Waffenträger auf E 100

Tier 10 ドイツ 駆逐戦車 / 略称: WT E 100 / 読み：ヴァッフェントレーガー・アウフ・エー・フンダート

スペック (v1.18.0.1)

車体

武装

砲塔

エンジン

履帯

無線機

乗員

拡張パーツ

	×		×		×		Class1		Class1		Class1
	×		×		Class1		Class1		Superheavy

隠蔽性

車両に関する変更履歴

解説 (v1.27.1)

• 概要
  v0.8.9で追加されたTier10ドイツ駆逐戦車。
  E 100をベースに自動装填式高射砲を搭載したとされる、WarGaming社謹製の架空戦車である。
   
  かつてドイツ第二駆逐戦車ルートの最終点に位置していた全周旋回砲塔の駆逐戦車であり、ドイツ初の自動装填装置付きの車輌でもある。
  v0.9.15にてGrille 15に置き換えられ削除された。これ以降に置き換えとなったTier10車両の多くがプレミアム車両としてガレージに残される中、本車が置き換え時に残ることはなかった。
   
  v1.18.0.3にて期間限定レンタル車両として復活した。
  2022年/2023年/2024年9月～10月の期間限定ミッションの達成、もしくは課金でレンタル権を入手できた。ランダム戦で通常通り使用できるが、小隊への加入、搭乗員の載せ替えおよびパーク変更*1、野戦改修は制限されている。
   
  v1.27.1にて、本車輌と同一性能、外観の課金戦車WT auf E 100 Phönix（略称：Phönix）が実装、限定販売された。
   

• 火力
  v0.9.15まで有していた15cm砲は削除されてしまっており、現在は12,8cm砲一門のみのラインナップとなっている。
  俯角が5度しか取れないため起伏の有る地形で思うように照準できないことにも注意されたい。あまりに接近された場合、相手の車体下部を狙えず一方的に撃たれてしまうこともある。
  • 12,8 cm Kanone L/61 A
    精度0.29は超遠距離からの精密狙撃も悠々とこなし、照準時間1.5秒と、砲性能では他車の追随を許さない。
    単発火力は560とTier10TDとしては軽めだが、連射間隔は2秒と短く、5発装填の弾倉合計ダメージは2,800に達するので、ダメージの下振れがなければ多くの車両をリロード無く破壊できる。精度を活かして敵のキューポラを連続して撃ち抜いたり、履帯を撃って動きを止めた後にトドメを刺すと言った連携技も一両で可能。
    また課金弾（APCR）は貫通力352mmと高く、同格の重戦車も正面から容易に貫通できる。
    一方で弾倉交換時間は58秒と非常に長い。開幕の通行料には間に合わない。
    直感パークは持っているものの、直感を使用しても13秒ほどはかかるためあまり弾種切り替えする機会が無く、プレミアム砲弾を多用することになる。
     

• 装甲
  砲塔の装甲厚は20/10/8mm、格下相手でもHEを撃たれて思わぬダメ―ジを被ることになる。自走砲のHEも貫通しやすい。
  削除される以前はE 100の劣化程度の防御力は有していた車体だが、現在ではG.W. E 100と同程度の厚さしかない。
  巨大な車体とペラペラな装甲のため複数相手に身をさらすことは厳禁。常に援護を受けられる位置取りを心がけ、次の移動場所を想定して動こう。
   

• 機動性
  幸いそこまで悪くはなく、平地では40km/hを発揮できる。ただし動きだしや旋回性能はいまひとつ、自走砲に常に狙われるこの車両にとって満足できるものではない。
   

• 隠蔽率
  本車の大きな弱点の一つが隠蔽率の低さである。敵の視界に入った時点で確実に発見されていると考えて間違いないだろう。巨大な車体を持つ為に、大きな茂みでなければ完全に隠れることも難しい。
  迷彩ネット(Camouflage Net)あるいは改良型消音機と迷彩塗装をつければ10%~20%ほどは隠蔽性が持てるため、重戦車程度にはマシになる。（カモフラージュパークは所持しているが固有隠蔽率に依存するためこの車両では殆ど効果が無い）。
   

• 総論
  火力に全てを投じたような駆逐戦車である。
  支援型駆逐戦車の中でも特に総火力が高く、本車輌の射線に入ると一瞬で大ダメージを受けてしまうため相手は無理な突撃は躊躇せざるを得ず、抑止力も高い。
  しかしながら火力以外は貧弱で、薄い装甲と大柄な図体、鈍重な機動性と狙いやすい要素も詰まっているためヘイトは極めて高く、発見され次第集中砲火を受けるのは間違いない。
  また壊滅的な隠蔽性、茂みや遮蔽物からはみ出る巨体、そして俯角5度という制限によって有効に使える狙撃ポジションが他車輌以上に限られている。連射が早いとはいえオートローダーゆえに大きなダメージを出すには一定時間身を晒す必要もあるので、運用の難易度は高め。
  序盤は発見されずに狙撃でHP有利を作り、集中砲火されにくくなる中盤～後半からダメージ交換で相手の頭数を減らしていくといった形が理想。
  装填時間をフォローする味方や遮蔽物は必ず確保しておこう。
   

史実

E-100 戦車の車体に大口径の高射砲を搭載する計画案です。自動装填装置を備える 128-mm もしくは 150-mm の主砲を搭載する予定でしたが、計画のみに終わりました。　(ゲーム内テキストより、2014/05/20)
FTRでは「完全な偽物、WGの発明品である」と言われている。なお砲自体は上の画像の通りで、自動装填装置付きの対空砲として実在する。

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