Zao

Last-modified: 2025-12-24 (水) 09:52:00

重巡洋艦 蔵王(マル6甲巡)

Zao 1.jpg
他画像
Zao 2.jpg
羅針艦橋
Zao bridge.jpg

ver0.5.14で作り込まれた羅針艦橋

蔵王 CLR
Zao_CLR.jpg

ver13.7で開催された第二回カラフルレガッタで実装された蔵王の特別艦艇バージョン。深緑の特別迷彩付き。
Kléber CLRと同じく固有アップグレードも搭載可能。

性能諸元

編集時 ver.14.10

・基本性能

Tier10種別ツリー艦艇
艦種巡洋艦派生元Ibuki
国家日本派生先-
生存性継戦能力44,900
装甲25mm-152mm
・防郭 65mm-152mm
・艦首/艦尾 25mm
・砲郭 30mm
・装甲甲板 30mm-55mm
対水雷防御ダメージ低減19%
機動性機関出力159,000馬力[hp]
最大速力34.5ノット[kt]
旋回半径840m
転舵所要時間7.7秒


隠蔽性 通常副砲主砲火災煙幕
海面発見距離12.2km--14.2km7.2km
航空発見距離7.5km-11.5km10.5km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
-Type10 mod.116.2km137m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回弾種
-203mm/504基×3門HE弾 3400(19%)
AP弾 5400
13.7秒30.0秒HE Type1
AP Type92


副砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
-100mm/65 Type986基×2門HE弾 1700(6%)3.0秒6.0km


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
-610mm Type F34基×5門(10門)21367104秒8.0km76kt1.8km
610mm Type93 mod.34基×5門(10門)23767171秒12.0km67kt1.7km


空襲船体機体小隊数出撃機数(HP)搭載量射程最大ダメージ準備時間
-川西H6K21(2,000)28.0km4,90030秒


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
爆発半径内継続的
-25mm/60 Type96 mod.1
25mm/60 Type96 3連装 mod.1
20基×1門
11基×3門
-15185.0%0.1-2.5km
40mm/60 Type59基×2門-17290.0%0.1-3.5km
100mm/65 Type986基×2門6154015190.0%0.1-5.8km



・アップグレード

スロット1スロット2スロット3スロット4スロット5スロット6
搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

1MainWeapon1.png主砲兵装改良1主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%
主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%
主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%
SecondaryWeapon1.png副兵装改良1副砲の抗堪性 +100%
対空砲座の抗堪性 +100%
PowderMagazine1.png弾薬庫改良1自艦の弾薬庫誘爆率 -70%
2DamageControl1.pngダメージコントロールシステム改良1浸水発生率 -3%
対水雷防御ダメージ軽減率 -3%
火災発生率 -5%
Engine1.png推力改良1主機損傷確率 -20%
主機修理時間 -20%
SteeringGear1.png操舵装置改良1操舵装置損傷確率 -20%
操舵装置修理時間 -20%
3MainGun2.png主砲改良2主砲装填時間 +5%
主砲旋回速度 +15%
SecondaryGun2.png副砲改良2副砲最大射程 +20%
副砲弾の最大散布界 -20%
Guidance1.png射撃システム改良1主砲弾の最大散布界 -7%
魚雷発射管旋回速度 +20%
副砲最大射程 +5%
副砲弾の最大散布界 -5%
AirDefense2.png対空砲改良2対空砲座の最大射程 +20%
4DamageControl2.pngダメージコントロールシステム改良2浸水復旧時間 -15%
消火時間 -15%
Engine2.png推力改良2最大出力への到達時間 -50%
艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上
SteeringGear2.png操舵装置改良2転舵所要時間 -20%
5ConcealmentMeasures_1.png隠蔽システム改良1発見距離 -10%
LookoutStation_1.png目標測距装置改良1敵艦艇の強制捕捉範囲 +50%
最大目視範囲 +20%
魚雷捕捉範囲 +20%
SteeringGear3.png操舵装置改良3転舵所要時間 -40%
操舵装置修理時間 -80%
6MainGun3.png主砲改良3主砲装填時間 -12%
主砲旋回速度 -13%
SecondaryGun3.png副砲改良3副砲装填時間 -20%
Torpedo3.png魚雷発射管改良3魚雷発射管装填時間 -15%
魚雷発射管の機能停止発生率 +50%
FireControl2.png射撃管制装置改良2主砲最大射程 +16%
AirDefense3.png対空砲改良3対空砲座の秒間平均ダメージ +20%

・消耗品

搭載可能消耗品

搭載可能消耗品

スロ
ット
消耗品名称使用
回数
準備
時間
有効
時間
 効果
Rconsumable_PCY009_CrashCrewPremium.png応急
工作班
605火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。
TConsumable_PCY016_SonarSearchPremium.png水中聴音3120100敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる
魚雷強制捕捉距離:3.50 [km]
敵艦強制捕捉距離:5.00 [km]
最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.00 [km]
Consumable_PCY011_AirDefenseDispPremium.png対空防御砲火38040継続ダメージ +50%
砲弾の爆発によるダメージ+300%
YConsumable_PCY012_FighterPremium.png戦闘機39060自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する
戦闘機数 4機
Consumable_PCY005_Spotter.png着弾
観測機
4240100主砲の射程を 20 [%]延伸する
UConsumable_PCY010_RegenCrewPremium.png修理班38028自艦のHPを回復する
回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]
IConsumable_PCY048_SubmarineLocator.png潜水艦
探知機
312020最大深度と潜望鏡深度の潜水艦を発見する
潜水艦捕捉距離:7 [km]

ゲーム内説明

日本の海軍軍備充実を図った八八艦隊計画の一環として、8隻の重巡洋艦の設計が進められました。本級は、高雄型、利根型、および最上型の発展型です。主砲としては12門の203mm砲を4基の砲塔に収めて搭載するという従来型の構成を採用する予定だったほか、装甲は203mmHE弾の命中にも耐えうるように設計されました。しかし後に艦艇数が4隻に削減され、最終的には全艦の建造が中止されています。

解説

日本のTier10重巡洋艦。
計画はされたが設計図は存在しない架空の艦艇。優秀な砲と魚雷を持つ日重巡の特徴をそのままに性能を進化させた日重巡ツリーの集大成と言える艦である。

  • 抗堪性
    低い。
    重巡としては装甲とHPがともに頼りないが、後述する優秀な機動性と隠蔽性を武器に他国巡洋艦と戦う艦と言える。
    • 装甲
      砲塔直下の舷側は152mmの装甲はあるが装甲厚は前級の伊吹と大差がない。加えて、伊吹にあった32mm甲板が30mmに減厚されている。
      このために420mmまでのAP弾は跳弾させることができるが、180mm以上のHE弾やTier8以上の巡洋艦の152-155mm主砲HE弾*1、日本の100mmHE弾、そして429mm以上のAP弾*2を甲板からまともに喰らうようになる。艦を縦に向けていても甲板に落ちたら抜かれる砲弾が多くなっていることを踏まえ、相手主砲の口径を考慮して攻撃と回避機動を取るようにしよう*3
      防郭自体は喫水線下であり、この速度帯の重巡にしては機関部の防郭は小さい方である。迂闊な操艦をしなければ舷側から防郭を抜かれることはあまり無いが、むしろ艦首艦尾側からの侵入に気をつけたい。
    • HP
      HPが44,900と同格重巡の中では最下位クラス*4。軽巡のAlexander Nevskyよりも低いため、VP貫通がなくても通常貫通ダメージでも試合後半に大きく響いてくる。生存を優先して射撃を諦めることも必要になってくるだろう。足を止めて殴り合う艦ではなく、引き打ちが基本である。
  • 主砲
    3連装砲を4基12門。青葉から貫通力や威力、火災発生率が長らく変わらなかったが、本艦にきて遂に強化された。前級の伊吹から2門増えDPMは向上しているが、装填速度と射程は僅かに悪化してしまっている。
    低い抗堪性を補うためにも、高い弾速と機動性を生かせる間合いを管理することが重要となる。相手の砲撃は避けつつこちらの砲撃を当てられる距離を維持したい。
    • 主砲弾
      HE弾とAP弾共に威力が向上し高初速化と砲弾重量の増加により距離減衰が軽減され弾着速度が改善している。貫通力は203mm砲の中ではVeneziaに次ぐレベルとなり大幅に強化されている。駆逐艦基準の優秀な散布界を引き継いでおり、弾速も相まって高い命中率が見込める。HE弾による放火だけでなく、伊吹まで以上に狙える場面では積極的にAP弾を使っていきたい。また、火災発生率が同格重巡の中では高く、砲門数×装填速度×火災発生率で計算すると実はこれもトップクラスに高い。持ち前の精度の高さと弾着速度があるので戦艦への放火はしやすい方である。敵戦艦の火災が起きていない位置を狙って複数弾ヒットで火災を狙ったり、正確で丁寧な射撃で敵の駆逐艦へのHE斉射や敵巡洋艦のVPを抜くなどしてチームの勝利に大きく貢献しよう。
      同格巡洋艦のVP貫通可能距離
      艦名距離
      Des Moines全距離
      Petropavlovsk15km
      Yoshino15km
      Hindenburg17km
      Venezia15km
      Napoli11km

    • 主砲塔
      Des Moines等の自動装填装置組を除けば、HE弾のDPMは重巡でもトップクラスである。ただし、装填速度自体は13.7秒とやや遅い為、小さいチャンスで咄嗟にAP弾を使いたいのであれば装填手のスキルを入れる事を選択肢に入れた方が良いかもしれない。なお、主砲装甲は25mmでなくなったので機能停止は減った。地味に嬉しい。
      以前は射角が悪く全門斉射には大きく横を向く必要があったがver14.0にて遂に主砲射角にまでバフが入り、一番砲塔+8度二番+1度、三番+4度四番+9度と拡大され前後まちまちだった角度が統一、全門斉射角も前方36度、後方34度と大きく改善された。
      砲塔旋回速度についてはver.12.5で強化され、他国平均の30秒にまで改善されている。これらの変更により射撃の際のストレスは大きく軽減されたと言える。
      射角にバフが入ったことでわずかな間で防御姿勢と斉射姿勢をスイッチすることが可能になった。攻撃と隠蔽のタイミングを間違えなければ驚くほどの粘り強さを発揮できるようになっている。
       
  • 魚雷
    5連装発射管を片舷2基づつ、合計4基全20門搭載。
    初期の頃は射程8kmの魚雷しか搭載出来なかったが、ver.0.7.6で威力と魚雷発見距離が改善され、射程12kmまで増加した後期魚雷を搭載出来るようになった。これにより隠蔽を強化してあれば隠蔽雷撃が可能になっている。ただし、装填時間は初期の104秒から171秒と悪化する点には要注意。
    以前はほとんど真横にしか発射できず艦の腹をさらす必要があったが、ver14.0にて主砲射角と同様に魚雷射角もバフが入り、前方+10度後方+45度と大きく広がり雷撃力は格段に向上した。
    当たった場合の威力は魅力的であり、島風を超える左右20本の魚雷は相手にとっては脅威である。相手の警戒と回避をうまく利用し、有利な位置関係を作りたい。軽い舵を活かせば引き打ちの最中に押し上げてくる敵艦を魚雷群に突っ込ませることも可能である。
  • 対空
    素のままでは頼りない。
    対空砲の爆発数は伊吹の5つから6つに増えたが、中長距離射程の継続ダメージと共に同格巡洋艦と比較すると最低クラス。本艦は隠蔽を活かして敵の側面から奇襲をかけたいところだが、蔵王単艦では敵航空機を追い払うことは望めない。無理に奇襲をしようとすれば被発見からの集中砲火で即沈没の憂き目を見ることになる。無謀な単独侵入は避け、味方の対空艦と連携して対空を行うことが重要になってくる。
    継続ダメージはどうしようもないほど低いわけではないし射程も標準なのでアップグレードや艦長スキル、消耗品の対空防御砲火で対空を強化すれば艦載機に手痛い出血を強いられるポテンシャルはある。ただし、スロット6では素の射程が短い事を補う射程UGや固有UGと競合することになり、普段の立ち回りが難儀な事になってしまう。対空特化に関しては十分船に慣れてから検討したほうがいいだろう*5
  • 隠蔽性
    同格重巡洋艦の中では最も優れている。
    さすがに軽巡には劣るもののデフォルトで12.2km、隠蔽特化で9.9kmまで縮まる。航空発見距離は約6kmとなり伊吹より悪化するが、対空砲の最大射程が5.8kmとほぼ被発見距離と同じため継続してスポットされる恐れがないのも利点。斉射火力の高さと相まって日巡が得意とする一撃離脱戦法に一段と磨きがかかっている。敵巡洋艦を先んじて発見しその腹にAP弾と魚雷を叩き込んでやろう。隠蔽は本艦の最大の武器の一つと言っても過言ではない。
  • 機動性
    34.5knotと快速であり、転舵速度も同格最速の7.7秒と優秀。
    隠蔽特化と比べ汎用性にはやや劣るが、転舵特化すれば3.7秒となり戦艦の砲撃の回避がしやすくなる。
    ただし、旋回半径は840mと劣悪であり向きを変えるには相応の時間がかかる。旋回の入りは早いが旋回そのものは遅いという特性ゆえに見られている状態での全舵旋回は致命傷になりかねない。
    転舵特化の場合細かい転舵で針路を振ることで相手の照準を狂わせるのが主たる回避法になる。足を止めてはいけない。その際は座礁や魚雷などにも注意が必要。
    機動性と共に消耗品の潜水艦探知機を有することから、潜水艦への対応をすることも本艦の大きく期待される役割であると言える。突出してきた潜水艦は積極的に狩りに行きたい。
    回避力の高さが生存性を担保しており、一対一なら戦艦を相手に無傷で一方的に攻撃することも可能である。反面回避不可能な複数方向からの攻撃には弱い。いつ攻撃するか、どのような進路を取るかという立ち回りに生存性が大きく左右される。
  • 総評
    低い抗堪性を隠蔽と機動力で補い、手数の少なさを高速、高精度、高威力、高発火率のHE弾及び高貫通力のAP弾でカバーし、隠蔽雷撃のみならず砲戦中の雷撃も強力な、バランスを武器とする重巡洋艦となっている。
    Des Moinesのような大火力はないし、Petropavlovskのような硬さもない。だがしかし、全ての能力を活かすことができた時には、そのポテンシャルは計り知れない。
    適切な運用を行えば相手を縦横に切り裂く刀のような鋭い攻撃が可能だが、若干短い主砲射程と不十分な抗堪性、対空火力の低さや大きな旋回半径など各分野で僅かに足りない部分があるためプレイヤーの力量でカバーすることが必要になってくる。
    Des MoinesMinotaurのような煙幕や警戒レーダーを持ち合わせていないため前に味方が居ない状態で敵駆逐艦や潜水艦に見つかるとスポットを受けた状態から後ろの戦艦や煙幕内の敵に一方的に撃たれかねない。それを回避するには敵駆逐や潜水艦を最優先で排除し、味方駆逐を守り、隠蔽負けする相手を無くすことである。特に相手駆逐は刺し違える覚悟で倒しにかかるべきであろう。
    視野を広く保ち忍耐強く状況を見定め、場を整える事で活躍がしやすくなる艦と言える。

史実

マル6計画によって建造が計画された甲巡=重巡のひとつがこの蔵王であるとされるが、マル6計画自体が直ぐに改マル5計画やマル戦計画が推し進められたことによって中止となったため図面や要求性能といった情報が殆どない。
塔型艦橋・大型の後部構造物や中央両舷に並べられた長10cm高角砲、それまでの重巡に比べ一回り大きな船体など艦影はB65型超甲巡(吾妻)(マル5計画で計画された巡洋戦艦or大型巡洋艦)と類似する部分が多いが、主砲はE型砲塔ベースの20.3cm3連装砲4基12門。水雷兵装は5連装魚雷発射管を(恐らく防御的観点から構造物から離れた)艦尾中甲板に4基設置していて、兵装関係は正真正銘巡洋艦である。装甲は一時期金剛とほぼ同等の垂直装甲を持つと思われていたが、装甲表示機能の実装により横隔壁の部分のみであることが判明した。とは言え、それでも対8インチ砲としては十分な装甲を有している。砲塔も外見がE型なので見た目こそ薄そうだがHE弾で破壊されることが少なくなっているところを見ると重装甲化が行われていると推測でき、攻守共にかなり詰め込んだ巡洋艦と言えよう。
と、ここまでWargamingのモデルを考察してみてであり、重ねて言うが公式図面と思われるものは今のところ見当たらなく、日本文献でも海外文献でも情報がほぼ無い状態である。

更に詳しく

重巡洋艦「雲仙」はコーエーから出版された「未完成艦隊 1917~1950」に記載されているマル6甲巡。今のところ見つかっている唯一の性能諸元で、本ゲームの蔵王もこれを参考に作られたと思われる。
同書における説明では、条約中に建造した最上型とその発展型である利根型ではBaltimore級をはじめとした米新型巡洋艦に太刀打ち出来ないと判断されたため建造されたとある。条約後の米巡洋艦と同様、兵装や装甲の強化によって排水量・全長がそれまでの重巡より増大した。初期案の主砲塔は、これまでより数を減らしたボルチモア級と同じ3連装3基9門の配置。これにより縮小した装甲帯は、厚みを増した装甲で守られる。また、被弾時の戦闘力低下が危ぶまれた3連装砲塔には、やっと重装甲化が行われる予定だったらしい。だが、後に新鋭デモイン級に対抗するため主砲が1基追加されると、復元性悪化を考慮し砲塔装甲はこれまで通りの破片防御目的の25mmへと削られてしまったみたいだ。

重巡洋艦「雲仙」(本書想定)
基準排水量14,580t 全長218.3m 最大幅21.2m 喫水7.2m
ロ号艦本式缶8基 艦本式タービン4基4軸 機関出力152,000hp 速力31kt
武装 55口径20.3cm3連装砲4基 10cm連装高角砲6基 61cm4連装魚雷発射管4基
装甲 舷側152mm 甲板40mm 砲塔25mm(草案150mm)

しかし結局のところ、自動装填装置を装備したデモインとでは毎分48発(毎分発射弾量6,040kg)対90発(13,680kg)と投射量に倍近くの差があるため戦闘での劣勢は否めなかったと結論付けられている。尚「本書想定」とあるように艦名はまぁ当然「想定」として、性能や面図の真実性も曖昧である。
Class_A_1941.jpg
「雲仙」図面公式wikiより
海外文献では「Japanese Cruisers of the Pacific War」に掲載されているらしいが、詳細は不明である。

余談
前檣に取り付けられているパラボラアンテナはウルツブルグレーダーを参考に開発された2号3型電波探信儀(?)。時期的に見てバルバスバウが採用されていてもおかしくないが、伝統のダブルカーブドバウを採用されているようだ。

小ネタ

考察

装甲の話
zao armor.jpg

画像はゲーム内の主要装甲
ゲーム内装甲から解説を行う。
区画配置は古鷹型より続く伝統の凸型配置砲。砲弾薬庫が水線下だが、中央部の機関室だけ水線から出ている。装甲帯もそれに沿い1番砲塔から4番砲塔までの約130mに貼られている。船体全長が約220mに対しコンパクトに収められているのは主砲5基から1基減じた恩恵である。

【船体構造】
外板25mm-30mm
船底40mm
上甲板30mm

【機関部】
機関部舷側 100mm(垂直に対し20度傾斜)→下へテーパーし65mmで船底の40mmに接続
機関部甲板 55mm
機関部甲板傾斜部 65mm(水平に対し22度傾斜)
機関部隔壁 前127mm 後105mm
艦橋から後部構造物までの約80mが缶・機械室。先述したように水線から1~2m高く出ている。舷側は最上や利根と同等の100mm。舷側装甲と甲板装甲の接続部も最上系の血を継ぐ傾斜を採っているが、想定交戦距離の変化か角度がやや大きい。落角が付いた砲弾がここに命中した場合、直角に近い角度で着弾することになり弱点になり得る危険性もある。

【砲弾薬庫】
弾薬庫舷側 152mm →下へテーパーし90mmで船底に接続
弾薬庫甲板 65mm
弾薬庫隔壁 前203mm 後160mm
各主砲塔水線下の約50mが弾薬庫。数字上米巡洋艦にも引けを取らない厚みに加え、152mm部分が広いため総合的には勝るくらい堅牢。

【主砲塔】
正面防循 127mm(傾斜20度以上)
側面 100mm-75mm
天蓋 75mm-50mm
背面 100mm
バーベット 50mm(2-3番砲塔下部25mm)
25mmの弾片防御から完全に装甲化され6インチクラスの砲弾なら防げる装甲を施されている。背面の100mmは恐らく釣り合い用のカウンターウエイト。*6

【その他】
構造物 16mm
司令塔 上152mm 床89mm
舵取り機室 上65mm 前後75mm 側60mm
ビジュアル的に司令塔(操舵室)であろう部分に装甲はなく、不具合か位置がずれた中部艦橋部分*7の甲板に司令塔装甲とする152mmの装甲が一部露出している。改造などの方法で構造物内を覗くと一層下に89mm板も貼られており、152mmが上面、89mmが床面と思われる。舵室は公式レイアウト上には表示されないので古いデータを参照している。

機関部が上に広い凸形のバイタルや、弾薬庫重視など史実巡洋艦から受け継いでいる。機関部は最上から据え置きであるが弾薬庫は各国史実巡洋艦と戦うには十分だろう。ただ水平装甲がそう厚くなってないから航空攻撃に弱そうな…。爆撃を想定し水平装甲を盛った新鋭米巡と比較すると陳腐化してるように思える。

203mm/50 18th Year Type、18年式50口径203mm3連装砲について

本級の主砲は古鷹から伊吹まで付き合った三年式20センチ砲とは別物の架空砲である。
仮称五〇口径三号二〇cm砲という名称の五五口径の砲が試作されていたため、これを採用したものと思われる。名称にある18年については、昭和以降戦後までの期間の皇紀の下2桁に18年が存在しないためおそらく1943年に当たる昭和18年が由来となっている。*8
砲弾は一式通常弾(HE)と九二式徹甲弾(AP)である。もちろん架空の砲弾であり史実にそのような砲弾が制式採用されたというような記述はない。ちなみに零式通常弾の改良型の記述は見当たらず、徹甲弾に至っては九一式の改良型は一式徹甲弾である。
余談だが、旧日本軍の武器につけられている〇〇式の数字は、大正時代は大正○年の数字がつけられており皇紀の下2桁が採用されだしたのは昭和になってからである。大正はたった14年であり、昭和になってから開発された装備にそのままその数字を採用すると14式までは大正時代に開発された武器と名称が被ってしまうためそれを避けたという事情がある。

Type F3魚雷について

本艦が実装された当初より搭載しているのがこのType F3である。射程8km、雷速76ktはヨーロッパ駆逐艦などの例外を除いて最高の速力を誇る。これは93式魚雷に引き続きさらなる高速を目指して開発がされていた試製魚雷Fの事である。従来のレシプロ機関に替わって1000馬力のタービンを搭載し、目標速力70knotsを目指して開発されていたが、太平洋戦争の勃発により開発は中止された。

艦橋

艦橋シルエットは最上・利根型と共通する部分が多い。特に正面の下へとテーパーした操舵室などが一致している。最上・利根型ではここを装甲化し司令塔にしていたが、装甲レイアウトを見る限り蔵王には装甲が施されていない。ゲームバランスにはあまり影響しない部分であるため意図してのものでないとするなら、出雲と同じように開発の分析不足によるものと推測できる。*9

艦名

艦名は宮城県と山形県にまたがる奥羽山脈の連山、蔵王山から取られている。

戦術指南

固有UGについて
「改良型艦橋」
スロット6
主砲弾の最大散布界:-7%
主砲射程:+8%

研究局で交換出来る蔵王の固有UGの効果は上記の通り*10
スロット6では本来得られない主砲散布界の縮小効果が得られる点が一番の目玉ポイント。元々本艦の主砲散布界は駆逐艦のように小さい上にスロット3の「射撃システム改良1」の散布界縮小効果を合わせることで良精度・高弾速なのが本艦の強みであった。固有UGはその強みをさらに強化することができる。また、主砲射程が16.2kmから17.5kmと1km以上延伸されることでドイツ巡洋艦の素のステータスと同じ程度の射程を得られるため、痒い所に手が届くようにもなるだろう。
同じスロットの「主砲改良3」や「射撃管制装置改良2」と選択式にはなってしまうが、固有UGの中でもスロット5の「隠蔽システム改良1」と競合せず、一切のデメリットがない点からwowsの中でも稀な良UGであり、積極的に採用が検討出来る。蔵王を極めたいというプレイヤーは取得しておいて損はないだろう。

※高ティア重巡洋艦をあまり乗り慣れてない人向け

本艦の弱点を上げればなかなかにツラい物が多い。同格重巡最低レベルのHPと薄い装甲、舵は軽いものの大きな旋回半径、同格でも低めの対空と悪い部分がシナジーし合っており、さらに追い討ちをかけるように空母や航空艦艇が跳梁跋扈しているため隠蔽も剥がされやすく、動きづらい。
が、諦めてはならない。さらなるバフを待っていても母港で埃を被るばかりである。

勝つためには、やはりこの期に及んでも隠蔽を駆使して戦うことが推奨される。
隠蔽を生かし、味方駆逐の5-6km後ろに随伴し、敵を発見したら引きうちの姿勢を整えてから駆逐>>(レーダー)巡洋艦>戦艦の優先順位で攻撃し、不利な形勢になったらすぐに隠蔽に入る。これが基本的な動きとなる。
ただし、引きうちの場を整えるまでに、入念に戦況把握をしておく必要がある。原則戦艦等の大口径艦から多数ロックオンされる状況下では打ってはならない。一発でもバイタルパートに被弾すれば、その後の戦闘がやりづらくなること請け合いである。島で斜線を切ったり、場合によっては雷撃だけに集中して生存を最優先する場面も出てくることだろう。*11タイマンならば操艦如何では一方的に殴り勝てる戦闘力と火力は持っている。
HPを使って戦場を押す場面は苦手とするため、一手二手先を読んで移動しておき、引きうちの土俵を整えて立ち回ろう。
以上が基本的な型の話だが、あとは個々の回避スキルや戦況把握の能力が結果を左右することと思われる。
最後に、全ての艦に言える事だが蔵王における最も重要な仕事、それは生き残ることである。HPが1でも残っていれば同格重巡最良の隠蔽からの雷撃により圧力をかけられる為である。もちろんここ一番で勝負をかけるべき時の見極めは大事だが、死んででも完遂すべき状況はごく一部に限られる。まずはヘイト受けと生存のバランスをしっかりと把握し、引き際を見極められるようになればもう一人前の蔵王乗りである。
各員の健闘を祈る。

推力転舵蔵王で回避盾のススメ

 ここでは、推力転舵蔵王で回避盾をする方法を説明します。
 推力転舵蔵王を乗り回すに当たって、条件が3つあります。
 まずは、当たり前ですがUGスロット4を推力、5を転舵にしましょう。転舵転舵で回避盾をする乗り方もありますが、それは今回説明しません。
 2つ目に、艦長スキルに敵弾接近警報と危険察知をどちらも付けましょう。危険察知だけだと視界の外から撃たれたときに反応が遅れますし、敵弾接近警報だけだとレートが高い砲駆や軽巡に撃たれたときにわけがわからなくなってしまいます。
 3つ目に、中央甲板でも弾けない431mm以上の砲を持つ艦を覚えておきましょう。弾ける砲ならある程度リスクがあっても撃ちかかれますが、貫通される砲にはそれができないからです。「弾けると思っていたら大ダメージ」は避けなければなりません。
 それでは、立ち回りを説明します。初動は隠蔽ラインがマップの中心線ぐらいのところで引きうち体勢を整えて後進しましょう。基本的に初動ではお互いの駆逐は中心線を超えて来ません。よって、この位置ならば発砲をやめれば隠蔽に入れます。自分で隠蔽を管理できるようにしておかないと離脱が困難になってしまいます。
 もし駆逐がいなくても、立ち回りは同じです。その場合は敵巡洋艦を先に発見しAPを叩き込みましょう。隠蔽特化よりもやりづらいですが、敵が射撃すれば見えるのでAPを装填しておきましょう。
 蔵王に乗るなら、たとえ回避盾でも隠蔽は活かしていかなければなりません。
 次に、敵駆逐が発見されたら、敵駆逐に砲撃。危険察知が反応したら、後進をやめて3/4速で動きはじめましょう。なぜなら、排煙のなびきが全速と3/4速であまり変わらないため、速度を見誤りやすいからです。駆逐に対して全門斉射をしたら、すぐに姿勢をきつくし、またゆるくして全門斉射…を繰り返しましょう。
 ここからが本題です。引き打ち回避の基本は、
「3/4速→減速転舵」(繰り返す)→後進→加速転舵→前進全速→3/4速…
です。
 敵の砲撃を確認したら、後進に入れて転舵しましょう。前方に落とせます。そしてすぐ3/4速に加速します。これを何度か繰り返すと、敵も合わせてきます。合わせられそうになったら、減速転舵の後そのまま後進しましょう。そのまま後進を続けると、最初は前方に落ちます。この時、飛んで来る砲弾を見ておきましょう。後方に飛んでくる弾が見えたら、全速に入れて前回とは逆に転舵しましょう。後方に落ちてくれます。次は、全速に入れたまま転舵です。すると、最初に3/4速で航行していた時の偏差で撃ってくるので、艦後方に弾が落ちます。そして、合わせてきたらまた最初に戻ってを繰り返して下さい。
 この回避の中で駆逐が見えなくなっても、戦艦を炙りましょう。この回避は引きうちでの回避なので、すぐ射程外になってしまいます。その場合は発砲をやめて隠蔽に入り、また前進して引きうち回避をしていきましょう。
 この初動から引きうち回避までの一連の流れの中で、一つ注意しておく事があります。それは、外周で引きうち回避をしているとき内周に向かって進みながら引きうち回避をしないということです。敵の外周を撃ちながら内周に進んでいる所を想像してみて下さい。敵外周に対しては回避できる姿勢ですが、敵内周に対して腹を晒していますよね?この時、内周にslavaなどのスナイパー戦艦がいた場合、大ダメージを受けることが格段に多くなります。初動の引きうちでは敵内周にたいしてお尻を向けるような形で回避をしましょう。下に図を書いておきます。
|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
| 敵外周       敵内周      |
|  ⚫︎<回避姿勢か…   ⚫︎<腹を撃てるぞ!
|  ↓        ↙︎         |
|  ↓       ↙︎          |
|                    |
| 自分         コレはダメな例 |
|  ⚫︎<ぐぇぁ!?            |
|   ↘︎ 💥               |
|     ↘︎               |
|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
| 敵外周       敵内周      |
|  ⚫︎<回避姿勢か…   ⚫︎<腹が撃てない!
|  ↓        ↙︎         |
|  ↓       ↙︎          |
|                    |
|    自分      コレはいい例  |
|    ⚫︎<OK!              |
|   ↙︎                  |
|  ↙︎                    |
|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|

 味方が優勢で引きうち回避をしても敵が下がって行ってしまうこともあります。そんな時の回避盾方法、前進回避を説明します。
前進回避の基本は、
1/2速→減速転舵→1/4速→後進→加速転舵→1/2速…
です。この回避では、基本前の6門で撃っていくことになります。
姿勢は、ギリギリ全門で撃てないぐらいにして下さい。
まず、撃ち始める前に、1/2速にします。3/4速ではダメです。敵の発砲と同時に、減速しながら姿勢をきつくする方向に転舵します。弾は前方に落ちます。次にきつくした姿勢のまま、1/4速にします。敵の発砲で、後進にいれると、前方に落とせます。次は、敵の発砲タイミングより少し前に前進全速にいれます。この時、軸をずらすように左→右もしくは右→左と転舵します。弾を避けたら、すぐに1/2速に戻して、と繰り返しましょう。
この回避方法は、引きうち回避よりも弾を当てられやすいです。なので、ヘルスに余裕がある時に使いましょう。

最後に、回避盾と言っても全ての弾を避け切れるわけではありません。ヘルスが心許ないときは、隠蔽雷撃や、敵の発砲の後に打つ、など蔵王の基本を心がけてください。

回避盾で敵の弾を避け続け、敵の顔を真っ赤にしてあげよう!

追記:某お船界のセミ様にぶん殴られたので追記をば。
ここに書いてある事が絶対に正解!というわけではありません。あくまで筆者個人の意見ですし、実際筆者自身も常にこのような運用をしているわけではありません。(戦績もよくはないですし...)「へー。蔵王をこうやって運用してる人もいるんだ。まあ、知らんけど(*'ω'*)」くらいの感覚で読んでいただけると幸いです。
また、こんな怪しい戦術指南を最後まで見てしまった新人蔵王艦長の諸君。どんどん破壊的一撃を献上するのです。その経験が、回避盾の糧になるのですから。
ただし!蔵王は劇薬です。用法・容量を守ってお使い下さい。
それでは、よいお船ライフを~!


バフ記録
  • ver0.10.10
    • HP40,800→42,800
  • ver0.10.11
    • HP42,800→44,900
  • ver.12.5
    • 砲塔180度旋回速度36秒→30秒
  • ver.13.1
    • 消耗品「潜水艦探知機」追加
  • ver14.0
    • 主砲射角
      バフ前 一番砲塔42度、二番砲塔35度、三番砲塔40度、四番砲塔45度
      バフ後 一番二番34度、三番四番36度
    • 魚雷射角
      バフ前 前方40度、後方15度
      バフ後 前方50度、後方60度

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 推力転舵蔵王で回避盾のススメを追加 -- 2024-10-13 (日) 00:07:41
  • 解説を短くまとめました。長い項目は段落で分けております。表記や単語、リンクなどを統一しました。silver文字などは削除するか、そのまま残すかで修正しております。テンプレートにない戦術指南が解説に入っており膨大だったため小ネタに移しております。 -- 2024-10-14 (月) 00:26:40
    • 内容が5年前の古い戦術指南が更新されずに聖域化してしまっているので削除しております。 -- 2024-10-14 (月) 00:29:33
  • 誤植の修正と若干の追記をしています。 -- 2024-10-14 (月) 08:48:47
  • 同格巡洋艦のVP貫通可能距離を主砲弾の欄に追加 -- 2024-10-14 (月) 09:07:04
    • 古いregionではなく新しいfoldを使ってください。一覧表を追加するのであればテーブル機能をご使用ください。 -- 2024-10-14 (月) 11:10:23
  • 推力転舵蔵王に追記。図がガタガタなので直せる方いらっしゃればお願いします。 -- 2024-10-14 (月) 21:50:18
  • 射角バフの数値追記。使い勝手は他の人に任せた。 -- 2025-01-09 (木) 12:42:43
    • 横線で消してあるところ小ネタに移して、解説見やすくしておけ? -- 2025-01-09 (木) 12:49:47
      • 横線部分消して、バフ記録として小ネタに数値追記。WoWs-ShipBuilderだと撃てる角度じゃなくて回せる角度だから魚雷の前方射角分からん…… -- 2025-01-09 (木) 13:08:33
      • バフ記録追記。古いバフ(ナーフ)は知らない時代なので追い切れん… -- 2025-01-09 (木) 14:51:51
  • CLR追記 -- 2025-01-10 (金) 15:37:22
  • 今更ながら、抗堪性の水平装甲への32→30㎜への変化の影響、射角変化の影響記述、魚雷射角の変化による影響、対空の評価、総評の微修正、バフ履歴に追記、その他微修正を複数日にかけて実施。変更を記録していなかったことをお詫びいたします。 -- 2025-01-10 (金) 22:25:13
  • 蔵王 CLRの位置を冒頭に変更、総評の主砲射角の評価を主砲の項に移行、装甲と高tier艦艇指南の記述を微修正 -- 2025-01-28 (火) 00:53:44
  • 機動性の項に生存能力について追記 -- 2025-01-30 (木) 11:42:08
    • さらに潜水艦への対応期待に言及 -- 2025-02-09 (日) 14:56:26
  • 一部記述の並び順や注記範囲を変更 -- 2025-02-12 (水) 23:17:04
  • 艦長スキル「対空・対潜専門家」の消耗品準備時間 -50%効果の恩恵に注釈で言及 -- 2025-02-22 (土) 22:34:45
  • 記載がやや肥大化していたので記述と注釈を調整 -- 2025-04-05 (土) 12:42:06
    • 若干の表現変更を実施。 -- 2025-04-26 (土) 13:15:11
  • 編集時verを0.14.10に変更 -- 2025-07-18 (金) 20:00:17
  • 推力転舵蔵王で回避盾のススメに追記。 -- 2025-11-24 (月) 21:46:18

コメント欄

  • スキルで悩んでるんですけど、最上級砲手って強いですか? -- 2025-11-08 (土) 20:50:58
    • 弱い。最上級砲手は隠蔽割られてないと効果発揮しないし、隠蔽割られてる蔵王は遅かれ早かれすぐ沈むから、最後一瞬の輝きのために選択するならいいけどおすすめはしない。4ptスキルならrpfか数的劣性がいいですよ。 -- 2025-11-08 (土) 20:56:29
      • ありがどうございます! -- 2025-11-08 (土) 21:26:04
    • そもそも論、最上級砲手自体が装甲が固い(ついでに副砲も強い)orレーダーが有効的に使えるとか船自体を選ぶ。 -- 2025-11-08 (土) 22:32:49
    • 蔵王なら数的劣勢の方が強いだろうな。最上級砲手は隠蔽あんま良くない独伊仏ソの重巡が有効。 -- 2025-11-09 (日) 09:28:47
  • すみません、射程20kmの蔵王がいるんですけど、あれどうやって伸ばしてるんですか? -- 2025-11-10 (月) 15:22:14
    • 固有(8%)+着弾観測機(20%)で20.9km、射撃管制装置改良3(+16%)と着弾観測機で22.5km -- 2025-11-10 (月) 15:27:45
      • ありがどうございます!スコア画面で概要見ると20.3kmの蔵王がいたんですよね、概要だと、敵は観測機込みの射程距離になってるということですか? -- 2025-11-10 (月) 23:23:09
      • あの機能では理論上の最高値が表示されます。例えば島風なら固有スキル込みの23000で表示されたりしますね。さすがに、ハルゼーの固有スキル発動で短くなる発見距離とかは無視されます。 -- 2025-11-16 (日) 12:32:08
      • 消耗品の効果は反映されないはずだぞ? -- 2025-11-17 (月) 14:42:07
  • この船でオペ回すの楽しいな。味方盾にして中距離から撃ちまくってれば被弾なく上位に入れる。大物も魚雷で屠れるし、いいな -- 2025-11-15 (土) 22:00:02
  • 固有を積むことでお手本のような駆逐支援が出来て素晴らしきかな。味方駆逐の6km後ろで味方駆逐と同時に敵駆逐から被発見⇒精密射撃で敵駆逐に大打撃を与え速やかに離脱...その後は駆逐有利を作りながら、隠蔽を活かしたヒットアンドアウェイで外周から戦線を押し上げる...ここまで綺麗に決まるとますますこの船が好きになってくるねぇ。 -- 2025-11-20 (木) 22:21:29
  • なんだかんだ所持艦艇のなかで1番好き。つよい -- 2025-12-07 (日) 15:07:38
    • 同じく一番好き。それなりに乗ってる艦艇の中で唯一勝率5割切ってるくらい、苦手だけど -- 2025-12-07 (日) 18:14:57
      • 勝率そんなでも1番好きってとこに、この船への愛を感じるね -- 2025-12-08 (月) 15:14:51
  • 今思ったけど数的劣性発動してれば超精度発揮するけど固有積んだ上で数的劣性発動してたらどうなるんだろう -- 2025-12-11 (木) 17:27:00
    • 計算上は駆逐精度と第二独駆のちょうど中間くらいになって、実際に撃った感覚としても本当にその通りの針に穴を通すような射撃ができるわね。固有と比較しても明らかに精度が向上して楽しいで。 -- 2025-12-12 (金) 11:32:41
  • いつの間に港で魚雷発射管前向きになってんだ? -- 2025-12-11 (木) 22:31:06
    • 射角改善…の前辺りでそうなってた記憶 -- 2025-12-11 (木) 22:42:36
  • 敵に来ると固有より射程にしてるやつの方がウザイ! -- 2025-12-12 (金) 16:23:28
  • 推力転舵で避けまくり、相手が諦めて撃たれなくなる瞬間が蔵王だね。 -- 2025-12-15 (月) 11:06:57
  • 対駆逐戦でスキル「幻惑」を受けた場合、固有アプグレ+数的劣勢だとほぼ無効化して駆逐散布でカウンター出来る感じ? -- 2025-12-24 (水) 09:51:57

過去ログ


*1 口径の特殊ルールより。またルール外の慣性信管スキル付150mm以上のHE弾も貫通対象になる。
*2 RépubliqueとPatrieの431mm、採用の多い457mm、大和,武蔵の460mm、Hannoverの483mm、Incomparableの508mm、敷島と薩摩の510mmがこれに当たる
*3 Tier10の戦艦は430mm以上の砲弾を装備している船が半数以上であり、水平装甲がこれらに強制貫通されるということは戦艦の砲弾が降ってきた場合高確率でダメージが通るということである。このため伊吹に比べて、周りの船の高性能化も相まって防御力はかなり落ちたように感じる事になる。尤も、甲板が30mmの装甲は巡洋艦としては特別薄いわけではないが。
*4 長らく重巡ワーストだったがKomissarが更新した
*5 元々対空力を警戒されていないという点で蔵王は空母の攻撃対象になりやすいため、対空特化にすれば艦載機に大きなダメージを与えるチャンスは多くなる。バシバシ艦載機を落とす対空艦のロマンを実現させたいという意味では、蔵王の対空力は「侮られつつも最低限の地力はある」という丁度いいラインに収まっていると言えるかもしれない。また、標的になりやすい分、艦長スキル「対空・対潜専門家」の"対空砲稼働中消耗品準備時間 -50%"効果の恩恵を得やすいという副次効果を期待できる。
*6 大昔は2番砲塔がバグってて一部無装甲だったらしい。
*7 艦橋前面機銃台の下
*8 WGのロシア人開発者はつけられている数字の意味は知っていてもそれが皇紀であることは知らなかった可能性がある
*9 上部構造物の重装甲部分にはじかれたAP弾が下方向に跳弾し、甲板を貫通してVPにヒットというような「事故」が発生しているケースがあるため、tier10のシビアな環境に合わせた調整とも考えられる。
*10 以前は転舵速度ボーナスも付与されていた、ver.0.9.7で削除された
*11 この点は伊吹のページも参照されたい。