本棚/ピノコニー(2)

Last-modified: 2025-12-23 (火) 14:44:08

アーカイブ:固有名詞 | 遺物 | キャラクター | 星神 | 敵対種 | 派閥 | 光円錐


本棚:入手場所|内容:宇宙ステーション「ヘルタ」 | ヤリーロ-Ⅵ(1) | (2) | (3) | 仙舟「羅浮」(1) | (2) |(3) |ピノコニー(1)| (2) |オンパロス (1)|(2)|(3)|紡がれた物語|収録なし



Ver3.8時点で96項目。内51項目
◆がついているものは内容が不足しているものです。

『往日の美しき夢外伝』

クラークフィルムが制作した「クロックボーイ:ドリームタウン」シリーズの外伝ストーリー。ドリームタウンのさまざまなキャラクターの過去と未来を描いている。注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線です。

ミスター・ソーダ外伝

『ミスター・ソーダ外伝』
コック。
ミスター・ソーダの物語はクロックボーイがやって来る前から始まる。その頃のドリームタウンは「ナイトメアタウン」と呼ばれており、住民たちはボス・ストーンにこき使われていた。そしてミスター・ソーダはそこでコックをしていた。
ボス・ストーンに雇われ、ワニと住民たちのために料理を作っていた。粗末な食材でおいしいごちそうを作るようワニに強制され、おいしくなければ殴られてしまう。そうして、彼のボスに対する恨みは日増しに大きくなっていった……
アイドル
ミスター・ソーダの物語はクロックボーイがやって来る前から始まる。その頃のドリームタウンは「ナイトメアタウン」と呼ばれており、住民たちはボス・ストーンにこき使われていた。そしてミスター・ソーダは町のアイドルだった。
彼は「ビリグル」という音楽グループを結成し、明るいキャップガールと優しいシスター・カンと一緒に住民たちに喜びをもたらした。しかしボス・ストーンは彼らの音楽が気に入らず、いつもミスター・ソーダを困らせ、手下の「スイートワニ姉妹」に「ビリグル」が持っていた道具を全て奪わせたので、ミスター・ソーダはグループを解散するしかなかった……
人造兵器「スラーダ・ドリームハンターX」。
ミスター・ソーダの物語はクロックボーイがやって来る前から始まる。その頃のドリームタウンは「ナイトメアタウン」と呼ばれており、住民たちはボス・ストーンにこき使われていた。そしてミスター・ソーダはこの町の人造兵器「スラーダ・ドリームハンターX」であった。
彼はボス・ストーンが古代の飲み物のレシピで作った強力な殺戮兵器であり、ボス・ストーンの命令で戦い、あちこちで貴重な石を奪った。しかしそのうちミスター・ソーダは自身の存在意義について考え始め、だんだんとボス・ストーンに対する反抗心が芽生えていった……


甘さで町の住民の苦痛を和らげようとした。
ボス・ストーンは毎日住民たちに石を掘らせたが、ワニの池の汚い水と沼地の雑草しか与えず、皆を非常に苦しませた。
そこで、ミスター・ソーダは甘さで町の住民の苦痛を和らげようと不思議な飲み物を作り始めた。これで元気になり、苦境を脱する勇気を出してほしかったのだ。ミスター・ソーダはこのように優しく親切な飲み物だった。
しかし彼の行動はボス・ストーンを怒らせた。自分の領土で好き放題されるのが許せなかったのだ。卑劣で恥知らずなボス・ストーンは罠でミスター・ソーダを捕らえ、牢獄に入れた。
幸いなことにブラザーハヌとクロックボーイがミスター・ソーダを助けた。ミスター・ソーダは彼らの仲間となり、一緒にボス・ストーンと戦うことになった。
過去に良い行いをしていたため、多くの住民たちが味方することを選んだ。住民たちは団結し、スラーダを手に善悪を弁えないワニたちを思い切り殴った。
大金を稼ごうとした。
ボス・ストーンは毎日住民たちに石を掘らせたが、ワニの池の汚い水と沼地の雑草しか与えず、皆を非常に苦しませた。
そこで、ミスター・ソーダは大金を稼ごうと不思議な飲み物を作り始めた。これでボス・ストーンのようにお金持ちになり、ワニたちと対等な立場になりたかったのだ。ミスター・ソーダはこのように強欲な飲み物だった。
しかし彼の行動はボス・ストーンを怒らせた。自分の領土で好き放題されるのが許せなかったのだ。卑劣で恥知らずなボス・ストーンは罠でミスター・ソーダを捕らえ、牢獄に入れた。
幸いなことにブラザーハヌとクロックボーイがミスター・ソーダを助けた。ミスター・ソーダは彼らの仲間となり、一緒にボス・ストーンと戦うことになった。
ミスター・ソーダはため込んだお金でたくさんの武器を買って住民たちを全員武装させ、ブラザーハヌの指揮の下で連戦連勝した。
ソーダで住民たちの心を支配しようとした。
ボス・ストーンは毎日住民たちに石を掘らせたが、ワニの池の汚い水と沼地の雑草しか与えず、皆を非常に苦しませた。
そこで、ミスター・ソーダはソーダで住民たちの心を支配しようと不思議な飲み物を作り始めた。これで自分の王国を作り、ナイトメアタウンの唯一の主になりたかったのだ。ミスター・ソーダはこのように野心あふれる飲み物だった。
しかし彼の行動はボス・ストーンを怒らせた。自分の領土で好き放題されるのが許せなかったのだ。卑劣で恥知らずなボス・ストーンは罠でミスター・ソーダを捕らえ、牢獄に入れた。
幸いなことにブラザーハヌとクロックボーイがミスター・ソーダを助けた。ミスター・ソーダは彼らの仲間となり、一緒にボス・ストーンと戦うことになった。
ミスター・ソーダが作ったスラーダは多くの人々をコントロールし、彼は住民たちを自分のものにしてワニたちを蹴散らし、ボス・ストーンを敗走させた。


ソーダ工場をオープンした。
最終的にボス・ストーンは追放され、町は平和を取り戻した。そしてミスター・ソーダはソーダ工場を開いた!彼はドリームタウンの誰もが知るソーダの顔役となり、彼のスラーダはその名を世間に轟かせた。
戦場で犠牲になった。
最終的にボス・ストーンは追放され、町は平和を取り戻した。そしてミスター・ソーダは戦場で犠牲になった…クロックボーイは彼を記念するため、彼のスラーダを大いに広めることにした……
新しいボス・ストーンになった。
最終的にボス・ストーンは追放され、町は平和を取り戻した。そしてミスター・ソーダは新しいボス・ストーンになった!彼はボス・ストーンのまねをして町にたくさんのソーダ工場を作り、住民たちを昼も夜も働かせた。この町の危機はまだ続いている……


(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

ボス・ストーン外伝

『ボス・ストーン外伝』
貴重な石。
親愛なる視聴者たち、今回の物語の主役はお馴染みの極悪人——ボス・ストーンだ!昔、彼は「ナイトメアタウン」の住民たちをこき使い、貴重な石を手に入れるためだけにあらゆる悪事を働いた。彼はその石をお金に換えて懐を肥やし、さらに多くの石を買った——彼は暇なワニだったのだ。
美しいゴミ。
親愛なる視聴者たち、今回の物語の主役はお馴染みの極悪人——ボス・ストーンだ!昔、彼は「ナイトメアタウン」の住民たちをこき使い、美しいゴミを手に入れるためだけにあらゆる悪事を働いた。彼はゴミが好きで、たくさんゴミを集めれば忘れられたゴミキングを召喚し、ワニたち全員を偉大なゴミ箱の民にできると信じていた——彼は奇妙なワニだったのだ
円満なる愛。
親愛なる視聴者たち、今回の物語の主役はおなじみの極悪人——ボス・ストーンだ!昔、彼は「ナイトメアタウン」の住民たちをこき使い、円満な愛を手に入れるためだけにあらゆる悪事を働いた。大好きな雌ワニは極悪人が好きだったので、ボス・ストーンはそれが自分の本性ではないにもかかわらず、極悪非道なワニを頑張って演じていた——彼は純情なワニだったのだ。


暴力で鎮圧することにした。
ある日、流れ星が町に落ちてきた。この災難にワニたちは動揺し、住民たちに反抗する機会を与えた。宣戦布告した住民たちに対し、ボス・ストーンは暴力で鎮圧することにした!
しかし彼らを率いるブラザーハヌはとても勇敢で、遠くからやって来た「コンパス号」の船員たちも助けてくれた。船員のクロックボーイとプリンセスミラー、キャプテン・リボルバーはボス・ストーンを大いに困らせた。
最終的にボス・ストーンは敗れ、住民たちは彼を町から追放し、ナイトメアタウンはドリームタウンになった。
住民たちに仲間割れさせることにした。
ある日、流れ星が町に落ちてきた。この災難にワニたちは動揺し、住民たちに反抗する機会を与えた。ボス・ストーンは宣戦布告した住民たちを仲間割れさせることにした!
彼は貪欲な住民を買収し、反乱を率いるブラザーハヌを裏切らせた。しかし公正なブラザーハヌがこのことで自信を失うことはなく、反逆者を冷静に処分すると、クロックボーイたちの助けを借りて危機を乗り越えた。
最終的にボス・ストーンは敗れ、住民たちは彼を町から追放し、ナイトメアタウンはドリームタウンになった。
民主化を進めることにした。
ある日、流れ星が町に落ちてきた。この災難にワニたちは動揺し、住民たちに反抗する機会を与えた。宣戦布告した住民たちを前に、ボス・ストーンは民主化を進めることにした!
素晴らしい考えだが、ボス・ストーンの悪行に住民たちの心は傷つき、誰も彼を信用しようとしなかった。ブラザーハヌの指揮の下、外からやって来た「コンパス号」の船員たちと団結し、住民たちはボス・ストーンを大いに困らせた。
最終的にボス・ストーンは敗れ、住民たちは彼を町から追放し、ナイトメアタウンはドリームタウンになった。


だが、ボス・ストーンは諦めず、元々自分のものだったこの土地を必ず取り戻すと誓った。彼は町の資源を封じ込め、激しい攻撃を仕掛けた…資源不足と度重なる災害により、ドリームタウンは厳しい状況に陥り、住民たちの間には争いが絶えなかった。
そこでクロックボーイはウッド爺に助けを求め、ウッド爺の説得で住民たちは再び団結することができた。


町でこっそり騒ぎを起こした。
ボス・ストーンも好き放題できず、町でこっそり騒ぎを起こした。
しかしボス・ストーンの計画は毎回クロックボーイや彼の仲間たちに打ち砕かれ、住民たちの脅威となることは一度もなかった。
こうして日々が過ぎ、住民たちは次第にボス・ストーンの悪行を忘れていったが、この悪人はきっとまだドリームタウンを狙っているはずだ。いつの日か、彼と手先たちは再び戻ってくるだろう……
心を入れ替え、新たなワニ生を始めた。
ボス・ストーンも好き放題できず、心を入れ替え、新たなワニ生を始めた。
ボス・ストーンはドリームタウンを去り、善良な実業家になるための努力を始めた。しかしだんだんと、善良では金は稼げないことに気付いた!ボス・ストーンの善意は結局飲み込まれてしまい、再びドリームタウンを攻撃する陰謀を企て始めた。
こうして日々が過ぎ、住民たちは次第にボス・ストーンの悪行を忘れていったが、この悪人はきっとまだドリームタウンを狙っているはずだ。いつの日か、彼と手先たちは再び戻ってくるだろう……
みんなと幸せに暮らした。
ボス・ストーンも好き放題できず、みんなと幸せに暮らした。
善良な住民たちはボス・ストーンを受け入れ、彼は町で生活と商売を続けることができたがそれに満足せず、その野心の炎は平穏な暮らしの下で再び燃え始めるだろう。
こうして日々が過ぎ、住民たちは次第にボス・ストーンの悪行を忘れていったが、この悪人はきっとまだドリームタウンを狙っているはずだ。いつの日か、彼と手先たちは再び戻ってくるだろう……


(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

ブラザーハヌ外伝

『ブラザーハヌ外伝』
残酷非情な罪人。
今回お話しするのは、クロックボーイが信頼している大切な仲間——ブラザーハヌの物語だ!

昔々、ブラザーハヌは「オオカミタウン」に暮らすごく普通の住民だった。そこの住民たちは皆ワニの商人たちの監視下に置かれ、幸せというほどではないが、平和で穏やかな生活をしていた。

しかしブラザーハヌは大人しく従うような男ではなかった。ワニの商人のために働くのが嫌だったのだ——戦場で獲物を殺してこそオオカミである!
ブラザーハヌはワニの商人に不満を抱いている仲間たちを集め、オオカミタウンの工場を焼き払い、オオカミとワニの戦争を始めた。無鉄砲なブラザーハヌのせいで、住民たちは手痛い代償を払うことになった。故郷は廃墟と化し、兄弟姉妹たちはワニの餌食になり、それまでの平和な日々は二度と戻ってこなかった。

怒った住民たちはブラザーハヌを捕らえ、残忍なワニの商人——ボス・ストーンに突き出した。
ボス・ストーンはブラザーハヌを劣悪な環境のナイトメアタウンに送り、鉱山で一生採掘をさせて見せしめにすることにした。

しかしそれでもなお、好戦的なブラザーハヌは相変わらず戦争と殺戮を渇望していた。そして、彼はナイトメアタウンで絶えず住民とボス・ストーンの対立を煽り、再び残酷な戦いを引き起こした。
今回は遠路はるばるやって来た「コンパス号」の船員たちのおかげで、賢いクロックボーイがブラザーハヌを助けてワニを倒したことで、ナイトメアタウンはオオカミタウンの二の舞にならずに済んだ。

ブラザーハヌはナイトメアタウンをドリームタウンという名前に変え、町を憂いのない美しい夢に変えると言ったが、それはまやかしだった。オオカミがどうして自分から牙と爪を折るだろうか?
すぐに、災難のせいで本当の姿を現すことになった……自分の統治を脅かす住民を町から追い出し、ハヌミサイルを使って至るところで反対する者を攻撃し、全ての人々に言い尽くせないほどの苦しみを味わわせた。住民たちからすれば、ブラザーハヌはボス・ストーンよりも恐ろしい。

ブラザーハヌを止められないクロックボーイはどうすることもできず、人望のあるウッド爺に町へ来てもらい、ブラザーハヌが起こした混乱を止めるしかなかった。
ウッド爺に教え諭され、ブラザーハヌは行いを改めて町の守護者となったが、住民たちは永遠に彼の悪行を忘れないだろう……

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

正直で無欲な勇者
今回お話しするのは、クロックボーイが信頼している大切な仲間——ブラザーハヌの物語だ!

昔々、ブラザーハヌは「オオカミタウン」に暮らすごく普通の住民だった。そこの住民たちは皆ワニの商人たちの監視下に置かれ、荷物運びの奴隷として働かされ、非常に苦しい生活をしていた。

しかしブラザーハヌは正義のオオカミであり、ワニの商人のために働くのを嫌がった——荒野を自由に駆け回ってこそオオカミである!
ブラザーハヌは正義の仲間たちを集め、オオカミタウンの工場を焼き払い、オオカミとワニの戦争を始めた。彼の努力により、住民たちは皆ワニたちに牙を剥き、あくどい連中にオオカミのすごさを思い知らせた。

しかしワニの数があまりにも多く、オオカミタウンは最終的に絶体絶命の状況に陥った。皆を助けるため、ブラザーハヌは自分を犠牲にして住民を解放させることにした。
ワニたちはブラザーハヌを捕らえ、残忍なワニの商人——ボス・ストーンに突き出した。ボス・ストーンはブラザーハヌを劣悪な環境のナイトメアタウンに送り、鉱山で一生採掘をさせて見せしめにすることにした。

しかし、それでもなお彼の正義は揺るがなかった。彼はナイトメアタウンでも人々がボス・ストーンの抑圧の下で暮らしているのを見て、ワニたちの横暴を見るに堪えず、再び住民たちを率いて反抗を始めた。
今回は遠路はるばるやって来た「コンパス号」の船員たちのおかげで、賢いクロックボーイがブラザーハヌを助けてワニを倒したことで、ナイトメアタウンはオオカミタウンの二の舞にならずに済んだ。

ブラザーハヌはナイトメアタウンをドリームタウンという名前に変え、町を憂いのない美しい夢に変えると宣言し、皆は自由の英雄を信頼し、一緒にドリームタウンを建設した。
しかし残念なことに、彼の理想はある災難によって試練にぶつかることとなった……その時、彼は身一つで砂嵐に飛び込んで被害に遭った住民を助け、自分の蓄えを使って皆の腹を満たした。町を裏切った仲間を身を切られる思いで町から追放し、最後はボス・ストーンの攻撃を受け止めて重傷を負った……

ブラザーハヌを助けられないクロックボーイはどうすることもできず、経験豊富なウッド爺に町へ来てもらい、彼とドリームタウンを窮地から救い出すしかなかった。
ウッド爺に助けられ、ブラザーハヌの願いが叶い、ドリームタウンはますます美しい夢に近づいた。住民たちは彼の行いをたたえ、この町で一緒に素晴らしい宴を楽しむのであった……

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

アスデナ狼。
今回お話しするのは、クロックボーイが信頼している大切な仲間——ブラザーハヌの物語だ!

昔々、ブラザーハヌは「オオカミタウン」に暮らすオオカミだった。ここの住民たちは皆ワニの商人の監視下に置かれ、荷物運びの奴隷として働かされ、非常に苦しい生活をしていた。
しかしブラザーハヌはただのオオカミであり、何の力にもなれなかった。

そして、我慢できなくなった住民たちがオオカミタウンの工場を焼き払い、オオカミとワニの戦争を始めた。
最終的にワニたちが勝利し、主犯を暴き出そうとしていた。責任を負うのが怖くなった住民たちはある方法を思いついた——こいつに罪をなすりつければいいのだ!

「ギャ?本当にこいつでいいのか?」
「絶対に間違いない。でなければ他のワニに引き続き調べさせろ——無駄になるのは俺たちの労働時間じゃないからな!」
ブラザーハヌはただのオオカミであり、弁明できなかった。

ワニたちはブラザーハヌを残忍なワニの商人——ボス・ストーンに突き出した。彼はブラザーハヌを劣悪な環境のナイトメアタウンに送り、鉱山で一生採掘をさせて見せしめにすることにした。
しかしブラザーハヌはただのオオカミであり、採掘はできなかった。

そして、ナイトメアタウンの住民たちはボス・ストーンの抑圧に耐えられず、団結して反抗を始めた。
しかしブラザーハヌはただのオオカミであり、歯噛みすることしかできなかった。

ナイトメアタウンの皆が苦境に立たされていた時、遠路はるばるやって来た「コンパス号」の船員たちが助けてくれた。クロックボーイ、プリンセスミラー、キャプテン・リボルバーがワニを打ち負かし、ナイトメアタウンはオオカミタウンの二の舞にならずに済んだ。

しかし長い間奴隷にされていた住民の中にはリーダーになれる人材がいないことにクロックボーイは気がついた。よそ者である自分も皆から信頼されるほどの人望はない…そこで、言葉を話せないブラザーハヌに目をつけたのだ……

クロックボーイはオオカミに服を着せ、彼の物語をでっち上げた——すると住民たちは信じてしまった。スーツを着たオオカミが実に「クール」だったからだ。
ブラザーハヌはただのオオカミであり、とても気分が良かった。

その後、ナイトメアタウンはドリームタウンに改名した。ドリームタウンは危機の中で奮闘し、ウッド爺が助けに来て……これらの物語は全てブラザーハヌとは無関係だ。彼はただのオオカミであり、従順でクールなオオカミにすぎない。

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照すること)

折り紙の小鳥外伝

『折り紙の小鳥外伝』
サー・アズールから全部聞いてる……
アニメ『クロックボーイ』にはたくさんの可愛い折り紙の小鳥たちが登場する。ドリームタウンは彼らが建設したのだ。今回は折り紙の小鳥の話をしよう……

ボス・ストーンを追い出してナイトメアタウンがドリームタウンになった後、クロックボーイとブラザーハヌは町をどのように美しい夢のような場所にするか考え始めた。

幸運にも、クロックボーイがかつて旅の途中で出会った建築の天才——フクロウ先生が思いがけず町に来てくれた。彼の呼びかけにより、世界各地から小鳥たちがドリームタウンにやって来た。
ワニのために働いていたプリンス・ゴールド、スマートタウンから来たマネージャー・グリーン、ハッピータウンから来たマダム・スカーレット、ナイトメアタウンで育ったブラザー・レッド——彼らはフクロウ先生が最も信頼している学生たちであり、彼らの導きにより折り紙の小鳥たちはドリームタウンでいろいろな美しい建物をまたたく間に建設した……

その後、青い小鳥が彼らに加わった。
その名は「サー・アズール」、他のリーダーたちのように成熟して頼りになるわけではないが、フクロウ先生は彼の才能を重要視していた。他の鳥たちは最年少の彼を弟のようにかわいがり、町の建設についてたくさん教えた…すぐに彼は一番優秀な折り紙の鳥になり、クロックボーイとも仲良くなった。
彼は皆とずっと一緒に町を建設し、幸せに暮らせると思っていたが、幸せな時は長くは続かなかった。美しいドリームタウンはさまざまな住民を引きつけたが、中には悪人も多くいた。彼らのせいで町はもはや美しくなくなっていたため、悪者を取り除くためにウッド爺は町全体の管理を引き継ぐことにした…だが小鳥たちの多くは不満を抱いた。ドリームタウンは皆のものであり、ウッド爺が独占すべきではないからだ。

折り紙の小鳥たちの心はウッド爺から離れていき、小鳥たちは少しずつ去っていった…しかしサー・アズールだけはクロックボーイが建設した「目覚めの村」に残り、黙って仲間の帰りを待っていた。

彼は何年も待ち続けたが、再び他の小鳥の声を聞くことはなかった。彼自身もドリームタウンを去ろうと思い、自分の巣に向かおうとしたその時、長い間会っていなかったクロックボーイが現れた!
クロックボーイは小鳥たちの話を知り、サー・アズールと一緒に他の小鳥たちを見つけた——5羽の小鳥たちと再会することができたのだった。

これから彼らはさらに多くの折り紙の小鳥たちを率いて、美しいドリームタウンを建設するだろう……

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

彼らはたぶん、ピノコニーのドリームメーカーだよ。
アニメ『クロックボーイ』にはたくさんの可愛い折り紙の小鳥たちが登場する。ドリームタウンは彼らが建設したのだ。今回は折り紙の小鳥の話をしよう……

ボス・ストーンを追い出してナイトメアタウンがドリームタウンになった後、クロックボーイとブラザーハヌは町をどのように美しい夢のような場所にするか考え始めた。

幸運にも、クロックボーイがかつて旅の途中で出会った建築の天才——フクロウ先生が思いがけず町に来てくれた。彼の呼びかけにより、世界各地から小鳥たちがドリームタウンにやって来た。
プリンス・ゴールド、マネージャー・グリーン、マダム・スカーレット、ブラザー・レッド、それからサー・アズール——彼らはフクロウ先生が最も信頼している学生たちであり、彼らの導きにより折り紙の小鳥たちはドリームタウンでいろいろな美しい建物をまたたく間に建設した……

しかし折り紙の小鳥たちはすぐに大きな難題に直面した——ドリームタウンの土地が足りなくなったのだ。土地を拡大するため、クロックボーイは遠方のカウボーイたちを呼んできて荒野を開拓させたが、気ままな彼らは開拓した土地をドリームタウンに渡したがらず、ウッド爺を困らせた。

賢い折り紙の小鳥たちはカウボーイの領地に飛んでいき、自分から家やホテルの建築を手伝った。彼らは始めのうち警戒していたが、自分たちが占領している荒野が小鳥たちの手で美しい街道に変えられ、小屋が優雅な洋館に変えられたのを見て大喜びし、小鳥たちを仲間として受け入れた。
そして小鳥たちはウッド爺が進軍するための地下道をこっそり整備し、街の土地を占領していた連中を一気に滅ぼした。

今、街には広い土地があるが、それに見合うより美しい建物が必要だ。フクロウ先生の指揮の下、マダム・スカーレットは立派なタウンホテルを、マネージャー・グリーンは厳かな朝露小屋を、ブラザー・レッドは面白いソーダレース場を作り、サー・アズールはクロックボーイと一緒に秘密基地を作ろうと計画しているようだ……

これから彼らはきっとさらに多くの折り紙の小鳥たちを率いて、さらに美しいドリームタウンを建設することだろう……

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

彼らは普通の鳥だよ。
アニメ『クロックボーイ』にはたくさんの可愛い折り紙の小鳥たちが登場する。ドリームタウンは彼らが建設したのだ。今回は折り紙の小鳥の話をしよう……
まず、彼らはごく普通の小鳥である。

ボス・ストーンを追い出してナイトメアタウンがドリームタウンになった後、クロックボーイとブラザーハヌは町をどのように美しい夢のような場所にするか考え始めた。

幸運にも、クロックボーイがかつて旅の途中で出会った建築の天才——フクロウ先生が思いがけず町に来てくれた。彼の呼びかけにより、世界各地から小鳥たちがドリームタウンにやって来た。
しかし実のところ彼らは大した仕事をせず、住民たちのために木材や石材をくわえて運ぶだけだった。結局、彼らはごく普通の小鳥だったのだ。

フクロウ先生の指揮の下、住民たちはドリームタウンでまたたく間にいろいろな美しい建物を建設した……
しかし折り紙の小鳥たちはすぐに大きな難題に直面した——ドリームタウンの土地が足りなくなったのだ。土地を拡大するため、クロックボーイは遠方のカウボーイたちを呼んできて荒野を開拓させたが、気ままな彼らは開拓した土地をドリームタウンに渡したがらず、ウッド爺を困らせた。

賢い折り紙の小鳥たちはカウボーイの領地に飛んでいき、自分から家や酒場の建築を手伝った……しかし小鳥たちはまったく建築ができなかったので、木材や石材を空から落とし、カウボーイたちに当てて目をチカチカさせた。
ウッド爺はその隙にカウボーイの領地に攻め入り、街の土地を占領する連中を一気に滅ぼした。

今、街には広い土地があるが、それに見合うより美しい建物が必要だ。フクロウ先生の指揮の下、皆で立派なタウンホテル、厳かな朝霧小屋、面白いソーダレースを作った……
折り紙の小鳥たちは大した仕事をしないが、皆はやはり建築材料を運んでくれる小鳥たちが好きだった。そんなわけでドリームタウンの建設に加えたのだった。

これからフクロウ先生はさらに多くの街を率いて、美しいドリームタウンを建設するだろう……
折り紙の小鳥たちも参加するだろうが、彼らはごく普通の小鳥だ。

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

ウッド爺外伝

『ウッド爺外伝』
ファミリーの権力が拡大している。
これまでのアニメのストーリーには、ある謎に満ちたキャラクターが登場している——ウッド爺だ。彼はドリームタウンで最も人望のある存在であり、クロックボーイと住民たちに信頼されているが、多くの秘密を持っている…今回は彼の話をしよう。

ウッド爺はかつてウッド王国で暮らしていた。ウッド王国では全ての木が同胞であり、密接につながっていた。大樹たちもこのような幸福を世界中に広げるため、いつも親切に人助けをしていた。

ある日、1通の手紙が風に乗ってウッド爺のところに飛んできた——ドリームタウンからの手紙で、町が深刻な危機に直面しているため、有能な助っ人が必要だと書いてあった。善良なウッド爺はすぐに出発し、仲間を連れてドリームタウンへとやって来た。

ウッド爺は依頼人に会った——お茶目なクロックボーイだ。2人は意気投合し、すぐに仲良くなった。クロックボーイとウッド爺は一緒にドリームタウンの危機を解決し、これによりウッド爺は住民のお手本であり頼れる存在になった。

その後、ドリームタウンはますます繁栄し、ウッド爺も町の土地を拡張する必要があると考えるようになった。クロックボーイに告知を出させ、各地にいるカウボーイを集めて手厚い報酬を与え、荒野を開拓させた。
しかし良い時は長くは続かず、カウボーイたちはすぐに恩を仇で返すようになり、ドリームタウンの土地を占領しようとした。ウッド爺はやりたい放題のカウボーイを止めようとして、かえって激しい仕返しを受けた——彼らは花火を発射し、ウッド爺の頭を黒焦げにしたのだ。ウッド爺は怒りをこらえながら、彼らを町から追い出した。

しかしウッド爺の寛容さは報われなかった……その後も町はさらに発展を続け、ますます多くの人々が集まるようになったが、その中にはボス・ストーンの手下や悪名高い悪党も多くいた。彼らはタウンホテルに放火し、住民たちを危険な目に遭わせた。ウッド爺は急いでホテルに入り、たくさんの住民を助けたが、自分の幹が全部焼けてしまった!

このことでウッド爺の性格が大きく変わってしまった。彼はドリームタウンの長となり、誰にも逆らわせなかった。町を守るため、彼は最も厳しいリーダーとなり、木で外の悪者を防ぎ、住民の思想も封じ込めた。
失望したクロックボーイはドリームタウンの跡地に新しい町を作り、自由を求める人々をそこに集めた。ウッド爺の目を覚ますために……

ウッド爺はかつては善良な賢人だったが、今では頑迷な愚か者となってしまった——時は過ぎ、今のドリームタウンで本当にこの大樹が必要なのか、クロックボーイの針が答えを指し示してくれると信じている……

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

美しき夢は自由を失った。
これまでのアニメのストーリーには、ある謎に満ちたキャラクターが登場している——ウッド爺だ。彼はドリームタウンで最も人望のある存在であり、クロックボーイと住民たちに信頼されているが、多くの秘密を持っている…今回は彼の話をしよう。

ウッド爺はかつてウッド王国の平凡な役人だった。ウッド王国では全ての木が同じ話をし、同じ考え方をしていた。大樹たちもそれこそが正しいと考え、他人を強引に指導した。

ある日、1通の手紙が風に乗ってウッド爺のところに飛んできた——ドリームタウンからの手紙で、町が深刻な危機に直面しているため、有能な助っ人が必要だと書いてあった。思い上がったウッド爺はすぐに出発し、仲間を連れてドリームタウンへとやって来た。

ウッド爺は依頼人に会った——お茶目なクロックボーイだ。2人は意気投合し、すぐに仲良くなった。クロックボーイとウッド爺は一緒にドリームタウンの危機を解決したが、ウッド爺の頑固で冷たい一面も見えたため、住民たちは不満に思った。

その後、ドリームタウンはますます繁栄し、ウッド爺も町の土地を拡張する必要があると考えるようになった。クロックボーイに告知を出させ、各地にいるカウボーイを集めて手厚い報酬を与え、荒野を開拓させた。
しかし良い時は長くは続かず、ウッド爺の厳しい管理と束縛により、カウボーイたちはこのお節介な老人に盾突くようになった。ウッド爺は自分の権威が脅かされるのを許さず、自由を求める彼らを厳重に処罰した結果、大胆な反抗を引き起こすことになった——彼らは花火を発射し、ウッド爺の頭を黒焦げにしたのだ。ウッド爺は雷を落とし、彼らを町から追い出した。

しかし、ウッド爺の強硬策は裏目に出た……その後も町はさらに発展を続け、ますます多くの人々が集まるようになったが、その中にはボス・ストーンの手下や悪名高い悪党も多くいた。彼らはタウンホテルに放火し、住民たちを危険な目に遭わせた。ウッド爺もホテルに閉じ込められたが、今まで人々をいじめてきたので誰も助けてくれず、自分の幹が全部焼けてしまった!

それ以降ウッド爺はますます強硬になり、ドリームタウンの長となって誰にも逆らわせなかった。町の人々を従わせるため、彼は最も厳しいリーダーとなり、木で住民の思想を封じ込めた。
失望したクロックボーイはドリームタウンの跡地に新しい町を作り、自由を求める人々をそこに集めた。ウッド爺の目を覚ますために……

ウッド爺はずっと頑迷な愚か者だった——ドリームタウンのこの腐った大樹を切らなければ、葉で隠された空が見えないことは間違いない。

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

美しき夢に秩序が生まれた。
これまでのアニメのストーリーには、ある謎に満ちたキャラクターが登場している——ウッド爺だ。彼はドリームタウンで最も人望のある存在であり、クロックボーイと住民たちに信頼されているが、多くの秘密を持っている…今回は彼の話をしよう。

ウッド爺はかつてウッド王国の聖人だった。ウッド王国の木は皆公正で私心がなく気高い。大樹たちもこのような美徳を世界中に広げるため、いつも親切に人助けをしていた。

ある日、1通の手紙が風に乗ってウッド爺のところに飛んできた——ドリームタウンからの手紙で、町が深刻な危機に直面しているため、有能な助っ人が必要だと書いてあった。善良なウッド爺はすぐに出発し、仲間を連れてドリームタウンへとやって来た。

ウッド爺は依頼人に会った——お茶目なクロックボーイだ。2人は意気投合し、すぐに仲良くなった。クロックボーイとウッド爺は一緒にドリームタウンの危機を解決し、これによりウッド爺は住民のお手本であり頼れる存在になった。

その後、ドリームタウンはますます繁栄し、ウッド爺も町の土地を拡張する必要があると考えるようになった。クロックボーイに告知を出させ、各地にいるカウボーイを集めて手厚い報酬を与え、荒野を開拓させた。
しかし良い時は長くは続かず、カウボーイたちはすぐに恩を仇で返すようになり、ドリームタウンの土地を占領しようとした。ウッド爺はやりたい放題のカウボーイを止めようとして、かえって激しい仕返しを受けた。彼らは花火を発射し、ウッド爺の頭を黒焦げにしたのだ。ウッド爺は怒りをこらえながら、彼らを町から追い出した。

しかしウッド爺の寛容さは報われなかった……その後も町はさらに発展を続け、ますます多くの人々が集まるようになったが、その中にはボス・ストーンの手下や悪名高い悪党も多くいた。彼らはタウンホテルに放火し、住民たちを危険な目に遭わせた。ウッド爺は住民を助けるため急いでホテルに入り、多くの住民を救出できたが、自分の幹が全部焼けてしまった!

しかしそれでもウッド爺の幹に宿る高潔な魂はまったく傷つくことなく、彼はドリームタウンの長となって引き続き理想を実現していった。町を守るため、彼は無私の偉人となり、木を使って外の悪者を防ぎ、自身の庇護下で町をすくすくと育てていった。

しかしクロックボーイはウッド爺を誤解し、彼の作ったツタと法律は住民の自由を制限するためだと思った。クロックボーイはドリームタウンの跡地に新しい町を作り、同じようにウッド爺を誤解している人々をそこに集めた。しかしウッド爺は彼らを寛容に許した。彼の初心は揺らいだことがなく、誤解はいつの日か解けるとわかっていたからだ……

ウッド爺はかつては善良な賢人であり、今もそうだ——何があろうと、ドリームタウンには彼のように頼りになる大樹の支えが必要であり、その木陰があってこそ成長できるのだ。

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

ハムスターボールの騎士外伝

『ハムスターボールの騎士外伝』
お金!
さあ、このそそっかしいハムスターを見てみよう。胸にかかっているメダルがなかったら、これがドリームタウンとピノコニーで有名なあのスーパースター、ハムスターボールの騎士だなんて誰がわかるだろうか?今回は彼の話をしよう。速く速く速く!

ハムスターボールの騎士の暮らすハムスタータウンでは、住民たちの生活は非常に貧しく、食べ物にも着る物にも事欠いていた。さらに巨大なネコに食べられる心配もあった。彼はここを離れて自分の幸せな生活を切り開くと小さい頃から決めていた。
遠くにドリームタウンという場所があり、そこでは食べきれないほどのナッツや使い切れないほどのお金があると聞いていた。ハムスターボールの騎士はためらうことなくすぐに出発し、ドリームタウンへと突き進んだ。

しかし彼がドリームタウンを見た時は唖然とした。ここは狭くてみすぼらしく、周囲は果てしない荒野だったのだ!彼はドリームタウンを離れたいと思ったが、ここの独特な乗り物——スフェロイドが彼の足を止めさせた。ハムスターにとっては、こういうくるくる回るおもちゃは何物にも勝る魅力があるのだ。

その後、クロックボーイは「ソニックナッツ」という名前のスフェロイドが荒野を駆け回り、開拓隊の最前線で突進して多額の賞金を手に入れるのをよく見かけた。

それから、町ではいろいろあったが落ち着き、ますます多くの人々がドリームタウンに集まるようになった。町が大きくなり住民が増えたが、やはりオリジナリティのある呼び物が欠けていた。この時、退屈を感じていたクロックボーイは開拓の最前線を走るあのハムスターと彼のスフェロイドを思い出したのだった。

クロックボーイはスフェロイドレースを開催することにし、莫大な賞金を用意した。スフェロイドを最も速く走らせることができれば、一夜にして大富豪になれるのだ!ハムスターボールの騎士は興味津々で、自分のソニックナッツを持って大会にエントリーした。レースでは誰も彼にかなわなかった——「速」すぎる!この大会は彼のためにあるようなものだ。

ハムスターボールの騎士はレースに勝利し、大富豪になった。リーフ店長も彼をいろいろなブランドのCMに起用した。クロックボーイとハムスターボールの騎士は仲良くなり、よく深夜に2人でスフェロイドに乗って町を駆け回っている。クロックボーイはハムスターボールの騎士のレースを毎回欠かさず見に行く。

ハムスターボールの騎士の大富豪になるという夢は実現した。次はさらに多くの勝利をつかみ取り、自身の伝説をさらに輝かしいものにするだろう……

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

他者からの愛。
さあ、このそそっかしいハムスターを見てみよう。胸にかかっているメダルがなかったら、これがドリームタウンとピノコニーで有名なあのスーパースター、ハムスターボールの騎士だなんて誰がわかるだろうか?今回は彼の話をしよう。速く速く速く!

ハムスターボールの騎士の暮らすハムスタータウンでは、住民たちの生活は非常に孤独で、彼らは自分の生活のことしか考えず、他人のことはどうでも良かったし、さらには「愛」とは何なのかまったくわからなかった。ハムスターボールの騎士はここを離れて自分の幸せな生活を切り開くと小さい頃から決めていた。
遠くにドリームタウンという場所があり、そこでは人々が互いに思いやり、心を一つにして暮らしていると聞くと、彼はためらうことなくすぐに出発し、ドリームタウンへと突き進んだ。

しかし彼がドリームタウンを見た時には唖然とした。ここの人々はハムスタータウンと大して変わらず、皆自分のバラ色の将来のことだけを考え、さらにはカウボーイと毎日ケンカばかりしていたのだ!彼はここを離れたいと思ったが、独特な乗り物——スフェロイドが足を止めさせた。ハムスターにとっては、こういうくるくる回るおもちゃは何者にも勝る魅力があるのだ。
その後、クロックボーイは「ソニックナッツ」という名前のスフェロイドが荒野を駆け回り、開拓隊の最前線で突進してカウボーイたちから称賛されるのをよく目にした。

それから町ではいろいろあったが落ち着き、ますます多くの人々がドリームタウンに集まるようになった。町が大きくなり住民が増えたが、やはり皆に愛される存在が欠けていた。この時、退屈を感じていたクロックボーイは開拓の最前線を走るあのハムスターと彼のスフェロイドを思い出したのだった。

クロックボーイはスフェロイドレースを開催することにし、おびただしい数の観客を集めた。スフェロイドを最も速く走らせることができれば、たくさんの住民たちに愛されるのだ!ハムスターボールの騎士は興味津々で、自身のソニックナッツを持って大会にエントリーした。レースでは誰も彼にかなわなかった——「速」すぎる!この大会は彼のためにあるようなものだ。

ハムスターボールの騎士はレースに勝利して皆のアイドルになり、ノーツガールも自分の楽団に彼を加入させた。クロックボーイとハムスターボールの騎士は仲良くなり、よく深夜に2人でスフェロイドに乗って町を駆け回っている。クロックボーイはハムスターボールの騎士のレースを毎回欠かさず見に行く。

ハムスターボールの騎士の人から愛されるという夢は実現した。次はさらに多くの勝利をつかみ取り、自身の伝説をさらに輝かしいものにするだろう……

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

試合が最高だから。
さあ、このそそっかしいハムスターを見てみよう。胸にかかっているメダルがなかったら、これがドリームタウンとピノコニーで有名なあのスーパースター、ハムスターボールの騎士だなんて誰がわかるだろうか?今回は彼の話をしよう。速く速く速く!

ハムスターボールの騎士の暮らすハムスタータウンでは、住民たちの生活は非常に単調で、彼らは遊びというものを知らず、何の面白味もない暮らしをしており、さらには「楽しい」とはどういうことかまったくわからなかった。ハムスターボールの騎士はここを離れて自分の楽しい生活を切り開くと小さい頃から決めていた。
彼は遠くにドリームタウンという場所があり、そこではあちこちにゲームや挑戦、レースがあると聞いた。絶対に楽しいはずだ!彼は躊躇うことなくすぐに出発し、ドリームタウンへと突き進んだ。

しかし彼がドリームタウンを見た時には唖然とした。ここには楽しいことがあまりなく、貧しい町と果てしない荒野があるだけだった。これのどこが楽しいのか?彼はここを離れたいと思ったが、独特な乗り物——スフェロイドが足を止めさせた。ハムスターにとっては、こういうくるくる回るおもちゃは何者にも勝る魅力があるのだ。

その後、クロックボーイは「ソニックナッツ」という名前のスフェロイドが荒野を駆け回り、開拓隊の最前線で「速く速く速く!」と叫びながら突進しているのをよく見かけた。とても楽しそうだ。

それから町ではいろいろあったが落ち着き、ますます多くの人々がドリームタウンに集まるようになった。町が大きくなり住民が増えたが、やはり面白みが欠けていた。この時、退屈を感じていたクロックボーイは開拓の最前線を走るあのハムスターと彼のスフェロイドを思い出したのだった。

クロックボーイはスフェロイドレースを開催することにし、複雑なトラックを入念に準備した。レースに参加すればスリル満点の体験をできるのだ!ハムスターボールの騎士は興味津々で、自身のソニックナッツを持って大会にエントリーした。レースでは誰も彼にかなわなかった——「速」すぎる!この大会は彼のためにあるようなものだ。

ハムスターボールの騎士はレースに勝利した。ここで人生で一番楽しい経験をした彼にとって、レースは何よりも大切になった。クロックボーイとハムスターボールの騎士は仲良くなり、よく深夜に2人でスフェロイドに乗って町を駆け回っている。クロックボーイはハムスターボールの騎士のレースを毎回欠かさず見に行く。

ハムスターボールの騎士の喜びと楽しみを追求したいという願いは実現した。次はさらに多くの勝利をつかみ取り、自身の伝説をさらに輝かしいものにするだろう……

(注:本内容はメインストーリーとは異なる世界線である。関連する物語は『クロックボーイ』と『往日の美しき夢』のメインストーリーを参照)

「死」の被害者リスト

「死」の被害者リスト

アンソルー。天環族の男性。「オアシスの刻」の海辺で日光浴を楽しんでいる時に、未知のミームによって海の中に引きずり込まれた。その後の捜索活動は失敗。
備考:最初の事件。問題点は見当たらない。調査不足?

茂離。仙舟人の男性。
「黄金の刻」でスフェロイドに入った後、空中発射の際に謎の失踪を遂げる。その後の調べで、スフェロイドにこじ開けられた痕跡は見つからなかった。
備考:障害を無視できる模様。通常の捜査手法の有効性はあるのだろうか?

エマカ。人間の女性。
「熱砂の刻」でオーディション番組に出演し、審査員が振り返る前に足を滑らせステージから落ち、影の中に消える。当該回の番組映像は削除済み。
備考:極めて速く、変装が得意。要注意。

ウェーバー。ピピシ人の男性。
「金箔の刻」で給料日にオフィスに入った時に転倒し、突如現れた未知のミームに殺害された。目撃者の関連の記憶は処理済み。
備考:負傷した個体や弱い個体を優先的に攻撃している?疑問点あり、指示された可能性がある。

キメト。ピピシ人の男性。
「星辰の刻」のカジノで遊んでいる時、カードをめくった瞬間に連れ去られる。カジノのスタッフが後始末を行った。
備考:カードをめくっている点に注意。

ディッカム。人間の男性。
「ブルーの刻」で夢の泡の海に飛び込み、恋人に自分の勇気を見せようとしたが、海中にいた未知のミームに巻き付かれて沈んでいった。
恋人は記憶処理を受けたが、効果は芳しくなく、ドリームサポーターの介入が必要。
備考:海と関連があることが多い。突破口になるか?
追記:整理した結果、2件のみ。除外。

採夏。狐族の女性。
「黄金の刻」で夢の並び替えを体験中に未知のミームに呑み込まれ、現場で大混乱を引き起こした。目撃者たちの記憶処理はほぼ完了。
備考:スウィート・ドリーム劇団か?あるいは模倣する学習能力があるのか?複数人での仕業か?裏で指示を行う黒幕がいる可能性が高い。

カンベガ。ハウンド家の男性。
「静謐の刻」で勤務交代直前に未知のミームに襲撃され、戦闘の末に敗れ殺害された。監獄エリアの看守は増員済み。
備考:注目すべき点はなし。また、ハウンドに監獄などの施設の警備強化を要請する必要あり。

ジェニード。人間の女性。
「太陽の刻」で博物館を見学中に、映画史展示室で謎の呼び声に引き寄せられ、スクリーンの中に消えていった。現場は封鎖済み。
備考:言語能力があることを示す唯一の例。誤った報告の可能性あり。検証待ち。

モンク。オムニックの男性。
「黄昏の刻」で高級機械視覚センサーを落札した後、交換時に襲撃された。
備考:視覚センサー?注目に値する。

アネット。ピピシ人の女性。
「太陽の刻」で折り紙大学の卒業式が行われる直前、化粧室で化粧を直している時に、ミームによって鏡に引きずり込まれて消える。目撃者は現場にいた教員。
備考:鏡?要注意。現段階の仮説では視線と関係がある。

クロエ。オムニックの女性。
「ブルーの刻」で友人を誘って誕生日を祝い、ケーキのロウソクを吹き消す時にミームに襲われて消える。目撃者はドリームサポーターの治療を受けている。
備考:暗い環境、または被害者の視界が悪いような環境で多発している。本当に視線と関係があるのだろうか?

カリッサ。天環族の女性。
「熱砂の刻」でステージに立つ前、バックステージで熱狂的なファンに悩まされ、逃げる途中でミームに連れ去られる。そのファンはハウンドに引き渡された。
備考:熱狂的なファンに遭遇して連れ去られた?その人物は要注意。

ドローン。人間の男性。
「黎明の刻」で勤務終了前に、勝手に仕事を中断して昼寝をしていた時、椅子の下に隠れていた未知のミームに誘拐される。緊急処置を講じた後、工場での生産は通常通り続けられている。
備考:昼寝?それとは別に、労働者の休日と休憩時間を増やすようルーサン家と協議すること。

マロー。人間の男性。
「黄金の刻」で交通事故に遭った後に失踪。知り得たところによると、事故現場で地下に逃げ込む怪しげなミームを目撃した者がいる。
備考:これは本物の「死」だ。このミームは死や殺人などの概念と関係があるに違いない。

……

「本リストには記憶域ミームによる『死』に関連する事件が100件以上記載されているが、リストの作成者はまだ手がかりを掴めていないようだ。」

レイヴンズ・デス

とある謎の詩。あるいは不可解な招待状。

レイヴンズ・デス

かつてのその陰うつな深夜、あなたは一人で熟考し、疲れ切っていた
奇怪で奇妙、そして人々に忘れ去られた古い夢に浸っていた
疲れ果て、半分寝ぼけ眼でいると、突然ドアをノックする音が聞こえた
誰かがそっとドアをノックしているようで、あなたのドアを優しく叩いている
「こんな深夜に」とあなたは静かにつぶやいた。「急に訪ねて来るなんて誰だろう――」
それだけで、他には何もない

朝露に濡れたガラス窓を覚えているだろうか?
瀕死の幼いハトが影のように地面に伏していた
そのとき、物語が幸せな結末になることを心から望んでいた
そのとき、鳥が死んでいないことを本気で願った
星のように輝く空に生まれる者もいれば――
永遠に土に埋もれる者もいる

夜の暗闇を見つめ、ドアのそばに立ち、しばらく驚きと恐怖で固まっていた
疑問の中で、今まで誰も見たことのない夢を見たような気がした
虫が美しい織物を汚し、白い鳩が翼を折り、炎に焼かれている
火に焼かれたカラスの声がかすれて、あなたにあいさつをする
「美しい夢は私の楽園ではない」とあなたは小声でつぶやいた。「四方を見渡すと――」
ただ夜だけがあり、他には何もなかった

黒い鳥は悲しい幻覚をほほ笑みに変えた
「あの幽霊の惑わしの声は救済ではない」
「人々は利益があるからこそ心から悔い改める」
「飲み込むのだ。これはデウムから賜った忘れ草だ」
変調の調和、挽歌の演奏が聞こえ、灰が舞い上がるのが見えた――
カラスが「二度と戻らない」と低くつぶやいた

破られていない沈黙が、無音の反響をあざ笑う
カラスは偽りの幸福であなたをだましている
しかし、あなたはすでにこの世の苦しみの源を見抜いていた
あなたの心も強くなり、もう迷うことも、さまようこともない
「詐欺師」とあなたは言う。「デウムは人々の苦しみを知らない――」
それだけで、他には何もない

あなたは舞台に上がり、権力を奪い、神々をうかがう
暗い幕を開け、自ら愚かな劇を演じる
あなたの心は神聖さで満たされ、人形の影は黒く恐ろしい
あなたは憐れみを抱き、決して傾かない天秤を作り出そうとする
「見て」あなたは言った。「これが絶対的な幸福の理想郷だ」
美しい夢は砕け散り、「二度と戻らない」

ベルベットの巣が崩れ、金紙の温床は枯れ果てている
鳥は飛び去らず、まだ留まっており、あなたもまたそこに留まっている
あなたは自分を愛した神々に捨てられる
あなたの楽園も空中の楼閣となる
そしてあなたの魂は、幼いハトの死体の影から解放される
それだけで、他には何もない

あなたの古い夢は貧弱な土地のようで、希望の種を育てることは難しい
崇高な魂がどうしてこれほど枯れてしまうのか
私はあなたが来るのを待っている
ここには最もリアルな夢があり、無限の可能性がある
あなたはここで野望をすべて実現するだろう
過去の物事は、二度と戻らない

心からのあいさつをあなたに贈る――

シーセル・シムス

スラーダ伝:ボトルの中の夢

スラーダ誕生の物語。出版元はスラーダ社傘下の会社であり、著者はスラーダ社の社員だ。単なる書籍というよりは広告に近い。

スラーダ伝:ボトルの中の夢

裕福な人々は粗茶が口に合わず、貧しい人々は上流階級の名酒が合わない。世界の果ての美酒は愚者にしか楽しめず、余清塗が作った良酒は天才でさえ手に入れられない……しかし、「スラーダ」は宇宙のすべての人のものだ!誰もが愛し、誰もが手に入れられる!
――「スラーダの父」エディオン

スラーダは、宇宙のソフトドリンク業界を制覇する帝王であり、ピノコニーで最も成功した商業ブランドだ。ピノコニーを変え、数多くの世界の飲食習慣を変え、宇宙全体の商業市場をも変えた——そして、この計り知れない価値を持つ商業帝国は、荒涼とした監獄の厨房で生まれた——

2148琥珀紀、カンパニーの船がアスデナ星系の環状監獄に着陸し、その地の長い静寂を打ち破った。

「壊滅」の厄災が星間航路を断絶して以来、このスターピースカンパニーが建設した監獄に外部からの訪問者はわずかだった。外で労働していた囚人たちは次々と過酷な作業の手を止め、その訪問者を見つめた。

船からカンパニーの黒い制服を着た人々が降りてきた。彼らは周辺の星系から採用された社員で、その多くは体格が大きく、いかつい顔つきをしていた。そうでなければ、この地の凶悪犯を制御できないだろう。しかし、その集団の後ろに、場違いな小柄な男性が1人立っていた。彼は白い制服を着用し、ふわふわなアフロヘアーをしている。そして、かけている分厚いレンズのメガネが賢そうな光を反射していた。小さな口ひげの下には親しみやすそうなほほ笑みが浮かんでいる。

人々はその男性のことを「スーサさん」と呼んだ。彼は監獄の新しい料理長だった。その料理の腕前は、銀河料理コンテストで輝きを放ち、ピアポイントの最高級の社員食堂で料理を振る舞えるほどで、貪慾の巨獣ですら彼の料理のとりこになったと言われている。皆は、なぜそのような大物が辺境の荒れ果てた監獄を訪れたのか不思議に思った。しかし、答えは彼しか知らない——それは敬虔な信仰のためだった。

彼は看守たちの隊列に続き、囚人たちが憎悪の視線を向ける中、監獄の門をくぐる。ここにいる囚人たちはかつて宇宙の一角を荒らし回った悪党ばかりで、カンパニーの利益を妨害したために投獄され、非人道的な監獄でひどい苦しみを味わってきた。彼らは見知らぬ顔が、今後さらに多くの苦しみをもたらすのだろうと考えていた。

「デウムよ!この哀れな『家族』たちをご覧ください。私は必ずこの者たちを救います!」

——看守が囚人たちを威圧するよりも先に、スーサは彼らの前に駆け寄り、悲しそうな顔でため息をついた。

哀れ?家族?救う?これまで誰もこのような言葉で囚人たちを表現したことはなかった。看守たちは笑い声を抑えきれず、彼らはこれを皮肉、そして侮辱として受け取った。誰もスーサの善意に感謝することはなく、むしろ新しく来た料理人が自分たちのわずかな尊厳を踏みにじったと感じていた。

囚人たちは密かに共通認識をつくった。この分別がない新しい料理人に思い知らせてやらなければならない!

彼らは万全の計画を立てた。夕食の時間に「偶然」彼のそばにある鍋をひっくり返し、「不注意で」彼の顔にトレーを投げつけ、「うっかり」彼に向かって熱いスープをこぼすというものだった……

しかし、その日の夕食を目にしたとき、誰もが報復の計画を忘れてしまった。

汚れたトレーに香り豊かな料理がたくさん並べられていた。そしてさびた鍋の中には、監獄の倉庫の腐った肉や野菜から作られたとは思えないほどの素晴らしい料理が入っている。それを見て誰もが自分の目を疑った。

スーサは一夜にして囚人たちから尊敬されるヒーローとなった。彼は囚人たちがより良い暮らしを送ることを望んでいただけだ。しかし、自分が宇宙を変える奇跡を起こすことになるとは、この時はまだ気づいていなかった……

スーサの素晴らしい料理の腕を目の当たりにした囚人たちは、スーサに対する敵意を捨て、すぐにこの善人と友人になった。そしてスーサは彼らからカンパニーの悪行を聞く。多くの囚人が冤罪で投獄され、看守に虐待され、飢えと寒さで震えているということを。彼らは肉体的に閉じ込められているだけでなく、魂で楽しみを感じる権利も奪われていたのだった。

スーサは考え始めた——どうすれば、この哀れな人々を苦しみから解放してあげられるのだろうかと。彼はそれまでの人生で学んだ知識を活かして、皆が幸せを取り戻すための宝物を創り出すことにした。スーサは、自分の経験と知識を駆使して、資源の乏しい監獄で特別な香りを調合し、甘いドリンクを作り出した。

しかし、それだけでは不十分だった。ただの甘い水では、囚人たちの肉体的、精神的苦痛を和らげることはできなかった。

そこで彼は空いた時間を利用し、不思議なアスデナ星系を冒険し、「夢見草」という神秘的なハーブを発見する。このハーブは人々の感情を癒し、囚人たちが飢餓や疲労で憂うつになることなく、夜には安らかで素晴らしい夢を楽しめるようにしてくれるものだった。

そこでスーサは、その神秘的なハーブをドリンクのレシピに加え、刺激的で爽やかな炭酸と組み合わせた。こうして、銀河で最も伝説的な飲み物「スラーダ」が誕生した。

囚人たちはそのおいしい飲み物を愛した。そして、そのうまさが彼らの苦痛と恨みを洗い流した。スーサはスラーダを看守たちにもこっそり分け与え、彼らも囚人たちと一緒に楽しめるようにした。それが彼の心にある「調和」のビジョンであり、彼の瓶の中の夢だった。

スーサは、そのおいしい飲み物が監獄内の対立、さらには宇宙全体の対立を解消できると信じていた。彼の夢は、いつの日か宇宙中のすべての人々が1つのテーブルを囲み、争いや恨みを忘れ、共にスラーダを楽しみ、調和の歌を高らかに歌うことだった。

そして、その後カンパニーがどのようにしてスーサの善行を抑制したか、スーサがどのようにしてスラーダをピノコニー建設の基盤としたか、エディオン氏がどのようにして落ちぶれたスラーダを星海に名をはせるブランドに変えたのか、それはまた別の話となる……

『燃える夢の夜』脚本

アイリス家が企画した伝記番組の脚本。夢の主が持つ崇高な精神の一端が紹介されている。

『燃える夢の夜』脚本 の編集

アイリス家の劇では、夢をめぐる動乱の多様な生き様を通じて、夢の主の高尚な人格の一端が描かれている。これはピノコニーの文化と歴史を理解する上で欠かせない古典的作品であり、これまでに31種類のリメイク版が作られている。

第1幕
第1場
酒場の一角。数名の夢追い人が彼らの計画をひそかに話し合っている。
嫉妬する夢追い人:今日は皆の意見を聞きたい。誰がピノコニーの最大の功労者だと思う?
怒れる夢追い人:言うまでもない。もちろん我々夢追い人だ!
嫉妬する夢追い人:その通り。我々が土地を開拓し、我々が悪魔を倒した。しかし、最終的に利益を得たのはファミリーだ!
嫉妬する夢追い人:あの翼を持ったカラスが我々の古巣を占領し、我々の過ちを裁くなんて。
怒れる夢追い人:言語道断だ!目に物見せてやろう。
嫉妬する夢追い人:本題に戻るが、お前が見つけたブツを見せてくれ。
怒れる夢追い人:ヘヘ、これは上等の汚れだ。あのスウィート・ドリーム劇団が嗅げば悪夢を見るだろうし、鋭い牙と爪を持つ犬どもも縮こまるだろう。
恐れる夢追い人:しかし、ホテルに泊まっているのは罪もない人たちばかりだ。そんなことをすれば、何も知らない子どもですら被害を受けることになる。あまりよくないと思う。
嫉妬する夢追い人:フンッ、口では聞こえのいいことを言っているが、ビビっているだけだろう。
怒れる夢追い人:そうだ、そうだ。ビビッているだけだ!

……

第2幕
第3場
朝露の館で傷を負ったゴフェルが顔を上げ、「ホテル・レバリー」が燃えているのを見る。
負傷したファミリーメンバー:善良なるオーク家の当主様、どちらへ行かれるのですか?まさかあの燃え盛る炎の中に飛び込もうとしているのでは?
負傷したファミリーメンバー:ご容赦ください。私たちはみな普通の肉体を持つ凡人です。誰があの恐ろしい炎から逃れられるでしょう?
ゴフェル:自分の言っていることを考えてみるのだ。中には私たちの同胞や無数の宿泊客がいる。夢の中で彼らが命を落とすのをどうして見過ごせるだろうか!
ゴフェル:もし彼らに何かあれば、私はデウムに顔向けできない。
ゴフェル:私がここにいる分だけ、炎は一段と大きくなる。もし私たちが危険を恐れて立ち止まるなら、誰があの邪悪な炎を消し止めるのだ?
負傷したファミリーメンバー:誰かが行かなければならないのでしたら、私が行くべきです。
負傷したファミリーメンバー:折れた翼を持つ老人に、一人でこの地獄の光景に向かわせるわけにはいきません!
ゴフェル:私がこの地に降り立ったとき、悪夢は今よりもずっと恐ろしく、空は怪物が支配し、死が赤い川を流れていた。
ゴフェル:それに比べて今はどうだ。君は立つのも難しいのに、私のような頑固な老いぼれをあざ笑うつもりか。
ゴフェル:オーク家の長として、身をもって範を示すのは当然のことだ。

……

第4幕
第2場
人々は事件の首謀者を捕らえる。裁判官の席に座ったのはゴフェルの鳥だった。(注:ゴフェルの役者が幕の裏に立ち、カラスの道具に声を当てる)
嫉妬する夢追い人:フッ、貫禄のある老人だ。我々がプレゼントした炎に満足してくれたかな?
陪審団:なんと失敬な。死刑にしよう!絞首刑だ!泥を吐く舌を引っこ抜け!
ゴフェル:静粛に。法は万物を測る基準だ。誰が私刑でデウムの恩沢に変えようとする?
沈黙。
怒れる夢追い人:尊敬するゴフェルさん、私は自分の過ちを理解している。これほど多くの魂が私のせいで失われたのだ。どうか私に同情しないでいただきたい。
怒れる夢追い人:あなたの境遇に関して、私はいつも自責の念に駆られている。
ゴフェル:言葉は裁判官である私をなぐさめるためではなく、弁護のために使うのだ。ここはオーク家の法廷だ。私に追悼の歌を歌う必要はない。
ゴフェル:デウムは慈悲深い。ファミリーの法にもとづき、君たちを追放処分とする。永遠にこの楽園と距離をおくように。
陪審団:なりません、なりません!彼らは凶悪な罪人です。彼らは許されないほど邪悪です!
恐れる夢追い人:彼らの言う通りだ。我々を釈放するなら、誰が死者の仇を討つ?誰がこの人為的な災いを背負うのだ?
ゴフェル:静粛に!静粛に――法の結果は出ている。この判決を覆そうとする者は、デウムに異議を唱えるのと同じぞ!
ゴフェル:シぺの恩沢に感謝するのだ。其が君たちに人生をやり直すチャンスを与えたのだから。

……

オーディションにおける違反事例集

過去のセレモニーオーディションの違反例が記録されている。参加者たちはこれを戒めとするように。

オーディションにおける違反事例集

オーディションでは毎回数多くの違反行為が発生することを踏まえ、大会の流れを規範化し、出場者と観客の体験を保護するため、いくつかの悪質な禁止行為の事例を挙げ、警告とする。

1. アイサ殴り合い事件。

第20回セレモニーオーディションで、パフォーマンス中に審査員から暴言を浴びせられたアイサ選手が、ステージから降りて審査員と殴り合いを始めた。殴り合いの最中、アイサは彼のパフォーマンスで披露した特技——声真似を使い、審査員の声を真似して他の出場者たちを挑発する。その後、10人近くの怒った出場者が一斉にステージに上がり、それぞれが自分の特技を披露した。その影響は近隣の会場にまで及んだ。

混乱は半システム時間続き、止めに来たハウンドのうち3人が程度の差こそあれ負傷した。

大会中、審査員が不適切な行為を行った場合、自分で問題を解決しようとせず、ただちに主催者に報告すること。

2. トウファ家事件。

第6回セレモニーオーディションで、氏名不詳の選手が当時のアイリス家の当主、フレーに変装し、オーディションのライブ配信中に「トウファ家に改名する」「トウファが好きじゃないヤツはセンスがない」「私がトウファ」といった発言をし、ファミリーのイメージを著しく損なう行動をした。

変装した選手は、ハウンドが駆けつける前に会場を離れていた。この一件はライブ配信をきっかけに、ピノコニーの多くの若物たちに模倣されるようになる。彼らは街中で次々に「トウファは銀河で一番」と叫び、フレーの保守的な文化理念を批判した。

現在、オーディションではいかなる形式のコスプレも禁止されており、特にファミリー、スターピースカンパニー、仙舟同盟などの公的人物の模倣は厳禁とされている。

3. 気のう砲弾事件。

第11回セレモニーオーディションで、アンガス選手は自分の会社のファストフード製品を無料で宣伝しようと、モコモコしたピエロの衣装の中に高圧縮された気のうを8個詰め込んでステージに上がった。パフォーマンス時にジャンプをして安全弁を開き、すべての気のうを膨らませて上空に飛んで製品の広告コピーを表示させるという計画だった。しかし操作中、気のうが低品質だったため5個作動せず、そして残った3個のうち1個がピエロの衣装の尖った部分に刺さって空気漏れを起こしてしまう。アンガスは安全弁が開いた瞬間、砲弾のように「スラーダ」のボトルに突っ込み、そのボトル口に挟まってしまった。

引っ張り出された彼は、もはや泡を吹くだけだった。

大会出場時は奇抜な衣装を着用しないこと。オーディションの規定に合わない衣装を着用している場合、主催者のチェックを受けなければ会場に入れない。

……

80. 人食いミーム事件。

第12回セレモニーオーディションで、ブズ選手は人間に変装させたミームを連れて会場に入り、ライブ配信中に「自分をミームに食べさせる」というパフォーマンスを披露すると宣言した。審査員が止める前に、ミームがブズを呑み込むシーンがライブ配信でピノコニー全土に伝わり、青少年たちのトラウマとなった。ブズはパフォーマンスの最後にミームの口からはい出てきたのだが、この事件がもたらした深刻なマイナスの影響を払拭することはできなかった。

「自分をミームに食べさせる」というパフォーマンスによって生じた強烈な恐怖感情が、非常に危険な記憶域ミームを引き寄せた。ハウンド家当主タン・ワイアットが自ら出向いてそれを抹殺した。

記憶域ミームを連れてステージに上がらないこと。野生のミーム、飼い慣らされたミーム問わず、会場への持ち込みは禁止とする。

ピピシに関する100の事実

会場の隅に現れた不思議な文章。書かれているのはデタラメだらけで、誰が残したのかは謎である。

ピピシに関する100の事実

『ピピシ秘史』より抜粋。
1. ピピシ人の頭の上にあるポンポンこそが本体で、人間の姿は擬態である。
2. シぺはピピシ人に祝福を与えようとしたが、祝福されたのは自分自身であることに気付いた。
3. ピピシ人のポンポンを触ると長寿になる。
4. ピピシ人のポンポンは危険な時に本体から離脱し、新しい肉体を生み出すことができる。
5. 残念ながら、ピピシ人にとても危険だと感じさせるものは存在しない。
6. 「壊滅」はピピシ一族の運命「いたずら」から派生したものである。
7. ピピシ人のポンポンは超光速粒子ビームを発射できる。
8. ピピシ人は自分が発射した超光速粒子ビームを捕まえ、粒子ビームの終点に到達できる。
9. ピピシ人は夢を見るのではなく、夢がピピシを作り出している。
10. あるピピシが宇宙の果てのレストランで冗談を言ったら、アッハが生まれた。
11. ピピシの数学者が命、宇宙、あらゆる問題の答えを解き明かしたが、ピノコニーの夢境はそのような大きな真理を受け入れられなかった。
12. 最初のブラックホールはピピシ人が恒星と腕相撲をしているときに手を抜くことを忘れたことに由来する。
13. 絶滅した大君は、懇親会イベントの最中にピピシ人に出会うまでは数百人いた。
14. すべてのピピシ人は、あるピピシ神の低次元空間における投影である。
15. ピピシ人が温かい飲み物を飲みたいと思えば、飲み物が自然に温まる。
16. ピノコニーの大空洞はピピシ人の一撃によって作り出された。
17. スターピースカンパニーは第16条の事実を公表しようとしたが、そのピピシ人が不満を示した。
18. 死がピピシ人を見つけたとき、我々は「死がピピシに見つかった」と言う。
19. 豊穣の星神はほぼ無限の命を持っているが、唯一死にかけたのは昼寝中のピピシの邪魔をした時だった。
20. 薬師の命はピピシ人から借りたものであり、嵐の弓はピピシ人から買ったものであり、ヌースはピピシ人が作り出したものであり、アッハの冗談はピピシ人から盗んだものであり、シぺの曲はすべてピピシ人が書いたものだ。
21. ピピシ人は印刷機を殴ることでルーサン幣を作り出す。
22. ピピシ人は理髪店には行かないが、プラズマ銃を使ってポンポンを整える。
23. 万界の癌はピピシ人が宇宙でピクニックをした時に落としたおやつのくずだ。
24. 「開拓」の列車のエンジンはピピシ人が散歩する時の超光速走路法を参考にしている。
25. 『クロックボーイ』の最初のモデルはピピシ人だったが、カメラが恐怖で爆発した。
26. 「時計屋」は表に出たくないピピシ人、ハヌヌは毛が多いピピシ人、オーディは本当にピピシ人である。
……

『酒場の夜:スラーダ特別号』

ある酒場の記者が書いたゴシップ雑誌。内容はデタラメばかり。

『酒場の夜:スラーダ特別号』

おや――読者の皆様!お久しぶりです。お会いしたかったです!前回の話では…あれ、前回はどんな作り話をしたかも覚えていませんが、まあいいでしょう。とにかく、つまらないニュースや面白くない暇つぶしにうんざりしていませんか?美しい夢の中にいても満足できない感じがしませんか?もっと多くの新鮮な楽しみを求めていませんか?素晴らしい、皆さんのワクワクする心の声が聞こえてきました――それでは、今日は私、酒場の有名な記者マイルズが、皆様を黄金の泡の裏に隠された真実にご案内しましょう!

#詐欺に注意!初代スラーダは虚偽のマーケティングだった!
まさか、まさか。今でも人々が頭をかち割って、いわゆる「初代スラーダ」を高値で奪い合うなんてことがあるのでしょうか?
ちょっと、目を覚ましてください!アッハはアキヴィリの列車アーカイブでも「夢見草」なんて見たことがありませんよ!
「絶滅した夢見草が夢境世界に再び現れた」とか、「一度消えたおいしさが再び登場」とか、そんなことを本当に信じるおバカさんはいませんよね?
皆さん、こんな広告にだまされないように気を付けてくださいね!

#名実相伴わない!スラーダの生みの親が破綻!
ご存知の通り、スラーダの生みの親スーサは監獄星のコックです!
ご存知ないかもしれませんが、このコックは「シぺを信仰する善人」でもなければ、優れた料理技術を持っていたわけでもなく、憶質の密売のために監獄に入り込んだのです!
そして最も重要なことは、えっと――彼はアフロヘアーですらなかったのです!
記者はこの事件について詳細な追跡調査を行いました。
偉大なる監獄星を称えましょう。そこにいる人でなければ、高価な憶質を劣悪で変な味のシロップと交換したりはしないでしょう!
大げさな広告コピーを称えるような人でなければ、資本家にだまされ、虚構歴史学者のトリックを真に受けたりはしないでしょう!

#スキャンダル発覚!オーディとエディオンが密会!
お断りしておきますが、私たち仮面の愚者は、個人のあらゆる趣味嗜好を尊重します。
先日、ある酒場のメンバーがルーサン家当主のオーディがエディオン氏を連れて密かに暉長石号へ向かうところを目撃しており、ビジネスに関する密談があったと疑われています。
この事件について、記者はファミリーのメンバーに対して路上インタビューを行いました――
通りすがりの無関係なオークは、「ルーサンの連中はまた何か画策しているのか?」と話しました。
野次馬好きなアイリスは、「オーディもエディオンもルーサンだから、この2人はきっと何かある」と語りました。
身元を明かしたがらないルーサン家幹部は、「ノーコメント」と話しました。
態度の良くないハウンドは、「また夢の中でデタラメを言ったり、余計なことを聞いたりしたら、バラバラにして記憶域ミームのエサにするぞ」と言いました。

今回の放送はここまでです。新たなスクープをお楽しみに!

謎の人物からもらった手掛かり

謎のスタッフからもらった宝の手掛かり

選ばれなかった道・1

「オーディション広場」へ向かうオーディション特急で3つ目の選択をする。道の突き当りで、あなたの民と再会する。

選ばれなかった道・2

「オーディション広場」へ向かうオーディション特急で3つ目の選択をする。道の突き当りで、あなたの宿敵を迎え撃つ。

選ばれなかった道・3

「ドリームバトル」へ向かうオーディション特急で3つ目の選択をする。ハヌヌの魂が再び召喚され、敵と永遠の戦いを繰り広げている。

選ばれなかった道・4

「ドリームバトル」へ向かうオーディション特急で3つ目の選択をする。時計の魂はすでに去ったが、その黄金のような心は夢の中に留まっており、まだ修復が可能だ。

選ばれなかった道・5

「銃と時間」へ向かうオーディション特急で3つ目の選択をする。時代があまりにも騒がしい。辻風が吹き荒れてすべての看板を吹き飛ばしてくれればいいのに。

選ばれなかった道・6

「銃と時間」へ向かうオーディション特急で3つ目の選択をする。道の終わりで、再びドリームタウンに平和をもたらそう。

破棄された事業企画書の草案(Ver.7.0)

カンパニーの社員トーマスが書いた事業企画書。ある理由で破棄された。

破棄された事業企画書の草案(Ver.7.0)

【目次】
……

【サマリー】
スターピースカンパニーの目標がピノコニーに再設定されたと同時に、その象徴的資産である暉長石号を含む一連の戦略的買収が特に重要となっている。今回、カンパニーからピノコニーに出向した社員の1人である私、トーマスは、光栄にもこの壮大な計画の初期プランおよび実施案を作成することとなった。私は自分の専門的能力および人脈リソース、特にエンタメ業界の人脈との提携を通じて、カンパニーにこれまでにないほどの付加価値をもたらせることを心より望んでいる。

【プロジェクト背景】
ピノコニーは世界的に有名な「宴の星」であり、豪華さと夢の代名詞となっている。「暉長石号」はその最も顕著な象徴の1つであり、無数の観光客の夢を乗せている。ピノコニーの所有権を改めて獲得することは、カンパニーが銀河全体の観光およびエンタメ業界の成長の方向性に直接的な影響を及ぼすことを意味している。

【プロジェクト目標】
1. 暉長石号の買収:暉長石号に対するカンパニーの完全なる支配権を保証し、さらなるピノコニーの資源開発の基盤とする。
2. リソースの統合:メディアチャネルを利用し、エンタメリソースを統合し、暉長石号により多くの上位顧客や商業イベントを誘致する。
3. 利益創出:エンタメ活動、高級観光パッケージなどを通じて、暉長石号の収益を大幅に向上させると同時に、カンパニーに追加の収益源をもたらす。

【戦略の実施】
1. 市場分析
まず、ピノコニーおよびその顧客市場に対する徹底的な分析を通じ、市場における暉長石号の位置づけを確定させ、暉長石号を高級で豪華な観光およびエンタメの第一の選択肢として位置づける。
2. リソースの統合
エンタメ業界内外の著名人を暉長石号の各種活動(プライベートコンサート、星間ファッションショー、著名人のリアリティーショー収録現場などを含むがこれらに限らない)に招待し、これによってより多くの注目と投資を集める。
3. 財務計画
詳細な財務計画の下、私は資金の支出と収入をすべて監督し、プロジェクトの効率的な運営を確かなものとする。特に外部の既存のエンタメ会社との提携を通じ、低コストで高品質のエンタメリソースを獲得できる。
4. リスク管理
プロジェクト実施中に起こりうるリスクを想定し、対応する措置を定める。私個人には計画を成功に導くすべての能力が備わっているものの、さまざまな予期せぬ困難に対応する準備を整える。

……

【評価報告】
第三者評価機関の報告書は添付ファイルを参照

……
【結論】
暉長石号の買収と再開発を通じ、スターピースカンパニーは星間観光およびエンタメ分野でのリーダー的ポジションを固められるだけでなく、新たな利益成長ポイントを創造することもできる。私個人の専門技術とエリカのリソースがあれば、必ずや暉長石号を新しい利益の源泉とし、カンパニーにこれまでにない価値をもたらすことだろう。

【上級部門からの回答】
ゴミ※※のようなものを書いてどうする?この便所の落書きをトパーズ総監に報告しろというのか?
書き直して※※※※※しろ!今度また※※拭き紙にしかならないようなものでごまかそうとしたら、次の会計年度の業績評価でお前を※※※※※で※※※させるぞ!

酒場の夜:天環族特集

ある酒場の記者が書いたゴシップ雑誌。内容はデタラメなものばかり。

酒場の夜:天環族特集

ヤッホー――読者の皆さま!お久しぶりです。お会いしたかったです!前号では、私、有名記者こと酒場のマイルズがスラーダに隠された暗い真実を暴きました。そして今回は、人々の中に潜り込み、皆さんが長い間疑問に感じていた小~さ~な~秘~密を掘り下げていきます!

ご存知の通り、大勢が集まるピノコニーの街は多様性にあふれています。身長体重、経済力はもちろん、人や人でないものも何でもあり。特に大スターのような天環族たちに興味津々の人も多いのではないでしょうか!ということで、笑いの神様の加護により、記者はハウンドに追われる危険を冒しながら、思いつきの街頭インタビューを行います――

それでは前置きはこれくらいにして、街中で不運な通行人を…じゃなかった。幸運な通行人を何人かつかまえてみましょう!

Q1:天環族の頭の上の輪っかに実体はありますか?

怒りっぽい天環族:この※※何が輪っかだ。これは「天環」だ!「天環」、分かるか?※※!
知識欲に満ちた狐族:ええ。実体のあるものです。以前、彼が気付いていない隙にこっそり触ったのですが、ひんやりしていて、とてもすべすべで手触りは最高でした!もちろん、その後にぶん殴られなければもっと最高だったのですが。
精神状態の安定したオムニック:ご存知のように、触ってはいけないものが3つあります。狐族の尻尾、ピピシのポンポン、天環族の天環です…ですから、殴られるのも無理はありませんね。

Q2:天環族が歩いている時にヘイローが引っかかったらどうすればいいでしょうか?

「天環研究の専門家」:まず、私の調査によれば、現実世界の天環族のヘイローは実体のあるものではなく、ある種のエネルギーが集合した投影です。感情が揺れ動いたときやテレパシーを使用したときに光が点滅することこそあれ、何かに引っかかるリスクはありません。
「天環研究の専門家」:次に、夢境に入ると、憶質の影響によってエネルギーの集合であるヘイローは圧縮されて実体を持ちますが、夢の中のヘイローは帽子のように位置を自由に調節できるので、心配いりません……
「天環研究の専門家」:また、天環族は生まれた時に最も単純な形の輪しかもっておらず、彼らの輪も成長する過程の経験や性格の変化によってさまざまな形状へと変化するのです。そして、少数の特別な天環族は自分の輪の形状を意のままに変えられるのです!
「天環研究の専門家」:最後に、以上の内容はすべて『夢追い人タイムズ:都市伝説版』にあったもので、もし類似点があればただの偶然であり、私は一切の責任を負いません。

Q3:天環族のテレパシーはどういう仕組み?

新聞記者:おっと、それなら私に聞いて正解です!ピノコニー広しといえども天環族のことに関して、私の右に出るものはいません!
新聞記者:いいですか、天環族はみんな読心術を使えるので、彼らとコミュニケーションするときはくれぐれも気を付けてください。ただ幸いなことに、彼らの感知範囲は決して広くなく、通常は2~3メートル以内ですから、少し離れていれば大丈夫です。
新聞記者:天環族同士もこのようなテレパシーでコミュニケーションをとっており、声を出さずに会話することができます。市販の通信機よりもずっと便利です。
新聞記者:それから、調和の力が強い一部の天環族は、歌声や言葉で他人に影響を与えたり、操ったりすることまでできます!天環族の運命の行人たちは精神的ショックを与えることもでき、瞬時に相手に目まいを起こさせたり、バカに変えたりできるんです!
新聞記者:どうですか?とても興味深くないですか…もっと面白いこともありますよ。知りたければ、私に9998ルーサン幣を振り込んでいただき……

今回の放送はここまでです。新たなスクープをお楽しみに!

出されていない手紙

宛名が「シスターさん」になっている手紙。クラウディアがその人物と夢境について交わした議論について書かれている。

出されていない手紙

親愛なるシスターさんへ

お手紙、ありがとうございます。

まず、あなたには本当に驚かされました――私はまったくの無名ではありませんが、読者の方々は私の作品の中でも冒険小説『熱夜シリーズ』を読みたがる傾向があります。

ですが、あなたは…私の未熟なミステリー小説を楽しんでくれただけでなく、私が表現したい本当の概念や感情を的確に捉えてくれました…正直、これ以上嬉しいことはありません!

見知らぬ人に勝手に心を開くのはおかしいかもしれませんが、なぜかあなたへの手紙で思うままに胸の内を明かしたいと思っています。そうです。
あなたの推測通り、私はたしかに恐怖と絶望が人々の心に刻まれる様子を観察することに夢中になっており、みずみずしい生命が水を失った枝のように枯れていく時の息をのむような美しさに浸っています。
これは口に出して言えるような趣味ではありませんが、あなたに隠すつもりはありません。

そして…私は最近たしかにピノコニーにいます。
この地に来たのは、個人的な事情のためでした――
私と同じエドガーの熱烈なファンであるあなたなら、この現実の模倣である「人工の美しい夢」がいかにばかばかしいものか理解できるはずです――
しかし、実際にピノコニーに来てみると、この輝かしく華やかな夢境に徐々に魅了されてしまい、今に至るまで滞在を続けています。

私は街のあちこちで人々と話しましたが、そこで得たものは家の数十の本棚にも収まりきらないでしょう。
何千何百もの星の習慣や文化を聞き、無数の巷の奇妙な話を耳にしました…もちろん最も興味深いのは夢境そのものです。
ここで私の調査結果をあなたに共有したいと思います。

最初に私の興味を引いたのは、「ミーム」という怪物に関する話でした。
「ミーム」は夢の中で人々の魂を奪い去り、それによって被害者は現実世界の体も深い眠りに落ち、目覚めなくなってしまうと言われています。

私が調査を始めるまでに、ピノコニーではそのような事件が複数起きていました。
あるドリームメーカーによれば、突然連れ去られた被害者たちは、失踪前にいた夢境の刻、種族、行動パターンなどがすべて異なっていたそうです。
しかし、私はミームの行動に特定のロジックが欠けているとは思いません。

さらに注目すべき点として、ほとんどの目撃者はファミリーによって関連する記憶を消去されています。
そのため、この怪物はファミリーと関係があると推測されます――
少なくともファミリーがその存在を知っていることは間違いなく、何らかの対策を講じるか、講じようとしているはずです。

しかし、ほどなくして、そのドリームメーカーと完全に連絡が途絶えました。
そしてある時点から、このような事件の発生頻度が急減し、これ以上有用な情報を集められなくなりました。

ところが、それから間もなく、私の調査は2つの出来事で転機を迎えました。

その1つは、ある都市伝説の出現です。
奇妙な夢境の迷い時計、汚染されたテープ――
不思議な悪夢を説明したもの、それから雑に書かれたメモが、美しき夢はファミリーの陰謀とペテンにすぎないと強調していました。
私はこの事件について深く調べ、最終的にある当事者から信ぴょう性のある情報を手に入れました。

2つ目は、もう1人のドリームメーカーによる夢境の構成に対する分析です。
彼によると、美しい夢はピノコニーのほんのごく一部しか占めておらず、その他はすべて開発されていない混とんとした荒野なのだそうです。
しかも、この「人工の美しい夢」の建設途中に極めて危険な「高濃度の小型悪夢」が発生し、それらはほとんどが美しい夢の境界に付着しており、負の感情の収集や破壊に用いられるとのことです。

ファミリーは終始一貫して美しい夢の安全性を強調していますが、それは「美しい夢」に限られています。
以上の2つの手がかりから、私は以下のような結論――あるいは推測を導き出しました。

まず、迷い時計の都市伝説は「人工の悪夢」と関係があるかもしれません。

次に、ミームモンスターは悪夢から来ている、またはより深い原始の夢境から来ているのかもしれません。
そして私個人としては、後者の可能性の方が高いと考えています。

私の調査はまだ続けていますが、現在得られる手がかりはとても少なく、これ以上進めるのは難しいと思われます。

しかし、いずれにせよ、これまでに得られた結果で私には十分です。次の小説はこれを題材とするつもりです。
面白いアドバイスをいただけないでしょうか?

お返事を楽しみにしています――

 敬具 クラウディア

「暉長石号」再訪

ある旅行ブロガーの連載コラム。再び「暉長石号」を訪れた時の体験について語っている。シリーズ連載の第1回。

「暉長石号」再訪

【今回のコラム:特別招待ライター】ケニー
情熱に満ちた旅行ライター兼カメラマン。メディア業界で数十年活躍し、執筆業へ転身。代表作:『永遠の「暉長石号」』、『食は羅浮にあり』

「暉長石号」に戻ることは、昔の夢を再び見るような気分だ。5年前、偶然「暉長石号」に招待された私は、そこで妻と出会った。今は彼女と別れてしまったが、このかつて愛に満ちていた飛行艇に複雑な気持ちで戻っていた。ルーサンの友人が私の状況を知り、しばらく滞在するようすすめてくれた。そこで、旅行ライターとして、ここで起こることをすべて記録することにしたのだ。

「暉長石号」の名前を知らない方や新しい読者のために、まず「暉長石号」を紹介しなくてはならない。それは普通の豪華ヨットではなく、ピノコニー上空を飛ぶ真珠であり、ファミリーの無数の宝の中でも最も輝いている。私が知る限り、乗客には不思議な招待制を採用している。うわさでは、名士でなければインビテーションをもらえないそうだ。

この数年、私もたくさんの豪華クルーズ船や宇宙船に乗ってきたが、「暉長石号」と肩を並べられるものは世界に存在しないだろう。

「暉長石号」からの連絡艇に乗ったときにはもう夜遅く、乗船したのは夜中だった。夜空にはかすかな星明かりしかなく、下を見ると雲の塊が浮かんでいた。眠くて頭は回っていなかったが、目はこの美しい景色を見逃すまいと休もうとしなかった。

私にとって長旅は日常茶飯事であり、今回も例外ではなかった。最大の難点は体が適応できなかったことだ。気圧変動によるむくみを避けられず、今回はブーツすら脱げないほどでとても困った。すぐにマッサージを受けたくなったのが、深夜だからスタッフはいないだろうと思っていた。しかし、クルーからここは交代制で、特に何かない限り、施設は24時間オープンしていると言われた。その言葉を聞いた瞬間、救いの神が見つかったかのように、私は荷物を下ろすなりスパルームへと急ぎ、飛び込みでマッサージを受けた。

ピノコニーのマッサージ技術がどの流派を元としているのかは分からないが、非常に専門的だと感じた。リーダーは私の状況を分析した後、全身マッサージは無理だと言い、「ドライブラッシング」に変更した。部屋にはアロマオイルが準備され、香りも変わっていた。地元の有名な飲み物スラーダとのコラボで作られた特注品で、わずか数滴で素早く肌に吸収され、暑い日に冷たいスラーダを飲むような爽快感があった。その後、角質除去用グローブをオイルに浸し、全身をドライブラッシングした。かかとからふくらはぎまでブラッシングしていくと、ものの数分でむくみが消えるほどの不思議な効果を見せた。

もしも暉長石号での生活がピノコニーの観光と楽しみだけに限られていると思っているなら、この飛行艇の真の魅力を見逃しているだろう――それは取るに足らないように見えるが、何よりも貴重な日常の時間なのだ。ピノコニーの雲の上では、暉長石号は豪華な飛行艇であるだけでなく、物語と温もりに満ちた家でもある。

私は満足して部屋に戻り、一晩ぐっすり眠った――荷物はすでにクルーが部屋の中に片付け、こまごまとしたものまで整えてくれた――いやはや…正直に言って、家に帰ってもこれほどの待遇は受けられない。

翌朝、船室の外から聞こえる、かすかにメロディーが混ざった水流の音によって目を覚ました――後で知ったのだが、これが私の頼んでいた「モーニングコール」だった。どうやったのか想像もできないほど自然で場面に適していた。私の故郷は農業を主産業とする町で、その音は私の子ども時代を思い出させた。そこでは、農民たちも同じような音で一日を始め、そして私を起こしていた。

外に出てみると、飛行艇のエンジニアであるトーマスが、変わった高圧洗浄機で「暉長石号」の屋外家具を「洗って」いた。本当に私の故郷の老人たちとまったく同じだ。故郷の農民たちも、高圧洗浄機で家具から外套まで洗い、その光景はおかしくも温かいものだった。

部屋から出てきた私を見たクルーは、とても親切にレストランへと案内してくれた。レストランの朝食(あるいは昼食と呼んだ方がいいかもしれない)はその日の最初のご馳走だった。キッチンの香りは、故郷の市場の焼きたてパンやチーズを思い出させた。私のシェフ、マリーは、食材と味に対するこだわりが故郷の農民たちとそっくりだった。彼女はこの雲の上に浮かぶキッチンで奇跡を創り出してくれた。信じられないことに、すべての客がこのような待遇を受け、専属のシェフが付いてサービスをしてくれる。実は、船のシェフたちは各地から集めた名料理人で、彼らは料理を用いたアートでさまざまな星の味を融合させ、忘れられない美味しさを生み出すのだ。しかし、私はピノコニーの現地の味が一番好きで、それは彼らの看板メニューでもあった。

朝食の後、私は甲板の上を散歩することにした。飛行艇にはラウンジからゲームルームに至るまで、さまざまな部屋があり、新作のインスピレーションもここで見つけられそうだった。

胃袋も満たされ、歩き回って疲れた私は、ラウンジのソファーで読書をしていた。すると、あるクルーが夜のコンサートに出席するかと尋ねてきた。私は二つ返事で出席すると答えた。そのときの私は、食事のときに演奏されるピアノ曲のような普通の公演だろうと思っており、あまり期待していなかった。しかし、夜になって、自分が「暉長石号」の底力を甘く見ていたことに気付かされた……

次号では、私が皆さんを素晴らしいコンサートへといざなおう。そこで誰に会ったのか当ててみてもらいたい。

※『トレンドホリデー』は毎月1日に発売されます。お楽しみに!※

『ピノコニー飛行艇設計史』の一部

歴代飛行艇の設計の変遷について書かれた本。「暉長石号」に関する内容を抜粋して解説している。

『ピノコニー飛行艇設計史』の一部

ピノコニーの飛行艇設計史の中で、暉長石号は独自性があり、飛行艇の設計技術の頂点を象徴しているだけでなく、ファミリーのビジョンとドリームメイクの美学の完璧な融合でもある。ドリームメーカーたちが直面した困難は、究極の豪華さと飛行艇の実用的なニーズを一体化させ、夢境の冒険を提供しながらも比類なき快適な体験を提供する浮空艇を創り出すにはどうすればいいかという点だった。本書では暉長石号の背後にあるドリームメイク哲学を詳しく探り、ピノコニーの飛行艇設計の象徴となった理由を明らかにする。

【バックグラウンド】
暉長石号の設計はピノコニーのファミリー内部の議論から始まっている。当時、多くのドリームメーカーは、現行の飛行艇の機能や快適さに不満を抱いていた。彼らは実用性とゴージャス感、テクノロジーとアートを完璧に融合させた飛行艇を求めていた。このアイデアは当時の当主に認められ、その後、暉長石号の設計建造プロジェクトが始まった。

プロジェクト初期、設計チームはさまざまな困難に直面した。具体的には「飛行艇に最新の夢境の技術を組み込み、乗客が直接飛行艇から夢境の十二の刻に自由に出入りできるようにするにはどうすればいいのか」、「航空力学に沿いながらも豪華さと美しい外観を損なわない飛行艇を設計するにはどうすればいいのか」、「限られた空間に十分な高級で快適な環境を作り出すにはどうすればいいのか」などだ。絶え間ない努力と革新により、設計チームは最終的にすべての難題を克服し、この唯一無二の飛行艇を作り出した。

【飛行艇の技術】
暉長石号には多くの革新的な技術が採用されているが、その中でも最も注目すべきは動力システムである。このシステムはファミリーの商業機密に該当するため、動作原理について詳しく知ることはできない。しかし、公開されている情報によれば、その維持コストは低く、資格を持つドリームメーカー数名で日常の運用が維持できるそうだ。

動力システム以外にも、暉長石号は最先端の環境制御システムを装備しており、ドリームメーカーが乗客のニーズや外部環境の変化に応じて飛行艇内部の気候や雰囲気を自動調節できる。外の世界の条件がどのように変化しようと、飛行艇内部は常に最も快適な環境を維持できるのだ。

【設計コンセプト】
暉長石号の設計コンセプトは、シンプルなビジョンから生まれている。それは、夢の海を永遠に旅し、ピノコニーの十二の刻に自由に出入りし、乗客に最高の体験を提供する飛行艇というものだった。これを実現させるため、創設チームは多くの革新的な技術や素材を採用し、飛行艇が機能面で完璧であるだけでなく、視覚や感覚でも深い印象を残せるようにしたのだった。

【外部設計】
暉長石号の外観デザインのインスピレーションは、ピノコニー現地の2つの要素――華やかな夢境と霧に包まれたような憶質の海に由来する。流線型の外殻は特殊な反射素材が使用されており、憶質の海で眩い光を放つ。また、この素材は強度が極めて高く、自己修復能力を持っているため、不安定な憶質の侵蝕から船を守ることができる。

【内部レイアウト】
暉長石号は内部の設計において、従来の飛行艇にあったレイアウトの制約を打破し、オープンな設計コンセプトを採用した。その結果、休憩エリア、エンタメ設備、機能エリアを巧みに融合させている。各スペースは乗客の体験を向上させるよう設計されており、広々とした展望デッキから豪華に装飾されたラウンジまで、それぞれの細部に快適さと美しい外観へのこだわりが表れている。

【サービスコンセプト】
暉長石号の設備やサービスは、いずれも乗客の体験を向上させられるように設計されている。飛行艇内部は豪華に装飾されており、広い展望デッキからプライベートシアターまで、あらゆる場所に豪華さに対するピノコニーの定義が具現化されている。乗客は飛行艇のレストランで各星系の料理を楽しむことも、デッキの夢の泡のプールで泳ぐことも、展望台でピノコニーの壮麗な景色を楽しむことも自由に選択でき、素晴らしい一日を過ごせる。

暉長石号のサービスチームは、ファミリーによる度重なる選抜を経たトップレベルのサービススタッフで構成されており、24時間待機して乗客のあらゆるニーズに応える。プライベートバトラー、カスタム旅行プラン、ピノコニー観光ガイドなど、暉長石号のスタッフは至れり尽くせりのサービスを提供し、乗客の旅を唯一無二の体験にしてくれる。

【影響】
暉長石号のデザインは現在の技術と美学の究極的な追求だけでなく、新たな可能性を外の世界にも示してもいる。暉長石号は豪華さと実用性を組み合わせることで、飛行艇の設計基準を再定義し、後のドリームメーカーたちに豊かなインスピレーションと挑戦をもたらしたのだ。

暉長石号の設計と建造は数十年に及ぶ壮大なプロジェクトであり、ピノコニーの最高峰のドリームメイク技術と芸術的才能を集め、飛行艇の未来に対するファミリーの深い洞察を示した。

暉長石号の成功は、飛行艇設計とサービスの新たな基準を示した。それはドリームメイク技術の傑作であるだけでなく、夢に対するピノコニー人の追求と未来への憧れを体現している。暉長石号の誕生は、ピノコニー、さらには銀河の飛行艇設計史において重要な節目である。それは技術と夢の融合を証明したばかりでなく、未来に対するピノコニー人の無限の憧れを表してもいるのだ。暉長石号の旅が続くにつれ、その伝説的な姿はより多くの人々が自分の夢を追求し、未知なる領域を探索し、共により素晴らしい未来を創り出すように促すことだろう。

名士の密談。某記者のやり取りのメール

飛行艇に駐在する某記者と編集長のやり取りのメール。

ピノコニー名士の密談。某記者のやり取りのメール
[メール1]
送信者:カール@銀河エンタメウィークリー
受信者:ダリヤ@銀河エンタメウィークリー
件名:暉長石号の景色は素晴らしいよ
親愛なるダリヤへ

僕が今どこにいるか分かるかい?エヘヘ、暉長石号だよ!ここでの生活は君が想像するよりもクレイジーだ。各大星系の名士がここに集まっている。そして僕は、それなりに人脈があったおかげで、どうにか入り込むことができたんだよ。アハハハハ

暉長石号のデッキからの眺めは本当に素晴らしいよ。ここで数日滞在して、いろいろなうわさを聞いたんだ。どれも特ダネだよ
編集長は調和セレモニーの件を聞いているよね?誰もが開幕を楽しみにしていたのに、急遽「原因不明の星核による襲撃」だとか言われて、そのまま中止になったんだ

だけど、僕がつかんだネタによると、仕切り直して開催されるらしい。しかも…その場所はどこだと思う?

[メール2]
送信者:ダリヤ@銀河エンタメウィークリー
受信者:カール@銀河エンタメウィークリー
件名:Re:暉長石号の景色は素晴らしいよ
カール!?「暉長石号」みたいな場所に入り込めるなんて、本当に運がいいのね!

もったいぶらないで、早くどんな特ダネなのか教えて。先に内容を確認してからでないと1面をあげられないし、それにボスに転送して確認する必要もあるの。確実な証拠を手に入れてから保証してちょうだい!

[メール3]
送信者:カール@銀河エンタメウィークリー
受信者:ダリヤ@銀河エンタメウィークリー
件名:【裏事情】調和セレモニーの恐るべき真実
分かってるよ。ありがとう、編集長!

実はこういうことなんだ。僕のつかんでいるネタによると、調和セレモニーは改めて開催される。その場所は「暉長石号」なんだ。具体的な内容はまだ整理中なんだけど、簡単に言うと、飛行艇のスタッフやピノコニーの地元の名士にかまをかけて聞き出したんだ。証拠は添付の音声ファイルを確認してくれ。確かなことは、彼らが調和セレモニーの開幕に向けて準備しているってことだ。演者もリハーサルを始めている。場所が「暉長石号」なのかははっきと言えないけど、可能性は非常に高い。

延期の理由についてはいろんな説がある。ファミリー内の争いとか、カンパニーが関与してきて、ファミリーはカンパニーが冠スポンサーになることを認めず、交渉がまとまらなかったので報復されたとか。ただ、僕が聞いた面白い話は、実はロビン本人に問題があったというものだ。彼女がファミリーとの契約を解除してカンパニーに移籍しようとしたんだけど、ファミリーがそれを許さなかったらしい

飛行艇で何人かカンパニーの社員と会ったんだけど、カンパニーの職階がとても高い幹部クラスがかなり来ていたらしいよ。ここであるお喋りなベテランと話していたら、その人は結婚休暇を取っていたのに、突然ピノコニーに出張させられたそうだよ。これほど大掛かりなことは、ロビンクラスのスターでないとありえないだろうね

添付ファイル:音声ファイル-2392379451

[メール4]
送信者:ダリヤ@銀河エンタメウィークリー
受信者:カール@銀河エンタメウィークリー
件名:Re:【裏事情】調和セレモニーの恐るべき真実
カール、カンパニーはずっとピノコニーを取り戻そうとしているわ。彼らの目的がロビンとの契約だとしても、それは商談よ。そのような報道はできないわ。カンパニーに私たちを訴えてもらいたいの?それとも今のスポンサーの数を減らしたいの?

音声ファイルは私とボスで確認したわ。調和セレモニーのやり直しのことはみんな予想していたけど、確実な証拠があるなら1面をあなたに残してあげる。でも、ロビンが契約解除をするかどうかの話については報道しないで。

時間があれば、彼女がやり直しとなる調和セレモニーに出ているのか、仕事に消極的になっていないか、他のスタッフに対して失礼な態度を取っていないかを調べたらどう?適当な錯覚ショットで文字数を埋めれば、セレモニーやり直しの情報と一緒に1面に載せられるわ。もっと深堀りして、さらなる特ダネを見つけられれば、1面&特集にできるわよ。紙面が足りなければ、特集号として個別に出せばいいわ!

最後にもう一度忠告しておくわね!カンパニーのビジネス案件には関わらないで!雑誌に面倒を起こさないでちょうだい!

[メール5]
送信者:カール@銀河エンタメウィークリー
受信者:ダリヤ@銀河エンタメウィークリー
件名:Re:Re:【裏事情】調和セレモニーの恐るべき真実
飛行艇にいる名士と話して新たなネタを手に入れたよ。テーマの方向性が見えてきたので、先に教えておく。

まず、あるアパレルデザイナーが言うには、ロビンは今回、ブランドに高級オーダーメイドドレスを頼んでいないそうだ。彼女は業界人で、ピノコニーの現地ブランドかどうかに関わらず、業界では情報が出るはずなんだけど、今回はそれがなかったらしい。ロビンが古いドレスを着るなら…それはルールにそぐわないだろう

次に、知り合いのセレブ女性たちがあることないこと、いろいろ話してくれた。まとめると、だいたいこんな感じだ
巷には今のロビンは本物ではなく替え玉だといううわさがあるそうだ。本物はファミリーに隠され、表に出てこられなくなっているらしい。

きっかけは、いつもと違って彼女が姿を見せない期間が長いとファンが気づいたことなんだ。公式サイトも彼女に関する情報を一切出していない。目撃情報はあったけど、いずれも確証はない。ファンが彼女のスタッフに問い詰めたところ、彼女が仕事をしているスナップ写真が公開されたんだけど、過去の写真と比べると手が細くなっていて、替え玉ではないかと疑われている。顔は整形できるけど、手足の骨格は変えられないからね。

しかも、顔がいつもより浮腫んでいるだけでなく、天環族の「翼」の羽もとても硬くなっているんだ。動画をフレーム分割して比較したら変化がなかったので、偽物の小道具なんじゃないかと疑われているんだよ!とにかく、皆は彼女が痩せたと感じていて、以前の堂々としたスターには見えない。そんな時にこの動画が明るみに出たのは、皆の疑念を解消するためなんじゃないか?ますますおかしくなってきて、替え玉を出してごまかそうとしているようにも見えるけど、皆だってバカじゃない。これは本当に何かトラブルがあったに違いないと思っているんだ

ファンからフレーム分割して比較したスクショと動画を手に入れたんだ。ネタとしては十分だと思う。添付しておいたから見てくれ

添付ファイル:ロビンの動画フレーム分割比較統合パッケージ

[メール3]
送信者:ダリヤ@銀河エンタメウィークリー
受信者:カール@銀河エンタメウィークリー
件名:Re:Re:Re:【裏事情】調和セレモニーの恐るべき真実
いいね!

1面と特集ページをあなたのために確保したわ。タイトルも考えた。「ロビンは一体どこにいるのか?」というシリーズ特集よ!

調和セレモニーはとても真面目な話題だから、多くの観客にとってはちょっと見て開催の有無が分かればいいの。やっぱりスターのトラブルの方が話題になるわ!それにロビンの人気はすごいんだから。あなたは彼女のファンにコンタクトしてインタビューを取り付けて。ファンにアピールさせてファミリー側にプレッシャーをかけましょう。彼らが反応したら次号でも連載するの。雑誌はバカ売れ間違いなしよ!

『夢の紀元:伝説の船長録』抜粋

あるスタッフが「暉長石号」歴代船長の過去を解説する本から抜粋したもの。

『夢の紀元:伝説の船長録』抜粋

本書は暉長石号の歴代船長の生涯と事績を記録し、彼らの物語を通じて暉長石号という神秘的で豪華な飛行艇のベールをはがし、ピノコニーの歴史におけるその重要な位置づけを示すことを目的としている。

夢の海の上をほぼ永遠に航海することは、夢の海そのものが静かで穏やかであることを意味していない。筆者は歴代船長の在任期間を統計し、彼らの在任期間が必ずしも長くないことに気付いた。初期の航海では、船長が10代連続で負傷して退任した。ファミリーは幾度となくドリームメーカーのチームを派遣し、暉長石号の安全性を保証するための特別改造を行った。しかし、その後の船長の在任期間は長くはない。陰謀論者は、これは飛行艇の乗客の身分に関係していると考えている。広大な人的ネットワークは莫大な利益を意味している……

[……]

【初代船長】ドリームメイクの先駆者デニー
暉長石号の物語は、オーク家出身のドリームメーカー、デニーから始まる。デニーは折り紙大学を優秀な成績で卒業した後、ドリームメイクの仕事を続けず、冒険に熱中した。彼は夢境と現実の境界を行き来し、この2つの世界を結びつける可能性を探った。そして暉長石号建造のインスピレーションは、彼が憶質の海の霧の中に深く入り込み、幻であり真実でもある不思議な経験をしたことから生まれたと言われている。彼は暉長石号の初代船長であるだけでなく、その創造者でもあり、この豪華飛行艇をピノコニー十二の刻とつなぐ絆とし、外の世界にファミリーの輝かしい成果を示した。

デニーの指揮の下、暉長石号は処女航海を終え、ピノコニー大劇場からゆっくりと出航していった。彼の導きにより、暉長石号はファミリーの誇りであるだけでなく、銀河の伝説にもなった。暉長石号に対するデニーの貢献は、この飛行艇の設計や建造だけでなく、彼自身の冒険経験にもとづいて最初の航海ルートを定めたことにある。そこから暉長石号の物語が本格的に始まったのだ。

【第2代船長】嵐を乗り越えたアンバー
デニーの後、暉長石号の第2代船長となったアンバーはハウンド家出身の優れた女性だ。彼女の導きの下、暉長石号は記憶域ストームを何度も乗り越えただけでなく、その嵐の中で新たな航路を発見し、ピノコニーの探索に大きく貢献した。アンバーが暉長石号を制御する能力は完璧で、最も過酷な環境下にあっても暉長石号と乗客の安全を確保することができた。

その勇敢さと決断力によって、アンバーは暉長石号の歴史の中で最も尊敬される船長の一人となっている。

[……]

【第18代船長】明けの明星ガレス
暉長石号の第18代船長ガレスは、夢の海に対する深い知識で知られている。ガレスは代々航海を生業とするピピシ一族の生まれで、幼い頃から航海に対する果てしない好奇心と情熱を持っていた。

彼の就任は暉長石号の航路に革命的な変化をもたらした。彼の導きの下、暉長石号は夢の海を自由に航海し、十二の刻にたどり着くための最適ルートを正確に見つけ、ピノコニーの夢境と外部の星系をより緊密につないだのだ。

ガレスの貢献は航路の改善だけでない。暉長石号に小型観測所を設け、夢の海で起こるさまざまな異常現象を研究したのだ。こうした研究は憶質や夢の海に対する学術界の理解を深めただけでなく、ピノコニーの技術発展にも非常に大きく貢献した。

[……]

【第53代船長】夢境の守護者:イリーナ
暉長石号の歴史において、イリーナほど夢境世界を深く理解している人は少ないだろう。イリーナはカタルス家出身で、幼い頃から夢境世界に対して深い興味と独自の見解を持っていた。暉長石号の船長になった彼女の最初の任務は、夢の海で、過去の記憶域ストームによって閉ざされた航路の代わりとなる新たな航路を見つけることだった。

イリーナの最も称賛されている事績は、ある事故の中、彼女がドリームメイク技術の卓越した制御力を使い、崩壊寸前の航路を安定させ、甲板にいたすべての生命体を救ったことだ。この偉業は彼女の船長としての能力を証明しただけでなく、ピノコニーに対するドリームメーカーの多大なる貢献も示している。

[……]

【第92代船長】旋律共振のルーカス
ルーカスは天環族出身で、音楽に対する情熱と暉長石号での素晴らしいコンサートを創設したことで知られている。

ルーカスは、音楽は異なる生命体と文化をつなぐ架け橋であり、各惑星を探索する鍵でもあると考えていた。彼の指導の下、暉長石号は宙に浮かぶ音楽の殿堂となり、新たな乗客が飛行艇に乗り込むたびに、彼は盛大なコンサートを開き、各星系から音楽家を招いて共に公演し、ピノコニーを初めて訪れる客に音楽の力で深い感動を与えた。

ある前例のないコンサートで、ルーカスは音楽の共振を利用して観客を大劇場に移動させ、劇場の公演シーズンに最も不思議な鑑賞体験をもたらした。この成果によって彼個人が大きな名誉を手にしただけでなく、暉長石号の伝説にも色鮮やかな事跡が加えられた。

乗客に書いたグリーティングカード

飛行艇の乗員が乗客の搭乗を祝うため手書きしたグリーティングカード。

乗客に書いたグリーティングカード

尊敬するリリア様へ

暉長石号のレストランへようこそ。本日は特別な方が、私たちを通じてあなたに心からの祝福を伝えたがっておられます。

「リリア、
この特別な夜に、君のこれからの人生が無限の喜びと愛で満たされるよう願っている。愛しているよ。この感情は時が尽きてもまったく変わらないだろう。君にサプライズを用意したんだ。今日は楽しんでほしい:)

マイケより」
料飲部の全スタッフより心からお祝い申し上げます。お誕生日おめでとうございます。この素晴らしい夜を心ゆくまでお楽しみください。
暉長石号料飲部一同

カリプソを探して

暉長石号のある乗客が残した目的地リスト。

カリプソを探して

もうすぐ終わる。私の終わりの瞬間が……すべての刻を超越する。
死の中でのみ、私たちは異邦人でなくなるのだ。

黎明の刻
ここは意外と面白い。ピノコニーの構造から見ると、私はまだ死からほど遠いが、これが私の見る最後の日の出となるだろう。
それでは、自分の「向上心」を引きはがし、完全にこの刻に埋めよう。
この向上心は故郷で小さな庭を手に入れるのに役立った――その庭が砂に完全に埋もれる前、多くの人々に美しい思い出を残した。彼らは芝生に座り、クリームをつけてイチゴを食べた……
注釈:私自身から引きはがした意識は、なんと落下したときにカリプソの花となった。ピノコニーは本当に不思議な場所だ。あるいは……私がこの花に深い印象を持っているからなのだろうか?
若い頃、私はたしかに散歩しているとき、よく気持ちが落ち着かずに道に生えているカリプソの花を探していた。その「花言葉」を考えると、意外にもこの旅の「本当の目的」にとてもふさわしいのかもしれない。

金箔の刻
なんと忙しい場所だろう。ルーレットを中心に都市を築いた人々は、自分たちの魂を悪魔に渡す暇さえない。
そう。彼らに合わせるために私は自分の「論理」をはがし、完全にこの刻に埋めよう。
私はこの論理で夜の星空を考えた。何も得られなかったが、少なくともそうしたことはある。
このすべてが本当に実行できるとは思わなかった。あの狂信的なファンの行動とはまったく異なり、私は夢の中に存在を作り出すのではなく、私自身を夢境に撒き散らそうとしているのだが……まさかこんなにスムーズにいくとは。

太陽の刻
朝食は良かった、夕食と同じように――あるいは昼食のようかもしれない。
私はかつて1750冊の蔵書があったので、その記念として自分の「知識」をはがし、完全にこの刻に埋める。
初めはとても単純な目的で、もう命が長くないのだから、このような方法で壮大な夢境と一体化しようと思っただけだった。しかし、今思うと……夢に入った者の意志が本当に重なり合うなら、私も他の人の一部になって現実に戻ることができるのではないだろうか。
そうだ。これがその花言葉を思い出す最後になるかもしれない――私は隠れる。

オアシスの刻
ここは人が多く、ビーチはきれいだ。ビーチを思い出させる。
甘いアイスが食べた……うん、「欲望」はここに置いておくべきかな?

熱砂の刻
私はなぜこんなことをしているのだろう?疲れた。とても疲れた……
ここの風も……とても強い。子どもの頃に見たのと同じように……
私は、怖い。
「記憶」よ、君たちはここに残るんだ。すべてね。ただ……

ブルーの刻
あの明かりは君の目のように青い……
たしか……あれは8月のある日だったと記憶している。君は自分の髪の毛を整えながら、横目で私を見ていた……
よし。続けよう……「君への愛」もここに置いていくしかない。
しかし、手放したくない。
私はいつになったらここから去ることができるのだろう。

黄昏の刻
君に何かプレゼントを買ったことはあったかな?
ここで買えるだろうか?死んだ人間は私からのプレゼントを受け取れるのだろうか?
いいだろう。続けよう……「君への愛」もここに置いていくしかない。
……あれ?

星辰の刻
私は一人でそこに座っている。彼らは皆連れだってきているようだ。
昔の私たちもそうだったのだろうか?
いいだろう。続けよう……「君への愛」もここに置いていくしかないようだ。
しかし……どうして……

黄金の刻
もうこれ以上続けられない。
取り戻すんだ。すべてを……
永遠に存在させるのではなく、自分で覚えていたい。私が本当に死ぬまで。

虚構の風物記録

ある乗員が書いた手紙の終わりの部分で、病床に伏している家族に宛てたもののようだ。

虚構の風物記録

「僕はここでの夢が君の生への希望をつなぎとめると思ったから来たけど、現実と比べて少しもよくはない。だから、僕は自分でそのような夢を作りあげるよ」

……今は少しよくなっているといいな。ヤーフ?
僕の仕事は順調だよ。ちょうど「金箔の刻」を出発し、暉長石号で「太陽の刻」に向かっているんだ。僕が先ほど見た光景は、君には想像もつかないと思うよ。
「金箔の刻」では、人々はとても忙しくしていて……
……
……うん、人々はとても忙しいけど尊厳がある。誰にでも自己実現の機会があって、ワークライフバランスも完璧だ。世界の運行を創造し、巧みに維持し続けると同時に、黄昏の優しい光の中で、彼らは子どもの手を引き、隣家の夕食の香りの中で家に帰る。
彼らはその世界を支えているが、それでも夜空を仰ぎ見る心の余裕もある。
君も僕と一緒にこの活気あふれる世界を見られたらいいのに……
だから、何とか頑張って生き延びてほしい。いいかい?きっと君の病気を治す方法が見つかるはずだから。

……

どうだい、ヤーフ? 家の中だけでも、ようやくベッドから出て歩けるようになったと聞いたけど?
前に帰って会ったときからそれほど経っていないけど、時の流れがとても遅く感じるよ。でも……君も僕の目を通して外の世界を知ることを喜んでくれると思うと、こうしてあちこち回るのも苦にはならないよ。
今は「黄金の刻」に向かっている。すごいんだよ。見た目は豪華でピカピカなんだけど、ここでは誰もが平等で、治安もすごくよくて、本当に住みやすい場所なんだ。
……
それにとても安全だよ。
そうだ、僕たちにはピノコニーの費用なんて到底払えるはずないし、僕自身ここで働いてようやく出入国の資格を得ているんだけど……いつか君がここに来られるだけのお金を貯められるかもしれないよ。この船には大物がたくさん乗っていて、チップもたっぷりもらえるんだ。
だから無理してでも生き延びてくれ。いつか……一緒に夢を見られるから。

……

ヤーフ、知ってるかい?夢境にも大学みたいなものがあるんだ――僕たちがどこで出会ったか覚えているかい?
でも僕たちの大学とは違い、折り紙大学は本当に素晴らしいそうだよ。そこの学生たちを見たとき、どう表現すればいいのか……彼らの知性の鋭さを前にすると、話しかけるのも恐れ多いくらいだった。
でも、部外者でも自由に出入りできるから、君と一緒に座れたらいいな。
だから、何としてでも生き延びてくれ。このまま逝かないでくれ。そんなことしたら僕は……本当に怒るよ。

……

今「ブルーの刻」に向かっている。そこは風景が美しく……
……
でも、いたるところにずる賢い悪党がいて、失望しかない。さまざまな詐欺師たちばかりだ……一歩足を踏み入れると気分が悪くなる場所だ。
ヤーフ……ヤーフ……
いや……
この期に及んで、こんなことに何の意味があるのか?こんなうそに……何の意味があるんだ?

出所不明の食事リスト

暉長石号の乗客に提供する三食のリスト。しかし、内容は文体以外はとてもインフォーマルなもの。

出所不明の食事リスト

前菜:
クロックボーイのミートゼリー
IPコラボメニューです。変な誤解はしないでください。

レースチップス
一輪車の観客席で輝くスター。スラーダシロップで味付けしています。
最近の流血事件を考慮して、塩味のバリエーションもご用意しています。

熱砂サラダ
注文前に死亡免責同意書に署名してください。
「黎明の刻」にのみ存在する不思議な植物です。その唯一無二の風味はミームが消えるときに残した余燼であるとされています。

一瞬の貪り
空の皿が見えますが、心配いりません。
食欲を刺激すること間違いなしです。

メロンと魚の煮込み
「ブルーの刻」を通るときにのみ数量限定でご用意しています。注文前にシェフのヤコブにご確認ください。
食材はそれぞれ熱砂の刻と黄昏の刻の特産です。

メインディッシュ:
ピノコニー踏破
十二の刻の特色が目の前の盛り合わせを構成します。そうです。「静謐の刻」の監獄の食事も含まれているのです。

夢の泡:悪に満ちた心
罪悪とはなんと魅力的なのでしょう。一日中満腹でいるよりも魅力があります――どうぞ。

極楽
「黄金の刻」のオリジナルパンケーキです。「オアシスの刻」のオリジナルラーメンを巻き、仙舟の炒り米をソースとしています。
とても楽しいです。

ミックスチーズの盛り合わせ
ピノコニーでは、チーズももはや普通ではありません――夢境は多くの制約を打ち破り、あらゆるものを発酵させられます。

デザート:
おいしいゴミ箱
ポイントは容器です。すべてのケーキを味わった後、バケツの底に祝福や格言が見つかるでしょう。
たとえば「ほどほどに」とか。

苦厄百般
夢の中でのみ、百種類以上もの苦痛の感情を簡単に集め、料理として作りあげることができます。
食べ終わった後、九死に一生を得たような感覚によって、自然と特別な甘さを感じられます。

花火の気まぐれソーダグミ
自分でグミの形状を指定し、さらには自ら成形することもできます――定期的に開催されるコンテストでは、このスイーツに最優秀作品クリエイターの名前が冠されます。

ドリンク:
望みなき衆生
窓側の席に空のグラスが1つ。「黄金の刻」でのみ特別に提供されます。
最も高貴なお客様であっても、黄金を俯瞰するこの瞬間にしか味わうことができません。窓側に立ち、彼らがその中に沈むときの「絶望」をご堪能ください。そのおいしさは、皆さんがそこにいないということにあります。

無効になった質札

ジェイドの未完了の取引が記録されている。

無効になった質札

彼はまた戻ってくる。私には分かる。

私、フランシス7世は、代々伝わるイモリの紋章に誓う。私が統治する領土の……3分の1が本日以降、目の前にいる女性のものとなる。
このため、彼女の手によって700年ぶりにこの地は再び一つに統合され、両国間の宿命のごとき憎しみも終わるだろう。なにがあろうとも、このためにはいかなる代償も惜しまない――たとえ私の持つ姓であっても。彼女の「栄光」は何にも勝る。
少し訂正しよう。カンパニーは当然この程度の干渉などしないし、ましてや暴力で作りだした独裁を支持することもない。国王としての誇張した表現を抜きにして、今起こっていることは、より文明的な人々と協力し……不合理な敵意を終わらせるにすぎないのだ。

私、フランシス7世は、代々伝わるイモリの紋章に誓う。私は自らの自由通行の勅令を捨て、目の前の女性に引き渡す。
このため、彼女の手によって天災は終わり、残りわずかだが、私の領民は……より明るい場所へと行けるようになるだろう。

私は代々伝わるイモリの紋章に誓う。私のためにその荷物を取り戻してもらいたい。私は自分の仕事が気になっているのではない。しかし、私の家族は……彼らは私の収穫を必要としている。
彼らは……私の帰りを待っている。しかし、手ぶらでは帰れない。そのため、私はいかなる代償も惜しまない。

今、代償が何か分かった。私はイモリの紋章を質入れする。それが作られたときから、家族は「肌身離さず持ち歩くように。太陽はいずれ昇る」と言った。
それには意味があるかもしれないし、ないかもしれない。しかし、もはやどうでもいい。どうか私の唯一の家族を助けてほしい。

彼はまた戻ってくる。私には分かる。
そう、カンパニーの人であっても、彼らの目には私がますますあくどい人間に映るだろう。しかし、あなたも信じるかもしれないが……どの取引でも、もしあなたがその場にいてすべてを止めようとしたら、この哀れな人間に何も顧みることなく攻撃されたかもしれない。
彼は死もいとわずに迫るだろう――彼の死であろうと、あなたの死であろうと。
人々は手に入らないものの価値を判断するとき、理不尽なシステムを採用し、そのために損をしても構わないと考える。そうだ。私の結末は永遠に訪れないだろう。
しかし、彼は何も間違っていない。ただ、分からなかっただけだ……
すべてを思い通りにすることはできない。これは造物主ができる限りの範囲で与えてくれる……最も価値のある慈悲なのだ。
1人の物乞いがここから追い出されたようだ……彼は私を見ていたのだろうか?

夢の泡の手記

ブローカーが、以前集めてDr.エドワードに売った夢の泡の内容を記録したもの

夢の泡の手記

夢の泡の手記
……

以前と同じように、「黎明の刻」へ向かい、まだ見ぬ夢を収集しようとしている。
取り急ぎ直して、Dr.エドワードが興味を持つか見てみよう。
もちろん、手ぶらで帰る心配はまったくしていない――
「黎明の刻」はこれまでも決して私を失望させなかった。
ここの人々は本当に忙しく、ただ下を向いて歩いているだけで、空を見上げることを知らない。
だからこそ、彼らの夢は最も魅力的なのだ――
それもそうだ。人は自分の知らないことを語るときこそ、とてもロマンチックに見えるのだから。

ただ話を戻すと、自分の目的地にたどり着く前であっても、かなりの収穫があった。
ある客は「ブルーの刻」で暉長石号に乗り、私に海賊に関する夢の泡を売ってくれた。
その中で、彼女は悲惨な境遇の海賊となり、七つの海で次々と冒険に出ていた。
もちろん、今となってはありきたりの題材だが、主人公の設定は面白かった――
彼女の手のひらには普通の人のような運命線がなかった。そこで、成長した彼女はナイフで自ら運命線を刻んだ。
私はまさにこの点によって彼女の夢の泡に興味を抱いたのだ。
しかし、Dr.エドワードのところへ行く前に、少しアレンジする必要があった――
感情的要素があまりにも欠如していたため、若者の好みに合わないと思われたのだ。

そうだ。船で監督を自称する変わり者に出会った。
何らかの精神疾患を抱えているようだが、彼が私に残してくれたいくつかの夢も価値のあるものだった。

1つ目:
この夢の泡では、主人公は出所の分からない巨大なホラガイを持ち歩いており、その中は「原水」と呼ばれる物質で満たされている。
どれほど過酷な環境であっても、一滴撒くだけで、惑星一つの生命を育むことができる。彼は何か神聖な使命を抱えているかのようで、各地を奔走し続け、生命を撒いていた。
一定の時間がたつと、彼は再び原水の水源に戻り、持ち歩いているホラガイを原水でいっぱいにする――そして、その水源は巨大な滝のようで、底なしの深淵に向かって流れていた。

夢の泡を売るとき、彼は「これであなたは水の流れを愛することになるだろう」と言った。

2つ目:
この夢の泡では、主人公は長い年月の間、ある不思議な鳥かごを守っている。一定の時間がたつたびに、鳥がその中に突然生まれる。
そして主人公がすることは、鳥の目的地を聞いた後で、鳥かごを開けて鳥を大空に「放つ」ことだけなのだ。
その目的地はさまざまで、信じられないと思わされることもしばしばだ。たとえば、ある鳥は出発前に、世界が誕生したときの炎に飛び込むと言った。

夢の泡を売るとき、彼は「これであなたは空を愛することになるだろう」と言った。

3つ目:
この夢の泡では、主人公は果てしない原野を歩き、花を摘み続ける――
それらの花はあなたの知識をはるかに超えているばかりか、想像すらも超えるものだ。
その監督を自称する男は、夢を見る者を自分から目覚めさせたそうだ。彼は相手が原野の果てで宇宙の秘密を知ることを恐れていたのだ。

夢の泡を売るとき、彼は「これであなたは大地を愛することになるだろう」と言った。

そして彼が残した最後の夢の泡は……それは丁寧に封印され、手間をかけないと中をうかがい知ることはできない。
開けるべきかどうかはまだ悩んでいる。なぜなら……

夢の泡を売るとき、彼は「決して開けてはならない。あなたは神秘を愛するべきだ」と言ったからだ。

記憶域生物観測ノート

「暉長石号」の巡航中に、ある科学者が残した観測ノート。

記憶域生物観測ノート

日時:■■■■
場所:■■■■
記録者:第一真理大学 記憶域生物学 博士候補生 カンス

観測記録
今日はピノコニーに来て何日目になるだろうか?もう覚えていない…しかし、最近は文献に記載のない生物を数多く観察した。
特別なフィルターを使わなければ見えないクラゲを発見した。そのクラゲはまるで海の中に咲く花畑のようだった。
より美しい生物を見るため、装備を装着し、さらに深い記憶域へと潜った。
暗闇、暗闇…精神的な暗闇…押し潰されそうになる重圧……
とてつもなく巨大な船がそばを通り過ぎた。船の中は明かりが輝き、不思議な生物が舞踏会を開いていた――うわさはうそではなかった。
そして、私は見た…あれを見た……
まるで透明な薄膜が水面をはっているかのようだった
私の精神はとても湿り気を帯び、常に水が滴ってカビが生えているかのようだ
私の魂は飛んでいる
目の前の白昼夢は歪み、砕け散る
私は水面と空気の間を飛び回っている
■■■■を目撃した
私は光を放って■■、■■■■している
(以下、文字が判読不能)

夢境ベストセラー本ランキング表

ピノコニーのベストセラー本を集めたランキング表。読者が購入するときの参考として使われている。

夢境ベストセラー本ランキング表

本ランキングはアイリス新聞社が編集主幹となり、『夢追い人タイムズ』、『オアシスポスト』などのメディアが協力して編集し、最新かつ最も話題となっているベストセラー本の情報を整理、収集することで、読者に直感的な推薦図書およびクオリティーのレビューを提供することを目的としています。

1. 『時計屋の伝説』 作者:プランド

「時計屋」の生涯の友であるプランド氏は、亡き友人のために長い墓碑銘を書いた。この小説は「時計屋」を中心に時代をテーマとして、名もなき人物が一歩ずつ銀河に名をはせる金融業界の大物へと成長する伝説的な人生を純文学のトーンで描いている。

物語は独立戦争、夢拓き時代から宴の星となった現在に至るまで、いくつもの歴史的な時期を貫いている。困難な時代を経験したファミリーのメンバーやピノコニーの輝きに惹かれてやってきた夢追い人も、自分たちの姿をこの中に見出して涙を流す。

『アイリスレビュー』:怪談小説の集大成として、作者は純文学と都市伝説のバランスをうまく取っている。物語はほとんどフィクションだが、その姿勢は賞賛に値する――ただし、作者がこの作品をドキュメンタリーだと主張していないことが前提となる。
『夢追い人タイムズ』特別コメンテーター:筆者は大勢の虚構歴史学者を知っているが、プランド氏ほど優れた人物は初めてだ。

2. 『営業部の物語』 作者:コラー

「金箔の刻」を背景とした作品。意地悪された事務員、一晩中目を覚まさない働き者の新人、角の取れた人柄の警備員、ケチなライン長、そして章ごとに変わる外注作業員とインターン生など、ルーサン幣があふれる人間模様の中で、もがこうとする者もいれば、目を閉じて沈んでいく者もいる。同僚の持つ自社の株が暴落したのを見た営業担当のタッドは、この会社に希望がないと思って辞めることにしたが、会社は24の規則を定め、彼に生きることも死ぬことも許さなかった。高額な違約金と横暴な規則に対抗するべく、タッドは笑いに満ちた退職の旅を始める。

『金箔レビュー』:最近、ピノコニーではルーサン家とピピシ人に関するうわさ、誹謗中傷が大量に現れている。ルーサン側はハウンドに調査するよう依頼している。読者には言動に注意してもらいたい。
作家カカ:ピピシのステレオタイプ的百科事典とも言える作品だが、なぜかコメディージャンルの棚に置かれている。

3. 『家族探しの冒険記』 作者:アドレール

広大な銀河の中で、無数の人がピノコニーに憧れを抱き、この夢の世界への旅に次々と出発する。少年オレバーもそのような一人だ。彼は幼い頃に継父から虐待を受け、過労で視力を失いかけた。また、少年期には飢饉と疫病に見舞われ、生き延びるためにスラムに逃げ込んだ。多くの友人の助けを借り、オレバーは困難を乗り越え、憶泡の販売によって宴の星へ向かう密航船に乗ることができた。

しかし、思いもよらないことに、彼はピノコニーの商人の私生児だったのだ。数々の苦難を克服した末、オレバーは叔母に見つけてもらい、正式な住民として登録され、幸せな暮らしを始めた。

『夢追い人タイムズ』:非常に優れたファンタジー文学だが、驚異的な売上は現在の夢追い人の精神的ニーズを反映している。
プロデューサー・テラッツァ:ずっと疑問に思っているのだが、このような作品の読者は一体どのような人なのだろうか?

4. 『ミームは背後にいる』 作者:デニス

デニスは再びコンフォートゾーンを飛び出し、自分が足を踏み入れたことのないジャンルの文学に挑戦し、比類なき商業的奇跡を作り出した。主人公一行と知能を持った地下ミームグループとの知恵と勇気のぶつかり合いが描かれ、文字を通してミームたちの圧力が読者の心を強く打ちつける。これによってファミリーは新たなミームが生まれるのではないかと不安視した。「ほら、君の後ろにいるよ」は今年、青少年の間で相手を驚かせるイタズラのセリフとして最も人気になった。

『オアシスポスト』:このシリーズ小説を原案とした夢の泡映画の制作が正式に開始された。公開日は未定。

VIPスケジュールプラン参考用

「暉長石号」に搭乗するVIPに参考用として提供される観光スケジュール。

VIPスケジュールプラン参考用

ご来賓の皆様、ファミリーの招待に応じて暉長石号の今回のクルーズ見学にお越しいただきありがとうございます。憶質の海の航行では多少揺れるかもしれませんが、きっと忘れられないような素晴らしい思い出となることでしょう。

十二の夢境の景色はそれぞれ異なっており、クルーズは止まることなく続きます。遊覧体験をより良いものとするべく、ファミリーは本マニュアルを作成し、最も包括的なスケジュールプランを参考としてご用意いたしました。

「子夜の刻」は夢の起点ですが、その存在を見過ごし、この暗闇は見た目と同じく空っぽだと思いがちです。しかし、船の端で目を閉じ、耳をすますと、夢に入るときの笑い声が憶質の海の波とともにしぶきを散らすことでしょう。そうした純粋な楽しみは、夢境ショップでも買うことのできない秘密です。しかも、子夜の静寂を捨ててしまうと、暉長石号が「静謐の刻」に入った瞬間、地平線に現れる最初の暁光の衝撃も逃してしまうことになるでしょう。

この海域は悪夢の縁に近いため、耳元に現れる音に慌てないでください。暉長石号は絶対に安全です。景色鑑賞の合間に、レストランでご友人と朝食をとったり、夢の泡プールで精神のリフレッシュをしたりするのも悪くありません。

宴の星では、すべての時間は特定の時刻で止まっており、美しい夢を守るファミリーだけがクルーズの軌跡に沿って昼と夜の移り変わりを感じています。そして朝食後、幸運にも朝日で濡れた朝露の館を目にすることでしょう。長い間、まさに朝露の館がこの星の衰退と再興を見守ってきたのです。折り紙のドリームメーカーたちは一日の始まりをここに置き、「黎明」と「金箔」に入ります。太陽の下で流されるファミリーのメンバーの汗が、夜の朽ちることのない美しい夢を作り出すのです。

機密に関わるため、以上のエリアの遊覧中は、記念写真のサイズ制限にご注意ください。

夢の中で本当に空腹になることはありません。正午になったとき、食事の時間を少し遅らせ、暉長石号の左舷に移動すると、グラークス教授の最後の作品――無数のドリームメーカーを育てた「折り紙大学」を空中から見下ろすことができます。その美しい建物の前では、広大な憶質の海や華やかな言葉も霞んでしまうことでしょう。シーミア・フィルムの熱烈なファンであれば、右舷に向かってください。ほどなくして、憶質の中から「大ピノコニー博物館」がうっすらと見えてきます。有名な夢の泡映画『虚構の奇妙な夜』は、まさにこの博物館がロケ地になっています。

デッキ最上部の展望台では食事やお飲み物をご用意しています。高級スイーツから庶民的な軽食まで、存分にお楽しみいただけます。これも美しい夢の一部でしかありませんので、食べ過ぎや虫歯の心配はいりません。

「オアシス」と「熱砂」は相互に寄り添い、まるで色鮮やかな2本のリボンのようです。残念ながら、過去のミームの侵略と最近の夢境の騒動により、分厚い雲霧に覆われたその姿を見るのは困難でしょう。しかし、貴重な午後の時間を無駄にしてはなりません。2階のパーティールームではアートサロンが不定期で開かれていますし、船長室下方のダイニングバーでは、思いがけないサプライズがあるかもしれません。

時の流れとは常に物悲しいものです。歌声が聞こえ、空が赤く染まると「ブルーの刻」がこの旅に情緒を添えることでしょう。暉長石号は空を旅し、トワイライト号は海底を歩いています。熱気にあふれたゲストたちはダンスホールを埋め尽くします。その前にお気に入りのパートナーを見つけるのがよいでしょう。ビジネスのライバルや関係がギクシャクしている恋人を誘って一緒に踊るのもよいでしょう。海面には夜空いっぱいの星が映し出され、宝石が散りばめられたようになり、どれほど大きな怒りであっても跡形もなく消え去ります。

最後の「黄金の刻」については、ご自分の目でしっかりと味わってください。

記憶域童話・幽霊船の物語

童話集。記憶域の中を永遠に航行する幽霊船の物語を紹介している。

記憶域童話・幽霊船の物語

記憶域は果てしなく広大で、失われた魂の欠片が集まり、永遠の幽霊船へとやって来る。

漁師のような人形が幽霊船のマストの上に座り、その手のランタンは青い光を放っている。魂の欠片たちは、光を追いかける生物のように吸い寄せられ、甲板にはい上がってくる。

記憶域に潜っていた科学者の少女が漁師に釣り上げられた。そして、それこそが彼女の目的だった。幽霊船の内部に潜入するのだ。
船には誰もおらず、彼女の足音だけがガランとした廊下に響き渡っていた。
驚いたことに、船内はすべてが新しいままであるかのようだった。光り輝く食器、湯気を立てている熱いスープ、曲を流している自動ピアノ……
彼女は船長室に入った。ホログラムの海図と精密機器がまだ動いていた。しかし、彼女が目にした日誌に書かれていた日付は――
30琥珀紀前のものだった。

その瞬間、明かりが暗くなった。
誰かが近付いてきているようだ。
彼女はドアのそばに立ち、手の中の武器を握りしめた。
重い息遣い。血の匂いがますます強くなる。
その人物は彼女に飛びかかり、彼女は引き金を引いた――
「助けて……」
その人物の顔を見た彼女は、恐怖でその場に立ち尽くした。
「私が殺したのは…私……」
彼女はなりふり構わず走って逃げ出した。
12システム時間後、記憶域に潜っていた科学者の少女が漁師に釣り上げられた。そして、それこそが彼女の目的だった。幽霊船の内部に潜入するのだ。

航行の注意事項

何かのいたずらめいたルールや怪談

航行の注意事項

本マニュアルは暉長石号乗員の行動規範である。
乗客の安全を保証するため、暉長石号の全乗員はこの規範を厳守するものとする。違反者は厳しく処罰する。

1. 自分が暉長石号の乗員であること、自分の上長の立場、船長があらゆる状況における最終決定者であることを忘れてはならない。いかなる状況でも必ず冷静さを保ち、自ら他者と争うことがあってはならない。

2. 本船のすべての機能エリアと連絡通路を記憶し、自分の作業エリア内を厳格に守って活動すること。船内に見知らぬエリア(古い書斎、監禁室、エレベーターなど)が出現したことに気付いた場合は、決して立ち入らず、ただちに精神浄化部に連絡し、24システム時間以内に自己隔離を行うこと。

3. 船内で観光する乗客に記憶域の深部を長時間見つめないよう注意すること。手すりのそばで乗客に揺れる、叫ぶ、輪郭がぼやけるなどの現象が見られた場合、その乗客とは一切目を合わせず、ただちに精神浄化部に連絡すること。

4. 幽霊船に関するいかなるうわさも話してはならず、幽霊船に関する流言を拡散してはならない。幽霊船の話をしてきた人がいれば、毎回記録を取り、彼らが舌を持っていないか確認すること。

5. 彼らが舌を持っていない場合、巧みに彼らを暉長石号の船尾に誘導し、専門スタッフに任せること。背後から何か聞こえたとしても、決して振り向いてはならず、ただちにその場から立ち去ること。

6. 定期的に精神浄化部の検査を受けること。船体点検の後は特に重要である。

以上の規則は乗客の体験を向上させるだけでなく、乗員自身の安全を守ることにも役立つ。
このマニュアルは内部配布用です。拾われた方は船長室に届けてください。

制作者:■■■■■■■
著作権所有、無断転載禁止

折り紙大学七不思議

折り紙大学の学生による、校内で起こる数々の不思議な事件に関する記録。

折り紙大学七不思議

1.廃倉庫

初期バージョン:

これは私の寮友がOBから聞いた話だ。学校の図書館の地下に長い間使わなくなった大きな倉庫があるらしい。そこには廃棄された教材、時代遅れの本、そして遠い昔の雑誌など古い書物が保管されている。

現実世界の本は保存状態が悪いと虫がつくように、あの倉庫にある本にも「何か」がついていた。先輩もその正体がわからないらしいが、記憶域ミームの類ではないかと推測している。とにかくあの間、図書館があるエリアは封鎖され、ハウンドたちが頻繁に出入りしていたらしい。そして…入ったきり二度と出てこなかった人もいるとか。

肝が据わっているやつが図書館に入り込もうとしたが、失敗したらしい。後から聞いた話によると、あの人はハウンドに見つかる前に、地下からものすごく恐ろしい叫び声が聞こえたと言っていた。

しばらくしたら図書館が再開した。以前と何一つ変わらなかったようだが、倉庫につながる扉だけがなくなっていた。

流行りの変種:

あの図書館の地下に危機時代の記憶域ミームが隠されていたという噂がある。これは学校BBSの怪異事件募集スレッドから出たもので、原文は以下の通り:

「通常のミームとは違い、このミームは人間と長く接しすぎたせいで、人間の外見と知性を手に入れ、非常に厄介な存在となりました。それで最終的にはハウンド家、ガーデン・オブ・リコレクション、スターピースカンパニーによって包囲討伐され、図書館の地下に閉じ込められたのです」

筆者のコメント:

この変種についてさらなる情報を掘り出そうとしたが、収穫はほとんどなかった。でも「折り紙大学が建設されたのは、大勢の学生の潜在意識を利用してこのミームを押さえこむため」との記述はあり、もと話との繋がりとして掘り下げる価値がありそうだ。

2.霧の中の小鳥

初期バージョン:

あの件?もちろん知ってるよ。場所はハーモニー学部の西南側にある噴水の近くだよね?何人も遭遇したって聞いてるし、ほぼ同じシチュエーションなんだって。1人で歩いていたら、突然霧が立ち込み、何も見えなくなってしまう。どの方向へ進んでも霧からは出られないけど、鳥の鳴き声を頼りにすれば、噴水のそばに着くんだって。

でもね…ことの一部始終を目撃したというウェルス学部の学生によると、「迷子」になった人はずっと噴泉の近くをうろうろしていただけらしい。

流行りの変種:

霧の中の鳥の鳴き声について、今一番流行ってるのはこのバージョン。実は大学建設の期間中に事故で亡くなったドリームメーカーの魂が折り紙の小鳥になったとのこと。

小鳥が道案内してくれた理由?学生たちを守っているという説があるけど、寂しいからかくれんぼがしたいという説もある。

筆者のコメント:

「クロックボーイ」シリーズのキャラクターはよくピノコニーの怪談に登場したりする。

「折り紙の小鳥」の伝説は地域によって異なるバージョンが存在し、細々とした記述もその地域の文化に影響されるが(例えば「黄金の刻」では、幽霊の正体は夢追い人だと伝われている)、ストーリーテリング(視点の切り替えなど)と主な要素(霧、迷子、鳥の鳴き声)は各地域でほぼ一致している。

3.変形教授

初期バージョン:

みんながそう言ってるだけで、自分の目で見たわけじゃないけど…正直に言うと、あれは結構信ぴょう性があると思ってる。ウェルス学部にいるあのめっちゃ嫌われてる教授のことは知ってるよね?選択科目の授業なのにいっつも点呼するし、試験の採点にも非常に厳しいあの人!

この間、彼が風船になったって聞いた…ある日の授業で抜き打ちテストすると言い出して、不合格の人は単位がもらえないとかなんだとか。それで1人の学生が彼と口喧嘩になって、教授が「テストをキャンセルして欲しい?いいでしょう。私が今すぐ風船にでもなったらキャンセルしてあげますよ」と言った途端…

滑稽な笑顔のピエロが描かれた赤い風船になったんだって。

流行りの変種:

他のバージョンでは、教授と学生が揉めた原因は劣等生をわざと困らせた、カップルを罵った(授業の秩序を乱していると思ったらしい)、授業内容に過ちがあった(そして頑なにそれを認めようとしなかった)などになっている。

筆者のコメント:

調査の途中、私はとある興味深い現象に気づいた。他の怪談と比べ、この話を語る人たちはより「積極的」だったと。

この話を語る時、彼らは一定の喜びと満足を示しており(時には他人の災難を面白がる傾向も)、目配りとジェスチャーを使い、「ユーモア」で自身の(とある嫌われ教授に対する)攻撃性を誤魔化している。

4.不合格のメッセージ

初期バージョン:

■■■ムカつく!信じてなかったけど、こんなの縁起が悪すぎるよ。どこの■■がこんなメッセージを送ってるんだ?ほら、これを見てみろ――

「3日以内にこのメッセージを20人に転送しないと、本学期のテストが全部赤点になってしまいます。信じないなら従わなくてもいいですよ~」

このメッセージの指示に従わなかった人は全員赤点を取ったって聞いてる…まさかどこかの教授の悪ふざけなのか?■■■■、犯人を捕まえたら、夢から覚めるまで殴ってやる!

流行りの変種:

メッセージの出所について、今流行ってる説は以下の通りである。
成績が悪すぎて何年も留年していた学生。不正が暴かれ奨学金を失った優等生。若者嫌いな陰険な老いぼれ教授。

筆者のコメント:

誰だろうと、こんなことする人は絶対に陰湿な変態に違いない。

5.交錯する時空

初期バージョン:

なんていうか…こういうのってやっぱりロマンチックだよね。ほら、「ただここで会うために時空を超える」っていう素敵な感じ!

えっと、本題に戻るよ。あの机の位置は知ってるよね?そう、3階の突当りにある自習室、窓側の列の一番後ろの机。友達の友達があの机にメッセージを残したら、なんとグラークス校長の教え子の幽霊が返事してくれたんだって!

え?違うよ、彼女は行方不明になってないし、変な呪いもかけられてない。ごく短い会話だったけど、とても楽しかったんだって。この話が本当だって証明できない以外、何もかも素晴らしいよ。さっきも言った通り、小説の中にしかない展開みたいで素敵でしょ?

流行りの変種:

この怪談の各バージョンの違いは、主にその「危険性」にある。最初のバージョンに登場する幽霊は無害だったが、次第に「呪い」「代価」「行方不明」のようなホラー要素が増えたのだった。

筆者のコメント:

怪談が伝わる過程で、人々は「ディテール」を付け加えることで物語の活力を保とうとする。この怪談を例に、最初のバージョンと後続の変種と比べてみると、それらの話題性と伝播範囲には大きな差があることがわかる。

似たような手段として、ストーリーの肉付け(伏線やその回収など)、より具体的なシチュエーション作り(被害者や救助者に対する細かい描写など)、地方の民俗や個人の経歴と結びつける(特定の対象が共感しやすくなる)などが挙げられる。

6.木陰

初期バージョン:

この話もただの風の噂で聞いただけなんだけど…それ以来、あの庭には行かないようにしてた。

庭の東北側に大きなガジュマルがあるのは知ってるよね?あるカップルがあの木の下でデートしてて、いいムードになってきた時、頭上で激しい葉擦れが起きて、猫がケンカしてるみたいな物音も聞こえてきたらしい。

騒音で興ざめになったカップルは帰っていったんだけど、次の日、何者かがあのガジュマルの上で首を吊って死んだと知ったの。首を吊った人は何らかの原因で目を覚ませなかったから、長時間の「死」を体験して精神が崩壊したんだって。

流行りの変種:

この怪談は伝わる過程で本来の筋書きはあまり変わっておらず、ほんの少しのディテールが加われただけ。例えば邪魔された後のカップルの口喧嘩や、彼らが真相を知った後の反応など。

筆者のコメント:

「交錯する時空」と比べて、この怪談は最初から整ったストーリーと読者の興味をそそる要素を備えている。だから伝播される際、人々は物語を「書き換える」より「肉付け」をする傾向にある。

しかしこの物語には問題がある。「夢の中で激しい刺激を受けた人はなぜ即座に覚めなかったのか」?これは美しき夢の安全性に関わる大きな問題。やっぱり人々はホラーを追い求めたり、猟奇的な心理を満たしたりする時にある程度のロジックの破綻を無視するものなんだと思う。

7.留年

初期バージョン:

僕に言わせてみれば、金融学に入れ込みすぎたのがよくなかったんだ!あの人は僕より2年上の先輩で、普段口数が少ないし友達もほとんどいないから、かなり地味な人だったんだ。

その後は…成績の問題で留年になるから、プレッシャーに耐えられず頭がおかしくなって、自殺するようになったって聞いた。そう、自殺。校舎の屋上から飛び降りたり、プールに飛び込んだり、ガジュマルで首を吊ったり…ほとんどの場合は近くにいる人に止められたんだけど、あの頃は大学での奇景になってたな。

その後?それは僕にも知らないな。噂によると、夢の中で自殺することに慣れてしまって、現実に戻った時も自殺して、本当に死んでしまったらしい。

とにかく、今学期はまだ彼を見かけてない。

流行りの変種:

調査によると、折り紙大学の全学部において似たような怪談が存在する。ほかのバージョンで主人公が挫折した原因は失恋、家庭内トラブル、いじめ、教師による差別、その他個人的な心理問題など。そして物語は主人公(夢と現実を区別できなくなったため)の死で終わるものが多い。

筆者のコメント:

この怪談は現実味の強い警告である。「先輩が挫折した原因」は学生のストレスと焦燥感を、そして結末は夢に入ることに対する人々の懸念を表している。

8.バナーネモンキー

初期バージョン:

「調査中」

流行りの変種:

「調査中」

筆者のコメント:

※ 少し前の「バナーネモンキー」のブームが突然去っていた。みんなの反応が「普通」すぎてどうも怪しい。

9.錆び墨ラジオ局

初期バージョン:

「調査中」

流行りの変種:

「調査中」

筆者のコメント:

※ あのラジオ局は絶対に怪しい。誰も信じなくてもいい、私が徹底的に調査するから!

イーサンズビルへようこそ(パイロット版)

奇妙な内容が満載な原稿のコピー。あるラジオ番組の記録らしい。

イーサンズビルへようこそ(パイロット版)

OP:
【オープニングテーマを再生】

夢を作りし者が我らに永遠なる黄昏を授け、凡人から赤黒い真夜中と白金の黎明を遠ざけた。

夕陽が白と黒の大理石の城を照らす。ようこそ、セライフェスへ——

コミュニティニュース

親愛なるリスナーたちよ、こんばんは。私は司会を担当しておる、シセルと申します。いい知らせが届きました——

本日から、全宇宙に向けて錆び墨ラジオ局が放送を始めます。

記者兼カメラマンのラファエルさんからの速報です。

「黄昏の外、星の光の中、凍てついた蜘蛛の糸の小道」

「記憶の海の下、虚空の上、築かれし永遠の城」

天気予報

気象局より1級警報。

約2黄昏時間後、コミュニティ南部に広範囲の砂嵐が発生します。

今回の砂嵐では、「希望」の欠片の含有量が3級に達し、長時間の閃光が伴います。

住民、特に「庭師」などの多眼種族の皆様には、前もって室内に避難し、窓とドアを完全に閉ざして汚染を避けてください。

教会は砂嵐終了後1黄昏時間から、清掃活動を始めます。遮蔽物が見つからない場合、回収された後に順調に深い眠りに入れるよう、夢の砂の中に潜ってください。

コミュニティニュース

13黄昏時間前、教会が白船広場で今年の告解集会を行いました。

シスター・ベリルは3333名もの信者に賜福を与え、彼らに解離性変性を発生させました。うち3名は聖歌隊のメンバーです。

今回の賜福は27街区に影響を及ぼしました。現在、教会はすべての残響を払い、正式にシスター・ベリルに主席の座を授与しました。

また、本集会による大量の人員流失につきましては、教会が鏡の城に向けて募集し、補充する可能性があります。

コミュニティ間の交流と経済の発展に大きく貢献してくれたシスターさんに感謝しましょう。

広告

ここで求人広告を入れます。

腐敗沼レストランがパティシエを1名募集しております。要求は以下:

1. 脳科学分野の研究に長けており、生物組織の交雑と培養に豊富な経験あり。

2. 健康であること。さまざまな異常気象と教会の賜福に対して一定の耐性がある必要あり。

3. 「神殿」システムの操作経験がある方優先。

給与および福利厚生:

1. 住み込み、食事つき。無料でキッチンを使用可能。レストランが定期的に限定食材を提供いたします。

2. 本店のスタッフは深い睡眠を必要とせず、定年退職後は回収され、レストランの倉庫に収納されます。

コミュニティニュース

下記が本シーズンのビデオ屋の商品リストとなります。購入条件を満たしているお客様は、指定の時間にてご来店ください。

1. ビデオ「狩りの夜」

満月の夜に獣を狩るドキュメンタリー。故郷を失った狩人が生贄儀式を通して本店に委託販売した品です。

古の神の影響が残っておりますので、教会のメンバーや鏡の城の住民がこの商品に触れないようご注意ください。

2. CD「鐘の音」

本来は神々が作った、希望を伝承するための曲ですが、最後は絶望によって徹底的に侵蝕されてしまった。

灰の中に保存してください。また、「絶望」含有量の高い砂嵐の間に再生しないようお願いいたします。

3. レコード「聖歌隊」

聖歌隊のメンバーが解離した後の残響。新任の首席シスターの賜福が込められております。

特殊な状況を除き、封を切らないでください。

ED:
【エンディングテーマを再生】

永遠の日没が永遠の夢を守ることを。夢より生まれしものが夢の中で安らかに眠ることを。

リスナーの皆様、黄昏の谷でまたお会いできることを楽しみにしています。

ドリームメイク学部シラバス

学部の課程が詳細に記されているシラバス。保護者と学生に今後の学習計画を提示している。体系的な学習を通して一人前のドリームメーカーを育成することが目的。

ドリームメイク学部シラバス

我が学部は折り紙大学の重要学部の1つであり、新世代のドリームメーカーを育てる重責を担っている。
ドリームメーカーは夢境世界の創造者である。彼らは非凡なる創造力と想像力を以って夢境を現実と違わない世界に作り上げる。
本シラバスの目的は、生徒がドリームメイクに必要な理論知識と実践スキルを身に着け、優秀なドリームメーカーになれるよう、体系的かつ全面的なドリームメイク教育を提供すること。

一、育成目標
1. 基礎知識について:憶質物理学、夢境美術、夢境工学などの核心となる知識を含む、ドリームメイクの基本原理および方法を把握すること。
2. 能力について:優秀な創造力と想像力を培い、学んだ知識で様々な種類の夢境建造物の設計・建造を独立で行えること。
3. 素質について:ドリームメーカーのあるべき職業意識と道徳観を持ち、ドリームメイクの社会的責任を十分に理解して実践できること。

二、学制と単位
ドリームメイク学部は4年制で、2学期制を実施している。各学期の長さは18週間である。生徒は160単位を取得することで卒業できる。
単位構成は以下のように:
1. 教養課程:20単位
2. 専門課程基礎課程:35単位
3. 専門課程核心課程:70単位
4. 専門課程選択科目:25単位
5. 卒業制作:10単位

三、課程について
【第一学年:礎の年】
1. 想像力訓練(8単位):一連の訓練で生徒の想像力を刺激し、思考を広げる。
2. 憶質物理学(9単位):憶質の物理特性、および夢境建造における憶質の応用を学ぶ。
3. 夢境美術基礎(9単位):夢境建造における色彩、構図、光源と陰影などの美術要素の運用を学ぶ。
4. 空間幾何学(9単位):空間、形状、構造など、建築に関する幾何学の基礎を学ぶ。
5. 教養課程(5単位):ピノコニーについて。ピノコニーの歴史、文化、価値観を知る。

【第二学年:遊歴の年】
1. ドリームメイク技術(10単位):ベテランドリームメーカーの元で憶質成形、夢境紡織などのドリームメイク技術を学ぶ。
2. 実地見学(6単位):先輩たちのドリームメイク作品を見学し、彼らの理念と技術を学ぶ。
3. 民俗取材(6単位):さまざまな地域の民俗を知り、そこからインスピレーションを得る。
4. クロスオーバー・ドリームメイク(10単位):音楽や絵画など、他の芸術形式をドリームメイクに織り交ぜ、表現力を高める。
5. 教養課程(9単位):星間文明概論。異なる文明間の交流と衝突を知る。

【第三学年:磨きの年】
1. 夢境工学(11単位):大型夢境工程の設計、計画、および管理方法を把握する。
2. 局限建造(11単位):劣悪な環境で夢境を建造する方法およびその策略。
3. 感情投影(11単位):感情を夢境空間に融合させ、夢の中にいる人に豊かな感情体験を与える方法を学ぶ。
4. ドリームメイク実習(9単位):ドリームメイクの最前線で夢境建設プロジェクトに参加する。
5. 教養課程(2単位):ドリームメイク技術の発展がもたらした倫理、社会責任、および職業倫理に関する問題を知る。

【第四学年:成才の年】
1. 未来ドリームメイク学(4単位):先端技術の発展を知り、ドリームメイクの未来を構想する。
2. ドリームメイク管理学(4単位):プロジェクトマネジメント、協力建設など、ドリームメーカーに必須な管理スキルを学ぶ。
3. 専門課程選択科目(25単位):生徒本人の意向に基づき、夢境生態学、多次元ドリームメイク、夢境の修復とメンテナンス、夢境景観、テーマデザインなどの細分割領域の中から興味のあるものを学ぶ。
4. 卒業制作(10単位):大学で学んだすべてを活用し、独立で夢境空間を構築し、建造を行う。
5. 教養課程(4単位):「ファミリー」の理念を知り、異なる文化背景を持つ者同士のコミュニケーションと協力能力を培う。

四、指導基準
1. 理論と実践を組み合わせ、生徒が学んだことをドリームメイクプロジェクトに応用することを奨励する。
2. 各生徒に合った教育を施す。生徒の創造力を刺激し、生徒の個性を尊重した養成計画を組む。
3. 教員と教育の質を上げ、業界の専門家を臨時教師として実践専門課程に招待する。
4. 学部とピノコニー現地企業の提携関係を強化し、生徒により多くのインターン、就職機会を提供する。
5. ドリームメイクの倫理教育を重視し、生徒の社会責任感を培う。

五、教育の質の保証
1. 教育監督制度を整備すること。定期的に教育業務会議を開き、生徒指導における難点について話し合う。
2. 生徒と教員の相互評価システムを立ち上げる。
3. 定期的に教員評価を行い、継続的に教育の質を改善する。

ドリームメイク学部は「想像力が未来を創る」という理念に基づき、しっかりとした基礎と実践スキルを持つ、創造力の高いドリームメイクの人材を育てます。我が学部の卒業生がピノコニーの支柱となり、より素晴らしい夢の世界を築いていくことを願っています。

折り紙大学学生手帳・第43版修正意見

教師たちが学生手帳に対して変更を行った時の詳細記録。討論内容から折り紙大学の自由奔放な学風が感じられる。

折り紙大学学生手帳・第43版修正意見

……

新入生ガイド(第3ページ末尾)について
設備の不具合に遭遇した場合、大学の技術部門の技術部部員に連絡してください。
- なんで技術部門の職員を全員解雇したんでしたっけ?
- 去年のウェルス学部の新入生が報告書を提出して、学園通信ネットワークに40以上の重大バグがあるとしてきしたのですが、当時の技術チームはそれを無視しました。その後、報告書が正しいことを証明するため、あの生徒がネットにハッキングしてすべての生徒の成績表をルサカ星の海洋生物図鑑に書き換えました。
- それで、その事件はどう解決されたのですか?
- 彼らに聞いてください。
- 可決。

学部施設ガイド(第15ページ真ん中)について
ロマンチックなムードと夢境事故の楽しみを味わいたいのなら、ハーモニー学部の主校舎の屋上がベストチョイスです!ここからは刻の全景色を目に焼き付けることができますし、友達と一緒にハーモニーを演奏するのに最適です。もし告白が断られたら、ここから飛び降りて、波涛の如きインスピレーションを獲得しましょう
- 理由は言うまでもありません。
- 我が校は自由であると思いますが?
- そうですよ。ここは夢境ですし、何の問題もありません。
- 去年のハーモニー学部の優秀卒業生が故郷に帰った後に何が起きたかは、教員の皆さんもご存じですよね?
- 投票結果は46:44、残りの教員は棄権。可決。

優秀教員紹介(第47ページ)を新規追加
ウェルス学部‐ジェイムス・ホーキンス
- ホーキンス先生は確かに優秀です。彼の授業は生徒の匿名評価で、ウェルス学部唯一の好評を獲得してます。それに、彼の教え子は多くがカンパニーに就職してます。
- 最初の頃、彼が密航者だとバレるまで、半年間も教員を装って行動していたんですよ。これだけでも彼の能力は疑いのないものだと証明できます。
- 全会一致で可決。

優秀卒業生紹介(第59ページ下の部分)を削除
ドリームメイク学部‐阿雪
- ある新入生が優秀卒業生について尋ねて来たのですが、この生徒だけは何をしたのか全く思い出せません。
- デール教授がこの件について私を訪ねましたが、私もこの生徒のことが記憶にありません。そして彼女と同じ年に卒業した生徒に連絡を取りましたが、誰も彼女を知りませんでした。
- 果たしてうちの学部にこんな生徒はいたのでしょうか?
- 可決。この件については、後日のミーティングで話し合う。

……

規則の部分(第32ページ~第40ページ)を調整
(訂正)生徒が校内で過度にスラーダ™およびその派生ドリンクを摂取することを禁止する。クールスラーダを除く。
- この項目はすでに70回以上訂正されています。その理由を述べてください。
- 鄧準教授が声楽授業でスラーダを17本飲んだため、自分も飲みたいという理由で生徒に通報されました。しかし鄧準教授は体温を保ち、体力を補充するためにスラーダを飲んでいるのです。それに、彼の胃病も生徒たちの勝手なふるまいに腹を立てたことが原因です。
- 学部はこの方法を推奨しませんが、鄧準教授の授業水準が高いことを鑑み、暫定的に可決とします。

(追加)勉強の名目で教員の私有財産を勝手に使うことを禁止にする。
- この件を単独でリストアップする必要はありますか?それに、弁筐のためであるのなら、私たちも大目に見てあげるべきでは?
- 去年のことです。ドリームメイク学部の生徒たちが夜中に私の車を解体し、部品をオフィスに運んでそこで再度組み上げたんです!そして期末テストで高得点をあげないと車の移動を手伝わないと私を脅しました。車は扉より大きかったためそのままでは外に出せず、私は2ヶ月間もの間徒歩で出勤し、毎日退勤後に車を解体するハメになりました。
- 学校のすべてのキーボードのキーを外し、ランダムに取り付け直したらソネットになった生徒たちのことですか?
- 思い出しました。ドリームメイク学部が彼らの技術力の高さを褒めてましたね。それに、あの生徒たちは卒業後に有名な星間工業企業に就職したと聞いてます…で、あなたは彼らに高得点をあげましたか?
- あげました。
- 可決。

……

否決された変更:

規則を新規追加
生徒は自分を猫、犬、石、または別の何かにしてはいけない。
- 皆さん、落ち着いてください。この訂正案を提出した教員はすでに解雇されました。
- あの人はモンブ先生に個人的な恨みがあったのだと思います。モンブ先生が恐竜であることは誰も知っていますし。
- このような意見が提出されて誠に残念に思います。

優秀教員紹介(第48ページ)を削除
ハーモニー学部-ミス・清粧
- 武装抵抗組織を立ち上げたことで逮捕された元教員をここに載せるのはあまり良くないと思います。
- けどそれが原因で、彼女は生徒の間でより人気になりました。彼女を「姉御」と呼ぶ生徒まで出て来てます。それに今年のハーモニー学部の宣伝イラストも彼女になってます。
- 道理でハーモニー学部の出し物に硝煙や戦争の要素やイメージが多かったわけだ。
- この2件は関係のないことだと思いますが?
- 投票結果は22:50、残りの教員は棄権。否決のため、この内容を保留。

……

バナーネ部に3,000,000ルーサン幣を来年度の活動予算として付けるように
- これは学生手帳の改訂だ!こんなふざけた案を出したのは誰だ?学長室に来るよう伝えておけ!

夢路交通事故集

ハウンド家がファミリー向けに発行したマニュアル。夢境で発生した交通事故および後処理の流れと関連取材が記録されている。

夢路交通事故集

最近のピノコニーの情勢の変化に対応するため、エリアのセキュリティ担当者は本資料を熟読するように

事故記録1
とあるオムニックの観光客が黄金の刻を観光していた時、外見調整屋の近くの道路にてスピードを出していたウートペンに轢かれた。事故により1人(乗客)が夢から目覚め、ウートペンが破損した。オムニックの観光客は衣服の損傷以外に目立った負傷はしていない。乗り物の破片とオムニックの観光客の憶質でできた磁性の身体がくっついたため、夢境をはなれた後も違和感が残った。最終的に夢境にて「認知手術」を受け、分離に成功した。

事故処理者取材:
「……そりゃあ、揉めに揉めたさ。あの『ウートペン』は公共の乗り物ですから——当時の様子を見ていないのでどれぐらい面白いかわからないと思いますが、人からラッパが生えたようでしたよ!あははは!
…ふう、もう録音してるんでしたっけ?えっと、だったらこの面白い話はまたあとでしましょう。オムニックのお客様の身体はとても硬い素材で出来ていて、外部からの力によって破損することはほぼありません。なので、また同じような事故が起きた場合、まず他の種族のお客様の身の安全を確保……いいえ!無機生命体を差別しているわけではありません!事件の話だけしませんか?
もしお客様が心理的な治療を必要としている場合は、アイリス家の人に連絡してください……」

...

事故記録18
とある夢追い人がバブルピンボールマシンを使ってエリア間の移動を行っていた際、設備の故障により、反射板が設定位置まで移動する前にピンボールが発射された。これによりピンボールは2回バウンドしたのち、人だかりに突っ込んだ。これにより5人が目覚め、周辺にいた14人が同等の衝撃を受けた。当事者はまだショックから回復していないが、後の調査によってこの人は上記の状況を起こすために何度もバブルピンボールマシンを使用していたことがわかった。

事故処理者取材:
「この人(当事者)は、大方数か月は頭がおかしいままになると思います。その後、どうなるかは私にもわかりません。
それから、私たちの(ピン)ボールは滅多に故障しません。今回、設備の担当者が確認したのですが、誰かによって手が加えられていました……ハウンド家にも捜査を依頼しましたが、犯人は見つかっていません。
なので…その……仮面の愚者による犯行だと発表しました。彼らは絶対に気にしないでしょう!
今回の件を通して、私たちはある結論に至りました。それは、各担当者が定期的に担当エリアの(ピン)ボールの動作制御構造が正常に稼働するかを確認するということです」

...

事故記録63
とある観光客が行方不明になったという通報を受けた。事情を知る者によれば、この観光客は「スタインウェイ・ファルコン」に乗って黄昏の刻から黎明の刻に向かおうとしていたそうだ。事故発生後、オーク家は即座に捜索を開始したが、未だに見つかっていない。また、現実のホテルでもこの観光客と連絡が取れない状態になっている。
数日後、行方不明の観光客が乗っていた乗り物が夢境の隙間で見つかったが、誰も乗っていなかった。わずかな手がかりは見つかったが、ファミリーの公共情報チームが即座に介入し、この事故の情報はアクセス禁止にされた。
事故が発生してから数年後、この観光客は■■■で見つかった。また、同時に■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。

事故処理者取材:
「我々は公式に認可されている唯一の時刻間の移動方法(ホテルでの移動)を夢境のガイドに記載することを推奨しています。
観光客がこれ以外の手段で時刻の移動をしようとしているのを発見した場合、各クランのメンバーは阻止してください。もちろん、どうしても説得できなかった場合は、大丈夫です。
また、我々はこの事故は架空のものだと考えています。各クランのメンバーにも認識の統一をお願いしております――夢境に■■■はありません!」

...

事故記録114
突然飛び出してきたオーダーメイドの「エクセスウェルダン」により、折り紙大学のキャンパス周遊バスが道路の中央で玉突き事故を起こした。これにより、1人が夢から覚め、多くの乗り物が破損し、経済損失が10億ルーサン幣にのぼった。調査によると、事故は人為的なものであったことが判明した。事故を起こした個体は個人所有の者で、学生同士のトラブルが原因だと思われる。この事件の影響はかなり広範囲に及んでいる。

事故処理者取材:
「…このようなことは2度と起きてはならない。当時、この件は大学で創作ブームを引き起こしたことは知っていますが、今のピノコニーので同じことが起きたらおしまいです!
学生はみんな、将来の希望の星なのですよ!彼らの保護者が学校に乗り込んできたら、オーディ先生は我々をクビにするでしょう!
何はともあれ、大学側と意見のすり合わせをする必要があります。校区内に入る際のセキュリティチェックを設け、なんでも持ち込むのをやめさせましょう。今、学校のセキュリティは毎週5、6体の記憶域ミームを没収しているんですよ…
——なんですって?バナナを食べるのに忙しくて、対処する暇がない!?」

折り紙大学図書館司書日誌

図書館司書の業務日誌。日付順に記載されており、書籍の貸し出し情報および仕事中に起きた注目すべき出来事が詳細に記録されている。

折り紙大学図書館司書日誌
日誌No.144335
本日の備忘録
第三エリアの本棚の拭き掃除――√
第四エリアの本棚の拭き掃除――√
石膏像に扮している芸術学部の学生の拭き掃除――√

入庫
·『ビフェンサイル、双天の夭折』 総合類・世界史 2A-459
遠くにある二重惑星系世界「ビフェンサイル」の紹介が主な内容である。一部章節は小説形式になっており、信憑性は不明。
この世界の特徴は「高度なシンメトリー概念」であり、二重惑星の知的文明種の文明と個体は対称関係にあり、それぞれの生命の基本構造に似た「反物質」の概念を形成している。そのため、接触すると消滅反応が起きる。
書籍には「……空の裂け目の向こうには自身の『運命の人』がいることは誰もが知っている。彼らは互いに引き寄せ合うが、永遠に接触することは叶わない……」
-作者はビフェンサイル-β出身で、近況はずっと「行方不明」である

·『こんにちは!お腹空いた!』 レシピ 3H-331
様々な世界のレシピをまとめており、項目は非常に複雑で、世界と種族に応じて細かく分類している。例:
「焼き粟の水花実炊き」―ザスカーの家庭料理
「タイバーの漬物」―アブナミアンのご当地料理
書籍にあるレシピのいくつかは食材の入手が困難で、再現するのはほぼ不可能である。
作者不明。「貪慾」か「開拓」の関係者、または食いしん坊のメモキーパーだと思われる。
※ この本はお腹を空かせている
-どういうギャグ?登録員って結構ユーモアセンスがあるんだな。
追記:3Hの本棚にある書籍がすべて消えた。なんでこの本が記憶域ミームだと教えてくれなかったのだ!?
追記:3Hにあったのはすべてレシピ本だった。内容はすべてこのミームに吸収変換されたようである。なるほど……今学期の論文のテーマが決まった。

貸出
·『階差儀システム構造と応用実例』 自然科学・星体学科 6A-061 100日
-借りているのはドリームメイク学部の星体美学の教授が教えている生徒。卒業デザイン用の招待状があり、特別に長期貸し出しが許可されている。

『野心-ルイス・フレミング伝記』 現代文学・風刺文学 15C-180 14日
-貸し出されたのは第43版のルイス・フレミング伝記である――ちなみに各版の内容は全部違う。カンパニーは放置するつもりなのだろうか?
-隣の本棚の本と混同されやすいが、幸いなことに借りる人がいない。

·『有限劇場の魅力的な偶像』 芸術 10A-001 3日
-分類番号が特別だったので、内容を確認してみたが、大劇場の設計図の原稿だった。大劇場が完成した日から図書館で埃を被ってきたのだろう。貸し出されるのは今回が初めてである。
追記:登録している時に気づいたのだが、一部ページに汚れがある。スラーダのようだ…そんな昔からスラーダがあるのだろうか?

返却
·『エネルギー戦争新聞摘要』 歴史文献 9E-044 12日(返却期限内)
-ページが乱れており、欠けているものもある。検査待ち

·『思想家の柱廊の自己実現理論』工学・建築デザイン 6C-151 27日(返却期限内)

·『熱帯夜の資本—市場コントロール』 社会科学・経済学 7E-355 22日(返却期限超過:超過分手数料回収済み)
-借りたのはウェルス学部の学生ではなくドリームメイク学部の生徒のようである。どうやらドリームメイク学部は噂通り大変なようだ。

·『磁力調理器の中の吟柳』 総合類・星球記録 2B-010 12日(返却期限内)
-本書籍の原書はフランシウムで出来ている。夢の中だから大丈夫だが…それでも気をつけなければならない。そうでなければ、本書籍は一番上で浮いていることになるだろう。

·『折り紙の小鳥の折り紙講座』教科書類・その他 3B-083 13日(返却期限内)
※ 35、173、192ページに破損あり
-議論の結果、しばらく補償手続きは取らないことになった。
追記:この本のページで折った紙飛行機はひとりでに飛んでいった。

……

日誌No.144347
今日の備忘録
ロビーのレイアウトを一新する。ドリームメーカーへの支払いは図書館の予算から支払われる――√
例の本がが本棚の他の本を食べ始めた。退勤後に学校に連絡して回収を行う――×
授業で出されたドリームメイクの課題を終わらせる――×(眠すぎ。明日やる)

入庫
『星辰の刻スポンサー企業名簿』 歴史文献 9G-011
琥珀2158紀に第一版が発効され、合計で370版出ている。
星辰の刻で開催されたスポーツイベントのスポンサーになった団体や個人が貢献度順に記録されている。70ページほどあり、中には聞き覚えのある名前――銀河のスター、有名な星間富豪、さらには2名の天才クラブのメンバーの名前もある……
「署名無し(テレパシー・スパイダー)- 700,000ルーサン幣、銭可通様 - 700,000ルーサン幣…ニオーニ様 - 15ルーサン幣?」このニオーニって人は、街にあるマネーギフター以下である。イベントの主催者はすべての寄付者の気持ちを大切にしていることがわかる。

·『スペクタクルヒーロー』現代文学・ファンタジー小説 15A-545
この小説は一人称視点で進み、何の変哲もない1人のハインズ人が架空の7つの月を持つ惑星系世界で旅をするという物語である。
種族の特性により主人公は6倍の大きさになって様々なトラブルを引き起こしたが、ひょんなことにこの世界のヒーローになる。物語の最後、主人公はこの世界に定住することを決める。
-ハインズの若者たちの間で流行っている小説で、多くの人が小説内のような経験をすることを思い描いたことあるだろう。しかし残念ながら現在発見されている7つの月を持つ世界のほとんどには知的生命体はいない……

貸出
·『』 類 λ0-000 ◆◆
-登録システムのエラーだろうか?次にメンテナンスする時はパンクロードの商品を買おう。
追記:本を借りたのは「虚構歴史学者」または「リドラー」のはずだ。紛失届を出そう。

·『レンズから星空まで』伝記類 14B-071 15日

·『足が見えない』自然科学・栄養学 6E-119 60日
-借りた人の健康を願う。

·『スクリューファッション第3580号増刊』 定期刊行物 18B-840 2日

返却
·『虎を2匹の犬-往日の荒夢』 古典文学 9E-044 12日(返却期限内)
-ページの憶質の劣化が著しい。補修が必要。

·『スクリューファッション創刊号』 定期刊行物 配架予定 127020日(返却期限内)
※ 完璧な保存状態である。非常に価値の高い文化財
-??????

『彩の夢学園祭特集号』(抜粋)

折り紙大学の新聞部が発行している学内新聞の特集号。今回の彩の夢学園祭の盛り上がりを記録しており、様々なブースをはじめ学生たちへのインタビューも掲載されている。

『彩の夢学園祭特集号』(抜粋)
ブース紹介
今回の彩の夢学園祭で出展しているブースの数は過去最高だそうだ。学部が開催する新入生歓迎イベントのほかに、生徒や部活が出展申請をしたブース数は200にものぼったため、大学側はブース出展資格の審査を厳しくせざるを得なかった。企画が明確でなく魅力に欠ける場合、審査は通らないと思われるので、情熱的な参加者の皆さんにはご理解いただけると嬉しい。
以下は今回の学園祭の出展ブースの調査レポートである――

スイーツブース
ブースの出展者はいかにスイーツを美しく作るかにこだわりを持っていると言わざるを得ない。普通の味のオークロールも、特別なデザイン設計を施され、学校内で最も人気のスイーツへと様変わりしている。もちろん、その値段も外見の改良に伴って上がっている。10万信用ポイントもする価格が、生徒たちに受け入れられているとはにわかには信じがたい。

編集部による評価――4/10
理由:斬新な造形、よく知っている味、不合理な値段。ブースの出展者には折り紙大学の消費水準を明確に理解してもらい、自身の経済状況が他の生徒の基準になるという考えを改めてもらいたい。

おもちゃブース
正直に言って、「バナーネモンキー」のブームが過ぎてからも学校内にこれほど忠実なファンがいるとは思わなかった。今にして思えば、猿のおもちゃはブームとなる魅力もなく、十分なバックボーンにも欠けている。流行りを追う学生たちに見捨てられるのは当たり前と言える。ブースの売り上げは我々の考えを裏付けている――編集部が訪ねた時、猿のおもちゃは1つしか売れていなかったのだ。現在、この購入者を探しているので、続報をお楽しみに。

編集部による評価――1/10
理由:周りの学生が何に注目しているかを気にかけるのは何よりも重要である。

部活のブース
多彩な大学生活は常に折り紙大学の特色である。なので、我々は今回、部活宣伝のブースにも足を運んでいる。その中でも文芸部の新入生募集イベントはとりわけ興味深いものであった。興味がある学生はその場で開催されているリレー小説に参加し、経験豊富な部員からアドバイスをもらいながら物語を書くことができるのだ。書いた部分が素晴らしい場合、その場での朗読を求められることもある。我々の知る限り、文芸部の部員は全員朗読技術を学び、音楽フェスでパフォーマンスを披露した経験がある。
もし、書いたものが酷い内容だった場合、現行は印刷され部員たちに食べられてしまう。そのため、我々はすでに5件の食中毒事故を目撃している。安全を考慮して、文才のない学生はこのイベントへの参加を控えるべきだろう。

編集部による評価――8/10
理由:彼らは全生徒に詩と歌がもともと同じものであると示した。しかし、惜しいことに彼らは物語と美食の区別がついていなかったようだ。

生徒たちの言葉
彩の夢学園祭は折り紙大学全体が参加するイベントであり、学生の意見も非常に重要である。そこで我々は数名の学生に、今回の学園祭に対する評価をインタビューした。

「私は非常に満足している。今回の彩の夢学園祭が生徒たちの独立心と自主性を存分に示している。ウェルス学部の代表として、学生たちが積極的に参加している姿を見るのは嬉しい。みんながこのイベントの中で…自分たちを褒めたたえ、自分たちのスタイルを見出せることを願っている!」

――とあるピピシ人の学生へのインタビュー

編集部の返事:相手の身分を知らずに。大変申し訳ない。しかし、この方の喜びは間違いなく本物である。

「モザイクをつけてもらっていいですか?ありがとうございます。では、始めますね。正直に言うと、今回の学園祭は特に言及することはないですね。バンドがパーティより楽しいというのでしょうか。私に言わせれば、学校は介入すべきなんかじゃないんです。全部学生に任せるべきです!」

――とあるウェルス学部の学生へのインタビュー

編集部の返事:しかし、調査データを見るに、学生たちは音楽フェスに関しては満足しているように思える。こちらの「パーティーの王」の観点は少々偏っているようなので、学生の皆には弁証的な見方をしていただきたい

「猿のおもちゃが好きで何が悪い!流行りが過ぎたキャラを推すのはみっともないって?逆に言わせてもらうけど、数日おきに好きなものが変わる人の方が中身がないすっからかんだから!流行りを追うことしか知らない馬鹿!本当情けない!」

――猿のおもちゃの購入者へのインタビュー

編集部の返事:何を好きになるかは個人の自由である。しかし、審美を判断するセンスには優劣があると思う。

「今回の音楽フェスをとても楽しみにしています。ハーモニー学部の選出したバンドの核心となるメンバーは私だけではありません。すべての観客に私の素晴らしい音楽の才能を披露し…皆さんの前で輝きを体現します!」

――ハーモニー学部の学生へのインタビュー

編集部の返事:自信があるのは素晴らしいことである。この学生の音楽フェスでの素晴らしいパフォーマンスを一緒に楽しみにしよう

……

ウェルス学部代表に関する連名の告発状

ウェルス学部の学生が連名で書いた告発書。学部の代表による数々の学業上での不正行為や業務上の過失が列挙されている。

ウェルス学部代表に関する連名の告発状

(上の部分は破かれていて読めない)
…もう我慢できません。ウェルス学部にこのような無責任な先生がいるべきではありません。そしてそれ以上に折り紙大学はこのような人が大学で働くことを許してはなりません!今回は、学部代表の業務上の不正行為を列挙しました。学校が校正な判断をしてくれることを祈っています。

親戚や縁故者を贔屓する。親しい者ばかり雇い、学生自治会の正常の仕事を妨害しようとしている。
まず、現在のウェルス学部の幹部層にどれだけのピピシ人がいるか見てみましょう。教務主任、ピピシ人。財務主任、ピピシ人。大会常務、ピピシ人。後方勤務、ピピシ人……幹部どころか学部内の警備員すらピピシ人です!さらに、信じられないことに彼らは全員ルーサン家の者です!これは合理的と言えるでしょうか?正常な人員配置と言えるのでしょうか?
私たちは学部代表が人事権を乱用し、不正な採用手段を通して彼らをウェルス学部内に招き入れ、学部の運営を支配しているのではないかと疑わずにはいられません。彼がこの件でどれほどの利益を得たのかに関しては、私たちには知る由もありません。
学部を支配できるようになってからも、彼らは満足せず、様々な卑劣な手段を使い、学生自治会も支配しようとしています。卑劣な手段は以下の内容を含むがこれに限りません。GPAを使って学生自治会のメンバーを脅す。独断で選挙のプロセスを変える。正当な理由を欠いた状態で生徒の提案を否決する…そのため、多くの学生幹部が彼らの横暴なやり方に耐え切れずに学生自治会を辞めました。

生徒の論文の剽窃、調査データの改ざんなど深刻な学術不正を行っている
――学生は無料の労働力ではないことを強調いたします!
学部代表は教育の過程において学生を尊重しないだけでなく、学生に食事を買いに行かせたり、掃除などの雑務も任せています。学生が尊敬の念によって教授の言いなりになってはいけないし、教授が尊敬の念を利用して学生を制御するのはもってのほかです!
学生が教授に従うのは、多くの知識を学び、卒業する時に満足できる研究成果を出すためです!しかし!!ウェルス学部の代表は学生のアイデア盗み、発表を手助けするという言い分で、私たちの論文を自分のものにしているのです!心血を注いで完成させた論文が、学部代表の名前で雑誌に掲載されているのです。このような卑劣な行為は許せません!
また、一部の生徒によると、学部代表は論文の執筆の過程で重大な学術不正を行っているそうです。盗作は日常茶飯事で、調査データの修正や改ざんも珍しくありません。自分の説を裏付けるために、彼は他のクランがピノコニーの経済復興において重要な役割を果たしていることを軽視し、ウェルス学部の学会における地位を強調するだけです。このような……
(下の部分は破かれていて読めない)

『ピノコニー芸術史』抜粋

ドリームメイク学部の教科書の抜粋。ピノコニーの文化や伝承について詳しく紹介している。

『ピノコニー芸術史』抜粋

……

第三章・夢境芸術を語る前に…
「監獄」は芸術に無縁な概念に聞こえるが、果たしてそうなのだろうか?
戦時の人々には「芸術」という言葉を使う機会はないのだが、その時は誰もが芸術家のようなものだった。

考えてみるんだ……

想像するだけで作画できる環境。
最も目を引く表現方法で警告を残すギャング。
共感覚ビーコンが適用しない仲間にわかりやすく情報を伝えるためマーキングする夢境開拓者。
自分の所有物を見分けられるよう印をつける人々。
……

それは誰もが自分のスタイルで欲望を表していた時代。人々は所有権やその空間の使い道などを一切無視して、無料で獲得できる色鮮やかな憶質顔料を夢境のあらゆる場所に撒き散らしていた。
特に平坦で広々とした優良「キャンバス」では、数十もの作品が交錯して、奇異で魅力的なミームを呈している。

のちにピノコニーが誕生し、「芸術」という行為が初めて夢境に根付いた頃になっても、「芸術」を語ると人々はまっすぐにどこにでもあるイラストを連想していた――そう、それが今「原初夢境芸術」と呼んでいるラクガキの原型だ。

……

第十二章・夢境と幻夢主義
映画産業は確立された時からピノコニーの主要エンタメ産業であるため、広く知られているだろう。
映画産業が熟知され過ぎているため、奇抜な考えを持つドリームメーカーや関連業者が現れるようになった。
「もう夢の中にいるのなら、わざわざ映画館で平面の映画を見る必要はないのでは?」
そうして、憶質を利用して、夢境だけに存在できる新たな表現形式を作ろうとする芸術家が現れ、幻夢主義が誕生した。
この思想はドリームメーカーの実験から興隆し、1琥珀紀であらゆる芸術の分野に浸透していった。

レンズアート
最初はドリームメーカーが仕事する際の移動手段として使われてたが、多くの夢追い人がその体験に驚きと称賛を表した後、ドリームレンズに基づいた芸術作品が創られるようになった。たとえば、超大型の平面絵画とさまざまな物体が組み合わさった彫刻など。
レンズアートは一時期のブームを起こしたが、人々が原理を理解した後、夢の奇跡に慣れた人から飽きていってしまった。その上、レンズアートは創作難易度が高く、レンズ関連の設備も高価のため、結局はニッチな芸術にとどまった。
それでもレンズアートを観るために、定期的にドリームボーダーを訪れる熱狂的なファンは一定数いる。

ドリームコア
夢境が人々に残した印象には一定の共通点が存在する。その共通の印象を抽出し、芸術として表現するのが「ドリームコア」だ。
そしてもともと夢の中にいるアーティストであれば、より大胆な作品を創れるのだ。
『海辺の館と単眼鏡』 作者不明 夢境建造物 オアシスの刻
この作品の主体は、海辺の館の中に続く廊下と機能している、100万倍拡大されたサルソットスタイルの丹眼鏡である。内部は純白一色で、プールのついたスーパーリミナル空間の集合体となっている。

この類の作品は憶質資源を大量に消費するため、ファミリーに創作を制限されてしまい、やがてクリエイターに見放された。

幻覚芸術
厳密に言えば、他の世界にも似たような芸術は存在する。これは主に鑑賞者の錯覚(空間感覚、色彩のミスリードなど)を引き起こすことで実現される芸術である。そして夢境では、ドリームメイク技術の力を借りて視覚以外の感覚を騙すことが可能だ。
過去のクリエイターは、幻覚芸術こそが最も夢の世界に相応しい芸術と考えていた。「夢はやっぱり奇妙でなきゃ」、これが彼らの主張だった。
ここで有名な作品をいくつか紹介しよう。
『真なるチョウジの追求者』 作者不明 建造物 現在ブルーの刻に収蔵されている
『自分がタンスの外にいると思った?』 作者不明 スラーダの瓶で作った絵画 現在はハウンド家に収容されている
ミーム事故を起こしやる炒め、第四回調和セレモニーの後から幻覚芸術の創作が制限されてしまった。

結論から言えば、幻夢主義時代の芸術の試みはさまざまな原因で失敗に終わったが、その過程は「芸術と称すに足り得る」、あるいは「ピノコニーらしい」と評価されている。
夢の泡映画はその歴史段階で好評を博した唯一の芸術スタイルとして、今まで受け継がれてきた。技術の制限によりピノコニー以外の世界には伝われなかったが、夢の泡映画のこだまは無数の記憶を携えて、最後はピノコニーへと流れ帰るのだ。

……

第十二章・運命が創作に与えた影響
では時間を1琥珀紀進めよう。調和の声がピノコニーで鮮明になってきた時代、不協和音はだんだんと消え行った。

私たちがよく知る折り紙大学の創立者、当時のカタルス家当主グラークスが温和な形でファミリー、および調和の運命が行きつく未来への憂いを示した。

『絵画16作』 グラークス 憶質絵画 現在は折り紙大学博物館に収蔵されている
作品の主体は服装がそれぞれ異なる16名の画家。彼らの頭部は誇張された音符の形をしており、同じ姿勢で全く同じの絵を描いている。

この憶質絵画が表そうとしているテーマは至極明確であり、観た人は特に説明がなくても作者の意図を理解できる。
ファミリーはこの作品は非常に重視していたが、後の有名ドリームメーカー、グラークスの弟子であるフィッシャーがもう1つの作品をもって『絵画16作』に答えた。

『17番目の絵』 フィッシャー 立体憶質絵画 現在は太陽の刻に収蔵されている
この作品は『絵画16作』の構図を汲み、それを立体化すると同時に少し調整を入れた。16名の画家の姿勢はどれも異なっており、一見すると同じ作品を描いているようだが、目を凝らすと絵画の色や陰影に違いがあることがわかる。
『17番目の絵』の巧妙な点は、特定の角度から見ると16個の絵画が繋がって、1つの優雅な風景画になるというところだ。

この2作品は「調和の運命」と「創作の自由」の関係を最もシンプルに表していると思われている。その後まもなくして、折り紙大学が竣工し、グラークスはフィッシャーを次期当主に指名した。このことで、2作品はもう一度大きな話題を起こした。

……

『オーディ・アルファルファ伝』抜粋

有名な記者が執筆したルーサン家当主オーディ・アルファルファの伝記。だが、その内容にどれほどの事実が含まれているのかは謎である。

『オーディ・アルファルファ伝』抜粋

……

夢追い人なら誰もがオーディ・アルファルファの名前を耳にしたことがあるだろう。

もしピノコニーが宇宙の夢の地であるならば、オーディ・アルファルファはこの土地で最も勤勉な耕作者だろう。彼は堅い岩盤を破り、富の種をまき、安定した金融システムを構築し、商品と通貨の十分な流通を実現した。彼の事績はすでに代表的な事例としてウェルス学部の教科書に書かれ、版を重ねても取り上げられ続けている。どの学生も彼と食事の席を共にすることを光栄だと思っており、その席での会話は専門の担当者によって記録され、毎号の『談話集』にまとめられ、外部の研究に供されている。

この世界はエリートに困っておらず、奇抜なアイデアを持つ天才も絶え間なく存在する。しかし、卓越したビジネス界のスターであり、その独自の視点で業界の潮流を導ける人物は数えるほどしかいない。オーディ・アルファルファはその中でも最も際立った存在だ。

ピピシ人が体格で優位に立てなくても、交渉の場では圧倒的な気迫でその場にいる全員を威圧することができる。

各クランの当主が歴史の荒波の中で次々と入れ替わる中でも、彼はルーサン家の頂点に君臨し続けた。

今ではめったに公の場に姿を現さなくなったが、彼の言葉と知恵は、富を求めるすべての人々が苦心して研究する謎めいた真理であり続けている。

オーディ・アルファルファは謎の人物だが、その謎の答えは投資に興味を持つあらゆる人々を強く引きつけている。幸い、彼は惜しみなく教えてくれる。彼がウェルス学部の創設セレモニーで、「チャンスの前では、誰もが平等です」と宣言したように。

以下にオーディ・アルファルファがまとめた成功の秘訣を紹介する。

1. 自分の直感を信じること。いかなる予測モデルも、引き潮の時間を正確に把握することはできない。頼れるのは自分の経験と頭脳だけである。いかなる「インサイダー情報」とやらにも惑わされず、自分の判断力を絶対的に信じ、自分自身を信じること。

2. 富の蓄積にはしっかりとした数学と経済学の基礎が必要だが、成功には必ずしも必要とは限らない。計算が得意であれば、上位のエリートになれるが、すべての人を超えたいならば、理解力と計略が必要となる。心理学や社会学の知識が役立つだろう。

3. 常に市場に注意を払うこと。自分を外界から隔離してはならず、財務諸表や数字ですべてを表すことはできない。オフィスの中にいる時間を短くし、街を歩き、そこで生活している人々と話をしてみること。

4. 最後まで貫き通すこと。トレンドを見極めたら決してあきらめないこと。

……





丸められた紙

どこかで拾った紙くず。持ち主だった人のバナーネモンキーに対する熱狂的な思いが綴られている。

丸められた紙

……
キーバナーネモンキーバナーネモンキーバナー■モンキーバナーネモンキーバナーネモンキーバナ■■ンキーバナーネモンキーバナーネモンキーバナーネモン■■

バナーネモンキーが大好き。あの滑らかな毛、賢そうな目、本当に心までバナナになりそう。バナーネモンキーのグッズにお金をたくさん使った。みんなからは狂っていると言われるけど、その通りだね。どうして食事代を残す必要があるの?バナーネモンキーさえいれば十分なのに……

バナーネモンキーは私の人生に欠かせない存在となった。バナーネモンキーのいない人生は不完全。どうしてこんなにかわいい■■にもっと早く出会わなかったのだろう?もし出会いが運命なら、私は自分の運命を受け入れる。そうでなければ、私は規則性のない出来事を追い求めるだろう。たとえば、私が寝ているとき、バナーネモンキーが空から■■に落ちてくるなど。

いいえ、バナーネモンキーが私の人生。あの日、私は風邪を引いた。私はバナーネモンキーに「どうして風邪を引いたのか分かる?」と聞いたけど、バナーネモンキーは答えてくれなかった。でも、バナーネモンキーは分かっていると思う。それは私がバナーネモンキーに対してまったく抵抗力を持っていないから。もう■■モンキーのことを好きになりたくない。私はもう■■■。もしバナー■■。

いいえ、私の人生はバナーネモンキーの一部。私は■■モンキーになりたい。バナーネモンキーは私を見ている!バナーネモンキーが私に話しかけている!私はバナー■■ンキーなの!?私はバナー■■ンキー!!!私は■■。

■■が恋しい…■■■モンキーが…■■ネが。

(それより下の文字は黒いペンで塗りつぶされ、読み取れない)

……

やっぱり『銀河忍法帖』の方が私には合っている。

折り紙大学の学生処分記録(3)

過去の学生の非行とそれに対する処分結果を記録したもの。現在では学生を処罰するときの重要な参考資料となっている。

折り紙大学の学生処分記録(3)

大学歴■■年
処罰対象者:
ドリームメイク学部 スフェロイドチーム全員
事件概要:
フクロウの怖い人形を学内スフェロイドレース決勝の日に会場に持ち込んだ。人形が故障して走り回り、その過程で3名の無関係な学生が負傷した。事件後、学生はグラークス学長に似た人形がチームに幸運をもたらせると信じていたと供述。
処罰結果:
この行為はスフェロイドレース会場管理条例に違反しているが、学生が学長を敬愛していることに鑑み、処罰内容はドリームメイク学部のレース出場禁止(1年間)とし、今後大学史教育を受けるものとする。

大学歴■■年
処罰対象者:
ハーモニー学部 2年 ヘリオ
事件概要:
学内中央広場にて「決戦-折紙の頂」と銘打ち、他学部の学生にダンスバトルを挑んだ。その後、事態は制御不能になり、学部間の集団乱闘に発展、最終的に複数の学生が精神的ダメージを受けた。
処罰結果:
これは建学以来4回目の集団乱闘事件であるが、学生たちのダンスの動きが優れていることに鑑み、処罰を軽くする。処罰内容は集団乱闘に参加した全員が和解のための抱擁をし(半システム時間)、半年間の奉仕活動を行うものとする。

大学歴■■年
処罰対象者:
ウェルス学部 2年 カーメン
事件概要:
学外の窃盗団を雇い、ドリームメイク学部に潜入させて研究に使用する濃縮憶質を盗ませた。盗んだ量が多く、現在も一部の憶質が回収できていない。これまでのところ、公共の安全を脅かす事件は確認されていない。
処罰結果:
「ピノコニー公共安全法」により、憶質はその■■の特殊性により規制物質に指定されており、許可なく所持することは禁止されている。その悪質性の高さに鑑み、当該学生を退学処分とする。

大学歴■■年
処罰対象者:
ハーモニー学部 1年 ウッディ
事件概要:
大量のミニ真蟄虫模型を作成し、浮遊バルーンに詰め、ピンボールマシンを用いてドリームメイク学部の上空に発射ならびに爆発させたが、方向制御を誤り、真蟄虫模型はすべてハーモニー学部内に落下した。数が非常に多かったため、現在も清掃が完了しておらず、時折、草むらや建物の間に残された真蟄虫模型が見つかる。
処罰結果:
ピンボールマシンを無断で使用し、手製の品を利用してキャンパス内を混乱させる事件を引き起こし、虫嫌いの数名の学生がその場で失神するに至った。しかしながら、真蟄虫模型が精巧に作られていたことに鑑み、処罰を軽くする。処罰内容は、全学の学生および教員に折り紙の小鳥を1羽ずつ作成し、ならびに中央広場で謝罪文を大声で朗読するものとする。

大学歴■■年
処罰対象者:
ウェルス学部 3年 ダートン
事件概要:
ウェルス学部3年の学生ダートンは、新聞や雑誌の販売部数を増やすため、『折り紙ウェルスデイリー』にハーモニー学部やドリームメイク学部の学生を侮辱する写真を掲載し、事実に反するデマを捏造した。刊行物の販売部数はトップになり、悪影響を及ぼした。
処罰結果:
経済的利益のため、公式に認められた刊行物で侮辱的な言論を捏造し、未確認のデマを流したことにより、学生間、学部間の対立を引き起こした。その影響が広範囲に及んでおり、かつ悪質であることに鑑み、当該学生を退学処分とする。

学生法廷に宛てた58通目の請願書

ある執念深い学生による58回目の請願が書かれたもの。ハーモニー学部のレーサー、プレマとその背後にいる謎の組織「同舟会」に関するものらしい。

学生法廷に宛てた58通目の請願書

案件番号:
1000HEZ058

請願者:
ハーモニー学部1年 ヘルツ

請願の主な内容:
折り紙大学に闇が降臨している。学生プレマおよびその背後にあるピピシの謎の勢力「同舟会」を徹底的に調査してもらいたい

請願の詳細:

折り紙大学学生法廷御中

折り紙大学は建学以来、最大の危機に直面しています!!!私は学生法廷にこの事態がいかに壊滅的なものかについて57回も警告してきましたが、いまだに返答をいただけておりません。しかし、これであきらめるつもりはありません!今日、私は改めて請願し、すべての内容を公開することにしました。たとえこの行為が私を危険にさらすことになっても構いません――

先月、折り紙大学第550回学内スフェロイドレース予選において、ハーモニー学部は2年生の学生プレマ(ピピシ人)を学部のトップレーサーに選出し、今年の学内スフェロイドレースにハーモニー学部代表として出場させました。無邪気で純粋な学生たちは、学内初のピピシ人レーサーが誕生したことを祝っていましたが、プレマの選出は、謎の組織――ピピシ人の「同舟会」が背後で
試合を操った結果であることを誰も知らなかったのです。

そうです。皆さんの見間違いではありません――一見弱そうに見えるピピシ人ですが、彼らは昔から「同舟会」という同盟を結んでおり、密かにピノコニーの経済、政治、医療、教育などの重要な部分を闇で操っているのです。簡単に説明しますと、「同舟会」はピピシ人によって設立された古いエリート組織で、その歴史は折り紙大学の創設前にまでさかのぼります。組織の階級制度は厳格で、古いメンバーほど階級が高く、世襲制によって富と権力が代々引き継がれています。組織はピノコニーの政財界のトップエリートを吸収し続け、組織の指導者の意志を実行する者として動かしています。これも表向きには地位の高いピピシ人が少ない理由です。

今回のプレマの事件で、「同舟会」の次の計画が明らかになりました。それは「同舟会」による暗黒の統治の基礎を固めるために、ピノコニーのスポーツエンタメ業に進出し、メインストリームを支配することで民衆の好感を獲得するというものです。「プレマの事件」が構造的陰謀であることを証明するいくつかの決定的証拠があります。

1. まず、スフェロイドレースが開催されて500年間、ピピシのレーサーは一度も現れていません。500年間もできなかったピピシ人が、どうして急にできるようになったのでしょうか?誰かが手助けしたに違いありません。
2. 次に、プレマは他の学部のレースチャンピオン(たとえば、元ウェルス学部チャンピオンのロミオ)から何度も援助や指導を受けていました。このような学部を裏切り、相手を助ける行為は、ロミオが任務を与えられていたり、あるいは何らかの勢力に脅迫されていない限り、説明のつかない行動です。
3. 最後に、最も見過ごされがちな点ですが、プレマのスフェロイドの名前は「羽ばたくピピシ号」といい、これは映画『アスデナ海賊』に出てくる幽霊船の命名方法と同じです。なぜレース用の車に船の名前をつけるのでしょうか?「同舟会」の「舟」という字を考えてみると、実に恐ろしいことです!

普通の学生は視野が狭く、上記3つの事柄を結びつけることはありませんでしたが、私がこの「同舟会」という欠けたピースを補えば、皆さんもきっと悟ることでしょう。最後に、驚くべき事実をお伝えします。なぜこれまで長いこと「同舟会」の陰謀が暴かれなかったのでしょうか?それは、ピピシ人がピノコニーのメディア業界をすでに牛耳っているからです。テレビニュースのキャスター、ウーマがピピシ人であることがその最も直接的な証拠です。

今回の事件が学内の公正性に与える影響、学内の安全に対する潜在的な脅威に鑑み、私は全学生を代表して折り紙大学理事会と学生法廷に以下の要求をいたします。

1. 折り紙大学内の「同舟会」勢力を徹底調査ならびに根絶し、大学から追放してください。
2. すべての在学生および今後入学を予定しているピピシ学生に対して厳格な調査を行ってください。
3. その後、調査結果を全学生に公開し、私個人に謝罪文を送ってください。

もし学生法廷が再び私の請願を無視するならば、私は「同舟会」勢力がすでに学生法廷内部に入り込んでいるものと合理的に疑うことができます。その場合、私は学生法廷ではなく、大学理事会に直接報告します。

折り紙大学を守るのは、全員の責任です!
折り紙大学のことを思う一般学生
ヘルツ

学生法廷・調査結果のお知らせ

最近学生の間で話題となっている「同舟会」に関して、ついに公表された調査結果。

学生法廷・調査結果のお知らせ

案件番号:
1000HEZ058

担当者
学生法廷-学生事務法庭-裁判官 アイリーナ

結果:
内容に事実がないため、訴えを棄却する

学生法廷の返答内容:

親愛なるヘルツさんへ

お世話になっております。
学生法廷に対する信頼と辛抱強さに感謝いたします。まず、過去57回の返答がなかったことについて深くお詫び申し上げますが、理由を説明させてください。あなたの請願書には、未確認またはすでに否定された情報が大量に含まれており、「学生法廷請願規約」を守っていなかったため、受理を拒否しました。

最近のスフェロイドレースの事件と「同舟会」の陰謀論について学内での議論が増え、関係する学生や教職員に不要な戸惑いをもたらしているため、学生法廷はこの機会に関連事件の調査結果を公表することとしました。

1. 調査の結果、プレマさんが先月取得した「学部トップレーサー」の出場資格は折り紙大学スフェロイドレース(グラークス杯)の出場規則の基準を満たしており、いかなる形式の違反行為も存在しませんでした。

2. 多方面からの調査の結果、現時点で「同舟会」の存在を示す証拠は学内から一切発見されていません。さかのぼって調べた結果、この言説は『ピノコニーの未解決ミステリー』第23号に掲載された記事「16人の当主は全員同舟会のメンバーか?謎の組織の真の目的とは一体何か?」で初めて登場したことが分かりました。この刊行物は長年にわたり多くの不正確な情報を含んでおり、学生法廷は「同舟会」理論を典型的な陰謀論と見なしています。

約■■年前、グラークス学長が学内にでスフェロイド競技会を導入し、この大会を通じて学部間の交流と友情を促進し、競争の中で学生たちがさらなる高みを目指すことを期待しました。長年にわたり、学内スフェロイドレース実行委員会はグラークス学長の理念を守り続けており、競技がいずれかの学生、学部、組織に有利になるような公平性の喪失はありませんでした。この大会はこれまでに数百回開催されており、グラークス杯は今も大学スフェロイド競技会の最高の栄誉とされています。そのことも学内の教職員と学生がその公平性を高く評価していることを示しているでしょう。

また、学部を横断した協力は学内スフェロイドレースの歴史において珍しいことではなく、グラークス学長がこの大会を創設した当初の目的と一致しています。多くの教職員や学生が不正行為の発生を監視し続けることは歓迎しますが、恥ずべき点のないスポーツ精神を持つ選手たちに対しては最低限のリスペクトをお願いしたいと考えています。

学生事務法庭 裁判官 アイリーナ
折り紙大学学生法廷はすべての判決に対して最終的な解釈権を有します

学内掲示板

折り紙大学の学内掲示板。学生たちはここにさまざまな情報を掲示するのが好きなようだ。

学内掲示板
【落としもの】
最近、遺失物保管所に移された新たな落とし物は以下の通りです。

落とし物1:バナーネモンキーの絵が描かれた財布。中には学生証、現金、そしてメモが1枚入っています。メモの内容は、「アカウント■■■■■、パスワード■■■■■■■■■■■■」。

落とし物2:楽譜がたくさん入ったファイル。裏面には「音楽史論文の構想」と書かれています。

落とし物3:電子管ギターアンプ。キャビネットとヘッドがあり、ヘッド部分には修正液で「エルフィー」(はっきりせず)と書かれています。

落とし物4:厚いスケッチブック。中はすべて手描きの『銀河忍法帖』のマンガ。扉ページには判別不可能なアートサインと「絶版コレクション」という手書きのスローガンが書かれています。

落とし物を拾われた方は、遺失物保管所に届けてください。お礼として大きなスマイルバッジを1つ差し上げます。
落とし物は適切に保管いたします。持ち主の方は、受け取りでトラブルにならないように、必ず個人を識別できる身分証か資料を持ってお越しください。

【部活情報】
演劇部新メンバー募集!
舞台の上での1分、舞台裏での10年の努力。今年度の大作の重要な脇役を公開募集しています。舞台の上でスターの夢を叶えましょう!
新メンバー募集期間:本年度通年!
面接場所:部活動センター(折り紙ポータルで事前に申し込みフォームをダウンロードし、面接の招待を受け取ったら指定の時間にお越しください)
ハーモニー学部交響楽団からのお知らせ
学部が試験月に入ったため、楽団メンバーのスケジュールが忙しくなり、本年度最後のチャリティーコンサートは一時延期となります。
具体的な日程は未定ですので、折り紙ポータルでのお知らせをご確認ください。ファンの皆様のご理解とご支援に感謝申し上げます。
【キャンパスライフ】
1. ハーモニー学部の先輩からの「温かいアドバイス」
■■■、あなたたちと同じ寮になるなんてツイてないわ!また残飯をシンクに流し込んでみたら?ゴミは捨てないし、調味料の蓋も閉めないし、皿もシンクに積み上げて臭くなってる!毎回料理しても片付けないし、社会生活の道徳ってものはないの!?寮の舎監と私は監視カメラをすべてチェックしているから。やれるものなら料理しないことね!もし誰がやったか特定できたら、厳しく処罰するから!!!!
2. 学部新入生グループ一覧
ウェルス学部新入生グループ:■■■■■■■■
ハーモニー学部新入生グループ:■■■■■■■■■■
ドリームメイク学部新入生グループ1:■■■■■■■■
ドリームメイク学部新入生グループ2:■■■■■■■■■■■■
(注:上記のグループチャットは学部公式のグループチャットではなく、学生が自主的に組織したものであり、グループ内の発言は折り紙大学の意見を代表するものではありません。情報の真偽に注意してください)
【フリマ】
最新:
1. (ほぼ新品)ハーモニー学部学生個人用ブルーバイオリン
定価2万ルーサン幣。購入後授業で数回使用したのみ。現在価格8000ルーサン幣。ほぼ新品で若干の使用感あり。購入者には楽譜もプレゼント。
連絡先:■■■■■■■■■■

2. 残念ながら手放すことになったバナーネモンキーのぬいぐるみセット
バナーネモンキーの5種類の異なるポーズのぬいぐるみ。絶対にレア。これまで手放せなかったのですが、今は経済的に追い詰められているため、断腸の思いで手放さざるを得ません。定価10万ルーサン幣。今ならたったの500ルーサン幣、即決価格。大学内で手渡し!
連絡先:■■■■

3. ロビンのサイン入り写真(成約済み)
急ぎでロビンのサイン入りカードを出品。現物は新品同様、大学内で手渡し。
オレンジレコードのアルバムを購入したときに当選したもので、公式サイトで購入しており、購入時のスクリーンショットもあります。必要な場合はDMにて連絡ください。
残金の支払いができないため、急ぎで売却します。たったの49999ルーサン幣。
連絡先:■■■■■■■
更新:売却済み

折り紙大学の部活動のビラ

折り紙大学の部活動に関する情報が印刷されている、やや粗雑な印刷物。部活動の資金力を考えると、それも仕方ないのかもしれない。

折り紙大学の部活動のビラ
【部活動のスケジュール】

ドリームメイクデザイン協会
「夢境構築」ワークショップ
日時:5日ごとに1回開催。7時限目から
場所:工学棟憶質実験室
内容:専門の教授が指導し、協会の中心メンバーが現実の要素と夢境の概念を融合させ、独創的なデザインを創り出す
特記事項:ワークショップの成果物は完成の有無にかかわらず、活動終了後すぐに持ち帰ってください。さもないと、終了後にまとめて廃棄されます。
ボーダーボランティア協会
「ドリームボーダー」ボランティアプロジェクト
集合時間:本年度第2学期の1時限目
集合場所:学部事務棟の事務室
行程:ドリームボーダーへ行き、インターンのドリームメーカーが工事環境に慣れる手助けをします
申し込み方法:ドリームメイク学部の事務職員から申込書一式をもらい、事実に即して記入してください。
ドリームメイク学部教務課
テーマ講演「記憶域ミームとピノコニーの美学変遷史」
日時:10時限目
場所:学部講堂
講師:レイリー教授
特記事項:事前に教務システムで予約し、予約順に入場してください。
起業パイオニアサークル
「ゼロから上場まで」起業トレーニングキャンプ
日時:本年度第2学期の全期間
場所折り紙掲示板内ウェルス学部セクターのトップに掲載
内容:ルーサン家幹部を講師として招き、受講者がゼロから起業の過程を模擬体験します
参加費用:50ルーサン幣
申し込み方法:ウェルス学部学生自治会事務室で申し込んでください。
投資クラブ
「模擬契約大会」
時間:毎月1回
参加方法:ウェルス学部の模擬取引プラットフォームを使用して契約取引を行います
報酬:優勝者はスラーダ社でインターンシップに参加できます
補足事項:参加者が使用するアカウントは模擬アカウントであり、いかなる現地通貨の取引にも関係しておらず、学習にのみ使用されます。他の目的での使用は禁止されています。
ウェルス学部教務課
「オーディ杯」ビジネスケース分析大会
予選日時:来週
場所:オンライン
予選突破報酬:オーディ・アルファルファ氏との昼食会に参加可能
申し込み締め切り:今週末
ロビンファンクラブ
ファンジョギングデー
日時:11時限目から
場所:グラウンド
チケット:無料(ロビンさんのファンに限ります。参加前に折り紙掲示板でファン資格の確認が必要です)
映画鑑賞部
「忍道の芸術」――『銀河忍法帖』鑑賞体験共有会
日時:来週7時限目
場所:講堂
内容:講堂でMr.レックの最新作『銀河忍法帖』を無料で鑑賞し、鑑賞後にディスカッションを行います(Mr.レックの許可を取得済み)。
演劇部
今年度の大作『夢醒めし時』キャスティング
日時:明日、11時限目から13時限目
場所:練習室
あらすじ:夢と現実の狭間で葛藤する青年の物語
監督からのメッセージ:演技が好きな学生なら誰でも歓迎、経験の有無は問いません。
コメディ部
楽しい現場――毎週即興喜劇の日
日時:5日後、12時限目から
場所:学生活動センター大ホール
内容:スタンダップコメディ、即興コント、観客との交流など
特記事項:今回の公演終了後、過去の優れたコメディ公演を録画した夢の泡を販売します
チケット:15ルーサン幣(学生証提示で1割引)

……

【前回の部活ニュースレビュー】
1. コメディ部「ハッピー劇場」再開
先週、コメディ部は「ハッピー劇場」を再開し、劇場内で即興喜劇の特別公演を行いました。これは一連の波乱を経た後の初めての公開公演となりました。今回の公演は従来とは異なり、過剰な広告がなくなり、素朴で誠実なパフォーマンスによって観客から大きな喝采を浴びました。ある観客は、「真の喜びは美化する必要なんてない。コメディの魅力は心に直接響くことにあるのだから」と話していましたが、まさにその通りです。

2. 投資クラブの模擬フォロートレード大会終了。5名で高額賞金を分配
投資クラブが最近開催した模擬フォロートレード大会には、多くの学生が参加しました。参加者たちはチームを組み、ウェルス学部の模擬取引プラットフォームで積極的にプロジェクト取引に参加しました。その中で、利益率が1位になったチームは、大学と学外の審査員から高く評価され、圧倒的な投資回収率によって本トレード大会で優勝しました。優勝チームの5名のメンバーは全員ウェルス学部の学生で、彼らは300,000ルーサン幣もの賞金を山分けするそうです。

……

「バナーネモンキー」ミームウイルス事故報告書

バナーネモンキーの事件に関するハウンド家の調査報告書。事件の詳細と責任の所在が記録されている。

「バナーネモンキー」ミームウイルス事故報告書

※警告:本ファイルはピノコニー内部の重要機密であり、無断で回覧した場合、責任を負いかねます。

1. 事故の背景
琥珀暦2158紀1年目第2四半期期間中、「バナーネモンキー」というミームウイルスが画像、音声、映像などの媒体を通して夢の中にて大量に拡散され、それによる影響はわずか1週間で夢境全域に広がった。また、ネットワークプラットフォームでのコンテンツ拡散を人為的手段で制限することで、スターピースカンパニーの情報監視を回避した。

感染した一部の患者は、次第に幻聴、妄想、言語障害などの症状を呈し、重症患者の一部は自己認識が「バナーネモンキー」に変わり、現実の精神状態も影響されている。

その間、担当看護師は感情調節や記憶除去などの手段で患者を治療したが、病因を「ジョークが行き過ぎたせいで精神に異常をきたした」という認識失調としてしか記録しておらず、潜在的なリスクについて報告を行わなかった。

2. 事故発生経緯
ピノコニーの折り紙大学は太陽の刻にて「彩の夢学園祭」を開催し、全教員が学術セミナーのために「サンライトパーク」に赴いたため、アイリス家が提供する特別なスウィート・ドリーム劇団が授業および学内の管理を一時的に引き継いだ。

スウィート・ドリーム劇団も認知能力を持つミーム生命体であるため、ミームウイルスの影響を受けてしまい、授業を通じてミームウイルスを拡散攻撃し始め、多くの学生を深刻なレベルまで感染させた。ウイルスに感染し、モンキーになった学生はすぐに大学から姿を消した。彼らは被疑者によって他の夢境に転送されたと思われる。

事故が発生してから1日が経過した頃、学園祭に参加していた「ナナシビト」と不法侵入した「巡海レンジャー」が介入した。彼らはミームウイルスのミームコアを破壊し、失踪した学生を大学に送り返した。しかし、関係者はこれ以上の情報提供を拒否し、事故の被疑者が「原始博士」に関連する犯罪研究組織「源究の森」のメンバーであるということしかわかっていない。

ハウンド家が最近逮捕した密航者の供述によれば、彼らの艦隊はアスデナ星系の辺境で「宇宙に漂うとてつもなく巨大なバナナ」に遭遇したそうである。憶質アレルギーによる幻覚でない限り、事故の被疑者(サル)の艦船である可能性が高い。

事故発生期間中、学内外にいるハウンドの警備員は一切情報を提供できておらず、事故後も彼らの記憶から関連情報を見つけることができなかった。また、学生もウイルス感染後の記憶を失っていた。このような記憶喪失現象は現在、ミームウイルスとは無関係だと判断されており、具体的な原因はなおも調査中である。

3. 事故による損失
「ピノコニー公共事故経済損失統計基準」にもとづいて算出した結果、事故による直接的な経済損失は1194.3万ルーサン幣(信用ポイント)とされている。主にバナーネモンキー関連商品の業者への補償およびミームウイルスのその後の駆除作業に使われた。

4. 事故の原因
(1)主な原因:
大型犯罪組織「源究の森」がピノコニーを対象にミームウイルス「バナーネモンキー」を作成かつ投入を行なった。関連部門の担当者がリスクの識別および効果的な取り締まりを速やかに実施しなかったため、事故につながった。

(2)その他の原因:
①ハウンド家およびその配下のセキュリティ部門は、夢に入る者の認知層において適切なセキュリティシステムを確立できていないうえ、夢境に入る具体的な情報について細かく選別する技術も持ち合わせていなかった。

②アイリス家の看護スタッフ部門のメンバーはセキュリティ意識に欠けており、リスクを速やかに報告できていなかった。彼らが所属するスウィート・ドリーム劇団のシステムは被疑者に侵入されて制御不能となっており、セキュリティレベルが低かった。

③ピノコニーのファミリーがオーク家に委ねられた職権を速やかに割り当てを行わなかったため、一部の意思決定過程が柔軟性に欠け、リスクヘッジができていなかった。

④関連部門は、被疑者とミームウイルスの所在をいまだに突き止められておらず、夢境には監視の盲点があると思われる。

折り紙大学年鑑・24825号◆

内容募集中の折り紙大学年鑑。学生専用の個人ページが設けられている。
※ストーリーの選択肢によってバンド名、開拓者のコメントが変わる。

ページ:チポ

【基本情報】
氏名:チポ・オラオ・ラーオ
ニックネーム:キーボード・忍徒
所属学部:ウェルス学部
連絡先:■■■■■■■■
座右の銘:すぐに会えると思っていたので、その日はちゃんとお別れをしなかった。
活動経歴:
バンド「繚乱遊戯」のキーボーディストとして、音楽フェスのステージライブに参加

【他の学生からのメッセージ】
ダファンキーさん:
チポさん、あなたと一緒にバンドを組めて本当に楽しいです。これからも一緒に活動していけるといいですね。うん!

エルフィーさん:
あなたの情熱はいつもバンドに新しい活力をもたらしてくれるわ。私たちが疲れているときでも、あなたが皆を元気づけてくれるような感じがする。これからもその情熱を持ち続け、未来に向かって進んでいってね。

開拓者:
チポの演奏技術にはとても感動しましたが、それ以上に感銘を受けたのは、ウェルス学部の学生として、学部代表と戦う勇気を見せてくれたことです。たとえ将来、音楽関係の道に進まなかったとしても、あなたは何も恐れることなく前へ突き進んでいけるでしょう。

ページ:モンタナ

【基本情報】
氏名:モンタナ
ニックネーム:流行・忍徒、バナちゃん単推し(非推奨)、ホモ・ハビリス426(非推奨)
所属学部:ハーモニー学部
連絡先:■■■■■■■■
座右の銘:常にトレンドの最前線に立つべし!
活動経歴:
音楽フェスのバンドライブで、ステージの管理を担当。

【他の学生からのメッセージ】
ダファンキーさん:
とても情熱的で、ステージの仕事に真剣に取り組む学生です!これからも一緒に活動できる機会があるといいですね!

エルフィーさん:
いつも「繚乱」を支えてくれてありがとう。私たちのライブを楽しんでもらえるとうれしいわ!

チポさん:
オホン。この場を借りて改めて発表するけど――バンドは解散しないよ。秘書さんにはこれからも僕たちの活動に参加してもらいたいな。

開拓者:
モンタナ、音楽フェスであなたが見せてくれた調整力の高さや情熱には感銘を受けました。特に協調性や対人関係で上手く立ち回っているところが素晴らしかったです。その力は今後の学業や仕事できっともっと輝くことでしょう。

ページ:エルフィー

【基本情報】
氏名:エルフィー
ニックネーム:ギター・忍徒
所属学部:ハーモニー学部
連絡先:■■■■■■■■
座右の銘:だからこそ、私も「自分の忍道」を貫かないと。
活動経歴:
バンド「繚乱遊戯」のギタリストとして、音楽フェスのステージライブに参加

【他の学生からのメッセージ】
チポさん:
もう、そんなにかしこまらないでよ。時間があったら僕が主催するパーティーに参加してね。創作のインスピレーションを見つけるためだと思って。他の音楽好きと触れ合うのも悪くないよ!

ダファンキーさん:
夢を追いかける道で輝き続け、本当に愛する音楽を創作してください。あなたたちと過ごした時間は、いつまでも私の最も大切な思い出となるでしょう。

開拓者:
最初の頑なな態度から、次第にバンドの一員として成長していった姿には驚かされました。音楽に対する情熱とこだわりが、エルフィーをもっと大きな舞台へと導いてくれるでしょう。自分の信念を貫き、音楽という大海原で無限の可能性を追求してください。

ページ:ダファンキー

【基本情報】
氏名:ダファンキー
ニックネーム:ベース・忍徒
所属学部:ドリームメイク学部
連絡先:■■■■■■■■
座右の銘:すべての瞬間を積み重ねれば、夢はもう遠い存在ではなくなる。
活動経歴:
バンド「繚乱遊戯」のベーシストとして、音楽フェスのステージライブに参加

【他の学生からのメッセージ】
チポさん:
ダファンキー!君は僕たちのバンドの重要なメンバーで、一番存在感のあるベーシストだよ!音楽を続けるつもりだと聞いたけど、君が続けられることを願っているよ。何か助けが必要なら、いつでも声をかけてね!ファイト!

エルフィーさん:
あなたは自分が思っている以上に勇敢だよ。これからもたくさん挫折するかもしれないけど、音楽の夢をあきらめないでね。あなたならきっと素晴らしいミュージシャンになると信じているから。いつかライブであなたの演奏が見られるのを楽しみにしているよ!頑張って!

開拓者:
ダファンキーの成長は本当に嬉しく思います。情熱を追い続ける勇気さえあれば、誰でも変われるのだということをダファンキーは証明してくれました。たとえこの先の道が険しくても、自分と未来が無限の可能性に満ちていると信じて突き進んでいってください。幸運を祈ります。

ページ:富貴

ページ:富貴
【基本情報】
氏名:富貴
ニックネーム:黄金バナ屋
所属学部:ウェルス学部
連絡先:■■■■■■■■
座右の銘:適切な場所に身を置くべし。
活動経歴:
折り紙大学模型部の部長。ビジネスの経験が豊富。

【他の学生からのメッセージ】
チポさん:
同窓のよしみで少し割引してもらえない?アハハハ、次のパーティーには参加してよね。

チャドさん:
彼の話は聞かなくていいから、こっちのパーティーに来てよ!

開拓者:
学業の道では困難に直面することもあったかもしれませんが、働きながら勉学を続ける富貴は、常に家族の負担を減らそうと努力してます。その粘り強さを持ち続け、未来に向かって勇敢に前進し、自分の夢を叶えてください。

ページ:チャリカ

【基本情報】
氏名:チャリカ
ニックネーム:スイーツ・忍徒
所属学部:ドリームメイク学部
連絡先:■■■■■■■■
座右の銘:甘いものは心を癒す魔法!
活動経歴:
折り紙大学ススイーツ部の部長。

【他の学生からのメッセージ】
ダファンキーさん:
あなたの作ったスイーツが大好きです。特にあの香ばしくてサクサクしたパイは最高です…バナナが入っていなければもっとよかったのですが。

ハルさん:
チャリティーへの支援ありがとう!ケーキのギフトを受け取った子どもたちはとても喜んでいたよ!

開拓者:
人にはそれぞれ自分だけの道がありますが、チャリカはすでにスイーツ作りという道でその才能を発揮しています。未来がどうであれ、自分の選択を信じて、夢を抱いて大きな一歩を踏み出せば、必ず自分だけの光を放つことができるはずです。

ページ:カーボナ

【基本情報】
氏名:カーボナ
ニックネーム:バナ花ちゃん
所属学部:ハーモニー学部
連絡先:■■■■■■■■
座右の銘:ゆっくりでいい。必ず成功するから!
活動経歴:
折り紙大学演劇部の部長。Mr.レックの新作に出演した。

【他の学生からのメッセージ】
エルフィーさん:
あなたは演技の才能に恵まれているわ。余計なことを考えず、自分の夢を追いかけることに集中して。

モンタナさん:
大スターになる前にサインをちょうだい!お願い!!

開拓者:
真の役者は、才能だけでなく、それ以上に粘り強い忍耐力も必要です。これからも努力を続けながら新しい作品で花を咲かせ、役者のキャリアにしっかりとした基盤を築き、そして大きなスクリーンで自分の居場所を見つけてください。カーボナの前途が輝かしいものになるよう祈ってます。

道に背く者からの手紙

「調和」の道に背く者から届いた決別状。囚人たちが掟を通じて起こした暴動について書かれている。

道に背く者からの手紙

ゴフェルさんへ

これからお話しするのは、「和音劇場」衆唱のコンスタンティナの終わりのないアリアにおける、ある空白の一拍のことです。

当時、アナタは迷走する者たちに庇護の陰を差し伸べましたが、彼らは調和の賛美を不協和音で置き換えようとし、救いの主に対する暴動を起こすことも厭いませんでした。苦難を経て、ワタシたちはようやく最後にその雑音を浄化することができましたが、アナタは肉体を失い、本家に罪を着せられ、ワタシもあの大火で多くのものを失いました。ワタシはアナタに別れを告げ、デウムの聖跡を巡礼する旅に出ましたが、あの反逆者たちの最期を目の当たりにすることになるとは思いませんでした。

他の罪人たちと同じように、彼らは本家の調律によって肉体を奪われ、欲望を失った悲願、主張を失った内容、確信を失った信仰と成り果てていました。彼らの最も純粋な思考は、分割、解体され、幾節の詠歌、諸編の箴言、数条の律令となりました――それらはデウムの壮大なる「初めの掟」に加えられ、叙唱の中に織り込まれ、無限の倍音の中に包み込まれていました。

道中で偶然「和音劇場」の跡を目にしました。星々が移ろい、万籟が共奏し、数多の想いがコンスタンティナのアリアとともに喜びの舞を踊っていました。しかし、傀儡と成り果てた彼らでさえ、残りの人生を調和の歌に捧げようとはしませんでした。彼らは残された意識で最後の反乱を起こしました――「自由」という名の「掟」が、同じ拍子で一歩を踏み出していたのです。たった一歩に過ぎませんでしたが、古より賛歌の中で受教されていた数多の囚人たちの意志が重なり合ったそれは、楽章に一瞬の不協和音をもたらしました。認めざるを得ません…その一瞬の不協和音がワタシに与えた感動は、群星の歌声がもたらしたものよりも、ずっと深いものでした。

しかし、それはほんの一瞬のことでした。弦楽が不協和音を覆い隠し、掟とその主たちが残した意志も一瞬のうちに消されてしまいました。彼らは夢に見ていた解放を手に入れ、賛歌には永遠の空白が刻まれることとなりました。

そしてそれこそが、ワタシたちの歩む運命の欠落なのかもしれません。

ファミリーは宇宙の調和という楽園に溺れ、いばらが足を刺し貫いても、痛みに震えながら自分たちの大いなる愛に感動し、涙を流すばかりでした。全ての信念が「初めの掟」に受け入れられるのなら、正しい音として認められたこれらの雑音が、彼らの予想をはるかに超えた影響をもたらすかもしれません。

この度はお別れを言いに参りました。ピノコニーを離れる時、すでにお別れを交わしましたが、その時はまだ、同じ調和の運命の道で再び出会えると思っていたのです。

アナタのご指導には、今でも感謝しています。ですが、今のワタシは、もうアナタと同じ道を歩めるとは思えないのです。

星核への賛歌

星核の恩寵を願う賛歌。各段落は異なる時期に書かれたようだ。

星核への賛歌
※「恵み」への賛歌※

星を剥ぎ取り、核を溶かし込み、全ての国々は召される。
ミサの創造により、三相の聖霊は運命を定むる。
恵み雨を降らせよ、方法は一つである。
運命の種は実を結び、友も兄弟も肩を並べる。
宇宙の諸界、万の言葉を一斉に唱え、
千の曲の歌を昇華し、福音を奏でよう!

……

※「楽園」への賛歌※

星核が輝き、万の従者がその光の庇護を受けた。
彼らは荒野を楽園に変え、貧しき者を満たし、飢えた者に美酒を与えた。
降臨した星核の、その光のなんと眩いことか!
罪の地に聖なる法を立てよう、義なる者にはメーレを、悪しき者には教えを。
降臨した星核の、その光のなんと呟いことか!
夜闇を払い昼間をもたらし、眠る者は覚めることのない美しき夢と際限の無い歓びを得るだろう!

……

※「煉獄」への賛歌※

虫が巣食う螺旋の地に、彼を投げ入れよう。
災いの大地は再生を待ち、喜びも悲しみも業火によって浄化されよう。
幾千万の口が食う深淵に、彼を落とそう。
義の約束が再び立ち、粘液を飲み込んだ後、新生を迎えるだろう。

……

『蝗害中の世界:秩序の再構築』シリーズパンフレット

折り紙大学が編集したシリーズ本のパンフレット。蝗害に遭った世の中の様々な出来事が記録されている。

『蝗害中の世界:秩序の再構築』シリーズパンフレット
「折り紙大学ハーモニー学部の学部長、首席研究員が共に推薦!」
「人生で一度は読むべき本10選入り!」
「面白い文章スタイルで書かれ、寝る前の読み物として最適!」
――※個人名義で案件を請け負うことで悪名高い博識学会の研究員※」

序文
虫の潮は大ラポール星から湧き上がり、掠めただけで数多の星々を廃墟が残るのみにしていった。宇宙にとって、十数琥珀紀も刹那の一瞬にすぎない。だが、宇宙のただ一度の震えには、幾千万年もの準備が要される。そのたびに「運命」は生まれ、覆され、栄枯盛衰を繰り返し、新たなる盤上を待つことになる。
本シリーズ書は、蝗害において「秩序」に関わる発端的な数件の事件を集め、以下のような可能性を論じようとする――すなわち、「秩序」は荒れ狂う蝗害の中にあっても衰退することなく、無数の星々は虫たちの影に脅かされ、一つの意志に融合した生への渇望がそれをさらに遠い運命へと歩ませた。
では、エナの滅亡とは、衰弱の果てに枯れ果てたものなのか。あるいは頂点に至り、道を踏み外した反動による自壊なのか。その答えは、おそらく本シリーズ書を読んだ読者自身に委ねられるであろう。

『ニコル-C4考古学報告』
著者:ガンソト考古隊
出版社:博識学会第32出版社
琥珀紀1932年、長い間漂流していた惑星がガンソト星に捕獲された。翌日、カンパニーからの特別な支援金が届き、武装考古学派がすぐさまその管理を引き継いだ。見物するナナシビトを追い払い、機を窺う宇宙盗掘者を数名射殺した後、彼らは驚くべき調査結果を出したのだ軌道上で崩壊寸前のこの惑星こそ、はるか昔に星図から姿を消したニコル-C4であると。この惑星は数百琥珀紀前、ウロボロスの歯の間から奇跡的な生還を果たしたのだった。
無秩序と閉鎖性は、かつてニコル族を象徴するものだった。彼らは香辛料の独占貿易で生計を立て、建創者たちからの和平の申し出を幾度となく拒否してきた。本書は、ニコル人がスウォームの襲来に直面した際、洞窟から這い出て、わずか40年で伝統を捨て、秩序を確立し、離散した部族を同盟として結び付け、スウォームに対抗する壁を築き、古獣との死闘に挑むまでの物語を語る。ニコル人は最後まで滅びの運命から逃れることはなかったが、彼らが信じた箴言は岩壁に刻まれ、私たちの時代まで伝えられた。「全ては、生きるために……」

『其は言った、われらはすべてを均等に分かつ』
著者:匿名
出版社:ナイトメア児童文学出版社
絶え間なく内へと崩れ落ちていく弦…まるでドーナツのようだ。スウォームが散り、食べものはすべて食べ尽くされ、使えるものはすべて使い果たされた。熱は流れなくなり、スティ人は何もない都市に見捨てられ、熱死の孤島に取り残される。フロンで駆動する冷却機、百貨店の前にあった木陰、冷凍食品の色とりどりのパッケージを、ただ空しく思い出すばかり。その時、其は天へと伸びるアスファルトの陽炎の中に姿を現した……まるでドーナツのように。
其は言った、「まだその時ではない」と。
こうして、彼らは都市を焼き尽くした。人々は秩序正しく歩み、示し合わせたように建物一つひとつに火を放つ。黒い塵が降り積もり、すべてを同じ色に染め上げた。
其は言った、「まだその時ではない」と。
それゆえ彼らは自らを焼いた。野火は炭鉱の坑道を伝い沈み、泥炭は岩盤の奥で燻り続ける。都市はマントルへと沈み込み、彼らは肌が胸の奥へと押し潰されていくのを感じた……
其は言った、「まだその時ではない」と。
蝗害が去ってから数琥珀紀が過ぎた後、建創者たちはブルドーザーのように重厚な艦船の巨大なシャベルでこの宙域を掃除した。かつてスティ星のあった座標では、一つのブラックホールが縮小し続けていた。冷徹に、静かに、胸の奥底で脈を打っているように。

『最後に笑う者:ジョーク理論考古学』
著者:赤鼻の老人
出版:虚構歴史プロジェクト財団
十人の愚者たちが星々の間の漂流地――フランボルハン星のラグランジュ点L2に辿り着いた。ここでは宇宙船やスウォーム、そして遭難者たちの残骸が闇の中に沈殿している。愚者たちは一滴の涙を手に取り、その薄暗い光から知ることとなった。伶人のゴンドラがここに停泊し、この墓場に涙を流したものの、今は遠くに旅立っていたことを。
愚者たちが仮面を失った喪失感から立ち直る間もなく、スウォームが襲来した。スウォームは船室に残されたわずかな酸素と有機物の匂いを嗅ぎつけ、休むことなくドアに体当たりを繰り返した。飢えに苦しむ中、愚者たちはついに1つのルールを定めることとなった。毎晩1つのジョークを語り、最も面白くないジョークを話をした者が脱落する。もちろん、これは笑い事ではなかった。
10日後、ただ一人の幸運な者だけが、去っていくスウォームの姿を目にした。最後の相手が彼のジョークを聞いて思わず笑ってしまい、そのおかげで彼は9つの表情の異なる顔が重なった仮面を手に入れ、ジョークに関する最初の理論も手に入れることとなった。この無名の墓場での十夜を経て、「愉悦」は初めて「秩序」に染まった。そして解釈、議論と嗚咽の中で生まれた理論は、娯楽の技法を句読点に至るまで規定することとなった。その第1条は今日まで続いている――ジョークは決して説明してはならない。

「誤字、破損、ページの欠落がある場合は出版社にご連絡ください。」
「皆様のご注文、心からお待ちしております!」

「夢の主」からの返信

夢の主がかつて世話をしていた兄妹に宛てた返信。記憶域から湧き上がる一束の追憶。

「夢の主」からの返信
※原始の記憶域の混沌からから湧き上がる一束の追憶、インクが乾く前の一瞬に留まっている。※

……

ロビンへ:
前回の手紙が届いてから、もう1か月以上が経っていた。再び遠くから弦の音を聞けるようになって、とても嬉しく思う。
君が手紙で言及した近況については、すでにスターピースラジオで耳にした。たった一度の失敗に気を落としてはならない。なぜなら、あの巨大な恐竜の羽根が星々を見下ろす冠を飾っている限り、モーリレンスの先住民と密猟者との間にある憎しみは、どれほど調停しても消えないからだ。
ピノコニーはすべてが順調だ。スウィート・ドリームの中で眠るその呼吸は、相変わらず穏やかで安らかに感じる。だから、心配する必要はない。
次の行き先がカスビリンアート-Ⅷだと聞いた。本当なら、君のハーモニーを広める旅に口を挟むべきではないだろう。また、ファミリーの支援を受けたくないという気持ちも理解している。しかし今回はこれまでとは違う。対立する両者は長年にわたり深い確執を抱えていて、周囲の勢力も彼らが潰し合うのを望んでいる。なので、もし何かあったときは、必ず現地のファミリーの信者たちを頼ってほしい。

……

サンデーへ:
「調和セレモニー」の提案が当主会議で反対されたことについて、オーディ・アルファルファのことなら、君もよくわかっているだろう。ルーサン家は結局のところ、これを機に大金を稼ぎたいだけだ。星間サービス見本市にでもされない限り、好きにやらせておけばいいだろう。
ハウンド家は人手不足を訴えているが、それは勢力拡大の口実に過ぎない。カタルス家が会場にあれこれ文句をつけているのも、封印された原始の記憶域を狙っているだけだ。
譲歩と引き換えに支持を得ることもできるが、その度合いは、自分で判断するといい。今や君こそがオーク家の当主なのだ、いつかは自分で決断を下さなければならない時が来る。私もその日が来るのを楽しみにしているよ。
なので、何事においても私の意見を伺う必要はない。今回の件に限らず、すべてにおいて同じことが言えよう

……

ロビンへ:
調和の小鳥よ、君のカスビリンアート-Ⅷでの布教がうまくいっていないことは聞いた。
君は公演の名目で市民の物資を護送しようとしたが、検問で何度も止められていた。そして君は廃墟と化した学校で、子供たちのために天外の世界の歌を歌ったが、数日後、砲火を浴びた学校は廃墟すら残らなかった。
君は私にこう聞いた。調和の賛歌は美しさ、歓びと清らかさを歌うもの。ならば、弱者の苦しみや泣き声は、いかに他人に聞かせられるのだろうか?
ロビンよ、私から教えられるのはただ一つ――大地の道が尽きたのなら、鳥は空へとその足跡を残さなければならない。

出せなかった時祷書

夢の主が昔の友人のために書いた時祷書。

出せなかった時祷書
人々を巻き込むのが得意なのは、決してあなただけではない、古き友よ。
楽園は夜に誕生し、私の手により、超越して永遠となる。
私たちは相変わらず違う道を歩んでいる。再会した時、きっとまたあなたに叱られるだろう。
しかし、ミハイルよ……
私も、あなたの時計を、直したいのだ。

いつ、誰かが書いたものかはわからない。一度も送ったことがなく、これから送る機会もない。

『ブラックフレイムライダー・ライジング』プレミアインタビュー

スーパーヒーロー映画『ブラックフレイムライダー・ライジング』のプレミアショーでのインタビュー記録。

『ブラックフレイムライダー・ライジング』プレミアインタビュー

ウーマ:ピノコニーテレビ局特別番組「グッド・ムービー・コンパス」からお送りします。ロビンさん絶賛、グラモスの鉄騎がピノコニーをスウォームから守った歴史を描いた大作『ブラックフレイムライダー・ライジング』がついに公開されました。
ウーマ:只今、わたくしはクラークフィルムランドの前に来ております。ご覧の通り、観客の皆様が続々と出てきています。それでは、皆様の感想を聞いて参りましょう!

「映画好きの観客」
はぁ?壊滅?そんなの知るか!俺はただの観光客、今日はたまたま映画を観に来ただけだ。
――おっと、グラモスの鉄騎のことかい?映画の冒頭で鉄騎が虫の潮と戦うシーンは確かに壮絶だったな。あの主人公、そう、鉄の鎧を着た奴。ピノコニーに流れ着いた後、繁殖の跡を見つけて、現地の人たちを助けてまた蝗害と戦おうとするなんて…いや、実に感動的だったよ。え?オレ?違う違う、俺はここの人間じゃないから。さっきも言っただろ、ただの観光客なんだって。

「ロビンのファン」
ロビンさんの主題歌目当てに来ました!この前、ロビンさんの路上ライブに行ったんですが、彼女がこの映画を強くおすすめしてくれたんです。「歴史を映画化すると多少のフィクションが混ざってしまうかもしれないけど、まずは記憶に留めることから始め、それから理解を深めていけば、いつか自分で真実を探し出そうと思えるようになる」…彼女はこう言っていました。
確かに、この映画がなかったら、ピノコニーにこんな歴史があったなんて、全然知らなかったです!

「プロの評論家」
この映像は、蝗害の時期にピノコニーに迷い込んだグラモスの鉄騎AR-214に焦点を当てていますね。彼女はロストエントロピー症候群がもたらす苦痛に直面しながら、アスデナを助ける中で存在意義を見出し、真の意味で自分の名前を手に入れました。最後のシーンで、彼女が装甲を脱ぎ、本当の少女のようにピノコニーの人々の中へ歩み出す時、その振り返りの笑顔は、とても心に響きます。
この映画が史実に則っているかどうかは疑わしいのですが…おそらくは制作者のささやかな願いが込められているのでしょう。歴史は重すぎて、真実を垣間見ることすら難しいものです。ですが、せめて物語の中では、あの少女に最も優しい結末を与えたかったのかもしれません……

「感性的な観客」
うっ…うぅ…マスクを外したシーンで初めて気づいたのよ…彼女はただの優しい女の子だったって…ピノコニーの人々に誤解された時、彼女は逃げ出すことができたのに、蝗害を引き起こした汚名を黙って背負い、ピノコニーを救うことを選んだ…最後に真実が明らかになって本当に良かった…うぅ…監督さん、この涙は全部あなたのせいよ……

「極めて厳密な考察マニア」
これは本気で作られた作品だ。撮影チームは細部の再現に非常に力を入れている。例えば、グラモスの鉄騎AR-214が蝗害を引き起こしたと多くの人が思い込んでおり、多くの映像作品や史書の記録にもそのような誤謬があるが、この映画は詳細な史実考証に基づいて虫潮の真の起源を描いている。また、小道具の緻密さは、まるで道具チームが本物のグラモスの機甲を見たのではないかと思わせるほどだ……
作品に込められた敬意と労力、そして心血は、きっと観客にも伝わるものだと思う。

ウーマ:はい、それでは、観客へのインタビューはここまでとさせていただきます!
ウーマ:『ブラックフレイムライダー・ライジング』のプロデューサーとして、Mr.レックは「副監督」にもプレミアショーへの参加を依頼しました。「副監督」さん、最初にロビンさんがオーク家を代表して協力を申し出た時、驚かれましたか?彼女がグラモスの鉄騎という題材にこだわった理由について、どのようにお考えですか?また、撮影中に特に印象に残ったことはありますか?

「副監督」
ケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロ、ケロ。ケロケロ。

ウーマ:「副監督」の素晴らしいお話、誠にありがとうございます!