仰角 |
OQF 3-pdr Gun Mk.II | 20⇒22.22 | 43/72/23 | 50/50/65 | 0.41 | 2.1⇒1.7 | 111 | 0/2G or 800/0 | 250 | -8°/+16° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6-pdr 8cwt QF Mark I | 18.18⇒20 | 57/72/29 | 70/70/95 | 0.44 | 2.1⇒1.7 | 80 | 35/5G or 2000/19 | 450 | |
QF 2-pdr Mk. IX | 28.57 | 64/121/23 | 45/45/60 | 0.36 | 1.7 | 130 | 35/2G or 800/19 | 130 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(deg/sec) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Vickers Medium A6E1 | 14/14/14 | 40 | 310 | 1250 |
---|---|---|---|---|
Vickers Medium A6E3 | 14/14/14 | 40 | 330 | 1750 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
2x Armstrong Siddeley | 180 | 20 | 400 |
---|---|---|---|
2x Rolls-Royce Phantom II | 220 | 20 | 680 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(deg/sec) | 重量(kg) |
Vickers Medium A6E1 | 18 | 30 | 4000 |
---|---|---|---|
Vickers Medium A6E3 | 19.5 | 32 | 4000 |
無線
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No.11 | 350 | 40 |
---|---|---|
WS No.14 | 250 | 40 |
WS No.9 | 375 | 40 |
クルー
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Radio Operator | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | |
---|---|---|
移動時 | ||
発砲補正 |
派生車両
解説
v8.1アップデートで追加された、Tier3のイギリス中戦車。
Vickers Medium Mk.IIと比較すると、車体が大型になった代わりに機動力がやや向上している。
装甲の改善は相変わらず誤差レベルの上、車体全体が大型化したうえに機銃塔がつくなど、防御面では期待できない。
攻撃力ではVickers Medium Mk.IIから引き継ぐ、火力で優れた6-pdr 8cwt QF Mark Iか、貫通力と精度、発射速度で勝るQF 2-pdr Mk. IXのいずれかを選択することになる。基本的にTier2クラスから砲の性能が据え置きなので、相対的な攻撃力では低下しているが、それでも十分に対抗していくことができる。
機動力ではエンジンの出力増加とともに車体、砲塔とも旋回速度が改善しており、これまでの車両と比較すると扱いやすくなっている。
総合的に見れば、Tier3版T-28といった趣の車両である。
機動力が普通のレベルまで改善されたため、大柄な車体と貧弱な装甲に注意しつつ立ち回れば、戦果を挙げていくことができるだろう。
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史実
ヴィッカーズ・アームストロング社はイギリス陸軍の要請に基づき、1925年末に世界初の多砲塔戦車であるA1E1インディペンデント重戦車を実用化したが、続いてイギリス陸軍は1926年9月に当時配備されていたMk.IおよびMk.II中戦車の後継として、インディペンデント重戦車をベースに改良を加えた16t級の多砲塔中戦車を開発するようヴィッカーズ社に要求した。
この新型多砲塔中戦車にはA6の参謀本部制式番号が与えられ、「A6中戦車」または「ヴィッカーズ16t戦車」と呼ばれた。
ヴィッカーズ社は1927年3月にA6中戦車の木製モックアップを提示し、これを審査したイギリス陸軍はA6E1、A6E2の2両の試作車の製作を同社に発注した。
さらに1928年には、3両目の試作車A6E3が追加発注された。
A6E1は乗員7名、全長6.55m、全幅2.67m、最大装甲厚14mmで車体中央部に2名用の主砲塔を搭載し、その前方に2基の副砲塔を操縦室を挟んで左右並列に搭載していた。
主砲塔の上面には2基のキューポラが左右並列に設けられ、砲塔前面には40口径3ポンド(47mm)戦車砲と7.7mmヴィッカーズ液冷重機関銃が同軸に装備されていた。
また2基の副砲塔にはそれぞれ、7.7mmヴィッカーズ液冷重機関銃が連装で装備されていた。
エンジンはアームストロング・シドレイ社製のV型8気筒空冷ガソリン・エンジン(出力180hp)を搭載し、戦闘重量17.5tの車体を路上最大速度30マイル(48.28km)/hで走行させることができた。
設計的には車体前部を操縦室、車体中央部を戦闘室、車体後部を機関室とする今日の戦車と同じレイアウトが採用され、戦闘室と機関室が装甲隔壁で分離されるようになったため乗員がエンジンの熱や騒音から解放され、生残性も向上した。
A6E2は基本的にはA6E1と同じであったが、A6E1がアームストロング・シドレイ社製変速・操向機を装備していたのに対し、A6E2ではスイスのヴィンターシュー社製変速・操向機に変更されていた。
また後にエンジンも、リカード社製のCIディーゼル・エンジン(出力180hp)に換装された。
1928年7月にA6E1とE2の射撃試験が行われたが、この試験において副砲塔に連装で装備された7.7mmヴィッカーズ液冷重機関銃の不具合が指摘され、当時製作中であったA6E3では同機関銃を単装で装備することになった。
1928年後期に完成したA6E3はウィルソン・クロスシャフト変速・操向機を装備し、副砲塔の7.7mmヴィッカーズ液冷重機関銃は単装に変更され、主砲塔上面のキューポラも左側の車長用のもののみとされた。
また1937年には、ソーニクロフト社製のRY12ガソリン・エンジン(出力500hp)への換装試験が実施された。
これら試作車を用いた一連の試験の結果、イギリス陸軍は1930年にA6E3をベースに改良を加えたものを「Mk.III中戦車」(Medium Tank Mk.III)として制式採用し、量産を行うことを決定した。
Mk.III中戦車に盛り込まれた新たな機構としては、無線機収納スペースを確保するために後部が延長された主砲塔、およびキリスト教の僧正の帽子型の車長用キューポラの装備や、改良型機関銃マウント、毒ガス防護装置、良好な近接戦性能、新型操向ブレーキの採用等があった。
武装はA6E3と同様、主砲塔に40口径3ポンド戦車砲と同軸の7.7mmヴィッカーズ液冷重機関銃1挺を、また前部左右の副砲塔にそれぞれ同機関銃を1挺ずつ装備していた。
しかしMk.III中戦車は製造・運用コストが高いことが原因で、わずか3両の増加試作車が製作されたのみで1934年5月に量産を行わないことが決定された。
これは折からの世界恐慌が大きく影響しており、イギリス政府が深刻な財政難に陥ったため高性能ではあるが高コストなMk.III中戦車を大量配備することが不可能になったのである。
Mk.III中戦車の3両の増加試作車の内1両はヴィッカーズ社で、残り2両は王立造兵廠で製造された。
これらのMk.III中戦車は全て1934年に第1戦車旅団に配備され、この内2両は無線機を増備して指揮戦車に改造されている。
結局Mk.III中戦車は少数生産に終わったものの、その後ヴィッカーズ社はMk.III中戦車をベースにより軽量で安価な多砲塔戦車A9の開発に取り組み、これは「Mk.I巡航戦車」(Cruiser Tank Mk.I)としてイギリス陸軍に制式採用され1936~37年にかけて125両が生産された。
出典 戦車研究室
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コメント
- お○ぱい -- 2012-10-16 (火) 22:17:48
- おっ○い -- 2012-11-02 (金) 00:04:01
- 副砲が実装されたら、ち○びが上下するようになるのかしら -- 2012-11-02 (金) 00:50:31
- ゲッツ!! 無線手が2人なのか 砲手じゃないのか -- 2012-12-14 (金) 09:28:34
- なんだこいつかっけー! -- 2012-11-02 (金) 07:09:47
- 立ち回り方はMkIIと同様。移動速度が若干上がっているが、やっぱりトロイ。砲精度を生かして後方からチクチク要員。視界UPが地味に嬉しい。一応HPがフルの状態であれば、ポムポム砲の4連射を耐え切れる。 -- 2012-11-02 (金) 16:49:01
- Hey,i looking boob, go away -- 2012-11-02 (金) 17:54:33
- ここまでのツリーの戦車は遅くて柔らかいので玄人向け。この戦車に関しても、遅いやつは硬くないと基本的にはダメだと認識させられる。 -- 2012-11-02 (金) 22:40:28
- 少ししか乗ってないけどエンジンとりかえて後方待機しつつ見方が敵と接触したら全速力で援護に向かうという戦法ならあるていどいけるかも -- 2012-11-04 (日) 16:19:02
- クルーザーMkIの前身なのにそっちよりTierが上とかおかしいだろ。何が言いたいかって言うと1個前のMkIIが産廃すぎたのでボツにしてこいつをTier2にしてほしい・・・ -- 2012-11-16 (金) 08:39:15
- 正直、砲の性能以外Tier2レベルと思う。 -- 2012-12-03 (月) 00:16:14
- T-28はインディペンデント重戦車を参考にしたらしい。開発された年が1年差なのにこの性能は酷い。 -- 2012-12-11 (火) 18:22:45
- 助けて!うちのヴィッカースちゃんが息してないの! -- 2012-12-20 (木) 15:12:30