階差宇宙・千の面を持つ英雄

生存手引書：（疑似花萼(金) | 疑似花萼(赤) | 凝結虚影 | 侵蝕トンネル | 歴戦余韻）
星々の戦い：（模擬宇宙 | 階差宇宙 | マネーウォーズ）
光を追い、黄金を掴む：（忘却の庭 | 虚構叙事 | 末日の幻影 | 異相の仲裁）

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人間喜劇：（イベント | 運行記録 | 可能性ギャラリー)
千の面を持つ英雄：（イベント | 運行記録 | 可能性ギャラリー)

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• 概要
  • 参加条件
  • 開催期間
• システム
  • 探索
  • 通常演算
  • 周期演算
• 人間喜劇
• 千の面を持つ英雄
  • オーナメント抽出
  • 運行記録
  • 確率ミュージアム
  • タイタン頌歌
  • 定常アレイ
  • 黄金の血の祝福
  • 祝福
• 小ネタ
• 情報提供用コメントフォーム
• コメント

概要

※現在開催中の階差宇宙です。
 終了まで  更新されます 

悠遠な呼び声に導かれ、あなたは樹庭へと辿り着く。智者が見守る中、神話と叙事詩の断片が知識の継承者を待ち望んでいる……

• 「階差宇宙：千の面を持つ英雄」特設ページ
• 「階差宇宙：千の面を持つ英雄」プレイガイド (HoYoLAB)
• 『崩壊：スターレイル』イッテ星穹！——「千の面を持つ英雄」特別番組 (Youtube)

参加条件

• 「模擬宇宙・第三世界」をクリア
  ※「終焉の視界」機能を通して事前体験可能。

「終焉の視界」機能に関しては階差宇宙にアクセスするマップがピノコニー内にあるというだけなので、好きな時に開放して問題ない。

開催期間

• Ver.3.1 ～
  開催期間が終了すると、適合レベル、定常アレイ等の進捗や報酬が次バージョンのものに置き換えられリセットされてしまう。
  開催終了の1Ver.以上前には告知されるため、それまでに攻略するのを目標とすると良いだろう。
  「拡張」アップデートは各種イベントや報酬の追加であり、それまでの報酬や適合レベル進捗も問題なく保持できる。セーブデータのみリセットされる。

システム

「人間喜劇」からの変更点

階差宇宙自体の模擬宇宙との違いは階差宇宙・人間喜劇を参照してください。

祝福・奇物・イベント等

存護・豊穣の運命が削除され調和の運命が追加されたほか、個別の祝福も効果が調整されている。
加重奇物や奇物も効果変更されたものが多い。
このため図鑑の発見状況は模擬宇宙や過去の階差宇宙とは共有されない。

特性

運命毎にあるキーワード（例：「執念」）を含む任意の祝福または方程式を獲得すると対応する特性を解放できる点は同じ。
ただし新設運命に特性が設定されているのはもちろんのこと、既存の運命の特性も一部変更が加わっている。
詳細は「階差宇宙」開始後の「特性」やセーブデータ管理画面において確認できるほか、下記折り畳みにも効果をまとめている。

白昼と黒夜

「千の面を持つ英雄」の独自要素。
戦闘中、一定の行動値ごとに白昼と黒夜の2つの状態が交互に切り替わる。
白昼に入ると味方はHPを30%回復し、ターンが回ってくるとHPを5%回復する。黒夜に入ると味方の与える最終ダメージ+30%、敵の与える最終ダメージ+15%。
また、白昼/黒夜に対応したバフ「黄金の血の祝福」でさらに各状態を強化できる。これはエリア突入時などに選択・分岐強化できる。

探索

次元界

「階差宇宙」は「宇宙の蝗害」や「黄金の機械」と同様に3つの次元界から構成されている。
次元界Ⅰ,Ⅱ,Ⅲと分けられているが、システム的には通常の模擬宇宙に類似しており、各次元界にボスがいる。
マップやサイコロといった要素は階差宇宙には存在しないが、最終的に次元界Ⅲのボスエネミーを倒せばクリアとなる点は同じ。
なお、過去の「階差宇宙・人間喜劇」にあったボス戦後の過剰変換は廃止され、独立して変換エリア扱いとなった。

通常演算

階差宇宙の最も基本となるゲームモード。人間喜劇から大きな変更点はない。
模擬宇宙と大きく異なるのは主となる運命を選択しない（＝運命の反響が使えない）という点。
代わりに「方程式」「加重奇物」「黄金の血の祝福」といった新システムが導入されており、これらを駆使して攻略していくこととなる。
階差宇宙では「方程式」の性質上、従来の模擬宇宙と比べてより自由な戦闘スタイルで戦うことができるようになっている。入手した方程式や祝福に合わせて編成を組むのも良いだろう。
また、「通常演算」「周期演算」共通の特徴としてクリア時の方程式や祝福、奇物などの情報を保存できるセーブ機能がある。
ここで得たセーブデータは「オーナメント抽出」でのみ使用できる。なおセーブデータは階差宇宙の更新時または拡張時にリセットされる。

難易度

閾値プロトコル

通常演算の難易度Ⅴをクリアすると開放されるやりこみ要素的なもの。通常演算の難易度Ⅹ星階モードに入ることで挑戦できる。
拓星モードでは現在のプロトコルクリアによって星を灯し、指定回数の星が灯ると1段階上のプロトコルが順に開放される。挑戦時規定のエリアまでクリアできなかった場合は星が消える。人間喜劇で閾値プロトコルクリア実績がある場合、初めからいくつかの星が灯っている。星階を下げることはできない。
練習モードでは開放済みのプロトコルを自由に設定でき、挑戦に失敗しても星が消えない。周期演算も同様。
難易度はプロトコル1～7となっており、強化内容は下記の通り。1レベル毎の強化内容がかなりキツく設定されているが、一部攻略に有利な要素も開放される。

周期演算

毎週更新。ver.3.7から新常設コンテンツのマネーウォーズが追加された為、隔週更新に変更された。
最初にプリセット構築(固定された方程式や加重奇物)が手に入る。
難易度問わず初回クリア報酬が更新され、追加の適合値×1000と遺失晶塊×3、遺物残骸×30が手に入る。適合値を効率良く稼ぐチャンスなので適合値最大になるまでは毎週こなしておきたい。
挑戦できる難易度は通常演算と同じ。閾値プロトコルも適用可能だが、練習モードと同じでクリアしても次のプロトコルは開放されない。
他に相違点は無いので、自分のパーティと相性の良い内容ならこちらを周回用に使っても問題ない。
「通常演算」同様にクリアデータをセーブして「オーナメント抽出」に使う事ができる。
※テーマが更新されても周期演算の更新は2週間おきのルールは変わらず、更新日までは前テーマ時の周期演算内容を継続する。

今期の周期演算内容

オーナメント抽出

直接ボスに挑戦し、没入器または開拓力40を使用してオーナメントを獲得することができるシステム。
これによってボス戦闘のみを行ってオーナメントの厳選が出来るため、周回の手間が大幅に削減された。
通常演算または周期演算クリア時に作成したセーブデータを使用するため、一度セーブデータを作成するまでは挑戦できない。
セーブデータは階差宇宙の更新時または拡張時にリセットされる。
サポートキャラを1枠使うことができる。一部のボス対象のアチーブメント獲得も可能。

運行記録

「階差宇宙」攻略中に獲得した方程式のフレーバーテキストを振り返ることができる。
フレーバーテキストは各方程式に一つずつ用意されており、こちらのページにまとめられている。
こちらはテキストを振り返るためだけの機能となっているので、方程式の効果などが知りたい場合は可能性ギャラリーを参照。

確率ミュージアム

暉長石号に模擬宇宙や階差宇宙に関連するコレクションやイラストを展示できる。
謁見サイコロ等を飾ってバフを得られるコレクション展示と、模擬宇宙と階差宇宙で出現したイベントや秘話のイラストを飾れる絵画展示の二項目がある。
コレクション展示は8個、絵画展示は12枚までそれぞれ展示することができる。

タイタン頌歌

「階差宇宙」をクリアすることで入手できる祈祷の枝を消費して解放する強化要素。
通常模擬宇宙のアビリティ、宇宙の蝗害の謁見の軌跡、黄金と機械の神経ネットワークに相当するもの。
「初期」と「末期」でそれぞれ6柱の神にまつわるエピソードが順番に解放されていくと共に強化要素を得られる。各神ごとにエピソードは3つで、Ver.3.3現在は36項目の強化が可能。
解放できる順番は完全に固定されており、振り直しという概念も無い。
一部のアビリティを開放するとフィールドの状態が白昼/黒夜のどちらかの時、イベントで対応した特殊な選択肢が出現するようになる。

定常アレイ

一定の条件をクリアするともらえるプレイ報酬。

テスト

難題

黄金の血の祝福

各黄金裔をイメージした、通常の祝福とは違う形で追加される強化効果。
Ver.3.6現在「白昼」と「黒夜」にそれぞれ6人の黄金裔が割り振られており、各自違う効果を持つ。
各黄金裔の黄金の血の祝福はランクⅠの1つ、ランクⅡ,Ⅲは3種から1つ選択して合計3つまで。
黄金の血の祝福は戦闘やイベントで手に入ることは無く、特定のフロアに入った際に取得できる。
閾値プロトコルを上げるとエリア数が増えることにより入手できる黄金の血の祝福も増える。また、星1奇物「豊作の岩」により追加で入手できる。

※各黄金の血の祝福についての原文は可能性ギャラリーを参照。
戦闘中カウントダウンが出現し、これが0になると昼夜が入れ替わる。初期状態では白昼と黒夜は各行動値150ずつ。
通常、黄金の血の祝福は対応する昼と夜のどちらかでしか効力を発揮しないが、一部昼夜切り替え後も効果が残るものがある。
また比率+25%を2つ選択して昼か夜どちらか100%にする*5ことや昼夜切り替え間隔-25%を選択して昼夜切り替え頻度を上げることもできる。

昼夜の基本効果：白昼に入ると味方はHPを30%回復し、ターンが回ってくるとHPを5%回復する。黒夜に入ると味方の与える最終ダメージ+30%、敵の与える最終ダメージ+15%。

アグライア

基礎効果：白昼の間、味方全体が累計8回攻撃すると速度+40%（昼夜が切り替わるとリセット）。

白昼の黄金裔。攻撃回数を稼ぐことで速度を上げる。
効果発動までやや時間がかかる点は癖がある。基本的に追加攻撃、再行動等のある編成で早めに効果を発動させたい。
速度バフは単発のダメージを上げるのには繋がりづらい効果だが、行動値あたりのダメージという観点では火力系バフとは別枠の係数として火力貢献する。
高難易度では敵の速度が速いため、攻撃面のみならず耐久を追いつかせられる恩恵もある。
手数に自信のある編成なら、必要な攻撃回数が増えるがさらに速度+50%できる「Ⅱ・血染めの華美な服」や速度参照で最終ダメージが上がる「Ⅲ・紡がれる運命の糸」が活かしやすい。

トリビー

基礎効果：白昼の間、味方の最終ダメージ+25%。白昼に入る時味方全体の必殺技が発動可能になる。

白昼の黄金裔。必殺技を使いやすくし、扱いやすい無条件の最終ダメージアップも用意されている。
白昼で戦闘開始することで必殺技をチャージしてくれるので、EPマイナス等のデメリット効果を踏み倒せる。

セイレンス

基礎効果：白昼の間、敵の受ける最終ダメージ+25%。さらに敵に「絶唱」を付与する。「絶唱」：ターンが回ってくるたびに基礎ダメージの400%の物理属性付加ダメージを受ける。

白昼の黄金裔。敵ターンに発生する物理付加ダメージである「絶唱」と敵が受ける最終ダメージアップが特徴。
付加ダメージはバフの選択によっては持続ダメージ扱いにすることができ、虚無の祝福・方程式やカフカなどの持続ダメージ編成と相性が良くなる。
また、「敵が受ける」最終ダメージアップはトリビーの祝福などの味方の最終ダメージアップと比べて、ギミック由来のダメージ等にも乗る分対応範囲が広い。
持続編成なら「絶唱」を裂創と見なす「Ⅱ・流転する詩篇」や持続ダメージ発生のたびに確率で「絶唱」を起爆する「Ⅲ・帰れざる者の挽歌」が相性が良い。

ヒアンシー

基礎効果：白昼の間、味方が自身のレベル60倍のHPを回復するたびに与える最終ダメージ+5%、1回の昼夜で最大20%まで累積できる。

白昼の黄金裔。回復をトリガーに最終ダメージアップを得られる。
キャラによる回復に加えて条件付きで回復する祝福等も利用できる。
HP%バフが追加される「Ⅱ・森林を撫でる風よ」やHP基準の付加ダメージを与えられる「Ⅲ・衆生を見守る空よ」はHP参照アタッカー（+自傷ケアのヒーラー）とも相性が良い。

アナイクス

基礎効果：破損可能な奇物を1個獲得する。奇物が破損または放棄された時、宇宙の欠片を35個獲得する（各エリアで最大5回）。白昼に入る時、味方の最終ダメージ+25%、2ターン継続。

白昼の黄金裔。破損する奇物を壊したり捨てることで宇宙の欠片を獲得できる。
破損や修復、破棄に関連した奇物群とシナジーがあり、イベント選択肢等では奇物を優先して集めると良い。
上手くいくと奇物と宇宙の欠片の両方を多数入手できるので上振れも狙いやすい。
最終ダメージアップも用意されており数値は強化できるが、白昼に入った後2ターンしか継続しない。昼夜切り替え頻度を上げると活用しやすい。

ファイノン

基礎効果：白昼に入る時、現在1枠目にいるキャラが「黎明」を獲得する、2ターン継続。「黎明」を持つキャラの与える最終ダメージ+100%。

白昼の黄金裔。1枠目のキャラへの高倍率の最終ダメージアップを持つ。
1枠目のキャラに火力を集中するハイパーキャリー編成向けの効果。
ただしバフが2ターンしか継続しないため、「Ⅱ・失う者の苦難」でターン制限をなくすまたは昼夜切り替え頻度を上げると利用しやすい。

サフェル

基礎効果：精鋭が倒されると宇宙の欠片を50獲得（1回の戦闘で1度まで）。夜の間、精鋭に対する最終ダメージ+30%、精鋭からの被ダメージ-10%。

黒夜の黄金裔。主に精鋭を倒すと宇宙の欠片を獲得できる効果をもつ。
さらに精鋭に対する最終ダメージアップが豊富で、ボス戦で火力を大きく強化できる。
他に精鋭が出てくるのは変換エリアwave3や遭遇イベントなど。
どの祝福でも効果を活かせる上に上手く遭遇を踏み続けると強力。ただし、一部の奇物は戦闘・遭遇を踏むことにデメリットがあるなど運が絡みやすいほか、高プロトコルだと祝福の集まりきっていない序盤の精鋭戦がきついなどの使いにくさもある。また、一部効果は初手で取らないと活かせない。
サフェルの祝福を使うなら「初手に取る」「Ⅱ・堂々たる詐欺を取りボスや遭遇戦闘時に宇宙の祝福を500個保持する」の2点は徹底したいところ。コツさえ掴めば上振れを狙いやすい。

モーディス

基礎効果：黒夜の間、味方1名のHPが累計で50%ダウンすると以下の効果を発動する：味方全体がターン終了時にHPを最大HPの20%回復し、黒夜の間の与える最終ダメージ+25%（昼夜が切り替わるとリセット）。

黒夜の黄金裔。味方1名のHPダウンをトリガーに火力と回復力を強化する。
効果発動には敵からの被弾や味方によるHP消費が必要。バリアとの相性は悪め。
性質上敵からの攻撃が非常に痛い高プロトコルで真価を発揮する。何も考えず被弾ダメージだけで効果を活かせる為見た目以上に汎用性が高い。またキャストリスの祝福と相互シナジーもある。

キャストリス

基礎効果：黒夜の間、味方の最大HP+30%。HPがダウンした次の攻撃の与える最終ダメージ+50%。

黒夜の黄金裔。最大HPアップと、HPダウンをトリガーにした火力バフを持つ。
最大HPアップは耐久面の補強のほか、HP参照キャラなら火力強化にもなり、キャストリスやモーディスといった自傷アタッカーとも相性が良い。
基礎効果はモーディスの祝福と異なりHPダウン量が不問なので、ジェイド等や方程式による少量のHP消費でも起動できる。

■■■→三月なのか

基礎効果：黒夜の間、フィールド上にいる味方1名につき最終ダメージ+5%、最大で40%まで。

黒夜の黄金裔。記憶キャラとシナジーのある最終ダメージアップを持つ。
最大効果には記憶キャラ4名（+記憶の精霊4名）編成が必要となるが、記憶キャラ1名~程度でも効果量はそこそこ。
なお実装されたVer.3.3時点で名称不明でイラストはクラゲだったが、Ver.3.6の更新で名称が三月なのかに、イラストが長夜月に変更された。

ケリュドラ

基礎効果：黒夜に入る時、現在1枠目にいるキャラが「征服」を2層獲得する。「征服」を持つキャラはターン/追加ターン終了時に「征服」を1層消費して自身の行動順を100%早め/追加ターンを1獲得し、与える最終ダメージ+10%、自身の次のターンが終了するまで継続。

黒夜の黄金裔。1枠目のキャラを連続で行動させる効果でハイパーキャリー編成向け。
アタッカーよりバッファーの方を高速度にすると味方のバフを乗せてから連続行動ターンに入れる。
行動順アップの場合はターン制バフ等が切れやすいが、追加ターンの場合はターンを消費しない利点がある。

荒笛→丹恒・騰荒

基礎効果：黒夜に入る時、味方全体にそれぞれの最大HP75%分の耐久値を持つバリアを付与し、「岩晶」を付与する。「岩晶」を持つ味方の与える最終ダメージ+50%。味方にバリアが付与されていない、または白昼に入った時、「岩晶」が解除される。

黒夜の黄金裔。バリア付与とそれに連動した最終ダメージアップを持つ。
夜の間はバリアさえ切らさないようにすれば条件なしで得られる最終ダメージアップの倍率が高めで、「Ⅲ・大地を満たす心」を取れば+100%にもなる。
ただし敵の高火力を耐えられずバリアを早々に破られるようだと火力アップは活かせないので被ダメージダウン等の祝福で補助したい。
耐久枠は途切れなくバリアを張れるアベンチュリン等のキャラが向いている。
Ver.3.3の追加時点ではイラストは大地獣だったが、Ver.3.6の更新で名称とイラストが丹恒・騰荒に変更された。

祝福

※各祝福(強化後含む)についての原文は可能性ギャラリーを参照。

階差宇宙では祝福取得時のリセットが出来ない。特定の運命ブロックも出来ないため、より祝福取得のランダム性が増している。
代わりに「創造物の培養器」で上書き（同レア3つから選択）することで狙った祝福を集めることになる。
強化状態は引き継がれるので強化後の祝福を上書きしても問題ないが、祝福上書きに必要な宇宙の欠片は回数ごとに増えていくので実質的にある程度回数が限られている。
また、祝福強化も一部のイベント以外では「創造物の培養器」で決まったエネルギー*6を消費して行う方法のみなので、回数が限られている。強化する祝福は吟味しよう。

全体的な変更点

• 「豊穣」「存護」の運命が削除、個別の祝福は「壊滅」に吸収された。
• 「調和」の運命が新設。「壊滅」「虚無」に分散していた撃破関連の祝福が統合された。
• 通常攻撃強化の「繁殖」が戦闘スキル、追加攻撃強化の「愉悦」が付加ダメージに、コンセプトを維持したままそれぞれ対応するようになった。
• 「記憶」の運命が大きく内容変更。主に記憶の運命のキャラの強化をコンセプトに。
  名前こそ同じだがこれまでと完全に別物で実質同名の運命の削除・新設に近い。
• 「壊滅」「繁殖」「虚無」「記憶」の特性と固有効果がリニューアルされた。これに伴い、祝福も大半が別物になっている。
• 全ての祝福の名称が変更された。以前と効果が変わらないものでも名称が異なっている。

記憶

凍結系から一気に様変わりし、記憶キャラ及び記憶の精霊に特化した運命となった。
ただしほとんどの祝福は記憶の精霊がいなくとも使えるようになっている。
特に星1に汎用ステータス強化の祝福が多く、非記憶系編成でも役に立つ。
一方強力な行動阻害とバフを得られた「離神」が廃止になってしまったのは少々痛い。

固有効果は「執念」。各キャラの持つ執念が味方全体に影響するため、味方の頭数が増える記憶キャラとの相性は当然良い。また、HPアップにより耐久面の恩恵もある。
一部の祝福や方程式に設定されている「記憶の精霊が消滅した時」という条件は実装当時は活用するのが難しかったが、キャストリス、ヒアンシー、長夜月など自傷能力のある記憶の精霊が次々と登場したため、これらのキャラを使用しているなら選択肢に上がる。

虚無

持続ダメージに特化した運命。固有効果は「囁き」。

一部撃破関連の効果が調和に移り、再び持続ダメージ特化となった。「囁き」のチャージの為にも持続ダメージが必要で汎用性は高くない。
全持続ダメージを起爆できるカフカがいれば採用したい。
その他の持続アタッカーや裂創扱いにできるセイレンスの黄金の血の祝福とも相性が良い。

巡狩

会心バフおよび高速・再行動を突き詰めた運命。固有効果は「会心」。

会心アタッカーなら恩恵があるため汎用性が高いほか、星3の再行動祝福があれば場合によって連続行動が可能で強力。
「敵を倒した時」条件のものがあり、変換エリアや雑魚を召喚するボスなどでも発動を狙える。

壊滅

撃破特効系の祝福は調和に移動し、模擬宇宙での背水系にコンセプトを戻しつつ全体的に使いやすくなった。
また、削除された存護の要素を一部引き継いでおり、耐久面の強化も豊富である。
耐久系祝福は高プロトコル攻略ならどの運命中心のプレイでも取得・強化しておく価値がある。

固有効果は「変耀」。敵からの被弾、キャラスキルなどによるHP消費、HP回復で「変耀」をチャージできる。
HP消費のあるモーディス、キャストリスなどのキャラが活かしやすい。

愉悦

追加攻撃を中心とした運命。固有効果は「後味」。
汎用祝福では追加攻撃に加え付加ダメージもバフできるようになったほか、追加攻撃を持たないキャラでも後味ダメージを発生させられる祝福が追加され多少幅が広がった。
また方程式の展開で新たに後味ダメージの発動手段を手に入れることも可能。

トパーズ＆カブやジェイドなどの追加攻撃キャラにとってはこれまで通り相性が良い。
星1に追加攻撃をトリガーに味方全体にバフできる祝福が追加され、追加アタッカーメインでなくともアベンチュリン、霊砂やトリビーといったサポーターがいれば有効に使えるものがある。

繁殖

通常攻撃・戦闘スキルとSPの増減に関連した運命。固有効果は「魂の蛹/蝶の魄」。
通常攻撃だけでなく戦闘スキルにも効果が適用されるようになり、汎用性が大きく向上した。SPの消費によるバフは健在。

「魂の蛹」状態では、確定ダメージによって実質的に通常攻撃と戦闘スキルのダメージが1.5倍になる。「胞子」とは打って変わってキャラクターの火力を直接補助する効果となった。必殺技や追加攻撃には乗せられないためややアタッカーを選ぶ。また8回限定なので出来るだけサポーターでなくアタッカーで消費したい。
確定ダメージは通常攻撃・戦闘スキルで発生した超撃破ダメージにも乗るので撃破編成でも利用できる。

知恵

必殺技に特化した運命。固有効果は「缶詰の脳」。

必殺技の強化がメイン。火力強化も多いが、「缶詰の脳」は回転率向上系であり必ずしも必殺技でダメージを出すキャラでなくとも恩恵がある。
アルジェンティ、雲璃、飛霄、黄泉など火力系の必殺技を持つアタッカーとはもちろん相性が良い。
全体攻撃に関する祝福はほぼ削除されており、範囲攻撃とのシナジーは減っている。

調和

弱点撃破に特化した運命。ブートヒルや乱破、ホタルなどの撃破編成向け。
祝福を集めることで貴重な弱点撃破効率バフが得られる点も上記キャラに合っている。
弱点が合わないなどで撃破できない場合には活かせないので、その他の編成では敵との相性がある。
銀狼やアナイクスの弱点付与でも安定して撃破できる。

固有効果は「ハーモニー」。調和だがデバフ。運命の特性としては唯一基礎ダメージ系の効果であり、火力源として安定している。
ルアン・メェイの残梅があると敵の弱点撃破からの復帰を余分に1ターン遅延でき、「ハーモニー」発生回数を増やせる。

小ネタ

• 階差宇宙のバージョン名は実在の著作から取られている模様。
  • 『千の面を持つ英雄』(英：The Hero with a Thousand Faces) はジョーゼフ・キャンベルによる世界各地の神話を研究した著作で、『千の顔を持つ英雄』のタイトルで邦訳も出版されている。なお、中国語版では両者『千面英雄』でタイトルは一致しているが、英語版は Protean Hero と違うタイトルが付けられている。

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