Tier10 ドイツ 重戦車 (読み方: エー・フンダート) 
↑ E 100 + 12.8 cm Kw.K. Ausf. E
初期状態。E 75からの引継ぎ砲。
↑ E 100 + 15 cm Kw.K. L/38
最終状態。後部砲塔のMausやPz.Kpfw. VIIと異なり、車体中央に砲塔が設けられている。
主砲の上にあるのは75mm副砲である。
Guten Tag!(こんにちは!)
車体が丸っこいサイドスカート付の手前がE 100で、角張っている奥がMaus。跳弾させる理想の角度。
ただしドイツ戦車の常として、車体正面下部は薄め。ここでも1発貫通されている。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 2,700 |
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車体装甲厚(mm) | 200/120/150 |
最高速度(前/後)(km/h) | 30/15 |
重量(初期/最終)(t) | 129.69/129.86 |
実用出力重量比(hp/t) | 9.24 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | 約31,000 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 攻撃的重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
12.8 cm Kw.K. Ausf. E | 5 | AP APCR HE | 246 311 65 | 530 530 670 | 2,650 | 0.39 | 2.5 | 920 1,150 920 | 72 | 1,130 4,800 960 | 3,480 | -7°/+20° |
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15 cm Kw.K. L/38 | 3 | AP HEAT HE | 246 334 85 | 750 750 950 | 2,250 | 0.4 | 2.7 | 757 606 757 | 50 | 1,260 6,000 1,120 | 3,650 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
E 100 | 270/150/150 | 20 | 400 | 58,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach Neues Projekt | 1,200 | 15 | 750 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
E 100 | 150 | 22 | 30,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10WSc | 720 | 160 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Superheavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 2.91% | 0.39% |
移動時 | 1.48% | 0.2% |
派生車両
派生元 | E 75(HT/183,010) |
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派生先 | なし |
開発ツリー
12.8 cm Kw.K. Ausf. E (初期/310,000) | ||
E 100 (初期/66,000) | ━ | 15 cm Kw.K. L/38 (64,800/340,000) |
10WSc (初期/51,600) | ||
Maybach Neues Projekt (初期/135,000) | ||
E 100 (初期/82,500) |
車両に関する変更履歴
v0.9.7 | HDグラフィック化 |
v0.9.17.1 | 12,8 cm Kw.K. 44 L/55の装填時間を14.3秒から13.3秒に変更 12,8 cm Kw.K. 44 L/55の照準時間を2.9秒から2.3秒に変更 12,8 cm Kw.K. 44 L/55の散布界を0.38から0.36に変更 12,8 cm Kw.K. 44 L/55の車体旋回時の散布界を0.1から0.07に変更 15 cm Kw.K. L/38のAP弾の貫通力を235mmから246mmに変更 |
v1.10.0 | 12,8 cm Kw.K. 44 L/55を12.8 cm Kw.K. Ausf. E(砲弾ダメージ530/530/670HP)に換装 -装填時間を13.3秒から12秒に変更 -精度を0.36mから0.39mに変更 -照準時間を2.3秒から2.5秒に変更 15 cm Kw.K. L/38の照準時間を2.9秒から2.7秒に変更 砲塔正面装甲厚を250mmから270mmに変更 |
解説 
- 火力
主砲はDPMに優れる12.8cm砲と、単発火力に特化した15cm砲から選択できる。- 12.8 cm Kw.K. Ausf. E
E 75から装填時間が大幅に短縮され、530という高威力ながらDPMも113と同レベルで15cm砲よりも隙の少ない主砲となっている。
一方で精度はE 75から低下しており、15cm砲よりマシとは言え遠距離狙撃は苦手。 - 15 cm Kw.K. L/38
重戦車で最高のAP単発火力を誇り、お互いに1発ずつ撃ちリロード中は下がる疑似ターン制の撃ち合いにおいて真価を発揮する。
AP弾の貫通力は246mmとTier10重戦車としては心許ないため、課金弾であるHEATをメインに運用することになる。
また、精度と弾速も悪く、弾速はAP、HEAT共にTier10MTの多くが使用する105mm砲の半分程度でしかない。
またこの主砲は大火力と引き換えに装填速度が遅く(17秒程度)、一発の無駄弾が相手に大きなチャンスを与えてしまう。一発一発を確実に当てていこう。
なお、HEの威力はKV-2並である。当てればダメージが入るためトドメやハルダウン相手の嫌がらせ、敵の占領を確実にリセットしたいときには使えるが、常用するには火力不足である。 - 体当たり
加速は鈍いが、130tの重量、分厚い装甲、その割には高い旋回速度を併せ持ち、高い威力を発揮する。相手の重量にもよるが、上手くぶつければ、200~1000近いダメージを与えられる。装填中の隙を突かれた時や、ドイツ重戦車と見て接近戦を仕掛けてきた相手には、痛烈なハイパーオスモウタックルをお見舞いしよう。しかも、車体下部を狙われにくくなるというメリットもある。
また、紙装甲で軽量の相手なら、正面でぶつかった状態で強引に前進すれば、継続的に接触ダメージが入ることもある。
もちろん、状況を間違えれば、その後側・背面を取られ返り討ちにされる危険もあるため、敵味方の位置関係を確認しよう。
- 12.8 cm Kw.K. Ausf. E
- 装甲
全体として重装甲であるが、車体下部や砲塔正面などの弱点も大きく、弾くには工夫が必要である。- 砲塔
砲塔正面は270mmで傾斜も考慮すれば実質310mm程度となる。通常弾なら問題無く防ぐ事が出来るが、金弾は貫通300mmを超えることが多いため、真正面を向けていては貫通されてしまうことがある。リロード中などはよそ見を徹底しよう。
砲塔上面にはステレオレンジファインダ(棒状の物体)があり、ここは200mm程度の弱点になっている(ただし砲塔から左右にはみ出した部分にはダメージ判定はない)。
Mausと異なり防楯は傾けても弱点にならないので、その点ではあちらよりも優れている。 - 車体
車体上部は200mm60度で実質400mmあり極めて強固で、撃ち下ろされない限りほぼ貫通されない。一方車体下部は実質230mm程度でTier9以上の戦車には難なく貫通されてしまう。トランスミッション判定もある(v0.9.3より火災は発生しなくなった)ため、隠しながら戦うのが基本となる。
車体側面は本装甲120mmの他に履帯40mmとサイドスカート60mmを空間装甲として備え、榴弾やHEATに対しては強い耐性がある。範囲は狭いが、サイドスカート+履帯+主装甲の3重部分は計220mmに達する。
ただしサイドスカートは上半分のみであるため過度な期待は禁物である。昼飯の角度を深く取り過ぎると、APやAPCRには起動輪付近を貫通されやすい。
ちなみに車体天板は40mmであり120mmより大きい口径のAP・APCRには傾斜に関係なく貫通されてしまう。日本重戦車など一部の車高の高い相手には、近距離では狙われる危険がある。
- 砲塔
- 機動性
巨体の割には最高速度30km/hとそこそこの速度。履帯の性能が高く不整地でも機動が落ちにくい。旋回速度も、巨体と重量の割には高く、並のMT程度なら接近戦を挑まれても十分に対処できる。
決して快速とは言えないが、味方に追随できる機動力は十分にある。
- 総論
駆逐戦車並みの単発火力と堅牢な重装甲、圧倒的なタフネスを持ち、重戦車としての性能は非常に高い。
砲の精度が低いこと、昼飯や豚飯を駆使すれば相当に耐えることから、最前線が基本の持ち場になる。
Mausと比べると主砲の取り回しと防御力・HPを減らした代わりに単発火力と機動性を向上させた性能になっており、E 75と比べると機動力をやや落とした代わりに装甲と主砲攻撃力を向上させた性能になっている。
拡張パーツに関しては砲垂直安定装置と装填棒はほぼ必須で、残り1枠を好みやプレイスタイルに応じて決めよう。
また搭乗員が増員され、装填手が2名の計6名となっている。まったくの新規から搭乗員を育成する場合は、育ち切るまで装填速度に若干の不満を抱くかもしれない。
史実 
イギリス軍により1945年に接収、撮影されたシャーシ部分。
運搬のためトラクター上に置かれている
E 75、E 50、E 25、E 10の一連の戦車と同じく、戦車の各種構成品を共通化して生産性を高め、また重量ごとに戦車の標準化を行おうという E(Entwicklungstypen=開発タイプ)計画の一環として計画されたEシリーズ版Mausとも言うべき重戦車。
外見も避弾経始に優れた装甲スカートで丸みを帯びた車体に箱型の砲塔が乗った姿をしている。一見、それまでのEシリーズらしからぬ戦車にも見えるが、車体後部の排気管の形状にEの系譜の証を見る事ができる。
試作車輌はTiger IIと同じ HL230P30 エンジン (700hp) を搭載予定であったが、生産型では HL234 エンジン (800hp) 又は計画中であった過給器付エンジンとなる予定であった。
武装は当初 12.8cm 戦車砲 (12.8cm KwK44 L/55) 及び 7.5cm 戦車砲 (7.5cm KwK44 L/36.5) が予定されていたが、最終的に 15cm 戦車砲 (15cm KwK44 L/38) 及び 7.5cm 戦車砲 (7.5cm KwK44 L/36.5) 又は 17cm 戦車砲 (17cm KwK44) を搭載することになった。ただし17cm戦車砲を搭載するには砲塔のスペースが足りないので他の駆逐戦車同様の固定式砲塔に改めなければならなかった。このゲームではJagdpanzer E 100として実装されている。
また、30.6cm ロケット推進砲も用意されていたようだが詳細は不明である。
車体前面装甲厚はマウスと同じ200mmであるが傾斜角60°で取り付けているためマウスを上回る防御力を備えている(単純計算で400mm厚に相当する。実際には砲弾が滑りやすい高傾斜な点を考慮にいれると400mmを大幅に超える厚み分の耐弾性を持つと思われる)。車体側面装甲厚は100mmで垂直に取り付けているが、避弾経始に優れた曲面を持つ60mmの装甲スカートを装着する構造になっている。車体底部には100mm厚の装甲が張られ地雷対策が施されている。
E計画の車輌は後部にエンジンや変速機をまとめて配置するという構造だが、E 50以上の大型車輌は従来の戦車同様に前部に変速機や起動輪を持つ形式であった。これは後部に変速機と共に収まる小型大出力エンジンの開発が遅れたためである。サスペンションは他のE計画車輌同様に皿バネ型と呼ばれるものを外装式にし整備性を高めている。車体側部には装甲スカートが装備されたが、これと幅が 1m もある戦闘用履帯は鉄道輸送時には取り外すことになっていた。
その他のEシリーズが計画のみで終わったのに対し、このE 100は試作車輌が実際に組み立てられ、エンジンやサスペンションは未装着だったものの車体がほぼ完成した状態に至っていた。その後はアメリカ軍に接収され、その管理下で組み立てが継続されたが自走するには至らず、イギリスに引き渡された後にスクラップにされたと言われている。
ちなみにE 100にはマウスの砲塔が流用された、というのは開発当初の話で、最終的にE 100、E 75、E 50にはクルップ社が新たに設計した砲塔が搭載されることになった。時期としては主砲が12.8cm から15cm に切り替わった辺りだとされている。風の噂によると、四角い砲塔はクルップ設計のマウスの砲塔だとかなんとか…
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