*トライバル級駆逐艦 コサック HMS Cossack G03[#Title]
#attachref(./cossack_20180330.jpg,33%)
#fold(他画像){{
他画像
&attachref(./HMS_Cossack_G03_Unsinkable_Sam_Camo.jpg,30%);
2019年9月17日に発売された「不沈のサム」迷彩
}}
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.5.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|8|~種別|&color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[駆逐艦]]|~派生元|-|
|~国家|[[イギリス]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(-) 15,200|
|~|装甲|艦首艦尾|19mm|
|~|~|中央甲板|19mm|
|~|~|中央側面|19mm|
|~|~|上部構造物|13mm|
|~|~|砲塔|6mm|
|~|~|防郭|--|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|(-) 0%|
|~機動性|>|機関出力|44,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|36.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|610m|
|~|>|転舵所要時間|(-) 3.6秒|
//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~火災|~煙幕|~最良|
|~|海面発見距離|6.76km|8.76km|2.48km|5.48km|
|~|航空発見距離|3.12km|6.12km|-|2.53km|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|Mk VIII mod.1|11.89km|104m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|-|120mm/45|4基×2門|HE弾 1,700(8%)&br;AP弾 2,100|5.0秒|9.0秒|HE&br;AP|
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ(浸水)|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|-|533mm Mk IXM|1基×4門(4門)|16,767(282%)|66秒|10.0km|62kt|1.3km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~爆雷|~船体|~最大ダメージ|~グループ数|~投下数|~装填時間|
|~|-|5,000|2|8|40秒|
//爆雷を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~継続的秒間ダメージ&br;(爆発ダメージ((斉射1回あたりの爆発数×砲弾1発の爆発半径内秒間ダメージ)))|~命中精度|~有効ゾーン&br;0.1km - |
|~|-|短|12.7mm Mk.III|2基×4門| 14 |95.0%|1.5km|
|~|~|中|40mm/39 Vickers QF Mk.VIII|1基×4門| 39 |100.0%|2.5km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
//該当する距離の対空砲を装備していない場合、行ごと削除
//文字数が多くなりがちなので、適宜文字を小さく編集してください
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:70|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○||
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM041_SonarSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|水中聴音改良1|水中聴音の有効時間 +20%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM037_SmokeGenerator_Mod_I.png,nolink,70%);|発煙装置改良1|スモークの展張時間 +20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/爆雷改良1.png,nolink,70%);|爆雷改良1|爆雷数 +2|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;空母中隊の発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
}}
・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#b9a2217d]]|∞|40|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY014_SmokeGenerator_Cycle_Premium.png,nolink,70%);|[[ショートバースト発煙装置>消耗品#y122b77d]]|6|70|10|自艦を中心に半径 0.6 [km]の視界を遮る煙幕を展開する&br;煙幕持続時間:40 [秒]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png,nolink,70%);|[[エンジン&br;ブースト>消耗品#ia76b51d]]|3|120|120|艦艇の最大速度を一時的に向上させる&br;最大速度の上昇率:8 [%]|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY016_SonarSearch_Short_Premium.png,nolink,70%);|[[短距離&br;水中聴音>消耗品#zc512d2e]]|3|180|120|敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:3.00 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:3.00 [km]&br;最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.00 [km]|
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
トライバル級駆逐艦は元々、他国による新しい設計に対抗すべく、雷装よりも火砲に重点を置いた艦級として構想されました。本級の1隻であるコサックは、第2次ナルヴィク海戦および伝説的なドイツ戦艦ビスマルクの追撃戦に参加し、ビスマルクに対して一連の雷撃を敢行しました。しかし1941年、コサックはドイツの潜水艦U-563による雷撃を受けて撃沈されました。この際に救助された乗組員の中には、ビスマルクが撃沈された際に救助された猫であるオスカーもいました!この猫には「不沈のサム」という渾名が与えられ、その後に乗艦していた航空母艦アーク・ロイヤルが撃沈された際にも生き残りました。
**解説 [#Manual]
''[[初心者で購入を検討されている方へ>プレミアム艦#ub90aa72]]''
イギリスのTier8駆逐艦、プレミアム艦艇。
イギリス連邦所属の[[Haida]]とは姉妹艦だが、本艦の方が主兵装が1基多くTierも1つ上になっている。
-''抗堪性''
HPはTier相応の15,200。後述する主砲のDPMから雷駆相手には十分だが、[[秋月>Akizuki]]や[[Le Terrible]]などの砲駆に比べると低い方。相手を慎重に選ぶ必要がある数値と言える。
-''主砲''
主砲のDPMはかなり高く、[[秋月>Akizuki]]や[[Split]]、米駆に次ぐ高性能を誇る。後述する隠蔽性能の良さと相まって日駆や英駆のような隠蔽型の雷駆に対する天敵的立ち位置の艦と言える。
一方で弾速が遅く、砲弾が弧を描くため10km以遠の偏差射撃には慣れが必要となってくる。また、射角が悪く最大火力で砲撃する場合は30度以上艦を傾けなければならない。砲塔旋回が実装時よりも速くなったため、舵取りを上手く駆使して戦おう。
-''魚雷''
1基4門の魚雷発射管を搭載している。門数が少ない事から[[Kidd]]や[[Haida]]と同様に大型艦に対する決定打に欠く。また、主砲同様に射角が狭く、約70度~150度の間しか射撃が出来ない。島伝いの不意の遭遇時には船体角度に注意する必要がある。
非力で非常に扱いづらいが装填時間が66秒と短く、英駆特有の単発撃ちも出来る点は喜ばしい。射程も10kmと良心的であり、砲撃しない時は隠蔽雷撃も十分行えるだろう。
-''爆雷''
プレミアム艦艇らしく投下数が8発と少な目、12発の[[Lightning]]より少ない。左右に大きく2発投下後に後方に2発、これを2セット繰り返す。単発威力は優秀であり、短距離とはいえ水中聴音持ちのため対潜哨戒は得意な方である。
-''対空火力''
''&color(Red){無いも同然のレベル};''。
対空セクターを駆使しても格下のTier6空母の艦長スキルで補強されていない戦闘機を落とす事すらままならないレベルである。最良隠蔽の航空発見距離2.5kmと対空射程が同値なので対空オフをする必要はないが、航空爆雷で射撃した際に位置バレする恐れがあるので常時オフにした方が良いだろう。対空セクターによる即時ダメージは敵艦載機に対して割合でダメージを与えられるため、対空圏内に入れば積極的に活用していこう。
-''機動性''
速力は日駆並に遅い36.0ノットであり、優速の仏駆やソ駆には劣る。しかし、英巡と英駆同様の高加速性能を有しており、良好な旋回性能も合わせて非常に快適な操艦が出来る((英巡のような減速の悪さは無い))。また、通常ツリーの英駆と違いエンジンブーストも搭載出来る点も特筆に値する。先述の高い加速性能と合わせて停船状態からエンジンブーストで加速すると、凡そ15~20秒程で最大戦速に達する事も出来る。煙幕内で砲撃中に雷跡が接近しても水中聴音と合わせて煙幕から即時離脱が出来るのは嬉しいところ。
-''隠蔽性''
[[Lightning]]と同じく最良隠蔽''&color(red){5.5km};''とかなり優秀。これに勝るのは5.4kmの[[陽炎>Kagero]]や[[夕雲>Yugumo]]と、5.2kmの[[時雨>Shigure]]など極僅かである。これらの日駆は主砲DPMが低く魚雷頼りに対して、高DPM且つ高加速ソナー持ちの本艦はそれらに対して天敵とも言える存在である。
また、艦艇補足距離3kmの短距離水中聴音を搭載しているため、潜望鏡深度に潜っている潜水艦相手でも先に発見できる事も考えると雷撃専門の艦艇にはとことん強い。艦長スキル「無線方向探知」を付ければ日駆狩りが捗るだろう。
-''消耗品''
通常ツリーの英駆と違い、エンジンブーストを独立枠で装備出来る。また、短距離水中聴音も併用して装備出来るため、非常に贅沢な艦と言える。Tier8なので、レアUGの「エンジンブースト改良1」や「水中聴音改良1」を装備出来る。残念なのはどちらもスロット2のため、自分のプレイスタイルと好みに合わせて装備させよう。
-''総評''
本艦が持つ高い砲戦能力と豊富な消耗品に対して、隠蔽性が僅か5.5kmとTier8の中では対駆逐最強格の艦と言える。これはTier10の駆逐艦視点から見ても十分驚異的であり、格上でも臆する事なく戦える希少な艦でもある。ただし、[[Haida]]と同じく魚雷が1基4門しか撃てない上に射角が悪い為、与ダメージを稼ぎづらいという欠点を抱えている。加えて弾道が高いために、遠距離攻撃は不得意とする点にも注意が必要。
自分がいるサイドの敵駆逐艦や敵潜水艦を早々に排除し、露払いして勝利に貢献するストイックな戦い方を心がけよう。
**史実 [#History]
-''建造''
トライバル級駆逐艦は、列強各国の新型艦に対抗すべく、従来の駆逐艦の概念を覆し、雷装よりも火砲の威力を重視した「対駆逐艦用」の強力な艦級として構想された。英海軍向けに計画された全16隻は、第二次世界大戦の開戦前である1939年3月までに竣工を終え、英海軍の新たな主力として期待を背負って戦列に加わった。
-''戦歴''
コサックは開戦後、北海から地中海に至る主要な戦域で活動した。
--''ノルウェーでの作戦行動''
1940年4月のドイツ軍によるノルウェー侵攻に際し、コサックは他のトライバル級駆逐艦と共にノルウェー方面へ展開し、作戦行動に従事した。この期間、コサックは戦闘において被弾損傷を負ったものの、任務を遂行した。
--''「ビスマルク」追撃戦''
1941年5月、ドイツ戦艦「ビスマルク」の捕捉・追撃任務に投入された。この作戦にはパンジャビ、ソマリ、ターター、マシオナ、シーク、ズールー、マオリ、そしてコサックが参加した。26日の日没後から翌日未明にかけて、コサックを含む各艦は「ビスマルク」と接触を続け、雷撃を敢行したが、戦果は得られなかった。英軍側の雷撃は全て外れ、一方で「ビスマルク」からの砲撃も直撃弾を与えるには至らなかった。
--''地中海への派遣''
1941年中頃、激戦地となっていた地中海戦域にコサック、シーク、マオリ、ズールーが派遣され、過酷な船団護衛任務に就いた。
-''最後''
1941年10月24日、ジブラルタル西方にて船団護衛中であったコサックは、ドイツ潜水艦の雷撃を受け大破し、航行不能となった。ジブラルタルへ向けて曳航されていたものの、沈没に至った。トライバル級全体においても、戦争中に16隻中12隻が沈没するという苛烈な運命を辿った。
**小ネタ [#Digression]
-''猫「オスカー(サム)」について''
『コサックの沈没時、かつて「ビスマルク」が沈没した際に救助されていた猫であるオスカーが救助された。この猫には「不沈のサム」という渾名が与えられ、その後、乗艦していた航空母艦アーク・ロイヤルが沈没した際にも生存を果たした。』という話が語られる事があるが、戦時中の航海日誌や公式な記録には、この猫の存在が明記されていない。そのため、彼の存在や「3隻すべてに乗船していた」という経緯は、主に当時の乗組員たちの証言や、戦後の逸話として語り継がれているものとされている。
当時に撮影された猫の写真が複数あるが、どれも模様が異なっていたりと信憑性に乏しく、現在では「結論として、この猫が実在した可能性は高いとされていますが、その生涯や経緯のすべてが正確な記録に基づいた「史実」であるとは言い切れず、戦時中に語り継がれた伝説的な逸話」として理解するのが正確とされている。
-''「コサック」という名称について''
「コサック」からコサックダンスを連想し、「ロシア(ソ連)の艦じゃないの?」と思った人もいるかもしれない。
トライバル(Tribal)という艦級名が示すように、これらの駆逐艦は世界各地の部族(tribe)から名前が採られており、同型艦には[[エスキモー>Eskimo]]((シベリア・アラスカ等ツンドラ地帯の民族))、マオリ((ニュージーランド先住民))、ズールー((南アフリカ・ジンバブエ南部の民族))、グルカ((ネパールの民族(の総称) ))などがある。
コサックは15世紀頃から南ロシアに住み着いた農民のことで、主に農業、漁業、牧畜などを行い生計を立てていた。17世紀後半のステンカ=ラージンによる反乱や18世紀後半のプガチョフの反乱でロシアの圧政に対抗したがいずれも鎮圧された。それ以降ロシアに取り込まれ、その屈強さから革命や労働運動の鎮圧やロシア辺境の防人として活躍するなどして最も頼れる軍事力となった。
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