Tier 9 フランス 重戦車 
↑ AMX 50 Tourelle C + 90 mm DCA 45
初期状態。車体正面はIS-3の様な楔形装甲になっている。足回りはTigerなどのドイツ戦車に似ているが、車高が高い。
↑ AMX 50 Tourelle C + 100 mm SA47
90 mm DCA 45と比べるとマズルブレーキの形状以外に差が見られにくいので、遠距離からだと識別が困難。
↑ AMX 50 Tourelle C + 120 mm SA46
最終状態。AMX 50 120の史実装備。
砲身が他の2つの砲のように絞られていないため、見分けは容易。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 1,750 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 100/80/60 |
最高速度(前/後)(km/h) | 65/20 |
重量(初期/最終)(t) | 59.2/60.01 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.66 |
本体価格(Cr) | 3,565,000 |
修理費(Cr) | 約17,000 |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 支援型重戦車 |
武装
名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
90 mm DCA 45 | 2.73 | 30 | AP APCR HE | 212 259 45 | 240 240 320 | 1,440 | 0.36 | 2.7 | 1,000 1,250 1,000 | 6/72 | 255 4,800 255 | 2,750 | -9°/+11° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 mm SA 47 | 2.73 | 35 | AP APCR HE | 232 263 50 | 300 300 400 | 1,800 | 0.36 | 2.7 | 1,000 1,250 1,000 | 6/60 | 1,030 4,000 650 | 3,000 | |
120 mm SA 46 | 3.33 | 35 | AP APCR HE | 257 325 65 | 400 400 515 | 1,600 | 0.35 | 2.7 | 1,067 1,334 1,067 | 4/40 | 1,060 4,800 900 | 3,580 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
AMX 50 120 | 100/80/60 | 32 | 390 | 15,300 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 295 | 850 | 15 | 750 |
---|---|---|---|
Saurer | 1,000 | 15 | 750 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
AMX 50 120 | 60 | 30 | 11,000 |
---|---|---|---|
AMX 50 120 bis | 65 | 32 | 11,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 508 | 400 | 100 |
---|---|---|
SCR 528F | 750 | 80 |
乗員
1 | Commander(Loader) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver | 4 | Radio Operator(Loader) |
---|
拡張パーツ
![]() | Class1 | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 3.99% | 0.56% |
移動時 | 2% | 0.28% |
派生車両
派生元 | AMX 50 100(HT/185,000) |
---|---|
派生先 | AMX 50 B(HT/212,100) |
開発ツリー
90 mm DCA 45 (初期/121,250) | ━ | 100 mm SA47 (34,500/127,550) | ━ | 120 mm SA46 (63,200/339,000) | ━ | AMX 50 B (212,100/6,100,000) |
AMX 50 120 (初期/60,700) | ||||||
SCR 508 (初期/21,600) | ━ | SCR 528F (9,000/54,000) | ||||
Maybach HL 295 (初期/78,000) | ━ | Saurer (25,200/99,800) | ||||
AMX 50 120 (初期/31,200) | ━ | AMX 50 120 bis (23,500/66,500) |
車両に関する変更履歴
v0.7.1 | 新規実装 |
v0.9.8 | HDモデル化 |
v0.9.17 | 全ての主砲の俯仰角を-6°/+6°から-9°/+11°に変更 |
解説 
- 火力
砲ラインナップはAMX 50 100からの引継ぎ砲2種に加え、120mm砲が新たに追加された。
いずれの砲も照準時間・照準拡散が改善されており、前身と比べると命中させやすくなっている。
俯仰角はv0.9.17にて-9°/+11°へ強化され、従来より地形に悩まされる事は減ったと言える。- 90 mm DCA 45
AMX 50 100から引き継ぐ初期砲。
100 mm SA47と比べて、弾倉交換時間が5秒早いことぐらいしかまともに優れている点がない。
100 mm SA47がAMX 50 100から引き継げるので、この砲は使わないようにしよう。 - 100 mm SA47
AMX 50 100から引き継ぐ100mm砲。
その豊富な弾倉火力はTier9としても十分通用し、上手く敵の懐に飛び込めれば下記の120mm砲よりも高い火力を発揮出来る。
更に1セット6発を撃ち切った後の再装填時間が大幅に短縮されており、上述の照準時間・照準拡散の強化もあり扱いやすさは格段に改善されている。Tier8砲でありながらそれなりに戦える砲となっている。
ただし課金弾の貫通はいまひとつであり、正面からの撃ち合いに持ち込まれると弱い。また、300という単発火力の低さが足を引っ張ることも少なくない。
中間砲として運用していける程度のポテンシャルはあるが、120mm砲と比べても難しい運用を強いられることになる。 - 120 mm SA46
AMX 50 120の史実砲。
単発火力400はTier9重戦車の中では最低クラスだが、貫通力は100mm砲から大幅に上昇しTier9HTとしては優秀な部類となった。
弾倉火力は100mm砲から低下してしまっているが、単発火力の上昇により少ない射撃タイミングでも火力を活かせるようになっている。
3.33秒という長めの射撃間隔には若干注意が必要であり、コンマ1秒を争うような撃ち合いでは2発目以降が遅れる可能性が高い。
また、弾倉内の装填数に余裕が無いので履帯切りや探り撃ちといった小技には使いにくくなっている。
- 90 mm DCA 45
- 装甲
正面装甲は100~80mm厚の傾斜装甲になっているが、このTier帯ではほぼ役に立たない。
一方側面装甲は80mmにまで強化されたため、前身のように榴弾や三倍ルールで簡単に貫通されるといったことは少なくなった。
- 機動性
超信地旋回は不可能だが、機動性は重戦車としてはかなり高い。
最高速度は65km/hと軽戦車並の値に上昇しており、下り坂を利用すると重戦車とは思えない速度を発揮する。
但し、重量の増加にエンジン出力の向上が追いついておらず、加速性や登坂力は若干悪化している。
- 総論
AMX 50 100の純粋な強化版と思われがちだが、主砲の特性の変化により若干テイストが変わっている。
120 mm SA46を装備している場合は単体での戦闘力が大きく低下する。孤立する事は絶対に避け、必ず味方と協同して戦いたい。
史実 
どうにか先行量産車両の製造にまでこぎ着けたAMX 50であったが、やはりIS-3を筆頭とするソ連重戦車群に対抗するにあたって、100mm砲の火力はいささか心許ないものがあった(実際どうであったかはともかく、少なくともフランス軍の首脳にとってはそうであった)。
そのため、100mm砲搭載型の試験と平行する形で火力の増強が模索され、100mm砲搭載型AMX 50の車体をベースとする120mm砲搭載型AMX 50の開発計画が1951年より開始された。
計画当初は120mm砲を新型の大型砲塔に搭載することが検討されたが、結局100mm砲型の揺動砲塔を120mm砲用に再設計するという形に落ち着き、1953年に試作車両が完成した。
東側諸国の重戦車に引けを取らない火力を得たことで、AMX 50の火力面での試行錯誤は終了した。しかし、それは防御面における試行錯誤の始まりでもあった。
AMX 50の車体形状はパンターの車体形状をそのまま引き継いでおり、1950年代の戦車としてはもはや旧弊な部類となっていた。ライバルになるであろうIS-3やT-10が大胆な避弾経始を採用した斬新な車体形状をしているのと比較すれば、大きく見劣りすることは間違いないものであった。
この問題点を解消するため、120mm砲搭載型をベースとする装甲増強型のAMX 50が1955年に試作された。
これが本ゲームに「AMX 50 120」として登場する車両である。
装甲増強型試作車両は全体的な装甲を強化したほかに、車体前面装甲をIS-3に影響された楔形へと改修している。
また、装甲強化に伴う重量増大へ対応するため、サスペンションも強化された。
しかしながら、度重なる改修でついに60トンを超えた大重量には強化型サスペンションをもってしても対抗できず、足回りの信頼性に深刻な問題を抱えることになってしまった。
この問題を解消するため、AMX 50は更なる試行錯誤を続けることになるのである。
↑装甲増強型AMX 50。
参考にしたパンター似の車体に楔型装甲が施されており砲塔部分もかなりの傾斜角度を持っている事が見てとれる。
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